JP5064359B2 - 基準信号発生装置 - Google Patents

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Description

この発明は、デジタル通信等の無線通信設備に用いる基準信号発生装置に関するものである。
携帯電話や地上波デジタル放送等の広範囲なエリアで無線システムを提供する場合には、末端の機器にデータを送信するために複数の基地局が必要となる。これらの基地局では、仕様上、高精度な基準信号すなわち基準周波数信号やタイミング信号が必要となる。そして、このような状況下で用いられる基準信号発生装置は、電圧制御発振器を備え、GPSシステムから得られる1PPSのような高精度なリファレンス信号に自装置が発生する基準信号を同期させるように、電圧制御発振器に対して制御電圧信号を与えることで、高精度な基準信号を発生している。そして、この基準信号発生装置では、特許文献1に示すように、GPS信号から得られる1PPSと発振器の出力信号とを比較して、その差からGPS信号の1PPSに常に同期するように発振器の発振制御を行っている。
ところで、このようにGPS等の測位用衛星を用いた測位システムから得られるリファレンス信号を利用する場合、測位用衛星からの測位信号を確実且つ正確に受信し続けなければならない。しかしながら、GPSアンテナの設置位置や設置方向により測位信号が受信できなかったり、妨害波等により測位信号を正確に受信できなかったり、測位用衛星から測位信号が送信されなかったりした場合には、同期のためのリファレンス信号を得ることができない。
このため、従来の基準信号発生装置は、特許文献2に示すように、電圧制御発振器に与えられていた過去の制御電圧信号のレベル(同期DAC値)を経時的に記憶しておき、これら記憶された同期DAC値から、同期DAC値の時間遷移に関する推定曲線を算出する。そして、リファレンス信号の入力断の状態(ホールドオーバ状態)になると、推定曲線に基づいて自走用のDAC値(自走DAC値)を決定し、電圧制御発振器に与えていた。
そして、このような推定曲線の算出には、ウエーブレット変換によるローパスフィルタ処理等を用いている。これにより、微少であったり瞬時的であったりするノイズを除去して推定曲線を平滑化している。
特開2002−16438号公報 特開平11−271476号公報
しかしながら、上述の平滑化した推定曲線を用いる場合には、以下に示す課題が生じる。
ここで、図6は安定した起動特性の場合および変動が含まれる場合の同期DAC値の遷移特性(遷移曲線)を示す図である。図6(A)は、安定した起動特性の場合のDAC値の遷移曲線の一例を示し、図6(B)〜(D)は、安定した遷移特性に対して各種の変動を生じたDAC値の遷移曲線の一例を示す。
また、図7(A)は、図6(D)の遷移曲線となった場合の推定曲線FCを示す図であり、図7(B)は、図7(A)のような推定曲線FCを用いた場合の真の周波数(リファレンス信号の周波数に相当する)に対する位相差の遷移を示す図である。
同期DAC値は、電圧制御発振器からの基準信号をリファレンス信号に同期させるための制御値であり、電圧制御発振器の挙動によって、図6(B)〜(D)に示すような遷移曲線の変動901,902A,902B,903,904が生じることがある。このような遷移曲線の変動は、水晶振動子の急激な温度変化や水晶振動子のヒステリシス特性が影響する等、それぞれに要因は異なるが、現実的に観測されるものである。
ここで、上述のような平滑化処理した推定曲線FCで遷移曲線をフィッティングしようとしても、変動901,903,904は、瞬時的なノイズではないので、平滑化することができない。このため、推定曲線FCはこれら変動分をも含んで算出されるものとなるため、図7(A)に示すように、現実の遷移曲線との間に誤差が生じてしまう。
このようなに推定値に誤差を含んだ状態でリファレンス信号の入力断(ホールドオーバ)が発生すると、この誤差を含んだ自走DAC値により自走発振制御が行われる。そして、ホールドオーバ時は、この誤差を含んだ自走DAC値で自走発振制御が行われ続けるので、電圧制御発振器から出力される基準信号の周波数とリファレンス信号に同期した状態の真の周波数との間に、当該誤差によって生じる位相差が順次積算されていってしまう。すなわち、電圧制御発振器からの基準信号の周波数は真の周波数から外れていってしまう。
したがって、本発明の目的は、起動特性に基づく安定的な遷移特性に対して変動が生じても、安定的な遷移特性に対して高精度にフィッティングする推定曲線を算出することができ、ホールドオーバ時になっても高精度な自走DAC値を生成できる基準信号発生装置を実現することにある。
この発明の基準信号発生装置は、位相比較器、ループフィルタ、電圧制御発振器、記憶手段、および制御手段を備える。位相比較器は、外部からのリファレンス信号と電圧制御発振器の出力する基準信号から得られる調整用タイミング信号との位相差を取得して位相差信号を出力する。ループフィルタは、位相差信号から電圧制御発振器で所定周波数の基準信号を発生させるための制御電圧信号を生成する。電圧制御発振器は、制御電圧信号のレベルに基づいて基準信号を発生する。記憶手段は、所定の起点時間から所定時間長だけ遡る期間の制御電圧信号のレベルを記憶する。制御手段は、位相差信号を用いることなく電圧制御発振器で所定周波数の基準信号を発生させるための自走用制御電圧信号のレベルを過去の制御電圧信号のレベル推移に基づいて推定し、リファレンス信号の入力断を検出すると、推定した自走用制御電圧信号のレベルを電圧制御発振器へ与える。
さらに、制御手段は、所定の起点時間から所定時間長だけ遡る期間内における所定時間長よりも短い特定時間長からなる基準区間を設定し、該基準区間内の制御電圧信号のレベルに基づいて基準区間以外の期間を含む制御電圧信号のレベルの推定時間特性(推定曲線)を算出する。制御手段は、基準区間以外の期間の推定時間特性(推定曲線)から算出される推定制御電圧レベルと、記憶手段に記憶された制御電圧信号のレベルとの差分値を算出する。制御手段は、この差分値が減少するように補正制御電圧レベルを生成し、制御電圧信号のレベルに換えて補正制御電圧レベルを記憶手段に記憶する。
この構成では、所定の起点時間から所定時間長だけ遡った期間内の一部である基準区間の制御電圧信号のレベル(同期DAC値)から推定曲線が算出される。この基準区間は、確からしい推定曲線が得られる区間が選択される。この際、推定曲線は、基準区間以外の期間についても算出される。基準区間以外において、現実に観測され記憶された同期DAC値と、当該同期DAC値に対応するタイミングの推定曲線上のDAC値(推定DAC値)と、が比較される。この際、差分があれば、当該差分を減少させるように補正制御電圧レベル(補正同期DAC値)が算出されて、実測の同期DAC値に置き換えられて記憶される。これにより、補正同期DAC値を含んで再算出される推定曲線は、理想的な遷移曲線に近づくので、自走DAC値がより精度良く推定される。そして、このような処理が自走DAC値の推定タイミング毎に継続的に複数回行われることで、推定曲線は安定的な遷移曲線に高精度にフィッティング(適合)したものとなる。この結果、高精度な自走DAC値が得られる。
また、この発明の基準信号発生装置の制御手段は、基準区間を、制御電圧信号のレベルが得られる最新のタイミングから特定時間長だけ遡る区間に設定する。
この構成では、電圧制御発振器を備えるPLLの特性から、現時点(同期DAC値が得られる最新のタイミング)では、電圧制御発振器から出力される基準信号はリファレンス信号に正確に同期したものとなることを利用し、現時点を起点として過去に遡った最近の特定時間長の区間を基準区間に設定する。これにより、現時点の状況に応じた最も確からしい推定曲線が得られる。
また、この発明の基準信号発生装置の制御手段は、それぞれが特定時間長からなる区間を仮基準区間として複数選択し、これら複数の仮基準区間ごとに算出される推定時間特性(推定曲線)に対する制御電圧信号のレベルのバラツキが、予め設定した基準区間採用閾値以下である区間を基準区間に設定する。
この構成では、過去の所定期間の内、複数の仮基準区間を設定し、それぞれ仮基準区間の同期DAC値による推定曲線のバラツキを比較する。ここで、バラツキが小さいものほど推定曲線が安定的な遷移曲線に近いと考えられるので、当該バラツキの小さい推定曲線が得られる仮基準区間を、以降の処理における基準区間に設定する。これにより、変動の発生するタイミングに影響されることなく、より確からしい推定曲線が得られる基準区間が設定されるので、当該基準区間により得られる推定曲線を用いて上述の補正を行えば、過去の所定期間においても、安定的な遷移曲線に適合する推定曲線を算出することができる。
また、この発明の基準信号発生装置の制御手段は、制御電圧信号のレベルのバラツキが最小となる区間を前記基準区間に設定する。
この構成では、最もバラツキが小さい区間が基準区間となることで、最も確からしい推定曲線が得られる基準区間が設定される。
また、この発明の基準信号発生装置の制御手段は、制御電圧信号のレベルから差分値を1/(定数)倍した補正値を減算することで、補正制御電圧レベルを生成する。
この構成では、上述の同期DAC値の補正の方法として、差分値を1/(定数)倍(例えば1/10倍)した補正値を減算することで、過補正が抑制され、推定曲線が安定的な遷移曲線へ適切にフィッティングされる。そして、このような補正処理が複数回行われることで、推定曲線は安定的な遷移曲線へ高精度にフィッティングされる。
この発明によれば、起動特性に基づく安定的な遷移曲線に対して変動が生じても、安定的な遷移曲線に対して高精度にフィッティングする推定曲線を算出することができる。これにより、ホールドオーバ時になっても高精度な自走DAC値を生成でき、高精度な目的周波数の基準信号を出力することができる。
本発明の第1の実施形態に係る基準信号発生装置について図を参照して説明する。
図1は、本実施形態の基準信号発生装置およびこの装置にリファレンス信号を与える回路を示す概略ブロック図である。なお、以下の説明では、GPSを用いてリファレンス信号を取得する例を示すが、他のGNSSを用いても良く、さらには外部装置からリファレンス信号を取得しても良い。
本実施形態の基準信号発生装置1は、制御部10、位相比較器11、ループフィルタ12、スイッチ回路13、電圧制御発振器14、分周器15を備える。
基準信号発生装置1にはGPS受信機2が接続されており、GPS受信機2にはGPSアンテナ3が接続されている。GPS受信機2は、GPSアンテナ3で受信した測位信号に基づいて航法メッセージ等の測位関連情報を取得するとともに、リファレンス信号である1PPSを生成し、位相比較器11へ与える。
位相比較器11は、1PPSと、電圧制御発振器14から出力される基準周波数信号を分周器15で分周してなる調整用タイミング信号との位相差を検出し、当該位相差に基づく電圧レベルの位相差信号を生成して出力する。ループフィルタ12は、ローパスフィルタ等により構成され、位相差信号の電圧レベルを時間軸上で平均化することで、同期DAC値を生成して制御部10とスイッチ回路13へ出力する。
スイッチ回路13は、電圧制御発振器14の制御信号入力端子に対して、ループフィルタ12または制御部10の何れか一方を接続するように切り替え可能とする回路である。この切り替えは、制御部10からの切替制御信号に応じて行われる。
電圧制御発振器14は、スイッチ回路13を介してループフィルタ12から与えられる同期DAC値もしくは制御部10から与えられる自走DAC値に基づいて、目的周波数の基準信号を発生する。分周器15は基準信号を分周して調整用タイミング信号を発生し、位相比較器11へ与える。なお、本発明における自走とは、この電圧制御発振器14の説明に示すように、完全なフリーラン発振を示すものではなく、リファレンス信号に対して同期を行わずに基準信号を発生する動作を示す。
メモリ16は、制御部10によって読み書きされ、ループフィルタ12から出力される同期DAC値や制御部10が推定した自走DAC値等を記憶する。メモリ16は、同期DAC値に関してリングバッファメモリとして機能し、新たな同期DAC値を書き込む時点から所定期間長(例えば72時間等)に亘る過去の同期DAC値を記憶する。この際、メモリ16は、制御部10によって、予め設定した時間間隔毎(例えば100秒毎)の記憶タイミングで、同期DAC値を更新記憶する。
制御部10は、基準信号発生装置1を動作させる各種制御を行う。
また、制御部10は、GPS受信機2から1PPSの受信の有無に応じてスイッチ回路13の切替制御を行う。具体的には、制御部10は、GPS受信機2から1PPSを取得できればループフィルタ12と電圧制御発振器14とを接続するように切替制御信号をスイッチ回路13へ与える。一方、制御部10は、GPS受信機2から1PPSを取得できなければ、すなわちホールドオーバを検出すれば、自身(制御部10)と電圧制御発振器14とを接続するように切替制御信号をスイッチ回路13へ与える。
また、制御部10は、次に示す方法を用いて自走DAC値を推定して記憶し、ホールドオーバを検出すると、検出時点で推定記憶されている自走DAC値を、スイッチ回路13を介して電圧制御発振器14へ与える。
具体的に自走DAC値の推定および出力のフローを、図2を参照して説明する。
図2は本実施形態における自走DAC値の推定方法を示すフローチャートである。
基準信号発生装置1が起動操作されると、内部の各機能部が起動し、制御部10は計時を開始する(S101)。この起動とともに、制御部10は、GPS受信機2からの1PPS信号の入力を確認すると、ループフィルタ12と電圧制御発振器14とを接続するようにスイッチ回路13を制御する。これに伴い、位相比較器11、ループフィルタ12、スイッチ回路13、電圧制御発振器14、分周器15からなるPLL回路が形成され、GPS受信機2からの1PPS信号に同期した基準信号が出力される。この基準信号の生成工程において、ループフィルタ12からは位相比較器11の位相差信号に応じた同期DAC値が出力される。制御部10は、この同期DAC値の取得及びメモリ16への記憶を開始する。
制御部10は、このような同期DAC値の取得を行いながら計時処理を継続する。この際、制御部10は、予め設定した記憶タイミング毎に同期DAC値をメモリ16に記憶する。そして、制御部10は、予め設定した自走DAC値の推定タイミングになったことを検出すると(S102:Yes)、現時点(今回の推定タイミング)を起点として過去側に特定時間長からなる基準区間を設定する。制御部10は、当該基準区間中の同期DAC値をメモリ16から読み出す(S103)。なお、自走DAC値の推定タイミングでなければ、計時処理を継続する(S102:No)。
制御部10は、読み出した基準区間中の同期DAC値を用いて、例えば二次関数等からなるフィッティング関数を設定し、当該フィッティング関数に最小二乗法を適用することで、推定曲線を算出する(S104)。この際、重み付け最小二乗法を用いれば、例えば本実施形態のように直近の方がデータの信頼性が高いような場合に、直近のデータに高い重みを付ける処理を行うことができ、より信頼性の高い推定曲線を算出することができる。制御部10は、同期DAC値が記憶されている期間における基準区間と異なる補正区間中の同期DAC値をメモリ16から読み出す(S105)。なお、補正区間の時間長は特定時間長と同じであっても異なっていても良く、補正区間は複数個設けても良い。制御部10は、補正区間中の記憶タイミング毎の実測の同期DAC値と、当該実測の同期DAC値毎に対応する推定曲線から得られる推定DAC値との差分値ΔDを算出する(S106)。
制御部10は、各記憶タイミングでの差分値ΔDに基づいて、対応する各同期DAC値を補正する補正値Cdを算出する(S107)。具体的には、例えば、制御部10は、差分値ΔDを1/10倍した補正値Cd(=(1/10)*ΔD)を同期DAC値毎に算出し、当該補正値Cdを同期DAC値から減算することで、補正同期DAC値を算出する(S108)。この処理により、補正区間LMにおいては、補正同期DAC値は、実測のDAC値よりも推定曲線に近い値となる。ここで、補正値Cdの算出に差分値ΔDの1/10倍値を用いた例を示したが、「10」の代わりに「1」よりも大きな定数値を用いて補正値Cdを算出しても良い。このような補正値Cdを用いることで、単に差分値ΔDを実測の同期DAC値から減算するよりも、適切な補正値Cdを得ることができる。これは、推定曲線は各推定タイミングでの過去の同期DAC値により決定されるものであるので、同期DAC値が補正されれば、補正された値に応じて、次のタイミングでの推定曲線は変化する。このため、単に差分値ΔDを減算すると、過補正になってしまう可能性があるからである。また、推定は継続的に行われるので、一回の補正量が多くなくても、継続的な補正によって結果的に最適な補正となるからである。
制御部10は、補正同期DAC値を同期DAC値に置き換えてメモリ16へ更新記憶する(S109)。制御部10は、更新記憶されたメモリ16から、予め設定した推定用対象期間内の補正同期DAC値を含む同期DAC値を用いて、再度、最小二乗法を適用したフィッティング関数により推定曲線を算出する(S110)。制御部10は、算出した推定曲線から、今回の自走DAC値を推定し、メモリ16に記憶する。
制御部10は、このような自走DAC値の推定処理を、リファレンス信号の入力断を検出するまで、継続的に行う(S112:No→S102)。この際、自走DAC値は、メモリ16に順次更新記憶される。
一方、制御部10は、リファレンス信号の入力断を検出すると(S112:Yes)、メモリ16に記憶している自走DAC値を、電圧制御発振器14へ出力する。これにより、電圧制御発振器14は、自走DAC値により自走発振する(S113)。
このような処理を行うことで、安定的な電圧制御発振器の遷移特性とは異なる同期DAC値の変動による自走DAC値の推定への影響を抑圧することができる。これにより、ホールドオーバ時に高精度な自走DAC値を算出することができ、ホールドオーバ期間中であっても高精度な基準信号を発生し続けることができる。
次に、本実施形態の自走DAC値の推定方法の例について、図3を参照して説明する。
図3は本実施形態の制御部10が実行する自走DAC値の推定の概念を説明するための図である。ここで、図3(A)は区間MN中の同期DAC値による推定曲線201、実測値曲線101、および差分値ΔDを示す。図3(B)は、タイミングtNにおいて補正された区間LM中の補正同期DAC値による補正値曲線102と、推定曲線201および実測値曲線101を示し、図3(C)は、タイミングtP(>tN)において補正された区間LM中の補正同期DAC値による補正曲線102’と、推定曲線201’および実測値曲線101とを示す。
制御部10は、自走DAC値の推定タイミングである時刻tNになると、該時刻tNから過去の特定時間長(例えば3時間)の基準区間MN(本発明の基準区間)に含まれる同期DAC値を読み出し、これら時系列に並ぶ同期DAC値を用いて、予め設定したフィッティング関数に最小二乗法を適用させる等の推定処理を行い、図3(A)に示すような推定曲線201を算出する。
制御部10は、基準区間MNとは異なる補正区間LMの各同期DAC値と推定DAC値との差分値ΔDをそれぞれに算出する(図3(A)参照)。ここで、推定DAC値とは、各同期DAC値に対応するタイミングにおける推定曲線201から得られるDAC値である。制御部10は、補正区間LMの各差分値ΔDを減少させるように、図3(B)の補正値曲線102に示すような補正DAC値を算出する。
制御部10は、算出した補正同期DAC値を、対応する同期DAC値に置き換えてメモリ16へ記憶する。そして、制御部10は、自走DAC推定参照期間、例えば基準区間LMおよび補正区間MNを含む期間における補正同期DAC値を含む同期DAC値から再度推定曲線を算出する。制御部10、当該推定曲線に基づいて、時刻tNでの自走用DAC値を算出する。
このように、補正同期DAC値を含む同期DAC値を用いて自走DAC値を推定すれば、補正を行わない同期DAC値を用いる場合よりも、DAC値の変動による影響を抑圧することができ、より確からしい自走DAC値を推定することができる。すなわち、電圧制御発振器の安定した遷移曲線から得られる自走DAC値に近い自走DAC値を得ることができる。これにより、この時点でホールドオーバが発生しても、高精度な基準信号を出力することができるとともに、ホールドオーバ期間中においても高精度に基準信号を出力し続けることができる。
このような処理は、推定タイミング毎に継続的に行われ、例えば、制御部10は、時刻tNよりも後の時刻tPにおいても、同様の処理を行う。この際、制御部10は、時刻tPを起点とする基準区間から推定曲線201’を算出して、当該推定曲線201’に基づいて補正区間MN、補正区間LMでの補正処理を行う。これにより、大きな変動を含む補正区間LMでは、再度補正が行われるので、より推定曲線201’に近い補正同期DAC値が算出されて更新記憶される。この結果、時刻tPにおいて、当該時刻tNからtPまでの区間、区間MN、および区間LMにおける補正同期DAC値を含む同期DAC値から再度推定曲線が算出されて、自走DAC値が算出される。これにより、さらに確からしい高精度な自走DAC値を得ることができる。そして、この自走DAC値を用いることで、ホールドオーバ時に、より高精度な基準信号を出力し続けることができる。
次に、第2の実施形態に係る基準信号発生装置について、図を参照して説明する。
上述の第1の実施形態の基準信号発生装置では、自走DAC値の推定タイミングを起点として過去の特定時間長の区間を基準区間としている。これは、電圧制御発振器を用いたPLLの特性上、現時点すなわち最新のタイミングでは1PPSに正確に同期して基準信号を出力しているので、同期DAC値もその時点で最も確からしいものであり、起動からの経過時間が長いほど安定した出力が得られるという前提に立って考えたものである。ところが、突発的な変動は、起動直後に起こるものとは限らず、自走DAC値の推定タイミングに近い時間に発生している可能性も無いとは言い切れない。したがって、本実施形態では、この新たな問題を解決するための方法を示す。なお、装置の構成は、第1の実施形態に示した基準信号発生装置と同じであるので省略する。
図4は、本実施形態の基準信号発生装置における自走DAC値の推定方法を示すフローチャートである。なお、本実施形態の基準信号発生装置は、基準区間を選択するものであり、自走DAC値の推定タイミングの検出までの処理(図4のS202までの処理)および基準区間の決定後の処理(図4のS207以降の処理)は、第1の実施形態の基準信号発生装置の処理(図2のS102までの処理とS106以降の処理)と同じである。したがって、以下では、基準区間の決定処理の部分のみを説明する。なお、本実施形態の図4のS207以降では、「各」補正区間との記載を行っているが、各補正区間のそれぞれで行われる処理は、第1の実施形態の補正区間に対して行われる処理を同じである。
制御部10は、自走DAC値の推定タイミングになったことを検出すると(S202:Yes)、現時点を起点として、過去の同期DAC値が記憶されている期間を、予め設定した特定時間長からなる複数の仮基準区間に分割する(S203)。制御部10は、各仮基準区間中の同期DAC値をメモリ16から読み出す(S204)。
制御部10は、読み出した各仮基準区間中の同期DAC値を用いて、仮基準区間毎に推定曲線を算出する。この際、推定曲線の作成方法は、第1の実施形態と同じである。また、制御部10は、仮基準区間毎に、推定曲線に対する各同期DAC値の分散σ2を算出する(S205)。なお、本実施形態では分散σ2を算出する例を示したが、同期DAC値のバラツキを表す指標値であれば他のものであってもよい。
制御部10は、各仮基準区間の分散σ2を比較し、最も分散σ2の小さい仮基準区間を基準区間に決定する(S206)。
制御部10は、基準区間を決定すると、第1の実施形態に示したように、基準区間以外の補正区間の同期DAC値を、基準区間の推定曲線を用いて補正する。そして、制御部10は、補正同期DAC値をメモリ16に記憶するとともに、補正同期DAC値を含む同期DAC値を用いて推定曲線を算出し、自走DAC値を推定する。この処理は、1PPS(リファレンス信号)の入力断を検出するまで継続的に行われ、制御部10は、1PPSの入力断を検出すると、推定した自走DAC値を電圧制御発振器14へ与える。
このような処理を行うことで、最も確からしい区間が基準区間となるので、変動が発生タイミングに関係なく、安定的な電圧制御発振器の遷移特性とは異なる同期DAC値の変動による自走DAC値の推定への影響を抑圧することができる。
次に、本実施形態の自走DAC値の推定方法の例について、図5を参照して説明する。
図5は本実施形態の制御部10が実行する自走DAC値の推定の概念を説明するための図である。ここで、図5(A)は過去の同期DAC値による実測値曲線301と各仮基準区間設定を示す。図5(B)は、基準区間KLの同期DACによる推定曲線401と実測値曲線301と、補正区間LM、補正区間MNにおける差分値ΔDを示す。図5(C)は、所定回補正が行われた後の補正同期DAC値による補正曲線302’、推定曲線401’、実測値曲線301および積算された補正値Cd’を示す。
制御部10は、自走DAC値の推定タイミングである時刻tNになると、該時刻tNから過去の特定時間長(例えば3時間)からなる複数の仮基準区間として、区間KL、区間LM、区間MNを設定する。制御部10は、各区間KL,LM,MNに含まれる同期DAC値を読み出す。制御部10は、これら時系列に並ぶ同期DAC値を用いて、予め設定したフィッティング関数に最小二乗法を適用させる等の推定処理を行い、区間KL,LM,MN毎の推定曲線を算出するとともに、区間KL,LM,MN毎の分散σ2 KL,σ2 LM,σ2 MNを算出する。制御部10は、各分散を比較し、最小の分散である分散σ2 KLの区間KLを基準区間に設定する(図5(A)参照)。
制御部10は、基準区間KLとは異なる補正区間LMおよび補正区間MNの各同期DAC値と推定DAC値との差分値ΔDをそれぞれに算出する(図5(B)参照)。ここで、推定DAC値とは、各同期DAC値に対応するタイミングにおける推定曲線401から得られるDAC値である。
制御部10は、補正区間LMおよび補正区間MNの各差分値ΔDを減少させるように、補正DAC値を算出する。
制御部10は、算出した補正同期DAC値を、対応する同期DAC値に置き換えてメモリ16へ記憶する。そして、制御部10は、自走DAC推定参照期間、例えば基準区間KL、補正区間LMおよび補正区間MNを含む期間における補正同期DAC値を含む同期DAC値から再度推定曲線を算出する。制御部10、当該推定曲線に基づいて、時刻tNでの自走用DAC値を算出する。
このような処理は、推定タイミング毎に継続的に行われ、例えば、制御部10は、時刻tNよりも後の時刻tPにおいても、同様の処理を行う。この際、制御部10は、時刻tPを起点とする推定参照期間の同期DAC値(補正同期DAC値を含む)による推定曲線401’を算出して、当該推定曲線401’に基づいて区間MN、区間LM、区間KLを含んでの補正処理を行う。これにより、変動を含む区間LM、区間MNでは、再度補正が行われるので、複数回の補正による積算補正値Cd’によって、より推定曲線401’に近くなるように補正同期DAC値が算出されて更新記憶される。この結果、時刻tPにおいて、当該時刻tNからtPまでの区間、区間MN、区間LMおよび区間KLにおける補正同期DAC値を含む同期DAC値から再度推定曲線を算出して、自走DAC値を算出することで、さらに確からしい高精度な自走DAC値を得ることができる。そして、この自走DAC値を用いることで、ホールドオーバ時に、より高精度な基準信号を出力し続けることができる。
以上のように、本実施形態の構成および処理を用いることで、変動の無いもしくは最も少ない区間が基準区間となるので、推定曲線は、安定的な遷移曲線に最も近いものとなる。これにより、この補正により得られる補正同期DAC値を用いて推定される自走DAC値は、変動の発生の有無や変動の発生するタイミングに関係なく高精度になる。この結果、ホールドオーバ時に高精度な基準信号を発生することができる。
なお、本実施形態では、推定タイミング毎に各仮基準区間の分散σから基準区間を設定する例を示したが、全ての仮基準区間での分散σ2が、所定閾値未満になった場合は、仮基準区間の設定を停止するとともに、補正を停止するようにしてもよい。これにより、必要以上の補正を行わなくてもよくなる。
また、上述の説明では、補正区間における同期DACの補正を各タイミングでの誤差に基づく演算により設定したが、誤差が所定レベル以上の場合には、当該タイミングでの同期DAC値を自走DAC値の推定に用いないようにしてもよい。また、誤差が所定レベル以上の場合に、当該誤差が所定レベル以上の区間の直近の同期DAC値を平均化処理する等により、同期DAC値を固定値に設定しても良い。
また、上述の説明では、基準区間を一区間とする例を示したが、基準区間は複数区間であってもよく、複数の基準区間は、連続する複数区間であっても、連続しないバラバラの複数区間であってもよい。この場合、基準区間に採用可能な分散σ2の閾値(本発明の「基準区間採用閾値」に相当する。)を設定しておき、分散σ2が当該閾値以下となる仮基準区間を基準区間に設定すればよい。そして、これら複数の基準区間内の同期DAC値に基づいて推定曲線を算出するとよい。
また、さらに、このように複数区間の分散σ2が基準区間採用の閾値以下となった場合で、且つ、現時点の直近の区間が当該閾値以下の分散分散σ2を有する場合には、直近の区間を優先的に基準区間に採用するようにしてもよい。
第1の実施形態の基準信号発生装置およびこの装置にリファレンス信号を与える回路を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態における自走DAC値の算出および出力のフローを示すフローチャートである。 第1の実施形態の制御部10が実行する自走DAC値の推定の概念を説明するための図である。 第2の実施形態における自走DAC値の算出および出力のフローを示すフローチャートである。 第2の実施形態の制御部10が実行する自走DAC値の推定の概念を説明するための図である。 安定した起動特性の場合のDAC値の遷移曲線の一例、および、何らかの要因により変動を生じたDAC値の遷移曲線の一例を示す図である。 変動を有する遷移曲線となった場合の推定曲線FCを示す図、および、このような推定曲線FCを用いた場合の真の周波数と電圧制御発振器から出力される基準信号との位相差の遷移を示す図である。
符号の説明
1−基準周波数信号発生装置、10−制御部、11−位相比較器、12−ループフィルタ、13−スイッチ回路、14−電圧制御発振器、15−分周器、16−メモリ、2−GPS受信機、3−GPSアンテナ

Claims (5)

  1. 外部からのリファレンス信号と電圧制御発振器の出力する基準信号から得られる調整用タイミング信号との位相差を取得して位相差信号を出力する位相比較器と、
    前記位相差信号から電圧制御発振器で所定周波数の前記基準信号を発生させるための制御電圧信号を生成するループフィルタと、
    前記制御電圧信号のレベルに基づいて前記基準信号を発生する電圧制御発振器と、
    所定の起点時間から所定時間長だけ遡る期間の前記制御電圧信号のレベルを記憶する記憶手段と、
    前記位相差信号を用いることなく前記電圧制御発振器で所定周波数の前記基準信号を発生させるための自走用制御電圧信号のレベルを過去の制御電圧信号のレベル推移に基づいて推定し、前記リファレンス信号の入力断を検出すると、推定した前記自走用制御電圧信号のレベルを前記電圧制御発振器へ与える制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記所定の起点時間から所定時間長だけ遡る期間内における前記所定時間長よりも短い特定時間長からなる基準区間を設定し、該基準区間内の前記制御電圧信号のレベルに基づいて前記基準区間以外の期間を含む前記制御電圧信号のレベルの推定時間特性を算出し、
    前記基準区間以外の期間の前記推定時間特性から算出される推定制御電圧レベルと、前記記憶手段に記憶された前記制御電圧信号のレベルとの差分値を算出し、
    該差分値が減少するように補正制御電圧レベルを生成し、
    前記制御電圧信号のレベルに換えて前記補正制御電圧レベルを前記記憶手段に記憶する、基準信号発生装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記基準区間を、前記制御電圧信号のレベルが得られる最新のタイミングから前記特定時間長だけ遡る区間に設定する、請求項1に記載の基準信号発生装置。
  3. 前記制御手段は、
    それぞれが前記特定時間長からなる区間を仮基準区間として複数選択し、
    該複数の仮基準区間ごとに算出した推定時間特性に対する前記制御電圧信号のレベルのバラツキが、予め設定した基準区間採用閾値以下である区間を、前記基準区間に設定する、請求項1に記載の基準信号発生装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記制御電圧信号のレベルのバラツキが最小となる区間を、前記基準区間に設定する、請求項3に記載の基準信号発生装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記制御電圧信号のレベルから前記差分値を1/(定数)倍した補正値を減算することで、前記補正制御電圧レベルを生成する、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の基準信号発生装置。
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