JPS6045376B2 - 超音波送受波器 - Google Patents

超音波送受波器

Info

Publication number
JPS6045376B2
JPS6045376B2 JP51110995A JP11099576A JPS6045376B2 JP S6045376 B2 JPS6045376 B2 JP S6045376B2 JP 51110995 A JP51110995 A JP 51110995A JP 11099576 A JP11099576 A JP 11099576A JP S6045376 B2 JPS6045376 B2 JP S6045376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transducers
elements
transducer
stage
ultrasonic transducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51110995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5336266A (en
Inventor
良一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP51110995A priority Critical patent/JPS6045376B2/ja
Publication of JPS5336266A publication Critical patent/JPS5336266A/ja
Publication of JPS6045376B2 publication Critical patent/JPS6045376B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は魚群探知器機やソナー等に使用される超音波送
受波器に関し、特に振動子の配列の改良に関する。
一般にスキヤニングソナー等で水中の物体を探知すると
きの原理は、平面上で考えると第1図に示すようになる
すなわち、はじめに超音波振動子から音波を3600全
方向に送信し(第1図a)、受信時には円周上にならべ
た振動子のうち隣りあう何個かの振動子の組合せにより
シャープなシングルビームを形成しこれらの振動子の組
を順次高速て切換えることにより(第1図b)全方向を
走査し、反射信号から水中の物体まての距離と方向を求
める方法がとられている。従つて、発射時には全方向に
音波を発射し、受信時には方位精度の向上のためサイド
ローブのないシャープなビームを形成することが必要と
なる。
従来、この種の送受波器は第2図a、bに概略図を示す
ように、ある平面上あるいは円筒上に多数の素子を整然
と配置し、送信時にはそれらの一部あるいは全部の素子
に送信超音波信号を供給し、受信時にはそれらの素子の
いくつかの組合せで得られる受渡信号を整相合成して受
渡信号を作るが、その際に、所望のビーム幅、サイドロ
ーブが得られるように各素子から得られる信号に゛’重
み付け’’等を行なうことが多かつた。
ここで音波の指向性について述べると、第3図は直線上
に振動子を2個配列したときの指向特性を示す図で、振
動子の中心距離がλ/2(λは波長)のとき指向性はサ
イドローブ抑圧の点で最も良いことが明らかである。な
お、所望のビーム幅を得るため振動子を複数個配列した
場合、振動子の最適間隔はいろいろの値をとり得る。従
つて、ここでは一例、λとして振動子の配列について素
子間隔か一の場合についてのべる。
上述のように振動子の配置について、使用周波数のλに
比べ素子間隔(中心間距離)をλ/2にとることがサイ
ドローブ抑圧の点で好ましいが、一般には超音波振動子
の素子寸法がλ/2よりも大きいため、素子間隔をλ/
2等に縮めることができず、各素子に与えるある適当な
重み付けによつて得られるサイドローブ比をもつて妥協
するか、あるいは輻射面寸法がλ/2のような特殊振動
子を作るしかなかつた。
しかし、前者の場合は通常のソナー等の設計目標である
主ビームに対するサイドローブの減衰量を20dB以上
にとることがかなり困難であり、後者の場合はλ/2の
素子を作つても非常に高価なものとなる欠点があつた。
さらに、これらの素子を円筒状に配置する場合には、円
周上に配置しなければならない素子数は要求するビーム
幅から決まり、サイドローブの点のみならず船舶への装
備の点を考えれば、1段あたり必要な素子数を各段にな
らべ、かつ円筒の半径をできるだけ小さくすることが望
ましい。
しかし、この場合第2図cにbの横断面拡大図を示すよ
うに、一般のフェライト振動子やランジュバンタイプの
振動子のような高さ(長さ)が大きな素子の場合はもち
ろんのこと、リング振動子のように比較的高さの低いも
のの場合でも、小さな半径の円筒上に配置しようとする
と、素子同士がぶつ冫かるため(第2図cの斜線部)、
円筒の半径を大きくせざるを得ない等の欠点があつた。
本発明はこれらの欠点を除去するため、各素子を千鳥足
状に配置し、その間隙を電気回路により補間するように
したもので、以下図面により詳細2に説明する。
第4図は本発明の振動子の円筒状配列の一実施例を示す
図であり、図中白丸、黒丸は共に同一種類の超音波振動
子であり、輻射面寸法はλ/2以上とする。
このような円筒配列の場合はスキヤニ3ングソナーに用
いられることが多いので、ここで送信は水平3600に
無指向性で全方向送信する場合について考え、受信はシ
ャープなシングルビームを形成するものとして説明する
。図は円筒の円周上に36素子並べることが必要だと仮
定した場合3であり、まず18素子ずつ一段目に並べ次
の段には前の素子の間隙をうめるように交互に(即ち千
鳥足状に)8段ならべたものである。結果として音響的
には円周上に36素子、縦方向に8段ならべた場合と等
価になり、その場合の素子間隔はλ/24.にできる。
まず寸法の面から考察すると、第5図の拡大図aに示し
た縦方向、bに示した円周方向の図から明らかなように
、輻射面寸法がλ/2以上の素子を共にλ/2の間隔に
ならべることは可老てあり、この結果円筒の半径も従来
方式に比し?しく、小さくすることができる。次に音波
の指″J性について考察する。1)送信の指向性 (イ)垂直方向は第4図白丸印素子と黒丸印素子が同数
(4個ずつ)縦にならんでいるので、λ/2間隔に8素
子直線にならんだ指向性と同一と考えてよい。
(ロ)水平方向は第4図から明らかなように各段ごとの
指向性は無指向性で送信されるので、各段ごとに円周上
に3螺子ならべた場合と変わりない。
以上のように送信の指向性は、円筒の全周にλ/2ごと
に素子をならべた場合と音響的には等価である。
1)受信の指向性 受信の指向性は前述のように、方位を定めるためシャー
プなビームを形成する必要がある。
(イ)垂直方向は第6図aに示すように図中の基準軸上
て考えると黒丸印素子間隙(図中●印にあたる素子位置
)を補間するため基準軸に対して対称な白丸印素子2個
による受信信号に112の重み付けを行なつて加算して
やれば垂直方向についてBeam−Steeringの
ために与えられる遅延量(位相量θ)は白丸、黒丸印同
士はそれぞれ同じであるから、λ/2間隔に8素子を直
線に配列した指向性と等価となる。(ロ)水平方向の指
向性は第6図bから明らかなように、円周上にならんだ
各素子に与えられる水平方向位相補償量0がそれぞれ異
なるが、図のように今考えている軸に対して左右両どな
りの素子での受信信号をも軸上のものを1とした時11
2の重みをもたせて軸上の素子による受信信号に加算す
ることにより縦方向系列素子間を補間てきるのて、この
補間のための加算器1の出力を通常の場合の単体の指向
性と考えて計算を行なえばよい。
もし、ビーム幅の点で所望のものより広い場合は、積ア
レイ方式または和差方式の考えをとり入れて必要なビー
ム幅を形成させればよい。また、サイドローブの点で改
良したい時には、加算器1の出力信号に重み付けをすれ
はよい。
なお、垂直、水平方向の補間のそれぞれについて個別に
述べたが、垂直あるいは水平方向のいずれか一方を補間
すればこれを他の方向の場合について使用できる。
従つて実際は垂直方向について補間すればこれを水平方
向の補間信号として使用できるのでいずれか一方向の補
間のみをすればよい。
以上は千鳥足配置を円筒配列に応用した場合について説
明してきたが、これは配置した素子数はもちろんのこと
、配列も円筒配列に限ることなく、平面配列の場合にも
全く同一の考えで適応できることはいうまでもない。
また、説明においては全方向送信、シングルビーム受信
についてのみ述べたが、これに限定することなく送受信
とも指向性をもたせたシングルビーム、あるいは複数個
のビームを作ることも容易である。第6図における加算
器1も演算増幅器等の加算器に限らず、他の手段例えば
トランス等を用いて合成してもよいことはいうまでもな
い。以上説明したように、素子を千鳥足状に配置し受信
時には電気回路により補間を行なえば、素子輻射面寸法
よりも小さな間隔て配置できるためサイドローブ抑圧の
点で優れる。さらに、円筒上に配置した場合には、その
半径をも著しく小さくでき、使用する素子数も半分てす
み経済的てあり、かつ音響的に大きな素子を寸法よりも
小さな間隔でならべた場合と等価な特性を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はソナーのスキャニングを示す図、第2図は従来
の振動子の配列を示す図、第3図は振動子の指向性を示
す図、第4図は本発明の振動子の配列を示す図、第5図
は第4図の一部拡大図、第6図は受信時の補間の状態を
示す図である。 1・・・・・・加算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ある段に一列横方向に並べた複数個の振動子に対し
    、次段には、前段に相当する該ある段のそれぞれの振動
    子の中間の位置に振動子を配列し、以下同様に上記配列
    を複数段くり返して振動子群を平面状又は円筒状に形成
    し、送信時には該振動子群から音波を全方向に送信し、
    受信時には各段のすくなくとも縦方向の相互に隣り合う
    振動子の中間で振動子が存在しない位置における受信信
    号と実質上等価な信号になるように、横方向の相互に隣
    り合う振動子の各受信信号の重みを1/2にして合成す
    る手段を具備させ、前記すくなくとも縦方向の中間の振
    動子に相当する受信信号を補間することを特徴とする超
    音波送受波器。
JP51110995A 1976-09-16 1976-09-16 超音波送受波器 Expired JPS6045376B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51110995A JPS6045376B2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 超音波送受波器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51110995A JPS6045376B2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 超音波送受波器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5336266A JPS5336266A (en) 1978-04-04
JPS6045376B2 true JPS6045376B2 (ja) 1985-10-09

Family

ID=14549721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51110995A Expired JPS6045376B2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 超音波送受波器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6045376B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589716B2 (ja) * 1976-03-19 1983-02-22 日立プラント建設株式会社 廃水の電解処理方法
JPS5773673A (en) * 1980-10-27 1982-05-08 Mitsubishi Electric Corp Array ultrasonic probe
JPS57113596U (ja) * 1980-12-30 1982-07-14
JP4605594B2 (ja) * 2005-01-26 2011-01-05 古野電気株式会社 超音波送受波器および水中探知装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562473Y2 (ja) * 1974-11-22 1981-01-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5336266A (en) 1978-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5537367A (en) Sparse array structures
US6783497B2 (en) Two-dimensional ultrasonic array with asymmetric apertures
USRE45379E1 (en) Frequency division beamforming for sonar arrays
US4180792A (en) Transmit-receive transducer array and ultrasonic imaging system
Brunke et al. Broad-bandwidth radiation patterns of sparse two-dimensional vernier arrays
EP0627635B1 (en) Ultrasonic imaging by radial scan of trapezoidal sector
US8986210B2 (en) Ultrasound imaging apparatus
JP4610719B2 (ja) 超音波撮影装置
US20060239119A1 (en) Multiple projectors for increased resolution receive beam processing of echoing sonars and radars
US20190242994A1 (en) Acoustic phased array with reduced beam angle
CA1197602A (en) Array system with high resolving power
JPH0155429B2 (ja)
JP2004512117A (ja) 画像を取得するための方法、システムおよびプローブ
JPH05273333A (ja) 高速度マルチビーム側方探査ソナー装置
JPS6045376B2 (ja) 超音波送受波器
US4065748A (en) Transmitting and receiving multipath sonar antenna utilizing a single acoustic lens
De Jong et al. Vibration modes, matching layers and grating lobes
US4794574A (en) Broad band interference sonar having compressed emission
US4179683A (en) Method and apparatus for energizing an array of acoustic transducers to eliminate grating lobes
JP3640854B2 (ja) 超音波フェイズドアレイ送受波器
JPH06237930A (ja) 超音波診断装置
US3441904A (en) Electro-mechanical directional transducer
JPH02209135A (ja) 超音波送受信装置
JP2004286680A (ja) 超音波送受信装置
JPH0113547B2 (ja)