JP5065150B2 - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents
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1.45<Σd/(ft−fw)<2.2
ただし、
Σd:最も物体側のレンズの物体側面頂点から結像面までの光軸に沿ったレンズ長
fw:広角端における全系の焦点距離
ft:望遠端における全系の焦点距離。
1.4<ΔTM/fw<3.0 ……(1)
そして、さらに、次の好ましい構成を適宜採用して満足することで、より高変倍比化と小型化に有利となる。
0.8<ΔMW/fw<1.6 ……(2)
1.2<f45t/f45w<1.5 ……(3)
1.3<f45t/f45m<1.6 ……(4)
1.43<(N12+N13)/2<1.48 ……(5)
83<(ν12+ν13)/2<90 ……(6)
0.4<N11−(N12+N13)/2<0.5 ……(7)
50<(ν12+ν13)/2−ν11<60 ……(8)
1.35<Σd/(ft−fw)<1.45 ……(9)
0.65<β5t<0.88 ……(10)
N51<N52 ……(11)
ν51<ν52 ……(12)
本発明による撮像装置では、本発明の小型化の図られた高性能のズームレンズを撮像レンズとして用いて、装置全体としての小型化が図られる。
図1(A),(B),(C)は、本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例(図5(A)、(B)および図6)のレンズ構成に対応している。なお、図1(A)は無限遠合焦状態でかつ広角端(最短焦点距離状態)での光学系配置、図1(B)は無限遠合焦状態でかつ中間域(中間焦点距離状態)での光学系配置、図1(C)は無限遠合焦状態でかつ望遠端(最長焦点距離状態)での光学系配置に対応している。同様にして、後述の第2ないし第4の数値実施例のレンズ構成に対応する第2ないし第4の構成例の断面構成を、図2(A),(B),(C)〜図4(A),(B),(C)に示す。図1(A),(B),(C)〜図4(A),(B),(C)において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお符号Diについては、変倍に伴って変化する部分の面間隔D8,D13,D16,D21,D24のみ符号を付す。なお、各構成例共に基本的な構成は同じなので、以下では図1(A),(B),(C)に示した第1の構成例を基本にして説明する。
1.4<ΔTM/fw<3.0 ……(1)
0.8<ΔMW/fw<1.6 ……(2)
1.2<f45t/f45w<1.5 ……(3)
1.3<f45t/f45m<1.6 ……(4)
1.43<(N12+N13)/2<1.48 ……(5)
83<(ν12+ν13)/2<90 ……(6)
0.4<N11−(N12+N13)/2<0.5 ……(7)
50<(ν12+ν13)/2−ν11<60 ……(8)
1.35<Σd/(ft−fw)<1.45 ……(9)
0.65<β5t<0.88 ……(10)
N51<N52 ……(11)
ν51<ν52 ……(12)
このズームレンズでは、物体側から順に、屈折力が正、負、正、正、正の5つのレンズ群を配設し、変倍時に第2レンズ群G2、第4レンズ群G4、および第5レンズ群G5を移動するようになされた5群方式のズームレンズにおいて、レンズ構成の最適化を図り、特に、第1レンズ群G1を変倍および合焦の際に常時固定とし、第5レンズ群G5の移動に関して適切な条件式(1),(2)を満足しつつ、第5レンズ群G5の移動量および移動軌跡を最適化することで、高変倍比でありながら、レンズ全長を抑えて小型化を図ることができる。
以下、上記した条件式に関する作用および効果をより詳細に説明する。
Z=C・h2/{1+(1−K・C2・h2)1/2}+ΣAn・hn ……(A)
(n=3以上の整数)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
An:第n次の非球面係数
Claims (13)
- 物体側より順に、変倍および合焦の際に固定で正の屈折力を有する第1レンズ群と、変倍の際に光軸に沿って移動する負の屈折力の第2レンズ群と、変倍および合焦の際に固定で正の屈折力を有する第3レンズ群と、変倍の際に光軸に沿って移動する正の屈折力の第4レンズ群と、変倍の際に光軸に沿って移動する正の屈折力の第5レンズ群とが配設され、
広角端から望遠端へと変倍させる際に、前記第5レンズ群が、まず物体側に移動した後、途中で像側へと反転して物体側に凸の凸弧状の移動軌跡を描くように移動するようになされ、かつ、以下の条件式を満足する
ことを特徴とするズームレンズ。
1.4<ΔTM/fw<3.0 ……(1)
ただし、
ΔTM:(fw・ft)1/2におけるレンズ位置から望遠端におけるレンズ位置までの変倍時の第5レンズ群の移動量
fw:広角端における全系の焦点距離
ft:望遠端における全系の焦点距離
とする。 - 前記第5レンズ群が、変倍時に、物体距離が無限遠の状態において、広角端での位置よりも望遠端での位置の方が像側に近づくように移動する
ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。 - さらに以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
0.8<ΔMW/fw<1.6 ……(2)
ただし、
ΔMW:広角端におけるレンズ位置から(fw・ft)1/2におけるレンズ位置までの変倍時の第5レンズ群の移動量
とする。 - さらに以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
1.2<f45t/f45w<1.5 ……(3)
ただし、
f45w:広角端における第4レンズ群と第5レンズ群との合成焦点距離
f45t:望遠端における第4レンズ群と第5レンズ群との合成焦点距離
とする。 - さらに以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
1.3<f45t/f45m<1.6 ……(4)
ただし、
f45m:(fw・ft)1/2におけるレンズ位置での第4レンズ群と第5レンズ群との合成焦点距離
とする。 - 前記第1レンズ群が物体側より順に、負の屈折力を有する前群と光路を折り曲げる反射部材と正の屈折力を有する後群とで構成され、
前記第1レンズ群の前記後群は正の屈折力を有するレンズL12と正の屈折力を有するレンズL13とを有し、かつ、以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
1.43<(N12+N13)/2<1.48 ……(5)
83<(ν12+ν13)/2<90 ……(6)
ただし、
N12:レンズL12のd線における屈折率
N13:レンズL13のd線における屈折率
ν12:レンズL12のd線におけるアッベ数
ν13:レンズL13のd線におけるアッベ数
とする。 - 前記第1レンズ群の前記前群が像面側が凹面の負の屈折力を有するレンズL11で構成され、かつ、以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項6に記載のズームレンズ。
0.4<N11−(N12+N13)/2<0.5 ……(7)
50<(ν12+ν13)/2−ν11<60 ……(8)
ただし、
N11:レンズL11のd線における屈折率
ν11:レンズL11のd線におけるアッベ数
とする。 - 前記第1レンズ群内の前記正の屈折力を有するレンズL13の少なくとも1面が非球面形状を有する非球面レンズである
ことを特徴とする請求項6または7に記載のズームレンズ。 - さらに、以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
1.35<Σd/(ft−fw)<1.45 ……(9)
ただし、
Σd:最も物体側のレンズの物体側面頂点から結像面までの光軸に沿ったレンズ長
fw:広角端における全系の焦点距離
ft:望遠端における全系の焦点距離
とする。 - 前記第5レンズ群を移動させることでフォーカシングを行うようになされ、かつ、以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
0.65<β5t<0.88 ……(10)
ただし、
β5t:無限遠物体における望遠端での第5レンズ群の結像倍率
とする。 - 前記第5レンズ群が負の屈折力のレンズL51と正の屈折力のレンズL52とから構成され、かつ、以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
N51<N52 ……(11)
ν51<ν52 ……(12)
ただし、
N51:レンズL51のd線における屈折率
N52:レンズL52のd線における屈折率
ν51:レンズL51のd線におけるアッベ数
ν52:レンズL52のd線におけるアッベ数
とする。 - さらに、開口絞りが前記第3レンズ群の物体側近傍に配設されている
ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 請求項1ないし12のいずれか1項に記載のズームレンズと、
前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子と
を備えたことを特徴とする撮像装置。
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