JP5067894B2 - 部材同士の位置合わせ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子デバイス等のチップを複数重ねた状態で互いに位置合わせするのに適した部材同士の位置合わせ装置に関する。
電子部品の製造過程においては、セラミックス等の材料でできた例えば電子デバイス等のチップ同士を重ねて位置合わせする工程が含まれる場合がある。この際、両部材が重なり合った状態の側面を合致させて位置合わせする。しかしながら、脆性材料であるセラミックス等でできたチップの場合、部材と装置間又は部材同士の摩擦によりかじりが発生し、位置合わせがうまくできないという問題がある。
そのため、従来は2枚の部材を重ねた状態で、上下方向に振動を与えて位置合わせを行っていた。なお、振動により位置調整を行う装置として、部材を2枚重ねた状態で行うものではないが、例えば特許文献1に開示されたものが公知である。
特開平6−277960号公報
しかしながら、このような振動装置を上述の位置合わせ工程に用いようとすると、上述した特許文献1に記載された構成では振動手段が別途必要になると共に、振動が装置に伝わって各接合部や締結部に緩みが発生し、定期的な調整が必要となっていた。これに伴い、製造ライン用のメンテナンスのための一時停止を余儀なくされ、この工程以外の工程の作業を中断しなければならず、生産効率の低下を招いていた。
本発明の目的は、振動装置を必要とすることなく、装置自体の小型化を図ると共にメンテナンスの頻度を減らし、複数の部材を重ねた状態で位置合わせするのに適した部材同士の位置合わせ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る部材同士の位置合わせ装置は、
少なくとも2つの部材を重ねた状態で各部材の位置合わせを行う部材同士の位置合わせ装置であって、
前記部材を載置するテーブルと、
対向して配置され、それぞれが前記部材の外形に対応する形状を有し互いに対向する2つの部材位置合わせ爪部を有し、前記材料を把持する把持手段と、
前記部材を把持する方向及び前記部材から離間する方向に沿って前記把持手段を移動させる駆動手段とを備え、
前記把持手段が前記部材の把持動作及び解除動作を少なくとも2回繰り返すことにより当該材料の位置合わせを行うことを特徴とする部材同士の位置合わせ装置であって、
前記駆動手段は、リンク機構と、前記リンク機構の両端部に固定された2つの基台と、前記基台の少なくとも一方に接続され、当該基台を駆動する駆動源とを有し、
前記リンク機構の各リンクは、前記2つの部材位置合わせ爪部が移動する方向を含む平面と平行な平面上を動くように配置されており、
前記部材は、前記把持手段の互いに対向する2つの部材位置合わせ爪部によって挟まれるようになっており、前記把持手段の2つの部材位置合わせ爪部は、前記リンク機構を伴う駆動手段を介して前記少なくとも2つの部材を重ねた状態で前記部材から同期して離間すると共に前記部材を同期して挟持することを特徴としている。
本発明によると、少なくとも2つの部材を重ねた状態で部材を互いに同期して把持したり部材から互いに同期して離間したりする互いに対向配置された把持爪を介して部材同士の重なり部の位置合わせを行うことができる。そのため、重なり部の位置合わせのために特別な振動手段を必要とせず、装置の小型化を図ることができる。また、振動手段の振動による把持爪の締結部や固定部の弛みの問題を生じさせずに済む。
また、このようなリンク機構を介することで、少なくとも2つの部材を重ねた状態で互いに対向配置された把持爪を部材を把持する方向及び部材から離間する方向に沿って移動させる際の把持手段の構造を簡略化することができ、装置のコスト低減に役立てることができる。
また、本発明の請求項2に係る部材同士の位置合わせ装置は、請求項1に記載の部材同士の位置合わせ装置において、
前記把持手段は、前記材料のうち最下部の部材のみを把持することを特徴としている。
重なり合う部材の最下部の部材を把持手段が把持することで、これより上の部材が最下部の部材の上面領域からはみ出すことがなくなり、上の部材が下のからはみ出さなければ合格品となる仕様の部材同士の重なり部の位置合わせを行うことができる。
本発明によると、振動装置を別途必要とすることなく、部材を把持する把持手段の移動動作のみで部材同士の位置合わせを行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る部材同士の位置合わせ装置の概略側面図である。 図1に示した部材同士の位置合わせ装置の平面図である。 図1に示した部材同士の位置合わせ装置の底面図であり、ベース板を除いた状態で示している。
以下、本発明の一実施形態に係る部材同士の位置合わせ装置について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る部材同士の位置合わせ装置の概略側面図である。また、図2は、図1に示した部材同士の位置あわせ装置の平面図である。また、図3は、図1に示した部材同士の位置あわせ装置の平面図であり、ベース板を除いた状態で示している。
本発明の一実施形態に係る部材同士の位置合わせ装置1は、ベース板10と、ベース板上に固定されたリニアガイド(駆動手段)20(21,22)と、リニアガイド20に取り付けられた一対の支持ブロック(基台)30(31,32)と、各支持ブロック30に取り付けられた一対の部材位置合わせ爪(把持手段)40(41,42)と、ベース板10に取り付けられた部材支持ベース部50及びこの部材支持ベース部に取り付けられた部材載置台(テーブル)51を有している。そして、各支持ブロック30は、リンク機構60によって機構的に連結されている。また、ベース板10と一方の支持ブロック31の間には、この支持ブロック31を駆動するアクチュエータとしてのエアシリンダ(駆動手段)70が備わっている。また、各部材位置合わせ爪40の両側方は引っ張りバネ(把持手段)80(81,82)で連結されている。
ベース板10は、本実施形態の場合、板厚の厚い金属でできた平面視長方形の板体からなる。また、リニアガイド20は、図3に示すようにベース板上の幅方向中央位置であってリニアガイド20の案内方向がベース板10の長手方向に合致するように互いに所定間隔隔てて取り付けられている。そして、各支持ブロック30は、図1に示すように、側面視角型U字状をなす金属のブロック体からなり、それぞれの支持ブロック30がリニアガイド上に載置されかつ固定されている。これによって、各支持ブロック30がリニアガイド20を介して部材載置台51に対して互いに接近したり離間するように移動可能となっている。
支持ブロック30の上面に固定された部材位置合わせ爪40は、それぞれ厚さのある程度厚い矩形状の金属でできた板体からなり、互いの対向面となる一方の端部にそれぞれチップ90(91,92,93)の外形形状の各半部側面と対応するチップ位置合わせ凹部40a(41a,42a)を備えている。
具体的には、図2に示すように、矩形状のチップ90が平面視略菱形をなす向きで部材載置台51に載せられ、この状態においてチップ90の隣接する2つの側面にそれぞれ合致する部材合わせ面を部材位置合わせ爪40のチップ位置合わせ凹部40aが有している。
部材支持ベース部50は、一対の支持ブロック30の互いに対向して側面視で凹んだ部分30a(31a,32a)間にできた空間内を水平に延在した状態で位置し、この両端部がベース板10に脚50aでしっかりと支持されている(図1では一方の脚50aのみ図示)。なお、脚50aは、ベース板10の支持ブロック30の側方と干渉しない位置から垂設されている。そして、部材支持ベース部50の上面に載置され固定された部材載置台上には部材位置合わせ爪40によってそれぞれの側面が位置合わせされる複数の矩形状の板材からなるチップ90(91,92,93)が載せられるようになっている。
各支持ブロック30(31,32)は、Z型のリンク機構60を介して互いに接続されている。このZ型のリンク機構60は、図3に示すように、3本のリンク棒61,62,63を利用して構成されたもので、1本のリンク棒61の両端に他の2本のリンク棒62,63の一端がリンクピン101及びベアリング102を介してそれぞれ回動自在に連結されると共に、両側の2本のリンク棒62,63のうち一方のリンク棒62は、リンクピン103及びベアリング104を介して支持ブロック31のベース板幅方向一方の側方部に回動自在に支持され、他方のリンク棒63は、リンクピン105及びベアリング106を介して支持ブロック32のベース板幅方向他方の側方部に回動自在に支持されている。そして、これらの両端のリンク棒62,63で挟まれる中央のリンク棒61の中心部はリンクピン107及びベアリング108を介してベース板10に固定されている。なお、この中央のリンクピン107は、リンク機構60の支点としての役目を果たしている。
エアシリンダ70は、一方の支持ブロック31の側方近傍のベース板上に固定され、エアシリンダ端部の駆動ロッド71に接続されたブラケットであるL字型アーム72を介して一方の支持ブロック31に連結されている。そして、エアシリンダ70を介して一方の支持ブロック31を部材載置台51と離間する側に移動させるようになっている。
一方の支持ブロック31と他方の支持ブロック32は、リンク機構60で連結されているので、エアシリンダ70により一方の支持ブロック31が部材載置台51と離間する側に移動すると、これと連動して他方の支持ブロック32も部材載置台51と離間する側に移動するようになっている。そして、各支持ブロック30が部材載置台51と離間する側に移動することで、各支持ブロック30に固定された部材位置合わせ爪40が部材載置台51に載置されたチップ90から離れるようになっている。
引っ張りバネ80は、エアシリンダ70の駆動によってチップ90から離れた部材位置合わせ爪40を、エアシリンダ70の駆動力解除と同時にこの引っ張りバネ80の弾性力を利用して再びチップ90に突き当て、2つの部材位置合わせ爪40でチップ90を再び挟み込むようになっている。即ち、引っ張りバネ80によって部材位置合わせ爪40がチップ90の方向に引っ張られると同時に各支持ブロック30も部材載置台51に近づく方向にリニアガイド上を移動するようになっている。
これによって、部材載置台上にランダムな向きで載置された各チップ91,92,93の側部が部材位置合わせ爪40のチップ位置合わせ凹部40a、即ち部材合わせ面に合致してチップ同士の向きを整えて位置合わせを行うようになっている。
続いて、上述した実施形態にかかる部材同士の位置合わせ装置1の具体的な動作について説明する。なお、本実施形態において互いに位置合わせする部材は、上述したような電子部品デバイスを構成する3枚の平面部矩形状の半導体チップであって互いに重ね合わされて各側面が合致するように位置合わせすることを必要とする半導体チップとする。
最初に、この3枚の半導体でできたチップ90(91,92,93)の上面を夫々ロボットのハンドに取り付けた吸着ノズル(図示せず)で吸引して予めロボットに教示(ティーチング)した部材同士の位置合わせ装置1の部材載置台上に順々に載置していく。この際、エアシリンダ70を駆動して各支持ブロック30をリニアガイド上に沿って互いに離間させるように移動させることで部材位置合わせ爪41,42を互いに離間させておいて、ロボットがチップ90を部材載置台51に載せ易いようにしておく。
各チップ90は、吸着ノズルを介してロボットにハンドリングされるので、ロボットの搬送中にノズルに対して僅かな位置ずれやノズル軸線回りに回転する傾向があり、チップ91,92,93を単に重ね合わされた状態では各チップの側面や四隅の角が互いに一致しない状態で重ね合わされる。
このようなチップ90の搬送時の問題に加えて、各チップ90を部材載置台上に載置した状態では、チップ90の周囲が部材位置合わせ爪40で囲まれた領域内にあるので、吸着ノズルによる負圧及びこれに伴うこの領域内の空気の流れ(風)の影響でチップ同士がずれて重ね合い度合いが更にずれてくる。このような現象は、各チップが数mm角という吸着ノズルの負圧の影響を受け易い微小チップに特に顕著に現れる現象である。しかしながら、本発明では後述するその特有の作用でこの問題を解決できる。
続いて、このようなチップ91,92,93の側部が互いにずれたまま合致していない状態で重なり合った3枚のチップ90を、対向する2つの部材位置合わせ爪40で挟み込む(把持する)。この際、エアシリンダ70の駆動を解除することで、引っ張りバネ80の引っ張り力を介して、部材位置合わせ爪間に引っ張り力を作用させる。
各部材位置合わせ爪40はそれぞれ各支持ブロック30に固定されているので、各支持ブロック30がリニアガイド上を移動することで、各部材位置合わせ爪40のチップ位置合わせ凹部40aが3枚の重なったチップ90の両側面に突き当たってチップ90を挟み込む。各部材位置合わせ爪40のチップ位置合わせ凹部40aは、各チップ90の平面視で隣接する二辺の側面に対応する形状を有しているので、この2つの部材位置合わせ爪40で3枚のチップ90を挟み込む。即ち、チップ90が平面視正方形であれば、爪の形状は90度に開いた形状となり、チップ90の一方の対角線に垂直な方向から挟み込む(把持する)ことになる。これによって、各チップ90の角部及び角部を挟む2つの側面が互いに合致していく。このような各チップ90の位置合わせをより確実にするために、少なくとも2回部材位置合わせ爪40によるチップ90の挟み込みを行う。
この2つの部材位置合わせ爪40によるチップ90の挟み込みの同期をとることは、一方の支持ブロック31を一方のリニアガイド上で往復させるエアシリンダ70の駆動だけで実現できる。これは、一方の支持ブロック31と他方の支持ブロック32がZ型をなすリンク機構60で接続されているからである。
具体的には、中央のリンク棒61のベアリング108を介したリンクピン107を支点として中央のリンク棒61の両端部にベアリング102及びリンクピン101を介して回動可能に接続された両脇のリンク棒62,63が互いに支点に関して対称な動きをし、一方の支持ブロック31及び部材位置合わせ爪41がチップ90に近づく方向に移動すると、これと連動して他方の支持ブロック32及び部材位置合わせ爪42もチップ90に近づく方向に移動するからである。また、エアシリンダ70を駆動すると、リンク機構60を介して一方の支持ブロック31及び部材位置合わせ爪41がチップ90から離間する方向に移動すると、他方の支持ブロック32及び部材位置合わせ爪42もチップ90から離間する方向に移動する。
このようにして、少なくとも2回2つの部材位置合わせ爪41,42によって3つのチップ91,92,93を挟み込むことによって、各チップ91,92,93の側面が2つの部材位置合わせ爪41,42のチップ重なり合い部の形状に習うので、重なり合う3つのチップ90(91,92,93)の位置合わせを簡単な構成で行うことができる。
なお、上述の部材同士の位置合わせ工程によって位置合わせされた3つのチップ91,92,93は、例えばその下流工程である溶着工程にロボットを介して搬送される。
以上説明したように、本発明によると、部材(チップ)を把持したり部材から離間したりする部材位置合わせ爪を介して部材同士の重なり部の位置合わせを行うことができる。そのため、重なり部の位置合わせのために特別な振動手段を必要とせず、装置の小型化を図ることができる。また、振動手段の振動による部材位置合わせ爪の締結部や固定部の弛みの問題が生じることがない。
なお、部材位置合わせ爪が重なり合う部材の最下部の部材を挟み込む(把持する)ようにしても良い。これより上の部材は最下部の部材の上面領域からはみ出すことがなくなり、上の部材が下の部材からはみ出さない重ね合い状態を合格品とする仕様(スペック)による部材同士の重なり部の位置合わせを可能にする。
また、上述の実施形態のようなZ型のリンク機構を介して各支持ブロックを連結することで、部材を把持する方向及び部材から離間する方向に沿って部材位置合わせ爪移動させる際の構造の簡略化を図ることができ、装置のコスト低減に役立てることができる。
なお、リンク機構は、上述の実施形態ではリンク棒を用いたZ型であったが、中央のリンク棒61の代わりに円形状の歯車を配置し、また両側のリンク棒62、63に歯切りをすることで、いわゆるラック・アンド・ピニオン機構を用いることも可能である。また、本構成以外にも、V字型のリンク機構の両端部に基台30を配置し、V字型リンクの中央部をエアシリンダ等の駆動源で駆動させることで、V字を開閉させ、基台30上に配置する部材位置合わせ爪の間隔を移動させるようにしても良い。
また、上述の実施形態では部材が平面視矩形状の厚さの薄い半導体チップであったが、このような材料及び形状に部材が限定されることはなく、例えば円板状の部材や、円筒状の部材、円環状の部材、平面視3角形や多角形の部材であっても、これらの側面に対応した位置合わせ凹部を備えた把持爪を準備すれば、本発明を適用可能であることは言うまでもない。
また、例えば平面視矩形状の板上の部材を重ね合わせてそれらの側面を位置合わせする場合に、各側面に対応する突き当て部を有した4つの把持爪をこの部材の周囲に配置し、この4つの把持爪を部材の側面に同時に突き当てると共にこの部材から4つの把持爪を同時に離間させる動作を少なくとも2回行うような構成としても、本発明と同等の作用を発揮することが可能である。また、重ね合わされる部材のうち、上の部材が下の部材よりも小さく、上の部材を下の部材の例えば中心部又は一方に所定量偏倚して位置合わせする必要がある場合は、この位置合わせ具合に応じた段差を有する部材位置合わせ爪を用意し、重ね合わされた部材をこの段差付きの部材位置合わせ爪で挟み込んで位置合わせするようにしても良い。この場合、下の部材が上の部材よりも若干小さい程度であれば、同様の段差付きの部材位置合わせ爪で部材同士の位置合わせを行なうことも可能となる。
なお、上述の実施形態では、位置合わせされる部材が3つ(3枚)であったが、本発明はこれに限定されず、部材が2つ(2枚)以上であれば十分な効果を発揮することができる。
また、上述の実施形態における寸法・材質が例示的なもので、本発明の範囲を逸脱しなければ他の寸法や材質が適用可能であることは言うまでもない。
1 部材同士の位置合わせ装置
10 ベース板
20(21,22) リニアガイド
30(31,32) 支持ブロック(基台)
30a(31a,32a) 側面視で凹んだ部分
40(41,42) 部材位置合わせ爪
40a(41a,42a) チップ位置合わせ凹部
50 部材支持ベース部
50a 脚
51 部材載置台(テーブル)
60 リンク機構
61,62,63 リンク棒
70 エアシリンダ
71 駆動ロッド
72 L字型アーム
80(81,82) 引っ張りバネ
90(91,92,93) チップ
101 リンクピン
102 ベアリング
103 リンクピン
104 ベアリング
105 リンクピン
106 ベアリング
107 リンクピン
108 ベアリング

Claims (2)

  1. 少なくとも2つの部材を重ねた状態で各部材の位置合わせを行う部材同士の位置合わせ装置であって、
    前記部材を載置するテーブルと、
    対向して配置され、それぞれが前記部材の外形に対応する形状を有し互いに対向する2つの部材位置合わせ爪部を有し、前記材料を把持する把持手段と、
    前記部材を把持する方向及び前記部材から離間する方向に沿って前記把持手段を移動させる駆動手段とを備え、
    前記把持手段が前記部材の把持動作及び解除動作を少なくとも2回繰り返すことにより当該材料の位置合わせを行うことを特徴とする部材同士の位置合わせ装置であって、
    前記駆動手段は、リンク機構と、前記リンク機構の両端部に固定された2つの基台と、前記基台の少なくとも一方に接続され、当該基台を駆動する駆動源とを有し、
    前記リンク機構の各リンクは、前記2つの部材位置合わせ爪部が移動する方向を含む平面と平行な平面上を動くように配置されており、
    前記部材は、前記把持手段の互いに対向する2つの部材位置合わせ爪部によって挟まれるようになっており、前記把持手段の2つの部材位置合わせ爪部は、前記リンク機構を伴う駆動手段を介して前記少なくとも2つの部材を重ねた状態で前記部材から同期して離間すると共に前記部材を同期して挟持することを特徴とする部材同士の位置調整装置。
  2. 前記把持手段は、前記材料のうち最下部の部材のみを把持することを特徴とする請求項1に記載の部材同士の位置調整装置。
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