JPH09206798A - 汚泥処理装置 - Google Patents
汚泥処理装置Info
- Publication number
- JPH09206798A JPH09206798A JP8035706A JP3570696A JPH09206798A JP H09206798 A JPH09206798 A JP H09206798A JP 8035706 A JP8035706 A JP 8035706A JP 3570696 A JP3570696 A JP 3570696A JP H09206798 A JPH09206798 A JP H09206798A
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- Japan
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- sludge
- water
- screen
- mixer
- dehydrator
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 小型軽量で運搬や据付作業が容易な上に
地盤改良工事等において排出された汚泥を効率よく処理
できる汚泥処理装置を提供すること。 【解決手段】 地盤改良工事等において排出された汚泥
水と該汚泥水に混合する凝集剤3aとを受け入れてそれら
を混合するミキサと、該ミキサにより凝集剤3aと混合さ
れた汚泥水を受け入れて汚泥の凝集を促進させる反応槽
5と、汚泥の凝集を促進された汚泥水を受け入れて水平
方向に回転しながら脱水させケ−キ状にする円筒状スク
リ−ン62を備えた脱水処理機6と、該脱水処理機6にお
いて脱水されケ−キ状にされた汚泥を受け入れて回転し
ながら更に脱水し、排出するドラムスクリ−ン7とから
成ること。
地盤改良工事等において排出された汚泥を効率よく処理
できる汚泥処理装置を提供すること。 【解決手段】 地盤改良工事等において排出された汚泥
水と該汚泥水に混合する凝集剤3aとを受け入れてそれら
を混合するミキサと、該ミキサにより凝集剤3aと混合さ
れた汚泥水を受け入れて汚泥の凝集を促進させる反応槽
5と、汚泥の凝集を促進された汚泥水を受け入れて水平
方向に回転しながら脱水させケ−キ状にする円筒状スク
リ−ン62を備えた脱水処理機6と、該脱水処理機6にお
いて脱水されケ−キ状にされた汚泥を受け入れて回転し
ながら更に脱水し、排出するドラムスクリ−ン7とから
成ること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤改良工事等に
おいて大量に排出される汚泥を連続的に処理できると共
に、装置全体を小型化できてメンテナンスが容易であ
り、しかも汚泥の処理量に対する凝集剤の割合、反応槽
の通過速度、ドラムスクリ−ンの回転数、静回転容器式
脱水処理機の回転数などを、すべて自動制御できるよう
に構成することが可能な汚泥処理装置に関するものであ
る。
おいて大量に排出される汚泥を連続的に処理できると共
に、装置全体を小型化できてメンテナンスが容易であ
り、しかも汚泥の処理量に対する凝集剤の割合、反応槽
の通過速度、ドラムスクリ−ンの回転数、静回転容器式
脱水処理機の回転数などを、すべて自動制御できるよう
に構成することが可能な汚泥処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】地盤改良工事等においては、大量な汚泥
が排出されるため、この汚泥の処理について従来種々の
方法及び装置が提案され、実用に供されているものも多
い。例えば、建設土木分野においては、従来、スクリ−
ンベルト上に凝集剤と混合した汚泥を流して、スクリ−
ンにより水分の除去を行うスクリ−ンベルト方式や、ド
ラムスクリ−ンを2段搭載した方式など、いろいろな方
式が採用されているが、スクリ−ンベルト方式は長さが
長い上にスクリ−ンが目詰まりを起こしやすいため、水
洗清掃方式を併用して目詰まりを防がなければならない
ので、装置全体が大がかりになって、その価格も高価な
ものとならざるを得ないという問題があるし、その他の
方式も一長一短があり、未だ満足すべきコンパクトな汚
泥処理装置は開発されていないのが現状である。
が排出されるため、この汚泥の処理について従来種々の
方法及び装置が提案され、実用に供されているものも多
い。例えば、建設土木分野においては、従来、スクリ−
ンベルト上に凝集剤と混合した汚泥を流して、スクリ−
ンにより水分の除去を行うスクリ−ンベルト方式や、ド
ラムスクリ−ンを2段搭載した方式など、いろいろな方
式が採用されているが、スクリ−ンベルト方式は長さが
長い上にスクリ−ンが目詰まりを起こしやすいため、水
洗清掃方式を併用して目詰まりを防がなければならない
ので、装置全体が大がかりになって、その価格も高価な
ものとならざるを得ないという問題があるし、その他の
方式も一長一短があり、未だ満足すべきコンパクトな汚
泥処理装置は開発されていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明上述のような従
来技術に鑑み、小型軽量で運搬や据付作業が容易な上に
地盤改良工事等において排出された汚泥を効率よく処理
できる汚泥処理装置を提供することを、その課題とする
ものである。
来技術に鑑み、小型軽量で運搬や据付作業が容易な上に
地盤改良工事等において排出された汚泥を効率よく処理
できる汚泥処理装置を提供することを、その課題とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明汚泥処理装置の構成は、地
盤改良工事等において排出された汚泥水と該汚泥水に混
合する凝集剤とを受け入れてそれらを混合するミキサ
と、該ミキサにより凝集剤と混合された汚泥水を受け入
れて汚泥の凝集を促進させる反応槽と、汚泥の凝集を促
進された汚泥水を受け入れて水平方向に回転しながら脱
水させケ−キ状にする円筒状スクリ−ンを備えた脱水処
理機と、該脱水処理機において脱水されケ−キ状にされ
た汚泥を受け入れて回転しながら更に脱水し、排出する
ドラムスクリ−ンとから成ることを特徴とするものであ
る。
を目的としてなされた本発明汚泥処理装置の構成は、地
盤改良工事等において排出された汚泥水と該汚泥水に混
合する凝集剤とを受け入れてそれらを混合するミキサ
と、該ミキサにより凝集剤と混合された汚泥水を受け入
れて汚泥の凝集を促進させる反応槽と、汚泥の凝集を促
進された汚泥水を受け入れて水平方向に回転しながら脱
水させケ−キ状にする円筒状スクリ−ンを備えた脱水処
理機と、該脱水処理機において脱水されケ−キ状にされ
た汚泥を受け入れて回転しながら更に脱水し、排出する
ドラムスクリ−ンとから成ることを特徴とするものであ
る。
【0005】而して、汚泥水と凝集剤はこれらをミキサ
に送給する際に、電磁流量弁などにより流量を制御し
て、ミキサ内において最適の割合で混合されるようにす
る。そのためには、ミキサに送り込まれる凝集剤の量
を、汚泥水の送給配管に設けられた電磁流量計の汚泥水
の流量により得られる信号によって制御すればよい。こ
うすることにより、次の反応槽において汚泥水中の汚泥
を効率よく凝集させることが可能となる。
に送給する際に、電磁流量弁などにより流量を制御し
て、ミキサ内において最適の割合で混合されるようにす
る。そのためには、ミキサに送り込まれる凝集剤の量
を、汚泥水の送給配管に設けられた電磁流量計の汚泥水
の流量により得られる信号によって制御すればよい。こ
うすることにより、次の反応槽において汚泥水中の汚泥
を効率よく凝集させることが可能となる。
【0006】また、反応槽は次の脱水処理機に向け下向
きに傾斜させて設置して汚泥水と凝集剤の混合を流下さ
せるようにし、その流下速度は、反応槽の傾斜角度を単
位時間の反応処理能力に応じて油圧シリンダ等により適
宜変化させるようにする。
きに傾斜させて設置して汚泥水と凝集剤の混合を流下さ
せるようにし、その流下速度は、反応槽の傾斜角度を単
位時間の反応処理能力に応じて油圧シリンダ等により適
宜変化させるようにする。
【0007】更に、脱水処理機は、容器内に、内部に周
壁を通水性材料で形成した円筒状スクリ−ンを回転可能
に設置した静回転容器式の脱水処理機とし、該円筒状ス
クリ−ンの中に反応槽からの水分が殆ど分離された汚泥
を受入れ、間歇的又は連続的に回転しながら脱水して、
水分を外部へ排出する一方、脱水した汚泥をドラムスク
リ−ンへ送り込むようにする。
壁を通水性材料で形成した円筒状スクリ−ンを回転可能
に設置した静回転容器式の脱水処理機とし、該円筒状ス
クリ−ンの中に反応槽からの水分が殆ど分離された汚泥
を受入れ、間歇的又は連続的に回転しながら脱水して、
水分を外部へ排出する一方、脱水した汚泥をドラムスク
リ−ンへ送り込むようにする。
【0008】一方、ドラムスクリ−ンは、通水可能な金
網等により形成すると共にその上部にジェットノズルを
多数設けた送気管を配設し、連続的又は間歇的に回転さ
せながら脱水処理機から送給される汚泥を更に脱水して
ケ−キ状にし、水分を外部へ排出すると共に汚泥をホッ
パに排出させるようにする一方、前記ジェットノズルか
ら噴射される高圧空気により洗浄して目詰りしないよう
にする。
網等により形成すると共にその上部にジェットノズルを
多数設けた送気管を配設し、連続的又は間歇的に回転さ
せながら脱水処理機から送給される汚泥を更に脱水して
ケ−キ状にし、水分を外部へ排出すると共に汚泥をホッ
パに排出させるようにする一方、前記ジェットノズルか
ら噴射される高圧空気により洗浄して目詰りしないよう
にする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図に
より説明する。図1は本発明汚泥処理装置の実施の一形
態を示す系統図、図2は脱水処理機の平面図である。
より説明する。図1は本発明汚泥処理装置の実施の一形
態を示す系統図、図2は脱水処理機の平面図である。
【0010】図において、1は汚泥水をミキサ2に送給
するための配管で、中途に逆止弁11と電磁流量弁12を設
け、電磁流量弁12により流量を制御されるようになって
いる。3は凝集剤3aを収容した凝集剤槽、4は該凝集剤
層3と前記ミキサ2とを結ぶ凝集剤送給用の配管で、中
途に逆止弁41,ポンプ42,該ポンプ42を駆動するモ−タ
43,ストップバルブ44及び電磁流量弁45を設けてあり、
ミキサに送り込まれる凝集剤3aの量は、汚泥水の送給配
管1に設けられた電磁流量計12の汚泥水の流量により得
られる信号を電磁流量弁45に供給し、該電磁流量弁45に
より制御されるようになっており、凝集剤槽3内の凝集
剤3aは前記配管1から送給される汚泥水と共にミキサ2
の注入口21に導入され、該ミキサ2内において混合され
る。
するための配管で、中途に逆止弁11と電磁流量弁12を設
け、電磁流量弁12により流量を制御されるようになって
いる。3は凝集剤3aを収容した凝集剤槽、4は該凝集剤
層3と前記ミキサ2とを結ぶ凝集剤送給用の配管で、中
途に逆止弁41,ポンプ42,該ポンプ42を駆動するモ−タ
43,ストップバルブ44及び電磁流量弁45を設けてあり、
ミキサに送り込まれる凝集剤3aの量は、汚泥水の送給配
管1に設けられた電磁流量計12の汚泥水の流量により得
られる信号を電磁流量弁45に供給し、該電磁流量弁45に
より制御されるようになっており、凝集剤槽3内の凝集
剤3aは前記配管1から送給される汚泥水と共にミキサ2
の注入口21に導入され、該ミキサ2内において混合され
る。
【0011】5は前記ミキサ2の排出管22から排出され
た汚泥水と凝集剤3aの混合物を受入れて汚泥水の凝集反
応を促進する反応槽、51は該反応槽5内に設置した凝集
反応部、6は脱水処理機で、角型の容器61内に通水性材
料製の円筒状スクリ−ン62をモ−タ63により回転される
ように設置すると共に、前記容器61における前記スクリ
−ン62の外側の底部を下向きの突出させて水分を受入れ
る受水部64に形成し、該受水部64に排水用の開閉弁65を
設けてあり、また、前記容器61のスクリ−ン62に対する
部の一部に脱水された汚泥の排出部66を設け、該排出部
66には排出管67が連設されている。尚、前記円筒状スク
リ−ン62は、図2に示すように、隔壁62aにより複数の
室(図では六室)に区画され、モ−タ63により間歇回転
されながら各室ごとに汚泥を受け入れ、脱水しながら矢
印方向に進行させて、排出部66に達したところで、排出
管67から次のドラムスクリ−ン7に向け排出されるよう
になっており、この状態では汚泥は水分を除去されてケ
−キ状になっている。
た汚泥水と凝集剤3aの混合物を受入れて汚泥水の凝集反
応を促進する反応槽、51は該反応槽5内に設置した凝集
反応部、6は脱水処理機で、角型の容器61内に通水性材
料製の円筒状スクリ−ン62をモ−タ63により回転される
ように設置すると共に、前記容器61における前記スクリ
−ン62の外側の底部を下向きの突出させて水分を受入れ
る受水部64に形成し、該受水部64に排水用の開閉弁65を
設けてあり、また、前記容器61のスクリ−ン62に対する
部の一部に脱水された汚泥の排出部66を設け、該排出部
66には排出管67が連設されている。尚、前記円筒状スク
リ−ン62は、図2に示すように、隔壁62aにより複数の
室(図では六室)に区画され、モ−タ63により間歇回転
されながら各室ごとに汚泥を受け入れ、脱水しながら矢
印方向に進行させて、排出部66に達したところで、排出
管67から次のドラムスクリ−ン7に向け排出されるよう
になっており、この状態では汚泥は水分を除去されてケ
−キ状になっている。
【0012】而して、ドラムスクリ−ン7は、通水性材
料により形成され、モ−タ71により回転されながら前記
脱水処理機6の汚泥排出管67から排出されたケ−キ状の
汚泥を受入れ、該汚泥を更に脱水してホッパ8内に排出
して回収するようになっており、また、ドラムスクリ−
ン7の上部にはジェットノズル72を多数設けた送気管73
を配設し、送気配管74から送られる高圧の空気を送気管
73にドラムスクリ−ン7の上部に噴射することにより、
該ドラムスクリ−ン7の内壁に付着した汚泥を吹き落
し、該スクリ−ン7を洗浄するようになっている。
料により形成され、モ−タ71により回転されながら前記
脱水処理機6の汚泥排出管67から排出されたケ−キ状の
汚泥を受入れ、該汚泥を更に脱水してホッパ8内に排出
して回収するようになっており、また、ドラムスクリ−
ン7の上部にはジェットノズル72を多数設けた送気管73
を配設し、送気配管74から送られる高圧の空気を送気管
73にドラムスクリ−ン7の上部に噴射することにより、
該ドラムスクリ−ン7の内壁に付着した汚泥を吹き落
し、該スクリ−ン7を洗浄するようになっている。
【0013】図中、9は脱水処理機6及びドラムスクリ
−ン7の下部に設けた集排水部で、脱水処理機6の受水
部64に溜められた水及びドラムスクリ−ン7から滴下す
る水を集め受けて外部に排出するためのものであり、以
上により本発明汚泥装置の一例が構成され、その動作は
すべて自動制御されるようにする。
−ン7の下部に設けた集排水部で、脱水処理機6の受水
部64に溜められた水及びドラムスクリ−ン7から滴下す
る水を集め受けて外部に排出するためのものであり、以
上により本発明汚泥装置の一例が構成され、その動作は
すべて自動制御されるようにする。
【0014】次に、上記汚泥処理装置の作用について説
明する。汚泥圧送ポンプ(図示せず)から圧送された汚
泥は、逆止弁11,電磁流量弁12を通ってミキサ2の注入
口21に送り込まれる一方、前記電磁流量弁12の信号を得
て制御部(図示せず)から電磁流量弁45に最適の凝集剤
量が送り込まれ、ポンプ42は電磁流量弁45の指示量に合
致するようモ−タ43の回転数が制御されて、凝集剤層3
から最適量の凝集剤3aが逆止弁41,ストップバルブ44,
電磁流量弁45を経てミキサ2の注入口21に送り込まれ、
汚泥及び凝集剤3aはミキサ2内において充分混合され、
排出管22から反応槽5に送給される。
明する。汚泥圧送ポンプ(図示せず)から圧送された汚
泥は、逆止弁11,電磁流量弁12を通ってミキサ2の注入
口21に送り込まれる一方、前記電磁流量弁12の信号を得
て制御部(図示せず)から電磁流量弁45に最適の凝集剤
量が送り込まれ、ポンプ42は電磁流量弁45の指示量に合
致するようモ−タ43の回転数が制御されて、凝集剤層3
から最適量の凝集剤3aが逆止弁41,ストップバルブ44,
電磁流量弁45を経てミキサ2の注入口21に送り込まれ、
汚泥及び凝集剤3aはミキサ2内において充分混合され、
排出管22から反応槽5に送給される。
【0015】反応槽5に送り込まれた汚泥と凝集剤3aの
混合物は、該反応槽5の高所から低所に流下するが、途
中の反応部51で反応を促進された後、脱水処理機6の円
筒状スクリ−ン62に投下される。円筒状スクリ−ン62は
モ−タ71によりゆっくり図2における矢印方向に回転さ
れ、この回転の間に汚泥中の水は受水部64に排出されて
集排水部9に落下し、該集排水部9から外部へ排出され
る。尚、円筒状スクリ−ン62において、例えばB部に投
下された汚泥と凝集剤3aの混合物はほぼ1回転し、その
間に脱水されてほぼケ−キ状になり、排出部66から排出
管67を通ってドラムスクリ−ン7内に落下する。
混合物は、該反応槽5の高所から低所に流下するが、途
中の反応部51で反応を促進された後、脱水処理機6の円
筒状スクリ−ン62に投下される。円筒状スクリ−ン62は
モ−タ71によりゆっくり図2における矢印方向に回転さ
れ、この回転の間に汚泥中の水は受水部64に排出されて
集排水部9に落下し、該集排水部9から外部へ排出され
る。尚、円筒状スクリ−ン62において、例えばB部に投
下された汚泥と凝集剤3aの混合物はほぼ1回転し、その
間に脱水されてほぼケ−キ状になり、排出部66から排出
管67を通ってドラムスクリ−ン7内に落下する。
【0016】ドラムスクリ−ン7内に落下したケ−キ状
の汚泥は、モ−タ71により回転されるドラムスクリ−ン
7において余分の水分を取り除かれて、該スクリ−ン7
の図における左端部からホッパ8内に落下して回収さ
れ、一方、取り除かれた水分は集排水部9に落下し、外
部へ排出されるのであるが、この間、ドラムスクリ−ン
7の上部ではジェットノズル72から高圧の空気が噴射さ
れ、この高圧空気の噴射によってドラムスクリ−ン7の
内壁に付着した汚泥は吹き落され、ドラムスクリ−ン7
は洗浄される。
の汚泥は、モ−タ71により回転されるドラムスクリ−ン
7において余分の水分を取り除かれて、該スクリ−ン7
の図における左端部からホッパ8内に落下して回収さ
れ、一方、取り除かれた水分は集排水部9に落下し、外
部へ排出されるのであるが、この間、ドラムスクリ−ン
7の上部ではジェットノズル72から高圧の空気が噴射さ
れ、この高圧空気の噴射によってドラムスクリ−ン7の
内壁に付着した汚泥は吹き落され、ドラムスクリ−ン7
は洗浄される。
【0017】而して、ホッパ8に落下し回収された汚泥
は、その後、ベルトコンベア等により移送され、運搬車
に搭載されて所望の箇所に運ばれる。
は、その後、ベルトコンベア等により移送され、運搬車
に搭載されて所望の箇所に運ばれる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、地盤改良
工事等において排出される汚泥水を処理するための装置
を、汚泥水と該汚泥水に混合する凝集剤とを受け入れて
それらを混合するミキサと、該ミキサにより凝集剤と混
合された汚泥水を受け入れて汚泥の凝集を促進させる反
応槽と、汚泥の凝集を促進された汚泥水を受け入れて水
平方向に回転しながら脱水させケ−キ状にする円筒状ス
クリ−ンを備えた脱水処理機と、該脱水処理機において
脱水されケ−キ状にされた汚泥を受け入れて回転しなが
ら更に脱水し、排出するドラムスクリ−ンとから形成し
たから、装置をコンパクト化できる上に、汚泥と排水と
をコンパクトな装置の中で効率よく、しかも、ほぼ完全
に分離することができるので、例えば、地盤改良工事に
おいて手間及びコストの大半を占めていた汚泥水の処理
手間とコストを大幅に低減することができる。
工事等において排出される汚泥水を処理するための装置
を、汚泥水と該汚泥水に混合する凝集剤とを受け入れて
それらを混合するミキサと、該ミキサにより凝集剤と混
合された汚泥水を受け入れて汚泥の凝集を促進させる反
応槽と、汚泥の凝集を促進された汚泥水を受け入れて水
平方向に回転しながら脱水させケ−キ状にする円筒状ス
クリ−ンを備えた脱水処理機と、該脱水処理機において
脱水されケ−キ状にされた汚泥を受け入れて回転しなが
ら更に脱水し、排出するドラムスクリ−ンとから形成し
たから、装置をコンパクト化できる上に、汚泥と排水と
をコンパクトな装置の中で効率よく、しかも、ほぼ完全
に分離することができるので、例えば、地盤改良工事に
おいて手間及びコストの大半を占めていた汚泥水の処理
手間とコストを大幅に低減することができる。
【0019】また、本発明装置によれば、汚泥と排水と
の分離が効率よくかつほぼ完璧になされるので、環境保
全の上でも有用である。
の分離が効率よくかつほぼ完璧になされるので、環境保
全の上でも有用である。
【図1】本発明汚泥処理装置の実施の一形態を示す系統
図。
図。
【図2】脱水処理機の平面図。
1 配管 11 逆止弁 12 電磁流量弁 2 ミキサ 3 凝集剤槽 3a 凝集剤 4 凝集剤指給用の配管 41 逆止弁 42 ポンプ 43 モ−タ 44 ストップバルブ 45 電磁流量弁 5 反応槽 51 凝集反応部 6 脱水処理機 61 容器 62 円筒状スクリ−ン 63 モ−タ 64 受水部 65 開閉弁 66 排出部 67 排出管 7 ドラムスクリ−ン 71 モ−タ 72 ジェットノズル 8 ホッパ 9 集排水部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石 川 益 雄 東京都文京区後楽1−2−7 三信建設工 業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 地盤改良工事等において排出された汚泥
水と該汚泥水に混合する凝集剤とを受け入れてそれらを
混合するミキサと、該ミキサにより凝集剤と混合された
汚泥水を受け入れて汚泥の凝集を促進させる反応槽と、
汚泥の凝集を促進された汚泥水を受け入れて水平方向に
回転しながら脱水させケ−キ状にする円筒状スクリ−ン
を備えた脱水処理機と、該脱水処理機において脱水され
ケ−キ状にされた汚泥を受け入れて回転しながら更に脱
水し、排出するドラムスクリ−ンとから成ることを特徴
とする汚泥処理装置。 - 【請求項2】 ミキサに送り込まれる凝集剤の量は、汚
泥水の送給配管に設けられた電磁流量計の汚泥水の流量
により得られる信号によって制御するようにした請求項
1に記載の汚泥処理装置。 - 【請求項3】 反応槽は、脱水処理機に向け下向きに傾
斜させて設置し、その傾斜角度は、単位時間における汚
泥と凝集剤の混合物の反応処理能力に応じて変化させる
ようにした請求項1又は2に記載の汚泥処理装置。 - 【請求項4】 脱水処理機は、静回転容器式の脱水処理
機で、内部に周壁を通水性材料により形成した円筒状ス
クリ−ンを設置し、該スクリ−ンの中に反応槽からの汚
泥と凝集剤の混合物を受入れ、該スクリ−ンを間歇的又
は連続的に回転させながら前記混合物の水分を脱水しケ
−キ状にして、ドラムスクリ−ンへ送り込む一方、水分
を外部へ排出するようにした請求項1ないし3のいずれ
かに記載の汚泥処理装置。 - 【請求項5】 ドラムスクリ−ンは、通水性材料により
形成すると共にその上部にジェットノズルを多数設けた
送気管を配設し、回転しながら脱水処理機から送り込ま
れたケ−キ状の汚泥を更に脱水して排出する一方、水分
を外部へ排出するようにし、且つ前記ジェットノズルか
ら噴射される高圧空気により洗浄されるようにした請求
項1ないし4のいずれかに記載の汚泥処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8035706A JPH09206798A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 汚泥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8035706A JPH09206798A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 汚泥処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09206798A true JPH09206798A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12449319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8035706A Pending JPH09206798A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 汚泥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09206798A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007175652A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 汚泥濃縮装置及び汚泥濃縮装置の施工方法 |
JP2008215044A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-18 | Kotoo:Kk | 土質改質プラントおよび該土質改質プラントを用いた管埋め戻し工法 |
CN111018293A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-17 | 华南理工大学 | 一种用于污泥与生物质共热解制备复合生物碳的装置及其使用方法 |
CN113026843A (zh) * | 2021-04-16 | 2021-06-25 | 李沛善 | 一种水利工程淤泥高效处理系统 |
CN114751621A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-07-15 | 栗福林 | 一种油田用具有配比调节功能的含油污泥处理装置 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8035706A patent/JPH09206798A/ja active Pending
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