JP5064789B2 - 警報転送装置、警報システム及び警報転送プログラム - Google Patents

警報転送装置、警報システム及び警報転送プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、地震発生情報を基に地震到達前に地震警報を発する装置および地震速報を発するシステムの分野に属する。
気象庁による緊急地震速報を提供するサービスが始まり、緊急地震速報を有効活用することにより地震による災害を最小限に抑えることが望まれる。
また、従来、携帯電話、携帯情報端末等に地震情報を配信して、文字等による警報を発するシステムがある。
また、特開2004−184164号公報と特開2001−307265号公報とには、携帯電話、携帯無線端末に地震情報を配信するシステムが開示されている。
特開2004−184164号公報 特開2001−307265号公報
従来のシステムでは、個人宛に自動的に音声により警報を発することはできないという課題があった。また、従来の携帯電話等へ地震情報を配信するシステムでは、携帯電話等が稼動状態でなければユーザは当該地震情報を知ることはできないという課題があった。さらに、従来のシステムでは、配信先の接続状況や稼動状況に応じて地震情報を配信することはできないという課題があった。
本発明は、例えば、ネットワークを介して音声、警告灯等により効果的に地震速報などを警告することを目的とする。また、警報装置の接続状況や稼動状況を事前に把握し、地震速報を効率的に配信することを目的とする。
本発明に係る警報転送装置は、例えば、警報データを含む受信情報を情報配信装置から第1通信装置を介して受信する情報受信部と、
上記情報受信部が受信した受信情報に含まれる警報データを加工して警告として出力装置により出力する出力部と、
接続された子機端末を特定する子機特定情報を記憶装置に記憶する子機端末記憶部と、
上記情報受信部が受信情報を受信した場合、上記子機端末記憶部が記憶した子機特定情報により特定される子機端末へ上記受信情報を第2通信装置を介して転送する警報情報転送部と
を備えることを特徴とする。
上記警報転送装置は、さらに、
上記情報受信部が受信した上記受信情報から警報データを抽出して記憶装置に記憶する警報データ抽出部と、
音情報を記憶装置に記憶する警報音データ記憶部と、
上記警報データ抽出部が抽出した警報データと上記警報音データ記憶部が記憶した音情報とを合成し警報音信号を生成して記憶装置に記憶する警報音信号合成部とを備え、
上記出力部は、上記警報音信号合成部が合成した警報音信号を出力装置へ出力する
ことを特徴とする。
上記警報転送装置は、さらに、
上記警報情報転送部が子機端末へ受信情報を転送するか否かの条件を記憶装置に記憶する転送条件記憶部と、
上記転送条件記憶部が記憶した条件を満たすか否かを処理装置により判定する転送条件判定部とを備え、
上記警報情報転送部は、上記転送条件判定部が条件を満たすと判定した場合、上記受信情報を転送する
ことを特徴とする。
上記子機端末記憶部は、複数の子機特定情報を記憶し、
上記転送条件記憶部は、上記複数の子機特定情報の各子機特定情報により特定される子機端末毎に、受信情報を転送するか否かの条件を記憶し、
上記転送条件判定部は、上記各子機特定情報により特定される子機端末毎に、上記条件を満たすか否かを判定し、
上記警報情報転送部は、上記転送条件判定部が条件を満たすと判定した子機端末へ上記受信情報を転送する
ことを特徴とする。
本発明に係る警報システムは、例えば、情報配信装置から受信情報を受信する警報転送装置と、警報情報を出力する警報情報出力装置とを備える警報システムにおいて、
上記警報転送装置は、
警報データを含む受信情報を情報配信装置から第1通信装置を介して受信する情報受信部と、
上記情報受信部が受信した受信情報に含まれる警報データを加工して警告として出力装置により出力する出力部と、
接続された子機端末である警報情報出力装置を特定する子機特定情報を記憶装置に記憶する子機端末記憶部と、
上記情報受信部が受信情報を受信した場合、上記子機端末記憶部が記憶した子機特定情報により特定される警報情報出力装置へ上記受信情報を第2通信装置を介して転送する警報情報転送部とを備え、
上記警報情報出力装置は、
上記警報情報転送部が転送した受信情報を、通信装置を介して受信する転送情報受信部と、
上記転送情報受信部が受信した受信情報に含まれる警報データを加工して警報として出力装置により出力する警報出力部と
を備えることを特徴とする。
上記警報転送装置は、警報情報出力装置に、子機端末記憶部と警報情報転送部とを追加したものである
ことを特徴とする。
情報受信部を転送情報受信部とし、出力部を警報出力部とすると、フラグ制御により、上記警報転送装置と警報情報出力装置との切替が可能である
ことを特徴とする。
本発明に係る警報転送プログラムは、例えば、警報データを含む受信情報を情報配信装置から第1通信装置を介して受信する情報受信処理と、
上記情報受信処理で受信した受信情報に含まれる警報データを加工して警告として出力装置により出力する出力処理と、
上記情報受信処理で受信情報を受信した場合、予め記憶装置に記憶した子機特定情報により特定される子機端末へ上記受信情報を第2通信装置を介して転送する警報情報転送処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記警報転送プログラムは、さらに、
上記情報受信処理で受信した上記受信情報から警報データを抽出して記憶装置に記憶する警報データ抽出処理と、
上記警報データ抽出処理で抽出した警報データと予め記憶装置に記憶した音情報とを合成し警報音信号を生成して記憶装置に記憶する警報音信号合成処理とをコンピュータに実行させ、
上記出力処理は、上記警報音信号合成処理で合成した警報音信号を出力装置へ出力する
ことを特徴とする。
上記警報転送プログラムは、さらに、
上記警報情報転送処理で子機端末へ受信情報を転送するか否かの条件を記憶装置に記憶する転送条件記憶処理と、
予め記憶装置に記憶した上記警報情報転送処理で子機端末へ受信情報を転送するか否かの条件を満たすか否かを処理装置により判定する転送条件判定処理とをコンピュータに実行させ、
上記警報情報転送処理は、上記転送条件判定処理で条件を満たすと判定した場合、上記受信情報を転送する
ことを特徴とする。
上記転送条件記憶処理は、予め記憶装置に記憶した複数の子機特定情報の各子機特定情報により特定される子機端末毎に、受信情報を転送するか否かの条件を記憶し、
上記転送条件判定処理は、上記各子機特定情報により特定される子機端末毎に、上記条件を満たすか否かを判定し、
上記警報情報転送処理は、上記転送条件判定処理で条件を満たすと判定した子機端末へ上記受信情報を転送する
ことを特徴とする。
本発明に係る警報転送方法は、例えば、第1通信装置が、警報データを含む受信情報を情報配信装置から受信する情報受信ステップと、
出力装置が、上記情報受信ステップで受信した受信情報に含まれる警報データを加工して警告として出力する出力ステップと、
第2通信装置が、上記情報受信ステップで受信情報を受信した場合、予め記憶装置に記憶した子機特定情報により特定される子機端末へ上記受信情報を転送する警報情報転送ステップと
を備えることを特徴とする。
本発明にかかる警報装置および情報配信装置によれば、例えば、ネットワークを介して自動的に地震速報を音声により発することが可能となる。また、地震速報の受信先の警報装置のネットワーク接続状況および稼動状況を監視することが可能である。したがって、本発明にかかる警報装置および情報配信装置によれば、効率的、効果的に緊急地震速報を配信することが可能となる。
以下、図に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
まず、実施の形態にかかる警報システム1000のハードウェア構成の一例について図1、図2、図3に基づき説明する。
図1は、実施の形態にかかる警報システム1000の外観の一例を示した図である。
図1において、警報システム1000は、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置901、キーボード(K/B)902、マウス903、コンパクトディスク装置(CDD)905、データベース908、システムユニット909、サーバ910を備え、これらはケーブルで接続されている。
さらに、警報システム1000は、ローカルエリアネットワーク(LAN)942、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。また、さらに、警報システム1000は、LAN942を介して、警報装置A100Aに接続されている。また、警報システム1000は、LAN942、ゲートウェイ941、インターネット940を介して、警報装置B100Bに接続されている。
ここで、CRT表示装置901は、表示装置988の一例である。また、サーバ910は、情報配信装置の一例である。さらに、警報装置A100A、警報装置B100Bは、警報装置100の一例である。
図2は、実施の形態における警報装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、警報装置100は、コンピュータであり、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM(Read Only Memory)913、RAM
(Random Access Memory)914、通信ボード915、K/B902、スピーカ916、警告灯917と接続されている。
図3は、実施の形態における情報配信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3において、情報配信装置は、コンピュータであり、プログラムを実行するCPU911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk Drive)904、CDD905、磁気ディスク装置920と接続されている。
RAM914は、書き換え可能な記憶装置、揮発性メモリの一例である。ROM913は読み取り専用記憶装置であり、ROM913、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置984の一例である。
通信ボード915は、LAN942等に接続されている。通信ボード915は、通信装置986の一例である。
また、K/B902、マウス903などは、入力装置982の一例である。
また、CPU911は、処理装置980の一例である。
また、スピーカ916は、出力装置の一例である。
ここで、通信ボード915は、LAN942に限らず、直接、インターネット940、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続されている場合、警報システム1000は、インターネット940、或いはISDN等のWANに接続され、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920、ROM913、RAM914には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜判定」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置920、FD、光ディスク、CD、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disc)等のその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置920、FD、光ディスク、CD、MD、DVD等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
実施の形態1.
次に、実施の形態1について説明する。実施の形態1では、音声などにより地震速報を伝える警報装置100について説明する。
図4に基づき実施の形態1に係る警報装置100の回路構成について説明する。図4は、実施の形態1に係る警報装置100の回路構成の一例を示す図である。
警報装置100は、LANコネクタ110、警報装置回路120、警報音生成回路140、警告灯制御回路160、スピーカ916、警告灯917を備える。
LANコネクタ110は、通信装置986の一例であり、ネットワークと接続する。
警報装置回路120は、ディジタルコンピュータであって、MPU(中央情報処理装置)123、RAM914、ROM913、I/O(入出力装置)124およびネットワークI/O(ネットワーク入出力装置)121を備える。ROM913には、警報装置回路120で処理が実行されるプログラムおよびデータが記憶されている。ここで、MPU123は、上記図2で示したようにCPU911でも構わない。
警報音生成回路140は、音声合成または音声再生のディジタル音声回路142、音声データを記憶したROM913、D/A変換器141および増幅回路143を備える。警報音生成回路140は、音声データをスピーカ916へ出力する。ここで、音声データとは、音データでも、声データでも構わない。
警告灯制御回路160は、警告灯917を起動させる警告灯起動回路161、D/A変換器162を備える。
次に、図5に基づき実施の形態1にかかる警報装置100の機能について説明する。図5は、実施の形態1にかかる警報装置100の機能を示す機能ブロック図である。
警報装置回路120は、ネットワークインタフェース部131、地震速報受信部(情報受信部)132、警報データ抽出部133、警報制御部134、判定情報記憶部135、プログラム更新制御部136を備える。ネットワークインタフェース部131は、外部より情報を受信する。地震速報受信部132は、受信情報を、通信装置986を介して受信する。警報データ抽出部133は、地震速報受信部132が受信した受信情報から警報データを抽出して記憶装置984に記憶する。警報制御部134は、後述する判定情報記憶部135が記憶した判定情報に基づき、受信情報を緊急情報として出力するか否か処理装置980により判定する。判定情報記憶部135は、受信情報を緊急情報として出力するか否かの判定情報を記憶装置984に記憶する。ここで、判定情報とは、例えば、震度である。つまり、この場合、警報制御部134は、所定の震度以上の場合には緊急情報として出力すると判定する。プログラム更新制御部136は、ネットワークを介して更新プログラムを受信すると、警報データ抽出部133、警報制御部134などのプログラムを自動的に更新する。
警報音生成回路140は、警報音信号合成部151、警報音データ記憶部152、出力部153を備える。警報音信号合成部151は、警報データ抽出部133が抽出した警報データと警報音データ記憶部152が記憶した音情報とを合成し警報音信号を生成して記憶装置984に記憶する。警報音データ記憶部152は、地震速報を発するための音情報を記憶装置984に記憶する。出力部153は、警報音信号合成部151が合成した警報音信号を出力装置へ出力する。ここでは、出力部153は、警報音信号を出力装置の一例であるスピーカ916へ出力する。
警告灯制御回路160は、警告灯点滅制御部(緊急情報出力部)171、警告灯点滅パターン記憶部172を備える。警告灯点滅制御部171は、受信情報を緊急情報として出力すると警報制御部134が判定した場合、緊急情報を出力する。ここでは、警告灯点滅制御部171は、後述する警告灯点滅パターン記憶部172が記憶する警告灯917の点滅パターンに基づき警告灯917を点滅させる。警告灯点滅パターン記憶部172は、警告の内容、緊急度などにより警告灯917を点滅させる点滅パターンを記憶装置984に記憶する。ここでは、緊急情報を警告灯917の点滅として出力したが、これに限られるわけではなく、音を出力することをしても構わない。また、緊急情報を出力する場合に、戸棚などの扉を開かないようにすることや、避難経路の表示灯をつけることなどを合わせて行っても構わない。
次に、図6に基づき実施の形態1にかかる警報装置100の動作である警報出力処理(警報方法)について説明する。図6は、実施の形態1にかかる警報装置100の動作である警報出力処理を示すフローチャートである。
まず、事前に警報音データ記憶部152は警報音データを記憶する(警報音データ記憶ステップ)。また、判定情報記憶部135は、判定情報を記憶する(判定情報記憶ステップ)。
まず、情報受信ステップ(S101)では、警報装置100のネットワークインタフェース部131は、地震速報を受信すると、地震速報受信部132へ地震速報を出力する。そして、地震速報受信部132は、ネットワークインタフェース部131から出力された地震速報を取得する。
次に、警告制御ステップ(S102)では、警報制御部134は、判定情報記憶部135が記憶した判定情報に基づき、受信情報を緊急情報として出力するか否か処理装置980により判定する。ここでは、警報制御部134は、地震速報に含まれる警報データのうち、震度が予め設定した震度以上の場合、警告灯制御回路160に警告灯制御信号を出力する。
次に、緊急警告ステップ(S103)では、警告灯点滅制御部171は、受信情報を緊急情報として出力すると警報制御部134が判定した場合、緊急情報を出力する。ここでは、警告灯点滅制御部171は、警告灯制御信号を受信すると警告灯制御信号に対応する警告灯点滅パターンで警告灯を点滅する。
次に、警告データ抽出ステップ(S104)では、警報制御部134は、震度に関係なく、警報音生成回路140へ警報データを出力する。そして、警報データ抽出部133は、地震速報受信部132から地震速報のデータを取得し、地震速報のデータの中から警報データを抽出する。
次に、警報音データ取得ステップ(S105)では、警報音信号合成部151は、警報音データ記憶部152が記憶した警報音データを取得する。
次に、警報音信号合成ステップ、出力ステップ(S106)では、警報音信号合成部151は、警報制御部134から警報データを取得する。次に、警報音信号合成部151は、警報データと警報音データを合成し警報音信号を生成する。そして、出力部153は、警報音信号をスピーカ916に出力する。
このように、実施の形態1にかかる警報装置100は、警報音の発生および警告灯の点滅などの地震警報をすることにより、地震の発生を伝える。ここで、上記警告音は、音でも声でも音声でも構わない。
次に、上述した各データについて説明する。図7は、各データの一例を示した図である。
地震速報310は、地震速報受信部132が受信する受信情報である。ここでは、地震速報310は、地震の規模である震度、地震が到達する到達時刻を含んでいる。また、地震速報310は、震源地、地震が発生した発生時刻などを含んでいても構わない。
警報データ320は、警報データ抽出部133が地震の地震速報310の中から抽出した警告情報である。警報データ320は、地震速報310の中から出力部などが出力するための情報である。警報データ320は、地震の規模である震度、地震が到達する到達時刻を含んでいる。
音情報330は、警報音データ記憶部152が記憶している音情報である。
警報音信号340は、警報データ抽出部133が抽出した警報データ320と、警報音データ記憶部152が記憶した音情報とを、警報音信号合成部151が合成し生成したデータである。ここでは、警報音信号合成部151は、音情報の“震度_”を、警報データ320の“震度M”と合成し、音情報の“_秒後に到達します”を、現在時刻と警報データ320の到達時刻とから算出した値と合成して警報音信号340を生成する。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、警報装置100へ地震速報を配信する緊急地震速報配信サーバ(情報配信装置)200について説明する。
まず、図8に基づき実施の形態2にかかる緊急地震速報配信サーバ200を含む警報システム1000の機能について説明する。図8は、実施の形態2にかかる緊急地震速報配信サーバ200を含む警報システム1000の機能を示す機能ブロック図である。
警報システム1000は、警報装置100、緊急地震速報配信サーバ200、管理者端末装置400、地震発生情報供給事業者500のリアルタイム地震情報配信装置/サーバを備える。
警報装置100については、実施の形態1に示したものと同様である。
緊急地震速報配信サーバ200は、地震発生情報受信部201、地震到達地域算出部202、地域別地震規模算出部203、地震速報送信先割当処理部204、地震速報送信先地域情報記憶部205、送信先別地震速報作成部206、地震速報送信部(情報配信部)207、更新プログラム記憶部211、警報装置状況確認データ生成部212、警報装置状況確認データ・更新プログラム送信部213、警報装置状況情報受信部221、警報装置状況判定部222、接続障害通知情報生成部223、接続障害通知情報送信部224を備える。
ここで、警報装置状況確認データ・更新プログラム送信部213は、警報装置状況確認データ生成部212が生成した警報装置状況確認データを警報装置100へ送信する。そして、警報装置状況情報受信部221は、対応する警報装置100から送信される警報装置状況情報(例えば、ネットワーク接続状況および稼動状況)を受信する。次に、警報装置状況判定部222が警報装置100の接続状況および稼動状況を判定する。警報装置状況判定部222は、警報装置状況情報を受信しない場合、又は、警報装置状況情報から接続障害を示す現象がある場合には、何らかの障害が発生していると判定する。そして、接続障害通知情報生成部223は、接続障害通知情報を生成し、接続障害通知情報送信部224から、予め設定してある管理者端末装置400のネットワークアドレスへ接続障害通知情報を送信する。
ここで、警報装置100のネットワークインタフェース部131は、例えば、ネットワークを介して警報装置状況確認データを受信すると、警報装置100の警報装置状況情報を緊急地震速報配信サーバ200へ送信する。
また、警報装置状況確認データ・更新プログラム送信部213では、更新プログラム記憶部211が記憶した更新プログラムを警報装置100に送信する。上述したように、警報装置100のプログラム更新制御部136は、ネットワークを介して更新プログラムを受信すると、警報データ抽出部133警報制御部134などのプログラムを自動的に更新する。
その他の機能については、以下に示す緊急地震速報配信サーバ200の動作と合わせて説明する。
次に、図9に基づき実施の形態2にかかる緊急地震速報配信サーバ200の動作である情報配信処理(情報配信方法)について説明する。図9は、実施の形態2にかかる緊急地震速報配信サーバ200の動作である情報配信処理を示すフローチャートである。
まず、発生情報受信ステップ(S201)では、地震発生情報受信部201は、地震発生情報供給事業者500が配信した地震発生情報を受信する。つまり、ここでは、地震発生情報は、地震発生情報供給事業者500が配信する地震発生情報を用いる。
次に、地域算出ステップ(S202)では、地震到達地域算出部202は、地震発生情報受信部201が受信した地震発生情報に基づいて地震到達地域および時刻を算出する。かかる地震到達地域および時刻は、地震発生情報のP波の情報を基に地殻情報を勘案して、地震予測アルゴリズムを用いて、S波が到達する地域および時刻を算出する。
次に、規模算出ステップ(S203)では、地域別地震規模算出部203は、地震到達地域算出部202と同様の処理によって地震到達地域別の地震規模を算出する。
次に、配信先割当ステップ(S204)では、地震速報送信先割当処理部204は、地震速報送信先地域情報記憶部205が記憶した警報装置情報の地域名が地震到達地域に含まれる警報装置100を地震速報送信先として割り当てる。
次に、配信情報作成ステップ(S205)では、送信先別地震速報作成部206は、地震到達地域別の地震規模と地震到達地域に割り当てられた警報装置情報を基に送信先の警報装置100別の地震速報を作成する。
次に、情報配信ステップ(S206)では、地震速報送信部207は、送信先の警報装置100別の地震速報を送信先に該当する警報装置100に送信する。そして、警報装置100は、緊急地震速報配信サーバ200の地震速報送信部207から配信された地震速報を受信し、実施の形態1に示したようにスピーカ916などから地震警報を発する。
ここで、警報装置100は、複数の緊急地震速報配信サーバ200からの地震速報を受信することが可能である。警報装置100は、例えば、複数の緊急地震速報配信サーバ200からの地震速報を受信した場合、最先に受信した地震速報に基づいて地震警報を発するとしても構わない。
このようにして、緊急地震速報配信サーバ200は、地震警報を発するシステムにおいて地震警報を警報装置100へ伝える。
ここで、地震速報送信部207は、地震速報を暗号化して警報装置100へ送信しても構わない。これにより、緊急地震速報配信サーバ200になりすまして地震速報を送信することや、地震速報を改ざんされることを防止することができる。暗号化には、例えば、公開鍵暗号やSSL(Secure Sockets Layer)を用いる。また、警報装置100の識別管理には、例えば、グローバル又は専用線内における固定IPアドレスを用いる。
また、上記では、緊急地震速報配信サーバ200が警報装置100毎に地震到達時刻を算出して、算出結果を各警報装置100へ送信した。しかし、これに限らず、緊急地震速報配信サーバ200から警報装置100へ地震発生情報受信部201が受信した地震発生情報を送信して、警報装置100が地震到達時刻を算出しても構わない。この場合、警報装置100は、例えば、NTP(Network Time Protocol)でネットワークに存在するGPS(Global Positioning System)サーバなどと時刻同期をとり、NTP時刻を用いて地震到達時刻を算出する。また、警報装置100は、緊急地震速報配信サーバ200へNTP時刻同期が成功しているか否かを示す情報を送信するとしても構わない。NTP時刻同期が成功しているか否かを示す情報の送信には、後述するUDP(User Datagram Protocol)送信を用いても構わない。これにより、NTP時刻同期にずれが生じた場合であっても、緊急地震速報配信サーバ200がずれを認識することができ、そのずれを修正することが可能である。また、警報装置100からNTP時刻同期が成功しているか否かを示す情報を受信した緊急地震速報配信サーバ200は、ロックアウト、同期サーバ変更検索中、再同期開始中、同期中などのNTP時刻同期のずれのレベルの中で、例えば、ロックアウトが所定の時間継続した場合には管理者へ通知するとしても構わない。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3では、警報装置100の接続状況および稼動状況の監視、並びに警報装置100が正常でない場合、正常な状態に復旧する警報システム1000について説明する。
まず、図10に基づき実施の形態3にかかる警報システム1000の機能について説明する。図10は、実施の形態3にかかる警報システム1000の機能を示す機能ブロック図である。
警報装置100は、接続要求発信部181、応答判定部182、通知情報送信部183、接続判定部184、通信装置A986Aを備える。接続要求発信部181は、緊急地震速報配信サーバ200に対して接続要求を、通信装置A986Aを介して発信する。応答判定部182は、接続要求発信部181が発信した接続要求に対して、緊急地震速報配信サーバ200からの応答があったか否かを処理装置980により判定する。通知情報送信部183は、緊急地震速報配信サーバ200からの応答がないと応答判定部182が判定し、緊急地震速報配信サーバ200とネットワークが接続されていると後述する接続判定部184が判定した場合に、緊急地震速報配信サーバ200へ通知情報を送信する。接続判定部184は、緊急地震速報配信サーバ200からの応答がないと応答判定部182が判定した場合、緊急地震速報配信サーバ200とネットワークが接続されているか否かを処理装置980により判定する。通信装置A986Aは、通信装置986の一例である。
緊急地震速報配信サーバ(情報配信装置)200は、接続要求受付部231、通知情報受信部232、優先情報変更部233、情報配信部234、状態判定部235、コマンド送信部236、接続要求取得部237、通信装置B986Bを備える。接続要求受付部231は、警報装置100によって発信される接続要求を、通信装置B986Bを介して受付ける。通知情報受信部232は、接続要求受付部231により接続要求を受付けられない場合に警報装置100によって送信される通知情報を、通信装置B986Bを介して受信する。優先情報変更部233は、接続要求と通知情報受信部232が受信した通知情報とに基づき、情報を配信する優先順位を示す配信優先情報を変更して記憶装置984に記憶する。情報配信部234は、優先情報変更部233が変更した配信優先情報が示す優先順位に基づき警報装置100へ情報を、通信装置B986Bを介して配信する。状態判定部235は、通知情報に基づき、通知情報を送信した警報装置100が正常であるか否かを処理装置980により判定する。コマンド送信部236は、通知情報を送信した警報装置100が正常でないと状態判定部235が判定した場合、警報装置100を正常状態へ復旧させるコマンドを、通信装置B986Bを介して送信する。接続要求取得部237は、通知情報を送信した警報装置100が正常でないと状態判定部235が判定した場合、警報装置100によって発信され、接続要求受付部231が受付していない接続要求を警報装置100から通信装置B986Bを介して取得する。通信装置B986Bは、通信装置986の一例である。
次に、図11に基づき緊急地震速報配信サーバ200が警報装置100の接続状況および稼動状況の監視する処理について説明する。
図11は、警報装置100が接続状況および稼動状況を緊急地震速報配信サーバ200へ所定の間隔で報告する処理を示す図である。
警報システム1000は、警報装置100をクライアント、緊急地震速報配信サーバ200をサーバとした、クライアント・サーバ型のTCP/IPによるソケット通信を行う。警報装置100と緊急地震速報配信サーバ200とは、緊急地震速報配信サーバ200に対して予めプログラムされた予約時間間隔でのソケット接続要求を行う(接続要求発信ステップ)。接続要求発信部181が発信する接続要求に対して緊急地震速報配信サーバ200が指定した時間内に応答がなかった場合、応答判定部182はタイムアウトと判定する(応答判定ステップ)。予約時間間隔でのソケット接続要求に対して、例えば、連続3回のタイムアウトが発生した場合、応答判定部182は、接続要求無応答と判定する。そして、警報装置100はソケット通信を諦め、接続判定部184は、例えば、緊急地震速報配信サーバ200へのping(Packet INternet Groper)計測を行う。緊急地震速報配信サーバ200からのping応答が得られた場合、接続判定部184は、緊急地震速報配信サーバ200とネットワークが接続されていると判定する(接続判定ステップ)。そして、通知情報送信部183は、例えば、警報装置100のMAC(Media Access Control)アドレスから生成した固有のID番号を緊急地震速報配信サーバ200へUDP送信を行う(通知情報送信ステップ)。ここでは、例えば、送信メッセージはUDPの1パケットサイズに収まるものとする。また、通知情報送信部183は、例えば、送信はあらかじめ指定された時間間隔で3回連続して送出する。また、応答判定部182の判定で使用する接続要求無応答と判定する場合のタイムアウトの回数や、通知情報送信部183がUDP送信する回数は上記に限られるわけではなく、1回でも2回でも所定の回数で構わない。また、接続要求発信部181は、あらかじめ指定された時刻にソケット通信を開始するとしても構わない。この場合、警報装置100は、例えば、常時、NTPでネットワークに存在するGPSサーバと時刻同期をとり、所定の時刻にソケット通信を開始し、あらかじめ指定された時間間隔で3回連続してソケット接続要求を送出する。
緊急地震速報配信サーバ200は、上記のように警報装置100が接続状況および稼動状況を確認する。次に、図12、図13、図14に基づき緊急地震速報配信サーバ200が警報装置100が接続状況および稼動状況を利用して地震速報を効率的に配信する処理について説明する。
図12は、通知情報送信部183から通知情報を受信した場合の緊急地震速報配信サーバ200の動作を示すフローチャートである。
まず、ログ記憶ステップ(通知情報受信ステップ)(S301)では、通知情報受信部232は、通知情報送信部183からUDP受信を受けた場合、警報装置100のID番号、受信方法と受信時刻を通信ログに記録する。
次に、配信キー記憶ステップ(S302)では、優先情報変更部233は、配信先テーブルにある警報装置100のID番号の欄へ、警報装置100への配信を保留することを示す配信保留キーを書込み、処理を終了する。ここで、配信先テーブルに記憶された情報は、情報を配信する優先順位を示す配信優先情報の一例である。
図13は、接続要求発信部181から接続要求を受付けた場合の緊急地震速報配信サーバ200の動作を示すフローチャートである。
まず、ログ記憶ステップ(S401)では、接続要求受付部231は、接続要求発信部181からソケット通信による接続要求を受けた場合、警報装置100のID番号、受信方法と受信時刻を通信ログに記録する。
次に、優先情報変更ステップ(S402)では、優先情報変更部233は、管理者が予め指定した配信順序テーブルを読み込む。次に、優先情報変更部233は、接続要求を受けた警報装置100のID番号の配信優先順位が、配信順序テーブルで指定した優先順位と矛盾しない範囲で最優先となるよう再決定する。ここで、配信順序テーブルは、情報を配信する優先順位を示す配信優先情報の一例である。つまり、ここでは、配信先テーブルと配信順序テーブルとを使用して情報配信の順序を決定する。
そして、配信キー記憶ステップ(S403)では、優先情報変更部233は、再決定によって変更を伴う配信キーすべてを配信先テーブルに書込み、処理を終了する。
また、管理者などによって配信順序テーブルが更新された場合には、(S402)から処理を実行する。
つまり、実施の形態2における情報配信ステップ(S206)では、地震速報送信部207は、配信先テーブルと配信順序テーブルとに基づき決定された情報配信の順序に従い、地震速報を警報装置100へ送信する。
図14は、緊急地震速報配信サーバ200の通常時における地震速報の配信を効率化する処理を示すフローチャートである。
まず、ログ読込みステップ(S501)では、優先情報変更部233は、地震発生情報を受信していない平常において、例えば、あらかじめ指定された時間間隔でタイマーにより通信ログの読込みを起動する。
次に、配信キー記憶ステップ(S502)では、優先情報変更部233は、例えば、通信ログにおいて過去24時間に渡って接続要求がなかった警報装置100に対しては、配信保留キーを配信的テーブルに書込む。そして、優先情報変更部233は、例えば、配信保留キーが記録されてから1週間を経過したものに対しては、配信停止キーを配信テーブルに書込む。ここで、上記24時間や1週間は、一例であり、他の所定の期間で構わない。
ここで、(S502)で所定の期間に接続要求がないことを確認するのは、警報装置100との間のネットワーク障害が短時間に回復した場合にまで、障害として扱うことをしないようにするためである。そこで、警報装置100との間のネットワークがグローバルネットワークであるか専用線であるかなどにより上記所定の期間を変更する。また、事前に上位ネットワークから連絡があった場合など、所定の場合には、指定された期間はマスクして監視対象外の期間として扱っても構わない。つまり、DoS(Denial of Services)攻撃などにより警報装置100との間のネットワークが輻輳して一時的に接続できない状態となった場合や、上位のルータが故障して切り替えが必要な場合などを想定し、例えば、数分から最大半日程度が上記所定の期間となる。
ここで、緊急地震速報配信サーバ200は、例えば、常時、NTPでネットワークに存在するGPSサーバと時刻同期をとることで、受信時刻の記録精度を保証するとしても構わない。
次に、警報装置100が正常でない場合に、緊急地震速報配信サーバ200がリモート操作により警報装置100を復旧させる処理について説明する。
図11、図12、図13、図14に示す処理を警報システム1000が行った場合に、UDPメッセージを通知情報受信部232が受信し、該警報装置100が配信先テーブルに存在しない場合、状態判定部235は、警報装置100がアプリケーション層レベルでハングアップしていると判断する(状態判定ステップ)。この場合には、コマンド送信部236は、警報装置100へUDPを用いたリセットメッセージ(コマンド)の送信を行う(コマンド送信ステップ)。指定されたリセットメッセージを受信した警報装置100は、CPU911のリセットを行う。これによって緊急地震速報配信サーバ200のリモート操作によって、警報装置100を正常状態に復帰させることができる。
ここで、警報装置100がアプリケーション層レベルでハングアップしていると状態判定部235が判断できるのは以下の理由による。まず、緊急地震速報配信サーバ200では、TCPのソケット通信を警報装置100から受け取るアプリケーションが稼動しているか否かについては監視可能である。また、ソケット番号についても固定とすることができる。また、UDPメッセージを通知情報受信部232が受信していることから、UDPによる通信は可能であるため、UDPよりも上位に原因があることは明らかである。したがって、警報装置100からソケット通信による接続がない場合、警報装置100のTCPのソケット通信に原因があると判断できる。つまり、上記の処理において、UDPメッセージを通知情報受信部232が受信した場合には、警報装置100がアプリケーション層レベルでハングアップしていると判断できる。
つまり、警報装置100のTCPソケット通信とUDP通信とは別のアプリケーションである。ここで、UDP通信のアプリケーションは、緊急地震速報配信サーバ200へのping、緊急地震速報配信サーバ200へのUDP送信、緊急地震速報配信サーバ200からのUDP受信を備える。UDP通信のアプリケーションは、デーモンとすることで、制御端末を持つ必要がないためセキュリティが向上し、また、カーネルの監視下のメモリに置かれるため、ハングアップする可能性が低くなる。
また、コマンド送信部236は、図11、図12、図13、図14に示す処理を警報システム1000が行った場合に、UDPメッセージを通知情報受信部232が受信し、該警報装置100が配信先テーブルに存在せず、さらに、警報装置から受信した警報装置状況情報の中に記述した各アプリケーションタスクのうちの1つ以上が動作していない場合に、リセットメッセージを送信しても構わない。
図15に、緊急地震速報配信サーバ200がリモート操作により警報装置100を復旧させる処理の一例を示す。図15に示すように、警報装置A100Aでは、複数のタスクを有するアプリケーションが動作している。また、警報装置A100Aでは、各タスクを監視する監視タスクが動作している。ここで、上述したように、図11、図12、図13、図14に示す処理を警報システム1000が行った場合に、UDPメッセージを通知情報受信部232が受信し、警報装置A100Aが配信先テーブルに存在しないこと、及び、警報装置A100Aから受信した警報装置A100A状況情報の中に記述した各アプリケーションタスクのうちの一つ以上が動作していないことの2つを満たした場合には、緊急地震速報配信サーバ200のコマンド送信部236は、リセットメッセージを発行する。警報装置A100Aでは、監視タスクがリセットメッセージを受信する。そして、監視タスクは、タスクを停止するシグナルを発行し、タスクのリブート(リセット)を実行する。シグナルを受信してリブートを行ったタスクは、正常終了したことをログに記録する。また、コマンド送信部236は、タスクがリブートする時刻は、シグナルを受信してから相対的に何秒、何分後かの指定を行う。
ここで、警報装置100が送信する警報装置状況情報には、警報装置100のMACアレスなどであり装置を一意に特定する装置番号と、警報装置状況情報を発行した時刻で
ある発行時刻とを含む。発行時刻は、例えば、NTP同期した絶対時刻である。
また、コマンド送信部236は、上述した条件を満たした場合に、例えば所定の間隔で3回リセットメッセージを発行する。そして、指定したリブート時刻から所定の時間経過しても警報装置100から接続要求がない場合には、コマンド送信部236は、改めて所定の間隔で3回リセットメッセージを発行する。所定の時間とは、例えば、警報装置100のリブートの所要時間である。
これによって、緊急地震速報配信サーバ200が警報装置100のアプリケーションを直接リブートすることができる。また、緊急地震速報配信サーバ200が警報装置100のアプリケーションのリブートを行った時刻を管理することで、アプリケーションが正常に稼動したことを確認できる。そのため、警報装置100のアプリケーションタスクのハングアップが原因と考えられる非稼動時間の低減と警報装置100が遠隔地にある場合にリセットスイッチを操作することなく復旧させることが可能となる。
また、接続要求受付部231がTCP/IPによるソケット通信による接続要求を受けた場合、緊急地震速報配信サーバ200の接続要求取得部237は、接続要求を発信した警報装置100に対して警報装置100内の接続要求の記録ログを取り出すためのリモートコマンドを発信する。これによって、接続要求取得部237は、警報装置100の接続要求、UDP送信の結果を緊急地震速報配信サーバ200に取り込むことが可能である(接続要求取得ステップ)。したがって、緊急地震速報配信サーバ200は、警報装置100が遠隔地にある場合に、現地での保守等の課題解決のための情報を予め得ることができる。
上記実施の形態では、地震を一例として説明した。しかし、これに限定されるわけではなく、緊急地震速報配信サーバ200の機能並びに警報装置100の警報装置回路120および警報音データを変更することによって、地震速報に限らず、火災、津波、台風等の各種の災害警報、防犯警報、或いはミサイル警報等に利用することができる。
以下に実施の形態にかかる警報装置100および情報配信装置である緊急地震速報配信サーバ200についてまとめる。
実施の形態にかかる警報装置は、警報装置回路、警報音声生成回路およびスピーカを有することを特徴とする。
また、実施の形態にかかる警報装置は、警報装置回路、警報音声生成回路、スピーカおよび警告灯を有することを特徴とする。
さらに、実施の形態にかかる警報装置は、警報装置回路、警報音声生成回路およびスピーカを有し、受信した地震速報に基づき地震警報音声を発生してスピーカから出力することを特徴とする。
また、さらに、実施の形態にかかる警報装置は、警報装置回路、警報音声生成回路およびスピーカを有し、地震速報を受信すると、受信した地震速報に基づき地震警報音声を発生してスピーカから出力することを特徴とする。
また、実施の形態にかかる緊急地震速報配信サーバは、地震発生情報に基づき地震到達地域を判断し、該地域にある警報装置に地震速報を送信することを特徴とする。
さらに、実施の形態にかかる緊急地震速報配信サーバは、地震発生情報に基づき地震到達地域を判断し、該地域にある警報装置に地震速報を送信することを特徴とする。
また、さらに、実施の形態にかかる地震速報システムは、地震発生情報に基づき地震到達地域を判断し、該地域にある警報装置に地震速報を送信する緊急地震速報配信サーバと、該緊急地震速報配信サーバから地震速報を受信すると、受信した地震速報に基づき地震警報音声を発生してスピーカから出力する警報装置回路、警報音声生成回路およびスピーカを有する警報装置からなることを特徴とする。
また、実施の形態にかかる地震速報システムは、該警報装置側から自状態を定期的に自動で報告するヘルスチェック方式を有することを特徴とする。
さらに、実施の形態にかかる地震速報システムは、該警報装置側からの定期的な報告をもとに、地震発生時において該警報装置への配信順序の変更を有することを特徴とする。
また、さらに、実施の形態にかかる緊急地震速報配信サーバは、該警報装置側をリモート操作でリセットすることを特徴とする。
また、実施の形態にかかる該警報装置は,自状態を緊急地震速報配信サーバ側に定期的に報告したことを自装置内に記録しておくことを特徴とする。
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明する。実施の形態4では、受信情報を受信した警報装置100が、子機として登録されている他の警報装置100へ受信情報を転送する警報システム1000について説明する。
上述した緊急地震速報を配信するシステムは、地震情報を配信するサーバからインターネット回線(ADSL)を介してグローバルIPをもつ受信装置(端末)に送信する方法であるため、端末を増やす際には端末の数分(台数分)だけ回線を増設する必要がある。
ここでは、緊急地震速報の受信装置(警報装置100)を増やす際に、インターネット回線を増やすことなく警報装置100を増やすことにより、インターネット回線の負荷軽減と有効活用、ユーザの回線使用料負担軽減を図る。
図16に基づき実施の形態4に係る警報システム1000の概要を説明する。図16は、実施の形態4に係る警報システム1000の概要を示す図である。
実施の形態4に係る警報システム1000は、上述した通り警報装置100Aを親機(警報転送装置)とし、そこから他の警報装置100B(子機,警報情報出力装置)に対して同じ情報を転送する。このような構成にすることにより、ADSL1回線で複数の端末を接続することを可能とする技術である。まず、警報装置100Aは、2枚のNIC(Network Interface Card)を備える。1枚のNICは通常の警報装置100と同様に、インターネット側(ADSLモデム等)に接続する。もう1枚のNICは、別途構築した内部LAN(HUBまたはクロスケーブルにより子機(警報装置100B)直結)に接続する。
ここで、親機である警報装置100A(子機配信機能がONになっている警報装置100)は、受信情報を受信すると、予め登録された子機である警報装置100B(図16では、警報装置100B(1)〜警報装置100B(n))へ受信情報を転送する。これにより、1回線で、複数の警報装置100から警報を発信することが可能である。
また、図17に示すように、親機(警報装置100A)から受信情報を転送された子機(警報装置100B)を親機とする子機(孫機,警報装置100C)を接続しても構わない。この場合、子機(図17では、警報装置100B(1))は、受信情報を受信すると、予め登録された孫機である警報装置100C(図17では、警報装置100C(1)〜警報装置100C(n))へ受信情報を転送する。ここで、子機(図17では、警報装置100B(1))は、上述した警報装置100Aと同様に、2枚のNICを備える。
次に、図18に基づき、実施の形態4に係る警報装置100の機能について説明する。図18は、実施の形態4に係る警報装置100の機能を示す機能ブロック図である。
親機である警報装置100(警報転送装置)は、LANコネクタ110A、LANコネクタ110B、警報装置回路120、警報音生成回路140、警告灯制御回路160、警報転送回路600、スピーカ916、警告灯917を備える。
警報装置回路120、警報音生成回路140、警告灯制御回路160、スピーカ916、警告灯917は、実施の形態1に係る警報装置回路120、警報音生成回路140、警告灯制御回路160、スピーカ916、警告灯917と同様である。つまり、警報装置回路120が備える地震速報受信部132(情報受信部)は、緊急地震速報配信サーバ200(情報配信サーバ)から警報データを含む受信情報を後述するLANコネクタ110A(第1通信装置)を介して受信する。また、警報音生成回路140、警告灯制御回路160は、出力部の一例であり、出力装置の一例であるスピーカ916、警告灯917とにより、受信情報に含まれる警報データを加工して警告として出力装置により出力する。
LANコネクタ110A、LANコネクタ110Bは、上述した2つのNICに該当する。LANコネクタ110Aは、実施の形態1にかかるLANコネクタ110と同様である。つまり、LANコネクタ110Aは、インターネット側(ADSLモデム等)に接続する。一方、LANコネクタ110Bは、子機である警報装置100(警報情報出力装置)と接続される。
警報転送回路600は、受信情報を転送する装置である。警報転送回路600は、子機端末記憶部610、警報情報転送部620、転送条件記憶部630、転送条件判定部640を備える。子機端末記憶部610は、接続された子機端末を特定する子機特定情報を記憶装置984に記憶する。警報情報転送部620は、地震速報受信部132が受信情報を受信した場合、子機端末記憶部610が記憶した子機特定情報により特定される子機端末へ受信情報をLANコネクタ110B(第2通信装置)を介して転送する。転送条件記憶部630は、警報情報転送部620が子機端末へ受信情報を転送するか否かの条件を記憶装置984に記憶する。転送条件判定部640は、転送条件記憶部630が記憶した条件を満たすか否かを処理装置980により判定する。つまり、警報情報転送部620は、転送条件判定部640が条件を満たすと判定した場合、受信情報を転送する。
また、親機である警報装置100(警報転送装置)に複数の子機である警報装置100(警報情報出力装置)が接続されている場合、受信情報を転送するか否かを子機毎に判定しても構わない。
つまり、子機端末記憶部610が複数の子機特定情報を記憶している場合、転送条件記憶部630は、複数の子機特定情報の各子機特定情報により特定される子機端末毎に、受信情報を転送するか否かの条件を記憶する。また、転送条件判定部640は、各子機特定情報により特定される子機端末毎に、転送する条件を満たすか否かを判定する。そして、警報情報転送部620は、転送条件判定部640が条件を満たすと判定した子機端末へ受信情報を転送する。
子機である警報装置100(警報情報出力装置)は、実施の形態1に係る警報装置100と同様である。ここで、警報装置回路120は、転送情報受信部の一例であり、警報情報転送部620が転送した受信情報を受信する。また、警報音生成回路140、警告灯制御回路160は、警報出力部の一例である。
子機である警報装置100(警報情報出力装置)に孫機が接続されている場合には、親機である警報装置100(警報転送装置)と同様に警報転送回路600ともう1つのLANコネクタ110とを備える必要がある。また、子機である警報装置100(警報情報出力装置)に孫機が接続されていない場合であっても、警報転送回路600ともう1つのLANコネクタ110とを備えていても構わない。つまり、同一の警報装置100の1つを親機とし、その他を子機あるいは孫機として使用することができる。
ここで、親機である警報装置100(警報転送装置)は、子機である警報装置100(警報情報出力装置)に、警報転送回路600ともう1つのLANコネクタ110とを追加したものである。したがって、子機である警報装置100(警報情報出力装置)が警報転送回路600ともう1つのLANコネクタ110とを備えれば、フラグ制御により、親機である警報装置100(警報転送装置)と子機である警報装置100(警報情報出力装置)との切替が可能である。
次に、図19に基づき実施の形態4に係る警報システム1000の動作について説明する。図19は、実施の形態4に係る警報システム1000の動作を示すフローチャートである。
まず、情報受信ステップ(S601)では、親機である警報装置100(警報転送装置)は、実施の形態1の(S101)と同様に緊急地震速報配信サーバ200(情報配信サーバ)から警報データを含む受信情報を受信する。つまり、(S601)では親機である警報装置100(警報転送装置)が地震速報を受信する。
次に、転送条件判定ステップ(S602)では、親機の転送条件判定部640は、転送条件記憶部630が記憶した転送する条件を満たすか否かを判定する。転送する条件を満たす場合(S602でYes)、(S603)へ進む。一方、転送する条件を満たさない場合(S602でNo)、受信情報は転送せず、処理を終了する。
次に、警報情報転送ステップ(S603)では、親機の警報情報転送部620は、子機端末記憶部610が記憶した子機特定情報により特定される子機端末へ受信情報を転送する。つまり、警報情報転送部620は、地震速報を転送する。
次に、転送情報受信ステップ(S604)では、子機である警報装置100(警報情報出力装置)は、(S603)で親機の警報情報転送部620が転送した受信情報を受信する。つまり、子機である警報装置100(警報情報出力装置)は、親機から地震速報を受信する。
警報出力ステップ(S605)では、子機の警報音生成回路140、警告灯制御回路160は、受信情報を警報として出力する。つまり、子機は、地震速報をスピーカ916や警告灯917により出力する。
実施の形態4に係る警報システム1000によれば、緊急地震速報の受信装置(警報装置100)を増やす際に、インターネット回線を増やすことなく警報装置100を増やすことことが可能である。したがって、インターネット回線の負荷軽減と有効活用、ユーザの回線使用料負担軽減を図ることができる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5について説明する。実施の形態5では、地震発生情報供給業者500(リアルタイム地震情報配信装置)と緊急地震速報配信サーバ200(情報配信サーバ)との通信の状態により、警報装置100が情報の受信先の緊急地震速報配信サーバ200を切替する警報システム1000について説明する。
図20に基づき実施の形態5に係る警報システム1000の概要について説明する。図20は、実施の形態5に係る警報システム1000の概要を示す図である。
図20に示すように、緊急地震速報配信サーバ200は、複数存在する。また、緊急地震速報配信サーバ200は、例えば、提供する業者毎等に異なる拠点(ネットワーク)に接続されている。さらに、地震発生情報供給業者500は、2回線以上の回線で情報配信を行っている。つまり、複数存在する緊急地震速報配信サーバ200それぞれは、2回線以上存在する回線のいずれかの回線で地震発生情報供給業者500(リアルタイム地震情報配信装置)と接続されている。そして、警報装置100は、複数存在する緊急地震速報配信サーバ200のいずれかに接続され、情報を受信している。
ここで、緊急地震速報配信サーバ200は、地震発生情報供給業者500から情報配信を受けられる状態であるか否かを所定の間隔(例えば2秒毎)で確認している(1)。そして、緊急地震速報配信サーバ200は、得られた確認結果である状態判定情報を所定のタイミングに警報装置100へ送信する(2)。警報装置100は、状態判定情報に基づき、情報の受信先の緊急地震速報配信サーバ200を他の緊急地震速報配信サーバ200に切り替える(3,3’)。
例えば、警報装置100は、状態判定情報に基づき、図20に示すA回線での情報受信ができないと判定した場合、B回線に接続されている緊急地震速報配信サーバ200へ受信先を切り替える(3)。また、警報装置100は、状態判定情報に基づき、図20に示すA拠点(Aネットワーク)から情報受信できないと判定した場合、B拠点の緊急地震速報配信サーバ200へ受信先を切り替える(3’)。
次に、図21に基づき実施の形態5に係る警報システム1000の機能について説明する。図21は、実施の形態5に係る警報システム1000の機能を示す機能ブロック図である。
実施の形態5に係る警報システム1000は、複数の緊急地震速報配信サーバ200を備える。実施の形態5に係る警報システム1000の複数の緊急地震速報配信サーバ200それぞれは、情報配信部230、状態判定情報取得部240、状態判定情報配信部250を備える。
情報配信部230は、実施の形態2に係る地震発生情報受信部201、地震到達地域算出部202、地域別地震規模算出部203、地震速報送信先割当処理部204、地震速報送信先地域情報記憶部205、送信先別地震速報作成部206、地震速報送信部(情報配信部)207の機能を有している。つまり、情報配信部230は、地震発生情報供給業者500(警報発信サーバ)から受信した警報データを含む情報を受信情報として、通信装置988を介して配信する。
状態判定情報取得部240は、地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能であることを示す状態判定情報を取得して記憶装置984に記憶する。状態判定情報取得部240は、例えば、地震発生情報供給業者500へヘルスチェックパケットを送信して、その返信を受ける。つまり、ヘルスチェックパケットに対する返信が、その時点で警報データを受信可能であることを示す状態判定情報である。また、状態判定情報取得部240は、例えば、地震発生情報供給業者500へ向けてpingコマンド等を発信することで、地震発生情報供給業者500との間の回線の状態を知ることができる。つまり、pingコマンドに対する応答が、その時点で回線が(物理層レベルで)接続していることを示すものであり、状態判定情報となる。さらに、状態判定情報取得部240は、地震発生情報供給業者500から別途保守作業情報等を入手して、その情報を入力装置982により入力した情報を状態判定情報としてもよい。
状態判定情報配信部250は、状態判定情報取得部240が取得した状態判定情報を、通信装置988を介して配信する。
実施の形態5に係る警報システム1000の警報装置100は、LANコネクタ110、警報装置回路120、警報音生成回路140、警告灯制御回路160、受信先切替回路650、スピーカ916、警告灯917を備える。
LANコネクタ110、警報装置回路120、警報音生成回路140、警告灯制御回路160、スピーカ916、警告灯917は、実施の形態1に係るLANコネクタ110、警報装置回路120、警報音生成回路140、警告灯制御回路160、スピーカ916、警告灯917と同様である。つまり、警報装置回路120が備える地震速報受信部132(情報受信部)は、緊急地震速報配信サーバ200から警報データを含む受信情報を後述するLANコネクタ110(通信装置)を介して受信する。また、警報音生成回路140、警告灯制御回路160は、出力部の一例であり、受信情報に含まれる警報データを加工して警告として、出力装置の一例であるスピーカ916、警告灯917により出力する。
受信先切替回路650は、状態判定情報受信部660、受信状態判定部670、切替先優先順位記憶部680、受信先切替部690を備える。状態判定情報受信部660は、受信情報の受信先として設定された緊急地震速報配信サーバ200(第1情報配信サーバ)が地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能であることを示す第1状態判定情報を、通信装置を介して受信する。受信情報の受信先として設定された第1情報配信サーバとは、後述する切替先優先順位記憶部680が最も高い優先順位で記憶している緊急地震速報配信サーバ200である。受信状態判定部670は、状態判定情報受信部660が受信する第1状態判定情報に基づき、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能か否かを処理装置980により判定する。切替先優先順位記憶部680は、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能でないと受信状態判定部670が判定した場合に、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を後述する受信先切替部690が切り替える切替先の緊急地震速報配信サーバ200の優先順位を記憶装置984に記憶する。受信先切替部690は、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能でないと受信状態判定部670が判定した場合、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を第1情報配信サーバから他の緊急地震速報配信サーバ200(第2情報配信サーバ)へ処理装置980により切り替える。第2情報配信サーバとは、切替先優先順位記憶部680が2番目に高い優先順位で記憶している緊急地震速報配信サーバ200である。つまり、受信先切替部690は、切替先優先順位記憶部680が記憶した優先順位に従い、切替先の情報配信サーバを第2情報配信サーバとして決定する。
次に、図22に基づき実施の形態5に係る警報システム1000の動作について説明する。図22は、実施の形態5に係る警報システム1000の動作を示すフローチャートである。
まず、状態判定情報取得ステップ(S701)では、緊急地震速報配信サーバ200(第1情報配信サーバ)の状態判定情報取得部240は、地震発生情報供給業者500から状態判定情報を取得する。
次に、状態判定情報配信ステップ(S702)では、状態判定情報配信部250は、状態判定情報取得部240が取得した状態判定情報を警報装置100へ配信する。
緊急地震速報配信サーバ200は、(S701)、(S702)を例えば定期的に繰り返す。
次に、状態判定情報受信ステップ(S703)では、警報装置100の状態判定情報受信部660は、状態判定情報配信部250が配信した状態判定情報を受信する。
次に、受信状態判定ステップ(S704)では、受信状態判定部670は、状態判定情報受信部660が受信する状態判定情報に基づき、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能か否かを判定する。警報データを受信可能であると受信状態判定部670が判定した場合(S704でYes)、受信先を切り替えることなく処理を終了する。そして、警報装置100は、新たな状態判定情報が配信されるまで待機する。一方、警報データを受信可能でないと受信状態判定部670が判定した場合(S704でNo)、(S705)へ進む。
受信先切替ステップ(S705)では、受信先切替部690は、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を第1情報配信サーバから第2情報配信サーバへ処理装置980により切り替える。
ここで、受信先切替部690は、地震速報受信部132が受信情報を受信する先の切替先として、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データの受信に使用している回線と異なる回線により、地震発生情報供給業者500から警報データを受信している情報配信サーバを選択するとしても構わない。つまり、地震発生情報供給業者500から第1回線を介して受信した警報データを配信する第1情報配信サーバから地震速報受信部132が受信情報を受信している場合、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を、第1回線とは異なる第2回線を介して受信した警報データを配信する第2情報配信サーバへ受信先切替部690が切り替えるとしても構わない。
また、受信先切替部690は、地震速報受信部132が受信情報を受信する先の切替先として、第1情報配信サーバが接続されている拠点(ネットワーク,セグメント)とは異なる拠点(ネットワーク,セグメント)に接続されている情報配信サーバを選択するとしても構わない。つまり、地震発生情報供給業者500から受信した警報データを配信する第1ネットワークに属する第1情報配信サーバから地震速報受信部132が受信情報を受信する場合、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークに属する第2情報配信サーバへ受信先切替部690が切り替えるとしても構わない。
さらに、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を受信先切替部690が第2情報配信サーバへ切り替えた場合、第2情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能であることを示す第2状態判定情報を、状態判定情報受信部660が第2情報配信サーバから受信するとしても構わない。この場合、次に、受信状態判定部670は、状態判定情報受信部660が受信する第2状態判定情報に基づき、第2情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能か否かを判定する。そして、受信先切替部690は、第2情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能でないと受信状態判定部670が判定した場合、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を第2情報配信サーバとは異なる他の情報配信サーバへ切り替える。つまり、切替先の情報配信サーバも地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能でない場合には、さらに他の情報配信サーバへさらに切替しても構わない。
また、受信先切替部690は、受信先の情報配信サーバを切替した場合に、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能になった場合には、受信先を第1情報配信サーバへ戻しても構わない。つまり、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を受信先切替部690が第1情報配信サーバから第2情報配信サーバ又はその他の情報配信サーバへ切り替えているとする。このとき、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能であると受信状態判定部670が判定した場合、受信先切替部690は、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を第1情報配信サーバへ切り替えるとしても構わない。
ここで、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能であるか否か受信状態判定部670が判定する方法として、以下のような方法が上げられる。
まず、1つ目として、地震速報受信部132が受信情報を受信する先を他の情報配信サーバへ切替した場合であっても、状態判定情報受信部660は第1情報配信サーバから第1状態判定情報の受信を続ける方法がある。つまり、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能でない場合にも、第1情報配信サーバから第1状態判定情報を受信し続けることで、第1情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能になったことが判定することができる。
次に、2つ目として、各情報配信サーバが配信する状態判定情報に、全ての情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能であるか否かの情報を含めておく方法がある。例えば、各情報配信サーバ間をネットワークで接続しておくことにより、状態判定情報取得部240が取得した状態判定情報を共有することが可能である。そして、各情報配信サーバの状態判定情報配信部250は、共有した状態判定情報を配信する。
また、情報配信サーバ200が警報装置100に対して警報データが受信可能な状態にあることを確認するヘルスチェックを行なう場合、状態判定情報配信部250は状態判定情報をヘルスチェックパケットに含めて、またはヘルスチェックパケットの付随情報として送信しても構わない。つまり、状態判定情報受信部660は、第1状態判定情報を第1情報配信サーバとの間の通信状態を確認するためのヘルスチェック情報とヘルスチェック情報に付随するステータス情報とのいずれかにより受信するとしても構わない。
図23にヘルスチェックパケットの一例を示す。図23において、ヘルスチェックパケットは、ヘッダ部701、ヘルスチェック情報702、状態判定情報703を有する。ヘッダ部701は、ヘルスチェックパケットであることを示す。ヘルスチェック情報702は、ヘルスチェックに関する情報である。状態判定情報703は、地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能であることを示す。状態判定情報703は、ヘルスチェックパケットを配信した情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能か否かのみを示すとしても構わない。また、状態判定情報703は、複数の情報配信サーバの各情報配信サーバが地震発生情報供給業者500から警報データを受信可能か否かを示すとしても構わない。さらに、状態判定情報703は、情報配信サーバ200と地震発生情報供給業者500とを接続する回線毎に警報データを受信可能か否かを示すとしても構わない。また、さらに、状態判定情報703は、情報配信サーバが存在する拠点(ネットワーク,セグメント)毎に警報データを受信可能か否かを示すとしても構わない。
実施の形態にかかる警報システム1000の外観の一例を示した図である。 実施の形態における警報装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態における情報配信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る警報装置100の回路構成の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる警報装置100の機能を示す機能ブロック図である。 実施の形態1にかかる警報装置100の動作である警報出力処理を示すフローチャートである。 各データの一例を示した図である。 実施の形態2にかかる緊急地震速報配信サーバ200を含む警報システム1000の機能を示す機能ブロック図である。 実施の形態2にかかる緊急地震速報配信サーバ200の動作である情報配信処理を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる警報システム1000の機能を示す機能ブロック図である。 警報装置100が接続状況および稼動状況を緊急地震速報配信サーバ200へ所定の間隔で報告する処理を示す図である。 通知情報送信部183から通知情報を受信した場合の緊急地震速報配信サーバ200の動作を示すフローチャートである。 接続要求発信部181から接続要求を受付けた場合の緊急地震速報配信サーバ200の動作を示すフローチャートである。 緊急地震速報配信サーバ200の通常時における地震速報の配信を効率化する処理を示すフローチャートである。 緊急地震速報配信サーバ200がリモート操作により警報装置100を復旧させる処理の一例を示す図である。 実施の形態4に係る警報システム1000の概要(子機を有する例)を示す図。 実施の形態4に係る警報システム1000の概要(孫機を有する例)を示す図。 実施の形態4に係る警報装置100の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態4に係る警報システム1000の動作を示すフローチャート。 実施の形態5に係る警報システム1000の概要を示す図。 実施の形態5に係る警報システム1000の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態5に係る警報システム1000の動作を示すフローチャート。 ヘルスチェックパケットの一例を示す図。
符号の説明
100 警報装置、110 LANコネクタ、120 警報装置回路、131 ネットワークインタフェース部、132 地震速報受信部、133 警報データ抽出部、134 警報制御部、135 判定情報記憶部、136 プログラム更新制御部、140 警報音生成回路、151 警報音信号合成部、152 警報音データ記憶部、153 出力部、160 警告灯制御回路、171 警告灯点滅制御部、181 接続要求発信部、182 応答判定部、183 通知情報送信部、184 接続判定部、201 地震発生情報受信部、202 地震到達地域算出部、203 地域別地震規模算出部、204 地震速報送信先割当処理部、205 地震速報送信先地域情報記憶部、206 送信先別地震速報作成部、207 地震速報送信部、211 更新プログラム記憶部、212 警報装置状況確認データ生成部、213 警報装置状況確認データ・更新プログラム送信部、221 警報装置状況情報受信部、222 警報装置状況判定部、223 接続障害通知情報生成部、224 接続障害通知情報送信部、231 接続要求受付部、232 通知情報受信部、233 優先情報変更部、234 情報配信部、235 状態判定部、236 コマンド送信部、237 接続要求取得部、230 情報配信部、240 状態判定情報取得部、250 状態判定情報配信部、310 地震速報、320 警報データ、330 音情報、340 警報音信号、600 警報転送回路、610 子機端末記憶部、620 警報情報転送部、630 転送条件記憶部、640 転送条件判定部、650 受信先切替回路、660 状態判定情報受信部、670 受信状態判定部、680 切替先優先順位記憶部、690 受信先切替部、901 CRT表示装置、902 K/B、903 マウス、904 FDD、905 CDD、908 データベース、909 システムユニット、910 サーバ、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、916 スピーカ、917 警告灯、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 FAX機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN、980 処理装置、982 入力装置、984 記憶装置、986 通信装置、988 表示装置。

Claims (4)

  1. グローバルIPアドレスが割り当てられた警報転送装置であって、情報配信装置から送信された警報データを子機端末へ転送する警報転送装置であり、
    割り当てられたグローバルIPアドレスが指定された受信情報であって、警報データを含む受信情報を情報配信装置から第1通信装置を介して受信する情報受信部と、
    接続された複数の子機端末を特定する複数の子機特定情報を記憶装置に記憶する子機端末記憶部と、
    上記子機端末記憶部が記憶した各子機特定情報により特定される子機端末毎に、上記警報情報転送部がその子機端末へ受信情報を転送するか否かの条件を記憶装置に記憶する転送条件記憶部と、
    上記各子機特定情報により特定される子機端末毎に、上記転送条件記憶部が記憶した条件を満たすか否かを処理装置により判定する転送条件判定部と、
    上記情報受信部が受信情報を受信した場合、上記転送条件判定部が条件を満たすと判定した子機端末へ上記受信情報を第2通信装置を介して転送する警報情報転送部と
    を備えることを特徴とする警報転送装置。
  2. グローバルIPアドレスが割り当てられた警報転送装置であって、情報配信装置から受信情報を受信する警報転送装置と、警報情報を出力する警報情報出力装置とを備える警報システムにおいて、
    上記警報転送装置は、
    割り当てられたグローバルIPアドレスが指定された受信情報であって、警報データを含む受信情報を情報配信装置から第1通信装置を介して受信する情報受信部と、
    接続された子機端末である警報情報出力装置を特定する子機特定情報を記憶装置に記憶する子機端末記憶部と、
    上記情報受信部が受信情報を受信した場合、上記子機端末記憶部が記憶した子機特定情報により特定される警報情報出力装置へ上記受信情報を第2通信装置を介して転送する警報情報転送部と
    を備え、
    上記警報情報出力装置は、
    上記警報情報転送部が転送した受信情報を、第1通信装置を介して受信する転送情報受信部と、
    上記転送情報受信部が受信した受信情報に含まれる警報データを加工して警報として出力装置により出力する警報出力部と
    接続された子機端末である警報情報出力装置を特定する子機特定情報を記憶装置に記憶する子機端末記憶部と、
    上記情報受信部が受信情報を受信した場合、上記子機端末記憶部が記憶した子機特定情報により特定される警報情報出力装置へ上記受信情報を第2通信装置を介して転送する警報情報転送部と
    を備えることを特徴とする警報システム。
  3. 上記警報転送装置は、さらに、
    上記情報受信部が受信した上記受信情報から警報データを抽出して記憶装置に記憶する警報データ抽出部と、
    音情報を記憶装置に記憶する警報音データ記憶部と、
    上記警報データ抽出部が抽出した警報データと上記警報音データ記憶部が記憶した音情報とを合成し警報音信号を生成して記憶装置に記憶する警報音信号合成部と、
    上記警報音信号合成部が合成した警報音信号を警告として出力装置により出力する出力部と
    を備えることを特徴とする請求項記載の警報システム。
  4. グローバルIPアドレスが割り当てられた警報転送装置であって、情報配信装置から送信された警報データを子機端末へ転送する警報転送装置で動作する警報転送プログラムであり、
    割り当てられたグローバルIPアドレスが指定された受信情報であって、警報データを含む受信情報を情報配信装置から第1通信装置を介して受信する情報受信処理と、
    接続された複数の子機端末を特定する複数の子機特定情報を記憶装置に記憶する子機端末記憶処理と、
    上記子機端末記憶処理で記憶した各子機特定情報により特定される子機端末毎に、上記警報情報転送処理でその子機端末へ受信情報を転送するか否かの条件を記憶装置に記憶する転送条件記憶処理と、
    上記各子機特定情報により特定される子機端末毎に、上記転送条件記憶処理で記憶した条件を満たすか否かを処理装置により判定する転送条件判定処理と、
    上記情報受信処理で受信情報を受信した場合、上記転送条件判定処理で条件を満たすと判定した子機端末へ上記受信情報を第2通信装置を介して転送する警報情報転送処理と
    を備えることを特徴とする警報転送プログラム。
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