JP5058260B2 - 検品システム - Google Patents
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Description
本発明は、搬出入される物品を、無線通信を用いて自動で検品する検品システムに関する。
近年、ICチップの小型化や低価格化に伴ってICカードの利用が一般的になっている。ICカードには、カードをリーダ/ライタに直接接触させて通信を行う接触型と、アンテナを有しリーダ/ライタと無線通信を行う非接触型とが存在する。このうち、非接触型のICカードの一例として、電子タグがあり、この電子タグは、無線通信が可能なことに加え、記憶容量が多く再利用することができる利便性から、急速に普及してきている。
上記電子タグを用いた識別技術は、RFID(Radio Frequency Identification)と呼ばれ、特に在庫管理や物流の場面で実用化されている。たとえば、下記特許文献1および2には、物品が通過するゲートにアンテナを備えたリーダを設置し、物品に添付された電子タグを自動で読み取ることで検品を行うシステムが記載されている。
上記特許文献に記載された従来技術では、ゲートを通過する物品を自動的に検品できるため、人間が行う場合に比べて検品が容易であり、また、在庫管理を高精度に行うことができる。また、ゲートを通過した物品に対する在庫管理の精度が高まることによって、ゲート通過後の物品の紛失や盗難等を確実に認識することができる。しかしながら、上記従来技術では、ゲートを通過した物品を検品しているため、入荷時に運搬車両から荷降ろしされたがゲートを通過しなかった物品については、在庫を管理することができない。すなわち、入荷時にゲートを通過していない物品については、過失による紛失や盗難を認識することができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、運搬車両と搬出入口との間にあるすべての物品を自動で検品することが可能な検品システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる検品システムは、電子タグが貼り付けられた物品を運搬する運搬用移動体の位置を求める位置特定手段と、前記位置特定手段で求められた位置に基づき前記運搬用移動体と物品の搬出入口との間をカバーする通信エリアを算出する通信制御手段と、アンテナを制御することにより前記通信エリアを作成し、当該通信エリア内に存在する電子タグと前記アンテナを介した無線通信を行う無線通信手段と、を備え、前記無線通信により電子タグから物品情報を得ることを特徴とする。
この発明によれば、運搬車両の荷出し口を特定し、荷出し口と搬出入口との間を通信エリアとして設定することとしたので、運搬車両と搬出入口との間にあるすべての物品を自動で検品することが可能となる、という効果を奏する。
1,20a,20b,21a,21b アンテナ装置
2,22 センサ
3,23 ゲート
4,10,24,40 通信制御装置
5 管理端末
6,6a,6b 運搬車両
7 物品
8 電子タグ
9,28a,28b,29a,29b,31a,31b,32b,33a,42b,43a 通信エリア
11,41a,41b 警告装置
12 最大通信エリア
2,22 センサ
3,23 ゲート
4,10,24,40 通信制御装置
5 管理端末
6,6a,6b 運搬車両
7 物品
8 電子タグ
9,28a,28b,29a,29b,31a,31b,32b,33a,42b,43a 通信エリア
11,41a,41b 警告装置
12 最大通信エリア
以下に、本発明にかかる検品システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる検品システムの実施の形態1の構成例を示す図である。実施の形態1における検品システムは、アンテナ装置1とセンサ2を備えたゲート3、通信制御装置4、管理端末5、運搬車両6により運ばれてきた物品7に貼り付けられた電子タグ8、から構成されている。
図1は、本発明にかかる検品システムの実施の形態1の構成例を示す図である。実施の形態1における検品システムは、アンテナ装置1とセンサ2を備えたゲート3、通信制御装置4、管理端末5、運搬車両6により運ばれてきた物品7に貼り付けられた電子タグ8、から構成されている。
アンテナ装置1は、たとえば、通信制御装置4とケーブルで接続され、通信制御装置4からの指示に従ってアンテナのビーム操作や送信電力制御を行うことにより通信エリアを形成する。また、物品7に貼り付けられた電子タグ8との間で無線通信を行うことにより物品7に関する情報(物品情報)を得る。電子タグ8には、物品情報として、予め物品7の検品に必要な情報が記録されている。
センサ2は、たとえば、測距センサと画像装置を組み合わせて構成され、通信制御装置4とはケーブルで接続されている。このセンサ2では、測距センサから得られる距離情報および画像装置から得られる映像情報に基づいて車両を検知する。詳細には、その車両の停止位置を特定するとともに、その車両の荷出し口の位置を特定する。そして、上記で特定した車両の位置に関する情報(停止位置および荷出し口位置の情報)である位置情報を通信制御装置4に通知する。
上記アンテナ装置1および上記センサ2を備えたゲート3は、たとえば、倉庫の搬出入口に設置されている。
通信制御装置4は、センサ2から通知される位置情報を受信し、その位置情報に基づいてゲート3と運搬車両6の荷出し口との間をカバーする通信エリア9を算出する。そして、通信エリア9作成用の制御信号を生成し、アンテナ装置1に対してその制御信号を送信する。この制御信号は、アンテナのビーム操作や送信電力制御を行うための信号である。また、通信制御装置4は、アンテナ装置1と電子タグ4の無線通信で得られる物品7に関する物品情報を受け取り、これを管理端末5に通知する。
管理端末5は、通信制御装置4から得られる物品情報を用いて検品を行う。具体的には、通信制御装置4から得られる物品情報を管理データベース(図示せず)に登録する。これにより、在庫管理や搬入/搬出等の管理を行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、説明の便宜上、無線通信を制御する通信制御装置4と検品処理を行う管理端末5とを別々の構成として分けて記載しているが、これに限らず、通信制御装置4の機能と管理端末5の機能を1つの装置で実現することとしてもよい。また、本実施の形態では、物品7のみが代表的に示されているが、実際には複数の物品が積載され、それぞれの物品に電子タグが貼り付けられている。
つづいて、上記のように構成された検品システムによる自動検品処理を、図2のフローチャートに沿って説明する。図2は、自動検品処理全体を示すフローチャートである。なお、上記の構成は、搬入または搬出のいずれにおいても適用可能であるが、以下では、一例として、搬入時の場合について説明する。
まず、センサ2は、画像装置から得られる映像情報および測距センサから得られる距離情報に基づき運搬車両6の停止位置および運搬車両6の荷出し口の位置を計算し特定する(ステップS1)。そして、センサ2は、ここで特定した位置情報(停止位置および荷出し口位置の情報)を通信制御装置4に通知する(ステップS2)。
上記位置情報を受信した通信制御装置4は、停止位置および荷出し口の位置に基づいて、荷出し口とゲート3が設置された搬出入口との間に入った物品を検品できるように通信エリア9を算出する(ステップS3)。そして、通信制御装置4は、通信エリア9作成用の制御信号を生成し(ステップS4)、アンテナ装置1に対してその制御信号を送信する(ステップS5)。
アンテナ装置1は、受信した制御信号に基づきアンテナのビーム操作および送信電力制御等を行い、通信領域として通信エリア9を作成する(ステップS6)。
この状態で、運搬車両6の荷出し口から搬出入口へ物品7を運び出すと、物品7に貼り付けられた電子タグ8とアンテナ装置1との間で所定の通信が行われる。そして、管理端末5では、上記所定の通信の結果として、アンテナ装置1および通信制御装置4を介して物品7に関する物品情報を受け取り、検品を行う(ステップS7)。これにより、在庫管理や搬入/搬出の管理等を行うことが可能となる。なお、図1および図2では、物品7だけが示されているが、実際には複数の物品が搬入される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、運搬車両6の荷出し口を特定し、荷出し口と搬出入口との間を通信エリアとして設定することとした。これにより、運搬車両と搬出入口との間にあるすべての物品を自動で検品することが可能となり、結果として、物品の紛失や盗難,誤配といった事故を未然に防ぐことが可能となる。
また、車両停止位置および荷出し口位置に基づいて通信エリアを算出することとしたので、車両停止位置の違い等、状況に応じた適切なビーム操作および送信電力制御が可能となる。
なお、本実施の形態では、1つのアンテナ装置1を用いて通信エリア9を作成しているが、これに限らず、複数のアンテナ装置に対してビーム操作および送信電力制御を行い、通信エリア9を作成することとしてもよい。
また、本実施の形態では、センサ2を測距センサと画像装置の組み合わせとして説明したが、同等の効果が得られるような様々なセンサを用いた構成とすることもできる。たとえば、通信制御装置4に接続された地中埋没タイプのセンサ、または、車両に搭載されたレーダやGPS(Global Positioning System)、から得られる情報から通信エリアを求めることとしてもよい。ただし、車両に搭載されたレーダやGPSの情報を得る場合には、運搬車両6側に別途送信機が必要になり、通信制御装置4側に別途受信機が必要になる。
また、本実施の形態では、運搬車両6の荷出し口を基準として通信エリアを形成することとしたが、たとえば、運搬車両6の荷台の前方位置(荷台を含む位置)を基準とすることもできる。この場合、運搬車両6に搭載した状態で車両ごと検品することが可能となる。
また、本実施の形態では、1つの物品に対し1枚のタグが貼り付けられている場合について説明したが、1つの物品に対し複数枚のタグが貼り付けられていてもよい。また、複数の物品に対してタグが1枚である場合や、コンテナ等に複数の物品が同包され該コンテナにタグが添付されている場合であっても、同様に適用可能である。
また、本実施の形態では、運搬車両6で運ばれた物品を倉庫に搬入する場合について説明したが、たとえば、船舶等の別種の移動体で運ばれた物品を搬入する場合等、上記検品システムは搬出入を管理する場面であれば同様に適用可能である。
また、本実施の形態では、アンテナ装置と通信制御装置との間、および、通信制御装置とセンサとの間、をケーブルで接続することとしたが、これに限らず、無線接続であってもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、車両の荷出し口と搬出入口との間に停止位置に応じた通信エリアを形成した。本実施の形態では、さらに、停止位置がアンテナ装置の通信可能領域(最大通信エリア)外の車両に対して、通信可能領域内への誘導や逸脱している旨の警告を行う。本実施の形態では、前述した実施の形態1と異なる構成および動作について説明する。
実施の形態1では、車両の荷出し口と搬出入口との間に停止位置に応じた通信エリアを形成した。本実施の形態では、さらに、停止位置がアンテナ装置の通信可能領域(最大通信エリア)外の車両に対して、通信可能領域内への誘導や逸脱している旨の警告を行う。本実施の形態では、前述した実施の形態1と異なる構成および動作について説明する。
図3は、本発明にかかる検品システムの実施の形態2の構成例を示す図である。本実施の形態の検品システムは、実施の形態1の構成に加えて警告装置11を備え、さらに通信制御装置4の代わりに通信制御装置10を備えている。なお、前述した実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施の形態では、上記通信制御装置4と同様の機能を有する通信制御装置10が、さらに、予め設定されたアンテナ装置1の通信可能領域(最大通信エリア12に相当)を記憶し、センサ2から通知される位置情報から、運搬車両6の停止位置が適正(通信可能領域内)であるかどうかを判定する。判定の結果、適正であった場合には、その位置情報に基づいて搬出入口と運搬車両6の荷出し口との間をカバーする通信エリアを算出する。そして、この通信エリア作成用の制御信号を生成し、アンテナ装置1に対してその制御信号を送信する。一方、適正でなかった場合には、その旨を運搬車両6に提示するための制御信号を警告装置11に対して送信する。
警告装置11は、たとえば、通信制御装置10にケーブルで接続され、通信制御装置10からの制御信号に従い、運搬車両6に対して最大通信エリア12から逸脱している旨の警告または最大通信エリア12内への誘導を、メッセージ表示および音声によって行う。
つづいて、以上のように構成された検品システムによる自動検品処理を、図4のフローチャートに沿って説明する。図4は、自動検品処理全体を示すフローチャートである。ここでは、前述した実施の形態1と異なる処理について説明する。
本実施の形態では、実施の形態1と同様にステップS1,S2の処理を実行後、通信制御装置10が、センサ2から得られる位置情報に基づき運搬車両6の荷出し口が最大通信エリア12内に納まっているか(適正停止位置であるか)否かを判定する(ステップS11)。そして、最大通信エリア12内に納まっている場合には(ステップS11,Yes)、実施の形態1と同様の処理でステップS3以降の処理を実行する。
一方、ステップS11の処理で、運搬車両6の荷出し口が最大通信エリア12内に納まっていないと判定された場合(ステップS11,No)、通信制御装置10は、センサ2から得られる位置情報に基づいて、運搬車両6に対して最大通信エリア12から逸脱している旨の警告または最大通信エリア12内への誘導を行うための制御信号を生成する。そして、その制御信号を警告装置11に対して送信する(ステップS12)。これにより、警告装置11は、たとえば、警告として、「適正停止範囲から逸脱しています。移動してください。」等といったメッセージ表示や音声出力を行う(ステップS13)。また、誘導を行う場合には、運搬車両6の位置に対応させて、「右後方へ移動してください。」等といったメッセージ表示や音声出力を行う(ステップS13)。その後、通信制御装置10は、運搬車両6の荷出し口が最大通信エリア12内に収まるまで(ステップS11,Yes)、ステップS1,S2,S11,S12,S13の処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、運搬車両6が最大通信エリア12から外れていた場合には、警告装置11が通信制御装置10から送られてくる制御信号に基づき運搬車両6に対し警告および誘導を行うこととした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに車両停止位置を常に適正な位置に導くことができるので、より精度の高い検品が可能となる。
なお、本実施の形態においては、上記警告装置11を用いることとしたが、これに限らず、車両の停止位置を常に適正な位置に導くことが可能な手段であれば、たとえば、光を用いて警告または誘導する手段等のように、他の手段を用いてもよい。また、上記警告装置11のような手段を設けずに、通信制御装置10が誘導員または運転手に対して直接適正な停止位置を指示する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、通信制御装置と警告装置との間をケーブルで接続することとしたが、これに限らず、無線接続であってもよい。
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2では、搬出入口が1つであって検品対象の車両が1台であるような検品システムについて説明した。本実施の形態では、搬出入口が複数あり一度に複数の車両を対象として検品することができる検品システムについて説明する。本実施の形態では、前述した実施の形態1および2と異なる構成および動作について説明する。
実施の形態1および実施の形態2では、搬出入口が1つであって検品対象の車両が1台であるような検品システムについて説明した。本実施の形態では、搬出入口が複数あり一度に複数の車両を対象として検品することができる検品システムについて説明する。本実施の形態では、前述した実施の形態1および2と異なる構成および動作について説明する。
図5は、本発明にかかる検品システムの実施の形態3の構成例を示す図である。本実施の形態の検品システムは、アンテナ装置20a,アンテナ装置20b,アンテナ装置21a,アンテナ装置21bと、センサ2と同様の機能を有し複数台の運搬車両の位置情報を計算可能なセンサ22とを備えるゲート23と、通信制御装置24と、管理端末5とを備え、各アンテナ装置が運搬車両6aおよび運搬車両6bにより運ばれてきた物品に貼り付けられた電子タグと無線通信を行うことにより検品を行う。ここで、運搬車両6aは、搬出入口aに搬入する物品を積載するまたは搬出入口aから搬出する物品を積載する車両である。また、運搬車両6bは、搬出入口bに搬入する物品を積載するまたは搬出入口bから搬出する物品を積載する車両である。なお、前述した実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
アンテナ装置20a,アンテナ装置20b,アンテナ装置21aおよびアンテナ装置21bは、それぞれアンテナ装置1と同様の構成を有している。また、アンテナ装置20aおよびアンテナ装置20bは搬出入口aの両端に、アンテナ装置21aおよびアンテナ装置21bは搬出入口bの両端に、それぞれ配置されている。なお、上記両端に限らず、搬出入口単位に3つ以上のアンテナ装置を配置することとしてもよい。また、各アンテナ装置と通信制御装置24との間はそれぞれケーブルで接続されている。各アンテナ装置は、通信制御装置24からの制御信号に従ってアンテナのビーム操作や送信電力制御を行うことにより通信エリアを作成する。
通信制御装置24は、センサ22から通知される位置情報を受信し、その位置情報に基づいて、たとえば、ゲート23と運搬車両6aの荷出し口との間をカバーする通信エリア28(28aまたは28b)、および、ゲート23と運搬車両6bの荷出し口との間をカバーする通信エリア29(29aまたは29b)、を算出する。そして、通信制御装置24は、これらの通信エリア作成用の制御信号を生成し、適切なアンテナ装置に対して制御信号を送信する。また、通信制御装置24は、各アンテナ装置と物品に貼り付けられた電子タグとの間の無線通信で得られる物品情報を受け取り、これを管理端末5に通知する。
また、本実施の形態では、一例として図5に示されているように、アンテナ装置20aが搬出入口bの車両停止位置方向にビームの指向性を有し、アンテナ装置21bが搬出入口aの車両停止位置方向にビームの指向性を有している。このため、運搬車両6aおよび運搬車両6bの両方が停止しているときには、たとえば、アンテナ装置20aは、運搬車両6bの停止位置や送信電力の大きさ等によっては搬出入口bにおける自動検品のために作成される通信エリアに対して、干渉を与える可能性がある。同様に、アンテナ装置21bは、搬出入口aにおける自動検品のために作成される通信エリアに対して、干渉を与える可能性がある。
したがって、通信制御装置24は、通信エリアを算出する場合に、以下の点を考慮する。具体的には、運搬車両の有無や停止位置に応じて通信エリアを作成するためのアンテナ装置を適宜選択し、選択したアンテナ装置に対して前述した実施の形態1と同様の手順でビーム操作および送信電力制御を行う。これにより、互いに干渉のない最適な通信エリアを形成することができる。
つづいて、上記の様に構成された検品システムによる自動検品処理を図面に従って説明する。まず、運搬車両が1台の場合の処理を、図6を用いて説明する。
まず、センサ22は、画像装置から得られる映像情報および測距センサから得られる距離情報に基づき運搬車両6aの停止位置および荷出し口の位置を計算し特定する(実施の形態1のステップS1に相当する処理)。そして、センサ22は、ここで特定した位置情報を通信制御装置24に通知する(ステップS2に相当する処理)。
上記位置情報を受信した通信制御装置24は、停止位置および荷出し口位置に基づいて、運搬車両6aが搬出入口aの前に停車されたと判断し、制御対象のアンテナ装置としてアンテナ装置20aおよびアンテナ装置20bを選択する。ここで、搬出入口aと荷出し口との間の通信エリアとしては、アンテナ装置20aおよびアンテナ装置20bがそれぞれカバー可能である。また、アンテナ装置20aは、停止車両が運搬車両6aのみであるため、他の通信エリアに対する干渉の影響を考慮する必要がない。
そこで、通信制御装置24は、荷出し口と搬出入口aとの間に入った物品を検品できるように、アンテナ装置20aが生成可能な通信エリア28a,アンテナ装置20bが生成可能な通信エリア28b、のうちのいずれか一方を算出する(ステップS3に相当する処理)。そして、通信エリア作成用の制御信号を生成する(ステップS4に相当する処理)。このとき、通信エリア28a作成用の制御信号を生成した場合には、アンテナ装置20aに対してその制御信号を送信し、通信エリア28b作成用の制御信号を生成した場合には、アンテナ装置20bに対してその制御信号を送信する(ステップS5に相当する処理)。
その後、制御信号を受信したアンテナ装置(20aまたは20b)は、受信した制御信号に基づきアンテナのビーム操作および送信電力制御等を行い、通信領域として通信エリアを作成する(ステップS6に相当する処理)。
この状態で、運搬車両6aの荷出し口から搬出入口aへ物品を運び出すと、物品に貼り付けられた電子タグとアンテナ装置との間で所定の通信が行われる。そして、管理端末5では、上記所定の通信の結果として、アンテナ装置および通信制御装置24を介して物品情報を受け取り、検品を行う(ステップS7に相当する処理)。
つづいて、運搬車両が2台の場合の処理を、図7を用いて説明する。なお、ここでは、前提として、既に運搬車両6aが搬出入口aの前に停止して搬入を開始しており、アンテナ装置20aが動作して既に通信エリア28a(図5参照)が作成されていることとする。また、ここでは、上記搬入が開始されている状態で、新たな運搬車両6bが搬出入口bの前に停止する場合を想定する。
まず、センサ22は、画像装置から得られる映像情報および測距センサから得られる距離情報に基づき新たに停止した運搬車両6bの停止位置および荷出し口の位置を計算し特定する(実施の形態1のステップS1に相当する処理)。そして、ここで特定した位置情報を通信制御装置24に通知する(ステップS2に相当する処理)。
上記位置情報を受信した通信制御装置24は、停止位置および荷出し口位置に基づいて、運搬車両6bが新たに搬出入口bの前に停車されたと判断し、制御対象のアンテナ装置としてまずアンテナ装置21aおよびアンテナ装置21bを選択する。ここで、搬出入口bと運搬車両6bの荷出し口との間の通信エリアとしては、アンテナ装置21aおよびアンテナ装置21bがそれぞれカバー可能である。また、アンテナ装置20aは、搬出入口bにおける自動検品のために作成される通信エリアに対して、干渉を与える可能性がある。また、アンテナ装置21bは、搬出入口aにおける自動検品のために作成される通信エリアに対して、干渉を与える可能性がある。
そこで、本実施の形態の通信制御装置24は、さらに、上記で選択したアンテナ装置21aおよびアンテナ装置21bのうちから、実際に通信エリアを作成するアンテナ装置としてアンテナ装置21aを選択する。また、通信制御装置24は、上記前提として示したとおり既に通信エリア28aが作成されているので、通信エリアを作成するアンテナ装置をアンテナ装置20bに変更する。なお、前提として既に通信エリア28bが作成されている場合には、この変更処理は行われない。
つぎに、通信制御装置24は、運搬車両6aの荷出し口と搬出入口aとの間に入った物品を検品でき、かつ隣接する搬出入口bの検品処理に干渉を与えないように、アンテナ装置20bが生成可能な通信エリア28bを算出する。また、通信制御装置24は、運搬車両6bの荷出し口と搬出入口bとの間に入った物品を検品でき、かつ隣接する搬出入口aの検品処理に干渉を与えないように、アンテナ装置21aが生成可能な通信エリア29aを算出する(ステップS3に相当する処理)。その後、通信エリア28bおよび29a作成用の制御信号を生成する(ステップS4に相当する処理)。そして、通信制御装置24は、通信エリア28b作成用の制御信号をアンテナ装置20bに対して送信し、通信エリア29a作成用の制御信号をアンテナ装置21aに対して送信する(ステップS5に相当する処理)。
つぎに、通信エリア28b作成用の制御信号を受信したアンテナ装置20bは、受信した制御信号に基づきアンテナのビーム操作および送信電力制御等を行い、通信領域として通信エリア28bを作成する(ステップS6に相当する処理)。また、通信エリア29a作成用の制御信号を受信したアンテナ装置21aは、受信した制御信号に基づきアンテナのビーム操作および送信電力制御等を行い、通信領域として通信エリア29aを作成する(ステップS6に相当する処理)。
この状態で、各運搬車両の荷出し口から搬出入口へ物品を運び出すと、物品に貼り付けられた電子タグと対応するアンテナ装置との間で所定の通信が行われる。そして、管理端末5では、上記所定の通信の結果として、各アンテナ装置および通信制御装置24を介して物品情報を受け取り、検品を行う(ステップS7に相当する処理)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、搬出入口が複数あり一度に複数の車両を対象として検品する場合に、隣接する搬出入口の検品処理に互いに干渉を与えないように通信エリアを設定することとした。これにより、同時に複数の運搬車両が所定位置に停止された状態で物品の搬出入処理を行う場合であっても、互い干渉の影響を受けることなく、各運搬車両と搬出入口との間にあるすべての物品を自動で検品することが可能となり、結果として、物品の紛失や盗難,誤配といった事故を未然に防ぐことが可能となる。
なお、本実施の形態では、1つの搬出入口に対して2つのアンテナ装置を設置し、かつ、隣接する搬出入口での検品処理の干渉とならないようにアンテナ装置を選択して通信エリアを作成している。しかしながら、周辺環境によっては反射波等の影響により無線性能が低下する場所が存在する場合もあるので、たとえば、図6のように近隣に対して干渉の影響を考慮する必要がないような場合には、2つのアンテナ装置を用いて交互に通信を行うことにより通信成功確立を改善させるような手法をとることとしてもよい。これにより、より安定した検品処理を行うことができる。また、1つのアンテナ装置にて作成する通信エリアが2台分の運搬車両に対して対応可能な場合には、その1つのアンテナ装置を用いた検品処理を行うこととしてもよい。また、ビーム操作や送信電力制御で、隣接する搬出入口での検品処理に対して干渉を与えないように通信エリアを生成できると判断した場合には、上記のように1つのアンテナ装置を選択して通信エリアを生成する方法以外に、たとえば、搬出入口毎にそれぞれ複数のアンテナ装置を制御して通信エリアを生成することとしてもよい。
さらに、本実施の形態では、2つの搬出入口が並列に配置された場合を例に説明したが、3つ以上並列に配置された場合または並列以外の配置であっても同様に適用可能である。
実施の形態4.
実施の形態3では、搬出入口が複数あり一度に複数の車両を対象として検品することができる検品システムについて説明した。本実施の形態では、さらに、車両停止位置がアンテナ装置の通信可能領域外(最大通信エリア外)、または他の搬出入口での検品処理から干渉の影響を受ける(既存の通信エリアの影響を受ける)可能性のある領域内の車両に対して誘導や警告を行う。本実施の形態では、前述した実施の形態1、2および3と異なる構成および動作について説明する。
実施の形態3では、搬出入口が複数あり一度に複数の車両を対象として検品することができる検品システムについて説明した。本実施の形態では、さらに、車両停止位置がアンテナ装置の通信可能領域外(最大通信エリア外)、または他の搬出入口での検品処理から干渉の影響を受ける(既存の通信エリアの影響を受ける)可能性のある領域内の車両に対して誘導や警告を行う。本実施の形態では、前述した実施の形態1、2および3と異なる構成および動作について説明する。
図8は、本発明にかかる検品システムの実施の形態4の構成例を示す図である。本実施の形態の検品システムは、実施の形態3の構成に加えて警告装置41aおよび警告装置41bを備え、さらに通信制御装置24の代わりに通信制御装置40を備えている。なお、前述した実施の形態1、2および3と同様の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施の形態では、上記通信制御装置24と同様の機能を有する通信制御装置40が、予め設定された各アンテナ装置の通信可能領域(最大通信エリア)と他のアンテナ装置が作成する既存の通信エリアとを記憶し、各センサから通知される位置情報から、たとえば、新たに停止された運搬車両6bの停止位置が適正であるかどうかを判定する。判定の結果、適正であった場合には、その位置情報に基づいて搬出入口と運搬車両6bの荷出し口との間をカバーする通信エリアを算出する。そして、この通信エリア作成用の制御信号を生成し、所定のアンテナ装置に対してその制御信号を送信する。一方、適正でなかった場合には、その旨を新たに停止された運搬車両6bに提示するための制御信号を警告装置41aおよび警告装置41bに対して送信する。
警告装置41aおよび警告装置41bは、たとえば、通信制御装置40にケーブルで接続され、通信制御装置40からの制御信号に従い、それぞれ対応する運搬車両に対して、適正停止位置から逸脱している旨の警告または適正停止位置への誘導を、メッセージ表示および音声によって行う。
つづいて、以上のように構成された検品システムによる本実施の形態の自動検品処理を、図8および図4を用いて説明する。ここでは、前述した実施の形態3と異なる処理について説明する。なお、ここでは、前提として、既に運搬車両6aが搬出入口aの前に停止して搬入を開始しており、アンテナ装置20bが動作して既に通信エリア42bが作成されていることとする。また、ここでは、上記搬入が開始されている状態で、新たな運搬車両6bが搬出入口bの前に停止する場合を想定する。また、ここでは、上記新たな運搬車両6bの最初の停止位置が既存の通信エリア42b内である場合を想定する。
本実施の形態では、図4に示すステップS1,ステップS2の処理を実行後、位置情報を受信した通信制御装置40が、停止位置および荷出し口位置に基づいて、運搬車両6bが新たに搬出入口bの前に停車されたと判断し、制御対象のアンテナ装置としてまずアンテナ装置21aおよびアンテナ装置21bを選択する。ここで、アンテナ装置20aは、搬出入口bにおける自動検品のために作成される通信エリアに対して、干渉を与える可能性がある。また、アンテナ装置21bは、搬出入口aにおける自動検品のために作成される通信エリアに対して、干渉を与える可能性がある。
そこで、本実施の形態の通信制御装置40は、さらに、上記で選択したアンテナ装置21aおよびアンテナ装置21bのうちから、実際に通信エリアを作成するアンテナ装置としてアンテナ装置21aを選択する。なお、ここでは、上記前提として示したとおりアンテナ装置20bにより既に通信エリア28aが作成されているので、搬出入口a側のアンテナ装置の変更処理は行われない。
つぎに、通信制御装置40は、運搬車両6bの荷出し口と搬出入口bとの間に入った物品を検品でき、かつ隣接する搬出入口aの検品処理に干渉を与えないように、通信エリアを作成可能かどうか、を判断する。具体的には、運搬車両6bの停止位置が、アンテナ装置21aの通信可能領域内かつ既存の通信エリア42b外の適正停止位置か、を判断する(ステップS11に相当する処理)。
本実施の形態では、上記に示すように、新たな運搬車両6bの最初の停止位置が既存の通信エリア42b内であることから、通信制御装置40は、センサ22から得られる位置情報に基づいて、運搬車両6bに対して、既存の通信エリア42b内である旨の警告、または、アンテナ装置21aの通信可能領域内かつ既存の通信エリア42b外の適正停止位置への誘導、を行うための制御信号を生成する。そして、その制御信号を警告装置41bに対して送信する(ステップS12に相当する処理)。その後、通信制御装置40は、運搬車両6bの荷出し口がアンテナ装置21aの通信可能領域内かつ既存の通信エリア42b外の適正停止位置となるまで、警告処理および誘導処理を継続する(ステップS13に相当する処理)。
そして、通信制御装置40は、運搬車両6bの荷出し口が適正停止位置となった段階で、アンテナ装置21aが生成する通信エリア43aを算出する(ステップS3に相当する処理)。その後、通信エリア43a作成用の制御信号を生成する(ステップS4に相当する処理)。そして、通信制御装置40は、通信エリア43a作成用の制御信号をアンテナ装置21aに対して送信する(ステップS5に相当する処理)。
つぎに、通信エリア43a作成用の制御信号を受信したアンテナ装置21aは、受信した制御信号に基づきアンテナのビーム操作および送信電力制御等を行い、通信領域として通信エリア43aを作成する(ステップS6に相当する処理)。
この状態で、運搬車両6bの荷出し口から搬出入口bへ物品を運び出すと、物品に貼り付けられた電子タグとアンテナ装置21aとの間で所定の通信が行われる。そして、管理端末5では、上記所定の通信の結果として、アンテナ装置21aおよび通信制御装置40を介して物品情報を受け取り、検品を行う(ステップS7に相当する処理)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、搬出入口が複数あり一度に複数の車両を対象として検品処理を行う場合であって、運搬車両が適正な停止位置から外れている場合には、通信制御装置40から送られてくる制御信号に基づき、警告装置が運搬車両に対し、警告および適正停止位置への誘導を行うこととした。これにより、実施の形態3と同様の効果が得られるとともに、さらに車両停止位置を常に適正な位置に導くことができるので、より精度の高い検品が可能となる。
なお、本実施の形態では、一例として新たな運搬車両を適正停止位置へ移動する場合について説明したが、上記新たな運搬車両の移動だけでは停止位置を適切な位置へ導けない場合には、搬出入が既に開始されている運搬車両を移動して通信エリアを再構築することとしてもよい。
また、本実施の形態においては、新たな運搬車両6bの停止位置が既存の通信エリア42b内である場合を前提として説明したが、新たな運搬車両6bの停止位置が既存の通信エリア42b外でかつアンテナ装置21aの通信可能領域外である場合についても上記同様に警告または誘導が行われる。
また、本実施の形態においては、新たな運搬車両6bの停止位置が既存の通信エリア42b内である場合を前提として説明したが、たとえば、既存の通信エリアが存在していない場合(停止車両が運搬車両6bのみの場合)については、前述した実施の形態2の処理が適用される。
以上のように、本発明にかかる検品システムは、運搬車両と搬出入口との間にあるすべての物品を自動で検品する検品システムに有用である。
Claims (5)
- 電子タグが貼り付けられた物品を運搬する運搬用移動体の位置を求める位置特定手段と、
前記位置特定手段で求められた位置に基づき前記運搬用移動体と物品の搬出入口との間をカバーする通信エリアを算出する通信制御手段と、
アンテナを制御することにより前記通信エリアを作成し、当該通信エリア内に存在する電子タグと前記アンテナを介した無線通信を行う無線通信手段と、
を備え、
前記無線通信により電子タグから物品情報を得ることを特徴とする検品システム。 - 前記通信制御手段による所定の制御に従い前記運搬用移動体を適正な位置に導くための指示を行う指示手段、
をさらに備え、
前記通信制御手段は、さらに、
前記位置特定手段で求められた位置に基づき前記運搬用移動体が前記無線通信手段の通信可能領域内に存在しないと判定した場合、前記所定の制御として、当該運搬用移動体に対してその旨の警告または前記通信可能領域内への誘導を行うための制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の検品システム。 - 前記通信制御手段は、さらに、
前記位置特定手段で求められた位置に基づき複数の運搬用移動体がそれぞれ異なる搬出入口の前で停止していると判断した場合、各運搬用移動体とそれぞれに対応する搬出入口との間を個別にカバーし、かつ当該カバーする領域単位で行われる無線通信が互いに干渉とならないように、通信エリアを算出することを特徴とする請求項1に記載の検品システム。 - 前記無線通信手段は、搬出入口毎に、異なる指向性を有する複数のアンテナを備え、
前記通信制御手段は、搬出入口毎に、前記複数のアンテナの中から無線通信が互いに干渉とならないアンテナを選択することを特徴とする請求項3に記載の検品システム。 - 前記通信制御手段による所定の制御に従い前記運搬用移動体を適正な位置に導くための指示を行う指示手段、
をさらに備え、
前記通信制御手段は、さらに、
前記位置特定手段で求められた位置に基づき、前記選択されたアンテナがカバーする通信可能領域内に前記運搬用移動体が存在しないと判定した場合、前記所定の制御として、当該運搬用移動体に対してその旨の警告または当該通信可能領域内への誘導を行うための制御を行うことを特徴とする請求項4に記載の検品システム。
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