JP5064137B2 - プロジェクタ - Google Patents

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本発明は、スクリーン上に投射された映像を均一の明るさに補正する補正手段を備えたプロジェクタに関する。
従来、スクリーン上の投射映像を均一な明るさにすることを可能としたプロジェクタとしては、例えば特許文献1に記載のものがある。このプロジェクタは次のように構成されている。
特許文献1によれば、入力ビデオ信号から水平及び垂直同期信号が同期分岐回路によって分離され、水平同期信号に同期したクロック信号がPLL回路において生成され、水平同期信号、垂直同期信号及びクロック信号から走査位置検出回路によって走査位置が検出される。そして、検出された走査位置によってアドレスが指定され、ROMに格納された補正データが読み出される。ROMから読み出された補正データは、D/A変換器に供給されてアナログ電圧に変換され、ポテンショメータによって分圧される。一方、ポテンショメータから出力される分圧電圧とバイアス電圧とが加算器により加算されて、加算電圧が明るさ制御信号として映像回路(本発明では映像信号処理回路)の制御回路に印加される。
特開平6−160799号公報、段落番号0022〜0023、図1
特許文献1は、このように構成されているので、輝度補正が入力信号に対して行われている。したがって、輝度補正された映像信号が、その後にスケーリングを含む映像信号処理されている。このため、スケーリング処理等の映像信号処理が施されることにより、スクリーン上の明るさを適切に補正できないという問題が生ずる。また、映像信号はアナログ処理により補正されるため、画素毎に映像信号をデジタル処理する装置には使用できないという問題があった。
本発明は、従来技術に存在するこのような問題点に着目してなされたものであって、スケーリング処理を含む映像信号処理が成された後の映像信号情報を補正することにより、スクリーン上における映像の明るさを均一化したプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明は、入力信号のスケーリング処理を含む映像信号処理を行う映像信号処理回路と、映像信号処理された映像信号の輝度を補正する輝度補正回路と、輝度補正回路から輝度補正された映像信号が入力される表示素子駆動回路とを有し、輝度補正回路は、映像信号処理回路からの同期信号に基づいて映像を構成する単位要素である画素の水平位置と垂直位置を指定するアドレスカウンタと、各水平アドレスの水平補正係数を格納する水平ルックアップテーブルと、各垂直アドレスの垂直補正係数を格納する垂直ルックアップテーブルとを有するとともに、前記アドレスカウンタで指定された画素位置の水平補正係数及び垂直補正係数に基づき補正係数を算出し、この補正係数に基づき映像信号処理回路で処理された映像信号を補正して前記表示素子駆動回路に出力するように構成されており、前記輝度補正回路は、指定された画素の位置に対する水平補正係数と垂直補正係数を読み出し、これらを加算して平均化したものを補正係数として算出し、この補正係数を前記映像信号処理回路からの映像信号に乗算して補正するように構成されていることを特徴とする。
このような構成上の特徴を有する本発明に係るプロジェクタによれば、映像信号処理回路で映像信号処理された映像信号に基づいてアドレスが指定され、指定された画素位置の、ルックアップテーブルに格納されている補正データに基づき映像信号を補正する。したがって、映像信号処理回路で処理された映像信号を適切に補正して表示素子駆動回路に出力するので、画面の明るさを精度よく均一にすることができる。また、このように構成することにより、各画素に対し水平方向及び垂直方向の明るさの変化に対応して補正することができる。
また、前記水平ルックアップテーブルは、画面の水平位置両端で最大値1となり、光源ランプが配置される中央位置で最小値となるように略直線的に変化するパターンの水平補正係数を格納し、前記垂直ルックアップテーブルは、スクリーンへの照射角度が最小角度となる位置で最大値1となり、投射角度が最大角度となる高さ位置において最小値となるように略直線的に変化するパターンの垂直補正係数を格納しているものとすることもできる。水平方向及び垂直方向における明るさは、画面上においては投射角度の変化により曲線を画くように変化するので、水平及び垂直補正係数は、この明るさの変化曲線に対応する曲線的に変化する特性の補正係数を格納したルックアップテーブルを用いることが理想的である。しかし、スクリーンの各位置における明るさは、設置環境、スクリーンの種類にも影響されるので、厳密には明るさの変化を正確に把握することが困難である。したがって、明るさの変化に対応した補正データの曲線に近い直線で画いた補正データとすることにより、実用上大差ない明るさ補正をすることができる。この発明は、このような考え方の基に、水平ルックアップテーブル及び垂直ルックアップテーブルに格納される補正係数を、画面上において直線的に変化するパターンに設定したものであって、これにより補正データの簡素化、惹いては輝度補正回路の簡素化を図っている。
また、前記水平補正係数及び垂直補正係数は、最小値を異ならせた複数のパターンが内蔵され、前記水平ルックアップテーブル及び垂直ルックアップテーブルは、ユーザの選択により、前記複数のパターンの内の任意のパターンの水平補正係数及び垂直補正係数に書き換え可能に格納されているものとする。このようにすれば、ユーザは、実際に投影される映像を見ながら設置場所、スクリーンの種類、投射距離などを加味して、複数のPターンの内から最適のパターンの補正係数を格納した水平ルックアップテーブル及び垂直ルックアップテーブルを選択することができる。
また、前記プロジェクタは、前述の映像信号処理回路、輝度補正回路、表示素子駆動回路、光源ランプを含む光学系機器を内蔵したプロジェクタ本体と映像が投射されるスクリーンとに分離され、プロジェクタ本体から非球面ミラーを介して映像がスクリーンに投射されるように構成されている。このように構成することにより、プロジェクタ本体とスクリーンとの投射距離に影響されずにスクリーン上の明るさを均一にすることができるとともに、プロジェクタ本体とスクリーンの投射距離を小さくして設置することができる。
本発明によれば、映像信号処理回路で映像信号処理された映像信号に基づいてアドレスが指定され、指定された画素位置の、ルックアップテーブルに格納されている補正データに基づき映像信号を補正する。したがって、画面の明るさを精度よく均一にすることができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。本発明に係るプロジェクタは3板式液晶プロジェクタであって、その機能ブロック図を図1に示す。この図に示すように、各種映像再生機器から出力される各種映像信号に対応し得るように
アナログI/F、デジタルI/F、ビデオI/Fなどの各種入力インターフェースを備えた入力信号処理回路1に接続される。そして、入力信号処理回路1に入力された映像信号は、選択された映像信号に対応しA/D変換、デコード等の適宜の処理が施されて映像信号処理回路2へ出力される。
映像信号処理回路2では、フレームメモリ3を使用してパネルサイズに適切な信号形態にスケーリング処理等の映像信号処理が行われ、輝度補正回路4に出力される。映像信号処理回路2から出力されて輝度補正回路4に入力される映像信号SI(図3参照)は、輝度補正回路4において、一定のアルゴリズムに従って処理された後、表示素子駆動回路としての液晶パネル駆動回路5に出力される。輝度補正回路4から出力される映像信号SO(図3参照)は、液晶パネル駆動回路5においてR,G,B各液晶パネル6を駆動することができる信号形態に変換されるとともに、液晶パネル6駆動のための駆動パルスを同時に生成し、両者とも液晶パネル6へと入力される。液晶パネル6は、入力された映像信号に応じた回転角を持ち、光源ランプ7からの光を透過させることで映像を作り出す。そして、その表示映像は、図2のように投射レンズにより所定距離離れた場所にあるスクリーン16などに結像される。
映像信号処理回路2に収納される制御用CPU9は、映像信号処理回路2の制御のみならず入力信号処理回路1、輝度補正回路4、液晶パネル駆動回路5、電源回路10、光源ランプ7を制御するランプ制御回路11、各部の温度、傾斜角度などを検出する各種センサ12、各部の異常を検出する異常検出センサ13などプロジェクタ全体の制御を行う。
ここで、本実施の形態に係るプロジェクタは、入力信号処理回路1、映像信号処理回路2、輝度補正回路4、液晶パネル駆動回路5、液晶パネル6、光源ランプ7などの光学系機器を内蔵したプロジェクタ本体15と、映像が投射されるスクリーン16とに分離されている。そして、図2に示すようにプロジェクタ本体15からは、非球面ミラ17ーを介してスクリーン16に投射されている。これにより、プロジェクタ本体15とスクリーン16との間の距離を短くすることができるように構成されている。なお、プロジェクタ本体15とスクリーン16との位置は、プロジェクタを使用する人間が投射光を遮ることのないように設置される。
次に、輝度補正回路4の詳細について説明するとともに、そのアルゴリズムについて説明する。図3は輝度補正回路4の内部構成をブロック図で示したものである。映像信号処理回路2からの映像信号SIから同期分離回路21を経て、水平同期信号HS及び垂直同期信号VSが分離して供給される。この水平同期信号HS及び垂直同期信号VSはアドレスカウンタ22に入力され、補正される映像を構成する単位要素である画素の、水平方向の画素位置を示す水平アドレスと、垂直方向の画素位置を示す垂直アドレスとをそれぞれ生成、指定する。
また、輝度補正回路4は、水平方向の水平補正係数Khを格納する水平LUT(ルックアップテーブル)23と、垂直方向の垂直補正係数Kvを格納する垂直LUT24を、それぞれ有している。水平LUT23及び垂直LUT24に格納される補正係数としては、補正度合いを変えた複数のパターンの補正係数が、制御用CPUに内蔵されている。これら水平LUT23、垂直LUT24は、OSDメニューを使ったユーザ操作により、前述の複数のパターンの内の適宜のパターンの補正係数に書き換え可能にLAMに格納されている。
アドレスカウンタ22によって生成されたカウンター(座標)信号は、それぞれのLUT読み出しアドレスとして各LUT23,24へと入力され、画面内での画素の位置に応じた水平補正係数Khと垂直補正係数Kvを読み出す。読み出された水平補正係数Khと垂直補正係数Kvは、係数演算回路25へと入力され、(式1)に示すように補正係数Kが演算処理された後、信号演算回路26に入力される。
K=(Kh+Kv)/2………(式1)
信号演算回路26では(式2)に示す処理により入力された映像信号SIが補正され、その後補正された映像信号SOが後段の液晶パネル駆動回路5へ出力される。
SO=(SI*K)………(式2)
次に、図4に、水平LUT23及び垂直LUT24の補正係数のパターンの一例を示す。本実施の形態では、垂直方向における投射角度は、図2に示すように、スクリーン16の上端において最小角度Θ1となり、下端において最大角度Θ2となっている。したがって、スクリーン16の垂直方向における明るさは、スクリーン16の上端において最も暗くなり、下端において最も明るくなる。そこで、図4に示すように、垂直LUT24に格納される垂直補正係数Kvは、画面上端において最大値1となり、直線的に変化して下端において最小値0.85を採るように設定されている。また、水平方向における投射角度は、スクリーン16に対しては左右方向の中央から投射されることから、スクリーン16の左右両端において最小値となり、左右方向の中央において最大値となっている。したがって、スクリーン16の水平方向における明るさは、スクリーン16の両端において最も暗くなり、中央において最も明るくなる。そこで、図4に示すように、水平LUT23に格納される水平補正係数Khは、画面両端において最大値1となり、直線的に変化して中央において最小値0.9となるように設定されている。
ここで、上記水平LUT23及び垂直LUT24の場合の補正係数Kの計算例を掲げる。例えば、画面左端の最上端の画素においての補正係数Kは、(式1)より、
K=(Kh+Kv)/2=(1+1)/2=1
となる。
また、出力される映像信号SOは、(式2)より
SO=SI*K=SI
となる。これは、輝度補正回路4に入力される映像信号SIがそのまま補正されることなく出力されることを意味している。
同様に、画面中央最下端部の画素に対する補正係数Kは、
K=(Kh+Kv)/2=(0.9+0.85)/2=0.875
となり、出力される映像信号SOは、(式2)より、
SO=SI*K=SI*0.875=0.875*SI
となる。これは、輝度補正回路4に入力される映像信号SIが0.875倍されて出力されることを意味している。このように、全ての画素に対して所定の補正を施し、その補正された信号のままで出力されることにより、スクリーン16に投射された映像の明るさが均一に保持される。
なお、上記パターンの例では、水平補正係数Kh及び垂直補正係数Kvは、画面において最大値から最小値に対し直線的に変化するようにしているが、投射角(スクリーンから見れば入射角)の変化に対応して明るさが変化することに鑑み、明るさの変化に対応した曲線で補正値を設定することは可能であり、そのようにしてもよい。しかしながら、スクリーン16の各位置における明るさは、スクリーン16の種類にも影響されるので、正確に把握することは困難である。また、明るさの変化に対応した補正データの曲線に近いと思われる直線で画いた補正データとすることにより、実用上大差のない補正をすることができる。このことから、本実施の形態では、水平補正係数Kh及び垂直補正係数Kvを直線的に変化するパターンに設定することにより、補正データの簡素化、惹いては輝度補正回路4の簡素化を図っている。
また、前述のように、水平LUT23及び垂直LUT24は、補正度合いを変えた複数のパターンが制御用CPUに内蔵されているが、これは、最小値の値を上記例と異なる値に段階的に変化させたものであって、それぞれ最大値から最小値に対して直線的に変化するように設定されている。また、ユーザが設置場所、スクリーン16の種類、投射距離などを考量して適宜のパターンを選択できるように設定されているので、ユーザの感覚でより一層明るさを均一化することができる。
本実施の形態に係るプロジェクタは、上記のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1)映像信号処理回路2で処理された映像信号SIを適切に補正し、補正した映像信号SOを表示素子駆動回路としての液晶パネル駆動回路5に出力するので、従来のものに比しより適切な補正が行われるので、画面の明るさを精度よく均一することができる。
(2)水平LUT23及び垂直LUT24は、画面上において補正値が最大値から最小値に向かって直線的に変化するパターンに設定されているので、補正データの簡素化、惹いては輝度補正回路4の簡素化を図ることができる。
(3)この場合において、水平LUT23及び垂直LUT24は、最小値の異なる複数のパターンが内蔵され、ユーザによりこれら複数のパターンのうち任意のパターンに書き換え可能に格納されている。このため、ユーザは、実際に投影される映像を見ながら設置場所、スクリーン16の種類、投射距離などを加味して最適の補正値を格納した最適の水平LUT23及び垂直LUT24を選択することができる。
(4)輝度補正回路4は、選択された水平補正係数Khと垂直補正係数Kvを加算しこれを平均化したものを補正係数Kとするように構成されているので、各画素に対し水平方向の明るさの変化及び垂直方向の明るさの変化に対応して補正することができる。
(5)プロジェクタ本体15から非球面ミラー17を介して映像がスクリーン16に投射されるように構成されているので、プロジェクタ本体15とスクリーン16との投射距離に影響されずにスクリーン16上の明るさを均一にすることができるとともに、プロジェクタ本体15とスクリーン16との投射距離を小さくして設置することができる。
(変形例)
上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
(1)上記実施の形態は3板式液晶プロジェクタであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、DLP(Digital Light Processing)(テキサス・インスルメンツ社の登録商標)方式のプロジェクタにおいても本発明を適用することができる。
(2)また、3板式液晶プロジェクタとして各種回路や光学系機器を内蔵したプロジェクタ本体15とスクリーン16とが別体に形成されているものについて説明したが、各種回路、光学系機器、スクリーン等が一体化されたリアプロジェクタとしてもよい。
(3)前述のごとく、水平LUT23及び垂直LUT24は、画面上において補正値が最大値から最小値に向かって曲線的に変化するパターンに設定されているものでもよい。
本発明の実施の形態に係る液晶プロジェクタの概略機能ブロック図。 同液晶プロジェクタの使用例図。 同液晶プロジェクタの輝度補正回路の詳細図。 同液晶プロジェクタにおける水平及び垂直補正係数のパターン図。
符号の説明
Θ1…最小角度、Θ2…最大角度、K…補正係数、Kh…水平補正係数、Kv…補正係数、SI,SO…映像信号、2…映像信号処理回路、4…輝度補正回路、7…光源ランプ、15…プロジェクタ本体、16…スクリーン、17…非球面ミラー、22…アドレスカウンタ、23…水平LUT(水平ルックアップテーブル)、24…垂直LUT(垂直ルックアップテーブル)。

Claims (4)

  1. 入力信号のスケーリング処理を含む映像信号処理を行う映像信号処理回路と、映像信号処理された映像信号の輝度を補正する輝度補正回路と、輝度補正回路から輝度補正された映像信号が入力される表示素子駆動回路とを有し、
    輝度補正回路は、映像信号処理回路からの同期信号に基づいて映像を構成する単位要素である画素の水平位置と垂直位置を指定するアドレスカウンタと、各水平アドレスの水平補正係数を格納する水平ルックアップテーブルと、各垂直アドレスの垂直補正係数を格納する垂直ルックアップテーブルとを有するとともに、前記アドレスカウンタで指定された画素位置の水平補正係数及び垂直補正係数に基づき補正係数を算出し、この補正係数に基づき映像信号処理回路で処理された映像信号を補正して前記表示素子駆動回路に出力するように構成されており、
    前記輝度補正回路は、指定された画素の位置に対する水平補正係数と垂直補正係数を読み出し、これらを加算して平均化したものを補正係数として算出し、この補正係数を前記映像信号処理回路からの映像信号に乗算して補正するように構成されている
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記水平ルックアップテーブルは、画面の水平位置両端で最大値1となり、光源ランプが配置される中央位置で最小値となるように略直線的に変化するパターンの水平補正係数を格納し、前記垂直ルックアップテーブルは、スクリーンへの照射角度が最小角度となる位置で最大値1となり、投射角度が最大角度となる高さ位置において最小値となるように略直線的に変化するパターンの垂直補正係数を格納していることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記水平補正係数及び垂直補正係数は、最小値を異ならせた複数のパターンが内蔵され、前記水平ルックアップテーブル及び垂直ルックアップテーブルは、ユーザの選択により、前記複数のパターンの内の任意のパターンの水平補正係数及び垂直補正係数に書き換え可能に格納されていることを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ。
  4. 前記プロジェクタは、前述の映像信号処理回路、輝度補正回路、表示素子駆動回路、光源ランプを含む光学系機器を内蔵したプロジェクタ本体と映像が投射されるスクリーンとに分離され、プロジェクタ本体から非球面ミラーを介して映像がスクリーンに投射されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項記載のプロジェクタ。
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