JP5057908B2 - 多相交流モータ駆動装置 - Google Patents

多相交流モータ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5057908B2
JP5057908B2 JP2007237426A JP2007237426A JP5057908B2 JP 5057908 B2 JP5057908 B2 JP 5057908B2 JP 2007237426 A JP2007237426 A JP 2007237426A JP 2007237426 A JP2007237426 A JP 2007237426A JP 5057908 B2 JP5057908 B2 JP 5057908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
current
motor
duty ratio
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007237426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009071971A (ja
Inventor
敬太 郡司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Mobility Corp
Original Assignee
Omron Automotive Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Automotive Electronics Co Ltd filed Critical Omron Automotive Electronics Co Ltd
Priority to JP2007237426A priority Critical patent/JP5057908B2/ja
Priority to DE602008005074T priority patent/DE602008005074D1/de
Priority to AT08159428T priority patent/ATE499740T1/de
Priority to EP08159428A priority patent/EP2037565B1/en
Priority to CN2008101282813A priority patent/CN101388632B/zh
Priority to US12/206,340 priority patent/US7948205B2/en
Publication of JP2009071971A publication Critical patent/JP2009071971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5057908B2 publication Critical patent/JP5057908B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/024Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
    • H02P29/0241Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load the fault being an overvoltage

Description

本発明は、多相交流モータをインバータ回路により駆動する多相交流モータ駆動装置に関し、特に、各相の電流値の検出結果に基づいて故障の有無を判定する多相交流モータ駆動装置に関する。
車両の電動パワーステアリング装置においては、ハンドルの操舵トルクに応じた操舵補助力をステアリング機構に与えるために、3相ブラシレスモータなどの交流モータが設けられる。モータ駆動部は、指令値に応じたデューティ比を持つPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成するPWM回路と、このPWM回路から出力されるPWM信号のデューティ比に応じてON/OFFする上下一対のスイッチング素子が各相ごとに設けられたインバータ回路とを備える。インバータ回路は、スイッチング素子のON/OFF動作に基づき、上記デューティ比に応じた各相の電圧を出力し、この電圧によりモータを駆動する。モータの各相の電流は、スイッチング素子と直列に接続された電流検出抵抗により検出され、この検出値がモータに実際に流れる電流の値となる。
後掲の特許文献1〜4には、インバータ回路を用いた多相交流モータ駆動装置が記載されている。特許文献1の装置では、電源とモータの間の印加電圧および抵抗値に基づいてインバータ回路に流れる推定電流値を演算し、実電流検出手段で検出された実電流値と推定電流値とを比較することにより、各相に流れる電流の値の異常を検出するようにしている。特許文献2の装置では、3相交流モータの各相の電流値の和がゼロであることを利用して、検出した各相の電流値の和がゼロではない場合に異常と判定するようにしている。特許文献3の装置では、インバータ回路における下側のスイッチング素子のデューティ比が所定値以上である相の電流値として、電流検出抵抗の電圧降下値からなる第1電流値を採用し、下側のスイッチング素子のデューティ比が所定値未満である相の電流値として、他の2相の電流検出抵抗の電圧降下値の和の符号を反転した第2電流値を採用することで、素子のデューティ比が小さく電流を正確に検出できない場合でも、第2電流値により電流検出精度を向上できるようにしている。特許文献4の装置では、インバータ回路の上下のスイッチング素子が共にOFFとなるデッドタイム期間に、スイッチング素子に並列接続された還流ダイオードを通して流れる相電流を検出することで、サンプリング期間を長くして精度の高いモータ制御を行うようにしている。
特開2005−143153号公報 特開平6−253585号公報 特開2003−164159号公報 特開2007−189825号公報
上記のようなインバータ回路を用いたモータ駆動装置においては、モータの各相の電流の和がゼロであることが知られているので、特許文献2のように各相の電流を検出してそれらの和がゼロか否かを判定することで、モータ駆動装置またはモータの故障の有無を判定することができる。
ところで、各相ごとに上下一対設けられたスイッチング素子をPWM信号でON/OFFさせるインバータ回路にあっては、図4に示すように、上側スイッチング素子のターンオン時間T1が短い場合(すなわちONデューティ比が小さい場合)は、下側スイッチング素子のターンオン時間T2が長くなり、図5に示すように、上側スイッチング素子のターンオン時間T1が長い場合(すなわちONデューティ比が大きい場合)は、下側スイッチング素子のターンオン時間T2が短くなる。
図4の場合は、下側スイッチング素子のターンオン時間T2が長いので、当該スイッチング素子を介して電流検出抵抗に流れる相電流を精度よく検出することができるが、図5の場合は、下側スイッチング素子のターンオン時間T2が短いので、当該スイッチング素子を介して電流検出抵抗に流れる相電流を精度よく検出することが困難となる。すなわち、特許文献3にも記載されているように、下側スイッチング素子のデューティ比が例えば30%未満になると、当該素子に印加されるゲート電圧の波形の鈍りなどにより、スイッチング素子が十分にターンオンしなくなることがあり、相電流を正確に検出できなくなる。また、各相の電流検出抵抗に生じる電圧をコンデンサに充電しサンプルホールドして相電流を検出する場合、スイッチング素子のターンオン時間が充電回路の時定数より短くなって、サンプルホールドが正確に行われず、相電流の検出に誤差が生じる。
この結果、電流検出抵抗が検出した各相の電流値の和がゼロにならず、故障が発生したと判定してしまう場合がある。しかるに、電流の和がゼロにならないのは、下側スイッチング素子のデューティ比が小さいために相電流を正確に検出できなかったからであり、モータ4や駆動回路に異常があるわけではないので、上記の判定は誤判定である。
このように、従来の装置にあっては、インバータ回路の下側スイッチング素子のデューティ比が小さい場合に、故障ではないのに誤って故障と判定してしまうことがあった。
そこで、本発明の目的は、故障の有無を誤判定することがない多相交流モータ駆動装置を提供することにある。
本発明の前提となる多相交流モータ駆動装置は、モータを駆動するインバータ回路と、モータの相電流を検出する電流検出手段と、インバータ回路のスイッチング素子を制御する制御手段とを備えている。インバータ回路は、多相交流モータ駆動用のスイッチング素子と当該素子に並列接続された還流ダイオードとを有するアームが、モータの各相ごとに上下一対設けられ、各相の上下アームの接続点からモータ駆動用の電圧が取り出されるように構成される。電流検出手段は、インバータ回路の各相の下アームにそれぞれ設けられ、モータの相電流を検出する。制御手段は、インバータ回路の各スイッチング素子のON/OFF動作を所定のデューティ比で制御する
本発明では、上記のような多相交流モータ駆動装置において、インバータ回路の上アームのスイッチング素子の全てのONデューティ比が所定値未満であるか否かを判定する判定手段を設ける。そして、判定手段によりONデューティ比が所定値未満であると判定された場合に、電流検出手段で検出された各相の電流値の和を演算して故障有無の判定を行う。また、上記ONデューティ比が所定値未満でないと判定された場合に、1つの相の上アームのスイッチング素子のONデューティ比のみが所定値以上であれば、電流検出手段で検出された当該1つの相の電流値の絶対値と、電流検出手段で検出された他の相の電流値の和の絶対値とを比較し、1つの相の電流値の絶対値が、他の相の電流値の和の絶対値より大きい場合は、1つの相に故障が発生したと判定する。
また、本発明において、判定手段は、ONデューティ比が所定値未満であると判定した場合に、電流検出手段で検出された各相の電流値の和を演算して故障有無の判定を行い、上側スイッチング素子のONデューティ比が所定値未満でないと判定した場合に、1つの相を除く複数の相の上アームのスイッチング素子のONデューティ比が所定値以上であれば、電流検出手段で検出された当該複数の相の電流値の和の絶対値と、電流検出手段で検出された他の1相の電流値の絶対値とを比較し、複数の相の電流値の和の絶対値が、他の1相の電流値の絶対値より大きい場合は、複数の相に故障が発生したと判定するようにしてもよい
本発明によれば、下側スイッチング素子のONデューティ比が小さくて相電流を正確に検出できない場合は、従来方式による故障診断を行わず、上側スイッチング素子のONデューティ比が所定値以上の特定の相について故障有無の判定を行うようにしたため、故障が発生したと誤判定するおそれがなく、装置の信頼性を高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る多相交流モータ駆動装置の電気的構成を示す図である。1はCPUやメモリから構成される制御部、2は制御部1からの指令電圧Vu〜Vwに基づいて所定のデューティ比を持ったPWM信号を出力する公知のPWM回路、3はPWM回路2からのPWM信号に基づいてモータ駆動用の3相電圧(U相電圧、V相電圧、W相電圧)を出力するインバータ回路である。4はインバータ回路3から出力される3相電圧により駆動される3相交流モータ(以下、単に「モータ」という)、4u、4v、4wはモータ4の各相の巻線、5u、5v、5wは相電流検出用の電圧を所定区間にわたってサンプリングし、サンプルホールドするサンプルホールド回路、6u、6v、6wはサンプルホールド回路5u、5v、5wの出力を増幅する直流増幅回路である。K1、K2、K3は、インバータ回路3とモータ4との間に接続されたリレーである。リレーに代えて、大電流開閉用のスイッチを用いてもよい。制御部1、PWM回路2、インバータ回路3、サンプルホールド回路5u、5v、5w、直流増幅回路6u、6v、6w、およびリレーK1、K2、K3によって、モータ駆動装置が構成される。
インバータ回路3は、バッテリEの正極と負極(グランド)との間に接続されており、バッテリEの直流電圧を交流電圧に変換する。このインバータ回路3は公知の回路であって、U相、V相、W相のそれぞれに対応して設けられた上下一対のアームを備え、各アームは、スイッチング素子Q1〜Q6と、これらのスイッチング素子とそれぞれ並列に接続された還流ダイオードD1〜D6とを備えている。スイッチング素子Q1〜Q6はMOS型FET(電界効果トランジスタ)から構成されるが、これに代えてIGBT(絶縁ゲート型バイポーラモードトランジスタ)などの素子を用いてもよい。各スイッチング素子Q1〜Q6のそれぞれのゲートには、PWM回路2から6種類(U相上、U相下、V相上、V相下、W相上、W相下)のPWM信号が個別に与えられる。PWM信号のON(High)の区間では、スイッチング素子Q1〜Q6はON(導通状態)となり、PWM信号のOFF(Low)の区間では、スイッチング素子Q1〜Q6はOFF(遮断状態)となる。
このようなスイッチング素子Q1〜Q6のON/OFF動作によって、インバータ回路3における各相の上下アームの接続点a、c、eから、モータ駆動用のU相電圧、V相電圧、W相電圧が取り出され、モータ4に供給される。すなわち、スイッチング素子Q1、Q2の接続点aからは、U相電圧が取り出され、リレーK1を介してモータ4のU相巻線4uに与えられる。スイッチング素子Q3、Q4の接続点cからは、V相電圧が取り出され、リレーK2を介してモータ4のV相巻線4vに与えられる。スイッチング素子Q5、Q6の接続点eからは、W相電圧が取り出され、リレーK3を介してモータ4のW相巻線4wに与えられる。モータ4は例えば3相ブラシレスモータからなる。
インバータ回路3における各相の下アームには、モータ4の相電流を検出するための電流検出抵抗Ru、Rv、Rwが設けられている。電流検出抵抗Ruはスイッチング素子Q1、Q2と直列に接続され、この抵抗Ruの両端に生じる電圧(b点の電位)はサンプルホールド回路5uに入力される。電流検出抵抗Rvはスイッチング素子Q3、Q4と直列に接続され、この抵抗Rvの両端に生じる電圧(d点の電位)はサンプルホールド回路5vに入力される。電流検出抵抗Rwはスイッチング素子Q5、Q6と直列に接続され、この抵抗Rwの両端に生じる電圧(f点の電位)はサンプルホールド回路5wに入力される。
サンプルホールド回路5u、5v、5wは、それぞれ、スイッチSu、Sv、Swと、コンデンサCu、Cv、Cwと、差動アンプAu、Av、Awとを備えている。インバータ回路3の電流検出抵抗Ru、Rv、Rwに電流が流れ、抵抗の両端に検出すべき電圧が発生しているときに、スイッチSu、Sv、Swは制御部1からのサンプリング信号SPu、SPv、SPwによってONとなり、検出すべき電圧は、スイッチSu、Sv、SwのONによって、コンデンサCu、Cv、Cwに充電される形でサンプリングされる。その後、電流検出抵抗Ru、Rv、Rwに電流が流れなくなり、サンプリングされた電圧を保持する必要が生じると、スイッチSu、Sv、SwはOFFとなり、コンデンサCu、Cv、Cwに充電された電圧が保持される。このようにしてサンプルホールドされた電圧は、直流増幅回路6u、6v、6wで増幅されて、相電流Iu、Iv、Iwとして出力される。これらの相電流Iu、Iv、Iwは、モータ4の各相に流れる実際の電流の値を表しており、相電流検出値として制御部1に与えられる。
制御部1では、トルクセンサ(図示省略)で検出されたトルク値と、車速センサ(図示省略)で検出された車速値とに基づいて、モータ4の各相に流すべき電流、すなわち必要な操舵補助力を得るためのモータ電流の目標値を算出し、当該目標値と相電流Iu、Iv、Iw(検出値)とを比較して、それらの偏差を求める。そして、得られた偏差に基づいて、PWM回路2に与える各相の指令電圧Vu、Vv、Vwを演算する。この指令電圧は、モータ4の各相巻線4u、4v、4wに目標値の電流が流れるようにフィードバック制御を行うためのパラメータである。PWM回路2は、指令電圧Vu、Vv、Vwに応じたU相電圧、V相電圧、W相電圧がモータ4へ供給されるように、指令電圧に基づいて所定のデューティ比を持った前述の6種類のPWM信号を生成し、それらをインバータ回路3のスイッチング素子Q1〜Q6へそれぞれ供給する。また、制御部1からは、各リレーK1、K2、K3のON/OFFを制御するためのリレー制御信号が出力される。
以上の構成において、電流検出抵抗Ru、Rv、Rwは、本発明における電流検出手段の一実施形態を構成し、制御部1は本発明における判定手段の一実施形態を構成し、制御部1およびPWM回路2は本発明における制御手段の一実施形態を構成する。
次に、図1の回路における故障診断の手順を、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1では、電流検出抵抗Ruに流れるU相電流Iuを、b点の電位に基づいてサンプルホールド回路5uおよび直流増幅回路6uにより検出する。ステップS2では、電流検出抵抗Rvに流れるV相電流Ivを、d点の電位に基づいてサンプルホールド回路5vおよび直流増幅回路6vにより検出する。ステップS3では、電流検出抵抗Rwに流れるW相電流Iwを、f点の電位に基づいてサンプルホールド回路5wおよび直流増幅回路6wにより検出する。
続いて、ステップS4で、インバータ回路3における上側のスイッチング素子Q1、Q3、Q5のONデューティ比が全て70%未満か否かを判定する。スイッチング素子Q1、Q3、Q5のONデューティ比は、制御部1からPWM回路2へどのような指令電圧を与えているかを、制御部1自身がチェックすることにより判別することができる。ステップS4での判定の結果、上側スイッチング素子Q1、Q3、Q5のONデューティ比が70%未満であれば、換言すれば下側スイッチング素子Q2、Q4、Q6のONデューティ比が30%以上であれば(ステップS4:YES)、ステップS5〜S7の故障診断処理に移る。
ステップS5では、ステップS1〜S3で検出したU相電流Iu、V相電流Iv、W相電流Iwに基づいて、各相の電流値の和I=Iu+Iv+Iwを演算する。続くステップS6では、ステップS5で求めたIの絶対値|I|と、所定値αとを比較する。理論上、モータの各相の電流の和はゼロであるから、αの値は理想的にはα=0であるが、実際にはわずかに誤差分を含んだ値となる。ステップS6での判定の結果、|I|>αでなければ(ステップS6:NO)、装置は正常に動作していると判断して、ステップS7を実行することなく、処理を終了する。一方、ステップS6での判定の結果、|I|>αであれば(ステップS6:YES)、ステップS7へ進んで、装置に故障が発生したと判定する。そして、制御部1は、モータ駆動装置の動作を停止させる処理を行う。
また、ステップS4での判定の結果、上側スイッチング素子Q1、Q3、Q5のONデューティ比が70%未満でなければ、換言すれば下側スイッチング素子Q2、Q4、Q6のONデューティ比が30%未満であれば(ステップS4:NO)、ステップS5〜S7の故障診断処理を実行することなく、処理を終了する。この点が本実施形態の特徴であって、このようにすることにより、故障有無の誤判定を回避することができる。
すなわち、下側スイッチング素子Q2、Q4、Q6のONデューティ比が30%未満である状態下では、素子のターンオン時間が短いために、電流検出抵抗Ru、Rv、Rwに電流の流れる期間が、サンプルホールド回路5u、5v、5wのコンデンサCu、Cv、Cwの充電時定数に満たなくなる。このため、電流検出抵抗Ru、Rv、Rwに生じた電圧がコンデンサCu、Cv、Cwで正確にサンプルホールドされず、直流増幅回路6u、6v、6wから出力される相電流Iu、Iv、Iwの値に誤差が生じる。したがって、この場合に故障診断処理を行うと、各相の電流値の和Iu+Iv+Iwがゼロにならず、故障と誤判定するおそれがある。しかるに、上記のように、下側スイッチング素子Q2、Q4、Q6のONデューティ比が30%未満の場合に故障診断処理を禁止するようにすれば、電流値に基づく故障診断がされないので、故障が発生したと誤判定するおそれはなくなり、装置の信頼性を高めることができる。
図3は、故障診断の他の手順を示すフローチャートである。図3では、図2と同一の処理を行うステップに同一の符号を付してある。ステップS1〜S7については、図2と全く同じである。すなわち、ステップS1でU相電流Iuを検出し、ステップS2でV相電流Ivを検出し、ステップS3でW相電流Iwを検出した後、ステップS4で上側スイッチング素子Q1、Q3、Q5のONデューティ比が全て70%未満か否かを判定し、70%未満であれば(ステップS4:YES)、ステップS5〜S7の故障診断処理を実行する。図2の場合は、ステップS4でONデューティ比が70%未満でなければ(ステップS4:NO)、故障診断を行わずに処理を終了したが、図3では、ONデューティ比が70%未満でない場合に(ステップS4:NO)、ステップS8〜S13の処理が追加される。
ステップS8では、ONデューティ比が70%以上の上側スイッチング素子が1つのみか否かを判定する。1つのみであれば(ステップS8:YES)、当該スイッチング素子の相(A相とする)の検出電流値をiA、ONデューティ比が70%未満の他の2相(B相、C相とする)の検出電流値をiB、iCとしたとき、
|iA|≫|iB+iC| ・・・(1)
の関係、すなわち|iA|−|iB+iC|>βの関係が成立するか否かをステップS9で判定する。ここで、βはあらかじめ設定された閾値である。上記(1)式の関係が成立する場合は(ステップS9:YES)、ステップS10へ進み、成立しない場合は(ステップS9:NO)、ステップS10を実行せずに処理を終了する。
ステップS10では、(1)式の関係が成立する場合はA相の電流検出結果に誤りがあると判定する。上の例では、A相の上側スイッチング素子のONデューティ比は70%以上(下側スイッチング素子のONデューティ比が30%未満)であるから、A相の検出電流値iAの信頼性は低い。一方、B相とC相の上側スイッチング素子のONデューティ比は70%未満(下側スイッチング素子のONデューティ比が30%以上)であるから、B相、C相の検出電流値iB、iCは信頼のできる値である。そして、各相の電流の和iA+iB+iCは理論上ゼロとなるはずであるから、iAと、iB+iCとを比較した場合、(1)式のように、iAの絶対値がiB+iCの絶対値に比べて極端に大きい場合は、A相の検出電流値iAは明らかに異常といえる。そこで、制御部1は、A相の回路に故障が発生しA相の検出電流値iAが誤りであると判定して、故障信号出力などの処理を行う。このようにして、ステップS5〜S7の故障判定を行わなかった場合でも、上側スイッチング素子のONデューティ比が70%以上の特定の相について、電流値の検出結果に誤りがあることを判別することができる。
一方、ステップS8で、ONデューティ比が70%以上の上側スイッチング素子が1つのみでない場合は(ステップS8:NO)、ステップS11へ移って、ONデューティ比が70%以上の上側スイッチング素子が2つか否かを判定する。2つであれば(ステップS11:YES)、これらのスイッチング素子の相(D相、E相とする)の検出電流をiD、iE、ONデューティ比が70%未満の他の1相(F相とする)の検出電流をiFとしたとき、
|iD+iE|≫|iF| ・・・(2)
の関係、すなわち|iD+iE|−|iF|>γの関係が成立するか否かをステップS12で判定する。ここで、γはあらかじめ設定された閾値である。上記(2)式の関係が成立する場合は(ステップS12:YES)、ステップS13へ進み、成立しない場合は(ステップS12:NO)、ステップS13を実行せずに処理を終了する。
ステップS13では、(2)式の関係が成立する場合はD相またはE相の電流検出結果に誤りがあると判定する。この例の場合、D相とE相の上側スイッチング素子のONデューティ比は70%以上(下側スイッチング素子のONデューティ比が30%未満)であるから、D相、E相の検出電流値iD、iEの信頼性は低い。一方、F相の上側スイッチング素子のONデューティ比は70%未満(下側スイッチング素子のONデューティ比が30%以上)であるから、F相の検出電流値iFは信頼のできる値である。そして、各相の電流の和iD+iE+iFは理論上ゼロとなるはずであるから、iD+iEと、iFとを比較した場合、(2)式のように、iD+iEの絶対値がiFの絶対値に比べて極端に大きい場合は、D相、E相の検出電流値iD、iEは明らかに異常といえる。そこで、制御部1は、D相またはE相の回路に故障が発生し当該相の検出電流値iD、iEが誤りであると判定して、故障信号出力などの処理を行う。このようにして、ステップS5〜S7の故障判定を行わなかった場合でも、上側スイッチング素子のONデューティ比が70%以上の特定の複数相について、電流値の検出結果に誤りがあることを判別することができる。
以上述べた実施形態では、故障診断を行うか否かの判断基準として、上側スイッチング素子のONデューティ比を70%未満(下側スイッチング素子のONデューティ比を30%以上)とした場合を例に挙げたが、これは一例であって、例えば、上側スイッチング素子のONデューティ比を80%未満(下側スイッチング素子のONデューティ比を20%以上)として判定を行ってもよい。
また、以上述べた実施形態では、モータ4としてブラシレスモータを例に挙げたが、本発明は誘導電動機や同期電動機のような複数の相を有する交流モータを駆動するためのモータ駆動装置全般に適用することができる。
さらに、以上述べた実施形態では、本発明を車両の電動パワーステアリング装置に適用した例を挙げたが、本発明は扉開閉用モータなどを駆動する装置にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る多相交流モータ駆動装置の電気的構成を示す図である。 故障診断の手順を示したフローチャートである。 故障診断の他の手順を示したフローチャートである。 スイッチング素子のターンオン時間を説明する図である。 スイッチング素子のターンオン時間を説明する図である。
符号の説明
1 制御部
2 PWM回路
3 インバータ回路
4 モータ
5u、5v、5w サンプルホールド回路
6u、6v、6w 直流増幅回路
Q1〜Q6 スイッチング素子
D1〜D6 還流ダイオード
Ru、Rv、Rw 電流検出抵抗

Claims (2)

  1. 多相交流モータ駆動用のスイッチング素子と当該素子に並列接続された還流ダイオードとを有するアームが、モータの各相ごとに上下一対設けられ、各相の上下アームの接続点からモータ駆動用の電圧が取り出されるように構成されたインバータ回路と、
    前記インバータ回路の各相の下アームにそれぞれ設けられ、モータの相電流を検出する電流検出手段と、
    前記インバータ回路の各スイッチング素子のON/OFF動作を所定のデューティ比で制御する制御手段と、
    を備えた多相交流モータ駆動装置において、
    前記インバータ回路の上アームのスイッチング素子の全てのONデューティ比が所定値未満であるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記判定手段は、
    前記ONデューティ比が所定値未満であると判定した場合に、前記電流検出手段で検出された各相の電流値の和を演算して故障有無の判定を行い、
    前記ONデューティ比が所定値未満でないと判定した場合に、1つの相の上アームのスイッチング素子のONデューティ比のみが所定値以上であれば、前記電流検出手段で検出された当該1つの相の電流値の絶対値と、前記電流検出手段で検出された他の相の電流値の和の絶対値とを比較し、
    前記1つの相の電流値の絶対値が、他の相の電流値の和の絶対値より大きい場合は、前記1つの相に故障が発生したと判定することを特徴とする多相交流モータ駆動装置。
  2. 多相交流モータ駆動用のスイッチング素子と当該素子に並列接続された還流ダイオードとを有するアームが、モータの各相ごとに上下一対設けられ、各相の上下アームの接続点からモータ駆動用の電圧が取り出されるように構成されたインバータ回路と、
    前記インバータ回路の各相の下アームにそれぞれ設けられ、モータの相電流を検出する電流検出手段と、
    前記インバータ回路の各スイッチング素子のON/OFF動作を所定のデューティ比で制御する制御手段と、
    を備えた多相交流モータ駆動装置において、
    前記インバータ回路の上アームのスイッチング素子の全てのONデューティ比が所定値未満であるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記判定手段は、
    前記ONデューティ比が所定値未満であると判定した場合に、前記電流検出手段で検出された各相の電流値の和を演算して故障有無の判定を行い、
    前記ONデューティ比が所定値未満でないと判定した場合に、1つの相を除く複数の相の上アームのスイッチング素子のONデューティ比が所定値以上であれば、前記電流検出手段で検出された当該複数の相の電流値の和の絶対値と、前記電流検出手段で検出された他の1相の電流値の絶対値とを比較し、
    前記複数の相の電流値の和の絶対値が、他の1相の電流値の絶対値より大きい場合は、前記複数の相に故障が発生したと判定することを特徴とする多相交流モータ駆動装置。
JP2007237426A 2007-09-12 2007-09-13 多相交流モータ駆動装置 Active JP5057908B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007237426A JP5057908B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 多相交流モータ駆動装置
DE602008005074T DE602008005074D1 (de) 2007-09-12 2008-07-01 Mehrphasige Wechselstrom-Motorantriebsvorrichtung
AT08159428T ATE499740T1 (de) 2007-09-12 2008-07-01 Mehrphasige wechselstrom-motorantriebsvorrichtung
EP08159428A EP2037565B1 (en) 2007-09-12 2008-07-01 Multi-phase AC motor driving device
CN2008101282813A CN101388632B (zh) 2007-09-13 2008-07-04 多相交流电机驱动装置
US12/206,340 US7948205B2 (en) 2007-09-13 2008-09-08 Multi-phase AC motor driving device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007237426A JP5057908B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 多相交流モータ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009071971A JP2009071971A (ja) 2009-04-02
JP5057908B2 true JP5057908B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=40454207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007237426A Active JP5057908B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-13 多相交流モータ駆動装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7948205B2 (ja)
JP (1) JP5057908B2 (ja)
CN (1) CN101388632B (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4867483B2 (ja) * 2006-06-09 2012-02-01 日本精工株式会社 モータ制御方法及び制御装置
JP2011135629A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Hitachi Automotive Systems Ltd モータ制御装置
JP5414893B2 (ja) * 2010-05-14 2014-02-12 三菱電機株式会社 ブラシレスモータの駆動装置
CN102480245B (zh) * 2010-11-30 2016-04-06 Ls产电株式会社 逆变器
JP5942337B2 (ja) * 2011-04-28 2016-06-29 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置
CN102185477B (zh) * 2011-04-29 2013-10-16 成都芯源系统有限公司 多相变换器的相位控制
JP5485232B2 (ja) * 2011-07-04 2014-05-07 本田技研工業株式会社 スイッチング回路の制御装置
CN103076482A (zh) * 2011-10-26 2013-05-01 乐星产电(无锡)有限公司 电机电流检测装置以及电机电流检测方法
JP5927858B2 (ja) * 2011-11-18 2016-06-01 株式会社ジェイテクト モータ制御装置及び車両の電動パワーステアリング装置
JP5929127B2 (ja) * 2011-11-29 2016-06-01 富士電機株式会社 並列インバータ装置の誤配線検出装置
JP5622053B2 (ja) * 2012-02-09 2014-11-12 株式会社デンソー 多相回転機の制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP5923365B2 (ja) * 2012-03-30 2016-05-24 本田技研工業株式会社 電動機の出力制御装置
DE102012209276B4 (de) * 2012-06-01 2021-04-01 Robert Bosch Gmbh Steuervorrichtunq für Halbleiterschalter eines Wechselrichters, Antriebssystem und Verfahren zum Ansteuern eines Wechselrichters
KR101895866B1 (ko) * 2012-09-03 2018-09-07 현대모비스 주식회사 스위칭 소자 고장 검출 장치 및 방법
JP5614661B2 (ja) 2012-10-09 2014-10-29 株式会社デンソー 回転電機制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
US9564841B2 (en) * 2012-11-01 2017-02-07 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device and method for diagnosing failure thereof
JP6194615B2 (ja) * 2013-04-04 2017-09-13 株式会社ジェイテクト モータ制御装置
JP6124723B2 (ja) * 2013-07-23 2017-05-10 三菱電機株式会社 三相インバータの電流検出装置
WO2015020009A1 (ja) * 2013-08-07 2015-02-12 株式会社 東芝 車両用制御装置及び鉄道車両
KR101566590B1 (ko) * 2013-11-29 2015-11-13 엘에스산전 주식회사 인버터 제어장치
JP5892394B2 (ja) * 2014-01-28 2016-03-23 株式会社デンソー 電力変換装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
CN104868716A (zh) * 2014-02-20 2015-08-26 艾默生网络能源有限公司 一种升压变换器
GB2528694B (en) * 2014-07-29 2018-02-28 Integrated Design Ltd Turnstiles
FR3039283B1 (fr) 2015-07-20 2017-07-21 Continental Automotive France Procede de detection d'un defaut de commande de couple d'un moteur electrique d'un systeme de direction assistee d'un vehicule automobile
WO2017152040A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-08 Eaton Corporation Electrical motor coil short detection and protection
JP6897025B2 (ja) * 2016-08-08 2021-06-30 株式会社アイシン モータ制御装置
CN106385218B (zh) * 2016-11-23 2019-03-01 北京新能源汽车股份有限公司 一种电机三相电流故障的控制方法及装置
WO2018179197A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
JP6725450B2 (ja) * 2017-04-12 2020-07-15 日本電産モビリティ株式会社 多相電動モータ制御装置
DE102018122549B4 (de) * 2018-09-14 2023-11-16 Borgwarner Ludwigsburg Gmbh Verfahren zur Messung der Stromaufnahme einer dreiphasigen Leistungselektronik und Schaltung hierfür
CN110571752B (zh) * 2019-08-08 2020-07-28 华中科技大学 一种闭环控制下逆变电源驱动故障的诊断方法及系统
JP7200900B2 (ja) * 2019-10-01 2023-01-10 株式会社デンソー 回転電機制御装置
CN111244884A (zh) * 2019-12-27 2020-06-05 深圳市合信自动化技术有限公司 一种输出端对地短路保护方法及装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4009184A1 (de) 1990-03-22 1991-09-26 Heidelberger Druckmasch Ag Verfahren zur unterdrueckung von stromspitzen waehrend einer kommutierung eines buerstenlosen gleichstrommotors
JPH06253585A (ja) 1993-02-25 1994-09-09 Nippondenso Co Ltd ブラシレスモータの異常検出装置
JP2001314089A (ja) 2000-04-27 2001-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ制御回路
US7068191B2 (en) * 2001-08-01 2006-06-27 Ebm-Papst St.Georgen Gmbh & Co. Kg Method for determining the numerical value for the duration of a periodically repeated pulse signal, and device for carrying out said method
CN1473391B (zh) * 2001-09-29 2012-09-26 大金工业株式会社 相电流检测方法及相电流检测装置
JP3674578B2 (ja) * 2001-11-29 2005-07-20 株式会社デンソー 三相インバータの電流検出装置
JP4122806B2 (ja) * 2002-03-22 2008-07-23 株式会社豊田自動織機 ブラシレスモータ制御装置
KR100459127B1 (ko) 2002-05-06 2004-12-03 엘지전자 주식회사 모터의 상 전류 검출 장치 및 그 방법
JP2005059786A (ja) 2003-08-18 2005-03-10 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP4378151B2 (ja) 2003-11-04 2009-12-02 株式会社デンソー モータ駆動装置
JP4422567B2 (ja) * 2004-06-30 2010-02-24 株式会社日立製作所 モータ駆動装置,電動アクチュエータおよび電動パワーステアリング装置
JP4665569B2 (ja) * 2004-11-30 2011-04-06 トヨタ自動車株式会社 電圧変換装置および電圧変換装置における電圧変換の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
KR100789441B1 (ko) * 2005-12-30 2007-12-28 엘에스산전 주식회사 인버터의 전류 검출 장치 및 방법
JP5230068B2 (ja) 2006-01-13 2013-07-10 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 インバータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090073617A1 (en) 2009-03-19
CN101388632A (zh) 2009-03-18
US7948205B2 (en) 2011-05-24
JP2009071971A (ja) 2009-04-02
CN101388632B (zh) 2011-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5057908B2 (ja) 多相交流モータ駆動装置
JP5014034B2 (ja) 多相交流モータ駆動装置
JP5142917B2 (ja) 多相モータ駆動装置
EP1808955B1 (en) Inverter device
US8232752B2 (en) Electric motor control apparatus
US10259492B2 (en) Motor control device, electric power steering device and inverter system failure detection method
JP5465269B2 (ja) 故障検出回路を備えた電動機駆動装置および電動機駆動装置の故障検出方法
CN108123656B (zh) 转向系统马达中逆变器错误的检测与缓解
EP2787633B1 (en) Motor control device
JP2011067065A (ja) モータ駆動装置
CN107112922B (zh) 变流器和用于运行变流器的方法
JP6458697B2 (ja) モータ駆動異常種類判別装置
EP3404827A1 (en) Electric motor control device
JP5920171B2 (ja) モータインバータ
EP2571158A1 (en) Brushless-motor drive apparatus
JP6131874B2 (ja) インバータ回路の故障検出方法、駆動装置及びモータ駆動システム
EP2594459B1 (en) Motor control unit and vehicle electric power steering system
EP2037565B1 (en) Multi-phase AC motor driving device
JP2021191074A (ja) インバータ制御装置
JP2010239682A (ja) 駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120731

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5057908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250