JP5058099B2 - 遅延プロファイル推定装置およびその方法 - Google Patents
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本実施の形態に係る遅延プロファイル推定装置およびその方法では、日本における地上デジタル放送で用いられるOFDM信号を受信しているものとして説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。図1は、本実施の形態に係る遅延プロファイル推定装置およびその方法を説明するためのブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る遅延プロファイル推定装置は、参照信号生成部1と、相関演算部2と、行列演算部3とを備える。
図9は、本実施の形態に係る遅延プロファイル推定装置およびその方法を説明するためのブロック図である。上述したように、受信信号のSP信号SPb(b=1,2,3,4)は4種類のパターンが存在し、それが順次に変更される。それに対して、参照信号生成部1が生成する既知のSP信号SPcは、実施の形態1では、受信信号に多重されるSP信号SPbのうちのいずれか一つのSP信号のみであった。そのため、実施の形態1に係る構成では、4シンボル区間ごとにしか遅延プロファイルを推定することができない。そこで、本実施の形態では、4シンボル区間よりも小さなシンボル区間ごとに遅延プロファイルの推定を可能にすることを目的とする。
図12は、本実施の形態に係る遅延プロファイル推定装置およびその方法を説明するためのブロック図である。以下の実施の形態において、実施の形態1に係る遅延プロファイル推定装置と同じ構成については、同じ符号を付すものとし、以下で新たに説明しない限り、実施の形態1と同じものであるとする。図12に示すように、本実施の形態に係る遅延プロファイル推定装置は、実施の形態1の構成に加えて、フレーム同期部5をさらに備える。この点で、実施の形態1と異なる。なお、本実施の形態に係るOFMD信号は、所定数のシンボル区間を1フレームとするフレーム単位で構成されているものとする。
以上の実施の形態1〜3までの相関演算部2は、相互相関値M(i)の演算のみを行った。それに対し、本実施の形態では、相互相関演算を行う前に受信信号r(i)を加工する処理を追加する。
以上の実施の形態1〜3までの相関演算部2は、相互相関値M(i)の演算のみを行った。それに対し、本実施の形態では、相互相関演算を行う前に受信信号r(i)を加工する処理を追加する。
Claims (12)
- 送信データと複数の既知のパイロット信号とがOFDM方式で送信される伝送路からOFDM信号を受信して、前記伝送路の遅延プロファイルを推定する遅延プロファイル推定装置であって、
少なくとも一の前記既知のパイロット信号を逆フーリエ変換して、参照信号を生成する参照信号生成手段と、
前記OFDM信号と、前記参照信号生成手段で生成された前記参照信号との相関値を算出する相関演算手段と、
前記参照信号の自己相関値を要素とする正方行列の逆行列と、前記相関演算手段で算出された相関値との演算を行う行列演算手段とを備え、
前記行列演算手段の演算結果を、前記遅延プロファイルとして出力する、
遅延プロファイル推定装置。 - 前記少なくとも一の既知のパイロット信号は、前記複数の既知のパイロット信号のうちのいずれか一つのパイロット信号のみを含む、
請求項1に記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記少なくとも一の既知のパイロット信号は、前記複数の既知のパイロット信号のうちの少なくとも2以上のパイロット信号を含み、
前記参照信号生成手段、および、前記相関演算手段、および、前記行列演算手段は、前記少なくとも2以上のパイロット信号それぞれに対応して設けられ、
前記少なくとも2以上のパイロット信号に対応する前記行列演算手段の前記演算結果のいずれか一つを、出力すべき前記遅延プロファイルとして選択する選択手段をさらに備える、
請求項1に記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記選択手段は、
前記少なくとも2以上のパイロット信号に対応する前記行列演算手段の前記演算結果に対応する信号から、所定数のシンボル区間ごとのピーク値を検出するピーク検出手段と、
前記ピーク検出手段で検出されたピーク値のうち、最大のピーク値が検出された前記信号に対応する前記演算結果を、出力すべき前記遅延プロファイルとして選択する出力選択手段とを備える、
請求項3に記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記OFDM信号は、所定数のシンボル区間を1フレームとするフレーム単位で構成され、
前記OFDM信号のフレーム同期を確立するフレーム同期手段をさらに備え、
前記参照信号生成手段は、前記フレーム同期手段で確立されたフレーム同期に応答して、前記参照信号を生成する、
請求項1に記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記相関演算手段は、
前記OFDM信号のサンプル数を、前記既知のパイロット信号のサブキャリア間隔の整数倍にリサンプルするリサンプル手段と、
前記リサンプル手段でリサンプルされた前記OFDM信号と、前記参照信号生成手段で生成された前記参照信号との相関値を算出する相互相関演算手段とを備え、
前記相互相関演算手段で算出した相関値を、前記相関演算手段で算出した相関値として前記行列演算手段に与える、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記相関演算手段は、
前記OFDM信号から、前記パイロット信号に対応するOFDM信号を抽出するフィルタリング手段と、
前記フィルタリング手段で抽出された前記OFDM信号と、前記参照信号生成手段で生成された前記参照信号との相関値を算出する相互相関演算手段とを備え、
前記相互相関演算手段で算出した相関値を、前記相関演算手段で算出した相関値として前記行列演算手段に与える、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記相関演算手段は、
前記OFDM信号のサンプル数を、前記既知のパイロット信号のサブキャリア間隔の整数倍にリサンプルするリサンプル手段と、
前記リサンプル手段でリサンプルされた前記OFDM信号から、前記パイロット信号に対応するOFDM信号を抽出するフィルタリング手段と、
前記フィルタリング手段で抽出された前記OFDM信号と、前記参照信号生成手段で生成された前記参照信号との相関値を算出する相互相関演算手段とを備え、
前記相互相関演算手段で算出した相関値を、前記相関演算手段で算出した相関値として前記行列演算手段に与える、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記参照信号生成手段は、
前記少なくとも一の既知のパイロット信号を生成する既知信号生成手段と、
前記既知信号生成手段が生成した前記既知のパイロット信号を逆フーリエ変換して、前記参照信号を生成する逆フーリエ変換手段とを備える、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記参照信号生成手段は、
前記逆フーリエ変換手段が生成した前記参照信号の一部を複写して、当該複写された参照信号の一部を、もとの参照信号に結合するGI結合手段をさらに備える、
請求項9に記載の遅延プロファイル推定装置。 - 前記参照信号生成手段は、前記参照信号が予め記憶された既知信号記憶手段を備える、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の遅延プロファイル推定装置。 - 送信データと複数の既知のパイロット信号とがOFDM方式で送信される伝送路からOFDM信号を受信して、前記伝送路の遅延プロファイルを推定する遅延プロファイル推定方法であって、
(a)少なくとも一の前記既知のパイロット信号を逆フーリエ変換して、参照信号を生成する工程と、
(b)前記OFDM信号と、前記工程(a)で生成された前記参照信号との相関値を算出する工程と、
(c)前記工程(a)で生成された前記参照信号の自己相関値を要素とする正方行列の逆行列と、前記工程(b)で算出された相関値との演算を行う工程とを備え、
前記工程(c)の演算結果を、前記遅延プロファイルとして出力する、
遅延プロファイル推定方法。
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