JP5059033B2 - 封口体とその製造方法、電池容器ボディ、及び密閉型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電池容器内の異常圧力を逃がす弁を備える封口体とその製造方法、電池容器ボディ、及び密閉型電池に関する。
電池内の圧力が異常に高くなったときに作動して電池内部のガス圧を外部に逃がす弁が設けられた電池の封口板が知られている(例えば特許文献1参照。)。
この特許文献1の弁は、封口板に、小判状等の環状をなした破砕溝を設けるとともに、この破砕溝で囲まれた内方領域に補助破砕溝を縦横に設けている。補助破砕溝の端は破砕溝に連結していて、それにより、前記内方領域が複数の分割領域に分割されている。これとともに、補助破砕溝の残肉厚は破砕溝の残肉厚より大きく形成されている。
電池内の圧力が異常に高くなったときに、弁の破砕溝と補助破砕溝の交点に応力が集中するので、この交点から弁を確実に破砕させることができる。こうした弁の作動により電池内部のガスは速やかに排出される。
特開2003−187774号公報(特に、段落0020,0022,0027,0031、図1−図7、図9)
特許文献1の技術では、その図9等に示されるように補助破砕溝が直線であるのに対して、破砕溝が丸みを帯びていて角部を有しない形状である。これにより、破砕溝と補助破砕溝の交点から破砕が進行する際、破砕溝と補助破砕溝とで分割された領域が、ガス圧で電池の外部に開かれるときの折り曲げの根元となる部分が一定しない。しかも、この根元となる部分の厚みは、前記分割領域の厚みであるから、破砕溝の残肉厚及び補助破砕溝の残肉厚よりも厚い。
そのため、従来技術の弁では、前記分割領域が外部に開かれるときの折り曲げが容易ではなく、弁の作動圧が高い。したがって、より低い作動圧で弁を開いてガスを速やかに排出するには適していない、という課題がある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、密閉型電池の電池容器を電池容器ボディとともに形成し、前記電池容器ボディの開口部を塞いだプレート部、及びこのプレート部に設けられて前記電池容器の内圧が所定値以上になったときに開放される弁を備えた封口体において、前記プレート部の表面に開放する四角形の凹部を設け、この凹部の底壁が前記プレート部の材厚より薄く、この底壁をなして前記弁が四角く形成されているとともに、前記弁が、前記凹部の一方の対角線に沿って配設された一対の裂け目予定溝、及びこの一対の裂け目予定溝とX字状に交叉して前記凹部の他方の対角線に沿って配設された他の一対の裂け目予定溝と、これら裂け目予定溝の一端が集合し、かつ、X字状に配設された前記二対の裂け目予定溝の交点に形成された応力集中点と、隣接して配置された前記裂け目予定溝の他端を最短距離で接続してこれら他端間に直線状に設けられて、前記隣接して配置された前記裂け目予定溝とともに二等辺三角形の弁板領域を区画するとともに、前記凹部の角部において互に連続して前記凹部に沿う四角い環状溝を形成した弁板根元溝と、を有し、前記各裂け目予定溝と前記各弁板根元溝の夫々を、浅溝部及びこの浅溝部の底面に開放されて前記浅溝部の溝幅より狭い深溝部により形成し、前記応力集中点において前記各裂け目予定溝の深溝部が交叉されているとともに前記各裂け目予定溝の前記浅溝部が交叉されていることを特徴としている。
この請求項1の発明では、電池容器の内圧が異常に高まった際に、その内圧が弁の応力集中点に集中して作用するので、この応力集中点を起点として裂け目予定溝に沿って弁が裂けるとともに弁板領域が折れ曲がって弁が開かれる。この場合、弁板領域の折れ曲がりの起点となっている弁板根元溝により弁板根元部の強度が低下されているので、弁板根元溝を基点とする弁板領域の折れ曲がりの抵抗が小さく、低い作動圧で弁が開かれる。
請求項1の発明の封口体において、更に、弁の作動に伴って弁板領域が飛散することを抑制するために、請求項2の発明のように、四角い前記弁の四つの角部のすべてにおいて、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各浅溝部を連続させるとともに、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各深溝部を非連続として、この非連続部分での前記プレート部の肉厚を前記深溝部が形成された部分での前記プレート部の肉厚より厚くすることが好ましい。
更に、請求項1又は2の発明の封口体においては、請求項3の発明のように、前記プレート部がアルミニウム合金製であって、前記深溝部が設けられた部分の残肉部の肉厚を、0.03mm以上とすることが好ましい。
又、前記の課題を解決するために、請求項4の発明は、密閉型電池の電池容器を封口体とともに形成し、前記封口体で塞がれる開口部を形成したボディ壁部、及びこの壁部に設けられて前記電池容器の内圧が所定値以上になったときに開放される弁を備えた電池容器ボディにおいて、前記ボディ壁部の表面に開放する四角形の凹部を設け、この凹部の底壁が前記ボディ壁部の材厚より薄く、この底壁をなして前記弁が四角く形成されているとともに、前記弁が、前記ボディ壁部の表面に開放して設けられた四角形の凹部の底壁をなして四角く形成されているとともに、この弁が、前記凹部の一方の対角線に沿って配設された一対の裂け目予定溝、及びこの一対の裂け目予定部とX字状に交叉して前記凹部の他方の対角線に沿って配設された他の一対の裂け目予定溝と、これら裂け目予定溝の一端が集合し、かつ、X字状に配設された前記二対の裂け目予定溝の交点に形成された応力集中点と、隣接して配置された前記裂け目予定溝の他端を最短距離で接続してこれら他端間に直線状に設けられて、前記隣接して配置された前記裂け目予定溝とともに二等辺三角形の弁板領域を区画するとともに、前記凹部の角部において互に連続して前記凹部に沿う四角い環状溝を形成した弁板根元溝と、を有し、前記各裂け目予定溝と前記各弁板根元溝の夫々を、浅溝部及びこの浅溝部の底面に開放されて前記浅溝部の溝幅より狭い深溝部により形成し、前記応力集中点において前記各裂け目予定部の深溝部が交叉されているとともに前記各裂け目予定部の前記浅溝部が交叉されていることを特徴としている。
この請求項4の発明では、電池容器の内圧が異常に高まった際に、その内圧が弁の応力集中点に集中して作用するので、この応力集中点を起点として裂け目予定溝に沿って弁が裂けるとともに弁板領域が折れ曲がって弁が開かれる。この場合、弁板領域の折れ曲がりの起点となっている弁板根元溝により弁板根元部の強度が低下されているので、弁板根元溝を基点とする弁板領域の折れ曲がりの抵抗が小さく、低い作動圧で弁が開かれる。
請求項4の発明の電池容器ボディにおいて、更に、弁の作動に伴って弁板領域が飛散することを抑制するために、請求項5の発明のように、四角い前記弁の四つの角部のすべてにおいて、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各浅溝部を連続させるとともに、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各深溝部を非連続として、この非連続部分での前記壁部の肉厚を前記深溝部が形成された部分での前記壁部の肉厚より厚くすることが好ましい。
又、前記の課題を解決するために、請求項6の発明は、電池容器ボディとこのボディの開口を塞いだ封口体を有する電池容器を備え、この容器に発電要素が内蔵された密閉型電池において、前記封口体が請求項1から3の内のいずれか一項に記載の封口体であることを特徴としている。
この請求項6の発明によれば、請求項1から3の内のいずれか一項に記載の封口体を備えているので、既述のように封口体に設けられた弁が有した二等辺三角形の弁板領域が、内圧で外部に開かれるときの折り曲げが容易である。そのため、より低い作動圧で弁が開かれる。
又、前記の課題を解決するために、請求項7の発明は、電池容器ボディとこのボディの開口を塞いだ封口体を有する電池容器を備え、この容器に発電要素が内蔵された密閉型電池において、前記電池容器ボディが請求項4又は5に記載の電池容器ボディであることを特徴としている。
この請求項7の発明によれば、請求項4又は5に記載の封口体を備えているので、既述のように電池容器ボディに設けられた弁が有した二等辺三角形の弁板領域が、内圧で外部に開かれるときの折り曲げが容易である。そのため、より低い作動圧で弁が開らかれる。
以上の各請求項の発明において、封口体とは、容器ボディの開口部を塞ぐプレート部を有した部品を指しており、板であってもなくてもよい。各請求項の発明で、封口体及び電池容器ボディの形成材料としては、例えばアルミニウム合金、ステンレス、又は鉄(これにニッケルメッキ等のメッキ処理が施されたものを含む。)等の金属、或いは合成樹脂製等を挙げることができる。請求項6,7の発明の密閉型電池は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などとして実施できる。
請求項1から3の発明の封口体によれば、その弁が有した二等辺三角形の弁板領域が、内圧で外部に開かれるときの折り曲げが容易であるので、より低い作動圧で弁を開いて電池容器内のガスを速やかに排出するのに適している、という効果がある。
請求項4から5の本発明の電池容器ボディによれば、そのボディ壁部が有した二等辺三角形の弁板領域が、内圧で外部に開かれるときの折り曲げが容易であるので、より低い作動圧で弁を開いて電池容器内のガスを速やかに排出するのに適している、という効果がある。
請求項6,7の発明の密閉型電池によれば、その弁が有した二等辺三角形の弁板領域が、内圧で外部に開かれるときの折り曲げが容易であるので、より低い作動圧で弁を開いて電池容器内のガスを速やかに排出するのに適している、という効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る密閉型電池を示す斜視図である。 図1の密閉型電池を示す平面図である。 密閉型電池の一部を図2中F3−F3線に沿って示す断面図である。 (A)は図1の密閉型電池が備える封口板に浅溝部が加工された状態を示す平面図、(B)は図4(A)中F4B部を拡大して示す図である。 (A)は図4の封口板に深溝部を更に加工して弁が形成された状態を示す平面図、(B)は図5(A)中F5B部を拡大して示す図である。 図5(B)中F6−F6線に沿って示す封口板の断面図である。 図5(B)中F7−F7線に沿って示す封口板の断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る密閉型電池に形成された弁を示す平面図である。 本発明の参考例に係る密閉型電池に形成された弁を示す平面図である。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1〜図7を参照して詳細に説明する。
図1及び図3中符号1は例えばリチウムイオン電池等の密閉型電池を示している。この密閉型電池1は密閉構造の電池容器2に発電要素3を内蔵して形成されている。電池容器2は電池容器ボディ4と封口体例えば封口板5を備えている。これら電池容器ボディ4と封口板5は金属例えばアルミニウム合金製である。
電池容器ボディ4はアルミニウム合金を深絞りして形成されたボディ壁部4a(図3参照)を備えている。このボディ壁部4aの一端は開口されており、ボディ壁部4aの他端はこのボディ壁部4aの一部をなした図示しない底壁で塞がれている。
封口板5は、プレート部6と、端子7と、防爆用の弁11を備えている。プレート部6は、図3に示すように、電池容器ボディ4の開口部4bの内側に嵌り合う段差を外周部6aに有していて、この外周部6aの縁が突き合わされた開先をレーザ溶接等にシール溶接(この溶接部を符号8で示す。)することで封口板5が電池容器ボディ4に連結されている。端子7はプレート部6に図示しないガスケットを挟んで取付けられている。この端子7はプレート部6を板厚方向に貫通しており、電池容器ボディ4内の発電要素3が有した図示しない電極に接続されている。
弁11はプレート部6の一部例えば中央部に設けられた凹部6bの底壁をなしている。凹部6bは、プレート部6の表面6c(図3参照)に開放されていて、例えば四角形具体的には略正方形をなしている。なお、弁11は、図3に示すようにプレート部6の裏面6dに開放した裏面凹部6eの底壁を兼ねているが、この裏面凹部6eを省略して、弁11の裏面とプレート部6の裏面6dとが面一に連続するように弁11が設けられていてもよい。
弁11は、四本の裂け目予定溝12と、一個の応力集中点13と、裂け目予定溝12と同数の弁板根元溝14を有している。
図5(A)に示すように各裂け目予定溝12は、真っ直ぐな溝からなるとともに、それらの長さは同じである。これらの裂け目予定溝12は、弁11の表面、つまり、プレート部6の表面に開放されている。各裂け目予定溝12は、その一端を凹部6bの中央部(言い換えれば弁11の略中央部)に集合させて応力集中点13を形成するとともに、この応力集中点13を中心として放射状に設けられている。具体的には四角形の凹部6bの対角線をなすように裂け目予定溝12が配設されている。
そのため、本実施形態では、応力集中点13を挟んで直線状に並べられるとともに凹部6bの一方の対角線に沿って配設された一対の裂け目予定溝12と、同様に応力集中点13を挟んで直線状に並べられるとともに凹部6bの他方の対角線に沿って配設された他の一対の裂け目予定溝12とが、応力集中点13を交点としてX字状に配設されている。
各弁板根元溝14は、隣接して配置された裂け目予定溝12の他端、つまり、応力集中点13とは反対側の端を最短距離で接続して、これら他端間にわたって夫々設けられている。これら弁板根元溝14は、真っ直ぐな溝からなるとともに、それらの長さは同じである。これらの弁板根元溝14は、弁11の表面11aに開放されている。
各弁板根元溝14は、互いに連続して環状溝を形成している。この環状溝は本実施形態の場合図5(A)に示すような四角な溝である。更に、隣接して配置された弁板根元溝14は凹部6bの角部において連続しているとともに、この部分に裂け目予定溝12の他端が連続されている。したがって、隣接して配置された裂け目予定溝12とこれらにわたる弁板根元溝14とにより、三角形の弁板領域15が区画されている。本実施形態の場合、弁板領域15の数は4である。これら弁板領域15は、二等辺三角形をなしているとともに、応力集中点13の周りに連続して形成されていて夫々が例えば90°の領域を占めている。
以上の構成の弁11はプレート部6が有した凹部6bの底壁に対してプレス装置を用いて二回の刻印加工を施すことにより形成されている。そのため、各裂け目予定溝12及び各弁板根元溝14は、いずれも浅溝部sと深溝部dを、プレート部6の厚み方向、より正確には弁11の厚み方向に連続させて形成されている。
すなわち、図4(A)は凹部6bの底壁に一回目の刻印加工により浅溝部sが施された状態を示している。この状態では、浅溝部sからなる四角い環状溝と、X字状の浅溝部sが環状溝の対角線に沿って設けられているとともに、図5(B)で代表して示すように四角い環状溝の角部とX字状の浅溝部sとは連続している。この連続した部位を本明細書では接続部aと称する。この接続部aで裂け目予定溝12の浅溝部sと弁板根元溝14の浅溝部sとが連続されている。なお、図6及び図7中符号t1はプレート部6が有した凹部6bの底壁の浅溝部sが設けられた部分の残肉部bの肉厚を代表して示している。
図5(A)は凹部6bの底壁に二回目の刻印加工により深溝部dが施された状態を示している。深溝部dは残肉部bに対して施され、この深溝部dの溝幅は浅溝部sの溝幅より狭く、かつ、深溝部dの深さは浅溝部sの深さより浅い。図5(B)で代表して示すように深溝部dは、接続部aを除いて設けられている。そのため、各裂け目予定溝12の深溝部dと各弁板根元溝14の深溝部dとは連続していない。なお、図6中符号t2はプレート部6が有した凹部6bの底壁の深溝部dが設けられた部分の残肉部cの肉厚を代表して示している。
以上のような二段階の刻印加工で形成された各裂け目予定溝12及び各弁板根元溝14を有した弁11は、これらの溝からのリークを生じ難くする上で好ましい。つまり、一回目の刻印加工で肉厚t1の残肉部bを残すことにより、加工対象箇所の材料が塑性流動して変形するに伴って、加工対象箇所直下(残肉部bの裏面)が引っ張られることを抑制できる。そのため、二回目の刻印加工により残肉部cが更に薄い肉厚t2となるにも拘らず、残肉部cの裏面が表側に凹むように変形することが抑制されて残肉部cの肉厚変動が小さくなるとともに、残肉部cの内部に微小なクラックを生じ難くできる。
ちなみに、本発明者によるリーク試験(具体的には、例えば赤色を呈する試験液が溝直下の残肉部cを透過するか否かを確かめる試験)の結果、残肉部cの肉厚t2が0.015mm以下になると、残肉部cを試験液がリークすることが確かめられた。そのため、この点から残肉部cの肉厚t2は0.015mmを超える厚みとすることが必要であることが分かった。又、弁11が押された際のぺこつき易さは、残肉部cの肉厚t2が0.02mm以下ではぺこぺこすることが確認され、残肉部cの肉厚t2が0.03mm以上ではぺこぺこし難くなることが確認された。したがって、残肉部cからのリークがないとともに弁11がぺこつかないようにするためには、残肉部cの肉厚t2を0.03mm以上とすることが好ましい。
なお、一回の刻印加工で深溝部dの深さに達する加工をすると、前記塑性流動の影響が残肉部の裏面に波及し易くなりこの肉厚部の厚み変動が大きくなるとともに、残肉部内に微小なクラックを生じ易くなるので、各裂け目予定溝12及び各弁板根元溝14の品質が低下して、リーク試験においてリークを生じ易くなる。
前記構成の密閉型電池1において、電池容器2の内圧が高まった際に、その内圧は弁11の応力集中点13に集中して作用する。そのため、内圧が異常、つまり、所定値以上になると、応力集中点13を起点として各裂け目予定溝12に沿って弁11が裂け、それに伴い各弁板領域15が電池容器2の外側に折れ曲がって弁11が開かれる。
この場合、各弁板領域15の折れ曲がりの起点は弁板根元溝14である。これらの弁板根元溝14により弁板根元部の強度が低下されているので、弁板根元溝14を起点とする弁板領域15の折れ曲がりの抵抗は小さい。したがって、低い作動圧で弁11を開いて電池容器2内のガスを速やかに外部に排出することができる。
しかも、各弁板領域15は二等辺三角形状に区画されているので、各裂け目予定溝12での裂け方や裂ける速度がばらつき難い。そのため、電池容器2の内圧が異常に高まった際において、低い作動圧で弁11をより安定して開弁作動させることができる。
こうした低い作動圧での開弁作動を実現できたことは本発明者による以下の実験により確かめられた。この実験の条件は以下の通りである。アルミニウム合金製のプレート部6の肉厚を1.1mm、弁11の縦横の寸法を8mm、浅溝部sの部分の残肉部bの肉厚t1を0.144mmとした固定条件の下で、深溝部dの部分の残肉部cの肉厚t2を、0.02mm、0.03mm、0.04mm、0.05mmに変えて、弁11の破壊圧(作動圧)を調べた。
その結果、残肉部cの肉厚t2が0.02mmの場合の破壊圧(単位;MPa)の最高値は0.459、最低値は0.365、平均値は0.415であった。残肉部cの肉厚t2が0.03mmの場合の破壊圧の最高値は0.695MPa、最低値は0.630MPa、平均値は0.665MPaであった。残肉部cの肉厚t2が0.04mmの場合の破壊圧の最高値は0.932MPa、最低値は0.865MPa、平均値は0.895MPaであった。残肉部cの肉厚t2が0.05mmの場合の破壊圧の最高値は1.321MPa、最低値は1.282MPa、平均値は1.282MPaであった。
これに対して、弁板根元溝14がないこと以外は前記固定条件を満たした比較例の弁を用いて、その残肉部cの肉厚t2を、0.025mm、0.035mm、0.055mmに変えて同様の実験を行った。その結果、残肉部cの肉厚t2が0.025mmの場合の破壊圧の平均値は2.55MPa、残肉部cの肉厚t2が0.035mmの場合の破壊圧の平均値は2.74MPa、残肉部cの肉厚t2が0.055mmの場合の破壊圧の平均値は2.94MPaであった。
したがって、既述のように裂け目予定溝12と弁板根元溝14を組み合わせて弁板領域15を区画し、これらの溝の浅溝部sを互いに連続させた構成の弁11は、前記比較例と比べて大幅に低い破壊圧(作動圧)で開弁作動することが確かめられた。又、この結果から、残肉部cの肉厚t2を例えば0.03mm〜0.04mm、好ましくは0.035mmとすれば、弁11でのぺこぺこ感がないとともに液体のリークもなく、より低い作動圧で弁11を動作させることが可能である。ちなみに、試験の結果、残肉部cの肉厚t2を0.035mmとした場合の作動圧は、0.75MPaであり、これは肉厚t2が0.035mmの比較例の作動圧の略1/3である。
更に、弁11は、浅溝部sとこの浅溝部sの底面に開放された深溝部dにより形成された各裂け目予定溝12及び弁板根元溝14の接続部aにおいて、裂け目予定溝12及び弁板根元溝14の各浅溝部sを連続させるとともに、裂け目予定溝12及び弁板根元溝14の各深溝部dを非連続としているので、非連続部分をなした接続部aの肉厚は、残肉部bの肉厚t1に等しく、この肉厚t1は深溝部dが形成された部分の肉厚、言い換えれば残肉部cの肉厚t2より厚い。
そのため、異常内圧によって弁11に生じる裂け目が各裂け目予定溝12に沿って進行するが、この裂け目の進行は接続部aに達した時点で急激に困難となり、それ以上裂けて弁板根元溝14に達することが防止される。それにより、弁11の作動に伴って、弁板根元溝14が裂けて、弁板領域15がプレート部6から分離して密閉型電池1の周囲に飛び散ることを抑制できる。したがって、電源として密閉型電池1を内蔵した電気機器の器体内に、密閉型電池1の近傍に回路基板などの電気部品が配置されている場合等、弁11が作動したことに伴って電気部品に対する電気的安全性を確保できる。
図8を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。この第2実施形態では、接続部aにおいて裂け目予定溝12の深溝部dの端と弁板根元溝14の深溝部dの端とを連続させて弁11が形成されている。この点以外の弁11の構成、及び図8に示されない部位の構成は第1実施形態と同じであるので、同じ構成については同一符号を付してその説明を省略する。
したがって、第2実施形態の密閉型電池の弁11は、第1実施形態で既に説明した理由によって、本発明の課題を解決することができる。なお、この第2実施形態の密閉型電池は、その弁11の作動に伴い弁板領域15が飛散する可能性があるが、こうした飛散があっても支障がない電気内蔵式の電気機器に適用すればよい。
図9を参照して本発明の参考例について説明する。この参考例では、弁板根元溝14が形成する環状溝が四角形を超える多角形状例えば六角形をなしている。これに合わせて、裂け目予定溝12及び弁板領域15の数が夫々六つに設定されている。この点以外の弁11の構成、及び図9に示されない部位の構成は第1実施形態と同じであるので、同じ構成については同一符号を付してその説明を省略する。
したがって、参考例の密閉型電池の弁11は、六角形であるにも拘らず第1実施形態で既に説明した理由によって、本発明の課題を解決することができる。
本発明は前記各実施形態には制約されない。例えば、前記各実施形態では、弁11を封口板(封口体)5のプレート部6に設けたが、これに代えて、電池容器ボディ4のボディ壁部4aに弁11を設けることができ、その場合、ボディ壁部4aの周壁又は底壁のいずれも設けてもよい。
更に、前記各実施形態では弁11の全ての角部で裂け目予定部12と弁板根元溝14の各深溝部dを非連続としたが、これには制約されない。
1…密閉型電池、2…電池容器、3…発電要素、4…電池容器ボディ、4a…ボディ壁部、4b…開口部、5…封口板(封口体)、6b…凹部、11…弁、12…裂け目予定溝、13…応力集中点、14…弁板根元溝、15…弁板領域、s…浅溝部、d…深溝部、a…接続部、b…浅溝部がある部分の残肉部、c…深溝部がある部分の残肉部、t1…残肉部bの肉厚、t2…残肉部cの肉厚

Claims (8)

  1. 密閉型電池の電池容器を電池容器ボディとともに形成し、前記電池容器ボディの開口部を塞いだプレート部、及びこのプレート部に設けられて前記電池容器の内圧が所定値以上になったときに開放される弁を備えた封口体において、
    前記プレート部の表面に開放する四角形の凹部を設け、この凹部の底壁が前記プレート部の材厚より薄く、この底壁をなして前記弁が四角く形成されているとともに、
    前記弁が、
    前記凹部の一方の対角線に沿って配設された一対の裂け目予定溝、及びこの一対の裂け目予定溝とX字状に交叉して前記凹部の他方の対角線に沿って配設された他の一対の裂け目予定溝と、
    これら裂け目予定溝の一端が集合し、かつ、X字状に配設された前記二対の裂け目予定溝の交点に形成された応力集中点と、
    隣接して配置された前記裂け目予定溝の他端を最短距離で接続してこれら他端間に直線状に設けられて、前記隣接して配置された前記裂け目予定溝とともに二等辺三角形の弁板領域を区画するとともに、前記凹部の角部において互に連続して前記凹部に沿う四角い環状溝を形成した弁板根元溝と、
    を有し、
    前記各裂け目予定溝と前記各弁板根元溝の夫々を、浅溝部及びこの浅溝部の底面に開放されて前記浅溝部の溝幅より狭い深溝部により形成し、前記応力集中点において前記各裂け目予定溝の深溝部が交叉されているとともに前記各裂け目予定溝の前記浅溝部が交叉されていることを特徴とする封口体。
  2. 四角い前記弁の四つの角部のすべてにおいて、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各浅溝部を連続させるとともに、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各深溝部を非連続として、この非連続部分での前記プレート部の肉厚を前記深溝部が形成された部分での前記プレート部の肉厚より厚くしたことを特徴とする請求項1に記載の封口体。
  3. 前記プレート部がアルミニウム合金製であって、前記深溝部が設けられた部分の残肉部の肉厚が、0.03mm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の封口体。
  4. 密閉型電池の電池容器を封口体とともに形成し、前記封口体で塞がれる開口部を形成したボディ壁部、及びこの壁部に設けられて前記電池容器の内圧が所定値以上になったときに開放される弁を備えた電池容器ボディにおいて、
    前記ボディ壁部の表面に開放する四角形の凹部を設け、この凹部の底壁が前記ボディ壁部の材厚より薄く、この底壁をなして前記弁が四角く形成されているとともに、
    前記弁が、
    前記凹部の一方の対角線に沿って配設された一対の裂け目予定溝、及びこの一対の裂け目予定部とX字状に交叉して前記凹部の他方の対角線に沿って配設された他の一対の裂け目予定溝と、
    これら裂け目予定溝の一端が集合し、かつ、X字状に配設された前記二対の裂け目予定溝の交点に形成された応力集中点と、
    隣接して配置された前記裂け目予定溝の他端を最短距離で接続してこれら他端間に直線状に設けられて、前記隣接して配置された前記裂け目予定溝とともに二等辺三角形の弁板領域を区画するとともに、前記凹部の角部において互に連続して前記凹部に沿う四角い環状溝を形成した弁板根元溝と、
    を有し、
    前記各裂け目予定溝と前記各弁板根元溝の夫々を、浅溝部及びこの浅溝部の底面に開放されて前記浅溝部の溝幅より狭い深溝部により形成し、前記応力集中点において前記各裂け目予定部の深溝部が交叉されているとともに前記各裂け目予定部の前記浅溝部が交叉されていることを特徴とする電池容器ボディ。
  5. 四角い前記弁の四つの角部のすべてにおいて、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各浅溝部を連続させるとともに、前記裂け目予定溝及び前記弁板根元溝の各深溝部を非連続として、この非連続部分での前記ボディ壁部の肉厚を前記深溝部が形成された部分での前記ボディ壁部の肉厚より厚くしたことを特徴とする請求項4に記載の電池容器ボディ
  6. 電池容器ボディとこのボディの開口を塞いだ封口体を有する電池容器を備え、この容器に発電要素が内蔵された密閉型電池において、
    前記封口体が請求項1から3の内のいずれか一項に記載の封口体であることを特徴とする密閉型電池
  7. 電池容器ボディとこのボディの開口を塞いだ封口体を有する電池容器を備え、この容器に発電要素が内蔵された密閉型電池において、
    前記電池容器ボディが請求項4又は5に記載の電池容器ボディであることを特徴とする密閉型電池。
  8. 密閉型電池の電池容器を電池容器ボディとともに形成し、前記電池容器ボディの開口部を塞いだプレート部、及びこのプレート部に設けられて前記電池容器の内圧が所定値以上になったときに開放される弁を備えた金属製封口体の製造方法であって、
    四角形の凹部を前記プレート部の表面に開放して形成し、
    前記凹部の前記プレート部の材厚より薄い底壁に一回目の刻印加工と二回目の刻印加工を施して前記弁を四角に形成し、
    前記一回目の刻印加工により、前記凹部の一方の対角線に沿って配設される一対の裂け目予定溝の浅溝部と、この一対の裂け目予定溝とX字状に交差して前記凹部の他方の対角線に沿って配設される他の一対の裂け目予定溝の浅溝部と、隣接して配設される前記裂け目予定溝の浅溝部の他端を最短距離で接続してこれら他端間に直線状に設けられて、隣接して配設される前記裂け目予定溝とともに二等辺三角形の弁板領域を区画するとともに、前記凹部の角部において互に連続して前記凹部に沿う四角い環状溝を形成する弁板根元溝と、を夫々設けて、X字状に配設された前記二対の裂け目予定溝の交点で各裂け目予定溝の一端が集合した応力集中点を形成し、
    前記二回目の刻印加工により、
    前記各裂け目予定溝の浅溝部の溝幅より狭い深溝部を前記各裂け目予定溝に形成して、これら深溝部を前記応力集中点で交叉させるとともに、前記各弁板根元溝の浅溝部の溝幅より狭い深溝部を前記各弁板根元溝に形成することを特徴とする封口体の製造方法。
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