JP5057186B2 - 画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法 - Google Patents

画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5057186B2
JP5057186B2 JP2010147825A JP2010147825A JP5057186B2 JP 5057186 B2 JP5057186 B2 JP 5057186B2 JP 2010147825 A JP2010147825 A JP 2010147825A JP 2010147825 A JP2010147825 A JP 2010147825A JP 5057186 B2 JP5057186 B2 JP 5057186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
file
setting
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010147825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012015614A (ja
Inventor
綾子 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010147825A priority Critical patent/JP5057186B2/ja
Priority to US13/044,606 priority patent/US8593686B2/en
Priority to EP11157729.2A priority patent/EP2403228B1/en
Priority to CN201110072714.XA priority patent/CN102316234B/zh
Publication of JP2012015614A publication Critical patent/JP2012015614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5057186B2 publication Critical patent/JP5057186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

本発明は、画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法に関する。
従来、イメージスキャナなどから入力した画像データを既存ファイル(例えばTIFF形式やPDF形式の画像ファイル)に追加挿入するためのユーザ操作を簡単化する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−173890号公報
ところで、TIFF形式やPDF形式の画像ファイルには、属性値(解像度、カラー/モノクロなど)の異なる複数の画像データを格納することができる。
しかしながら、属性値の異なる複数の画像データを一つの画像ファイルに格納すると、それらの画像データが表す画像を出力(印刷や表示)した場合に、属性値の違いによって画質がばらついてしまうなどの不都合を生じる虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、属性値の異なる画像データを一つの画像ファイルに格納することによる不都合を軽減する画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、1以上の画像データをその画像データの属性値と対応付けて格納している画像ファイルに画像データを追加格納する画像読取装置であって、前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定する設定部と、原稿を読み取って画像データを生成する生成部であって、前記設定部によって設定された画像生成条件に基づいて画像データを生成する生成部と、前記生成部によって生成された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納部と、を備える。
この発明によると、画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定するので、画像ファイルに格納されている画像データの画質と追加格納した画像データの画質とを合わせることができる。これにより、属性値の異なる画像データを一つの画像ファイルに格納することによる不都合を軽減できる。
第2の発明は、第1の発明の画像読取装置であって、前記生成部は、原稿を読み取って画像データを出力する読取部と、前記読取部から出力された画像データに画像処理を施す画像処理部とを有し、前記画像生成条件は、前記読取部を制御するための条件、及び前記画像処理部を制御するための条件の少なくとも一方である。
この発明によると、読取部を制御するための条件、及び画像処理部を制御するための条件の少なくとも一方を設定できる。
第3の発明は、第1又は第2の発明の画像読取装置であって、前記格納部は、前記画像ファイルに格納されている画像データから前記画像生成条件の設定に用いられない属性値を取得し、前記生成部によって生成された画像データを、前記画像生成条件に応じた属性値、及び前記画像生成条件の設定に用いられない属性値と対応付けて前記画像ファイルに追加格納する。
この発明によると、画像生成条件の設定に用いられない属性についても合わせることができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明の画像読取装置であって、前記画像ファイル内の位置であって前記生成部によって生成された画像データを追加格納する位置を指定する指定部を備え、前記設定部は、前記画像ファイル内において前記指定部によって指定された位置から基準範囲内に格納されている画像データの属性値に合わせて前記画像生成条件を設定する。
この発明によると、追加格納する画像データの画質とその基準範囲内にある画像データの画質とを合わせることができるので、ユーザが画質のばらつきに気付き難くなる。
第5の発明は、第1〜第3のいずれかの発明の画像読取装置であって、前記設定部は、前記画像ファイルに格納されている複数の画像データの属性値が互いに異なる場合は、それら複数の属性値のうち最も多い属性値に合わせて前記画像生成条件を設定する。
この発明によると、最も多い属性値に合わせて画像生成条件を設定するので、ユーザが画質のばらつきに気付き難くなる。
第6の発明は、第1〜第3のいずれかの発明の画像読取装置であって、前記設定部は、前記画像ファイルに格納されている複数の画像データの属性値が互いに異なる場合は、それら複数の属性値のうち予め指定されている属性値に最も近い属性値に合わせて前記画像生成条件を設定する。
この発明によると、いずれの属性値に合わせて画像生成条件を設定するかを決定できる。
第7の発明は、第1〜第3のいずれかの発明の画像読取装置であって、前記画像ファイルは、各画像データが格納された時を表す情報を含み、前記設定部は、前記画像ファイルに格納されている複数の画像データの属性値が互いに異なる場合は、それら複数の属性値のうちいずれの属性値に合わせて前記画像生成条件を設定するかを、各画像データが格納された時に基づいて決定する。
この発明によると、いずれの属性値に合わせて画像生成条件を設定するかを決定できる。
第8の発明は、第1〜第3のいずれかの発明の画像読取装置であって、前記設定部は、前記画像ファイルに格納されている複数の画像データの属性値が互いに異なる場合は、それら複数の属性値のうちいずれかの属性値をユーザに選択させる。
この発明によると、いずれの属性値に合わせて画像生成条件を設定するかを決定できる。
第9の発明は、第1〜第8のいずれかの発明の画像読取装置であって、前記設定部は、前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合う前記画像生成条件を設定不能な場合は、設定可能な範囲でユーザに前記画像生成条件を設定させる。
属性値によっては画像生成条件が設定可能範囲を超えてしまうことも考えられる。
この発明によると、そのような場合には設定可能な範囲でユーザに画像生成条件を設定させることにより、設定可能な範囲で画像生成条件を設定できる。
第10の発明は、第1〜第9のいずれかの発明の画像読取装置であって、前記設定部は、前記画像ファイルから取得した属性値からは設定できない画像生成条件をユーザに設定させる。
この発明によると、画像ファイルから取得した属性値からは設定できない画像生成条件であっても、ユーザに設定させることによって設定することができる。
第11の発明は、原稿を読み取って画像データを出力する画像読取装置と通信可能に接続されているコンピュータで実行されるスキャナドライバであって、1以上の画像データをその画像データの属性値と対応付けて格納している画像ファイルから画像データの属性値を取得し、取得した属性値に合わせて読取条件、及び画像処理条件を設定する設定処理と、前記画像読取装置を制御して画像データを出力させる制御処理であって、前記読取条件に基づいて前記画像読取装置を制御する制御処理と、前記画像読取装置から出力された画像データを前記画像処理条件に基づいて処理する画像処理と、前記画像処理によって処理された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納処理と、を実行させる。
この発明によると、属性値の異なる画像データを一つの画像ファイルに格納することによる不都合を軽減できる。
第12の発明は、1以上の画像データをその画像データの属性値と対応付けて格納している画像ファイルに、原稿を読み取って生成した画像データを追加格納する画像格納方法であって、前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定する設定段階と、原稿を読み取って画像データを生成する生成段階であって、前記設定段階において設定された画像生成条件に基づいて画像データを生成する生成段階と、前記生成段階において生成された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納段階と、を含む。
この発明によると、属性値の異なる画像データを一つの画像ファイルに格納することによる不都合を軽減できる。
尚、本発明に備わる各部の機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら各部の機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
実施形態1に係る画像読取装置の構成を示すブロック図。 スキャナ部の構成を簡略化して示すブロック図。 スキャナ部の電気的構成を示すブロック図。 TIFFファイルの構造を概念的に示す模式図。 画像生成条件と画像ファイルに格納される画像データの属性との対応関係を示す表。 属性値を高画質の属性値と低画質の属性値とに分類した表。 複合機の処理の流れを示すフローチャート。 画像生成条件設定処理の流れを示すフローチャート。 第1の取得処理の流れを示すフローチャート。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。
(1)画像読取装置の電気的構成
図1は、本発明の実施形態1に係る画像読取装置の構成を示すブロック図である。実施形態1では画像読取装置として、プリント機能、スキャン機能、及び、コピー機能を有する所謂複合機を例に説明する。
複合機1は、制御部10(設定部、生成部、格納部の一例)、スキャナ部11(生成部の一例)、プリンタ部12、操作部13(指定部の一例)、記憶部14、及び、USBインタフェース15を備えて構成されている。
制御部10は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成されている。CPUは、ROMや記憶部14に記憶されている各種のプログラムを実行することによって複合機1の各部を制御する。ROMはCPUが各種の処理を実行するためのプログラムやデータなどを記憶している。RAMはCPUが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
スキャナ部11は、制御部10による制御の下で紙などの原稿を読み取って画像データを生成する。スキャナ部11の詳細については後述する。
プリンタ部12は、制御部10による制御の下で紙などの被記録媒体に電子写真方式、インクジェット方式などで画像を形成する。
記憶部14は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体を用いて各種のプログラムやデータを記憶する外部記憶装置である。
操作部13は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置、表示装置の表示面を覆う略透明なタッチパネル、タッチパネルを制御する制御回路、各種の操作ボタンなどを備えて構成されている。ユーザは操作部13を操作することによって複合機1を操作することができる。
USBインタフェース15はUSBホストインタフェースとして構成されており、USBメモリやUSBハードディスクなどのUSBマスストレージデバイスが接続される。実施形態1ではUSBマスストレージデバイスとしてUSBメモリを例に説明する。
(2)スキャナ部の構成
図2は、スキャナ部11の構成を簡略化して示すブロック図である。図2ではCIS(Contact Image Sensor)方式で原稿を読み取る構成を示している。
スキャナ部11は、プラテンガラス21、原稿カバー22、読取デバイス23、搬送機構28などを備えて構成されている。
プラテンガラス21は、複合機1の筐体20(図1では一部のみを示す)の上部に形成されている矩形の開口を筐体20の内側から閉塞している。
原稿カバー22はプラテンガラス21を開放する開姿勢とプラテンガラス21を覆う閉姿勢とに回動可能に筐体20に連結されている。
読取デバイス23は、複数の受光素子が紙面垂直方向(主走査方向)に直線状に配列されたイメージセンサ24、RGB3色の発光ダイオードなどで構成される光源25、原稿Mで反射された反射光をイメージセンサ24の各受光素子に結像させるロッドレンズアレイ26、及びこれらが搭載されるキャリッジ27などで構成されている。読取デバイス23はASIC42からの制御信号に応じた主走査方向の解像度(画像の幅の解像度)、及び、副走査方向の解像度(画像の高さの解像度)で原稿を読み取るように構成されている。
搬送機構28は、駆動ローラ29、従動ローラ30、これらのローラに掛け回されたタイミングベルト31、ステッピングモータ32、ステッピングモータ32の回転駆動力を減速して駆動ローラ29に伝達する図示しない減速機構などで構成されており、読取デバイス23をプラテンガラス21の盤面に沿って主走査方向と垂直な方向(副走査方向)に往復移動させる。
図3は、スキャナ部11の電気的構成を示すブロック図である。スキャナ部11は、読取部40と画像処理部41とを備えて構成されている。
読取部40は、図2に示す構成に加え、ASIC42、モータ駆動回路43、光源制御回路44、ゲイン調整回路45、A/D変換回路46などを備えている。
ASIC42には、モータ駆動回路43、光源制御回路44、A/D変換回路46などが接続されている。ASIC42は制御部10による制御の下でこれらを制御するとともに、A/D変換回路46から出力されたデジタルの出力値(画像データ)を制御部10のRAMに出力する。
なお、ASIC42の機能の一部あるいは全部は制御部10によって実行されてもよい。
モータ駆動回路43はASIC42から出力される制御信号に基づいてステッピングモータ32の回転を制御する回路である。
光源制御回路44はASIC42から出力される制御信号に基づいて光源25の点灯や明るさを制御する回路である。
ゲイン調整回路45は、読取デバイス23から出力される電圧のゲイン調整を行う回路である。
A/D変換回路46は、ゲイン調整回路45よって増幅された電圧をデジタルの出力値(画像データ)に変換する回路である。A/D変換回路46は電圧を8ビット(0〜255)に分解する分解能を有している。
画像処理部41はASICとして構成されており、制御部10による制御の下で、RAM26に格納されている画像データにガンマ補正、シェーディング補正、画像の幅(横方向のピクセル数)の変換処理、画像の高さ(高さ方向のピクセル数)の変換処理、圧縮種類に応じた圧縮処理、画像データの回転処理、明るさ調整、コントラスト調整、カラーバランス調整などの各種の処理を施す。
なお、これらの画像処理の一部あるいは全部は制御部10によって実行されてもよいし、ASIC42によって実行されてもよい。
(3)読取・挿入処理の概要
複合機1は、原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを既存の画像ファイルに挿入(追加格納)する「読取・挿入処理」を実行可能に構成されている。
この「読取・挿入処理」において、複合機1は画像データを挿入する先の画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定し、その画像生成条件に基づいて画像データを生成する。
(4)画像ファイル
実施形態1では画像ファイルとしてTIFFファイル、及びPDFファイルを例に説明する。TIFFファイル、及びPDFファイルは、「1以上の画像データをその画像データの属性値と対応付けて格納している画像ファイル」の一例である。
図4は、TIFFファイルの構造を概念的に示す模式図である。図中では1つの画像データに対応付けられている複数の属性値を「属性情報」として示している。また、TIFFファイルには画像データ毎にサムネイル画像データ(サムネイルイメージ)を格納することもできる。
以降の説明ではTIFFファイル内において1画像データ分の情報(属性情報、画像データ、及びサムネイルイメージ)が格納されている領域のことを「ページ」というものとする。
PDFファイルの概念的な構造はTIFFファイルと実質的に同じであるので説明は省略する。
(5)画像生成条件と属性との対応関係
図5は、画像生成条件と、TIFFファイルに格納される画像データの属性、及びPDFファイルに格納される画像データの属性との対応関係を示す表である。
なお、TIFFファイルやPDFファイルには図5に示す属性以外の属性についても属性値が格納されるが、それらは画像生成条件の設定には用いられないため省略している。図中において「−」は画像生成条件の設定項目に対応する属性がないことを示している。
画像生成条件には、読取部40を制御するための条件(読取条件)と、画像処理部41を制御するための条件(画像処理条件)とが含まれる。
(5−1)読取条件
読取条件に含まれる設定項目の設定値の一例を以下に示す。
・画像の幅の解像度(300dpi、600dpi、1200dpiなど)
・画像の高さの解像度(300dpi、600dpi、1200dpiなど)
・画素構成(カラー、グレースケール)
ここで、実施形態1に係る読取部40は「画像の幅の解像度」、及び「画像の高さの解像度」の設定値に合わせて原稿を読み取る。
なお、「画像の幅の解像度」の設定値によらず常に同じ解像度で原稿を読み取り、画像処理部41によって当該設定されている解像度に変換する構成であってもよい。「画像の高さの解像度」についても同様である。
「画素構成」については、読取部40はカラーであるかグレースケールであるかに応じて点灯させる光源25の色を制御する。なお、グレースケールの場合であってもカラーの場合と同様に光源25を制御し、画像処理部41によってカラーの画像データからグレースケールの画像データに変換してもよい。
なお、読取条件に含まれる設定項目は複合機の機種によって異なり得る。画像処理条件に含まれる設定項目についても同様である。
また、実施形態1では読取部40を制御するための条件であっても、機種によっては画像処理部41を制御するための条件であることもあるし、その逆であることもある。
また、実施形態1では読取部40によって実行される処理であっても、複合機の機種によっては制御部10によって実行される場合もあり得る。その場合は、制御部10も含んで読取部40というものとする。画像処理部41によって実行される処理についても同様である。
(5−2)画像処理条件
画像処理条件に含まれる設定項目の設定値の一例を以下に示す。
・画像の幅の解像度(300dpi、600dpi、1200dpiなど)
・画像の高さの解像度(300dpi、600dpi、1200dpiなど)
・画像の幅(横方向のピクセル数)
・画像の高さ(高さ方向のピクセル数)
・圧縮種類(非圧縮、JPEG圧縮、LZW圧縮、ZIP圧縮、PackBitsなど)
・画像方向(縦長、横長)
・明るさ(0〜100%)
・コントラスト(0〜100%)
・カラーバランス(0〜100%)
これらの設定項目のうち、「圧縮種類」はPDFファイルの属性とは対応していない設定項目である。また、「明るさ」、「コントラスト」、及び「カラーバランス」はTIFFファイルの属性ともPDFファイルの属性とも対応していない設定項目である。
なお、画像処理部41は読取部40から出力された画像データにノイズ除去やエッジ強調処理などの他の画像処理を施してもよく、その場合はそれらの画像処理のためのパラメータを画像処理条件に含めてもよい。
(6)格納条件
図5に示すように、実施形態1では、画像生成条件とは別に、制御部10自体の動作の条件も設定される。制御部10自体の動作の条件とは、具体的には画像データを画像ファイルに格納するための条件(格納条件)である。
格納条件に含まれる設定項目の設定値の一例を以下に示す。
・ヘッダー、フッター(あり、なし)
・ウォーターマーク(あり、なし)
・サムネイルイメージ(あり、なし)
・文字認識(OCR)(あり、なし)
上述した各設定項目のうち「サムネイルイメージ」はTIFFファイルやPDFファイルの属性と対応している設定項目である。一方、「ヘッダー、フッター」、「ウォーターマーク」、及び「文字認識」は、TIFFファイルの属性とは対応していない設定項目である。
ヘッダー、フッターとは、画像データを印刷する際に、その画像データが印刷される被記録媒体の上端部や下端部に印刷される情報(文字、イラストなど)をいう。制御部10は、格納条件の「ヘッダー、フッター」に「あり」が設定されている場合は、生成した画像データをPDFファイルに格納するときに、そのPDFファイルに格納されている他の画像データから「ヘッダー、フッター」の情報を取得し、取得した情報を、当該生成した画像データの「ヘッダー、フッター」として格納する。つまり、制御部10は、挿入先のPDFファイルに格納されている他の画像データに「ヘッダー、フッター」の属性値として対応付けられている情報(文字、イラストなど)を、生成した画像データにも対応付けて格納する。
ウォーターマークは所謂透かし画像のことであり、制御部10は格納条件の「ウォーターマーク」に「あり」が設定されている場合は、挿入先のPDFファイルに格納されている他の画像データに「ウォーターマーク」の属性値として対応付けられている透かし画像を取得し、取得した透かし画像を、生成した画像データにも対応付けて格納する。
文字認識(OCR)は、生成した画像データが表す文字列を文字認識処理によって認識した文字列のことであり、格納条件の「文字認識(OCR)」に「あり」が設定されている場合は、制御部10は生成した画像データをPDFファイルに格納するときに、その画像データが表す文字列を文字認識し、認識した文字列を当該生成した画像データに対応付けて格納する。
なお、これらの情報はオプションであり、必ずしもPDFファイルやTIFFファイルに格納されているとは限らない。
挿入先のPDFファイルから取得される「ヘッダー、フッター」の情報(文字、イラストなど)、及び「ウォーターマーク」の透かし画像は、「画像生成条件の設定に用いられない属性値」の一例である。
(7)画像生成条件の設定方法
実施形態1では、属性値に合わせて画像生成条件を設定する方法として、次に説明する「設定方法1」〜「設定方法6」の6種類の方法がある。ユーザはこれらの中から任意に設定方法を選択することができる。
(7−1)設定方法1
設定方法1は、生成した画像データが挿入されるページ(「追加格納する位置」の一例)に近いページの属性値に合わせる方法である。例えば画像データが挿入されるページ(「挿入ページ」という)として「第2ページ」が指定されたとすると、生成された画像データは現在の第1ページと現在の第2ページとの間に挿入される。この場合、現在の第1ページ、及び現在の第2ページが挿入ページに近いページであるので、現在の第1ページ、現在の第2ページ、又はその両方の属性値に合わせる。設定方法1の詳細については後述する。
ここで「属性値に合わせる」とは、画像生成条件の各設定項目に、画像ファイルに格納されている画像データの対応する属性の属性値、あるいはその属性値に応じた値を設定することをいう。例えば画像ファイルに格納されている画像データの「画像の幅の解像度」の属性値が600dpiであったとすると、画像生成条件の「画像の幅の解像度」として「600dpi」(あるいはその属性値に応じた値)が設定される。
(7−2)設定方法2
設定方法2は、設定項目毎に最も多い属性値に合わせる方法である。例えばTIFFファイルに格納されている1以上の画像データの中で「圧縮種類」の属性値として最も多い属性値が「JPEG」であり、「画素構成」の属性値として最も多い属性値が「カラー」であったとする。この場合、画像生成条件の「圧縮種類」には「JPEG」が設定され、「画素構成」には「カラー」が設定される。
(7−3)設定方法3
設定方法3は、特定の属性についてそれぞれ予め指定されている属性値に最も近い属性値に合わせる方法である。設定方法3では最も高速に処理できる属性値に合わせる。具体的には、挿入先のファイルに格納された属性情報の中から低画質の属性値を取り出し、それに基づいて画像生成条件を設定する。これにより、読み取りを開始してから画像データが画像ファイルに格納され終わるまでの時間が相対的に短くなる。
図6は、特定の属性について属性値を高画質な属性値と低画質な属性値とに分類した表である。ここでは「特定の属性」として「画像の幅の解像度」、「画像の高さの解像度」、「画素構成」、「画像の幅」、「画像の高さ」、及び「圧縮種類」を示している。
図6によれば、例えば画像生成条件の「画像の幅の解像度」に「300dpi」を設定した場合と「1200dpi」を設定した場合とでは「300dpi」を設定した場合の方が低画質である。そのため、例えばTIFFファイル内に「画像の幅の解像度」の属性値が「600dpi」のものと「1200dpi」のものとが混在する場合には、複合機1は「300dpi」により近い解像度である「600dpi」に合わせて画像生成条件を設定する。
また、例えば、非圧縮やLZW圧縮などの可逆圧縮の場合の画質と、JPEG圧縮のような非可逆圧縮の場合の画質とでは、非可逆圧縮の方が低画質である。そのため、TIFFファイルに格納されている画像データの中に「圧縮種類」の属性値が「JPEG圧縮」であるものが存在する場合には、画像生成条件の「圧縮種類」には「JPEG圧縮」が設定される。
なお、図6にない属性については、「設定方法1」、「設定方法2」、「設定方法5」、あるいは「設定方法6」と同様の方法で選択してもよい。
また、図6に示す分類は複合機の機種によって異なり得る。いずれにしても実施形態1では図6に示す分類に従って高速であるか否かを判断するものとする。
また、図6に示す属性以外の属性についても、属性値の違いによる処理速度の高低に有意な差があるのであれば「特定の属性」に含めてもよい。
(7−4)設定方法4
設定方法4は、特定の属性についてそれぞれ予め指定されている属性値に最も近い属性値に合わせる方法である。設定方法4では最も高画質の属性値に合わせる。
ところで、1つのTIFFファイル内に非圧縮や複数種類の可逆圧縮が混在している場合もある。その場合には、「設定方法1」、「設定方法2」、「設定方法5」、あるいは「設定方法6」と同様の方法で選択してもよい。
(7−5)設定方法5
設定方法5は、画像ファイルに格納されている属性値の中からいずれかをユーザに選択させる方法である。ユーザによる選択は画像データ間で属性値が異なっている属性についてのみ行われるものであり、画像データ間で属性値が共通している属性に対応する設定項目については当該共通する属性値が設定される。
また、ユーザが選択できる属性値は画像ファイル内に格納されているもののみであり、画像ファイル内に格納されていない属性値は選択できない。例えばTIFFファイルに格納されている画像データの「画像の幅の解像度」の属性値が「300dpi」、又は「1200dpi」のどちらかである場合、ユーザは「600dpi」を選択することはできない。
(7−6)設定方法6
設定方法6は、いずれの属性値に合わせて画像生成条件を設定するかを各画像データが格納された時を表す情報に基づいて決定する方法である。設定方法6では生成日時(又は日付)が最も新しいページの属性値に合わせる。
(8)複合機の処理
次に、「読取・挿入処理」を中心として複合機1の処理について説明する。ここでは複合機1のUSBインタフェース15に接続されたUSBメモリに記憶されている画像ファイルに画像データを挿入(追加格納)する場合を例に説明する。
(8−1)複合機の処理の流れ
図7は、複合機1の処理の流れを示すフローチャートである。本処理は複合機1に電源が投入されると開始される。
S101では、制御部10は操作部13のディスプレイに所定の待機画面を表示する。この待機画面でユーザは「Print」、「Scan」、及び「Copy」等のいずれかの機能を選択できる。制御部10はユーザがいずれかの機能を選択するまで待機し、いずれかの機能が選択されるとS102に進む。
S102では、制御部10は選択された機能が「Scan」以外(Print又はCopy)の場合はS103に進み、「Scan」の場合はS104に進む。
S103では、制御部10は選択された機能に応じた所定の処理を実行してS101に戻る。
S104では、制御部10はUSBメモリがUSBインタフェース15に接続されているか否かを判断する。制御部10はUSBメモリが接続されていなければS105に進み、接続されていればS106に進む。
S105では、制御部10はUSBメモリを挿入するように促すメッセージを表示して、S104に戻る。
S106では、制御部10はユーザが画像生成条件を設定するためのScan設定画面をディスプレイに表示する。
Scan設定画面には、画像生成条件の設定項目に加えて、ユーザが「既存ファイルにスキャン画像を挿入する/しない」を選択するための項目が表示される。ユーザが「既存ファイルにスキャン画像を挿入する」を選択した場合には、画像生成条件の設定項目はグレーアウト表示され、Scan設定画面での画像生成条件の設定は不能となる。「既存ファイルにスキャン画像を挿入する」を選択した場合には、ユーザは画像生成条件を設定することなく設定完了のボタンを押下する。
一方、「既存ファイルにスキャン画像を挿入しない」を選択した場合にはScan設定画面での画像生成条件の設定が可能である。「既存ファイルにスキャン画像を挿入しない」を選択した場合には、ユーザは画像生成条件を設定した後に設定完了のボタンを押下する。
なお、Scan設定画面で格納条件を設定しない理由は、格納条件は「既存ファイルにスキャン画像を挿入しない」が選択された場合には用いられない条件だからである。
S107では、制御部10は「既存ファイルにスキャン画像を挿入する」が選択されたか否かを判定し、「既存ファイルにスキャン画像を挿入しない」が選択されている場合はS108に進み、「既存ファイルにスキャン画像を挿入する」が選択されている場合はS109に進む。
S108では、制御部10は「既存ファイルにスキャン画像を挿入しない」が選択された場合の所定の処理を実行する。「既存ファイルにスキャン画像を挿入しない」が選択された場合の処理とは、上述したS106で設定された画像生成条件に基づいて画像データを生成し、生成した画像データを新規の画像ファイルに格納する処理のことをいう。
S109では、制御部10は、画像データを挿入する先の画像ファイルをユーザに選択させるためのファイル選択画面をディスプレイに表示する。このファイル選択画面において、ユーザはUSBメモリに保存されている既存ファイル(TIFFファイル、あるいはPDFファイル)を選択することができる。
制御部10は既存ファイルが選択されるまで待機し、既存ファイルが選択されるとS110に進む。
S110では、制御部10は生成した画像データを挿入するページ(挿入位置)をユーザが指定するための挿入ページ指定画面をディスプレイに表示する。
挿入ページの指定では、例えば第1ページの前に挿入する場合は「第1ページ」を指定し、第1ページと第2ページとの間に挿入する場合は「第2ページ」を指定する。最終ページの後に挿入する場合には「ファイルの末尾」を指定する。
制御部10はユーザによって挿入ページが指定されるまで待機し、挿入ページが指定されるとS111に進む。
S111では、制御部10は、S109で選択された画像ファイル(既存ファイル)に格納されている属性値に合わせて画像生成条件、及び格納条件を設定する処理である「画像生成条件設定処理」を実行する。「画像生成条件設定処理」の詳細については後述する。
S112では、制御部10は読取部40を制御して原稿を読み取らせる。この制御は、S111で設定された画像生成条件のうち「読取部40を制御するための条件(読取条件)」に基づいて行われる。
S113では、制御部10は画像処理部41を制御して、読取部40から出力された画像データを加工する処理(画像処理)を施す。この制御は、S111で設定された画像生成条件のうち「画像処理部41を制御するための条件(画像処理条件)」に基づいて行われる。
S114では、制御部10は画像処理が施された画像データを、S109で選択された既存ファイルの、S110で指定された挿入ページの前に、画像生成条件に応じた属性値と対応付けて挿入(追加格納)する。
この挿入において、制御部10は画像ファイルがTIFFファイルである場合には、S111で設定された格納条件の「サムネイルイメージ」が「あり」であればサムネイルイメージも格納し、同様に、画像ファイルがPDFファイルである場合には格納条件に応じて「ヘッダー、フッター」、「ウォーターマーク」、「サムネイルイメージ」、及び「文字認識(OCR)」の情報も格納する。
(8−2)画像生成条件設定処理
次に、上述した「画像生成条件設定処理」について説明する。ここでは画像生成条件の設定方法として「設定方法1」が選択される場合を例に説明する。「設定方法2」〜「設定方法6」が選択された場合の処理の流れは「設定方法1」が選択された場合の処理の流れを一部変更したものであり、その違いは小さいので詳細な説明は省略する。
図8は、画像生成条件設定処理の流れを示すフローチャートである。
S201では、制御部10は前述した「設定方法1」〜「設定方法6」のいずれかをユーザに選択させるための設定方法選択画面をディスプレイに表示する。
制御部10はユーザがいずれかの設定方法を選択するまで待機し、いずれかの設定方法が選択されるとS202に進む。
S202では、制御部10は「設定方法1」が設定されたか否かを判定し、「設定方法1」が選択された場合はS203に進み、それ以外の場合はS204に進む。
S203では、制御部10は「設定方法1」に応じて画像ファイルから属性値を取得する処理である「第1の取得処理」を実行する。「第1の取得処理」の詳細については後述する。
S204では、制御部10は「設定方法1」以外の設定方法に応じて「第2の取得処理」〜「第6の取得処理」を実行する。「第2の取得処理」〜「第6の取得処理」の説明は省略する。
S205では、制御部10は取得した各属性値について、スキャナ部11がその属性値をサポートしているか否かを判定する。
具体的には例えば、既存ファイルに格納されている画像データは必ずしも複合機1によって生成されたものであるとは限らず、他のスキャナで生成された画像データが格納されている場合もある。その場合、当該他のスキャナが「2400dpi」に対応しており、取得した「画像の幅の解像度」の属性値が「2400dpi」である場合もある。スキャナ部11がサポートしている「画像の幅の解像度」は「300dpi」、「600dpi」、及び「1200dpi」であるので、「2400dpi」はスキャナ部11がサポートしていない解像度であることになる。
制御部10は、取得した属性値の中に一つでもスキャナ部11がサポートしていない属性値がある場合はS206に進み、全ての属性値が制御部10によってサポートされている場合はS207に進む。
S206では、制御部10はスキャナ部11がサポートしていない属性値が設定されている属性に対応する設定項目の設定値をユーザに設定させるための設定画面をディスプレイに表示する。
制御部10は設定画面でユーザが設定値を設定するまで待機し、ユーザが設定値を設定するとS207に進む。
S207では、制御部10は画像生成条件に含まれる設定項目の中に既存ファイルから取得する属性値によっては設定できない設定項目があるか否かを判定する。
制御部10は、既存ファイルから取得する属性値によっては設定できない設定項目がある場合はS208に進み、ない場合はS209に進む。
前述したように実施形態1の画像生成条件にはTIFFファイルやPDFファイルの属性とは対応していない設定項目(「明るさ」、「コントラスト」、「カラーバランス」など)が含まれており、これらは既存ファイルから取得する属性値によっては設定できない設定項目であるので、常にS208に進むこととなる。ただし、複合機の機種によっては既存ファイルから取得する属性値によっては設定できない設定項目がない可能性もある。そのような複合機の場合にはS209に進むこととなる。
S208では、制御部10は既存ファイルから取得する属性値によっては設定できない設定項目をユーザに設定させるための設定画面をディスプレイに表示する。
制御部10は設定画面でユーザが設定値を設定するまで待機し、ユーザが設定値を設定するとS209に進む。
S209では、制御部10はオプション設定があるか否かを判定する。オプション設定があるとは、PDFファイルの場合は挿入先のPDFファイルに「ヘッダー、フッター」、「ウォーターマーク」、「サムネイルイメージ」、「文字認識(OCR)」の属性値が格納されていることをいい、TIFFファイルの場合は「サムネイルイメージ」の属性値(すなわちサムネイルイメージ)が格納されていることをいう。
制御部10は「ヘッダー、フッター」、「ウォーターマーク」、「サムネイルイメージ」、及び「文字認識(OCR)」のいずれか一つでも属性値が格納されている場合はオプション設定があると判定してS210に進み、いずれも属性値が格納されていない場合はS211に進む。
S211では、制御部10はオプション設定を行うか否かをユーザが選択するための選択画面を表示する。この選択画面において、ユーザは「ヘッダー、フッター」、「ウォーターマーク」、「サムネイルイメージ」、「文字認識(OCR)」のうち既存ファイルに属性値が格納されているもの(オプション設定があるもの)について、オプション設定を行うか否か(「あり」又は「なし」)を個別に選択することができる。
制御部10は選択画面でオプション設定を行うか否かをユーザが選択するまで待機し、選択が行われるとS211に進む。
S211では、制御部10は既存ファイルから取得した属性値、及びユーザによって選択された属性値に合わせて画像生成条件を設定するとともに、オプション設定を行うか否かの選択に合わせて格納条件を設定する。
(8−3)第1の取得処理
図9は、第1の取得処理の流れを示すフローチャートである。
S301では、制御部10はユーザによって指定された挿入ページが「第1ページ」であるか否かを判定し、「第1ページ」である場合はS302に進み、それ以外である場合はS303に進む。
S302では、制御部10は既存ファイルの第1ページから各属性の属性値を取得する。
S303では、制御部10は挿入ページが「ファイルの末尾」であるか否かを判定し、ファイルの末尾である場合はS304に進み、それ以外の場合はS305に進む。
S304では、制御部10は既存ファイルの最終ページから各属性の属性値を取得する。
S305では、制御部10は既存ファイルの前後ページから各属性の属性値を取得する。
S306では、制御部10は属性ごとに前後のページで属性値が同一か否かを判定し、全ての属性について前後で属性値が同一である場合は処理を終了して「画像生成条件設定処理」に戻り、前後で属性値が同一でない属性が一つでもある場合はS307に進む。
S307では、制御部10は前後のページで属性値が異なる属性について前後のページのいずれから属性値を取得するかをユーザに選択させるための選択画面をディスプレイに表示する。
制御部10はユーザがいずれかのページを選択するまで待機し、いずれかのページが選択されると処理を終了して「画像生成条件設定処理」に戻る。
なお、ここではユーザに前後いずれかのページを選択させる場合を例に説明したが、前後のページのいずれから属性値を取得するかの選択は「設定方法3」、「設定方法4」、あるいは「設定方法6」と同様の方法で行うこともできる。
(9)実施形態の効果
以上説明した本発明の実施形態1に係る複合機1によると、原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを既存の画像ファイルに挿入(追加格納)する場合に、画像データを挿入する先の画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定するので、画像ファイルに格納されている画像データの画質と挿入した画像データの画質とを合わせることができる。これにより、属性値の異なる画像データを一つの画像ファイルに格納することによる不都合を軽減できる。
具体的には例えば、画像ファイルに元から格納されている画像データの「画像の幅の解像度」が全て「1200dpi」である場合に、複合機1によって挿入された画像データが「300dpi」であるとすると、画像ファイルに格納されている画像データを表示した場合に画質(この場合は「画像の幅の解像度」)がばらついてしまい、ユーザが違和感を覚える虞がある。複合機1によると、画像ファイルに元からなかった解像度は設定されないので、そのような違和感(不都合)を軽減できる。「画像の高さの解像度」、「画像の幅」、「画像の高さ」、「画像方向」などについても同様である。
また、例えば元の画像ファイルに格納されている画像データの「圧縮種類」が「JPEG圧縮」であり、元の画像ファイルの表示に利用していたアプリケーションがLZW圧縮に対応していなかったとする。この場合、生成した画像データが「LZW圧縮」であったとすると、それまで利用していたアプリケーションをそのまま利用することができなくなってしまうという不都合がある。複合機1によると、画像ファイルに元からなかった圧縮種類では圧縮しないので、そのような不都合を軽減できる。
更に、複合機1によると、元の画像ファイルがPDFファイルである場合に、元の画像ファイルに格納されている画像データの「ヘッダー、フッター」の情報(文字、イラストなど)や「ウォーターマーク」の透かし画像を、生成した画像データにも対応付けるので、生成した画像データにも他の画像データと同じようにヘッダーやフッター、透かし画像を印刷あるいは表示することができる。これにより、複合機1によって挿入した画像データにのみこれらの情報が印刷あるいは表示されないことによるユーザの違和感(不都合)を軽減できる。
更に、複合機1によると、「設定方法1」が選択された場合は、画像データを挿入する位置(挿入ページ)から基準範囲内(例えば前後1ページ内)に格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定するので、挿入する画像データの画質をその基準範囲内にある画像データの画質と合わせることができる。これにより、ユーザが画質のばらつきに気付き難くなる。
更に、複合機1によると、「設定方法2」が選択された場合は、複数の属性値のうち最も多い属性値に合わせて画像生成条件を設定するので、ユーザが画質のばらつきに気付き難くなる。
更に、複合機1によると、「設定方法3」や「設定方法4」が選択された場合は、複数の属性値のうち予め指定されている属性値(高速の属性値や高画質の属性値)に最も近い属性値に合わせて画像生成条件を設定するので、互いに属性値の異なる複数の画像データが画像ファイルに格納されている場合に、いずれの属性値に合わせるかを決定できる。
更に、複合機1によると、「設定方法5」が選択された場合は、複数の属性値のうちいずれの属性値に合わせて画像生成条件を設定するかをユーザに選択させるので、互いに属性値の異なる複数の画像データが画像ファイルに格納されている場合に、いずれの属性値に合わせて画像生成条件を設定するかを決定できる。
更に、複合機1によると、「設定方法6」が選択された場合は、生成日時が最も新しいページの属性値に合わせて画像生成条件を設定するので、互いに属性値の異なる複数の画像データが画像ファイルに格納されている場合に、いずれの属性値に合わせるかを決定できる。
更に、複合機1によると、画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合う画像生成条件を設定不能な場合(例えば「画像の幅の解像度」が2400dpiの場合)は、設定可能な範囲でユーザに画像生成条件を設定させることにより、設定可能な範囲で画像生成条件を設定できる。
更に、複合機1によると、画像ファイルから取得した属性値からは設定できない画像生成条件(「明るさ」、「コントラスト」、「カラーバランス」、「ガンマ補正」など)をユーザが設定できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではUSBメモリに保存されている画像ファイルに画像データを挿入する場合を例に説明したが、複合機1と通信可能に接続されている外部のコンピュータ(ファイルサーバなど)に保存されている画像ファイルに挿入してもよい。この場合は、S104、及びS105に替えて次の処理を実行してもよい。
先ず、複合機1は外部のコンピュータのネットワークアドレスをユーザに指定させる(あるいは複合機1と通信可能に接続されているコンピュータの中からいずれかをユーザに選択させてもよい)。そして、制御部10は指定されたネットワークアドレスの外部のコンピュータが複合機1と通信可能に接続されているか否かを判断し、接続されていると判断した場合はS106に進み、接続されていない場合は、再度ネットワークアドレスをユーザに指定させてもよい。
外部のコンピュータ(ファイルサーバなど)に保存されている画像ファイルに挿入する場合には、S109において、ユーザによって指定されたネットワークアドレスに記憶されている既存ファイルの選択画面を表示する。
(2)上記実施形態では読取部40を制御するための条件、及び画像処理部41を制御するための条件の両方を属性値に合わせて設定する場合を例に説明したが、読取部40を制御するための条件、又は画像処理部41を制御するための条件のいずれか一方のみを属性値に合わせて設定し、他方については属性値の有無によらずユーザに設定させてもよい。
(3)上記実施形態では複合機1で生成した画像データをUSBメモリに保存する場合を例に説明したが、本発明は複合機1と通信可能に接続されているコンピュータで実行されるスキャナドライバによって実現されてもよい。
その場合は、コンピュータで読取条件や画像処理条件を設定し、その読取条件に基づいて複合機を制御して画像データを生成させる。そして、コンピュータは生成された画像データを複合機から取得し、その画像データを画像処理条件に基づいて加工して既存ファイルに挿入することになる。
(4)上記実施形態では画像読取装置として複合機を例に説明したが、画像読取装置はScan機能のみを備える単機能のイメージスキャナであってもよい。
1・・・複合機
10・・・制御部
11・・・スキャナ部
12・・・プリンタ部
13・・・操作部
14・・・記憶部
15・・・USBインタフェース
40・・・読取部
41・・・画像処理部
43・・・モータ駆動回路
44・・・光源制御回路
45・・・ゲイン調整回路
46・・・A/D変換回路

Claims (9)

  1. 1以上の画像データを画像データ毎に属性値と対応付けて格納している画像ファイルに画像データを追加格納する画像読取装置であって、
    前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定する設定部と、
    原稿を読み取って画像データを生成する生成部であって、前記設定部によって設定された画像生成条件に基づいて画像データを生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納部と、
    前記画像ファイル内の位置であって前記生成部によって生成された画像データを追加格納する位置を指定する指定部と、
    を備え
    前記設定部は、前記画像ファイル内において前記指定部によって指定された位置の直前に格納されている画像データの属性値、及び、当該指定された位置の直後に格納されている画像データの属性値の少なくとも一方に合わせて前記画像生成条件を設定する、画像読取装置。
  2. 1以上の画像データを画像データ毎に属性値と対応付けて格納している画像ファイルに画像データを追加格納する画像読取装置であって、
    前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定する設定部と、
    原稿を読み取って画像データを生成する生成部であって、前記設定部によって設定された画像生成条件に基づいて画像データを生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納部と、
    を備え、
    前記格納部は、前記画像ファイルに格納されている画像データから前記画像生成条件の設定に用いられない属性値を取得し、前記生成部によって生成された画像データを、前記画像生成条件に応じた属性値、及び前記画像生成条件の設定に用いられない属性値と対応付けて前記画像ファイルに追加格納する、画像読取装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置であって、
    前記生成部は、原稿を読み取って画像データを出力する読取部と、前記読取部から出力された画像データに画像処理を施す画像処理部とを有し、
    前記画像生成条件は、前記読取部を制御するための条件、及び前記画像処理部を制御するための条件の少なくとも一方である、画像読取装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    前記設定部は、前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合う前記画像生成条件を設定不能な場合は、設定可能な範囲でユーザに前記画像生成条件を設定させる、画像読取装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    前記設定部は、前記画像ファイルから取得した属性値からは設定できない画像生成条件をユーザに設定させる、画像読取装置。
  6. 原稿を読み取って画像データを出力する画像読取装置と通信可能に接続されているコンピュータで実行されるスキャナドライバであって、
    1以上の画像データを画像データ毎に属性値と対応付けて格納している画像ファイルから画像データの属性値を取得し、取得した属性値に合わせて読取条件、及び画像処理条件を設定する設定処理と、
    前記画像読取装置を制御して画像データを出力させる制御処理であって、前記読取条件に基づいて前記画像読取装置を制御する制御処理と、
    前記画像読取装置から出力された画像データを前記画像処理条件に基づいて処理する画像処理と、
    前記画像処理によって処理された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納処理と、
    前記画像ファイル内の位置であって前記生成部によって生成された画像データを追加格納する位置を指定する指定処理と、
    を実行させ
    前記設定処理において、前記画像ファイル内において前記指定部によって指定された位置の直前に格納されている画像データの属性値、及び、当該指定された位置の直後に格納されている画像データの属性値の少なくとも一方に合わせて前記画像生成条件を設定する、スキャナドライバ。
  7. 原稿を読み取って画像データを出力する画像読取装置と通信可能に接続されているコンピュータで実行されるスキャナドライバであって、
    1以上の画像データを画像データ毎に属性値と対応付けて格納している画像ファイルから画像データの属性値を取得し、取得した属性値に合わせて読取条件、及び画像処理条件を設定する設定処理と、
    前記画像読取装置を制御して画像データを出力させる制御処理であって、前記読取条件に基づいて前記画像読取装置を制御する制御処理と、
    前記画像読取装置から出力された画像データを前記画像処理条件に基づいて処理する画像処理と、
    前記画像処理によって処理された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納処理と、
    を実行させ、
    前記格納処理において、前記画像ファイルに格納されている画像データから前記画像生成条件の設定に用いられない属性値を取得し、前記生成部によって生成された画像データを、前記画像生成条件に応じた属性値、及び前記画像生成条件の設定に用いられない属性値と対応付けて前記画像ファイルに追加格納する、スキャナドライバ。
  8. 1以上の画像データを画像データ毎に属性値と対応付けて格納している画像ファイルに、原稿を読み取って生成した画像データを追加格納する画像格納方法であって、
    前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定する設定段階と、
    原稿を読み取って画像データを生成する生成段階であって、前記設定段階において設定された画像生成条件に基づいて画像データを生成する生成段階と、
    前記生成段階において生成された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納段階と、
    前記画像ファイル内の位置であって前記生成部によって生成された画像データを追加格納する位置を指定する指定段階と、
    を含み、
    前記設定段階において、前記画像ファイル内において前記指定部によって指定された位置の直前に格納されている画像データの属性値、及び、当該指定された位置の直後に格納されている画像データの属性値の少なくとも一方に合わせて前記画像生成条件を設定する、画像格納方法。
  9. 1以上の画像データを画像データ毎に属性値と対応付けて格納している画像ファイルに、原稿を読み取って生成した画像データを追加格納する画像格納方法であって、
    前記画像ファイルに格納されている画像データの属性値に合わせて画像生成条件を設定する設定段階と、
    原稿を読み取って画像データを生成する生成段階であって、前記設定段階において設定された画像生成条件に基づいて画像データを生成する生成段階と、
    前記生成段階において生成された画像データを前記画像ファイルに追加格納する格納段階と、
    を含み、
    前記格納段階において、前記画像ファイルに格納されている画像データから前記画像生成条件の設定に用いられない属性値を取得し、前記生成部によって生成された画像データを、前記画像生成条件に応じた属性値、及び前記画像生成条件の設定に用いられない属性値と対応付けて前記画像ファイルに追加格納する、画像格納方法。
JP2010147825A 2010-06-29 2010-06-29 画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法 Active JP5057186B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010147825A JP5057186B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法
US13/044,606 US8593686B2 (en) 2010-06-29 2011-03-10 Image scanning apparatus, computer readable medium, and image storing method add scanned image data into an image file storing an existing image data associated with an attribute value of the existing image data
EP11157729.2A EP2403228B1 (en) 2010-06-29 2011-03-10 Image scanning apparatus, computer readable medium, and image storing method
CN201110072714.XA CN102316234B (zh) 2010-06-29 2011-03-22 图像扫描设备、驱动图像扫描设备的方法及图像存储方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010147825A JP5057186B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012015614A JP2012015614A (ja) 2012-01-19
JP5057186B2 true JP5057186B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=43799557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010147825A Active JP5057186B2 (ja) 2010-06-29 2010-06-29 画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8593686B2 (ja)
EP (1) EP2403228B1 (ja)
JP (1) JP5057186B2 (ja)
CN (1) CN102316234B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5856393B2 (ja) * 2011-06-07 2016-02-09 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法
JP2013239762A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Canon Inc 画像検品装置、画像検品システム、画像検品方法、及びコンピュータプログラム
US9191003B2 (en) * 2013-11-05 2015-11-17 Macronix International Co., Ltd. Integrated circuit for memory and operating method thereof
JP6206149B2 (ja) * 2013-12-11 2017-10-04 富士ゼロックス株式会社 印刷システム
US9485380B2 (en) * 2014-06-25 2016-11-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Image reading apparatus, image forming apparatus and computer readable medium storing program
JP6459356B2 (ja) * 2014-09-30 2019-01-30 ブラザー工業株式会社 プログラム、情報処理装置および情報処理装置の制御方法
JP6953230B2 (ja) * 2017-08-22 2021-10-27 キヤノン株式会社 スキャン画像にファイル名等を設定するための装置、その制御方法及びプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69825343T2 (de) 1997-03-05 2005-01-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Digital integriertes Gerät
JP4377494B2 (ja) * 1999-10-22 2009-12-02 東芝テック株式会社 情報入力装置
JP4485293B2 (ja) 2003-09-08 2010-06-16 株式会社リコー 情報処理装置、クライアント端末、画像形成装置、データ加工方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2007013607A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP4920928B2 (ja) * 2005-08-08 2012-04-18 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2007173890A (ja) 2005-12-19 2007-07-05 Seiko Epson Corp 画像処理装置および画像保存方法
JP4807618B2 (ja) 2006-03-06 2011-11-02 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP4640241B2 (ja) 2006-04-17 2011-03-02 村田機械株式会社 画像読み取りシステム
JP4640242B2 (ja) 2006-04-17 2011-03-02 村田機械株式会社 画像読み取りシステム
JP5173595B2 (ja) 2008-05-27 2013-04-03 キヤノン株式会社 文書処理システム、文書処理方法、コンピュータプログラム
JP5305888B2 (ja) 2008-12-19 2013-10-02 リオン株式会社 耳あな型補聴器
JP5062218B2 (ja) * 2009-05-01 2012-10-31 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2403228B1 (en) 2019-07-24
CN102316234B (zh) 2014-06-18
CN102316234A (zh) 2012-01-11
JP2012015614A (ja) 2012-01-19
EP2403228A1 (en) 2012-01-04
US8593686B2 (en) 2013-11-26
US20110317181A1 (en) 2011-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5057186B2 (ja) 画像読取装置、スキャナドライバ、及び画像格納方法
JP6001008B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP5280425B2 (ja) 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法、プログラムおよびその記録媒体
JP5304827B2 (ja) 制御装置
JP5477320B2 (ja) 画像処理装置
JP5585552B2 (ja) 画像読取装置、及び、読取制御プログラム
JP5890667B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
US20070139722A1 (en) System and method for selective image acquisition
JP5360112B2 (ja) 制御装置
JP2007310775A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR20140095336A (ko) 화상 독취 장치, 관리 서버, 화상 독취 장치의 제어 방법, 및 관리 서버의 제어 방법
US11863717B2 (en) Image reading apparatus and image reading method
JP5672340B2 (ja) 制御装置
US11615278B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, and image processing method that performs analysis image processing during normal image processing
JP7180363B2 (ja) 制御プログラム、情報処理装置、及びスキャンシステム
JP6490257B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
US20240346842A1 (en) Scanning system, non-transitory computer-readable storage medium storing scanning program, and method for producing output matter
JP6282322B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
KR101360516B1 (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법 및 기억 매체
JP6560942B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
JP6045459B2 (ja) 画像形成装置
JP4467019B2 (ja) 画像処理装置
JP5062633B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2012043324A (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置、印刷システム
JP2010034977A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5057186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150