JP2791019B2 - 超音波アレイセンサ - Google Patents

超音波アレイセンサ

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JP2791019B2
JP2791019B2 JP62092446A JP9244687A JP2791019B2 JP 2791019 B2 JP2791019 B2 JP 2791019B2 JP 62092446 A JP62092446 A JP 62092446A JP 9244687 A JP9244687 A JP 9244687A JP 2791019 B2 JP2791019 B2 JP 2791019B2
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JP
Japan
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ultrasonic
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horn
waves
array sensor
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直哉 東
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ホーンを備えた超音波振動子を複数個設け
て、超音波振動子より超音波を送信し、物体からの反射
波を受信する超音波アレイセンサに関するものである。 [背景技術] 超音波センサは、超音波を利用してセンシングを行な
うものであり、検出方式として、パルスの伝搬に要する
時間により物体までの距離を検出する存在検知型のパル
ス方式や、連続波を送信し移動物体からの反射波の周波
数シフト分により移動物体の存在を検出するドップラ方
式などが知られている。 超音波は、可聴音域に比べ、波長が短いことにより、
指向特性を有しており、検出すべき特定の方向へ検出範
囲を限定することができる。従来、超音波センサは、HA
用、FA用のセンサとして、また防犯用センサなど多くの
用途に使われているが、前記したように、「検出範囲の
限定」として、“指向特性の狭角化”が技術開発への要
求の一つである。 従来、第4図に示すように、超音波振動子1より発生
した超音波の指向性を鋭くするための方法として、ホー
ン2を用いて放射面を拡げる方法がある。尚、超音波振
動子1と、この超音波振動子1に設けたラッパ状のホー
ン2とで超音波振動子本体3を構成している。ここで、
ホーン2の開口面で、平面波としてピストン振動してい
るとすると、半値角θ1/2は、 θ1/2=sin-1(0.71λ/l) で与えられる。尚、lはホーン2の開口面の直径であ
り、λは超音波の波長を示す。上式よりホーン2の開口
面を拡げるほど指向性を鋭くすることができる。ところ
が、一般的に、ホーン2の設計は難しく、また、ホーン
2を長く大きくしなければならないという問題があっ
た。 第5図は他の従来例を示し、超音波振動子1を0.5λ
の間隔で20個一直線状に配置して、半値角≒5゜degの
指向性を形成したものである。しかしながら、この従来
例においては、多くの超音波振動子1を必要とするとい
う問題がある。尚、第6図はこの時の角度(ANGLE)
と、利得(GAIN)との関係を示す特性図である。第5図
のように超音波振動子1を配列した場合でも、第6図か
ら分かるように、サイドローブが比較的大きい。 [発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
数少ない超音波振動子で、しかも、形状が大きくなく、
且つサイドローブが小さく狭角の指向性を得る超音波ア
レイセンサを提供することを目的としたものである。 [発明の開示] (構 成) 本発明は、超音波を送信し、物体からの反射波を受信
する超音波アレイセンサであって、超音波の指向性を鋭
くするホーンを具備した複数の超音波振動子と、超音波
を送信するために前記各超音波振動子を振動させる1つ
の送信回路と、前記各超音波振動子で受信した出力が入
力される1つの受信回路とを備え、前記複数の超音波振
動子を、少なくとも中心となる超音波振動子から所定の
間隔で同一平面上に配列することにより、複数個配列し
た超音波振動子の配列指向係数と、ホーンを備えた超音
波振動子の有する指向性との積で指向特性を得るように
したものである。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。第1図
は、本発明の配置構成図を示し、所定のホーン2を有す
る超音波振動子1を複数個、同一平面上に配列して超音
波アレイセンサを構成したものである。ホーン2を有す
る1つの超音波振動子1を中心にその回りに夫々ホーン
2を備えた6個の超音波振動子1を同一平面上に配列し
たものであり、各超音波振動子1の間隔を5λとしてい
る。第2図は超音波アレイセンサの要部ブロック図を示
し、7個の超音波振動子本体3と送信回路4及び受信回
路5に夫々接続されている。送信回路4により7個の超
音波振動子本体3が振動されて超音波を送信する。そし
て、物体からの反射波を7個の超音波振動子本体3にて
受信し、その受信出力は受信回路5に入力されて、物体
までの距離を検出したり、移動物体の存在を検出するよ
うにしている。尚、これら検出方法は周知であるので詳
細は省略する。 第3図(a)は、ホーン2を有する超音波振動子1を
7個、5λ間隔で配列したときの配列指向係数(Array
Factor)を示し、同図(b)はホーン2を有する超音波
振動子1の指向性の一例を示している。第1図に示す構
成によって得られる指向性は、配列指向係数と超音波振
動子1の有する指向性との積、すなわち、第3図(a)
と第3図(b)との積で求められる。第3図(c)がそ
の結果を示し、第6図と比べ、サイドローブの小さい狭
角指向性を得ていることが容易に分かる。 [発明の効果] 本発明は上述のように。超音波を送信し、物体からの
反射波を受信する超音波アレイセンサであって、超音波
の指向性を鋭くするホーンを具備した複数の超音波振動
子と、超音波を送信するために前記各超音波振動子を振
動させる1つの送信回路と、前記各超音波振動子で受信
した出力が入力される1つの受信回路とを備え、前記複
数の超音波振動子を、少なくとも中心となる超音波振動
子から所定の間隔で同一平面上に配列するようにしたも
のであるから、複数個配列した超音波振動子の配列指向
係数と、ホーンを備えた超音波振動子の有する指向性と
の積で指向特性を得ることで、従来と比べて数少ない超
音波振動子によって、形状を大きくすることなく、且
つ、サイドローブの小さい狭角指向性を簡単に得ること
ができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)(b)は夫々本発明の実施例の超音波振動
子の配置を示す構成図、第2図は同上の要部ブロック
図、第3図(a)は同上の配列指向係数を示す特性図、
第3図(b)は同上の超音波振動子の指向性を示す特性
図、第3図(c)は同上の第3図(a)と(b)との積
で求めた超音波アレイセンサの指向特性図、第4図は従
来例の断面図、第5図は他の従来例の配列構成図、第6
図は同上の指向特性図である。 1は超音波振動子、2はホーンである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.超音波を送信し、物体からの反射波を受信する超音
    波アレイセンサであって、超音波の指向性を鋭くするホ
    ーンを具備した複数の超音波振動子と、超音波を送信す
    るために前記各超音波振動子を振動させる1つの送信回
    路と、前記各超音波振動子で受信した出力が入力される
    1つの受信回路とを備え、前記複数の超音波振動子は、
    少なくとも中心となる超音波振動子から所定の間隔で同
    一平面上に配列されて成ることを特徴とする超音波アレ
    イセンサ。
JP62092446A 1987-04-15 1987-04-15 超音波アレイセンサ Expired - Lifetime JP2791019B2 (ja)

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JP2009116860A (ja) * 2007-10-19 2009-05-28 Yamaha Motor Powered Products Co Ltd 車両

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