JP5062695B2 - 化学物質センシング素子、ならびにこれを備えたガス分析装置および呼気分析装置、ならびに化学物質センシング素子を用いたアセトン濃度検出方法 - Google Patents
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Description
(i)空気中に置かれた酸化物半導体の表面には、通常、酸素が吸着しており、この酸素が酸化物半導体の表面から電子を引き抜くことで、負電荷となる。該表面に厚さ数nm〜数十nmの電子空乏層が形成されている。
(ii)電子空乏層により該表面は、電気抵抗が高くなる。また、酸化物半導体の使用される温度範囲(たとえば200〜400℃)では、該表面に吸着した酸素はO-やO2-となっている。
(iii)このような酸化物半導体の表面でガスと反応が起こる。上述した吸着した酸素量が低下し電子空乏層が薄く(電位障壁の幅と高さが小さくなる)なり、酸化物半導体全体の電気抵抗が大幅に減少することを検知する。
また、本発明の化学物質センシング素子において、導電性基体がナノ構造体からなることが好ましい。
また、本発明は、上述の化学物質センシング素子を用いて検体中のアセトン濃度を検出する方法に関する。
以下、図1および図2に基づいて本発明にかかる化学物質センシング素子の構造について説明する。図1に示すように、化学物質センシング素子10は、電極(正極および負極)に接続されたセンシング部1を備える。センシング部1に対して検体、たとえば呼気3を接触させることにより生じるセンシング部1の電気伝導度の変化を検出することによって、呼気3中の特定化学物質の有無および含有量を明らかにすることができる。
本発明においては、特定化学物質はケトン(R1−CO−R2(ただしR1およびR2は炭化水素鎖))であることが好ましい。本発明においては、特定化学物質としてのケトンのカルボニル基と、マンガンフタロシアニン2におけるMnイオンとの間でd電子軌道とπ電子との軌道の混成のような相互作用が生じるものと考えられる。また、該両端の炭化水素鎖R1およびR2は、それぞれ炭素数が1〜2であることが特に好ましい。以上から、本発明においては、特定化学物質は、アセトンであることが特に好ましい。また、該特定化学物質は、アセトンのほか、エチルメチルケトンなどを挙げることができる。
図3は、本発明における一実施形態の化学物質センシング素子の製造方法で用いられるフォトマスクを示す上面図である。図4は、図3の一部を拡大したものである。図5は、本発明における一実施形態の化学物質センシング素子の製造方法で用いられるフォトマスクを示す上面図である。図6は、本発明における一実施形態の化学物質センシング素子の製造方法で用いられる装置を示す模式図である。
≪電極パターンおよび導電性基体の調製≫
まず、酸化シリコン膜が表面に形成されたシリコン基板を準備し、該シリコン基板の表面をフォトレジストで被覆する。そして、該フォトレジストの上に図3に示すフォトマスク20を設置して、該シリコン基板に対して露光した。そして、パターン21と同じパターンで酸化シリコン膜が露出させる。フォトマスク20には、パターン21とアライメントマーカー29とが備えられ、アライメントマーカー29によって、化学物質センシング素子のパターンを適宜調製し、合わせることができる。
本実施形態においては、上述の導電性基体の表面にマンガンフタロシアニン(MnPc)を塗布する。MnPcを塗布する際には、その塗布量が上述したMnPcの厚みと直結するため、塗布回数を検討する必要がある。
まず、MnPcをテトラヒドロフラン溶媒に溶解した0.025〜0.25mMのMnPc溶液を作製し、上述のパターンで形成されたカーボンナノチューブの上にMnPc溶液を塗布する。塗布に用いる装置は、ディスペンサ16、X,Y,Z軸可動のステージ14、CCDカメラ15a、および、ステージ14を水平方向から60°程度の可動を可能とした位置に設置したCCDカメラ15bとを備えるものとすることができる。CCDカメラ15aは、MnPc溶液の塗布位置を正確に決定する。一方、CCDカメラ15bでは、ディスペンサ16先端から塗布される液滴を確認する。塗布圧力、塗布時間で、ディスペンサ16におけるチップ先端の直径等から適宜塗布条件を決定し、最終的に導電性基体を表面修飾するMnPcの厚みが5〜100nmとなるようにする。
本実施形態においては、上述した化学物質センシング素子と、化学物質センシング素子の電気抵抗変化を検出する検出部とを備えるガス分析装置を提供することができる。ガス分析装置によると、該化学物質センシング素子における電気抵抗変化を検出して、即座に確認することができるために、上述したような、ポータブルセンサーとして有効な構成である。また、該ガス分析装置は、たとえば、呼気中の特定化学物質を検出するために用いることもできるが、それ以外に大気や室内環境における空気の清浄化の様子を確認するためのアセトンの検出のような用途に応用できる。
本実施形態においては、センシングチャンバと、センシングチャンバに接続される呼気導入口および排出口と、水分除去体とを備える呼気分析装置を製造することもできる。センシングチャンバは、上述の化学物質センシング素子を内部に設置したモジュールであり、呼気導入口と水分除去体とが接続されている。つまり、本実施形態における呼気分析装置は、センシングチャンバと呼気導入口との間に水分除去体が配置された構造である。
<電極パターンおよびカーボンナノチューブの調製>
まず、導電性基体として、全ての不純物がカーボンに対して強度比で0.015以下であるカーボンナノチューブを作製した。
<表面修飾>
本実施例においては、上述したカーボンナノチューブの表面を、上述した化学式(1)に示されるMnPc(Alfa aesar社製、型番:039309)で表面修飾してなるセンシング部を備える化学物質センシング素子を作製した。以下、図6を用いて説明する。
実施例1におけるカーボンナノチューブ上を表面修飾するMnPc溶液をそれぞれ5回、10回、25回、50回、150回、200回塗布した以外は、すべて実施例1と同様にして化学物質センシング素子を作製した。このとき、透過型電子顕微鏡で断面方向から確認したカーボンナノチューブ上を表面修飾するMnPcの厚みはそれぞれ1nm、2nm、3nm、8nm、80nm、210nmであった。
導電性基体として上述した市販のカーボンナノチューブ(本荘ケミカル社製)を用いた以外はすべて実施例1と同様にして化学物質センシング素子を作製した。市販のカーボンナノチューブ中の不純物はカーボンに対して強度比で0.133であった。
実施例1において、カーボンナノチューブの表面にMnPcで表面修飾しなかった以外は全て実施例1と同様にして化学物質センシング素子を作製した。
実施例1におけるカーボンナノチューブ(不純物の相対強度比が0.015以下)を備える化学物質センシング素子と、実施例8における市販のカーボンナノチューブ(不純物の相対強度比が0.133以下)を備える化学物質センシング素子とについて、カーボンナノチューブの強度比の違いと、特定化学物質の検出の感度との間に関係があるか調べた。実施例1における化学物質センシング素子と、実施例8における化学物質センシング素子とを、アセトン導入時の電気抵抗変化を元にしたアセトンの検出方法によって、検体中のアセトンを検出する感度について検討した。
実施例1〜8における化学物質センシング素子および比較例1における化学物質センシング素子を用いて、カーボンナノチューブにおけるMnPcの厚みと特異的検出効率について検討した。
実施例1で製造した化学物質センシング素子を用いて、以下の(1)〜(2)の確認を行なった。
(1)アセトンに対する特異的選択性を詳細に確認するため、上記擬似呼気に対してアセトンの代わりに一酸化チッ素が1,10ppmの濃度で含まれるガスで上述の検討2と同様の実験をした。その結果、本発明にかかる化学物質センシング素子については、電気抵抗変化が見られず一酸化ガスには反応しないことも明らかとなった。
(2)アルコール成分として、エタノールを、100ppmの濃度含有するを用いて上述の検討2と同様の試験を行った。この場合にも本発明にかかる化学物質センシング素子については電気抵抗変化が見られずエタノールには反応しないことが分かった。
図7に基づいて説明する。実施例1において製造した化学物質センシング素子を含むセンシングチャンバと水分除去体とを備え、センシングチャンバに接続した呼気導入口および排出口をさらに備える呼気分析装置を製造した。呼気とを接触させる前に、水分除去できる中空糸からなるフィルタに該呼気を接触させることができる。水分除去体には、中空糸フィルタ(AGCエンジニアリング製SWT−1.3−03)を利用した。図7に示すように、中空糸フィルタ7の外側を乾燥するためのモジュールを備え、中空糸フィルタのフィルタ性能を長時間維持するためには、フィルタの外側の水蒸気の分圧を下げることで、フィルタの内側と外側に水蒸気の分圧差を持たせ、内側を通る水分をより効果的に外側に排出できる機構を水分除去体とした。
実施例9における呼気分析装置および実施例1における化学物質センシング素子とを用いて、水分除去体の有無の効果について検討した。
実施例1における化学物質センシング素子を5×4×2cmからなるアクリル製のセンシングチャンバ内に保持し、センシングチャンバに据え付けられたスエジロック製の気体導入口(呼気導入口)に直接、図7に示すような中空糸からなるフィルタを備えるモジュールを接続し、水分を除去できる構成の呼気分析装置を製造した。分析後のガスはセンシングチャンバから速やかに排出されるよう逆止弁を設置することで、所定の流速での評価が可能であった。つまり、実際の呼気分析において、一旦テドラーバックのような呼気採取機構で呼気を採取したり、直接マウスピースのような物を使って呼気をセンシングチャンバ側に吹き込む場合、中空糸フィルタのような水分除去体で水分を除去された呼気が、500mL/分等の所定の流速で導入されるよう、センシングチャンバに接続された呼気導入口、排出口は逆止弁構造をとった。この構造により、呼気導入口から入ったガスがセンシングチャンバ内から逆流することも無く、また外気からのセンシングチャンバ内へのガスの導入も無く、一定の圧力で、一定の流速で呼気ガスを分析することが可能であった。
これまでの説明の通り、マンガンフタロシアニンを修飾したCNTセンサは、擬似呼気ガス各主成分(チッ素、酸素、二酸化炭素)には反応せず、また生体ガスの一種であり、喘息などの疾患との相関の高いアセトンとは別の呼気ガスマーカー成分である一酸化チッ素、その他、メタノールやエタノール等のアルコール類にも反応せず、水分は事前に除去することで、今回の分析には影響しないことを確認した。
Claims (10)
- 導電性基体の表面をマンガンフタロシアニンで表面修飾してなるセンシング部を備えるケトンを検出するための化学物質センシング素子。
- 前記導電性基体がナノ構造体からなる請求項1または2に記載の化学物質センシング素子。
- 前記ナノ構造体がカーボンナノチューブからなる請求項3に記載の化学物質センシング素子。
- 前記カーボンナノチューブ中の不純物はカーボンに対して強度比で0.001〜0.05である請求項4に記載の化学物質センシング素子。
- 前記導電性基体の表面の前記マンガンフタロシアニンの厚みは、5〜100nmである請求項1〜5のいずれかに記載の化学物質センシング素子。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の化学物質センシング素子と、
化学物質センシング素子の電気抵抗変化を検出する検出部とを備えるガス分析装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の化学物質センシング素子を設置したセンシングチャンバと、前記センシングチャンバに接続した呼気導入口および排出口と、水分除去体とを備え、
前記センシングチャンバと前記呼気導入口との間に前記水分除去体が配置された呼気分析装置。 - 前記水分除去体が中空糸からなる請求項8に記載の呼気分析装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の化学物質センシング素子を用いて検体中のアセトン濃度を検出する方法。
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