JP5057410B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
また、近年は、前記した従来の可変入賞装置による第一遊技に加え、前記始動口を第二の可変入賞装置で構成し、前記図柄が更に特別の図柄であった場合、大当たり終了後に、次回の大当たりが達成される迄、前記第二の可変入賞装置の開閉動作を通常よりも有利に行える第二遊技を可能とした遊技機もあった。
また、近年主流となっている、前記した従来の第一・第二遊技を行えるようにした遊技機であっても、この点は変わらず、特に第二の可変入賞装置に開閉動作が有利となっている間も、図柄が当たるか否かの一点のみにしか遊技者は興趣を持てなかった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、前記した従来の第一遊技、第二遊技に加え、従来の第二遊技に比較して、大量の遊技球の獲得が可能な新規な第三遊技を新設し、第一遊技の終了後に第三遊技に移行可能とすることで、新規な遊技機を提供可能としたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、前記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、前記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、前記した請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、前記した請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、前記した請求項4又は請求項5に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、前記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
前記選択には、次のバリエーションが考えられる。
(2)第一遊技→第二遊技
(3)第一遊技→第三遊技
前記(2)については、次のようなバリエーションが考えられる。
(2−1)第一遊技→第二遊技→通常遊技
(2−2)第一遊技→第二遊技→第一遊技
前記(3)については、次のようなバリエーションが考えられる。
(3−2)第一遊技→第三遊技→第一遊技
(3−3)第一遊技→第三遊技→第二遊技
前記(3−3)については、次のようなバリエーションが考えられる。
(3−3−1)第一遊技→第三遊技→第二遊技→通常遊技
(3−3−2)第一遊技→第三遊技→第二遊技→第一遊技
なお、上記(2−1)及び(3−3−1)については、第二遊技の終了条件を、第一遊技の開始時以外にも設定した場合に考えられる。
また、選択は、予め設定された上記バリエーションにもとづいて行っても良いし、或いは抽選等により決定しても良い。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、前記した請求項7に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、前記した請求項7に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、前記した請求項7に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。第一に、弾球遊技機(10)は、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
第一可変入賞装置(40)は、例えば図4に示すように、打球を受け入れ易い開状態、及び、例えば図3に示すように、打球を受け入れ難い閉状態に開閉動作可能なものである。
なお、前記打球を受け入れ難い閉状態には、打球を全く受け入れない状態も含む。
(2)第二可変入賞装置(50)
第二可変入賞装置(50)は、第一可変入賞装置(40)と異なる位置に配置され、例えば図8及び図10に示すように、打球を受け入れ易い開状態、及び、例えば図7及び図9に示すように、打球を受け入れ難い閉状態に開閉動作可能なものである。
(3)第二可変入賞検出手段(53)
第二可変入賞検出手段(53)は、第二可変入賞装置(50)に入賞した打球を検出するためのものである。
(4)遊技制御手段(100)
遊技制御手段(100)は、第一可変入賞装置(40)、第二可変入賞装置(50)、第二可変入賞検出手段(53)にそれぞれ接続され、遊技を制御するためのものである。
(1)通常遊技制御手段(110)
通常遊技制御手段(110)は、通常遊技において、予め設定された開始条件が達成されたことを条件に、予め設定された通常遊技条件により、第二可変入賞装置(50)を閉状態から開状態に可変するためのものである。
第一遊技制御手段(120)は、予め設定された第一遊技の開始条件が達成されたことを条件に、第一可変入賞装置(40)を開閉動作させるためのものである。
(3)第二遊技制御手段(130)
第二遊技制御手段(130)は、第一遊技制御手段(120)による第一遊技の終了を条件に、予め設定された第二遊技条件により、第一可変入賞装置(40)又は第二可変入賞装置(50)のいずれか少なくとも一方を開閉動作させるためのものである。
また、第二遊技制御手段(130)は、第一遊技制御手段(120)による第一遊技の終了を条件に、後述する第三遊技制御手段(140)による第三遊技を開始させても良い。
(1)第三遊技制御手段(140)
第三遊技制御手段(140)は、第一遊技制御手段(120)による第一遊技の終了後、第二遊技制御手段(130)による第二遊技より有利な予め設定された第三遊技条件により、第一可変入賞装置(40)又は第二可変入賞装置(50)のいずれか少なくとも一方を開閉動作させる第三遊技を開始させるためのものである。
これに加えて、第三遊技制御手段 (140)は、第三遊技の終了後、第二遊技制御手段(130)による第二遊技に移行させるためのものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、前記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、前記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)入賞球カウント手段(141)
入賞球カウント手段(141)は、第三遊技中、第二可変入賞検出手段(53)により検出された打球の数をカウントするためのものである。
終了条件判定手段(142)は、入賞球カウント手段(141)によりカウントされたカウント値が、予め設定された入賞個数に達したことを終了条件として、第三遊技を終了させるためのものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、前記した請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
上記総入賞個数は、例えば最大継続回数を15回、各ラウンドの最大入賞可能個数を10個と仮定した場合には、最大継続回数に初回を加えた16回に最大入賞可能個数、10個を乗算した値、すなわち160球となる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、前記した請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
例えば、第一可変入賞装置(40)と第二可変入賞装置(50)との1入賞球当たりの払出賞球数を異ならせた場合にも、第一遊技と第三遊技において、同じ総獲得球数を得ることが可能となる。
なお、第一可変入賞装置(40)と第二可変入賞装置(50)との1入賞球当たりの払出賞球数を、等しく設定しておいても良い。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、前記した請求項4又は請求項5に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)カウント表示手段(32)
カウント表示手段(32)は、入賞球カウント手段(141)によりカウントされたカウント値を表示するためのものである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、前記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)遊技選択手段(150)
遊技選択手段(150)は、第一遊技制御手段(120)による第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技制御手段 (130)による第二遊技を開始させるか、第三遊技制御手段(140)による第三遊技を開始させるかのいずれかを選択するためのものである。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、前記した請求項7に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)特定入賞検出手段(61)
特定入賞検出手段(61)は、打球が特定の領域を通過したことを検出するためのものである。
(2)図柄可変表示装置(30)
図柄可変表示装置(30)は、特定入賞検出手段(61)により打球が検出されたことを条件に、図柄を可変表示可能なものである。
なお、上記特別図柄として、本発明の実施の形態では、3桁の数字や文字を用いているが、桁数も3桁に限らず、又、種類も数字や文字に限定されない。
第三に、第一遊技制御手段(120)は、図柄可変表示装置(30)において、図柄のうち、予め設定された特別図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させている。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、前記した請求項7に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)特定入賞検出手段(61)
特定入賞検出手段(61)は、打球が特定の領域を通過したことを検出するためのものである。
(2)図柄可変表示装置(30)
図柄可変表示装置(30)は、特定入賞検出手段(61)により打球が検出されたことを条件に図柄の可変表示を開始し、予め設定された図柄停止条件にもとづいて、図柄を可変表示可能なものである。
(1)特別図柄
特別図柄は、予め設定された図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させるためのものである。
なお、上記特別図柄として、本発明の実施の形態では、3桁の数字や文字を用いているが、桁数も3桁に限らず、又、種類も数字や文字に限定されない。
判定図柄は。第一遊技終了後に、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択するためのものである。
なお、上記判定図柄として、本発明の実施の形態では、1桁の数字を用いているが、桁数も1桁に限らず、又、種類も数字に限定されない。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、前記した請求項7に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)特定入賞検出手段(61)
特定入賞検出手段(61)は、打球が特定の領域を通過したことを検出するためのものである。
(2)図柄可変表示装置(例えば特別図柄表示装置31)
図柄可変表示装置(例えば特別図柄表示装置31)は、特定入賞検出手段(61)により打球が検出されたことを条件に、予め設定された図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させるための特別図柄を可変表示可能なものである。
判定図柄表示装置(34)は、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択するための判定図柄を可変表示可能なものである。
第二に、遊技選択手段(150)は、判定図柄表示装置(34)において停止表示された判定図柄表示装置(34)の判定図柄によって、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択している。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)抽選結果判定手段(151)
抽選結果判定手段(151)は、第一遊技制御手段(120)による第一遊技の開始時の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定するためのものである。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)抽選結果判定手段(151)
抽選結果判定手段(151)は、第一遊技制御手段(120)による第一遊技の終了時の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定するためのものである。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(1)抽選結果判定手段(151)
抽選結果判定手段(151)は、第一遊技制御手段(120)による第一遊技中の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定するためのものである。
(請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、前記した従来の第一遊技、第二遊技に加え、従来の第二遊技に比較して、大量の遊技球の獲得が可能な新規な第三遊技を新設し、第一遊技の終了後に第三遊技に移行可能とすることで、新規な遊技機を提供可能としたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、前記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、前記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、前記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、前記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、前記した請求項4又は請求項5に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、第三遊技中に第二可変入賞装置に入賞した遊技球の個数を表示することで、遊技者が第三遊技の消化状況を的確に判断可能としたものである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、前記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項8)
請求項8に記載の発明によれば、前記した請求項7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項9)
請求項9に記載の発明によれば、前記した請求項7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項10)
請求項10に記載の発明によれば、前記した請求項7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項11)
請求項11に記載の発明によれば、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項12)
請求項12に記載の発明によれば、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項13)
請求項13に記載の発明によれば、前記した請求項7〜10のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
図1〜19は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、弾球遊技機の動作を説明するためのブロック図、図2は弾球遊技機の遊技盤の概略正面図をそれぞれ示すものである。
図3〜6は、第一可変入賞装置をそれぞれ示すものであり、図3は概略斜視図、図4は開閉扉の開状態を示す概略斜視図、図5は概略平面図、図6は概略断面図をそれぞれ示すものである。
図12〜19は、弾球遊技機の動作を説明するためのフローチャートをそれぞれ示すものである。
(弾球遊技機10)
図1〜2中、10は、例えばパチンコ機等の弾球遊技機を示すものである。
(1)図柄可変表示装置30
(2)第一可変入賞装置40
(3)第二可変入賞装置50
(4)特別図柄始動口60
(5)普通図柄作動口70
なお、遊技盤20の部品は、前記した(1)〜(5)に限定されない。
(図柄可変表示装置30)
図柄可変表示装置30は、図2に示すように、遊技盤20のほぼ中央に配置されている。
前記図柄には、次の図柄を含む。
なお、図柄は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)特別図柄
特別図柄は、予め設定された図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させるためのものである。
なお、上記特別図柄として、本発明の実施の形態では、3桁の数字や文字を用いているが、桁数も3桁に限らず、又、種類も数字や文字に限定されない。
(2)判定図柄
判定図柄は、第一遊技終了後に、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択するためのものである。
なお、上記判定図柄として、本発明の実施の形態では、1桁の数字を用いているが、桁数も1桁に限らず、又、種類も数字に限定されない。
一方、図柄可変表示装置30には、図2に示すように、次の部品を備える。
(1)特別図柄表示装置31
特別図柄表示装置31は、図2に示すように、図柄可変表示装置30のほぼ中央に配置されている。
前記特別図柄表示装置31は、後述するが、図1に示す特定入賞検出手段61により打球が検出されたことを条件に、予め設定された図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させるための特別図柄を可変表示可能なものである。
カウント表示手段32は、図2に示すように、特別図柄表示装置31の上方に配置されている。
なお、カウント表示手段32の位置は、図柄可変表示装置30に限らず、他の位置に配置しても良い。
(3)特別図柄保留表示装置33
特別図柄保留表示装置33は、図2に示すように、カウント表示手段32と、特別図柄表示装置31との間に配置されている。
前記特別図柄保留表示装置33は、後述するが、図1に示す特定入賞検出手段61により検出され、特別図柄の変動を行っていない有効な保留球の数を表示可能なものである。
(4)判定図柄表示装置34
判定図柄表示装置34は、図2に示すように、特別図柄表示装置31の下側に配置されている。
前記判定図柄表示装置34は、後述するが、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択するための判定図柄を可変表示可能なものである。
なお、判定図柄を変動・停止の契機は、当該特別図柄変動の終了時から、第一遊技終了後の遊技移行迄の間に行われていれば良い。
また、判定図柄は、例えば数字等の図柄に限らず、電気的に点灯するランプ、LEDの点滅等でも良い。
(第一可変入賞装置40)
第一可変入賞装置40は、図2に示すように、図柄可変表示装置30の下方に配置されている。
前記打球を受け入れ難い閉状態には、打球を全く受け入れない状態も含む。
具体的には、第一可変入賞装置40は、図3〜6に示すように、次の部品を備える。
なお、第一可変入賞装置40の部品は、次の(1)〜(9)に限定されない。
開閉扉41は、図3〜4に示すように、開閉可能に取り付けられている。
(2)開閉扉駆動源42
開閉扉駆動源42は、開閉扉41を開閉するためのものである。
(3)一般領域43
一般領域43は、図5に示すように、開閉扉41の裏側に位置し、打球が流入すると、一般入賞となる。
(4)特定領域通過検出手段44
特定領域通過検出手段44は、図4〜6に示すように、一般領域43と同様に、開閉扉41の裏側に位置し、打球が流入すると、特定領域入賞となる。
なお、特定領域通過検出手段44の位置は、開閉扉41の裏側に限らない。
カウント用検出手段45は、一般領域43及び特定領域通過検出手段44を通過した打球を一個ずつ検出するためのものである。
(6)特定領域誘導装置46
特定領域誘導装置46は、図4〜5に示すように、開閉扉41の裏側に導かれた打球を特定領域通過検出手段44に向かって誘導するためのものである。
特定領域誘導装置駆動源47は、図3〜5に示すように、特定領域誘導装置46を駆動するためのものである。
(8)普通図柄表示装置48
普通図柄表示装置48は、図2〜4に示すように、開閉扉41の下側に位置している。
なお、普通図柄表示装置48の位置は、第一可変入賞装置40に限らない。
(9)普通図柄保留表示装置49
普通図柄保留表示装置49は、図2〜3に示すように、普通図柄表示装置48の周囲に位置している。
なお、普通図柄保留表示装置49の位置は、第一可変入賞装置40に限らない。
(第二可変入賞装置50)
第二可変入賞装置50は、図2に示すように、図柄可変表示装置30と第一可変入賞装置40との間に配置されている。前記第二可変入賞装置50は、第一可変入賞装置40と異なる位置に配置され、図8及び図10に示すように、打球を受け入れ易い開状態、及び、図7及び図9に示すように、打球を受け入れ難い閉状態に開閉動作可能なものである。
具体的には、第二可変入賞装置50は、図7〜11に示すように、次の部品を備える。
なお、第二可変入賞装置50の部品は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)羽根51
羽根51は、図7〜11に示すように、左右一対有り、略V字形に開閉するものである。
駆動装置52は、図9〜11に示すように、左右の羽根51を開閉するものである。
(3)第二可変入賞検出手段53
第二可変入賞検出手段53は、第二可変入賞装置50に入賞した打球を検出するためのものである。
(特別図柄始動口60)
特別図柄始動口60は、図2に示すように、図柄可変表示装置30と第二可変入賞装置50との間に配置されている。
なお、特別図柄始動口60の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)特定入賞検出手段61
特定入賞検出手段61は、打球が特定の領域を通過したことを検出するためのものである。
(普通図柄作動口70)
普通図柄作動口70は、図2に示すように、図柄可変表示装置30の横に配置されている。
具体的には、普通図柄作動口70には、図1に示すように、次の手段を備える。
(1)普通図柄作動口検出手段71
普通図柄作動口検出手段71は、普通図柄作動口70に入賞した打球を検出するためのものである。
(遊技制御手段100)
一方、弾球遊技機10の内部には、図1に示すように、遊技制御手段100を備える。
具体的には、遊技制御手段100は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。
そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
(2)第一遊技制御手段120
(3)第二遊技制御手段130
(4)第三遊技制御手段140
(5)遊技選択手段150
なお、遊技制御手段100の手段は、前記した(1)〜(5)に限定されない。
(遊技制御手段100の入力段)
前記遊技制御手段100の入力段には、図1に示すように、次の部品がそれぞれ接続されている。
(2)第二可変入賞検出手段53
(3)普通図柄作動口検出手段71
(4)特定領域通過検出手段44
(5)カウント用検出手段45
なお、遊技制御手段100の入力段に接続される部品は、前記した(1)〜(5)に限定されない。
(遊技制御手段100の出力段)
前記遊技制御手段100の出力段には、図1に示すように、次の部品がそれぞれ接続されている。
(1)図柄可変表示装置30
(2)第一可変入賞装置40
(3)第二可変入賞装置50
前記図柄可変表示装置30には、図1に示すように、次の部品を備える。
(1−1)特別図柄表示装置31
(1−2)カウント表示手段32
(1−3)特別図柄保留表示装置33
(1−4)判定図柄表示装置34
前記第一可変入賞装置40には、図1に示すように、次の部品を備える。
(2−1)開閉扉駆動源42
(2−2)特定領域誘導装置駆動源47
(2−3)普通図柄表示装置48
(2−4)普通図柄保留表示装置49
前記第二可変入賞装置50には、図1に示すように、次の部品を備える。
なお、第二可変入賞装置50の部品は、次の(3−1)に限定されない。
(通常遊技制御手段110)
通常遊技制御手段110は、通常遊技において、予め設定された開始条件が達成されたことを条件に、予め設定された通常遊技条件により、第二可変入賞装置50を閉状態から開状態に可変するためのものである。
(第一遊技制御手段120)
第一遊技制御手段120は、予め設定された第一遊技の開始条件が達成されたことを条件に、第一可変入賞装置40を開閉動作させるためのものである。
(第二遊技制御手段130)
第二遊技制御手段130は、第一遊技制御手段120による第一遊技の終了を条件に、予め設定された第二遊技条件により、第一可変入賞装置40又は第二可変入賞装置50のいずれか少なくとも一方を開閉動作させるためのものである。
なお、本実施の形態では、第二可変入賞装置50を開閉動作させているが、これに限らず、第一可変入賞装置40を開閉動作させたり、或いは第一・第二可変入賞装置40,50の両方を開閉動作させても良い。
具体的には、第二遊技制御手段130は、駆動装置52の駆動を制御している。
(第三遊技制御手段140)
第三遊技制御手段140は、第一遊技制御手段120による第一遊技の終了後、第二遊技制御手段130による第二遊技条件より遊技者に有利な予め設定された第三遊技条件により、第一可変入賞装置40又は第二可変入賞装置50のいずれか少なくとも一方を開閉動作させる第三遊技を開始させるためのものである。
なお、本実施の形態では、第二可変入賞装置50を開閉動作させているが、これに限らず、第一可変入賞装置40を開閉動作させたり、或いは第一・第二可変入賞装置40,50の両方を開閉動作させても良い。
なお、第三遊技の終了後、第二遊技以外の遊技状態(通常遊技、第一遊技)に移行可能であることは勿論である。
具体的には、第三遊技制御手段140は、図1に示すように、次の手段を備える。
(1)入賞球カウント手段141
入賞球カウント手段141は、第三遊技中、第二可変入賞検出手段53により検出された打球の数をカウントするためのものである。
(2)終了条件判定手段142
終了条件判定手段142は、入賞球カウント手段141によりカウントされたカウント値が、予め設定された入賞個数に達したことを終了条件として、第三遊技を終了させるためのものである。
上記総入賞個数は、例えば最大継続回数を15回、各ラウンドの最大入賞可能個数を10個と仮定した場合には、最大継続回数に初回を加えた16回に最大入賞可能個数、10個を乗算した値、すなわち160球となる。
例えば、第一可変入賞装置40と第二可変入賞装置50との1入賞球当たりの払出賞球数を異ならせた場合にも、第一遊技と第三遊技において、同じ総獲得球数を得ることが可能となる。
なお、第一可変入賞装置40と第二可変入賞装置50との1入賞球当たりの払出賞球数を等しく設定しておいても良い。
(遊技選択手段150)
遊技選択手段150は、第一遊技制御手段120による第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技制御手段130による第二遊技を開始させるか、第三遊技制御手段140による第三遊技を開始させるかのいずれかを選択するためのものである。
一方、遊技選択手段150には、図1に示すように、次の手段を備える。なお、遊技選択手段150の手段は、次の(1)に限定されない。
抽選結果判定手段151は、第一遊技制御手段120による第一遊技の開始時の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定するためのものである。
また、抽選結果判定手段151は、第一遊技制御手段 120による第一遊技の終了時の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定させても良い。
例えば、第一遊技の開始後、打球が特定領域通過検出手段44により検出されたことを条件に、抽選を行っても良い。
(図12〜19のフローチャート)
つぎに、前記した構成を備える弾球遊技機10の動作について、図12〜19に示すフローチャートを用いて、以下に説明する。
(図12のフローチャート)
図12を用いて、メインとなるフローチャートについて、以下に説明する。
前記処理は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記処理後、図12に示すように、ステップS100から次のステップS101に進み、第三遊技中か否か判定される。
前記判定の結果、第三遊技中でない場合には、図12に示すように、ステップS101から次のステップS102に進み、図1〜2に示すカウント表示手段32にデモを表示する。
デモとは、例えば後述するカウント表示態様とは異なる表示のことをいう。
前記表示後、図12に示すように、ステップS102から次のステップS103に進み、図1〜2に示す第一可変入賞装置40に関する処理(図15参照)を行う。
前記処理は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記処理後、図12に示すように、ステップS103から次のステップS104に進み、各種の処理を行う。
なお、各種の処理は、上記例示した処理等に限定されない。
前記処理は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記処理後、図12に示すように、ステップS104から先に説明したS100に戻る。
前記カウント値は、第三遊技中に、図1に示す入賞球カウント手段141によりカウントされた第二可変入賞装置50への入賞個数を示し、例えば三桁の数字、「016」等を表示する。
また、表示値は、カウント値そのものでも良いし、第三遊技終了条件で規定している総入賞個数(例えば160個)から、カウント値を引いた減算値を表示しても良い。
前記表示は、図1に示す遊技制御手段100の第三遊技制御手段140により行われる。
前記表示後、図12に示すように、ステップS110から次のステップS111に進み、第三遊技終了確認処理(図19参照)を行う。
前記処理後、図12に示すように、ステップS111から先に説明したステップS103に進む。
(図13のフローチャート)
図13〜14を用いて、第二可変入賞装置50による処理のフローチャートについて、以下に説明する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
具体的には、遊技制御手段100において、図1に示す普通図柄作動口検出手段71の検出信号を監視している。
前記乱数取得は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記普通図柄抽選乱数としては、例えば「0」〜「9」迄の計10個の数字を使用している。
すなわち、図12に示すフローチャートの先に説明したステップS101に進む。
一方、先のステップS201の乱数取得後、図13に示すように、次のステップS202に進み、第二・第三遊技状態か否か判定される。
前記判定の結果、第二・第三遊技中でない場合、すなわち通常遊技、第一遊技の場合には、図13に示すように、ステップS202から次のステップS203に進み、通常状態中変動時間がセットされる。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記通常状態中変動時間は、図1〜2に示す普通図柄表示装置48の普通図柄の変動時間を意味し、例えば「30秒」にセットされる。
前記セット後、図13に示すように、ステップS203から次のステップS204に進み、通常状態中確率当選値をセットする。
前記通常状態中確率当選値は、通常遊技、第一遊技中の当選となる乱数値であり、例えば「3」、「7」の2個の数字をセットする。
その結果、普通図柄抽選乱数が10個あることから、確率は1/5となる。
これに対し、先にステップS202において、第二・第三遊技状態と判定された場合には、図13に示すように、次のステップS220に進み、特別状態中変動時間がセットされる。
前記特別状態中は、第二・第三遊技中を意味する。
前記特別状態中変動時間は、図1〜2に示す普通図柄表示装置48の普通図柄の変動時間を意味し、例えば「5秒」にセットされる。
前記特別状態中変動時間を、先に説明したステップS203の通常状態中変動時間と比較すると、次の表1の通りである。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記特別状態中確率当選値は、通常遊技の当選となる乱数値であり、例えば「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の5個の数字をセットする。
前記特別状態中確率当選値を、先に説明したステップS204の通常状態中確率当選値と比較すると、次の表2の通りである。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
具体的には、通常遊技、第一遊技の場合には、先のステップS201で取得した乱数と、先のステップS204でセットされた通常状態中確率当選値とを比較している。
これに対し、取得した乱数が、「3」、「7」の2個のどちらか一方の数字に一致する場合には、当たりとなる。
また、第一・第二遊技の場合には、先のステップS201で取得した乱数と、先のステップS221でセットされた特別状態中確率当選値とを比較している。
これに対し、取得した乱数が、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の5個のいずれかの数字に一致する場合には、当たりとなる。
前記判定の結果、抽選が外れの場合には、図13に示すように、ステップS205から次のステップS206に進み、外れ図柄がセットされる。
これに対し、先のステップS205において、抽選が当たりの場合には、図13に示すように、次のステップS230に進み、当たり図柄がセットされる。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
なお、桁数は、一桁に限定されず、複数桁でも良い。
一方、先のステップS206又はステップS230のセット後、図13に示すように、次のステップS207に進み、変動時間が経過したか否か判定される。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
また、変動時間は、第二・第三遊技の場合には、先のステップS220においてセットされた特別状態中変動時間、例えば「5秒」である。
前記判定の結果、変動時間を経過した場合には、図13に示すように、ステップS207から次のステップS208に進み、図柄の変動を停止する。
具体的には、先のステップS206においてセットされた外れ図柄としては、例えば一桁の数字の「H」の図柄を、図1〜2に示す普通図柄表示装置48に停止させる。
また、先のステップS230においてセットされた当たり図柄としては、例えば一桁の数字の「7」の図柄を、図1〜2に示す普通図柄表示装置48に停止させる。
一方、先のステップS208の変動停止後、図13に示すように、次のステップS209に進み、当たり図柄か否か判定する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
これに対し、例えば一桁の数字の「7」以外の図柄が、図1〜2に示す普通図柄表示装置48に停止表示された場合には、外れとなる。
前記判定の結果、外れの場合には、図13に示すように、次のステップS210に進み、当該処理を終了する。
これに対し、当たりの場合には、図14に示すステップS300に進む。
(図14のフローチャート)
まず、図14に示すように、ステップS300において、第三遊技か否かを判定する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記通常開放時間は、第二可変入賞装置50の左右の羽根51の開放時間を意味し、例えば「0.5秒」にセットされる。
前記開放は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
具体的には、遊技制御手段100は、駆動装置52を駆動して、図8及び図10に示すように、左右の羽根51をV字形に開放させる。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記判定の結果、開放時間を終了した場合には、図14に示すように、ステップS303から次のステップS304に進み、第二可変入賞装置50を閉口させる。
具体的には、遊技制御手段100は、駆動装置52の駆動を停止させ、図7及び図9に示すように、左右の羽根51を平行にして閉口させる。
前記閉口後、図14に示すように、ステップS304から次のステップS305に進み、当該処理を終了する。
一方、先のステップS303において、開放時間を終了していない場合には、開放時間を終了する迄、当該ステップS303を繰り返す。
一方、先のステップS300において、第三遊技と判定された場合には、図14に示すように、次のステップS310に進み、第三遊技開放時間をセットする。
前記第三遊技開放時間は、第二可変入賞装置50の左右の羽根51の開放時間を意味し、例えば「5秒」にセットされる。
前記第三遊技開放時間を、先に説明したステップS301の通常開放時間と比較すると、次の表3の通りである。
前記開放は、図1に示す遊技制御手段100の第三遊技制御手段140により行われる。
具体的には、遊技制御手段100は、駆動装置52を駆動して、図8及び図10に示すように、左右の羽根51をV字形に開放させる。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100の第三遊技制御手段140により行われる。
具体的には、遊技制御手段100において、図1及び図11に示す第二可変入賞検出手段53の検出信号を監視している。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100の第三遊技制御手段140により行われる。
これに対し、先のステップS312において、第二可変入賞装置50への入賞があった場合には、図14に示すように、次のステップS320に進み、第二可変入賞装置50のカウントを加算する。
前記加算後、図14に示すように、先に説明したステップS313に進む。
一方、先に説明したステップS313において、開放時間を終了したと判定された場合には、図14に示すように、次のステップS314に進み、第二可変入賞装置50を閉口させる。
具体的には、遊技制御手段100は、駆動装置52の駆動を停止させ、図7及び図9に示すように、左右の羽根51を平行にして閉口させる。
前記閉口後、図14に示すように、ステップS314から次のステップS305に進み、当該処理を終了する。
一方、先のステップS313において、開放時間を終了していない場合には、図14に示すように、先に説明したステップS312に戻る。
(図15のフローチャート)
図15を用いて、第一可変入賞装置40に関する処理のフローチャートについて、以下に説明する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
具体的には、遊技制御手段100において、図1に示す特定入賞検出手段61の検出信号を監視している。
前記乱数取得は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記特別図柄抽選乱数としては、例えば「0」〜「319」迄の計320個の数字を使用している。
すなわち、図12に示すフローチャートの先に説明したステップS104に進む。
一方、先にステップS401の乱数取得後、図15に示すように、次のステップS402に進み、判定図柄乱数を取得する。
前記判定図柄乱数としては、例えば「0」〜「9」迄の計10個の数字を使用している。
前記乱数取得後、図15に示すように、ステップS402から次のステップS403に進み、第二・第三遊技状態か否か判定される。
前記判定の結果、第二・第三遊技中でない場合、すなわち通常遊技、第一遊技の場合には、図15に示すように、ステップS403から次のステップS404に進み、通常状態中変動時間がセットされる。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記通常状態中変動時間は、図1〜2に示す図柄可変表示装置30の特別図柄表示装置31の図柄の変動時間を意味し、例えば「15秒」にセットされる。
前記セット後、図15に示すように、ステップS404から次のステップS405に進み、通常状態中確率当選値をセットする。
前記通常状態中確率当選値は、通常遊技、第一遊技中の当選となる乱数値であり、例えば「7」の1個の数字をセットする。
その結果、特別図柄抽選乱数が320個あることから、確率は1/320となる。
これに対し、先にステップS403において、第二・第三遊技状態と判定された場合には、図15に示すように、次のステップS420に進み、特別状態中変動時間がセットされる。
前記特別状態中変動時間は、図1〜2に示す図柄可変表示装置30の特別図柄表示装置31の図柄の変動時間を意味し、例えば「30秒」にセットされる。
前記特別状態中変動時間を、先に説明したステップS404の通常状態中変動時間と比較すると、次の表4の通りである。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記特別状態中確率当選値は、通常遊技の当選となる乱数値であり、例えば「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の5個の数字をセットする。
前記特別状態中確率当選値を、先に説明したステップS405の通常状態中確率当選値と比較すると、次の表5の通りである。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
具体的には、通常遊技、第一遊技の場合には、先のステップS401で取得した乱数と、先のステップS405でセットされた通常状態中確率当選値とを比較している。
これに対し、取得した乱数が、「7」の1個の数字に一致する場合には、当たりとなる。
また、第一・第二遊技の場合には、先のステップS401で取得した乱数と、先のステップS420でセットされた特別状態中確率当選値とを比較している。
これに対し、取得した乱数が、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の5個の数字に一致する場合には、当たりとなる。
前記判定の結果、抽選が外れの場合には、図15に示すように、ステップS406から次のステップS407に進み、外れ図柄がセットされる。
これに対し、先のステップS406において、抽選が当たりの場合には、図15に示すように、次のステップS430に進み、当たり図柄がセットされる。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100により行われる。前記当たり図柄としては、例えば数字の「0」〜「9」ぞろ目の図柄がセットされる。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
前記変動時間は、通常遊技、第一遊技の場合には、先のステップS404においてセットされた通常状態中変動時間、例えば「15秒」である。
前記判定の結果、変動時間を経過した場合には、図15に示すように、ステップS408から次のステップS409に進み、図柄の変動を停止する。
前記変動停止は、図1に示す遊技制御手段100により行われる。
また、第一・第二遊技の場合には、先のステップS430においてセットされた当たり図柄としては、例えば数字の「0」〜「9」のぞろ目の図柄を、図1〜2に示す図柄可変表示装置30の特別図柄表示装置31に停止させる。
一方、先のステップS409の変動停止後、図15に示すように、次のステップS410に進み、当たり図柄か否か判定する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段 100により行われる。
これに対し、例えば数字の「0」〜「9」のぞろ目以外の図柄が、図1〜2に示す図柄可変表示装置30 の特別図柄表示装置31に停止表示された場合には、外れとなる。
前記判定の結果、外れの場合には、図15に示すように、ステップS410から次のステップS411に進み、当該処理を終了する。
これに対し、当たりの場合には、図16に示すステップS440に進む。
(図16のフローチャート)
図16〜17を用いて、第一遊技の処理のフローチャートについて、以下に説明する。
まず、図16に示すように、ステップS440(図15参照)から次のステップS500に進み、継続回数をセットする。
前記継続回数としては、例えば「15回」がセットされる。
前記セット後、図16に示すように、ステップS500から次のステップS501に進み、開放タイマがセットされる。
前記セットは、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記セット後、図16に示すように、ステップS501から次のステップS502に進み、特定領域誘導装置46をオンとする。
その結果、特定領域通過検出手段44に打球が入賞し易くなり、第一遊技を継続できるチャンスが増加する。
具体的には、第一遊技制御手段120は、特定領域誘導装置駆動源47を駆動している。
前記オン後、図16に示すように、ステップS502から次のステップS503に進み、第一可変入賞装置40が開放駆動される。
前記開放駆動は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記開放駆動後、図16に示すように、ステップS503から次のステップS504に進み、特定領域に入賞したか否か判定する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記判定の結果、特定領域に入賞した場合には、図16に示すように、ステップS504から次のステップS505に進み、特定領域入賞フラグをオンとする。
前記オンは、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記オン後、図16に示すように、ステップS505から次のステップS506に進み、特定領域誘導装置46をオフとする。
前記オフは、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
具体的には、第一遊技制御手段120は、特定領域誘導装置駆動源47の駆動を停止する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
具体的には、第一遊技制御手段120において、カウント用検出手段45の検出信号を監視している。
前記加算は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記減算は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
一方、先のステップS507において、第一遊技制御手段120への入賞がない場合には、図16に示すように、先に説明したステップS509に進む。前記ステップS509において、減算後、図16に示すように、ステップS509から次のステップS510に進み、開放タイマがゼロとなった否か判定する。
前記判定の結果、開放タイマがゼロとなっていない場合には、図16に示すように、ステップS510から次のステップS511に進み、第一遊技制御手段120のカウント値が「10個」より少ないか否か判定する。
判定の結果、第一遊技制御手段120のカウント値が「10個」より少ない場合には、図16に示すように、ステップS511から先に説明したステップS504に戻る。
(図17のフローチャート)
まず、図17に示すように、ステップS600においては、第一可変入賞装置40を閉止駆動している。
具体的には、第一遊技制御手段120は、開閉扉駆動源42の駆動を停止し、図3に示すように、開閉扉41を閉止している。
前記閉止駆動後、図17に示すように、ステップS600から次のステップS601に進み、閉止時間タイマをセットしている。
前記閉止時間タイマは、第一可変入賞装置40の開閉扉41の閉止後、特定領域通過検出手段44の有効時間を意味し、例えば「2秒」に設定されている。
前記セット後、図17に示すように、ステップS601から次のステップS602に進み、閉止時間タイマがゼロとなったか判定する。
前記判定の結果、閉止時間タイマがゼロでない場合には、図17に示すように、ステップS602から次のステップS603に進み、閉止時間タイマを減算する。
前記減算は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記減算後、図17に示すように、ステップS603から次のステップS604に進み、再度、特定領域に入賞したか否か判定する。
具体的には、第一遊技制御手段120において、特定領域通過検出手段44の検出信号を監視している。
前記判定の結果、特定領域に入賞した場合には、図17に示すように、ステップS604から次のステップS605に進み、特定領域入賞フラグをオンとする。
前記特定領域入賞フラグは、継続条件が達成されたことを意味している。
前記オン後、或いは先のステップS604において、特定領域への入賞がない場合には、図17に示すように、先に説明したステップS602に戻る。
一方、先のステップS602において、閉止時間タイマがゼロと判定された場合には、図17に示すように、次のステップS610に進み、特定領域入賞フラグがオンか否か判定される。
前記判定の結果、特定領域入賞フラグがオフの場合には、図17に示すように、ステップS610から次のステップS611に進み、特定領域誘導装置46をオフとする。
前記オフは、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
具体的には、第一遊技制御手段120は、特定領域誘導装置駆動源47の駆動を停止する。
一方、先のステップS610において、特定領域入賞フラグがオンの場合には、図17に示すように、次のステップS620に進み、継続回数がゼロとなったか判定する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記減算は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により行われる。
前記減算後、図17に示すように、ステップS621から、図16に示す先に説明したステップS501に戻る。
(図18のフローチャート)
図18を用いて、第一遊技終了確認処理のフローチャートについて、以下に説明する。
まず、図18に示すように、ステップS612(図17参照)から次のステップS700に進み、図15に示すステップS402で取得した判定図柄乱数に応じた判定図柄を表示する。前記表示は、図1に示す遊技制御手段100の遊技選択手段150により行われる。
前記表示される判定図柄は、判定図柄乱数値に限らず、取得した判定図柄乱数の意味する内容、例えば外れ、当たり、大当たり等の別を表示しても良い。
また、判定図柄乱数の意味する内容は、取得した判定図柄乱数と完全に一致していなくとも良い。前記判定図柄乱数は、図15に示すステップS402で取得したものである。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100の遊技選択手段150により行われる。前記判定は、図15に示すステップS402で取得した判定図柄乱数が、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の5個の数字の場合には、当選となる。
前記判定の結果、判定図柄が当選している場合、すなわち「1」、「3」、「5」、「7」、「9」の5個の数字の場合には、図18に示すように、ステップS701から次のステップS702に進み、第三遊技に当選しているか否か判定する。
これに対し、判定図柄乱数が、「1」、「5」、「9」の3個の数字の場合には、外れとなる。
前記判定の結果、第三遊技に当選している場合、すなわち「3」、「7」の2個の数字の場合には、図18に示すように、ステップS702から次のステップS703に進み、第二可変入賞装置50のカウントをクリアする。
前記クリア後、図18に示すように、ステップS703から次のステップS704に進み、第三遊技状態がセットされる。
その結果、第一遊技から第三遊技に移行する。前記セットは、図1に示す遊技制御手段100の遊技選択手段150により行われる。
一方、先のステップS701において、判定図柄が外れの場合、すなわち「0」、「2」、「4」、「6」、「8」の5個の数字の場合には、図18に示すように、次のステップS710に進み、通常遊技状態がセットされる。
前記セット後、図18に示すように、ステップS710から先に説明したステップS705に進み、当該処理を終了する。
一方、先のステップS702において、第三遊技に外れている場合、すなわち「1」、「5」、「9」の3個の数字の場合には、図18に示すように、次のステップS720に進み、第二遊技状態がセットされる。
前記セット後、図18に示すように、ステップS720から先に説明したステップS705に進み、当該処理を終了する。
(図19のフローチャート)
図19を用いて、第三遊技終了確認処理のフローチャートについて、以下に説明する。
前記判定は、図1に示す遊技制御手段100の第三遊技制御手段140により行われる。
前記規定値は、「160球」に設定され、第三遊技に移行すると、「160球」の入賞球が得られる。
すなわち、図12に示すフローチャートの先に説明したステップS103に進む。
一方、先のステップS800において、第二可変入賞装置50のカウント数が規定値になった場合には、図19に示すように、次のステップS810に進み、第三遊技状態終了処理が行われる。
前記処理後、図19に示すように、ステップS810から次のステップS811に進み、第二遊技状態がセットされる。
その結果、第三遊技から第二遊技に移行する。前記セットは、図1に示す遊技制御手段100の第三遊技制御手段140により行われる。
すなわち、図12に示すフローチャートの先に説明したステップS103に進む。
(遊技条件)
遊技条件には、次の種類がある。
(1)通常遊技条件
通常遊技条件は、図1に示す遊技制御手段100の第一遊技制御手段120により設定されている。
(2)第二遊技条件
第二遊技条件は、図1に示す遊技制御手段100の第二遊技制御手段130により設定されている。
具体的には、第二遊技条件においては、後述する単位時間当たりの開放総時間を、通常遊技条件と比較して長く設定されている。
(3)第三遊技条件
第三遊技条件は、図1に示す遊技制御手段100の第三遊技制御手段140により設定されている。
具体的には、第三遊技条件においては、後述する単位時間当たりの開放総時間を、第二遊技条件と比較して長く設定されている。
その結果、第三遊技条件においては、後述する単位時間当たりの開放総時間が最長に設定されている。
(1)通常遊技の単位時間当たりの開放総時間
通常遊技の単位時間当たりの開放総時間は、TZ(変動時間)=30(S)(表1参照)、M(当たり確率)=1/5(表2参照)、TH(開放時間)=0.5(S)(表3参照)、とすると、次の式2から算出できる。
(2)第二遊技の単位時間当たりの開放総時間
第二遊技の単位時間当たりの開放総時間は、TZ(変動時間)=5(S)(表1参照)、M(当たり確率)=1/2(表2参照)、TH(開放時間)=0.5(S)(表3参照)、とすると、次の式3から算出できる。
なお、通常遊技と第二遊技とは、当たり確率や変動時間を変化させたが、これに限らず、開放時間を変化させても良い。
また、上述した当たり確率、変動時間開放時間の3要素の一部だけ、或いは全部を変化させても良い。
第三遊技の単位時間当たりの開放総時間は、TZ(変動時間)=5(S)(表1参照)、M(当たり確率)=1/2(表2参照)、TH(開放時間)=5(S)(表3参照)、とすると、次の式4から算出できる。
なお、第二遊技と第三遊技とは、開放時間を変化させたが、これに限らず、当たり確率や変動時間を変化させても良い。
(第二の実施の形態)
つぎに、本発明の第二の実施の形態について、以下に説明する。
すなわち、先に説明した第一の実施の形態では、通常遊技、第一遊技、第二遊技及び第三遊技の各遊技状態において、図1〜2に示す第二可変入賞装置50の入賞率を変動させていた。
つぎに、通常遊技状態で使用する第二の開放条件を達成する確率と、第二・第三遊技状態で使用する第二の開放条件を達成する確率とを、それぞれ選択可能に設定する。
本実施の形態では、各遊技毎に次の表6に示す組み合わせを用いることにより、先に説明した第一の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、第二遊技状態と第三遊技状態では、第二可変入賞装置50の入賞率が増大している。つまり、遊技者は、第二可変入賞装置50に入賞した遊技球分だけ、持ち球を増加させることが可能となっている。
また、第三遊技の終了条件を小当たり時の第一可変入賞装置40への入賞個数としても良い。
30 図柄可変表示装置 31 特別図柄表示装置
32 カウント表示手段 33 特別図柄保留表示装置
34 判定図柄表示装置 40 第一可変入賞装置
41 開閉扉 42 開閉扉駆動源
43 一般領域 44 特定領域通過検出手段
45 カウント用検出手段 46 特定領域誘導装置
47 特定領域誘導装置駆動源 48 普通図柄表示装置
49 普通図柄保留表示装置 50 第二可変入賞装置
51 羽根 52 駆動装置
53 第二可変入賞検出手段 60 特別図柄始動口
61 特定入賞検出手段 70 普通図柄作動口
71 普通図柄作動口検出手段 100 遊技制御手段
110 通常遊技制御手段 120 第一遊技制御手段
130 第二遊技制御手段 140 第三遊技制御手段
141 入賞球カウント手段 142 終了条件判定手段
150 遊技選択手段 151 抽選結果判定手段
Claims (13)
- 打球を受け入れ易い開状態、及び打球を受け入れ難い閉状態に開閉動作可能な第一可変入賞装置と、
第一可変入賞装置と異なる位置に配置され、打球を受け入れ易い開状態、及び打球を受け入れ難い閉状態に開閉動作可能な第二可変入賞装置と、
前記第二可変入賞装置に入賞した打球を検出するための第二可変入賞検出手段と、
前記第一可変入賞装置、前記第二可変入賞装置、前記第二可変入賞検出手段にそれぞれ接続され、遊技を制御するための遊技制御手段とを備え、
前記遊技制御手段には、通常遊技において、予め設定された開始条件が達成されたことを条件に、予め設定された通常遊技条件により、前記第二可変入賞装置を閉状態から開状態に可変するための通常遊技制御手段と、
予め設定された第一遊技の開始条件が達成されたことを条件に、前記第一可変入賞装置を開閉動作させるための第一遊技制御手段と、
前記第一遊技制御手段による第一遊技の終了を条件に、予め設定された第二遊技条件により、前記第一可変入賞装置又は前記第二可変入賞装置のいずれか少なくとも一方を開閉動作させるための第二遊技制御手段とを備えていることを特徴とする弾球遊技機において、
前記遊技制御手段には、
前記第一遊技制御手段による第一遊技の終了後、前記第二遊技制御手段による第二遊技条件より遊技者に有利な予め設定された第三遊技条件により、前記第一可変入賞装置又は前記第二可変入賞装置のいずれか少なくとも一方を開閉動作させる第三遊技を開始させ、前記第三遊技の終了後、前記第二遊技制御手段による第二遊技に移行させるための第三遊技制御手段を備えていることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記第二遊技条件は、前記通常遊技制御手段による通常遊技条件より遊技者に有利に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
- 第三遊技制御手段には、第三遊技中、第二可変入賞検出手段により検出された打球の数をカウントするための入賞球カウント手段と、
前記入賞球カウント手段によりカウントされたカウント値が、予め設定された入賞個数に達したことを終了条件として、第三遊技を終了させるための終了条件判定手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機。 - 前記終了条件判定手段に設定された入賞個数が、前記第一可変入賞装置に入賞した打球の総入賞個数に等しく設定されていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
- 前記終了条件判定手段に設定された入賞個数により得られる獲得球数が、前記第一遊技制御手段による第一遊技中に獲得した総獲得球数に等しく設定されていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
- 弾球遊技機には、前記入賞球カウント手段によりカウントされたカウント値を表示するためのカウント表示手段を備えていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の弾球遊技機。
- 前記遊技制御手段には、前記第一遊技制御手段による第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、前記第二遊技制御手段による第二遊技を開始させるか、前記第三遊技制御手段による第三遊技を開始させるかのいずれかを選択するための遊技選択手段を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
- 前記弾球遊技機には、打球が特定の領域を通過したことを検出するための特定入賞検出手段と、
前記特定入賞検出手段により打球が検出されたことを条件に、図柄を可変表示可能な図柄可変表示装置を備え、
前記図柄には、予め設定された図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させるための特別図柄を含み、
前記遊技選択手段は、停止表示された前記特別図柄によって、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択していることを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。 - 前記弾球遊技機には、
打球が特定の領域を通過したことを検出するための特定入賞検出手段と、
前記特定入賞検出手段により打球が検出されたことを条件に図柄の可変表示を開始し、予め設定された図柄停止条件にもとづいて、図柄を可変表示可能な図柄可変表示装置とを備え、
前記図柄には、予め設定された図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させるための特別図柄と、
第一遊技終了後に、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択するための判定図柄とを含み、
前記遊技選択手段は、前記図柄可変表示装置において停止表示された前記判定図柄によって、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択していることを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。 - 前記弾球遊技機には、
打球が特定の領域を通過したことを検出するための特定入賞検出手段と、前記特定入賞検出手段により打球が検出されたことを条件に、予め設定された図柄が停止表示されることを開始条件に、第一遊技を開始させるための特別図柄を可変表示可能な図柄可変表示装置と、
通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択するための判定図柄を可変表示可能な判定図柄表示装置とを備え、
前記遊技選択手段は、前記判定図柄表示装置において停止表示された前記判定図柄によって、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを選択していることを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。 - 前記遊技選択手段には、
前記第一遊技制御手段による第一遊技の開始時の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定するための抽選結果判定手段を備えていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の弾球遊技機。 - 前記遊技選択手段には、
前記第一遊技制御手段による第一遊技の終了時の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定するための抽選結果判定手段を備えていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の弾球遊技機。 - 前記遊技選択手段には、
前記第一遊技制御手段による第一遊技中の抽選にもとづいて、当該第一遊技の終了後、通常遊技に復帰させるか、第二遊技又は第三遊技のいずれか一方の遊技を開始させるかを判定するための抽選結果判定手段を備えていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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