JP5170568B2 - 粉体供給装置 - Google Patents
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Description
また、逆三角錐形状のホッパの最下端に位置する頂点から当該頂点を通る1つの辺に沿ってスリット状の排出口を形成するようにしているので、ホッパからの粉体の排出量を調整するようにした粉体排出機構を用いた場合でも、粉体によって閉塞されにくく、粉体を連続的に溶解機等に供給することができる。
この粉体供給装置1は、図1に示すように、粉体が貯留されるホッパ11と、ホッパ11の下部に設けられた粉体排出機構12と、粉体排出機構12を介してホッパ11に貯留されている粉体に対して排出のための吸引力(真空吸引力)を付与する吸引機構(この吸引機構は、粉体に対して排出のための吸引力(真空吸引力)を付与するものである限りにおいて、特に限定されるものではないが、本実施例においては、粉体吸引式の溶解ポンプ4)を備えるようにしている。
これにより、ホッパ11に貯留されている粉体が、ホッパ11の壁面C、Dに付着、堆積することを防止することができる。
なお、鉛直面に形成した壁面Cを、ホッパ11の最下端に位置する頂点Aの近傍域において、面取り又はアールを付して外側(粉体の流れ方向側)に若干後退させることもできる(図示省略)。
これによりホッパ11に貯留されている粉体を、排出口11aから粉体排出機構12に向けて円滑に送り出すことができる。
これにより、ホッパ11に貯留されている粉体を、排出口11aに向けて円滑に送り出すことができる。
これによりホッパ11に貯留されている粉体を、排出口11aから粉体排出機構12に向けて円滑に送り出すことができ、後述のホッパ11からの粉体の排出量を調整するようにした粉体排出機構12を用いた場合でも、粉体によって閉塞されにくく、粉体を連続的に下流側に向けて供給することができる。
また、スリット状の排出口11aは、従来の一般的な円形のものと比較して、ホッパ11に貯留されている粉体に鉛直方向のラットホールが生じても、ラットホールが粉体の自重で崩壊して塞がりやすく、このため、従来の円形の排出口にあった、供給される粉体に空気が混入することによって溶解液に含まれる気泡量が多くなり溶解液の品質が低下し、さらには、粉体に対して排出のための吸引力が作用しなくなって、粉体の供給が停止するという問題を解消することができる。
粉体排出機構12の流路12bは、中空のままで使用することもできるが、本実施例においては、粉体の排出量を調整する絞り機構13a、13b(図2及び図3(a)、(b)参照)を用いたり、ロータリバルブ14a、14b(図3(c)、(d)参照)を用いることができる。
ここで、絞り機構13a、13b及びロータリバルブ14a、14bは、いずれも、スリット状の排出口11aと連通するように形成されたスリット状の粉体の導入口12cに適合するように、スリットを形成した円柱状の部材(図2及び図3(a))、軸方向に長尺の部材(図3(b))、さらには、スリットを形成した円筒状の部材(図3(c)、(d)参照)(ここで、図3(d)に記載のロータリバルブ14bは、スリットの中心側を閉鎖する固定閉鎖部材14cを備えるようにしている。)から構成するようにしている。
これにより、スリット状の排出口11aを形成したことと相俟って、粉体排出機構12が粉体によって閉塞されにくく、粉体を連続的に下流側に向けて供給することができる。
なお、例えば、絞り機構13a、13bの駆動機構15には、手動操作による駆動機構を用いることもできる。
また、逆三角錐形状のホッパ11の最下端に位置する頂点Aから当該頂点Aを通る1つの辺Bに沿ってスリット状の排出口11aを形成するようにしているので、ホッパ11からの粉体の排出量を調整するようにした粉体排出機構12を用いた場合でも、粉体によって閉塞されにくく、粉体を連続的に下流側の溶解機等に向けて供給することができる。
11 ホッパ
11a 排出口
12 粉体排出機構
12a ケーシング
12b 流路
12c 導入口
13a 絞り機構
13b 絞り機構
14a ロータリバルブ
14b ロータリバルブ
15 駆動機構
2 溶媒供給装置
3 ミキシングノズル
4 溶解ポンプ(吸引機構)
5 分離装置
Claims (5)
- 粉体が貯留されるホッパと、該ホッパの下部に設けられた粉体排出機構と、該粉体排出機構を介してホッパに貯留されている粉体に対して排出のための吸引力を付与する吸引機構とを備えた粉体供給装置において、ホッパを逆三角錐形状に形成し、該逆三角錐形状のホッパの最下端に位置する頂点から当該頂点を通る1つの辺に沿ってスリット状の排出口を形成するとともに、該排出口を形成した辺を含まない壁面を鉛直面に形成したことを特徴とする粉体供給装置。
- 排出口を形成した辺が、水平面に対して40〜50°の角度をなすことを特徴とする請求項1記載の粉体供給装置。
- 粉体排出機構に、粉体の排出量を調整する絞り機構を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の粉体供給装置。
- 絞り機構を間欠的に動作させる駆動機構を設けたことを特徴とする請求項3記載の粉体供給装置。
- 粉体排出機構に、ロータリバルブを用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の粉体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009059833A JP5170568B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 粉体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009059833A JP5170568B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 粉体供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010208842A JP2010208842A (ja) | 2010-09-24 |
JP5170568B2 true JP5170568B2 (ja) | 2013-03-27 |
Family
ID=42969451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009059833A Active JP5170568B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 粉体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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-
2009
- 2009-03-12 JP JP2009059833A patent/JP5170568B2/ja active Active
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