JP5068627B2 - 感光性樹脂組成物、感光性樹脂組成物フィルム、およびそれらを用いた樹脂パターン - Google Patents

感光性樹脂組成物、感光性樹脂組成物フィルム、およびそれらを用いた樹脂パターン Download PDF

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本発明は感光性樹脂組成物、感光性樹脂組成物フィルム、およびそれらを用いた樹脂パターンに関する。
従来、半導体装置の保護膜や多層配線構造の層間絶縁膜の形成はフォトレジストを用いることで実施されている。すなわち、基板上に電子材料としての優れた絶縁信頼性と永久材料としての高い耐久性を持った樹脂の溶液または樹脂前駆体の溶液を塗布、加熱し保護膜または絶縁膜を形成させる。保護膜または絶縁膜の表面上にフォトレジスト膜を設け、このフォトレジスト膜を露光、現像してレジストパターンを形成する。そして、このレジストパターンを耐エッチングマスクとして下地の保護膜または絶縁膜の選択エッチングを行うことにより、所望のパターンを有する保護膜または絶縁膜を形成する。
しかし、上記方法の保護膜または絶縁膜パターンを形成する場合、保護膜または絶縁膜の形成工程とパターン形成工程とういう2つの工程を実施する必要があり、多段階工程により作業が煩雑になるという問題が生じている。このような問題を解消するために電子材料としての優れた絶縁信頼性と永久材料としての高い耐久性を兼ね備えた感光性樹脂組成物の開発が行われている。また、近年、特に銅配線基板の保護膜形成を空気雰囲気下で行うために、銅配線が酸化しないよう低温加熱で高い機械的強度が得られる感光性樹脂組成物が求められている。例えば、実質アミン末端を含まず保護された酸性基を持つポリアミド酸に光照射によって酸を発生し、保護された酸性基から保護基を脱離させうる化合物を含有することでアルカリ水溶液により現像可能であり、感度が良く、ポリイミドへの熱処理温度を下げても膜の伸びがよいポジ型感光性樹脂組成物が得られている(特許文献1)。
また、近年炭酸ナトリウム水溶液などの弱いアルカリ水溶液を用いて現像を行うことが要求されている。
炭酸ナトリウム水溶液などの弱いアルカリ水溶液での現像を可能にするには露光後の感光性樹脂組成物の現像液に溶解されるべき部分が炭酸ナトリウム水溶液に対して高い溶解性を有する必要がある。弱いアルカリ水溶液に対して高い溶解性を得るためには感光性樹脂組成物に用いられるアルカリ可溶性樹脂の分子量が低いことが好ましい。しかし、機械的強度の点からはアルカリ可溶性樹脂の分子量が高いことが好ましいために、弱いアルカリ水溶液で現像が可能で、かつ低い加熱温度で十分な機械的強度が得られる感光性樹脂組成物は得られていない。
特開2004−279654号公報
本発明は上記課題を解決するものである。すなわち、弱いアルカリ水溶液で現像が可能かつ低温での加熱によって高い機械的強度が得られる感光性樹脂組成物を供給することを目的とする。
本発明者は鋭意検討を進めた結果、アルカリ溶解性樹脂に特定の化合物を配合することで上記課題を解決するに至った。
すなわち、本発明の目的は次の構成によって達成することができる。
1.
A)分子鎖末端に反応性基を有するアルカリ可溶性樹脂と、
B)前記反応性基と結合しうる部位を2つ有する有機化合物と、
C)感光剤と、
を含有し、前記反応性基がアミノ基であり、前記反応性基と結合しうる部位が酸無水物および/またはα,β-不飽和カルボニル構造であることを特徴とする感光性樹脂組成物
2.
A)分子鎖末端に反応性基を有するアルカリ可溶性樹脂と、
B)前記反応性基と結合しうる部位を2つ有する有機化合物と、
C)感光剤と、
を含有し、前記反応性基がα,β-不飽和カルボニル構造、または酸無水物であり、前記反応性基と結合しうる部位がアミノ基を有していることを特徴とする感光性樹脂組成物

前記B)有機化合物が下記の一般式1〜3から選ばれる少なくとも一種の構造であること
を特徴とする上記1又は2に記載の感光性樹脂組成物
(Rは二価〜四価の有機基であり、R、Rは一価以上の有機基で同一でも異なっても良い)
(Rは二価〜四価の有機基であり、R、Rは一価以上の有機基で同一でも異なっても良い)
(Rは二価の有機基であり、R、R、R、R、R10、R11は一価の有機基でそれぞれ同一でも異なっても良い)

前記B)有機化合物が下記の一般式1で表される上記1〜のいずれかに記載の感光性樹脂組成物

前記R2およびR3がt−ブチル基であることを特徴とする上記またはに記載の感光性樹脂組成物

感光性樹脂組成物で前記R1が一般式4のうちのいずれか一つであることを特徴とする上記のいずれかに記載の感光性樹脂組成物

前記A)アルカリ可溶性樹脂がポリアミド酸であることを特徴とする上記1〜のいずれかに記載の感光性樹脂組成物

A)アルカリ可溶性樹脂がポリアミド酸であって、ポリアミド酸を構成するジアミンのモル数とB)二価の有機化合物のモル数との和(X)がポリアミド酸を構成する酸無水物のモル数(Y)に対して0.95≦X/Y≦1.1の範囲にあることを特徴とする上記に記載の感光性樹脂組成物

C)感光剤がナフトキノンジアジド化合物である上記1〜のいずれかに記載の感光性樹脂組成物

有機溶剤をさらに含有することを特徴とする上記1〜のいずれかに記載の感光性樹脂組成物

上記1〜1のいずれかに記載の感光性樹脂組成物からなることを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物フィルム

請求項1〜1いずれかに記載の感光性樹脂組成物の層と、支持フィルム層とを有することを特徴とする感光性樹脂組成物フィルム

前記(A)アルカリ可溶性樹脂がイミド化した請求項1〜1のいずれかに記載の感光性樹脂組成物を含むことを特徴とするカバーレイ
本発明によると、1重量%の炭酸ナトリウム水溶液などの弱いアルカリ水溶液で現像が可能で、かつ低温での加熱によって高い機械的強度が得られる感光性樹脂組成物を得ることができる。また、FPC材料として結うような感光性樹脂組成物、感光性ドライフィルム、感光性積層フィルムおよびそれらを用いたカバーレイを提供することができる。
本発明について以下具体的に説明する。
本発明は、
A)分子鎖末端に反応性基を有するアルカリ可溶性樹脂と、
B)アルカリ可溶性樹脂末端と結合しうる部位を2つのみ有する有機化合物と、
C)感光剤と、
を有する感光性樹脂組成物である。
本発明のいう、A)分子鎖末端に反応性基を有するアルカリ可溶性樹脂とは、分子鎖末端に反応性基を有し、アルカリ性水溶液からなる現像液に可溶性の樹脂であれば特に制限はなく、例えば、ノボラック樹脂、レゾール樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、スチレン− アクリル酸共重合体、ヒドロキシスチレン重合体、ポリビニルヒドロキシベンゾエート、ポリアミド酸などを挙げることができる。中でもポリアミド酸を用いることが好ましい。
上記、反応性基とは他の有機化合物と反応し結合を形成するものであれば特に限定されないが例えば、水酸基、アミノ基、α,β-不飽和カルボニル構造、酸無水物、一般式5の右辺に示されるジカルボン酸などが挙げられる。
(R14、R15、R16、R17は一価の有機基で同一でも異なっても良い。)
上記ポリアミド酸はテトラカルボン酸二無水物とジアミンの反応によって得ることができる。
本実施の形態で上記ポリアミド酸の合成に用いられるテトラカルボン酸二無水物には特に制限は受けないが、例えばブタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4,−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,3−ジメチル−1,2,3,4,−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4,−シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物、2,3,5−トリカルボキシシクロペンチル酢酸二無水物、3,5,6−トリカルボキシノルボルナン−2−酢酸二無水物、2,3,4,5−テトラヒドロフランテトラカルボン酸二無水物、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフラル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸二無水物、ビシクロ[2,2,2]−オクト−7−エン2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物などの脂肪族または脂環式テトラカルボン酸二無水物;ピロメリット酸二無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物、ジメチルジフェニルシランテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−テトラフェニルシランテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4,−フランテトラカルボン酸二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルプロパン二無水物、3,3’,4,4’−パーフルオロイソプロピリデンジフタルサン二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ビス(フタル酸)フェニルホスフィンオキサイド二無水物、p−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)、エチレングリコールビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)、m−フェニレンビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジフェニルエーテル酸二無水物、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジフェニルメタン酸二無水物などの芳香族テトラカルボン酸二無水物;1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル−ナフト[1,2−c]フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5−メチル−5−(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)ナフト[1,2−c]フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−8−メチル−5−(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)ナフト[1,2−c]フラン−1,3−ジオン、などが挙げられる。これらのテトラカルボン酸二無水物は単独または2種以上組み合わせて用いることができる。
より好ましくは3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物、ジメチルジフェニルシランテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−テトラフェニルシランテトラカルボン酸二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルプロパン二無水物、エチレングリコールビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)、が挙げられる。特に3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物、エチレングリコールビス(トリメリット酸モノエステル酸無水物)は低い加熱温度で高い機械物性を得るために好ましい。
本実施の形態で上記ポリアミド酸の合成に用いられるジアミンには特に制限は受けないが、例えばp−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルエタン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、1,5−ジアミノナフタレン、3,3−ジメチル−4,4’−ジアミノビフェニル、5−アミノ−1−(4’−アミノフェニル)−1,3,3−トリメチルインダン、6−アミノ−1−(4’−アミノフェニル)−1,3,3−トリメチルインダン、4,4’−ジアミノベンズアニリド、3,5−ジアミノ−3’−トリフルオロメチルベンズアニリド、3,5−ジアミノ−4’−トリフルオロメチルベンズアニリド、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、2,7−ジアミノフルオレン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、4,4’−メチレン−ビス(2−クロロアニリン)、2,2’,5,5’−テトラクロロ−4,4’−ジアミノジフェニル、2,2’−ジクロロ−4,4’−ジアミノ−5,5’−ジメトキシビフェニル、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジアミノビフェニル、4,4’−ジアミノ−2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)−ビフェニル、1,3−ビス(4−アミノフェノキシベンゼン)、1,3−ビス(3−アミノフェノキシベンゼン)、9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン、4,4’−(p−フェニレンイソプロピリデン)ビスアニリン、4,4’−(m−フェニレンイソプロピリデン)ビスアニリン、2,2’−ビス[4−(4−アミノ−トリフルオロメチルフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、4,4’−ビス[4−(4−アミノ−トリフルオロメチル)フェノキシ]オクタフルオロビフェニルなどの芳香族ジアミン;1,1−メタキシレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、4,4−ジアミノヘプタメチレンジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、イソフォロンジアミン、テトラヒドロジシクロペンタジエニレンジアミン、ヘキサヒドロ−4,7−メタノインダニレンジメチレンジアミン、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)などの芳香族ジアミン、脂環式ジアミン、および下記の一般式6で表されるシリコンジアミンが挙げられる。
(X=2〜10、Y=1〜30である。R18はメチル基、エチル基、フェニル基のいずれかで、同一でも異なっても良い。)
これらは単独または2種以上組み合わせて用いることができる。低い加熱温度で高い機械物性を得るためには2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)−ビフェニル、1,3−ビス(4−アミノフェノキシベンゼン)がより好ましい。
本発明におけるB)アルカリ可溶性樹脂末端と結合しうる部位を2つのみ有する有機化合物とはA)アルカリ可溶性樹脂が末端に有する反応性基と結合を形成しうる構造を2つのみ有する化合物であれば特に制限は受けない。具体的にはA)アルカリ可溶性樹脂が末端に水酸基を有する場合、B)有機化合物が有する構造としては例えば酸無水物などが挙げられ、A)アルカリ可溶性樹脂が末端にα,β-不飽和カルボニル構造を有する場合B)有機化合物が有する構造としては例えばアミノ基を有する構造などが挙げられる。
また、A)アルカリ可溶性樹脂が末端に酸無水物またはジカルボン酸を有する場合B)有機化合物が有する構造としては例えばアミノ基を有する構造、水酸基などが挙げられ、A)アルカリ可溶性樹脂が末端にアミノ基を有する場合B)有機化合物が有する構造としては例えば酸無水物、ジカルボン酸やα,β-不飽和カルボニル構造が挙げられる。
以上のように、B)有機化合物が有する構造としてアミノ基を有する構造を用いることができる場合、一般式1〜3によって示される加熱によって二つの3級のアミノ基を発生させる構造も用いることができる。これらの化合物は加熱によって分解し3級のアミノ基を2つのみ発生させるため、3級のアミノ基そのものを2つのみ有する有機化合物と同様の効果が得られる。
(Rは二価〜四価の有機基であり、R、Rは一価以上の有機基で同一でも異なっても良い)
(Rは二価〜四価の有機基であり、R、Rは一価以上の有機基で同一でも異なっても良い。)
(Rは二価の有機基であり、R、R、R、R、R10、R11は一価の有機基でそれぞれ同一でも異なっても良い。)
上記、一般式1〜3中、Rはどのような構造でも特に制限は受けないが例えば一般式7で示すような構造が挙げられる。
中でも一般式8で示す構造が好ましい。
特に一般式9で示す構造がさらに好ましい。
本発明に用いられるB)有機化合物の配合量としては加熱して得られる硬化フィルムの強度の点からA)アルカリ可溶性樹脂が末端に有する反応性基に対して当量、または当量より過剰であることが好ましい。
A)アルカリ可溶性樹脂がポリアミド酸である場合は分子差末端に酸無水物および/またはジカルボン酸を有し、B)有機化合物としてアミノ基を2つのみ有する化合物および/または一般式1〜3に示される化合物を用いることが好ましい。このときのB)有機化合物の配合量としてはA)アルカリ可溶性樹脂であるポリアミド酸を構成するジアミンのモル数とB)二価の有機化合物のモル数との和(X)がポリアミド酸を構成する酸無水物のモル数(Y)に対して0.95≦X/Y≦1.1の範囲が好ましく、0.98≦X/Y≦1.05の範囲がさらに好ましい。
本発明に用いられるC)感光剤は酸を発生する化合物が好ましい。中でもキノンジアジド化合物が好ましい。例えば米国特許第2797213号、3669658号に記載の物を用いることができる。その中でもフェノール化合物と1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホン酸または1,2−ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホン酸とのエステル化合物が好ましい。これらは単独で用いても2種類以上組み合わせて用いても良い。
本発明に用いられるC)感光剤の配合量はアルカリ可溶性樹脂に対して5〜30重量部が好ましく10〜20重量部がさらに好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物はさらにD)有機溶剤を含んでも良い。本発明に用いられるD)有機溶剤は感光性樹脂組成物中のアルカリ可溶性樹脂や感光剤などを均一に溶解するものであれば特に制限は受けないが具体的にはアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール又はヘキシレングリコール等のアルコール類、1,4−ジオキサン、トリオキサン、ジエチルアセタール、1,2−ジオキソラン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソール等のエーテル類、γ−ブチロラクトン、酢酸エチル、安息香酸メチル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、エチレングリコールジアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールジアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールジアセテート等のエステル類、n−ヘプタン、n−オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン及びジエチルベンゼン等の炭化水素類が挙げられる。 本実施の形態で用いるポリアミド酸の合成方法について説明する。
窒素ガス雰囲気下、反応容器に溶媒とジアミンを入れ均一溶液になるまで撹拌。次に酸二無水物を加えて撹拌してポリアミド酸を得ることができる。酸無水物とジアミンの仕込み比はモル比で酸無水物:ジアミン=100:90〜100:99が好ましく、100:95〜100:99がより好ましい。
また、本発明に用いるアルカリ可溶性樹脂の分子量はリソグラフィー性の点から現像液であるアルカリ溶液に対して十分な溶解速度を得られるだけ小さいことが好ましい。具体的にはGPCで測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量が10000〜300000の範囲が好ましく、30000〜200000が特に好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物はカルボン酸と水素結合を形成しポリアミド酸のアルカリに対する溶解性を低下させる溶解抑止剤を含んでも良い。本発明に用いることのできる溶解抑止剤としては例えば、アミド基を有する化合物やウレア基を有する化合物が挙げられる。
アミド基を有する化合物としては例えば、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジメチルイソプロピルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルブチルアミド、N,N−ジブチルアセトアミド、N,N−ジプロピルアセトアミド、N,N−ジブチルホルムアミド、N,N−ジエチルプロピオンアミド、N,N−ジメチルプロピオンアミド、N,N’−ジメトキシ−N,N’−ジメチロキサミド、N−メチル−ε−カプロラクタム、4−ヒドロキシフェニルベンズアミド、アセトアニリド、3’−ヒドロキシフェニルアセトアニリド、4’−ヒドロキシフェニルアセトアニリド、等が挙げられる。これらの中でも、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、N,N−ジメチルイソプロピルホルムアミド、4−ヒドロキシフェニルベンズアミド、3’−ヒドロキシフェニルアセトアニリド、4’−ヒドロキシフェニルアセトアニリド、が特に好ましい。
ウレア基を有する化合物としては例えば、テトラメチルウレア、1,3−ジメチルウレア、1,1−ジメチルウレア、3−ヒドロキシフェニルウレア等が挙げられる。中でも、テトラメチルウレア、3−ヒドロキシフェニルウレアが特に好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物はフィルムやパターンを形成した後のガラス転移温度を下げるために可塑剤を含んでも良い。
本発明の感光性樹脂組成物は樹脂パターンの形成に用いることが可能である。樹脂パターンの形成は、少なくとも基板上に感光性樹脂組成物を塗布する工程、上記樹脂組成物を加熱して有機溶剤を除去し樹脂層を形成する工程、上記樹脂フィルムの所望の領域に活性光線を照射する工程、上記活性光線照射後の樹脂フィルムをアルカリ溶液で現像する工程によって行うことができる。活性光線照射後の樹脂フィルムの未露光部と露光部とのアルカリ溶液に対する溶解速度によって微細な樹脂パターンが得られる。アルカリ可溶性樹脂が特にポリアミド酸である場合、上記現像後の樹脂フィルムを加熱することでポリイミドパターンを形成することができる。加熱の温度は180℃以下が好ましい。
本発明の感光性樹脂組成物をフレキシブルプリント配線基板上に積層してカバーレイとして用いることが可能である。カバーレイとは、シリコンウェハ、銅張積層板、FPCなどの上に形成された配線を保護する保護膜をいう。本発明の感光性樹脂組成物をフレキシブルプリント配線基板上に直接、塗布、乾燥した後、パターンを形成しカバーレイとすることができる。また、本発明の感光性樹脂組成物を支持フィルム上に塗布、乾燥して得られた樹脂フィルムをフレキシブルプリント配線基板上に貼り付けにした後、パターンを形成しカバーレイとすることができる。
以下、本発明を実施例により説明する。
(ポリアミド酸(ア)合成例1)
三口セパラブルフラスコにγ−ブチロラクトン105g、1,3−ビス(4−アミノフェノキシベンゼン)16.31gを加え均一溶液になるまで撹拌。次に3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物18.61gを加えて氷冷しながら1時間、その後室温で6時間撹拌しポリアミド酸を得た。酸無水物:ジアミン=100:93(モル比)GPCで分子量を測定したところ重量平均分子量は43000であった。
(ポリアミド酸(イ)合成例2)
三口セパラブルフラスコにγ−ブチロラクトン108g、1,3−ビス(4−アミノフェノキシベンゼン)17.54gを加え均一溶液になるまで撹拌。次に3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物18.61gを加えて氷冷しながら1時間、その後室温で6時間撹拌しポリアミド酸を得た。酸無水物:ジアミン=100:100(モル比)GPCで分子量を測定したところ重量平均分子量は136000であった。
(二価の有機化合物(ウ)合成例3)
三口フラスコにテトラヒドロフラン40ml、1,3−ビス(4−アミノフェノキシベンゼン)12.00g加え均一溶液になるまで撹拌。次に二炭酸ジブチル18.81gを滴下漏斗にてゆっくり加えた後、50℃で8時間加熱、撹拌。室温まで自然冷却した後、200mlの酢酸エチルに注ぎ50mlの蒸留水で三回洗浄。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒をエバポレーターにて除去。白色の粉末を得た。収率59%。日本分光、FT/IR−460Pulsを用いてATR法で得られた粉末のIRスペクトル図1に示す。
(リソグラフィー試験)
リソグラフィー試験は以下の手順により実施した。
1.塗工
銅箔上に乾燥後の膜厚が17μmになるようにハンドコーターを用いて感光性樹脂組成物を塗布
2.乾燥
塗工後の試料を乾燥器に入れ95℃で30分、加熱を行い乾燥。ダイアルゲージにて樹脂フィルムの膜厚(T)を測定。
3.露光
試料の半分をアルミホイルでマスクし露光量1000mJの条件で紫外線照射を行った。露光機は400Wの高圧水銀灯(セン特殊光源社製)を使用。
4.現像
試料の露光部が全て溶解するまで現像液に浸漬し現像に必要な時間を測定。現像液には液温40℃の1重量%の炭酸ナトリウム水溶液を用いた。現像後、未露光部の膜厚をダイアルゲージにて測定(T)。T/Tを残膜率とした。
(180°ハゼ折り試験)
フィルムの180°ハゼ折り試験は以下の手順で行った。
1.最終的な膜厚が15μmになるよう感光性樹脂組成物を銅箔上にハンドコーターを用いて塗布
2.塗布したサンプルを95℃で30分、120℃で1時間、150℃で30分、180℃で1時という昇温過程で加熱
3.得られたフィルムを塩化鉄水溶液に浸漬し銅箔を取り除き、水洗、乾燥
4.サンプルフィルムを長さ4cm、幅1cmの長方形に切り出し、平らな台の上に寝かせ長辺の中心で180°に折り曲げた後、再度もとの平らな状態に戻すことをハゼ折り1回とし膜が破断するまで繰り返すことで試験を行った。
[実施例1]
ポリアミド酸(ア)30g、二価の有機化合物(ウ)0.19g、3’−ヒドロキシアセトアニリド0.97g、一般式10で示される感光性ジアゾキノン1.5gを200mlガラス容器に入れ均一になるまで撹拌して感光性ポリアミド酸組成物(1)を得た。このポリアミド酸組成物(1)についてリソグラフィーテストと180°ハゼ折り試験を行ったところ表1に記載のような結果が得られた。
[実施例2]
ポリアミド酸(ア)30g、二価の有機化合物(ウ)0.51g、3’−ヒドロキシアセトアニリド0.97g、一般式10で示される感光性ジアゾキノン1.5gを200mlガラス容器に入れ均一になるまで撹拌して感光性ポリアミド酸組成物(2)を得た。このポリアミド酸組成物(2)についてリソグラフィーテストと180°ハゼ折り試験を行ったところ表1に記載のような結果が得られた。
[比較例1]
ポリアミド酸(ア)30g、3’−ヒドロキシアセトアニリド0.97g、一般式10で示される感光性ジアゾキノン1.5gを200mlガラス容器に入れ均一になるまで撹拌して感光性ポリアミド酸組成物(3)を得た。このポリアミド酸組成物(3)についてリソグラフィーテストと180°ハゼ折り試験を行ったところ表1に記載のような結果が得られた。
[比較例2]
ポリアミド酸(イ)30g、二価の有機化合物(ウ)0.32g、3’−ヒドロキシアセトアニリド0.97g、一般式10で示される感光性ジアゾキノン1.5gを200mlガラス容器に入れ均一になるまで撹拌して感光性ポリアミド酸組成物(4)を得た。このポリアミド酸組成物(4)についてリソグラフィーテストと180°ハゼ折り試験を行ったところ表1に記載のような結果が得られた。
本発明の感光性樹脂組成物、感光性ドライフィルムおよびそれらを用いたカバーレイは、FPC材料用途に好適に利用できる。
二価の有機化合物(ウ)のIRスペクトル

Claims (13)

  1. A)分子鎖末端に反応性基を有するアルカリ可溶性樹脂と、
    B)前記反応性基と結合しうる部位を2つ有する有機化合物と、
    C)感光剤と、
    を含有し、前記反応性基がアミノ基であり、前記反応性基と結合しうる部位が酸無水物および/またはα,β-不飽和カルボニル構造であることを特徴とする感光性樹脂組成物。
  2. A)分子鎖末端に反応性基を有するアルカリ可溶性樹脂と、
    B)前記反応性基と結合しうる部位を2つ有する有機化合物と、
    C)感光剤と、
    を含有し、前記反応性基がα,β-不飽和カルボニル構造、または酸無水物であり、前記反応性基と結合しうる部位がアミノ基を有していることを特徴とする感光性樹脂組成物。
  3. 前記B)有機化合物が下記の一般式1〜3から選ばれる少なくとも一種の構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の感光性樹脂組成物。

    (R1は二価〜四価の有機基であり、R2、R3は一価以上の有機基で同一でも異なっても良い。)

    (R1は二価〜四価の有機基であり、R4、R5は一価以上の有機基で同一でも異なっても良い。)
    (R1は二価の有機基であり、R6、R7、R8、R9、R10、R11は一価の有機基でそれぞれ同一でも異なっても良い。)
  4. 前記B)有機化合物が一般式1で表される構造であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
  5. 前記R2およびR3がt−ブチル基であることを特徴とする請求項またはに記載の感光性樹脂組成物。
  6. 感光性樹脂組成物で前記R1が一般式4のうちのいずれか一つであることを特徴とする請求項のいずれかに記載の感光性樹脂組成物。
  7. 前記A)アルカリ可溶性樹脂がポリアミド酸であることを特徴とする請求項1〜のいず
    れかに記載の感光性樹脂組成物。
  8. A)アルカリ可溶性樹脂がポリアミド酸であって、ポリアミド酸を構成するジアミンのモ
    ル数とB)二価の有機化合物のモル数との和(X)がポリアミド酸を構成する酸無水物の
    モル数(Y)に対して0.95≦X/Y≦1.1の範囲にあることを特徴とする請求項
    記載の感光性樹脂組成物。
  9. C)感光剤がナフトキノンジアジド化合物である請求項1〜のいずれかに記載の感光性
    樹脂組成物。
  10. 有機溶剤をさらに含有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の感光性樹
    脂組成物。
  11. 請求項1〜1のいずれかに記載の感光性樹脂組成物からなることを特徴とするポジ型感
    光性樹脂組成物フィルム。
  12. 請求項1〜1いずれかに記載の感光性樹脂組成物の層と、支持フィルム層とを有するこ
    とを特徴とする感光性樹脂組成物フィルム。
  13. 前記(A)アルカリ可溶性樹脂がイミド化した請求項1〜1のいずれかに記載の感光性
    樹脂組成物を含むことを特徴とするカバーレイ。
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