JPS601042B2 - 凝集剤の溶解方法および装置 - Google Patents

凝集剤の溶解方法および装置

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JPS601042B2
JPS601042B2 JP4125179A JP4125179A JPS601042B2 JP S601042 B2 JPS601042 B2 JP S601042B2 JP 4125179 A JP4125179 A JP 4125179A JP 4125179 A JP4125179 A JP 4125179A JP S601042 B2 JPS601042 B2 JP S601042B2
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JP
Japan
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flocculant
solvent
wall
cylindrical body
wall surface
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JP4125179A
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裕美 持田
六男 坂上
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Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は凝集剤、特に粉末状の凝集剤を溶解する方法お
よび装置に関するものである。
例えば廃水処理などの分野において、被処理液中に混濁
している微粒子やコロイドを分離除去するために凝集剤
が使用されるが、粉末状の高分子凝集沈降剤は予め適当
な溶媒に溶かして使用されるのが一般的である。
ところで従来は、粉末状の凝集剤を溶解する方法として
、所定の溶媒例えば水溶液を濃伴しっっこの中に粉末凝
集剤を徐々に入れる方法や高圧水を用いて粉末凝集剤を
予め用意した水の中へ噴出、分散させる方法などを採用
していた。しかしながら、前者の方法では凝集剤の高分
子性のために均一に溶けず、その結果凝集剤が夫溶解部
分を核とした大小多くの団塊となり易く、また後者の方
法でも高圧水の圧力次第で同様な事態が生じ易く、その
ため上託し、ずれの方法においても凝集剤の団塊による
送液ポンプや配管内の閉塞が生じ、あるいはこれに伴っ
ていまいま掃除しなければならないほどの種々の欠点が
あった。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、団
塊を生じることなく溶媒に均一に溶解することのできる
凝集剤の溶解方法および装置を提供することを目的とす
るものであって、溶媒を略均一な膜状の螺旋流とすると
ともにこの膜状螺旋流に粉末凝集剤を落下させて溶解す
ることを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を説明する。
まず、第1図および第2図を参照して溶解装置を説明す
ると、溶解槽1の上方に流出口2aを溶解槽1に差し込
んで漏斗状の筒体2が設けられており、この筒体2の傾
斜内壁面2bのわずか上部に複数の噴出ノズルが筒体2
の上緑周に沿う円周上に等配設置されている。
この各噴出ノズル3はバルブ4が介装された送液パイプ
5に、前記傾斜内壁面2bのほぼ接線方向へ向けて取り
付けられたものであって、送液パイプ5を介して送られ
た溶媒を前記傾斜内壁面2bに螺旋流となるように噴出
するものである。また、前記筒体2の上方に、底部落下
口6aが前記傾斜内壁面2bの近傍に延出して対向する
ホッパ状の凝集剤容器6が設けられており、内部に収容
した粉末凝集剤Pを自然定量落下させるようになされて
いる。なお、図中符号5aはバルブ7が介袋されかつ前
記パイプ5から分岐して前記溶解槽1に蓮適する分岐パ
イプであり、符号8は前記溶解槽1内に設けられた縄幹
翼であり、さらに符号9は溶解槽1内の凝集剤溶液を例
えば凝集処理槽に供給するための送液ポンプである。
つぎに本発明に係る溶解方法を上記の溶解装置をもって
説明する。
まず、バルブ4を開けて溶媒をパィプ5および噴出ノズ
ル3を介して漏斗状の筒体2内に噴出させる。
すると、溶媒は前記噴出ノズル3が筒体2の傾斜内壁面
2bのほぼ接線方向を向いているため、傾斜内壁面2b
上での溶媒の流れは、傾斜内壁面2bの全域を略均等に
流れる多条の螺旋流となり、傾斜内壁面2bの全域が略
同速度で流れる略均一な厚さの溶媒の膜によって覆れる
ことになる。また、前記傾斜内壁面2bがその中心部に
おいて窪んでいることにより、溶媒の膜状螺旋流は重力
によりその速度を漸次増す。そして、このような均一な
膜状螺旋流となっている溶媒に対し、凝集剤容器6の底
部落下口6aから粉末凝集剤Pを自然定量落下させると
、筒体2内に投下された凝集剤は、全部平等にかつ急速
に溶媒中に混合され、十分な量の溶媒の中で十分な接触
時間が確保されることになり、全て良好に溶解される。
また、このように多条の螺旋流によって溶解の膜を形成
することとした構成であると、凝集剤の投下量に応じて
各噴出ノズルから噴出される溶媒の量を加減した場合に
も、筒体2の傾斜内壁面2b全域にわたって略均一の溶
媒の膜が形成され、上記効果が据われない。つまり、前
記傾斜内壁面2bは均一な膜状螺旋流となった溶媒によ
って完全に被われることになるから、上方より添加され
た粉末凝集剤Pは未溶解のまま前記傾斜内壁面2bに接
触してここに付着することがなく、希釈溶解され、した
がって団塊を生じることがない。また、前述のように凝
集剤の投下位置が筒体2の傾斜内壁面2bの上方位置で
あると、凝集剤容器6の底部落下口6aの形状を工夫す
ることによって、容易に凝集剤の投下範囲を円周状に広
げることができ、これによって凝集剤の分散を促して、
混合しやすくすることもできる。
また、凝集剤を投下するための凝集剤容器6を筒体2の
上方に周状に複数個並べて、処理量を増大させることも
できる。以上説明したように、本発明によれば、円周状
に配置された複数個の噴出ノズルから溶媒が噴出される
ことによって、溶媒の流れが、筒体の傾斜内壁面の全域
を略均一に覆う多条の螺旋流となる。
そのため、投下された凝集剤は、全部平等に溶媒中に混
合され、十分な溶媒の中で十分な接触時間が確保される
ことになり、全て良好に溶解される。したがって、凝集
の用に供されない未使用部分が生じず、極めて経済的で
あり、しかも団塊が生じないことによってパイプや送液
ポンプなどの閉塞を生じることがないから、装置の掃除
等のメンテナンスが極めて容易になる。さらに、流動状
態にある溶媒に凝集剤を混入するとともにこの溶媒を連
続的に流下させるのであるから、大量の凝集剤を短時間
でしかも簡単な操作で溶解することができ、さらには凝
集剤を円周状に並ぶ複数個所から投下させることによっ
て、容易に処理能力を向上させることもでき、また、自
動化することも容易である。また、凝集剤の投下量に応
じて溶媒の流量を加減した場合にも、均一な膜状の螺旋
流が良好に形成されて、良好に凝集剤を溶解させること
ができる等の種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る溶解装置の一例を示す概略図、第
2図はその噴出ノズルの配置状態を示す図である。 1・・・溶解槽、2・・・漏斗状の筒体、2b・・・傾
斜内壁面、3・・・噴出ノズル、6・・・凝集剤容器、
6a・・・底部落下口、P…粉末凝集剤。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 漏斗状の筒体の上方に円周状に並べられた噴出ノズ
    ルから前記筒体の傾斜内壁上に溶媒を噴射流下させて、
    該筒体の内壁面上に多条の螺旋流による溶媒の膜を形成
    し、前記傾斜内壁面上の螺旋状に凝集剤を落下させて凝
    集剤を溶媒に混合させることを特徴とする凝集剤の溶解
    方法。 2 凝集剤溶液を溜める溶解槽の上方には漏斗状の筒体
    が設けられ、該筒体の傾斜内壁の上方には、前記傾斜内
    壁のほぼ接線方向に向けて溶媒を噴出流下させる噴出ノ
    ズルが筒体の上縁周に沿って複数個円周状に配設される
    とともに、収容した凝集剤を定量落下させる凝集剤容器
    がその底部落下口を前記傾斜内壁に向けて配設されたこ
    とを特徴とする凝集剤の溶解装置。
JP4125179A 1979-04-05 1979-04-05 凝集剤の溶解方法および装置 Expired JPS601042B2 (ja)

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JPS55134611A JPS55134611A (en) 1980-10-20
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