JP5059694B2 - 船外機のイモビライザ受信装置 - Google Patents

船外機のイモビライザ受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、船外機のイモビライザ受信装置に関するものであり、特にイモビライザ受信装置を後付けで船体に取付ける場合に好適なものである。
船舶の多くは、海上、湖上、河川などに係留、保管されているため、船舶の推進装置が船外機である場合、船外機のエンジンを始動することができれば、船舶ごと盗難される恐れがある。そこで、近年のエンジンを始めとする船外機の電子制御に合わせて、2輪車や4輪車に広く採用されているイモビライザシステムが導入されている。イモビライザシステムは、周知のように、トランスポンダと呼ばれる発信器(中継器)からの認証コードを受信し、その認証コードを認証した場合にのみ、例えば船外機のエンジン始動を許可するものである。認証コード認証後の制御形態は、エンジンを含む船外機の電制御装置を用いて種々に設定可能であり、例えば船外機や船舶を販売するディーラーとユーザとの間で設定することもできる。また、認証コードの認証の仕方については、下記特許文献1に種々の方法が記載されている。
特開2006−175999号公報
ところで、イモビライザシステムの受信装置を、所謂後付けで船体に取付ける場合、特に受信のためのアンテナ線や認証コードを認証したことを知らせるアンサーバックブザの取付けが困難である。船体が金属である場合、アンテナ線を船体に近づけすぎると認証コードを受信することができない。また、アンサーバックブザは、耐水性が比較的低いので、水に濡れると作動しなくなる恐れがある。このような問題を回避、或いは解消しながら、船体への取付けが容易で、且つ受信機能を確保可能な船外機のイモビライザ受信装置が要求されている。
本発明は前記諸問題を解決すべく開発されたものであり、船体への取付けが容易で、且つ受信機能を確保可能な船外機のイモビライザ受信装置を提供することを目的とするものである。
上記諸問題を解決するため、本発明の船外機のイモビライザ受信装置は、船外機のイモビライザ受信装置であって、液密なケース内に収納され且つ認証コードを受信する制御ユニットと、認証コード受信のためのアンテナ線と、認証コード受信を知らせるためのアンサーバックブザと、絶縁性材料からなり且つ前記制御ユニット及びアンテナ線及びアンサーバックブザを収納部内に収納する筐体とを備え、前記筐体の収納部は、開口面と、その反対側の底面とを有し、筐体の開口面を船体の鉛直面又はほぼ鉛直面への取付面とし、且つ開口面から底面までの距離を予め設定された所定距離として、その底面に沿わせてアンテナ線を収納したことを特徴とするものである。
この船外機のイモビライザ受信装置では、絶縁性材料からなる筐体の開口面を船体の鉛直面又はほぼ鉛直面へ取付けると、収納部の底面に沿わせて収納されたアンテナ線が船体の取付面から所定距離だけ離間するので、当該アンテナ線の受信機能を確保することができると共に、被せるようにして船体に取付けられた筐体によって比較的耐水性の低いアンサーバックブザが覆われているので、アンサーバックブザの機能を確保することができ、全体として受信機能を確保可能になると共に船体への取付けが容易なものとなる。
また、本発明の船外機のイモビライザ受信装置は、前記アンテナ線を収納部の周壁に沿わせて収納したことを特徴とするものである。
この船外機のイモビライザ受信装置では、アンテナ線を収納部の周壁に沿わせることにより、アンテナ線の長さを確保することができると共に、アンテナ線が収納部の底面から離間しにくくなることで、当該アンテナ線の受信機能を確保することができる。
また、本発明の船外機のイモビライザ受信装置は、前記筐体収納部の開口面から底面までの予め設定された所定距離は、前記筐体の開口面を取付ける船体が金属であっても、前記アンテナ線が認証コードを受信可能な距離としたことを特徴とするものである。
この船外機のイモビライザ受信装置では、絶縁性材料からなる筐体の開口面を船体の鉛直面又はほぼ鉛直面に取付けるだけで、収納部の底面に沿わせて収納されたアンテナ線が、船体の取付面から、認証コードを受信可能な距離だけ離間するので、当該アンテナ線の受信機能が確保され、また船体への取付けが容易なものとなる。
また、本発明の船外機のイモビライザ受信装置は、前記アンテナ線を制御ユニットで押付けるようにして筐体収納部の底面に固定したことを特徴とするものである。
この船外機のイモビライザ受信装置では、制御ユニットで押付けられるようにしてアンテナ線が筐体収納部の底面に固定されているので、アンテナ線と船体の取付面との距離を確保して当該アンテナ線の受信機能を確保し易い。
また、本発明の船外機のイモビライザ受信装置は、前記アンサーバックブザの本体を、収納部の何れの面からも離間している状態で筐体の収納部内に収納したことを特徴とするものである。
この船外機のイモビライザ受信装置では、アンサーバックブザの本体が収納部の何れの面からも離間しているので、万が一、筐体収納部内に水が入っても、その水が収納部の面に沿って流れ落ち、比較的耐水性の低いアンサーバックブザにかかることはないので、アンサーバックブザの機能が確保される。
また、本発明の船外機のイモビライザ受信装置は、前記筐体の収納部の外側に、船体取付時の上向き方向を示すと共に、当該収納部の船体取付時の下向き部分に水抜き穴を形成したことを特徴とするものである。
この船外機のイモビライザ受信装置では、船体に取付けられた筐体の向きを確保して、万が一、筐体収納部内に水が入っても、船体取付時の下向き部分に設けられた水抜き穴から水が抜けるので、アンサーバックブザなどの比較的耐水性の低い部品の機能が確保される。
また、本発明の船外機のイモビライザ受信装置は、前記水抜き穴は、船体取付時の収納部内のアンサーバックブザの下方位置から離れた位置に形成したことを特徴とするものである。
この船外機のイモビライザ受信装置では、水抜き穴がアンサーバックブザの下方位置から離れた位置に形成されていることで、万が一、水抜き穴から水が入っても、それがアンサーバックブザに直接かかるのを回避することができる。
而して、本発明の船外機のイモビライザ受信装置によれば、絶縁性材料からなる筐体収納部内に、液密なケース内に収納され且つ認証コードを受信する制御ユニット、及び認証コード受信のためのアンテナ線、及び認証コード受信を知らせるためのアンサーバックブザを収納し、筐体の開口面を船体の鉛直面又はほぼ鉛直面への取付面とし、且つ筐体収納部の開口面から底面までの距離を予め設定された所定距離として、その底面に沿わせてアンテナ線を収納したことにより、筐体の開口面を船体の鉛直面又はほぼ鉛直面へ取付けるだけで、アンテナ線の受信機能を確保することができると共に、比較的耐水性の低いアンサーバックブザの機能を確保することができ、全体として受信機能を確保可能になると共に船体への取付けが容易なものとなる。
以下、本発明の船外機のイモビライザ受信装置の一実施形態について、図面を引用しながら説明する。
図1は、本実施形態の船外機のイモビライザ受信装置を装着した小型船舶の概略構成図である。この小型船舶は、オープンデッキタイプの船体52の船尾に船外機1を搭載し、前部にステアリングホイール54、シート55、リモコンレバー56、メインスイッチ及びスタートスイッチを有するスイッチパネル57、メータパネル58等を配設した操縦席を備えている。本実施形態の船外機のイモビライザ受信装置10は、この操縦席の下方で、船体52の側壁に相当する垂直面又はほぼ垂直面に取付けられており、後述するケーブルがスイッチパネル57に接続されている。なお、イモビライザ受信装置の取付位置は、これに限定されるものではなく、例えば操縦席コンソールの縦壁、箱型座席の内部縦壁など、船体5の垂直面又はほぼ垂直面であれば、何れの箇所にも取付可能である。
船外機1は、図2に示すように、上方から、カウル3、アッパケース4、ロアケース5の順に組立てられ、図示しないクランプによって、船体52に対し、上下方向及び横方向に揺動可能に取付けられている。カウル3は、トップカウル3Uとロアカウル3Lの組合せからなり、内部にエンジン2を内装している。
また、ロアケース5内には、プロペラ6の回転軸であるプロペラシャフト6aが水平方向に挿通されており、カウル3内からロアケース5内まで延設されたドライブシャフト80の下端は、ベベルギヤで構成される駆動ギヤ85、前進ギヤ86F、後進ギヤ86Rとドグクラッチ87によるシフト変換機構83を介してプロペラシャフト6aに連結されている。そして、ドライブシャフト80と平行に上下方向に配設されたシフトロッド84を、図示しない電子制御装置によって制御される電動モータを含む電動回転機構ESMで回転させることにより、シフト変換機構83が作動して、ニュートラルか、前進か、後進かの何れかに随時変換した状態で、ドライブシャフト80からプロペラシャフト6aに回転力が伝達される。
即ち、シフト変換機構83は、ドライブシャフト80の下端に固定した駆動ギヤ85に、プロペラシャフト6a上に回転自在に配置した前進ギヤ86Fと後進ギヤ86Rとを夫々噛合させ、プロペラシャフト6aに対して摺動可能で回転不能に配設したドグクラッチ87を、前進ギヤ86Fと後進ギヤ86Rとの間に配置して、シフトロッド84の回転(シフトロッド下端のカム面の回転)に連動させてドグクラッチ87をプロペラシャフト6a上で摺動させるようにしたものである。
このようなシフト変換機構83により、電動回転機構ESMでシフトロッド84をその軸回りに回転させることでドグクラッチ87を移動させて、前進ギヤ86Fと後進ギヤ86Rの何れかに噛合させるか、或いは、その中間部で何れとも噛合させないようにすることで、ドライブシャフト80の回転を前進ギヤ86Fか後進ギヤ86Rの何れかを介してプロペラシャフト6aに伝達させるか、或いは、ドライブシャフト80の回転をプロペラシャフト6aに伝達させないニュートラル状態となるようにしている。
船外機1には、図示しないバッテリスイッチ及びバッテリケーブルを介して、船体52側のバッテリが接続され、バッテリからの電力が船外機1の電装部品に供給される。また、船外機1と船体52側とは、リモコンケーブル及びスロットル・シフトケーブルによって接続されている。本実施形態では、船外機1の電子制御装置は、船外機1側に搭載されており、この電子制御装置とスイッチパネル57とをリモコンケーブルで接続する。前述したように、スイッチパネル57とイモビライザ受信装置10とは接続されているので、船外機用電子制御装置にイモビライザ受信装置10の認証コード認証結果を送信することで、コード認証後の仕様を船外機用電子制御装置によって種々に設定することができる。本実施形態では、イモビライザ受信装置10によって認証コードが認証された場合に船外機1のエンジン2の始動を許可するものとし、認証コード認証後にスイッチパネル57によってエンジン始動指令が出力された場合に限ってエンジン2を始動する。コード認証後の仕様は、これに限定されるものではなく、例えば前記バッテリスイッチの投入を可能としたり、前記シフト変換機構のシフトロックを解除したりするようにしてもよい。
図3には、本実施形態の船外機のイモビライザ受信装置10の具体的な構成を示す。図3aは、本実施形態のイモビライザ受信装置10の正面図、図3bは、制御ユニットの取付状態を示す縦断面図、図3cは、イモビライザ受信装置10の背面図、図3dは、制御ユニットの取付状態を示す横断面図、図3eは、アンサーバックブザの取付状態を示す断面図である。
図3の符号11は、有底方形の筐体である。この筐体11は、合成樹脂などの絶縁性材料で構成される。この筐体11の凹陥部が収納部12であり、収納部12は開口面13と底面14を備えている。このうち、開口面13を船体52の垂直面又はほぼ垂直面への取付面とする。開口面13から底面14までの距離は、約30mm以上の距離を保って設定されている。この開口面13から底面14までの距離は、当該開口面12を船体52の取付面に取付けたとき、船体52が金属製であっても、収納部12の底面14に沿って収納される後述のアンテナ線が認証コードを受信可能な所定距離である。
筐体11の収納部12の外側には、図3cに示すように、同図の右向きに「UP」と矢印15が示されている。この「UP」並びに矢印15は、矢印の方向を上向きにして筐体11を船体52の垂直面又はほぼ垂直面に取付けるように指示するものである。従って、図3aの図示右側は、筐体11を船体52の垂直面又はほぼ垂直面に取付けたとき、下向きになる。そして、収納部12の船体取付時下側に水抜き穴16が一カ所だけ形成されている。これは、筐体11を船体52の垂直面又はほぼ垂直面に取付けた後、万が一、筐体11の収納部13内に水が入った場合に、その水が自重で抜けるようにするためのものである。また、この水抜き穴16は、後述するアンサーバックブザ21の下方位置から離れた位置、具体的には収納部12の垂直中心線を挟んだ反対側に設けられているので、万が一、水に気穴16から水が入っても、アンサーバックブザ21に直接水がかかるのを回避することができる。
ちなみに、収納部12の船体取付時下側からは、後述する制御ユニットとスイッチパネル57とを連結するケーブル18が延設されており、当該ケーブル18はクランプバンド17によって筐体11のケーブル支持部19に固定されている。本実施形態のイモビライザ受信装置10は、独自の電源を持たないので、ケーブル18を介して、船体52側の電力を入力し、その電力で、後述する制御ユニットやアンサーバックブザを作動する。なお、ケーブル18は、場合によっては、船外機1の電子制御装置に直接接続してもよく、その場合には、イモビライザ受信装置10からの受信結果に基づいて、電子制御装置が前述のような制御を行うようにすればよい。
図3中の符号20は、液密なケースに収納された制御ユニットであり、認証コードを認証して、その結果をアンサーバックブザ21やケーブル18を介してスイッチパネル57に出力するものであり、2本のビス61によって収納部12の底面に固定されている。この制御ユニット20とケーブル18中の各接続線とは、ギボシと呼ばれるコネクタ22を介して接続されている。また、アンサーバックブザ21とケーブル18中の接続線も、個別のコネクタ(ギボシ)23を介して接続されている。
コネクタ22からは、制御ユニット20に接続されたアンテナ線24が延設されている。このアンテナ線24は、図示しないトランスポンダからの認証コードを受信するためのものである。このアンテナ線24は、コネクタ22から筐体11の収納部12の周壁に沿い且つ底面14に沿わせて取り回されており、その先端部は、制御ユニット20の底面に接続されている。従って、アンテナ線24は、制御ユニット20によって押付けられるようにして、収納部12の底面14に固定されている。
前記アンサーバックブザ21は、その本体が、収納部12の全ての面から離間して、所謂フローティング状態に浮かせて収納され、筐体11の収納部12内に突設されている突起部25にビス62及びブラケット26を介して取付けられている。アンサーバックブザ21は、比較的耐水性が低く、できるだけ水がかからないようにしたい。アンサーバックブザ21をフローティング状態に浮かせておけば、万が一、収納部12内に水が入っても、水は周壁に沿って流れ落ちるので、アンサーバックブザ21に水がかかりにくく、動作を保証することができる。
このように、本実施形態の船外機のイモビライザ受信装置では、筐体11の収納部12内に、液密なケース内に収納され且つ認証コードを受信する制御ユニット20、認証コード受信のためのアンテナ線24、認証コード受信を知らせるためのアンサーバックブザ21を収納し、筐体11の収納部12の開口面13と底面14との距離を予め設定された所定距離として、当該筐体11の開口面13を船体の鉛直面又はほぼ鉛直面への取付ることにより、収納部12の底面14に沿わせて収納されたアンテナ線24が船体の取付面から所定距離だけ離間するので、当該アンテナ線24の受信機能を確保することができると共に、被せるようにして船体に取付けられた筐体11によって比較的耐水性の低いアンサーバックブザ21が覆われているので、アンサーバックブザ21の機能を確保することができ、全体として受信機能を確保可能になると共に船体への取付けが容易なものとなる。
即ち、アンテナ線24が船体の取付面から所定距離だけ予め離間しているので、イモビライザ受信装置を設置する場合に、金属製の船体に設置する場合でも、アンテナ線の位置を意識することなく設置することができ、これにより設置が容易になる。
また、アンテナ線24を収納部12の周壁に沿わせて収納したことにより、アンテナ線24の長さを確保することができると共に、アンテナ線24が収納部12の底面14から離間しにくくなることで、当該アンテナ線24の受信機能を確保することができる。
また、筐体11の収納部12の開口面13から底面14までの予め設定された所定距離を、当該筐体11の開口面13を取付ける船体が金属であっても、アンテナ線24が認証コードを受信可能な距離としたことにより、アンテナ線24の受信機能が確保され、また船体への取付けが容易なものとなる。
また、アンテナ線24を制御ユニット20で押付けるようにして筐体11の収納部12の底面14に固定したことにより、アンテナ線24と船体の取付面との距離を確保して当該アンテナ線24の受信機能を確保し易い。
また、アンサーバックブザ21の本体を、収納部12の何れの面からも浮いている状態で筐体11の収納部12内に収納したことにより、万が一、筐体11の収納部12内に水が入っても、その水が収納部12の面に沿って流れ落ち、比較的耐水性の低いアンサーバックブザ21にかかることはないので、アンサーバックブザ21の機能が確保される。
また、筐体11の収納部12の外側に、船体取付時の上向き方向を示すと共に、当該収納部12の船体取付時の下向き部分に水抜き穴16を形成したことにより、万が一、筐体11の収納部12内に水が入っても、水抜き穴16から水が抜けるので、アンサーバックブザ21などの比較的耐水性の低い部品の機能が確保される。
また、水抜き穴16が船体取付時の収納部12内のアンサーバックブザ21の下方位置から離れた位置に形成されていることで、万が一、水抜き穴16から水が入っても、それがアンサーバックブザ21に直接かかるのを回避することができる。
なお、本発明の船外機のイモビライザ受信装置が適用される船外機は、前記実施形態に記載されるものに限定されない。また、同様に、本発明の船外機のイモビライザ受信装置が適用される船舶は、前記実施形態に記載されるものに限定されない。
本発明の船外機のイモビライザ受信装置を搭載した船舶の一実施形態を示す概略構成図である。 図1の船舶に用いられた船外機の外形図である。 図1の船舶に搭載された船外機のイモビライザ受信装置の詳細図である。
符号の説明
1は船外機、2はエンジン、3はカウル、4はアッパケース、5はロアケース、6はプロペラ、10はイモビライザ受信装置、11は筐体、12は収納部、13は開口面、14は底面、15は矢印、16は水抜き穴、17はクリップバンド、18はケーブル、19は支持部、20は制御ユニット、21はアンサーバックブザ、22、23はコネクタ、24はアンテナ線、25は突起部

Claims (7)

  1. 船外機のイモビライザ受信装置であって、液密なケース内に収納され且つ認証コードを受信する制御ユニットと、認証コード受信のためのアンテナ線と、認証コード受信を知らせるためのアンサーバックブザと、絶縁性材料からなり且つ前記制御ユニット及びアンテナ線及びアンサーバックブザを収納部内に収納する筐体とを備え、前記筐体の収納部は、開口面と、その反対側の底面とを有し、筐体の開口面を船体の鉛直面又はほぼ鉛直面への取付面とし、且つ開口面から底面までの距離を予め設定された所定距離として、その底面に沿わせてアンテナ線を収納したことを特徴とする船外機のイモビライザ受信装置。
  2. 前記アンテナ線を収納部の周壁に沿わせて収納したことを特徴とする請求項1に記載の船外機のイモビライザ受信装置。
  3. 前記筐体収納部の開口面から底面までの予め設定された所定距離は、前記筐体の開口面を取付ける船体が金属であっても、前記アンテナ線が認証コードを受信可能な距離としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の船外機のイモビライザ受信装置。
  4. 前記アンテナ線を制御ユニットで押付けるようにして筐体収納部の底面に固定したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の船外機のイモビライザ受信装置。
  5. 前記アンサーバックブザの本体を、収納部の何れの面からも離間している状態で筐体の収納部内に収納したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の船外機のイモビライザ受信装置。
  6. 前記筐体の収納部の外側に、船体取付時の上向き方向を示すと共に、当該収納部の船体取付時の下向き部分に水抜き穴を形成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の船外機のイモビライザ受信装置。
  7. 前記水抜き穴は、船体取付時の収納部内のアンサーバックブザの下方位置から離れた位置に形成したことを特徴とする請求項6に記載の船外機のイモビライザ受信装置。
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