JP5060852B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャパシタを充電もしくは放電して時定数電圧を生成する技術に関する。
多くの半導体装置において、所定の時間を計測するために時定数回路が利用される。時定数回路は、キャパシタを充電もしくは放電することによって、時定数電圧を生成する。特許文献1、2には関連する技術が記載される。時定数電圧をしきい値電圧と比較すれば、所定の時間の経過を検出することができる。
時定数を長くするためには、容量値の大きなキャパシタを用いる必要があるため、キャパシタをチップ部品として半導体集積回路の外部に設ける必要がある。あるいは、時定数を変更する目的で、チップ部品のキャパシタを利用する場合がある。
特開2004−147048号公報 特開平8−172384号公報
しかしながら、時定数回路の外部にキャパシタを設けるためには、半導体集積回路にキャパシタ接続用の端子(ピン)を設ける必要がある。半導体集積回路の端子数の増加は、回路の占有面積を大きくし、またコストを上昇させる原因となってしまう。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路面積の増大を抑制しつつ、時定数電圧を生成可能な半導体装置の提供にある。
本発明のある態様は、半導体装置に関する。この半導体装置は、一端が固定電圧端子に接続された外部抵抗の他端が接続されるとともに、時定数キャパシタが接続される制御端子と、制御端子の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果に応じて本半導体装置の機能を切り替える制御部と、制御端子に接続される時定数キャパシタを充電または放電する充放電回路と、を備える。充放電回路による充電または放電に応じて変化する制御端子の電圧を、時定数電圧として利用する。
半導体装置には、その機能を切り替える目的で、ハイレベルまたはローレベルいずれかの電圧が固定的に入力される端子が設けられる場合がある。本実施の形態によれば、この端子を、時定数電圧を生成するためのキャパシタを接続するための端子と共有することができ、回路面積を縮小することができる。「半導体装置の機能を切り替える」とは、半導体装置に実装される機能を変更し、あるいはその半導体装置の動作を変更することを意味する。
制御部は、制御端子の電圧をしきい値電圧と比較する判定コンパレータと、判定コンパレータの出力を、本半導体装置の起動時に発生するトリガ信号のタイミングでラッチするラッチ回路と、を含み、ラッチ回路の出力に応じて本半導体装置の機能を切り替えてもよい。
この場合、トリガ信号のタイミングで制御端子の電圧を判定することにより、そのタイミングの以降、制御端子の電圧は固定されている必要はないため、時定数キャパシタを自由に充電もしくは放電できる。
充放電回路は、制御端子からシンク電流を引き込み、制御端子の電圧を第1しきい値電圧と比較する第1時定数回路と、制御端子に対してソース電流を吐き出し、制御端子の電圧を第2しきい値電圧と比較する第2時定数回路と、を含んでもよい。半導体装置は、制御部による比較結果に応じて、第1時定数回路と第2時定数回路のいずれかを選択してもよい。
シンク電流とソース電流を生成可能な回路を設けることにより、時定数キャパシタの電圧を正負任意の方向に変化させることができる。
第1時定数回路は、制御端子から電流を引き込む第1電流源と、制御端子の電圧を第1しきい値電圧と比較する第1コンパレータと、を含んでもよい。第2時定数回路は、制御端子に電流を供給する第2電流源と、制御端子の電圧を第2しきい値電圧と比較する第2コンパレータと、を含んでもよい。半導体装置は、制御部による判定結果に応じて、第1電流源または第2電流源のいずれかを選択的にアクティブとしてもよい。
ある態様の半導体装置は、所定の電圧を生成する電圧源と、生成した電圧を外部に出力するための電圧出力端子と、をさらに備えてもよい。外部抵抗の一端は、電圧出力端子または接地端子のいずれかに接続されてもよい。
外部抵抗は、制御端子と電圧出力端子との間、または制御端子と接地端子の間に接続されてもよい。時定数キャパシタは、外部抵抗と並列に接続されてもよい。時定数キャパシタは、制御端子と接地端子との間に接続されてもよい。
時定数キャパシタは、制御端子とキャパシタ端子との間に接続されてもよい。
本半導体装置は、蛍光ランプの駆動回路であって、回路異常が所定の異常検出時間の間、継続的に発生したことを検出する異常検出部をさらに備えてもよい。充放電回路による充電または放電に応じて変化する制御端子の電圧を、異常検出時間を測定するために利用してもよい。
本半導体装置は、蛍光ランプの駆動回路であってもよい。半導体装置は、外部から蛍光ランプを調光するためのアナログ電圧が入力される調光端子と、周期電圧を調光端子に入力されるアナログ電圧でスライスしてパルス信号を生成し、パルス信号を利用して蛍光ランプをバースト調光する調光回路と、を含んでもよい。調光回路は、制御部による判定結果に応じて、バースト調光の極性を切り替えてもよい。
本半導体装置は、蛍光ランプの駆動回路であって、外部から蛍光ランプをバースト調光するためのパルス信号が入力される調光端子と、パルス信号を利用して蛍光ランプをバースト調光する調光回路と、を含んでもよい。調光回路は、制御部による判定結果に応じて、バースト調光の極性を切り替えてもよい。
本半導体装置は、蛍光ランプの駆動回路であって、一方がマスター回路として機能し、他方がスレーブ回路として機能する一対の回路ペアのいずれかとして利用され、制御部による判定結果に応じて、マスター回路またはスレーブ回路のいずれかが切り替えられてもよい。
本半導体装置は、外部陰極蛍光ランプの駆動回路であって、制御部による判定結果に応じて、外部陰極蛍光ランプをストライクする回数を切り替えてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、時定数回路を備える半導体装置の回路面積を縮小できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aと部材Bが接続」された状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Aと部材Bの間に部材Cが設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、本実施の形態に係る半導体装置100の構成を示す回路図である。半導体装置100は、外部から入力される制御電圧V1のレベルに応じて、回路の機能もしくは動作が切り替えられる。つまり、制御電圧V1がハイレベルのとき、第1の機能または第1の動作を行い、制御電圧V1がローレベルのとき、第2の機能または第2の動作を行う。さらに、半導体装置100は、時間とともにレベルが変化する時定数電圧V2を生成する機能を備える。本発明はこのような回路であれば用途を限定せずに広く適用可能である。
半導体装置100は、制御電圧V1を外部から受けるための制御端子P1を備えている。制御端子P1には、外付け部品として外部抵抗R10が接続される。外部抵抗R10によって制御端子P1がプルダウンされるとき、制御電圧V1はローレベル(VL)となり、制御端子P1が所定の電圧レベルにプルアップされるとき、制御電圧V1はハイレベルVHとなる。図1では、制御電圧V1がハイレベルとなる状態を示している。
つまり、半導体装置100は、外部抵抗R10と共通のプリント基板上に実装され、かつ外部抵抗R10によってハイレベルまたはローレベルの電圧が供給されることを前提として設計される。
また、半導体装置100には、時定数電圧V2を生成するための時定数キャパシタC10が外付けされる。時定数キャパシタC10もまた、外部抵抗R10と共通のプリント基板上に実装される。半導体装置100は、時定数キャパシタC10を充電もしくは放電することによって、時定数電圧V2を生成する。外部抵抗R10および時定数キャパシタC10を外部回路110という。
本実施の形態にかかる半導体装置100は、時定数キャパシタC10を接続するための専用端子を設けず、制御端子P1と共通化する点をひとつの特徴としている。つまり、時定数キャパシタC10の一端は、制御電圧V1が印加される時定数キャパシタC10に接続される。
言い換えれば、制御端子P1には、一端が固定電圧端子に接続された外部抵抗R10の他端が接続されるとともに、時定数キャパシタC10が接続される。さらに、あるタイミングにおいては、制御端子P1の電圧が、制御電圧V1となり、別のタイミングにおいては、時定数電圧V2となる。
半導体装置100は、制御部10、充放電回路14、電圧源40、を備える。
電圧源40は、半導体装置100の内部、もしくは外部において必要な安定した電圧を生成する。以下、この電圧を安定化電圧VREGという。電圧出力端子P2は、安定化電圧VREGを外部に出力し、あるいは安定化電圧VREGを平滑化するためのキャパシタ(不図示)を接続するための端子である。
図1の半導体装置100は、制御端子P1の制御電圧V1を、外部抵抗R10によってプルアップするために、安定化電圧VREGを利用する。すなわち、制御電圧V1をハイレベルとする場合、外部抵抗R10は、制御端子P1と電圧出力端子P2間に接続される。逆に、制御電圧V1をローレベルとする場合、外部抵抗R10は制御端子P1と接地端子間に接続される。なお、制御電圧V1をハイレベルとする際に、外部抵抗R10の一端を、電圧出力端子P2ではなく、バッテリ電圧や外部からの電源電圧が印加されるラインに接続してもよい。
制御部10は、制御端子P1の制御電圧V1を所定のしきい値電圧Vth3と比較し、比較結果に応じて半導体装置100の機能もしくは動作を切り替える。
充放電回路14は、制御端子P1に接続される時定数キャパシタC10を充電または放電する。「キャパシタを充電する」とは、キャパシタの両端間の電位差が増加するように、キャパシタの電極の電荷を変化させることをいう。また、「キャパシタを放電する」とは、キャパシタの両端間の電位差が減少するように、キャパシタの電極の電荷を変化させることをいう。充放電回路14は、少なくとも充電または放電のいずれかが可能に構成されていればよい。
半導体装置100は、充放電回路14による充電または放電に応じて変化する制御端子P1の電圧を、時定数電圧V2として利用する。つまり、外部からの制御電圧V1は、固定的に供給されるため、一旦そのレベルを判定して半導体装置100の機能、動作を設定すれば、その後は不要となる。そこで、図1の半導体装置100は、制御電圧V1のレベルを判定した後、あるいは制御電圧V1が不要な期間、時定数キャパシタC10を充電または放電することにより、時定数電圧V2を生成する。
図1の半導体装置100によれば、制御電圧V1を入力するための制御端子と、時定数を生成するためのキャパシタを接続するための端子を共通にできるため、端子の数を減らすことが可能となる。
以下、半導体装置100の具体的な構成例を説明する。
制御部10は、判定部10a、ロジック部10bを含む。判定部10aは、判定コンパレータCMP3、判定ラッチ回路12を含む。判定コンパレータCMP3は、制御端子P1の電圧V1をしきい値電圧Vth3と比較し、比較結果に応じてハイレベルまたはローレベルとなる判定信号S3を出力する。しきい値電圧Vth3は、安定化電圧VREGを第1抵抗R1、第2抵抗R2によって分圧することにより生成される。
判定ラッチ回路12は、判定コンパレータCMP3から出力される判定信号S3を、所定のタイミングでハイレベルとなるトリガ信号S4を利用してラッチする。ラッチ回路には、Dラッチ、Dフリップフロップなど、さまざまな論理回路が利用できる。トリガ信号S4は、半導体装置100の起動直後であって、制御電圧V1が安定的に供給されるタイミングにおいて生成するのが望ましい。ロジック部10bはトリガ信号S4を所定のタイミングでハイレベルとし、判定ラッチ回路12に供給する。
判定ラッチ回路12は、リセット信号によってリセットされるまでの間、判定コンパレータCMP3からの判定信号S3を保持し続ける。判定ラッチ回路12によって保持された判定信号S5は、ロジック部10bに入力され、ロジック部10bは、判定信号S5のレベルに応じて半導体装置100の機能、動作を設定する。
充放電回路14は、第1時定数回路20、第2時定数回路30を備える。
第1時定数回路20は、制御端子P1からシンク電流Ic1を引き込み、制御端子P1に時定数電圧V2を発生させる。第1時定数回路20は、時定数電圧V2を第1しきい値電圧Vth1と比較し、所定の時間(以下、第1時定数という)τ1を計測する。第1しきい値電圧Vth1は、安定化電圧VREGを第3抵抗R3、第4抵抗R4によって分圧することにより生成される。
第2時定数回路30は、制御端子P1に対してソース電流Ic2を吐き出し(プッシュ)、制御端子P1に時定数電圧V2を発生させる。第2時定数回路30は時定数電圧V2を第2しきい値電圧Vth2と比較し、所定の時間(以下、第2時定数という)τ2を計測する。第2しきい値電圧Vth2は、安定化電圧VREGを第5抵抗R5、第6抵抗R6によって分圧することにより生成される。以下では、第1時定数回路20、第2時定数回路30の時定数τ1、τ2は等しいものとし、単に時定数τという。
ロジック部10bは、判定部10aによる比較結果、すなわち判定信号S5にもとづいて、第1時定数回路20と第2時定数回路30のいずれかを選択し、時定数τを計測する。つまり、外部回路110の回路状態に応じて、第1時定数回路20、第2時定数回路30のいずれを選択するかを切り替える。
図2(a)〜(d)は、外部回路110のバリエーションを示す回路図である。図2(a)、(b)の外部回路110a、110bでは、外部抵抗R10が制御端子P1と電圧出力端子P2の間に設けられ、制御電圧V1がハイレベルにプルアップされる。一方、図2(c)、(d)の外部回路110c、110dでは、外部抵抗R10が制御端子P1と接地端子GNDの間に設けられ、制御電圧V1がローレベルにプルダウンされる。
なお、外部回路110の組み合わせは、以下のいずれを選択してもよい。
(1)外部回路110aと外部回路110c
(2)外部回路110aと外部回路110d
(3)外部回路110bと外部回路110c
(4)外部回路110bと外部回路110d
(1)の組み合わせの場合、時定数キャパシタC10は外部抵抗R10と並列に設けられる。(2)の組み合わせの場合、時定数キャパシタC10は制御端子P1、電圧出力端子P2の間に設けられる。(3)の組み合わせの場合、時定数キャパシタC10は制御端子P1と接地端子GNDの間に設けられる。(4)の組み合わせの場合、時定数キャパシタC10および外部抵抗R10は、電圧出力端子P2と接地端子GND間に直列に設けられる。
半導体装置100は、制御電圧V1がハイレベルにプルアップされるとき、すなわち外部回路110a、110bのときに、第1時定数回路20をアクティブとする。
この場合、初期状態においてV2=V1(=VREG)となる。時定数τの計測を開始するために第1時定数回路20をアクティブとすると、時定数キャパシタC10から半導体装置100の内部にシンク電流Ic1が引き込まれるため、制御端子P1の電位が時間とともに低下していき、時定数電圧V2が生成される。第1時定数回路20は、時定数電圧V2がVREGからVth1に低下するまでの時間を時定数τ1とする。
逆に、制御電圧V1がローレベルにプルダウンされるとき、すなわち外部回路110c、110dのときに、第2時定数回路30をアクティブとする。
この場合、初期状態においてV2=V1(=0V)となる。時定数τの計測を開始するために第2時定数回路30をアクティブとすると、時定数キャパシタC10に対して半導体装置100からソース電流Ic2が流れ込み、制御端子P1の電位が時間とともに上昇していき、時定数電圧V2が生成される。第2時定数回路30は、時定数電圧V2が0VからVth1に上昇するまでの時間を時定数τ2とする。
図1の回路において、第1時定数回路20は、制御端子P1からシンク電流Ic1を引き込む第1電流源22と、制御端子P1の電圧V2を第1しきい値電圧Vth1と比較する第1コンパレータCMP1と、第1電流源22のオン、オフを制御する第1スイッチSW1と、第1コンパレータCMP1の出力をラッチする第1ラッチ回路24と、を含む。
第2時定数回路30は、制御端子P1にソース電流Ic2を供給する第2電流源32と、制御端子P1の電圧V2を第2しきい値電圧Vth2と比較する第2コンパレータCMP2と、第2電流源32のオン、オフを制御する第2スイッチSW2と、第2コンパレータCMP2の出力をラッチする第2ラッチ回路34と、を含む。
第1電流源22、第2電流源32に替えて、充放電用抵抗を用いてもよい。この場合、時定数キャパシタC10の容量値と、充放電用抵抗の抵抗値によって時定数τが定まる。
ロジック部10bは、判定部10aからの判定信号S5に応じて、第1電流源22または第2電流源32のいずれかを選択的にアクティブとする。つまり、制御電圧V1がハイレベルの場合、第1電流源22を動作させ、制御電圧V1がローレベルの場合、第2電流源32を動作させる。
ロジック部10bは時間τの計測を開始するタイミングにおいて、スイッチ制御信号SH、SLによって、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2の一方をオンとする。その結果、時定数電圧V2が変化し始め、時定数τの経過後に、第1コンパレータCMP1、第2コンパレータCMP2のいずれかの出力信号(以下、比較信号という)S1、S2のレベルが遷移する。比較信号S1、S2は第1ラッチ回路24、第2ラッチ回路34によってラッチされ、第1ラッチ回路24または第2ラッチ回路34の出力がハイレベルとなる。
ORゲート44は、第1ラッチ回路24と第2ラッチ回路34の出力信号S1’、S2’の論理和(以下、出力信号Soutという)を出力する。出力信号Soutは、ロジック部10bによって計時開始が指示された後、時定数τの経過後にハイレベルとなる。
図3は、図1の半導体装置100の動作を示すタイムチャートである。図3のタイムチャートは、制御電圧V1がハイレベルの場合を示している。時刻t0に、半導体装置100が起動すると、電圧源40によって安定化電圧VREGが生成される。安定化電圧VREGが安定したタイミングt1で、トリガ信号S4をハイレベルとし、制御電圧V1のレベルを判定する。
時定数τの計時開始のタイミングt2において、ロジック部10bはスイッチ制御信号SHをハイレベルとし、第1スイッチSW1をオンして第1電流源22をアクティブとする。その結果、時定数電圧V2が時間とともに低下し始める。時刻t2から時定数τ経過後の時刻t3に時定数電圧V2が第2しきい値電圧Vth2を下回ると、比較信号S1がハイレベルとなる。
再度時定数τを計測する場合、計測に先立ってリセット信号RSTにより第1ラッチ回路24、第2ラッチ回路34をリセットし、同様の動作を繰り返す。
このように、図1の半導体装置100によれば、制御電圧V1がハイレベルまたはローレベルの場合であっても、時定数τを計測することができる。なお、第1時定数回路20と第2時定数回路30とで時定数を異ならせてもよい。
また、図2(a)〜(d)に示すように、制御電圧V1をハイレベルとする際に、外部抵抗R10の一端を電圧出力端子P2に接続している。電圧源40によって生成される安定化電圧VREGは一定であるため、時定数τのばらつきを抑制できる。
もっとも、時定数τのばらつきが許容できる場合、あるいは半導体装置100が電圧源40を有さない場合には、電池電圧や外部電源からの電源ラインに接続してもよい。
次に、図1の半導体装置100のアプリケーションを例示する。図4は、図1の半導体装置100を利用した蛍光ランプの駆動回路200を示すブロック図である。
駆動回路200、出力回路6はインバータを構成する。駆動回路200はパルス変調された駆動信号Sdrvを生成し、出力回路6へと供給する。出力回路6は、Hブリッジやハーフブリッジなどのスイッチング回路と、トランスを含んでおり、駆動信号Sdrvにもとづいてスイッチング回路を制御し、交流電圧Vacを生成して、蛍光ランプ8に供給する。インバータの構成は公知であるため詳細な説明は省略する。
駆動回路200は、駆動部2、調光回路4、異常検出回路5、半導体装置100を含む。駆動部2は、蛍光ランプ8に流れる電流をフィードバック信号Vfbとして受け、これを一定に保つように駆動信号Sdrvを生成する。異常検出回路5は蛍光ランプ8のショート、オープン、不灯などの回路異常を検出し、異常が発生すると、異常検出信号S8を半導体装置100へと出力する。
半導体装置100は、駆動回路200の起動時に、制御端子P1に与えられた制御電圧V1を判定する。また、半導体装置100は異常検出信号S8のレベル遷移を契機として、時定数τの計測を開始する。時定数τが経過すると、出力信号Soutが異常検出回路5へと出力される。異常検出回路5は、回路異常が所定の異常検出時間τの間、継続的に発生すると、所定の回路保護を実行する。
図4において、調光端子P3には、アナログ電圧Vdimが入力される。調光回路4は、調光コンパレータ4a、発振器4bを含む。発振器4bは、三角波またはのこぎり波の周期電圧Voscを生成する。調光コンパレータ4aは、周期電圧Voscをアナログ電圧Vdimでスライスし、パルス信号S9を生成する。駆動部2は、パルス信号S9を利用して蛍光ランプ8をバースト調光する。
制御電圧V1によって切り替えられる駆動回路200の機能、動作を例示する。
調光回路4は、半導体装置100の判定部10aによる判定結果である判定信号S5(つまり制御電圧V1)に応じて、バースト調光の極性を切り替える。すなわち、第1の極性のとき、アナログ電圧Vdimが高いほど、蛍光ランプ8の点灯期間が長く設定し、第2の極性のとき、アナログ電圧Vdimが低いほど、蛍光ランプ8の点灯期間が長く設定する。
また、別の変形例では、調光コンパレータ4a、発振器4bを省略し、外部から調光用のパルス信号S9を直接入力してもよい。この場合に、駆動部2は、制御電圧V1に応じて、バースト調光の極性を切り替えてもよい。すなわち、第1の極性の場合、パルス信号S9のハイレベルを蛍光ランプ8の点灯に割り当て、第2の極性の場合、パルス信号S9のローレベルを蛍光ランプ8の点灯に割り当てる。
別の変形例では、駆動回路200は、2つをペアとして動作する。そして、一方の駆動回路200がマスター回路として機能し、他方がスレーブ回路として機能する。この場合に、制御電圧V1によって、マスター回路とスレーブ回路の設定を行ってもよい。
さらに別の変形例では、蛍光ランプ8が外部陰極蛍光ランプ(EEFL)である。この場合に、制御電圧V1に応じて、外部陰極蛍光ランプをストライクする回数を切り替える。
図4の駆動回路200によれば、回路の機能、動作の切り替えを好適に実行できるとともに、異常検出に必要な時間測定を行うことができる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例を説明する。
実施の形態では、時定数電圧V2を時間計測に利用したが、本発明はこれに限定されず、その他の用途に利用してもよい。たとえば、ソフトスタートを行う際のソフトスタート電圧として利用できる。
実施の形態では、制御電圧V1がハイ、ローの2値で入力される場合を説明したが、3値以上が切り替えられる構成としてもよい。
実施の形態にもとづき、特定の語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
本実施の形態に係る半導体装置の構成を示す回路図である。 図2(a)〜(d)は、外部回路のバリエーションを示す回路図である。 図1の半導体装置の動作を示すタイムチャートである。 図1の半導体装置を利用した蛍光ランプの駆動回路を示すブロック図である。
符号の説明
100…半導体装置、110…外部回路、P1…制御端子、P2…電圧出力端子、10…制御部、10a…判定部、10b…ロジック部、12…判定ラッチ回路、14…充放電回路、20…第1時定数回路、22…第1電流源、24…第1ラッチ回路、30…第2時定数回路、32…第2電流源、34…第2ラッチ回路、CMP1…第1コンパレータ、CMP2…第2コンパレータ、CMP3…判定コンパレータ、R1…第1抵抗、R2…第2抵抗、R3…第3抵抗、R4…第4抵抗、R5…第5抵抗、R6…第6抵抗、R10…外部抵抗、C10…時定数キャパシタ、V1…制御電圧、V2…時定数電圧、40…電圧源、44…ORゲート、S3…判定信号、S4…トリガ信号、S5…判定信号、SW1…第1スイッチ、SW2…第2スイッチ、Vth1…第1しきい値電圧、Vth2…第2しきい値電圧、200…駆動回路、2…駆動部、4…調光回路、5…異常検出回路、6…出力回路、8…蛍光ランプ。

Claims (5)

  1. 一端が固定電圧端子に接続された外部抵抗の他端が接続されるとともに、時定数キャパシタが接続される制御端子と、
    前記制御端子の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果に応じて本半導体装置の機能を切り替える制御部と、
    前記制御端子に接続される前記時定数キャパシタを充電または放電する充放電回路と、
    を備え、
    前記充放電回路は、
    前記制御端子からシンク電流を引き込み、前記制御端子の電圧を第1しきい値電圧と比較する第1時定数回路と、
    前記制御端子に対してソース電流を吐き出し、前記制御端子の電圧を第2しきい値電圧と比較する第2時定数回路と、
    を含み、前記制御部による比較結果に応じて、前記第1時定数回路と前記第2時定数回路のいずれかを選択可能に構成され、
    前記充放電回路による充電または放電に応じて変化する前記制御端子の電圧を、時定数電圧として利用することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記制御部は、
    前記制御端子の電圧を前記しきい値電圧と比較する判定コンパレータと、
    前記判定コンパレータの出力を、本半導体装置の起動時に発生するトリガ信号のタイミングでラッチするラッチ回路と、
    を含み、前記ラッチ回路の出力に応じて本半導体装置の機能を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 所定の電圧を生成する電圧源と、
    生成した電圧を外部に出力するための電圧出力端子と、
    をさらに備え、
    前記外部抵抗の前記一端は、前記電圧出力端子または接地端子のいずれかに接続されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記時定数キャパシタは、前記制御端子と前記電圧出力端子との間に接続されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  5. 本半導体装置は、蛍光ランプの駆動回路であって、
    回路異常が所定の異常検出時間の間、継続的に発生したことを検出する異常検出部をさらに備え、
    前記充放電回路による充電または放電に応じて変化する前記制御端子の電圧を、前記異常検出時間を測定するために利用することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の半導体装置。
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