JP5067821B2 - 多周波送受波器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚群探知機やソナー等に用いられる多周波送受波器に関し、特に矩形振動子を複数個並べて構成した多周波送受波器に関する。
【0002】
【従来の技術】
多周波送受波器は、探知目標に応じて周波数を切り替えて使用する送受波器であって、魚群探知機やソナー等の水中探知装置に使用されている。多周波送受波器の典型的なものとしては、2つの周波数の超音波を送受信する2周波型の送受波器が挙げられる。このような2周波型の送受波器では、それぞれの周波数に対応した振動子を独立して2個設けてもよいが、こうすると全体の形状が大きくなりコストも高くなる。そこで、1個の振動子で2周波の送受信が行える送受波器が実用に供されている。
【0003】
従来、このような送受波器においては、図11に示すような振動子100が用いられていた。振動子100は、圧電セラミックス(PZT)などから形成されており、直径がL1、厚みがL2の円板形状をしている。この振動子100は、L1の寸法で決まる固有の共振周波数f1と、L2の寸法で決まる固有の共振周波数f2とを有しており、L1>L2であるから、共振周波数はf1<f2となる。したがって、振動子100にf1,f2のいずれかの共振周波数と同じ周波数の送信信号を印加することにより、振動子100はその周波数で共振して、f1またはf2の周波数をもった超音波を放射する。また、水中で反射して帰ってくるエコー信号を受信する場合も、f1またはf2の周波数で共振して、その周波数の受信信号を生じる。こうして、1個の振動子100で2周波の送受信を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の振動子100は円板形状をしていることから、寸法のディメンジョンがL1とL2の2つだけである。そして、これらのL1,L2の値は、共振周波数が決まれば必然的に決まってしまう。一方、上記のような円板形状の振動子100においては、超音波は通常円板面から放射されるので、振動子100の指向角はL1の寸法に依存するが、L1、L2が共振周波数で決まるために、指向角をL1によって自由に選定することができない。したがって、従来の振動子では、寸法と指向角との間に独立性がなく、共振周波数が決まれば指向角も自動的に決まってしまうので、任意の指向特性を得ることができなかった。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、その課題とするところは、振動子の寸法と指向角との間に独立性をもたせて、周波数に関係なく任意の指向特性が得られるようにした多周波送受波器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では振動子として矩形振動子を用い、これを複数個並べて配列する。そして、振動子の長手方向の辺と直交する短辺と長辺の寸法により決まる基本振動モードの共振周波数と高次振動モードの共振周波数とを利用して振動子を共振させ、多周波の送受信が行えるようにしている。振動子は、短辺が振動子の配列方向と一致するように配置され、長手方向の辺と短辺とで形成される面が超音波の放射面を構成し、長手方向の辺と長辺とで形成される面が電極面を構成している。また、短辺の寸法Aと長辺の寸法Bの寸法比A/Bが、送波電圧感度に基づいてあらかじめ定められた、結合振動が生じない一定値以下の寸法比に設定されている。さらに、長手方向の辺を、基本振動モードおよび高次振動モードでの共振に影響を与えない寸法に設定し、振動子の指向角をこの長手方向の寸法によって制御するようにしている。
【0007】
本発明のような矩形振動子を用いた場合は、寸法のディメンジョンが3つとなるので、共振周波数に応じて2つの寸法が固定されても、もう1つの寸法は自由に選定することができ、この寸法を変えることで共振周波数に関係なく指向角を任意に選定することが可能となる。なお、高次振動モードには、3次振動モードや5次振動モード等があるが、本明細書における3次振動モードや5次振動モード等の文言は、物理学上の正確な3次振動モードや5次振動モード等だけに限られず、略3次振動モード、略5次振動モード等も含んだ概念である。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の多周波送受波器に用いる矩形振動子の一例を示した図である。矩形振動子1は、たとえば圧電セラミックス(PZT)から形成されており、3辺の長さがそれぞれA,B,Cである直方体からなる。Aは短辺1a、Bは長辺1b、Cは長手方向の辺1cの寸法である。1dは、辺1aおよび辺1cにより形成される超音波放射面であって、この放射面1dから図の矢印方向へ超音波が放射される。θはこのときの指向角を表している。1eは、辺1bおよび辺1cにより形成される電極面であって、短辺1aをはさんだ一対の面からなる(図1では片方の面しか表れていない)。これらの電極面1eには、送信時に矩形振動子1に電圧を印加し、また受信時に矩形振動子1から電圧を取り出すためのリード線(後述)が接続される。なお、矩形振動子1の分極方向は、図のように短辺1aに沿う方向となっている。
【0009】
図2は、上記のような矩形振動子1を用いた多周波送受波器の平面図を示している。多周波送受波器10は、複数個の矩形振動子1が並べて配列された振動子アレイから構成され、各矩形振動子1は、その短辺1aの方向が振動子の配列方向Zと一致するように配置されている。図のdは、矩形振動子1の配列間隔(中心間距離)を表している。また、2a,2bは、矩形振動子1の電極面1e(図1参照)に電気的に接続されたリード線である。図では、左端の矩形振動子1についてのみリード線2a,2bが図示されているが、他の矩形振動子1にも同様にリード線2a,2bが接続されている。
【0010】
ところで、図2のようなアレイ型の送受波器においては、矩形振動子1の配列間隔dが指向特性を決定する重要なファクターであり、この配列間隔dを適正に選定する必要がある。すなわち、矩形振動子1を同位相の信号で使用する場合、図3に示したように、配列間隔dの各振動子1に対して斜め方向(角度φ)から到来する超音波3は、隣接する振動子間で、x=d・cosφの距離に相当する位相差をもって入射する。したがって、配列間隔dが広いと、xが超音波の波長λの整数倍となるようなφの値が存在し、このときのφの角度で到来する超音波3は、各振動子1に入射する時点での位相がすべて揃うことになるので、送受波器の受信電圧レベルが大きくなる。このように、正面方向(φ=90°)以外に、入射する超音波の位相が揃う斜め方向の角度φが存在する結果、この斜め方向に対する感度の極大点(グレーティングローブ;以下GLと記す)が発生して、指向特性におけるS/N比が悪くなる。
【0011】
そこで、これを回避するには、配列間隔dを超音波の波長λよりも短くすればよい。すなわち、cosφの最大値は1であるから、dがλよりも小さければ、xの値もλより小さくなって、xがλの整数倍となることはない。今、矩形振動子1の配列間隔をd(mm)、使用する周波数をf(KHz)、伝播媒体中の音速をv(m/s)としたとき、波長λ(mm)は、λ=v/fで表される。したがって、斜め方向からの超音波に対してGLが発生しないようにするには、配列間隔dが
d<v/f … (1)
を満足するように矩形振動子1を配列すればよい。ここで、各振動子間の遮音材を考えないとすれば、配列間隔dは短辺1aの寸法Aと同じとみなせるので、上記(1)式は
A<v/f
と書き換えることができる。これを変形すると、
A・f<v … (2)
となって、この(2)式がGLを発生させないための条件となる。伝播媒体が水であれば、水中の音速はv=1500であるから、これを(2)式に代入すると、
A・f<1500 … (3)
が得られる。よって、矩形振動子1の短辺の寸法Aを(3)式を満足するように選定することによって、図2のような振動子アレイを構成した場合に、GLの発生を回避することができる。なお、後での説明の便宜上、(2)式と(3)式のA・fを「配列定数」と呼ぶこととし、
N=A・f
で定義する。
【0012】
ところで、図2においては、短辺1aが矩形振動子1の配列方向Zと一致するように配置されているので、複数個の振動子を並べた場合に、配列方向Zのアレイの全長を抑制することができる。また、図1からわかるように、電極面1eは長手方向の辺1cと長辺1bとで形成される最も面積の広い面であるから、振動子のインピーダンスを小さくすることができる。また、電極面1eは超音波の放射面1dと直交する面であって、かつ側方を向いているので、リード線2a,2bの配線作業がしやすい。さらに、超音波の放射面1dは、振動子の長手方向に延びており、後述するように、この長手方向の寸法Cは振動子の共振周波数に影響しないので、指向性を独立して制御することができる。以上のことから、図1の矩形振動子1を図2のように配列することが、最も効果的で好ましい。
【0013】
次に、本発明の特徴をなす矩形振動子1の共振特性について説明する。図1に示した矩形振動子1は、寸法のディメンジョンとしてA,B,Cの3つを有しており、それぞれの長さにおいて固有の共振周波数を持っている。本発明では、短辺の寸法Aと長辺の寸法Bによって決まる基本振動モードおよび高次振動モードでの各共振周波数を利用して多周波を得るとともに、長手方向の寸法Cによって指向角θを制御するようにしている。以下の実施形態では、2周波の場合を例に挙げる。
【0014】
図1において、矩形振動子1の短辺の寸法Aと長辺の寸法Bは、後述する結合振動が生じないような寸法比、たとえばA/B=0.1となるように設定されている。また、長手方向の寸法Cは、基本振動モードおよび高次振動モードでの共振に影響を与えない寸法に設定されており、たとえばC>3Bとなるように設定されている。
【0015】
図4は、このような矩形振動子1の共振特性の一例であって、横軸は振動子に印加する信号の周波数、縦軸は振動子のインピーダンスの絶対値をそれぞれ示している。f−a,f−b,…f−fは振動モード、fr_a,fr_b,…fr_fは各振動モードにおける共振周波数を表している。振動モードのうち、f−aとf−bは、それぞれ短辺の寸法Aおよび長辺の寸法Bで決定される基本振動モードである。また、f−c,f−d,f−e,f−fは高次振動モードである。なお、振動子の長手方向の寸法Cで決まる基本振動モードでの共振は、fr_bよりも低い周波数において現われるが、図4では省略している。
【0016】
このように、矩形振動子1は基本振動モードのほかに高次振動モードにおいて共振周波数を有することから、たとえば、寸法Bで決定される基本振動モードf−bでの共振周波数fr_bと、3次振動モードf−cでの共振周波数fr_cとを利用することで、2周波の送受波器を実現することができる。すなわち、図2において、各矩形振動子1にリード線2a,2bを介して、周波数がfr_bの送信信号と周波数がfr_cの送信信号とを切り換えて印加すれば、振動子はfr_bまたはfr_cの周波数で共振して、その周波数の超音波を水中に放射する。また、水中で反射して帰ってくるエコー信号を受信する場合も、振動子はfr_bまたはfr_cの周波数で共振して、その周波数の受信信号を生じる。
【0017】
ところで、基本振動モードとしては、寸法Bで決定されるf−b以外に、寸法Aで決定されるf−aが存在するが、f−aでの共振周波数fr_aは、前述した配列定数の条件(式(3))を満たさないので、利用することができない。また、高次振動モードとしては、3次振動モードf−cのほかに、5次振動モードf−dや7次振動モードf−eなどが存在するが、配列定数の条件による制約があるために、5次振動モードf−dは利用範囲が限定され、7次モード以降は、利用することができない。以下、これらについて説明する。
【0018】
図5は、A/Bの値と配列定数との関係を示したグラフである。Na,Nb,…Nfは、各振動モードf−a,f−b,…f−fに対応する配列定数を示している。配列定数は、前述の通りN=A・fで定義されるから、それぞれの配列定数Na,Nb,…Nfは、振動子の短辺の寸法Aと共振周波数fr_a,fr_b,…fr_fとの積を計算することで算出される。
【0019】
図5からわかるように、基本振動モードf−bの配列定数Nbは、A/Bが0.1〜1.0の範囲で変化しても1500を超えることがない。すなわち、GLを発生させないための式(3)の条件を満たしている。同様に、3次振動モードfcの配列定数Ncも、A/Bが0.1〜1.0の範囲で1500を超えることがなく、式(3)の条件を満たしている。また、5次振動モードfdの配列定数Ndは、A/Bが0.1〜0.4の範囲では1500を超えないが、A/Bが0.4以上になると1500を超えて、式(3)の条件を満たさなくなる。さらに、基本振動モードf−aの配列定数Naと、7次以上の振動モードf−e,f−fの配列定数Ne,Nfについては、A/Bの値にかかわらず1500を超えており、式(3)の条件を満たさない。
【0020】
以上のことから、式(3)の条件を満たすのは、基本振動モードf−bと、3次振動モードf−cと、5次振動モードf−dの一部であることがわかる。そこで、上記実施形態においては、基本振動モードf−bの共振周波数fr_bと、3次振動モードfcの共振周波数fr_cの2つを利用して、GLの発生しない2周波の送受波器を実現している。
【0021】
一方、指向角θについては、振動子の長手方向の寸法Cを変えることで調整が可能である。この場合、寸法Cは、基本振動モードf−bおよび3次振動モードf−cでの共振周波数fr_b,fr_cに影響を与えない寸法に設定されているので、寸法Cを共振周波数に関係なく独立して設定することができる。すなわち、寸法A,Bは2周波の共振周波数fr_b,fr_cにより拘束されるが、寸法Cは共振周波数fr_b,fr_cによる拘束は受けず、長さを自由に決定できるので、寸法Cによって決まる指向角θも、共振周波数とは切り離して独立して設定することができる。なお、指向角θは矩形振動子1の長手方向の指向角であるが、矩形振動子1の配列方向Z(図2参照)の指向角については、矩形振動子1の配列個数によって調整することが可能であり、この指向角も共振周波数による拘束は受けない。このようにして、寸法A,Bと寸法Cとを独立に設計できる結果、任意の共振周波数と任意の指向角の組合せが可能な送受波器を実現することができる。
【0022】
図6は、各振動モードごとの送波電圧感度の一例であって、振動子の中心音軸上における送波電圧感度の周波数特性を示したものである。この図6は、A/Bの値を固定したときの特性であるが、A/Bの値を変化させたときに、送波電圧感度がどのように変化するかを表したのが図7である。図7では、3次振動モードf−cの送波電圧感度が示されている。図7からわかるように、送波電圧感度はA/Bの値が0.1〜0.5の範囲では150dB以上を維持しているが、A/Bの値が0.5を超えると150dBを下回り、感度が低下する。実際上、送波電圧感度が150dB以上あれば、2周波型送受波器の特性としては十分なので、3次振動モードf−cを利用する場合は、A/Bの値を0.5以下に選定するのが望ましい。ただし、ここでの0.5という数値は一例であって、一般的には、送波電圧感度に基づいてあらかじめ定められた一定値以下にA/Bの値を選定することになる。
【0023】
図8は、3次振動モードf−cにおける振動子の共振の様子を示した図で、(a),(b)はそれぞれA/Bが0.3と0.6のときの共振状態を表している。(a)では、きれいな3次モードの振動が現われているが、(b)は高次の振動モードにはなっていない。(b)の場合は、何らかの振動モードが組み合わさった結合振動モードと考えられる。このような結合振動モードは振動効率が悪く、図7においてA/Bの値が0.5を超えると送波電圧感度が低下するのも、結合振動モードが発生しているためであると推定される。したがって、矩形振動子1の短辺と長辺の寸法比A/Bを0.5以下に設定しておくことにより、上記のような結合振動が生じないようにすることができる。
【0024】
図9は本発明の他の実施形態であって、GLが発生しないことに加えて、サイドローブを抑制できるようにしたものである。ここでは、矩形振動子1の長手方向の寸法を配列方向Zに順次異ならせることで、形状的に重み付けをしている。このような重み付けを行うことにより、振動子の配列方向Zの指向性を制御して、サイドローブを抑制することができる。この場合、先にも述べたように、振動子1の長手方向の寸法は共振周波数に影響を与えないので、寸法の異なる振動子1を図のように配列することで、周波数に関係なく指向性を制御してサイドローブを抑制することができる。
【0025】
なお、重み付けをするには、上記のような形状による重み付けのほか、電気的に重み付けを行う方法もある。図10はこの場合の実施形態を示しており、矩形振動子1を配列方向Zと直交する方向に分割して、振動子が複数個並べて配列された振動子列11,12,13を複数組設けたものである。この実施形態では、各振動子列11,12,13に印加する信号電圧の大きさを異ならせて、印加電圧に重み付けを行う。振動子の印加電圧に重み付けをすることにより指向性を改善できることは、たとえば特開平5―60858号公報、特公平3−23874号公報などに記載されているように、すでに公知である。重み付けの手段としては、トランスの巻数比を利用する方法、振動子のインピーダンス制御による方法など、公知の方法を採用することができる。また、重み付けの関数としては、チェビシェフ関数やガウス関数などの関数を用いることができる。また、図10で縦方向の振動子群a,b,…jのそれぞれに印加する信号電圧の大きさを異ならせて、重み付けを行うことで、配列方向Zの指向性も制御することができる。
【0026】
なお、図2の構成において、各矩形振動子1に印加する信号電圧の大きさを異ならせて重み付けを行うことによっても、配列方向の指向性を制御することができる。
【0027】
本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、他にも種々の形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態においては、基本振動モードf−bと3次振動モードf−cとを利用した2周波型の送受波器を例に挙げたが、振動子の長手方向の寸法Cによって決まる基本振動モードでの共振周波数も利用すれば、3周波型の送受波器を実現することができる。また、高次振動モードとして、3次振動モードf−cに加えて5次振動モードf−dを一定範囲内で利用してもよく、この場合は4周波型の送受波器を実現することができる。
【0028】
また、上記実施形態においては、矩形振動子1を圧電セラミックス(PZT)で構成したが、振動子の材質は圧電材料であればよく、たとえばチタン酸バリウムなどを用いてもよい。なお、材質のもつ音速値はそれぞれ異なるから、使用する圧電材料によって前述のA/Bの値が変化することはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、矩形振動子における共振周波数を決定する寸法と、指向性を決定する寸法とを独立に設定することができるので、周波数に関係なく任意の指向特性が得られる多周波送受波器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多周波送受波器に用いる矩形振動子の斜視図である。
【図2】矩形振動子を用いた多周波送受波器の平面図である。
【図3】グレーティングローブを説明する図である。
【図4】矩形振動子の共振特性の一例である。
【図5】寸法比率と配列定数との関係を示したグラフである。
【図6】送波電圧感度の周波数特性を示したグラフである。
【図7】寸法比率と送波電圧感度との関係を示したグラフである。
【図8】3次振動モードにおける振動子の共振の様子を示した図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す平面図である。
【図10】本発明の他の実施形態を示す平面図である。
【図11】従来の振動子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 矩形振動子
1a 短辺
1b 長辺
1c 長手方向の辺
1d 放射面
1e 電極面
2a,2b リード線
3 超音波
10 多周波送受波器
11,12,13 振動子列
A 短辺の寸法
B 長辺の寸法
C 長手方向の辺の寸法
θ 指向角
d 配列間隔
Z 配列方向
f−a,f−b 基本振動モード
f−c,f−d,f−e,f−f 高次振動モード

Claims (7)

  1. 矩形振動子が複数個並べて配列された送受波器であって、
    前記矩形振動子は、長手方向の辺と直交する短辺と長辺の寸法により決まる基本振動モードの共振周波数および高次振動モードの共振周波数においてそれぞれ共振して、多周波の超音波を送受信するように構成されているとともに短辺が振動子の配列方向と一致するように配置され、長手方向の辺と短辺とで形成される面が超音波の放射面を構成し、長手方向の辺と長辺とで形成される面が電極面を構成しており、
    前記矩形振動子における短辺の寸法Aと長辺の寸法Bの寸法比A/Bが、送波電圧感度に基づいてあらかじめ定められた、結合振動が生じない一定値以下の寸法比に設定されており、
    前記長手方向の辺は、前記基本振動モードおよび高次振動モードでの共振に影響を与えない寸法に設定されており、
    前記長手方向の辺の寸法によって決まる指向角を有していることを特徴とする多周波送受波器。
  2. 請求項1に記載の多周波送受波器において、
    寸法比A/Bが0.5以下であり、長手方向の辺の寸法Cと長辺の寸法Bとの関係がC>3Bであることを特徴とする多周波送受波器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の多周波送受波器において、
    高次振動モードの共振周波数として、3次振動モードまたは5次振動モードの共振周波数を利用することを特徴とする多周波送受波器。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多周波送受波器において、
    前記短辺と長辺の寸法により決まる基本振動モードの共振周波数に加えて、長手方向の辺の寸法により決まる基本振動モードの共振周波数を利用することを特徴とする多周波送受波器。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の多周波送受波器において、
    矩形振動子は、振動子の配列間隔をd(mm)、使用する周波数をf(KHz)、伝播媒体中の音速をv(m/s)としたとき、d<v/fの条件を満たすような配列間隔で配置されていることを特徴とする多周波送受波器。
  6. 請求項5に記載の多周波送受波器において、
    短辺の寸法Aが、A・f<1500の条件を満たような寸法であることを特徴とする多周波送受波器。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の多周波送受波器において、
    矩形振動子は、配列方向に形状的または電気的な重み付けがされていることを特徴とする多周波送受波器。
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