JP5059267B2 - ディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストン - Google Patents

ディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストン Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクブレーキの、シリンダーとピストンとのユニットのためのピストンに関するけれども、自動車に適用するためのディスクブレーキのためにデザインされたものに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
シリンダーとピストンとのユニットのための既知のピストンは、本体と、ディスクのブレーキ片に作用するパッドと接触するようにデザインされたヘッドとを有する。
この種形式のピストンは、例えば、乗り物を停止させるために、必要な制動作用を生じさせるように、ディスクの環状のブレーキ片にパッドを押圧させることが知られている。制動の間に、ディスクのブレーキ片に押圧されると、パッドは、ディスクに対して正接方向に向い、所望の制動効果を達成させるためには反対方向の力でディスクにより歪が生じる。このために、パッドはキヤリパー内に設けられた支持体に支持されて、前記正接方向の力に対して反作用をなす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
知られているように、制動動作の間に、振動がディスクブレーキに生じる。ディスクブレーキのこれら振動は、自身が煩わされるようなキーという雑音の形態で表される。
【0004】
本発明が関係している問題は、前記従来技術を参照して説明された欠点を克服するような構造上並びに機能上の特徴を有する、ディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この問題は、ヘッドとピストンの本体との間に緩衝部材を具備することを特徴とする上記形式のシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンにより解決される。
本発明に係わるディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンのさらなる特徴と効果は、添付の図面を参照し、限定する意図のない指針のために記載された好ましい実施の形態の以下の説明により明らかになるであろう。
【0006】
【発明の実施の形態】
図面において、符号10は、高性能車両に特に適したディスクブレーキの全体を示す。このディスクブレーキは、軸X−Xを有する環状のブレーキ片13を備えたディスク12を有する。
前記ディスクブレーキ10は、また、ディスク10のブレーキ片13の両側に沿って延びたキヤリパーハウジング14を有する。
車両の前進の間、前記ブレーキ片13は、キャリパーハウジング14内で一方向V1に動く。しかし、後進の間には、ブレーキ片13は、V1とは反対のV2で示す方向に動く。
【0007】
前記キャリパーハウジング14は、適当なアルミ合金から鋳造により形成された2つのハウジング半体15,16により形成されている。これらハウジング半体は、X−X軸に垂直な面内で隣接されており、ねじ17により互いに固定されている。
前記ブレーキ片13の両側に配置され、パッド19,20を受けるためのソケットが、前記ハウジング14内に形成されている。
【0008】
前記パッド19,20は、スチールプレート21,22と、摩擦ライニング21a,22aとを夫々有する。これら摩擦ライニングは、摩擦係数の高い材料により形成されており、また、前記プレート21,22によりしっかりと支持され、そして、制動動作の間に前記ブレーキ片13の力を直接受けるようになっている。
【0009】
前記パッド19,20は、既知の留め手段23により脱落するのが防止されている。この留め手段は、前記プレート21,22に形成されたスロット状の孔を貫通している。
前記ハウジング半体15,16内に装着された2対の対抗するシリンダーとピストンとのユニット24は、以下に詳細に説明されるように、ブレーキ片13の対応する面にパッド19,20を押圧させる制動動作の間、駆動する。
前進での制動動作の結果として、前記ブレーキ片13は、パッド19,20に、矢印V1により示されるようにディスクに正接方向に向いた力をかける。ディスクブレーキ10は、前記パッド19(20)を留めるように、キャリパーハウジング14内に設けられた支持体25(26)を有する。
【0010】
矢印V2により示された方向の力を生じさせる後進ときの制動動作に従ってパッド19(20)を留めるために、ディスクブレーキ10は、さらなる支持体27(28)を有する。
前述した制動動作は、既知の流体圧ブレーキ回路により、前記シリンダーとピンとのユニット24に作動流体を供給することにより、発生される。
【0011】
前記両シリンダーとピンとのユニット24の形状と直径とは、互いに同じか釣り合いがとれており、このために、これらユニットの一方のみが以下に詳述される。
シリンダーとピストンとのユニット24のためのピストン30は、本体32、即ち、ピストンの動作部分と、ヘッド34、即ち、ピストンの押圧部分とを有する。前記本体は、ヘッドと相互作用し、このヘッドは、パッド20のプレート22と接触するようにデザインされている。前記本体32は、キャリパー15のハウジング半体16内に形成され、押圧チャンバー38を形成するシリンダー36内に液密に適合されている。また、シリンダー36により案内される、ピストン30の本体32は、押圧チヤンバー38内の作動流体の作用により、シリンダー内でY−Y軸に沿って摺動可能である。前記作動流体に対する密封は、前記シリンダーのチャンネル中に収容されてピストンの本体32に作用する、リングシールのようなシール手段40により与えられる。
【0012】
本発明の一実施の形態において、前記ピストンの本体32は、カップ形状をしている。パッド19と面する凹所41、即ち、換言すれば内方チャンバーが、ピストンの本体32に設けられている。このカップ形状の本体32は、シリンダー内で摺動するようにデザインされた外面44と、内面46とを備えた環状の側壁42を有する。前記内面は、ベース48と共に凹所41を規定するように側方で制限されている。このベースは、パッド19とは反対の側で前記環状の側壁42を閉じるように配設されている。また、このベース48は、前記凹所41を規定している内面50と、押圧チャンバー38内の作動流体の押圧作動を受けるようにデザインされた外面52とを有する。本発明の特別な実施の形態において、カップ形状の本体32は、円筒状であり、凹所41の直径とほぼ等しい深さの凹所41を有する(図2)。
【0013】
前記ベース48の内面50には、ボゥル(bowl)形状の座部54、例えば、球状のボゥル形状の中空部の形状の座部54が設けられている。環状のチャンネル、即ち、座部56が、側壁42の内面46に形成され、前記ベース48から所定距離(D)を有して側壁42の自由端58近くに好ましくは配置されている。前記自由端58は、カップ形状の本体32の内端の所に環状のフレアー部、即ち、チャンネル60を有する。このチャンネルは、カップ形状の本体32の凹所41の入口の所で広くなるようにデザインされている。前記本体32は、金属材料、例えば、アルミニウムにより好ましくは形成されている。
【0014】
ピストンの前記ヘッド34は、カップ形状の本体32の凹所41内に収容されるようにデザインされたステム62を有する。このステム62は、これの側面66と、カップ形状の本体32の側壁42の内面46との間にギャップ64を形成するように、カップ形状の本体32の凹所41内に収容されている。例えば、ヘッド34の前記ステム62は、円筒形であり、円筒形状の凹所41の直径の半分に等しい外径を有し、また、前記ギャップ64は、ヘッド34のステム62の径の半分に等しい幅を有する。
【0015】
前記ステム62は、カップ形状の本体32と接触している。ヘッドとカップ形状の本体32との間の接触は、カップ形状の本体32のベース48上にステムの自由端63を支持させることによりなされている。例えば、ステムの自由端63は、ドーム68の形状に成形されており、特に、球形ドーム68の形状に成形されている。この球形のドーム68は、カップ形状の本体32のベース48に設けられたボゥル形状の座部54内に収容されている。また、好ましくは、ステムの端部63とベース48のボゥル形状の座部54とは、一致した表面を有する。前記端部63とボゥル形状の座部54とは、ジョイント、特に、ボールジヨイントを、ピストンの本体32とヘッド34との間に形成している。このジョイントによって、ヘッド34は、カップ形状の本体32に対して揺動可能となっている。特に、このジョイントの存在により、ステム62の、かくしてヘッド34のY‘−Y’軸は、カップ形状の本体32のY−Y軸により規定された軸とは異なる方向に向けられ得る。
【0016】
また、前記ステムには、このステムの自由部分を規定している環状の突条70,72が設けられている。これら環状の突条70,72は、支持体と案内体とを形成するように、互いにアラインメントされた端面を有している。留め、即ち、スナップ装着手段が、ステムの自由端63から所定の距離(D)だけ、好ましくは、座部56が、カップ形状の本体32の壁に形成されている座部56の所でのベースからの距離(D)と等しい距離(D)だけ、隔てて設けられている。例えば、外周チャンネル74が、弾性のワイヤーリング76を収容可能な座部を形成するように、設けられている。動作状態において、この弾性のリング76は、前記環状のチャンネル74から部分的に突出している。
【0017】
本発明の一実施の形態において、ピストン30のヘッド34は、マッシュルーム形状をしており、これの上部は、皿部78を形成している。この皿部78は、前記パッド20のプレート22と相互作用を果たすようにデザインされた押圧面80を外面として有する。この押圧面80には、刻み目(スコア)として一般に知られている複数のチャンネル82が形成されている。これらチャンネルは、押圧面80を互いに分離し、プレート22上に支持されるようにデザインされた複数の部分、即ち、領域84を形成している。例えば、前記スコアは、互いに平行なチャンネル82により形成されるか、代わって、互いに同心的な環状チャンネルにより形成されている。前記ヘッド34は、中空である。例えば、ヘッド34の所定部分を通るめくら穴86が、ヘッド34のY‘−Y’軸と同軸的に形成されている。例えば、前記めくら穴86は、球状ボゥル68の近くの地点まで、ステム62内で延びている。このめくら穴86は、ヘッド34の皿部78からヘッド34のステム部分に向かって序々に小さくなっている異なる径の複数の部分を有している。前記ヘッド34のキャビテイの上述した形状により、カップ形状の本体32により加えられてパッド20に伝えられる押圧動作に対してヘッド34の抵抗を減少させないで、キャビテイが大きい面を有することを可能にしている。径方向に延びた複数の透孔88が、皿部78の近くでヘッド34に形成されている。例えば、これら透孔88は、ヘッド34の外部を内方のキャビテイ86に連通させている。好ましくは、これら透孔88は、互いに等しく離間されている。
前記ヘッド34は、金属材料、例えば、チタニウムもしくは好ましくはスチールにより形成されている。
【0018】
効果的に、緩衝部材が、ヘッド34のステム62と、カップ形状の本体32の側壁42との間のギャップ内に収容されている。“緩衝部材(damping element)”という用語は、制動動作によりピストン30のヘッド34内に生じる振動を緩衝することのできる部材を示している。例えば、合成樹脂材、天然ゴム、もしくは、振動阻止(anti−vibration)または静止ブロック支持(silent block supports)を果たすために一般的に知られている材料のような緩衝材料により形成されているリング90が、ギャップ64内に収容されている。本発明の一実施の形態において、EPDM、もしくはVITONとして一般に知られているような合成樹脂のシリコーンベースの材料で形成されているリングが、ギャップ64内に収容されている。
【0019】
さらに効果的には、前記緩衝リング90は、ステムと接触する面に内方ライニング92を、また,カップ形状の本体32と接触する面に外方ライニング94を有する。例えば、これらライニング92,94は、対向する面に前記緩衝リング90が固定された同心的な金属ブッシュである。この緩衝リング90は、強制的に挿入することにより、ギャップ内に効果的に収容されている。特に、前記外方ライニング94は、カップ形状の本体32の側壁42に形成された環状座部56内に収容され、また、前記内方ライニング92は、ステム62の環状突条70,72により支持されている。この内方ライニング92には、中心部から両端部へ向かうテーパが形成されている。即ち、内方ライニングは、フレアーリング96,98をステム62と面したエッジに有する。動作位置において、緩衝リング90は、ステム62の外周チャンネル74から部分的に突出した弾性のワイヤーリング76上に支持されている。
効果的には、前記緩衝リング90は,ステム62の幅、即ち、径と等しい高さと、ステム62の幅の少なくとも半分に等しい幅とを有する。
【0020】
本発明に係わるディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンの組み立てと動作とが、以下に説明される。
ピストン30の組み立てのために、カップ形状の本体32と緩衝リング90とが、最初に、一緒に装着される。緩衝リング90が、カップ形状の本体32の凹所41内に挿入され、外方ライニング94が、側壁42に形成された座部56内に強制的に挿入される。この動作は、カップ形状の本体32の凹所41の所にフレア部を形成することにより、能率良くできる。緩衝リング90が挿入された後に、ピストン30のヘッド34が装着される。そして、ステム62が、球形のドーム68の形態に成形された端部63が、カップ形状の本体32のベース48内のボゥル形状の座部54と接触するようになるまで、内方ライニング92中に挿入される。換言すれば、環状の突条70,72が、球形のドーム68の形態に成形されたステム62の端部63が、カップ形状の本体32のベース48に配置された座部54内に収まるまで、内方ライニング92の表面を摺動する。この動作は、ステム62の環状の突条70,72上をライニング92を摺動可能にする、内方ライニング92のフレア部96,98の形成により、能率良くなされる。内方ライニング92に形成されたフレア部96は、また、緩衝リング90中でのステム62の摺動の間に、外周チャンネル74内で完全に動くことを可能にしている。前記ステムが動作状態に持たらされたときに、緩衝リング90は、外周チャンネル74を越えて位置される。これは、ベース48から、緩衝リング90のための座部56までの距離(D)に等しい、ステム62の端部63からの距離の所に外周チャンネル74が形成されている結果である。このことによって、弾性のワイヤーリング76がチャンネル74から突出して、ストッパーを、即ち、支持部材を形成している。この支持部材は、ステム62を動作位置にスナップロックさせることにより、ステム62が脱落するのを防止している。組み立てられたピストン30は、キャリパーハウジング14内に設けられたシリンダー36内に既知の方法で収納され、この結果、ピストンは、押圧チャンバ38内の作動流体によりパッド20に押圧され得る。
【0021】
制動動作の間、制動流体により押されるピストン30は、ディスク12のブレーキ片13にパッド20を押圧させて、振動を生じさせるであろう制動動作を果たす。パッドからのこのような振動は、皿部の押圧面を介してピストンのヘッドに部分的に伝達される。そして,ヘッドが、ピストンの本体に対して動く、即ち、振動するのに従って、振動を緩衝する緩衝リングが変形する。
【0022】
換言すれば、パッドからピストンのヘッドに伝達される振動に存在するエネルギーは、緩衝リングにより部分的に消費され、緩衝、即ち、減衰により、パッドの振動と、制動動作によりディスクに生じる振動とは、煩わしい雑音を減じる。前記緩衝リングと,これの材料とのディメンションは、制動動作により生じ、所定の周波数分布を有する振動を緩衝するように選定されている。
【0023】
上記説明から明らかなように、本発明に係わるディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンは、制動動作により生じる振動を緩衝するように、従って、制動動作の間に発生される煩わしい雑音を減衰する前述した要求を満たすことが可能である。
【0024】
特に、ピストンの本体とヘッドとの間に設けられた緩衝部材によって、制動動作の間に生じ、シリンダーとピストンとのユニットを介してキャリパーハウジングに伝達される振動を緩衝することができる。
【0025】
しかし、皿形状の上部を備えたマッシュルーム形状のピストンにより、パッドに加えられる圧力が、精度良く制御され得る。換言すれば、皿部により、ピストンの大きい押圧面、即ち、支持領域を有することを可能にして、パッドに加えられる圧力が減じられ得、またパッドがディスクのブレーキ片に対して均一に押圧され得る。
【0026】
ヘッドとカップ形状の本体とを有するピストンを設け、また、中空のヘッド、換気用透孔、並びに皿部の押圧面のスコア設けることにより、断熱性を高めることができる。かくして、制動動作の間に発生し、シリンダーとピストンとのユニットに伝達される熱は、これが、ピストンの本体並びに押圧チャンバーに収容された流体に達する前に、ヘッドの延長された熱交換面により、かなり発散される。
【0027】
前記ヘッドのステムとピストンの本体との間の制限された接触により、ピストンの本体のさらなる断熱が、また可能である。
【0028】
前記ヘッドと本体との間の接触は、球状のジョイントにより果たされるので、ピストンは、制動動作のためにキャリパーハウジングの変形が生じても、最適な状態でパッドに押圧動作を与えることができる。また、このボール状のジョイントは、環状のブレーキ片に対して傾斜している面上にプレートがあるようにパット位置自身を持たらすことにより、摩擦ライニングが不均一に磨耗している場合でも、最適な押圧を可能にしている。これは、ピストンのヘッドがピストンの本体の軸に対して傾斜されるであろう場合に、押圧面をパッドのプレートに対して充分に支持させることを可能にするからである。
【0029】
本発明のさらなる効果は、非常に低いコストで製造され得る新規で簡単な構成であることである。
特別な効果において、ステム62の自由端63は、ヘッド34の回転中心、即ち、揺動中心をパッドに面したヘッド端の近くに位置させるのに充分なディメンションの半径を有するドーム68の形態に成形されている。例えば、図2に示されているように、ヘッドの揺動中心は、皿部78のベース上にほぼ位置されている。このようなヘッドの揺動中心の配置により、皿部の振動振幅が小さくてもステムにより大きくされて、大きくされた振動振幅と、緩衝部材の大きくされた変形とを生じさせる。この結果、効果的な振動減衰がカップ形状の本体に伝達され得る。
【0030】
明かに、変更並びに/もしくは追加が前に説明並びに示された本発明になされ得る。 図2に示された装置の変形として、ヘッド34は、ホーン(horn)形状にされ得、また、この中に形成されたキャビテイ100は、ファネル(funnel)形状にされ得る(図3)。
ヘッドの表面を大きくするために、従って、熱交換表面を大きくするために、皿部の近くか、皿部自身の所で、ヘッド34から径方向に延びたフイン102を設けることが可能である(図3,4並びに5)。
カップ形状の本体32の変形例として、ベースプレート102により閉成されたスリーブ104を備えた本体32を設けることが可能である(図4)。
球形のドーム68の形態に成形されたステム62の端部の変形例として、球形のヘッド110を備え、ねじが形成された部材108を設けることが可能である。
【0031】
当業者は、自由な要求や特別な要求を満たすために、上述したようなディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンの好ましい実施の形態に、請求の範囲から逸脱しないで、種々の変更並びに適用させ得るか、部品を他の機能的に同じものに変更させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ディスクブレーキを上側から一部部を断面して示す概略図である。
【図2】 図2は、図1に示すディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンを一部切断して示す図である。
【図3】 図3は、本発明の第2の実施形態に係わるディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンの断面図である。
【図4】 図4は、本発明の第3の実施形態に係わるディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンの断面図である。
【図5】 図5は、本発明の第4の実施形態に係わるディスクブレーキのシリンダーとピストンとのユニットのためのピストンの断面図である。

Claims (20)

  1. ディスク(12)のブレーキ片(13)に作用するように、パッド(20)と接触できるようにデザインされた本体(32)並びにヘッド(34)と、ピストン(30)の本体(32)とヘッド(34)との間に設けられた緩衝部材とを具備する、ディスクブレーキ(10)のシリンダーとピストンとのユニット(24)のためのピストン(30)において、
    前記ヘッド(34)並びに前記本体(32)は、前記ヘッド(34)がステム(62)を有し、前記本体(32)が前記ステム(62)に対する凹所(41)を有し、かつ、前記緩衝部材がリング(90)であって前記リング(90)のためのギャップ(64)を形成し、
    前記ステム(62)並びに前記本体(32)と接触する面にライニング(92,94)が設けられており、
    前記リング(90)は、前記ステム(62)に設けられた環状の突条(70,72)によりステム(62)を案内かつ支持していることを特徴とするピストン(30)。
  2. 前記リング(90)は、前記ステム(62)の幅の半分の幅と、ステム(62)の高さと等しい高さとを有することを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  3. 前記リング(90)は、合成樹脂材もしくは天然ゴムで形成されていることを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  4. 前記リング(90)は、EPDMもしくはシリコーンをベースとした合成樹脂材で形成されていることを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  5. 前記リング(90)は、前記ギヤップ(64)の中に強制的に押し込められていることを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  6. 前記リング(90)は、ピストン(30)の本体(32)の環状の座部(56)の中に収容されていることを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  7. 前記リング(90)のライニング(92)のエッジは、リング(90)内に前記ステム(62)を受けるためのファンネル形状を形成するように、面取りされていることを特徴とする請求項のピストン(30)。
  8. 前記ピストン(30)は、ピストン(30)の前記本体(32)とステム(62)との間に接触部を有することを特徴とする、請求項1のピストン(30)。
  9. ピストン(30)の前記本体(32)とステム(62)との間の前記接触部は、ボールジョイントにより設けられていることを特徴とする請求項のピストン(30)。
  10. ピストン(30)の前記本体(32)は、前記ステム(62)を中に受けるようにデザインされたキャビティ(41)を有するカップ形状であることを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  11. 前記カップ形状の本体(32)は、ベース(48)を有し、このベースには、球形のドームに成形されたステム(62)の端部(63)を中に受けるようにデザインされた座部(54)が形成されていることを特徴とする請求項もしくは10のピストン(30)。
  12. 前記ピストン(30)の本体(32)は、ベースプレート(106)により閉成されたスリーブ(104)であることを特徴とする請求項11のピストン(30)。
  13. 球形のヘッド(110)を備えたねじ付き部材(108)が、前記ステム(62)の端部(63)に接続されていることを特徴とする請求項11のピストン(30)。
  14. 前記ヘッド(34)は、マッシュルーム形状をしており、このトップは、皿部(78)を構成していることを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  15. 前記皿部(78)は、前記パッド(20)と相互作用するようにデザインされた押圧外面(80)を有することを特徴とする請求項14のピストン(30)。
  16. 前記押圧外面(80)にはスコアが形成されていることを特徴とする請求項15のピストン(30)。
  17. 前記ヘッド(34)は、中空であることを特徴とする請求項1のピストン(30)。
  18. 前記中空のヘッド(34)には、径方向に延びた複数の透孔(88)が形成されていることを特徴とする請求項17のピストン(30)。
  19. 前記ヘッド(34)は、径方向に突出したフイン(102)を有することを特徴とする請求項14のピストン(30)。
  20. 請求項1ないし19のいずれか1のピストン(30)を有する、ピストンとシリンダーとのユニットが設けられたキャリパーハウジング(14)を具備するディスクブレーキ(10)。
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