JP5068708B2 - 逆流防止弁およびその設置方法 - Google Patents

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Description

この発明は、逆流防止弁およびその設置方法に関し、特にたとえば、立ち上がり管部を有する枡に用いられ、当該枡内において流入口への排水の逆流を防止する、逆流防止弁およびその設置方法に関する。
従来、排水および排水による悪臭の宅内への侵入を防止するために、枡内の底部に逆流防止弁を設けて、当該枡内における流出側から流入側への排水の逆流を防止する技術が公知である。
たとえば、特許文献1には、公共枡の流入側接続口に設置される逆流防止装置(逆流防止弁)が開示されている。逆流防止装置は、その被支持部に接続された支持棒によって、立ち上がり管(立ち上がり管部)の上端開口から公共枡内に収容される。そして、逆流防止装置の一端側が取り付け装置によって流入側接続口から流入側接続管に挿入接続され、これによって逆流防止装置が公共枡内に固定的に設置される。
また、特許文献2には、ますの下流管に設置される逆流防止弁が開示されている。逆流防止弁は、その支持体の筒部に固定された支持パイプによって、枡の立管部(立ち上がり管部)から下降させられて下流管内に配置される。そして、立管部の内周面に固定的に取り付けられるストッパと逆流防止弁とが接続され、これによって逆流防止弁が枡内に固定的に設置される。
特開2006−2835473号公報[E03F 7/04] 特開2008−101396号公報[E03F 5/10]
しかしながら、特許文献1の技術では、逆流防止装置を公共枡内に収容する作業を行った後で、さらに専用の取り付け装置を使用して逆流防止装置の一端側を流入側接続口から流入側接続管に挿入接続する作業を行わなければならず、その作業に手間と時間がかかる。
また、特許文献2の技術では、逆流防止弁を枡内に固定的に設置するためには、支持体の筒部を下流管に取り付けた後で、その持ち手をつかんで縮径状態としたストッパを下降させて、支持体の溝部に嵌合させなければならない。同様に、逆流防止弁をますの下流管から取り外すためには、持ち手をつかんで縮径状態としたストッパを支持体から引き抜いた後で、支持体の筒部を下流管から取り外さなければならない。このため、たとえば立管部の管長が長い場合には、当該立管部の上方開口からストッパを拡縮径させることが困難であり、ますに対してストッパひいては逆流防止弁を取り付けることができない。さらに、特許文献2の技術では、支持パイプによって逆流防止弁を下流管に配置する作業を行った後で、さらに逆流防止弁の溝部に上述したストッパを嵌合させる作業を行わなければならず、やはりその取り付け作業に手間と時間がかかる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、逆流防止弁およびその設置方法を提供することである。
この発明の他の目的は、施工性に優れる、逆流防止弁およびその設置方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、たとえ立ち上がり管部の管長が長い場合であっても、適切かつ容易に枡内に設置することができる、逆流防止弁およびその設置方法を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明などは、本発明の理解を助けるために後述する実施の形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、流入口に対向する開口を有し、その下端部が桝の底部に当接する弁座、弁座に設けられ、開口を開閉自在に塞ぐ弁体、立ち上がり管部の内面に当接して、立ち上がり管部の軸方向に対する弁座の向きを規制する当たり部、および弁座と一体的に形成され、弁座と当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部を備える、逆流防止弁である。
第1の発明では、逆流防止弁(10)は、立ち上がり管部(114)を有する枡(100)に用いられ、当該枡内において流入口(102)への排水の逆流を防止する。逆流防止弁は、弁座(12)を備え、この弁座の開口(14)が流入口に対向するように枡内に設置される。たとえば、弁座は、その下端部が枡の底部に当接する形状に形成され、弁座には、開口の内面側を開閉自在に塞ぐ弁体(24)が設けられる。また、弁座の上部には、当該弁座と当たり部(34)とを連結する連結部(32)が形成され、この連結部によって、弁座と当たり部との位置関係が固定的に保持される。当たり部は、逆流防止弁の枡への設置時に立ち上がり管部の内面に当接する部位であり、当該立ち上がり管部の軸方向に対する弁座の向きを規制する。
第1の発明によれば、逆流防止弁を立ち上がり管部の上方開口に挿入して、その当たり部を立ち上がり管部の内面に一度当接させてしまえば、当該立ち上がり管部の軸方向に対する弁座の向きを固定的に保持した状態で、そのまま逆流防止弁を枡に設置することができる。したがって、逆流防止弁を下方向に押し込む時、またはその後で逆流防止弁の立ち上がり管部の軸方向に対する向きを調整する必要がなく、施工性に優れる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、立ち上がり管部の周方向に対する弁座の向きを調整する回動手段をさらに備え、回動手段は、当たり部を立ち上がり管部の内面に当接させた状態で弁座を回動させることによって弁座の向きを調整する。
第2の発明では、逆流防止弁(10)は、立ち上がり管部(114)の周方向に対する弁座(12)の向きを調整する回動手段(36,38)を備えており、実施例では、逆流防止弁を周方向に回動させることによって、当該逆流防止弁の向きを調整して、弁座の開口(14)と枡(100)の流入口(102)とを対向させる。
第3の発明は、第1または2の発明に従属し、当たり部は、その少なくとも一方が弾性体からなる第1当たり部および第2当たり部を含み、第1当たり部は、弁座の上部に設けられ、第2当たり部は、第1当たり部からの反力を受ける位置に設けられ、第1当たり部および第2当たり部は、立ち上がり管部への逆流防止弁の挿入時に立ち上がり管部の内面に当接し、そのまま逆流防止弁が流入口に対向するように枡内に設置されるまで弁座の向きを規制する。
の発明は、立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、流入口に対向する開口を有し、その下端部が桝の底部に当接する弁座、弁座に設けられ、開口を開閉自在に塞ぐ弁体、立ち上がり管部の内面に当接して、立ち上がり管部の軸方向に対する弁座の向きを規制する当たり部、弁座と当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部、および立ち上がり管部の周方向に対する弁座の向きを調整する回動手段を備え、回動手段は、連結部に形成される装着部と当該装着部に装着する操作用部材とを含む、逆流防止弁である
の発明では、連結部(32)の上端開口縁に装着部(36)が形成され、この装着部に操作用部材(38)が装着される。このため、たとえ立ち上がり管部(114)の上方開口からでも、操作用部材を用いて逆流防止弁(10)を下方向に押し込む作業、および当該逆流防止弁を周方向に回動させる作業を行うことができる。
の発明によれば、たとえ立ち上がり管部の管長が長い場合であっても、当該立ち上
がり管部の上方開口から枡に逆流防止弁を容易かつ適切に設置することができる。
の発明は、立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、流入口に対向する開口を有し、その下端部が桝の底部に当接する弁座、弁座に設けられ、開口を開閉自在に塞ぐ弁体、立ち上がり管部の内面に当接して、立ち上がり管部の軸方向に対する弁座の向きを規制する当たり部、および立ち上がり管部の内面に沿う円筒状に形成され、弁座と当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部を備える、逆流防止弁である。
の発明では、連結部(32)は、立ち上がり管部(114)の内面に沿う円筒状に形成される。このため、視界を遮られることなく、立ち上がり管部の上方開口から枡(100)内の弁座(12)や弁体(24)などを目視点検することできる。
の発明によれば、逆流防止弁の維持管理を容易に行うことができる。
第6の発明は、立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、流入口に対向する開口を有し、その下端部が桝の底部に当接する弁座、弁座に設けられ、開口を開閉自在に塞ぐ弁体、弁座の上部に設けられる第1当たり部と第1当たり部からの反力を受ける位置に設けられる第2当たり部とを含み、立ち上がり管部の内面に当接して、立ち上がり管部の軸方向に対する弁座の向きを規制する当たり部、および弁座と当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部を備え、第1当たり部の外表面と第2当たり部の外表面とを通る円の直径が立ち上がり管部の内径より大きくなるように設定され、第1当たり部および第2当たり部の少なくともいずれか一方が弾性体によって形成されるとともに、その当たり部が立ち上がり管部の内面によって圧縮される、逆流防止弁である。
第6の発明では、第1当たり部(34a)の外表面と第2当たり部(34b)の外表面とを通る円の直径が立ち上がり管部(114)の内径よりも大きくなり、これによって逆流防止弁(10)の枡(100)への設置時には、弾性体からなる当たり部(34,34a)が立ち上がり管部の内面によって圧縮される。
第7の発明は、第の発明の逆流防止弁を枡内に設置する逆流防止弁の設置方法であって、(a)逆流防止弁を立ち上がり管部の上方開口から挿入するステップ、(b)操作用部材を用いて逆流防止弁を下方向に押し込み、弁座の下端部を枡の底面に当接させるステップ、および(c)操作用部材を用いて逆流防止弁を周方向に回動させ、弁座の開口と枡の流入口とを対向させるステップを含む、逆流防止弁の設置方法である。
第7の発明では、ステップ(a)では、逆流防止弁(10)を、立ち上がり管部(114)の上方開口から挿入する。ステップ(b)では、装着部(36)に装着した操作用部材(38)によって逆流防止弁(10)を下方向に押し込み、当該逆流防止弁の底面と枡(100)の底面とを当接させる。ステップ(c)では、装着部に装着した操作用部材によって逆流防止弁を周方向に回動させて、立ち上がり管部の周方向に対する逆流防止弁の弁座(12)の向きを調整し、この弁座の開口(14)と枡の流入口(102)とを対向させる。
この発明によれば、立ち上がり管部の軸方向に対する弁座の向きを固定的に保持した状態で逆流防止弁を枡に設置することができるため、施工性に優れる。
さらに、この発明によれば、立ち上がり管部の上方開口から逆流防止弁の向きを調整することができるため、たとえ立ち上がり管部の管長が長い場合であっても、適切かつ容易に逆流防止弁を枡に設置することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1および図2を参照して、この発明の一実施例である逆流防止弁10は、立ち上がり管部114を有する枡100に用いられ、当該枡100内において流入口102への排水の逆流を防止する。
ここで、図2に示すように、枡100は、流入口102、流出口104、および点検口106を有する合成樹脂製ストレート枡であり、市販品では、たとえば、本件出願人が製造販売しているST150−200(品番5409,クボタシーアイ下水道用総合カタログ No.C00−03参照)が用いられ得る。この枡100では、流入口102に流入管108が接続され、流出口104に流出管110が接続される。さらに、点検口106には、垂直上方向に延びる縦管112が接続され、枡100における立ち上がり管部114が構成される。ここで、この実施例における「立ち上がり管部114」とは、点検口106に接続された縦管112のみならず、枡100における上方への立ち上がり部分をも含む概念である。
図1―図5に示すように、逆流防止弁10は、弁座12を備えており、当該弁座12における開口14が流入口102に対向するように枡100内に設置される。
弁座12は、塩化ビニルなどの合成樹脂からなり、その外面が枡100の内面に沿って湾曲するとともに、その下端部が枡100の底面に当接する形状に形成される。
具体的には、弁座12は、サドル部16と管部18とを含み、サドル部16の内面側に管部18が一体的に形成または二次加工で形成される。サドル部16は、その外面が枡100の内面に沿って湾曲する形状を有しており、その下部には切欠20が設けられる。また、管部18は、少なくとも流入管108の内径と同径以上の外径を有する管であり、その管底の外面が枡100の底面に当接する。管部18は、その外側開口の一部がサドル部16の切欠20と接合するとともに、その内面が切欠20と連続し、弁座12における開口14として利用される。
弁座12の外面上には、弾性体からなる止水部材22が設けられる。止水部材22は、弁座12と流入口102との間の隙間を埋めて止水性を確保するために用いられ、たとえば、シリコンゴムやフッ素ゴムなどによって形成されるスポンジゴム(発泡ゴム)からなり、サドル部16の外面と管部18における管底の外面とに貼り付けられる。また、止水部材22は、弁座12の外面上から当該弁座12の上部に形成される連結部32の外面上まで延設されており、詳細は後述するが、止水部材22における連結部32の外面上に位置している部分が当たり部34(第1当たり部34a)として機能する。
また、弁座12には、開口14の内面側を開閉自在に塞ぐ弁体24が設けられる。
具体的には、管部18の外側開口の端面は、上部から下部に向かってサドル部16の内面側に傾斜しており、この傾斜端面26の上部にヒンジ28などで弁体24が取り付けられる。弁体24の大きさは傾斜端面26の内径より大きく、通常、弁体24は重力により斜め上側を向く傾斜端面26上に載って、管部18の傾斜端面26を塞ぐ。そして、管部18内から弁体24の内面が押されると弁体24は外側に開き、弁体24の外面が押されると弁体24は管部18の管壁に当たって傾斜端面26を塞ぐ。また、弁体24の内面には、ゴムパッキン30などが取り付けられる。
また、弁座12(サドル部16)の上部には、当該弁座12と当たり部34とを連結する連結部32が一体的に形成される。連結部32は、塩化ビニルなどの合成樹脂からなり、たとえば立ち上がり管部114の内面に沿う円筒状に形成されて、弁座12と当たり部34との位置関係を固定的に保持する。
連結部32の外面上には、逆流防止弁10の枡100への設置時に立ち上がり管部114の内面に当接する当たり部34が設けられる。当たり部34は、立ち上がり管114の軸方向に所定の長さを有する形状に形成され、これにより当該立ち上がり管部114の軸方向に対する弁座12の向きを規制する。この実施例では、2つの当たり部34(第1当たり部34a,第2当たり部34b)が連結部32の外面上に設けられ、上述したように、第1当たり部34aには、弁座12の上部に延設された止水部材22が利用される。また、第2当たり部34bは、塩化ビニルなどの合成樹脂によって縦長な長方形の板状に形成され、第1当たり部34aが形成されている位置の向かい側に設けられて、当該第1当たり部34aからの反力を受ける。また、当たり部34は、その第1当たり部34aの外表面と第2当たり部34bの外表面とを通る円の直径が立ち上がり管部114の内径よりも大きくなるように設けられており、逆流防止弁10の枡100への設置時に第1当たり部34aが立ち上がり管部114の内面によって圧縮される。
また、連結部32の上端開口縁には、直径方向において対峙する2点に切り欠きが形成され、それらの切り欠きが装着部36として利用される。装着部36には、逆流防止弁10が上下方向に移動可能かつ周方向に回動可能な状態になるように、操作用部材38が装着され、詳細は後述するが、この装着部36と操作用部材38とが、立ち上がり管部114の周方向に対する弁座12の向きを調整するための、逆流防止弁10の回動手段として機能する。
ここで、図6に示すように、操作用部材38は、塩化ビニルなどの合成樹脂からなる長尺部材である。操作用部材38は、立ち上がり管部114の管長に対応する長さの筒状に形成される縦部材40と、連結部32の外径に対応する長さの筒状に形成される横部材42とを備えており、縦部材40の上端部に上側横部材42aが、および縦部材40の下端部に下側横部材42bがそれぞれ形成されて、略I字形状を有している。
図1−図5に戻って、装着部36は、連結部32の上端開口縁から下方に延びる第1装着部36aと、第1装着部36aの下端から連結部32の周方向に延びる第2装着部36bと、第2装着部36bの端部から上下方向に延びる第3装着部36cとによって構成され、2つの装着部36が連結部32の中心を定点としてほぼ点対称に形成される。また、第3装着部36cは、それぞれ弁座12の開口14の軸方向に対して直行する水平方向において対向する位置に配置されている。このため、詳細は後述するが、第3装着部36cに配置されている操作用部材38の横部材42の向きを、逆流防止弁10の弁座12の開口14と枡100の流入口102とが適切に対向しているか否かの目安にすることができる。
図7−図9を参照して、このような逆流防止弁10を枡100内に設置する方法を以下に示す。ただし、図面の簡素化のために、図7−図9における立上管112の図示を省略していることに留意されたい。
先ず、逆流防止弁10を立ち上がり管部114(縦管112)の上方開口から挿入して、その当たり部34を立ち上がり管部114の内面に当接させる。
次に、逆流防止弁10の装着部36に操作用部材38を装着する。具体的には、図7(a)および図7(b)に示すように、操作用部材38の下側横部材42bを第1装着部36aから第2装着部36bを介して第3装着部36cに通し、この第3装着部36cの下部に配置する。これにより、逆流防止弁10が操作用部材38によって下方向に移動可能かつ周方向に回動可能な状態となる。
そして、図8に示すように、上側横部材42aを把持して操作用部材38を下方向に圧することによって、逆流防止弁10を下方向に押し込み、当該逆流防止弁10の底面と枡100の底面とを当接させる。
続いて、図9に示すように、立ち上がり管部114の周方向に対する逆流防止弁10の弁座12の向きを調整する。具体的には、逆流防止弁10の第3装着部36cの下部に下側横部材42bを配置した状態で、上側横部材42aを把持して操作用部材38を周方向に回動させ、当該操作用部材38の上側横部材42aの長手方向を枡100の流入口102の軸方向に直交させる。これにより、弁座12の開口14と枡100の流入口102とが対向する向きに逆流防止弁10が配置される。
最後に、逆流防止弁10の装着部36から操作用部材38を取り外し、逆流防止弁10の枡100への設置が完了する(図2参照)。
このような逆流防止弁10を枡100内に取り付けると、排水が枡100内に流入するとき以外、逆流防止弁10の弁体24は弁座12の管部18における傾斜端面26を塞ぐ。そして、流入管108から枡100へ排水が流れると、排水は管部18内に流入し、弁体24の内面を押して弁体24を開き、枡100内を介して流出管110へ流出する。再び排水の流れが止まると、弁体24は弁座12の管部18における傾斜端面26を塞ぐ。これに対して、集中豪雨などにより排水が流出管110から枡100内へ逆流すると、排水は弁体24の外面を押して弁体24は弁座12の管部18を塞ぐ。この弁体24により流入管108および流入管108の先にある宅内へ排水が流入することを防ぐ。
さらに、このような逆流防止弁10を維持管理する場合には、立ち上がり管部114の上方開口から枡100内の弁座12或いは弁体24などを目視点検する。また、たとえば逆流防止弁100の弁座12における管部18内などを点検する場合には、枡100内から逆流防止弁10を取り外して点検するとよい。枡100から逆流防止弁10を取り外す場合には、操作用部材38を立ち上がり管部114内に挿入して、当該操作用部材38の下側横部材42bを第1装着部36aから第2装着部36bを介して第3装着部36cに通し、この第3装着部36cの上部に配置する。これにより、逆流防止弁10が操作用部材38によって上方向に移動可能な状態となる。そして、図10に示すように、上側横部材42aを把持して操作用部材38を上方向に引っ張ることによって、逆流防止弁10を上方向に移動させ、当該逆流防止弁10を立ち上がり管部114の上方開口から取り出す。
このように、この実施例によれば、逆流防止弁10に当たり部34が形成され、当該当たり部34と弁座12との位置関係が連結部32によって固定的に保持される。このため、逆流防止弁10を立ち上がり管部114の上方開口に挿入して、その当たり部34を立ち上がり管部114の内面に一度当接させてしまえば、当該立ち上がり管部114の軸方向に対する弁座12の向きを固定的に保持した状態で、そのまま逆流防止弁10を枡100に設置することができる。したがって、逆流防止弁10を下方向に押し込む時、またはその後で逆流防止弁10の立ち上がり管部114の軸方向に対する向きを調整する必要がなく、施工性に優れる。
また、この実施例では、逆流防止弁10に装着部36が形成され、この装着部36に装着した操作用部材38を用いることによって、逆流防止弁10を上下方向に移動かつ周方向に回動させることができる。このため、たとえ立ち上がり管部114の上方開口からでも、操作用部材38を用いて逆流防止弁10を下方向に押し込む作業、当該逆流防止弁10を周方向に回動させる作業、および逆流防止弁10を取り外す作業を行うことができる。ここで、上述したように、特許文献1に開示されているような、公共枡の流入側接続口から流入側接続管に挿入接続される逆流防止装置では、公共枡に接続されている立ち上がり管(立ち上がり管部)の管長が長い場合には、逆流防止装置を公共枡内に収容する作業を行った後で、さらに専用の取り付け装置を用いて、逆流防止装置を流入側接続口から流入側接続管に挿入接続する作業を行わなければならない。また、特許文献2に開示されているような、ますの下流管に設置される逆流防止弁では、ますの立管部(立ち上がり管部)の管長が長い場合には、当該立管部の上方開口からストッパを拡縮径させることが困難であり、ますに対してストッパひいては逆流防止弁を取り付けることができない。しかしながら、この実施例では、たとえ立ち上がり管部114の管長が長い場合であっても、当該立ち上がり管部114の上方開口から逆流防止弁10を枡100に容易かつ適切に設置することができる。さらに、たとえば逆流防止弁10に異物が詰まった場合にも、枡100から逆流防止弁10を容易に取り外すことができる。
さらに、この実施例では、連結部32は、立ち上がり管部114の内面に沿う円筒状に形成される。このため、視界を遮られることなく、立ち上がり管部114の上方開口から枡100内の弁座12或いは弁体24などを目視点検することできる。また、たとえ開口14と弁体24との間に異物が詰まった場合であっても、枡100内に支障なく吸引ホース等を挿入して、その異物を除去することができる。したがって、逆流防止弁10の維持管理を容易に行うことができる。
さらにまた、この実施例では、連結部32の外面上において、弁座12の上部に弾性体からなる第1当たり部34aが設けられるとともに、この第1当たり部34aが形成されている位置の向かい側に弾性体からの反力を受ける第2当たり部34bが設けられる。また、当たり部34は、その第1当たり部34aの外表面と第2当たり部34bの外表面とを通る円の直径が立ち上がり管部114の内径よりも大きくなるように設けられており、逆流防止弁10の枡100への設置時に第1当たり部34aが立ち上がり管部114の内面によって圧縮される。このため、逆流防止弁10の弁座12と枡100の流入口102との接合部分を適切に密閉して、その接合部分から水が漏れるのを防止することができる。
なお、上述の実施例では、連結部32の上端開口縁において対向する2点に装着部36が形成され、その装着部36に略I字状形状を有する操作用部材38が装着されたが、これに限定される必要はなく、装着部36の形状および配置位置、ならびに操作用部材38の形状は特に問わない。
たとえば、図11に示すように、第3装着部36cを、それぞれ弁座12の開口14の軸方向において対向する位置に形成することもできる。この場合には、上側横部材42aを把持して操作用部材38を周方向に回動させて、当該操作用部材38の上側横部材42aの長手方向を枡100の流入口102の軸方向に一致させる。これにより、弁座12の開口14と枡100の流入口102とが対向する向きに逆流防止弁10を配置することができる。
さらに、第3装着部36cの各々を弁座12の開口14の軸方向に対して直行する水平方向の対向する位置、ないし弁座12の開口14の軸方向において対向する位置に配置しなくても、たとえば下側横部材42bを第3装着部36cに配置した時の弁座12の開口14の向きを示す矢印等を操作用部材38の上側横部材42aに記載しておけば、その矢印等を目安にして、弁座12の開口14と枡100の流入口102とが対向する向きに逆流防止弁10を回動させることができる。
さらにまた、立ち上がり管部114の上方開口付近に枡100の流入口102の向きを示す矢印等を記載しておけば、たとえば立ち上がり管部114の管長が長い場合に当該立ち上がり管部102の上方開口から枡100の流入口102の向きを目視できない場合であっても、その矢印等を目安にして、弁座12の開口14と枡100の流入口102とが対向する向きに逆流防止弁10を回動させることができる。
また、図示は省略するが、装着部36を第1装着部36aと第2装着部36bとによって略L字状に形成することもできる。この場合には、操作用部材38の下側横部材42bを第2装着部36bに配置することによって、逆流防止弁10が下方向に移動可能かつ周方向に回動可能な状態となる。
さらにまた、図示は省略するが、装着部36を連通部32の上端から上方に突出する突起状に形成することもできる。
また、上述の実施例では、連結部32の外面上に第1当たり部34aと第2当たり部34bとが設けられ、第1当たり部34aには、弁座12の上部から延設された止水部材22が利用され、第2当たり部34bは、合成樹脂によって長方形の板状に形成されたが、これに限定される必要はない。少なくとも立ち上がり管114の軸方向に所定の長さを有する形状に形成され、当該立ち上がり管部114の軸方向に対する弁座12の向きを規制することができるのであれば、当たり部34の素材、数、形状および配置位置は特に問わない。
たとえば、止水部材22を連結部32の外面上まで延設せずに、別途、連結部32の外面上に弾性体からなる第1当接部34aを設けることもできる。
また、第1当接部34aを合成樹脂によって板状に形成し、第2当接部34bを弾性体によって形成することもできる。
さらに、第1当接部34aおよび第2当接部34bの各々を弾性体によって形成することもできる。
さらにまた、連結部32の周壁の一部分を第2当たり部34bとして利用することもできる。図12および図13に示すように、連結部32は、立ち上がり管部114の内径と略等しい外径を有する円筒状に形成され、その周壁における第1当たり部34aに対向する位置に相当する一部分が第2当たり部34bとして機能する。この場合には、第1当たり部34aおよび第2当たり部34bのみならず、立ち上がり管114の周壁全体で連結部32を囲繞してその位置を保持することができるため、逆流防止弁10をより安定した状態で枡100に設置することができる。なお、第1当たり部34aからの反力を大きくするために、止水部材22に厚みを持たせておくと好適である。
また、上述の実施例では、立ち上がり管部114の周方向に対する弁座12の向きを調整する回動手段として、逆流防止弁10に装着部36を形成し、この装着部36に装着した操作用部材38を用いることによって、逆流防止弁10を周方向に回動させたが、これに限定される必要はない。
たとえば、図14に示すように、図12に示した逆流防止弁10における連結部32を上方に延ばし、その上方開口を地表面に臨ませることもできる。この場合には、連結部32に装着部36を形成する必要がなく、作業者が直接逆流防止弁10を周方向に回動させることによって、逆流防止弁10の弁座12と枡100の流出口102とを対向させることができる。
また、立ち上がり管部114の管長が短い場合も、作業者が直接逆流防止弁10を周方向に回動させて、逆流防止弁10の弁座12と枡100の流出口102とを対向させることができる。
さらにまた、上述の実施例では、連結部32は、立ち上がり管部114の内面に沿う円筒状に形成されたが、これに限定される必要はなく、弁座12と当たり部34とを連結して、当該弁座12と当たり部34との位置関係を固定的に保持することができるのであれば、連結部32の形状も特に問わない。
たとえば、図15に示すように、図12に示した逆流防止弁10における連結部32の上部を取り除いて、当該連結部32と等しい外径の短円筒状に形成される環状部44を同心かつ所定間隔を隔てて配置し、連結部32と環状部44とを複数の接続部46で接続してもよい。この場合には、連結部32の周壁における第1当たり部34aの向かい側に相当する一部分と、それと上下方向での同軸上に位置する環状部44の一部分とが第2当たり部34bとして機能する。
さらに、図16に示すように、連結部32を断面略L字の板状に形成することもできる。連通部32は、弁座12(サドル部16)の上部から上方向に延びる第1部32aと、第1部32aの上端から水平方向に延びる第2部32bとを含み、第2部32bにおける第1部32aとは反対側の端部には、縦長の長方形状に形成される第2当たり部34bが一体的に設けられる。また、第1部32aの外面上には、弁座12の外面上から止水部材22が延設され、この延設された止水部材22が第1当たり部34aとして機能する。
また、上述の実施例では、1つの第1当たり部34aに対して1つの第2当たり部34bが設けられたが、これに限定される必要はなく、1つの第1当たり部34aに対して複数の第2当たり部34bを立ち上がり管部114の内面に沿うように配置することもできる。
たとえば、図17に示すように、連結部32は、弁座12(サドル部16)の上部から上方向に延びるかつ平板状に形成される第1部32a、および第1部32aの内面側から水平方向に延びるかつ上面視で略Y字状に形成される第2部32bを含む。第1部32aの外面上には、弁座12の外面上から止水部材22が延設されており、この延設された止水部材22が第1当たり部34aとして機能する。また、第2部32bにおける第1部32aとは反対側の端部の各々には、第2当たり部34bが設けられる。第2当たり部34bは、たとえば上下方向に延びる円柱状に形成され、この第2当たり部34bの各々が、逆流防止弁10の枡100への設置時に立ち上がり管部114の内面に当接する。この場合には、第1当たり部34aからの反力を複数の第2当たり部34bで受けることができるため、逆流防止弁10をより安定した状態で枡100に設置することができる。
さらに、上述の実施例では、弁座12は、その管部18の管底が枡100の底面に当接する形状に形成されたが、これに限定される必要はなく、少なくとも弁座12の下端部が枡100の底部に当接すればよい。たとえば、図18および図19に示すように、管部18の管底部分を切り欠いて弁座12の下端部を開放し、その下端部を枡100の底部のインバート部分116に当接させて、弁座12の管部18と枡100のインバート部分116とによって開口14を形成することもできる。この場合には、枡100に逆流防止弁10を設置しても、流入口102から流出口104にかけての枡100内の流路に逆段差が生じず、異物などが滞留することもない。
なお、上述した径や高さ等の具体的数値は、いずれも単なる一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。
この発明の一実施例の逆流防止弁を示す斜視図である。 図1の逆流防止弁を枡に取り付けた状態を示す断面図である。 図1の逆流防止弁の側面を示す平面図である。 図1の逆流防止弁の上面を示す平面図である。 図1の逆流防止弁の前面を示す平面図である。 図1の逆流防止弁に用いる操作用部材を示す斜視図である。 図6の操作用部材を逆流防止弁の装着部に装着する様子を示す図解図である。 図6の操作用部材を用いて逆流防止弁を下方向に移動させる様子を示す図解図である。 図6の操作用部材を用いて逆流防止弁を周方向に回動させる様子を示す図解図である。 図6の操作用部材を用いて逆流防止弁を上方向に移動させる様子を示す図解図である。 この発明の別の実施例の逆流防止弁を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の逆流防止弁を示す斜視図である。 図12の逆流防止弁を枡に取り付けた状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の逆流防止弁を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の逆流防止弁を枡に取り付けた状態を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の逆流防止弁を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の逆流防止弁を示す斜視図である。 この発明のさらに別の実施例の逆流防止弁を枡に取り付けた状態を示す断面図である。 図18の逆流防止弁を枡に取り付けた状態を示す図解図である。
符号の説明
10 …逆流防止弁
12 …弁座
24 …弁体
32 …連結部
34 …当たり部
36 …装着部
38 …操作用部材
100 …枡
114 …立ち上がり管部

Claims (7)

  1. 立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、
    前記流入口に対向する開口を有し、その下端部が前記桝の底部に当接する弁座、
    前記弁座に設けられ、前記開口を開閉自在に塞ぐ弁体、
    前記立ち上がり管部の内面に当接して、前記立ち上がり管部の軸方向に対する前記弁座の向きを規制する当たり部、および
    前記弁座と一体的に形成され、前記弁座と前記当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部を備える、逆流防止弁。
  2. 前記立ち上がり管部の周方向に対する前記弁座の向きを調整する回動手段をさらに備え
    前記回動手段は、前記当たり部を前記立ち上がり管部の内面に当接させた状態で前記弁座を回動させることによって前記弁座の向きを調整する、請求項1記載の逆流防止弁。
  3. 前記当たり部は、その少なくとも一方が弾性体からなる第1当たり部および第2当たり部を含み、
    前記第1当たり部は、前記弁座の上部に設けられ、前記第2当たり部は、前記第1当たり部からの反力を受ける位置に設けられ、
    前記第1当たり部および前記第2当たり部は、前記立ち上がり管部への逆流防止弁の挿入時に前記立ち上がり管部の内面に当接し、そのまま逆流防止弁が前記流入口に対向するように前記枡内に設置されるまで前記弁座の向きを規制する、請求項1または2記載の逆流防止弁。
  4. 立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、
    前記流入口に対向する開口を有し、その下端部が前記桝の底部に当接する弁座、
    前記弁座に設けられ、前記開口を開閉自在に塞ぐ弁体、
    前記立ち上がり管部の内面に当接して、前記立ち上がり管部の軸方向に対する前記弁座の向きを規制する当たり部、
    前記弁座と前記当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部、および
    前記立ち上がり管部の周方向に対する前記弁座の向きを調整する回動手段を備え、
    前記回動手段は、前記連結部に形成される装着部と当該装着部に装着する操作用部材とを含む、逆流防止弁。
  5. 立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、
    前記流入口に対向する開口を有し、その下端部が前記桝の底部に当接する弁座、
    前記弁座に設けられ、前記開口を開閉自在に塞ぐ弁体、
    前記立ち上がり管部の内面に当接して、前記立ち上がり管部の軸方向に対する前記弁座の向きを規制する当たり部、および
    前記立ち上がり管部の内面に沿う円筒状に形成され、前記弁座と前記当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部を備える、逆流防止弁。
  6. 立ち上がり管部を有する桝に用いられ、当該桝内において流入口への排水の逆流を防止する逆流防止弁であって、
    前記流入口に対向する開口を有し、その下端部が前記桝の底部に当接する弁座、
    前記弁座に設けられ、前記開口を開閉自在に塞ぐ弁体、
    前記弁座の上部に設けられる第1当たり部と前記第1当たり部からの反力を受ける位置に設けられる第2当たり部とを含み、前記立ち上がり管部の内面に当接して、前記立ち上がり管部の軸方向に対する前記弁座の向きを規制する当たり部、および
    前記弁座と前記当たり部との位置関係を固定的に保持する連結部を備え、
    前記第1当たり部の外表面と前記第2当たり部の外表面とを通る円の直径が前記立ち上がり管部の内径より大きくなるように設定され、前記第1当たり部および前記第2当たり部の少なくともいずれか一方が弾性体によって形成されるとともに、その当たり部が前記立ち上がり管部の内面によって圧縮される、逆流防止弁。
  7. 請求項記載の逆流防止弁を枡内に設置する逆流防止弁の設置方法であって、
    (a)前記逆流防止弁を前記立ち上がり管部の上方開口から挿入するステップ、
    (b)前記操作用部材を用いて前記逆流防止弁を下方向に押し込み、前記弁座の下端部を前記枡の底部に当接させるステップ、および
    (c)前記操作用部材を用いて前記逆流防止弁を周方向に回動させ、前記弁座の前記開口と前記枡の前記流入口とを対向させるステップを含む、逆流防止弁の設置方法。
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