JP5062699B2 - 粉体供給装置におけるミキシングノズル - Google Patents
粉体供給装置におけるミキシングノズル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5062699B2 JP5062699B2 JP2009028567A JP2009028567A JP5062699B2 JP 5062699 B2 JP5062699 B2 JP 5062699B2 JP 2009028567 A JP2009028567 A JP 2009028567A JP 2009028567 A JP2009028567 A JP 2009028567A JP 5062699 B2 JP5062699 B2 JP 5062699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- solvent
- mixing chamber
- supplied
- supply pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Description
この粉体供給装置は、粉体Aが投入される円筒状のホッパ1と、該ホッパ1内に摺接して回転可能に配設された円錐形状の回転ノーズ2と、該回転ノーズ2の底壁周縁部とホッパ内壁との間に形成された粉体の絞り通路3と、該絞り通路3と連通して回転ノーズ2の下方に形成された周方向の排出溝4と、回転ノーズ2から該排出溝4に延設された攪拌ブレード5と、該攪拌ブレード5により送られた粉体Aを排出溝4に設けた排出口4aから吸引して排出する吸引ノズル6と、排出口4aに粉体Aを導くために排出溝4に突出した切出爪7とを備えるとともに、吸引ノズル6に接続された粉体供給管81から供給される粉体を溶媒供給管82から供給される溶媒と混合し、該混合した混合液を溶解装置9に供給するミキシングノズル8を備えるようにしている。
ここで、溶解装置9には、ミキシングノズル8で混合された混合液を吸引し、混合液に含まれる粉体と溶媒とを懸濁及び/又は溶解して送出するものを用いることができる。
回転ノーズ2は円錐形状をなし、下方に延設した中心軸21をモータ22に接続することにより、ホッパ1内で回転するように設けられている。
この排出溝4には、回転ノーズ2の底壁から複数枚の攪拌ブレード5(図例では、等間隔で4枚)が延設され、該攪拌ブレード5により送られた粉体Aを排出溝4に設けた排出口4aから真空吸引力で吸引する吸引ノズル6と、排出口4aに粉体Aを導くために排出溝4に突出した切出爪7が設けられており、これらの組み合わせにより、ホッパ1に投入した粉体Aを切出爪7によって解砕し、流動化させながら排出口に向けて強制的に送り出すようにしている。
次に、粉体Aを、回転ノーズ2の底壁周縁部とホッパ1の内壁との間に形成した絞り通路3を通過させることにより、排出溝4に流下する粉体Aを絞り効果により粉体密度を高め、絞り通路3への空気の流入を阻止する。
そして、排出溝4から45°傾斜して下方に設置された吸引ノズル6により、排出溝4の粉体Aを溶解装置9の真空吸引力で一定の速度で連続的に排出させる。
吸引ノズル6は、排出口4aの直下に設けられるとともに、切出爪7によって、解砕し、流動化させながら排出口4aに向けて強制的に送り出された粉体Aを吸引しているため、粉体Aの滞留がなく、粉体Aの固着による閉塞がない。
本実施例において、切出爪7は、粉体Aを強制的に送り出すことができるように、側面視で傾斜して突出するようにしているので、攪拌ブレード5との干渉を防止するために、平面視で、図2(b)に示すように、排出溝4の中心半径Rと同一の半径Rの円弧状に形成されている。
この進退機構Cは、吸引ノズル6の配管に長穴6aを開口し、該長穴6aに切出爪7から延設したピン7aを突出させ、該ピンをモータ22の中心軸21とカム機構(図示省略)を介して連動することによって、攪拌ブレード5が切出爪7の突出位置を通過するときに、切出爪7を図例右下側に後退させるとともに、通過後は図例の位置に復帰するようにしている。
なお、進退機構Cとして、攪拌ブレード5を、回転ノーズ2の底壁に巻きバネ等の付勢手段(図示省略)によって、常時、排出溝4に突出するように丁番を介して取り付け、切出爪7に接触したときに、回転ノーズ2の底壁側に揺動するように構成することもできる。
流量調節機構10は、図5に示すように、排出口4aの直下に配設され、内部に円筒状の空間13aを形成した筐体13と、空間13aの中心軸と偏芯した中心軸によって回動可能に配設された中空で外表面から内表面までに亘るスリット11aを周方向に等間隔に複数(図例では8箇所)形成した計量ロータ11と、排出口4aの直下に位置するスリット11aの内表面側を覆い、粉体の通過を阻止する底受板12とからなる。
そして、スリット11aの体積及び/又は計量ロータ11の回転速度によって粉体Aの流量を調整することができる。
ホッパ1の上部の開口側から回転ノーズ2上に粉体Aを投入すると、回転ノーズ2の回転により粉体Aがホッパ内で流動する。
このとき、粉体Aは回転する回転ノーズ2の円錐面とホッパ1の円筒内壁間で旋回運動しながら、ホッパ内壁側の摩擦抵抗で周方向の速度にズレが生じ、粉体は流動化する。
排出溝4は、その上部が回転ノーズ2の底壁で覆われるとともに、等間隔に設けられた攪拌ブレード5が該排出溝4に沿って旋回する。
排出溝4の粉体Aは、この旋回する攪拌ブレード5によって押されながら、排出口4aを通過する際に、切出爪7によって解砕され、流動化されながら吸引ノズル6の方に送られる。
塊となりやすい全粒大豆粉(製造元:アイカコアテクノス、商品名:ミヤギシロメ国産大豆粉)20kgをホッパ1に投入し、本実施例の粉体供給装置とそれに続く吸引式の溶解装置9により処理したところ、12kg/分という一定速度で搬送が可能であった。
なお、吸引式の溶解装置9の真空度は−0.02MPa〜−0.04MPaであった。
また、単にホッパに入れて吸引させるだけでは流動しない粉として、上記全粒大豆粉の他にココア粉(製造元=VAN HOUTEN社、商品名:COCOA)があるが、同様の装置により同様の処理を行った結果、6kg/分という一定速度で搬送が可能であった。
これにより、溶解後に分離する泡の高さは10mm以内であった。
2 回転ノーズ
21 中心軸
22 モータ
3 絞り通路
4 排出溝
4a 排出口
5 攪拌ブレード
5a スリット
6 吸引ノズル
7 切出爪
8 ミキシングノズル
81 粉体供給管
82 溶媒供給管
83 混合室
84 溶媒流路
84a スリット
9 溶解装置
A 粉体
C 進退機構
Claims (2)
- 粉体供給管から供給される粉体を混合室において溶媒と混合し、該混合した混合液を溶解装置に供給する粉体供給装置におけるミキシングノズルにおいて、粉体供給管及び混合室の中心軸を、供給方向が下向きとなるように、水平面に対して30〜60°傾斜させて配置し、粉体供給管の端部を粉体供給管よりも大径に形成した円筒状の内周壁を備えた混合室に挿入して開口することにより、混合室の中心部に粉体を供給するようにするとともに、接線方向から溶媒が供給される環状の溶媒流路の内周側に形成した環状のスリットを介して、粉体供給管の外周壁と混合室の内周壁の隙間から溶媒を中空円筒状の旋回流として混合室に供給して、混合室において粉体と溶媒を混合し、該混合した混合液を溶解装置に供給するようにしたことを特徴とする粉体供給装置におけるミキシングノズル。
- 粉体供給管から混合室に前記溶解装置の吸引作用によって粉体を供給するようにしたことを特徴とする請求項1記載の粉体供給装置におけるミキシングノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009028567A JP5062699B2 (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 粉体供給装置におけるミキシングノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009028567A JP5062699B2 (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 粉体供給装置におけるミキシングノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010184174A JP2010184174A (ja) | 2010-08-26 |
JP5062699B2 true JP5062699B2 (ja) | 2012-10-31 |
Family
ID=42765167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009028567A Active JP5062699B2 (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 粉体供給装置におけるミキシングノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5062699B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101377440B1 (ko) * | 2012-03-21 | 2014-03-25 | 주식회사 하도 | 교반장치의 임펠러 및 이를 이용한 교반장치 |
CN104590895A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-05-06 | 山东圣琪生物有限公司 | 真空投料站的辅助进料筒 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520345Y2 (ja) * | 1976-02-12 | 1980-05-15 | ||
JPS601042B2 (ja) * | 1979-04-05 | 1985-01-11 | 三菱マテリアル株式会社 | 凝集剤の溶解方法および装置 |
DE3039510A1 (de) * | 1980-10-20 | 1982-06-03 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Vorrichtung und verfahren zum dispergieren und loesen von polymerpulvern |
JPH08196881A (ja) * | 1995-01-24 | 1996-08-06 | Kurita Water Ind Ltd | 粉末薬品の溶解装置 |
JP4873450B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2012-02-08 | 株式会社イズミフードマシナリ | 粉体吸引溶解ポンプ |
-
2009
- 2009-02-10 JP JP2009028567A patent/JP5062699B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010184174A (ja) | 2010-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4998947B2 (ja) | 粉体供給装置 | |
JP4388953B2 (ja) | 合成樹脂材料の製造用の装置 | |
KR20140052001A (ko) | 동력 감소를 위한 원심분리기 및 원심분리기의 배출 포트 부재 | |
JP2797080B2 (ja) | 液体を微粒子に噴射する方法とノズル | |
JP5062699B2 (ja) | 粉体供給装置におけるミキシングノズル | |
KR101571302B1 (ko) | 분리액 분사노즐을 구비한 원심분리기 | |
KR101735648B1 (ko) | 원통형 카트리지 카본 필터 제조용 방사 노즐 부재, 상기 원통형 카트리지 카본 필터 제조용 방사 노즐 부재를 포함하는 원통형 카트리지 카본 필터 제조 장치 및 상기 원통형 카트리지 카본 필터 제조용 방사 노즐 부재를 이용하여 제조된 원통형 카트리지 카본 필터 | |
JP5294264B2 (ja) | 粉体供給装置 | |
JPH11314069A (ja) | 気流分級機 | |
JP5294284B2 (ja) | ミキシングノズルを備えた粉体供給装置 | |
JP4939590B2 (ja) | 立型デカンタ式遠心分離機 | |
JP2003340253A (ja) | 紛体と液体の混合装置及びその方法 | |
JP6206936B2 (ja) | エアブルーム、スプレードライヤの乾燥室及びスプレークーラの冷却室 | |
KR20170014165A (ko) | 차선도색기용 비드분사장치 | |
JP4850729B2 (ja) | 粉体と液体の混合方法及びその装置 | |
JP5028040B2 (ja) | フライス工具装置 | |
JP6206929B2 (ja) | エアブルーム、スプレードライヤの乾燥室及びスプレークーラの冷却室 | |
JP2007196147A (ja) | ジェットミル | |
US20230001434A1 (en) | Coating liquid mixing device, and coating liquid mixing method | |
JP2016187799A (ja) | 粉体混合機及び粉体混合方法 | |
JP5651321B2 (ja) | 吐出器 | |
JP5170568B2 (ja) | 粉体供給装置 | |
CN219849020U (zh) | 混合叶轮及制浆设备 | |
KR20160149807A (ko) | 머드 믹싱 노즐 | |
CN210171716U (zh) | 一种快速筛分粉末的辅助装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20110620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120328 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120801 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5062699 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817 Year of fee payment: 3 |