JP5055729B2 - ダイヤフラムポンプ及びこれに用いたインキ吐出印刷装置。 - Google Patents

ダイヤフラムポンプ及びこれに用いたインキ吐出印刷装置。 Download PDF

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この発明は、作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置、及び作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置から供給された塗布液を開口部から印刷対象物上に塗布し印刷対象物上に均一な厚さの塗膜を形成する印刷装置、塗布装置に関係している。例えば、塗布液供給装置を用いたインキ吐出印刷装置、スリットコータ、ダイコータ、ディスペンサ、スピンコータ等の塗工装置や、凸版印刷装置、凹版印刷装置、平版印刷装置、反転印刷装置等の印刷装置を例示することができる。この発明の塗布液供給装置は、特に、インキ吐出部を有するインキ吐出印刷装置に好適に用いることができる。
このようなインキ吐出印刷装置は、例えばフラットパネルディスプレイのためのカラーフィルタを製造するのに使用されている。ここにおいて作動流体駆動式ダイヤフラムポンプは、インキ吐出印刷装置に対し塗布液に異物を混ぜる可能性なしで塗布液を安定して定量的に供給することが出来ることが優れている。
図1には、縦断面にされている従来のこのような作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10を備えた塗布液供給装置が組み込まれている従来のインキ吐出印刷装置6が概略的に示されている。
インキ吐出印刷装置6は、塗布液(吐出液)溜まり8aとインキ吐出口8bとを備えたインキ吐出部8を備えている。インキ吐出部8は、印刷対象物9において塗布液Lを塗布する所定の表面9aに対しインキ吐出口8bを所定の距離離間させた状態で相対的に移動可能である。ここで相対的に移動可能とは、インキ吐出部8及び印刷対象物9のいずれか一方が静止した他方に対し移動可能であるか、あるいはインキ吐出部8及び印刷対象物9の両方が相互に正反対の方向に移動可能である、ことを意味している。
印刷対象物9は例えばフラットパネルディスプレイのカラーフィルタである。また、その他に、エレクトロルミネセンス素子、回路基板、薄膜トランジスタ、マイクロレンズ、バイオチップ等を印刷物として例示することができる。
そして、このようなインキ吐出部8の構成は公知である。例えば、後掲する特許文献1、2を掲げることができる。特許文献1では、ダイヤフラムポンプを用いて吐出量を制御するインキ吐出印刷装置が開示されている。
従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10は:塗布液タンクを含む塗布液供給源12に接続された塗布液入口14aとインキ吐出部8の塗布液(吐出液)溜まり8aに接続された塗布液出口14bとを有した塗布液室14と、塗布液室14に隣接しておりダイヤフラム18により塗布液室14から隔離されている作動流体動作室20と、含む弁ハウジング22と;そして弁ハウジング22の作動流体動作室20に連通し、ピストン24が往復動自在に収容されているピストン収容孔26aを有するピストンハウジング26と;を備えている。
弁ハウジング22はさらに、塗布液室14に連通された抽気孔14cを備えており、抽気孔14cには開閉弁14dが介在されている。開閉弁14dは、通常は閉鎖されている。
ピストンハウジング26のピストン収容孔26aの内周面においてピストン24の往復移動方向に相互に離間した2つの位置には、ピストン24の外周面を往復動可能に支持する2つのピストン支持手段28a,28bが設けられている。
ピストン収容孔26aの内周面にはさらに、作動流体動作室20に近い方の一方のピストン支持手段28aよりも作動流体動作室20にさらに近い位置に、ピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面との間の隙間を塞ぎ、かつピストン24の往復動作を許容する第1の密封部材30が設けられている。
第1の密封部材30は、例えばゴムのような弾性を有した材料により構成されていて、ピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面との間の隙間において作動流体動作室20に向けて開いた凹所を有している。このような第1の密封部材30は、作動流体動作室20中の作動流体がピストン24により加圧されたときに、作動流体動作室20中からピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面との間の隙間に侵入して来た加圧された作動流体を上記凹所に受けて上記隙間でピストン24の半径方向の外方及び内方に膨らみ、ピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面とに密着して上記隙間を封じる。
ピストン収容孔26aの内周面にはさらに、作動流体動作室20から遠い方の他方のピストン支持手段28bよりも作動流体動作室20から遠い位置に、ピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面との間の隙間を塞ぎ、かつピストン24の往復動作を許容する第2の密封部材32が設けられている。
第2の密封部材32もまた、例えばゴムのような弾性を有した材料により構成されていて、外部空間から水や埃等の種々の異物がピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面との間の隙間に侵入するのを防止する。
しかし、従来のダイヤフラムポンプにおいては、作動流体動作室20に外部から空気が進入し、塗布液の供給初期において、塗布液の供給量が安定せず塗布膜厚が不安定となる問題があった。この点について詳述する。
図1を参照しながら上述した如く構成されている従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10においては、塗布液供給源12から弁ハウジング22の塗布液入口14aを介して塗布液室14中に塗布液を吸引する為に、ピストン24が作動流体動作室20から遠ざかる方向に移動されると、作動流体動作室20中の作動流体に負荷されている圧力が減少する。そして、この結果として、作動流体動作室20に近い方の第1の密封部材30が上記作動流体の圧力によりピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面とに対して押圧されていた力が弱まり、外部空間から第2の密封部材32を潜り抜けてピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面との間のわずかな隙間中に入り込んでいる空気が第1の密封部材30を潜り抜けして、作動流体動作室20中に入り込んでしまうことがあった。さらに、このような第1の密封部材30を潜り抜けた作動流体動作室20中への空気の進入は、従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10の使用期間が伸び、そして第1の密封部材30の磨耗が進むにつれて増大しやすくなる。
第1の密封部材30を潜り抜けた作動流体動作室20中への空気の進入が繰り返されると、作動流体動作室20中に入り込んでしまった圧縮性の空気の影響でピストン24の移動に正確に対応してダイヤフラム18が移動しなくなる。このことは、従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10による塗布液供給源12からインキ吐出部8への塗布液の正確な定量の供給が行われなくなることを意味する。そして、インキ吐出部8は、印刷対象物9の所定の表面9a上への塗布液Lの均等な吐出を行うことが出来なくなり、所定の表面9a上へ塗布液Lが塗布された印刷対象物9から作られる、例えばフラットパネルディスプレイの為のカラーフィルタに不良が発生する。
このような事象を調べる為に、図1中に示されている従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10の弁ハウジング22において作動流体動作室20に連通している抽気孔20aに図示されていない圧力計を連結する。
インキ吐出部8に対しての塗布液の供給は作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10により行われ、このことはインキ吐出部8における塗布液の圧力は、動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10の作動流体動作室20における作動流体の圧力に対応していることを意味する。
そして図2には、図1の印刷対象物9の所定の表面9a上へのインキ吐出部8のインキ吐出口8bを介しての塗布液Lの塗布作業が開始される前後における作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10の作動流体動作室20における作動流体の圧力の変化(これは、上述した如く、インキ吐出部8における塗布液の圧力の変化に対応する)の一例が示されており;
図3には、印刷対象物9の所定の表面9a上へのインキ吐出部8のインキ吐出口8bを介しての塗布液Lの塗布作業が開始された後における印刷対象物9の所定の表面9a上への塗布液Lの塗布距離と塗布膜の厚さとの関係を示す一例が示されている。
印刷対象物9の所定の表面9a上へのインキ吐出部8のインキ吐出口8aを介しての塗布液Lの塗布作業(塗布作業とは、例えば、インキ吐出部からのインキが吐出される動作をいう。)が開始される前には、インキ吐出口8bが閉じられている間に作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10によって塗布液に所定の圧力が負荷されている。そして、インキ吐出口8bが開かれ上記塗布作業が開始されると、作動流体動作室20に空気が混入していない正常な場合には、一旦急減に塗布液の圧力が低下した後にさらに塗布液の圧力が塗布のための所定の圧力まで急速に回復する。このことは、図2中に実線Aにより作動流体動作室20中の作動流体の圧力の変化として示されている。
そして、上述した如く塗布作業が開始されたときには、図3中に実線Bにより示されているように、インキ吐出部8から印刷対象物9の所定の表面9a上へと塗布される塗布液Lの膜厚が急激に所定の値にまで立ち上がる。
インキ吐出口8bが開かれ上記塗布作業が開始された時に、前述した如く作動流体動作室20に空気が混入していた場合には、前述した如く作動流体動作室20に空気が混入していなかった場合と比べると、塗布液の圧力の最初の低下が少なく、次に塗布液の圧力が塗布のための所定の圧力まで不安定に回復する。このことは、図2中に実線A´により作動流体動作室20中の作動流体の圧力の変化として示されている。
そして、上述した如く塗布作業が開始されたときには、図3中に実線B´により示されているように、インキ吐出部8から印刷対象物9の所定の表面9a上へと塗布される塗布液Lの膜厚が所定の値を超えて一旦急激に立ちあがった後に急激に所定の値にまで下降する。
塗布液Lの膜圧のこの急激な立ち上がりは、作動流体動作室20中に混入されていて加圧されていた空気による押し出し効果と考えられている。
所定の値を超えてのこのような塗布液Lの膜厚の急激な立ち上がりは、塗布液Lの無駄使いとなり、また印刷対象物9の所定の表面9a上からの塗布液Lの溢れ出しともなる。特にインキ吐出印刷装置においては、隔壁からインキがあふれて不良を発生する原因となり、致命的である。そして、これら無駄使いやあふれ出しの量は、作動流体動作室20中に混入された空気の量が増加するにつれて増加する。
特開平10−52923号公報 特開2004−98611号公報
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、作動流体動作室への空気の混入をなくすことが出来、インキ吐出印刷装置を常に安定して動作させることが出来る作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ、およびこれを備えた塗布液供給装置、及びこのような作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置が組み込まれたインキ吐出印刷装置を提供することである。
即ち、前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、塗布液入口と塗布液出口を備えた塗布液室と、塗布液室に隣接しておりダイヤフラムにより塗布液室から隔離されている作動流体動作室と、を含む弁ハウジングと;
この弁ハウジングの作動流体動作室に連通し、ピストンが収容されているピストン収容孔を有するピストンハウジングと;
を備えたダイヤフラムポンプであって、
前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において、ピストンの往復移動方向に相互に離間した2つの位置に設けられピストンの外周面を支持する少なくとも2つのピストン支持手段と;
前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において、前記ピストン支持手段の間の両外側に設けられ、ピストンの外周面と密封状態で摺接可能な2つの密封手段と
前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において、前記2つの密封手段の間に密封される密封流体と;
前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において前記2つの密封手段の間に設けられ前記密封流体が供給される密封流体供給孔と;
前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間に設けられ、密封流体加圧供給源から密封流体が加圧された状態で最初にこの密封流体供給孔に供給された時に、前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間とピストンの外周面との間の隙間中の気体を外部に追い出すブリーザ孔と;
を備えたダイヤフラムポンプにおいて、
前記ブリーザ孔は、隙間中の気体が前記密封流体加圧供給源からの加圧された状態の密封流体により完全に追い出された後に密封されており、
前記密封流体加圧供給源が、密封流体を貯蔵する密封流体貯蔵タンクに連通されており、
前記密封流体貯蔵タンクは、前記密封流体貯蔵タンク中の密封流体に大気圧を負荷する大気連通孔を備えていることを特徴とするダイヤフラムポンプである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のダイヤフラムポンプの塗布液出口を、インキ吐出部に連通し、該ダイヤフラムポンプの塗布液入口を塗布液供給源に連通したことを特徴とするインキ吐出印刷装置である。
請求項3に記載の発明は、塗布液を供給する塗布液供給装置と;
塗布液供給装置に連通されており、インキ吐出部を備え、塗布液供給装置から供給された塗布液の一定量をインキ吐出部から印刷対象物上に吐出しつつ印刷対象物に対し相対的に移動することにより印刷対象物上に均一な厚さの塗膜を形成するインキ吐出部と;
を備えているインキ吐出印刷装置であって、
塗布液供給装置が:
塗布液供給源に連通された塗布液入口とインキ吐出部に連通された塗布液出口とを有した塗布液室と、塗布液室に隣接しておりダイヤフラムにより塗布液室から隔離されている作動流体動作室と、含む弁ハウジングと;
弁ハウジングの作動流体動作室に連通し、ピストンが往復動自在に収容されているピストン収容孔を有するピストンハウジングと;
ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において、ピストンの往復移動方向に相互に離間した2つの位置に設けられピストンの外周面を往復動可能に支持する2つのピストン支持手段と;
ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において、2つのピストン支持手段の間の両外側に設けられ、ピストンの外周面と密封状態で摺接可能な2つの密封手段と;
ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間に設けられ密封流体が供給される密封流体供給孔と;
密封流体供給孔に連通され、密封流体供給孔に密封流体を加圧した状態で供給する密封流体加圧供給源と;
そして、ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間に設けられ、密封流体加圧供給源から密封流体が加圧された状態で最初に密封流体供給孔に供給された時に、ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間とピストンの外周面との間の隙間中の気体を外部に追い出すブリーザ孔と;
を含んでいる作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えていて、ブリーザ孔は上記隙間中の気体が密封流体加圧供給源からの加圧された状態の密封流体により上述した如く完全に追い出された後に密封され、
前記作動流体駆動式ダイヤフラムポンプの前記密封流体加圧供給源が密封流体を貯蔵する密封流体貯蔵タンクと、前記密封流体貯蔵タンク中の密封流体に大気圧を負荷する大気連通孔を有している、ことを特徴とするインキ吐出印刷装置である。
上述した如く構成されているこの発明に従ったダイヤフラムポンプは、作動流体動作室への空気の混入をなくすことが出来、これを用いたインキ吐出印刷装置を常に安定して動作させることが出来る作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えることができ、そして上述した如く構成されているこの発明に従ったインキ吐出印刷装置はこのような作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置が組み込まれている。
以下に、この発明の実施の形態に従った塗布液供給装置のダイヤフラムポンプが組み込まれたインキ吐出印刷装置について図4及び図5を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明に係る塗布液供給装置及びダイヤフラムポンプは、インキ吐出印刷装置以外の塗工装置にも適用することが出来る。例えば、スピンコータ、ダイコータ、ディスペンサ、各種印刷装置(凸版印刷、凹版印刷、平版印刷、スクリーン印刷等)のインキ供給部、その他、一定量の塗工液を表面に適用する装置に適用することができる。
なお、図4は、この発明の実施の形態に従った塗布液供給装置の縦断面で示された作動流体駆動式ダイヤフラムポンプが組み込まれたインキ吐出印刷装置を概略的に示す図であり、図5は、図4の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプのピストンハウジングの拡大された縦断面図である。
この発明の実施の形態に従った塗布液供給装置の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプが組み込まれたインキ吐出印刷装置の基本的な構成は、図1を参照しながら前述した従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10が組み込まれたインキ吐出印刷装置6の基本的な構成と同じである。従って、図4及び図5中に示されているこの発明の実施の形態に従った塗布液供給装置の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ及びそれが組み込まれたインキ吐出印刷装置の構成部材において図1を参照しながら前述した従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10が組み込まれたインキ吐出印刷装置6の構成部材と同様の構成部材には、図1を参照しながら前述した従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10が組み込まれたインキ吐出印刷装置6において対応する構成部材に付されていた参照符号と同じ参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
この発明の実施の形態に従った塗布液供給装置の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ40が組み込まれたインキ吐出印刷装置36の構成が、図1を参照しながら前述した従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10が組み込まれたインキ吐出印刷装置16の構成と異なっているのは、以下の事項である。
ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面において、2つのピストン支持手段28a,28bの間の両外側に、ピストン24の外周面と密封状態で摺接可能な2つの密封手段42,44が設けられている。
ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面にはさらに、2つの密封手段42,44の間に密封流体が供給される密封流体供給孔46が設けられている。
密封流体供給孔46には、密封流体供給孔46に密封流体を加圧した状態で供給する密封流体加圧供給源48が連通されている。
ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面にはさらに、2つの密封支持手段42,44の間で密封流体供給孔46とは別の位置にブリーザ孔50が設けられている。ブリーザ孔50は、密封流体加圧供給源48から密封流体が加圧された状態で最初に密封流体供給孔46に供給された時に、ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面において2つの密封支持手段42,44の間とピストン24の外周面との間の隙間中の気体を外部に追い出すために使用される。そして、ブリーザ孔50は上記隙間中の気体が密封流体加圧供給源48からの加圧された状態の密封流体により上述した如く完全に追い出された後に密封される。
より詳細には、この実施の形態では、2つの密封手段42,44の夫々は例えばゴムのような弾性材料により形成されている。そして、2つの密封手段42,44の中で作動流体動作室20に近い方の密封手段42は、図5中に拡大されて示されているように、作動流体動作室20から遠ざかる方向に入り口を向けた凹所を有している。また、作動流体動作室20から遠い方の密封手段42は、図5中に拡大されて示されているように、作動流体動作室20に近づく方向に入り口を向けた凹所を有している。
密封流体供給孔46は、ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面において2つの密封支持手段42,44の間で下端位置に配置されている。
密封流体加圧供給源48は、ピストンハウジング26´の上方に配置され密封流体を貯蔵する密封流体貯蔵タンク48aと、密封流体貯蔵タンク48aの下端部からピストンハウジング26´の密封流体供給孔46へと延びた配管48bと、を含んでおり、密封流体貯蔵タンク48aの上端部には大気連通孔48cが形成されている。
即ち、この実施の形態の密封流体加圧供給源48は、大気連通孔48cを介して密封流体貯蔵タンク48a中の密封流体に大気圧を負荷し、大気圧による加圧を利用して密封流体貯蔵タンク48a中の密封流体を密封流体供給孔46へと加圧された状態で供給している。
ブリーザ孔50は、ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面において2つの密封手段42,44の間で上端位置に配置されている。そして、ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面において2つの密封手段42,44の間とピストン24の外周面との間の隙間中に密封流体加圧供給源48から密封流体が加圧された状態で密封流体供給孔46を介して最初に密封流体が供給される時には、ブリーザ孔50は開放されている。上記隙間中の気体が密封流体加圧供給源48からの加圧された状態の密封流体によりブリーザ孔50から完全に追い出された後に、ブリーザ孔50は公知の閉塞部材に閉塞される。
密封流体は、作動流体と同じか、又は相互に混ざり合っても夫々の特性を損なわない材質であることが当然好ましい。
上述した如く構成されているこの発明の実施の形態に従った塗布液供給装置の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ40においては、ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面において2つのピストン支持手段28a,28bの両外側に設けられている2つの密封手段42,44の間でピストン収容孔26aの内周面とピストン24の外周面との間の隙間に密封流体が加圧された状態で常に充填されている。
したがって、図1を参照しながら前述した従来の塗布液供給装置の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10とは異なり、塗布液供給源12から弁ハウジング22の塗布液入口14aを介して塗布液室14中に塗布液を吸引する為に、ピストン24が作動流体動作室20から遠ざかる方向に移動され、作動流体動作室20中の作動流体に負荷されている圧力が減少し、この結果として、作動流体動作室20に近い方の第1の密封部材30が上記作動流体の圧力によりピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面とに対して押圧されていた力が弱まった場合でも、上述した如く密封流体が充填されているピストン24の外周面とピストン収容孔26aの内周面との間のわずかな隙間には外部空間から第2の密封部材32を潜り抜けて空気が入り込んでいることがないので、外部空間からの空気が第1の密封部材30を潜り抜けして作動流体動作室20中に入り込んでしまうことがない。
従って、第1の密封部材30を潜り抜けた作動流体動作室20中への空気の進入がないので、作動流体動作室20中に入り込んでしまった圧縮性の空気の影響でピストン24の移動に正確に対応してダイヤフラム18が移動しなくなることがない。このことは、この発明の実施の形態に従った塗布液供給装置の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ40による塗布液供給源12からインキ吐出部8への塗布液の正確な定量の供給が常に行われることを保障する。そして、インキ吐出部8は、印刷対象物9の所定の表面9a上への塗布液Lの均等な塗布を常に行うことが出来、塗布液Lが所定の表面9a上に塗布された印刷対象物9から作られる、例えばフラットパネルディスプレイの為のカラーフィルタの着色層を、インキ吐出印刷装置で形成する場合、着色インキの混色不良が従来よりも低減する。
ピストンハウジング26´のピストン収容孔26aの内周面において2つのピストン支持手段28a,28bの両外側に設けられている2つの密封手段42,44の間でピストン収容孔26aの内周面とピストン24の外周面との間の隙間に加圧された状態で常に充填されている密封流体は、2つの密封手段42,44の間の2つの軸支持手段28a,28bを潤滑するとともに、2つの密封手段42,44の両外側にも滲み出て第1の密封部材30や第2の密封部材32を潤滑し、第1の密封部材30や第2の密封部材32の磨耗を著しく低減させる。この結果、従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ10に比べ、この発明の実施の形態に従った塗布液供給装置の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ40が正常に動作することが期間が著しく延びる。
なお上述した実施の形態では、密封流体加圧供給源48は大気圧を利用して密封流体を加圧した状態で供給していたが、例えばポンプ等の公知の圧送手段を利用して密封流体を加圧した状態で供給することも出来る。
さらに、2つの密封手段42,44の夫々をO−リングにより構成することも出来る。
また、O−リングは、ピストン24の往復動方向のいずれの方向においても等しく密封作用を生じさせるので、第1の密封部材30及び第2の密封部材32の夫々を省略することも可能になる。
従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置が組み込まれたインキ吐出印刷装置の構成を概略的に示す図である。 従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置が組み込まれたインキ吐出印刷装置において印刷対象物の所定の表面上へのインキ吐出部のインキ吐出口を介しての塗布液の塗布作業が開始される前後における従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプの作動流体動作室における作動流体の圧力の変化の一例を、作動流体動作室に空気が混入していない正常な場合と空気が混入している正常でない場合とで示す図である。 従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置が組み込まれたインキ吐出印刷装置において印刷対象物の所定の表面上へのインキ吐出部のインキ吐出口を介しての塗布液の塗布作業が開始された後における基板上への塗布液の塗布距離と塗布膜の厚さとの関係を示す一例を、従来の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプの作動流体動作室に空気が混入していない正常な場合と空気が混入している正常でない場合とで示す図である。 この発明の実施の形態に従った作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えた塗布液供給装置が組み込まれたインキ吐出印刷装置の構成を概略的に示す図である。 図4の作動流体駆動式ダイヤフラムポンプのピストンハウジングの拡大された縦断面図である。
符号の説明
6…インキ吐出印刷装置、8…インキ吐出部、8a…塗布液(吐出液)溜まり、8b…インキ吐出口、9…印刷対象物、9a…所定の表面、12…塗布液供給源、14…塗布液室、14a…塗布液入口、14b…塗布液出口、18…ダイヤフラム、20…作動流体動作室、24…ピストン、26´…ピストンハウジング、26a…ピストン収容孔、28a,28b…ピストン支持手段、40…作動流体駆動式ダイヤフラムポンプ、42,44…密封手段、46…密封流体供給孔、48…密封流体加圧供給源、50…ブリーザ孔、48a…密封流体貯蔵タンク。

Claims (3)

  1. 塗布液入口と塗布液出口を備えた塗布液室と、塗布液室に隣接しておりダイヤフラムにより塗布液室から隔離されている作動流体動作室と、を含む弁ハウジングと;
    この弁ハウジングの作動流体動作室に連通し、ピストンが収容されているピストン収容孔を有するピストンハウジングと;
    を備えたダイヤフラムポンプであって、
    前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において、ピストンの往復移動方向に相互に離間した2つの位置に設けられピストンの外周面を支持する少なくとも2つのピストン支持手段と;
    前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において、前記ピストン支持手段の間の両外側に設けられ、ピストンの外周面と密封状態で摺接可能な2つの密封手段と
    前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において、前記2つの密封手段の間に密封される密封流体と;
    前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において前記2つの密封手段の間に設けられ前記密封流体が供給される密封流体供給孔と;
    前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間に設けられ、密封流体加圧供給源から密封流体が加圧された状態で最初にこの密封流体供給孔に供給された時に、前記ピストンハウジングの前記ピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間とピストンの外周面との間の隙間中の気体を外部に追い出すブリーザ孔と;
    を備えたダイヤフラムポンプにおいて、
    前記ブリーザ孔は、隙間中の気体が前記密封流体加圧供給源からの加圧された状態の密封流体により完全に追い出された後に密封されており、
    前記密封流体加圧供給源が、密封流体を貯蔵する密封流体貯蔵タンクに連通されており、
    前記密封流体貯蔵タンクは、前記密封流体貯蔵タンク中の密封流体に大気圧を負荷する大気連通孔を備えていることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
  2. 請求項に記載のダイヤフラムポンプの塗布液出口を、インキ吐出部に連通し、該ダイヤフラムポンプの塗布液入口を塗布液供給源に連通したことを特徴とするインキ吐出印刷装置。
  3. 塗布液を供給する塗布液供給装置と;
    塗布液供給装置に連通されており、インキ吐出部を備え、塗布液供給装置から供給された塗布液の一定量をインキ吐出部から印刷対象物上に吐出しつつ印刷対象物に対し相対的に移動することにより印刷対象物上に均一な厚さの塗膜を形成するインキ吐出部と;
    を備えているインキ吐出印刷装置であって、
    塗布液供給装置が:
    塗布液供給源に連通された塗布液入口とインキ吐出部に連通された塗布液出口とを有した塗布液室と、塗布液室に隣接しておりダイヤフラムにより塗布液室から隔離されている作動流体動作室と、含む弁ハウジングと;
    弁ハウジングの作動流体動作室に連通し、ピストンが往復動自在に収容されているピストン収容孔を有するピストンハウジングと;
    ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において、ピストンの往復移動方向に相互に離間した2つの位置に設けられピストンの外周面を往復動可能に支持する2つのピストン支持手段と;
    ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において、2つのピストン支持手段の間の両外側に設けられ、ピストンの外周面と密封状態で摺接可能な2つの密封手段と;
    ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間に設けられ密封流体が供給される密封流体供給孔と;
    密封流体供給孔に連通され、密封流体供給孔に密封流体を加圧した状態で供給する密封流体加圧供給源と;
    そして、ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間に設けられ、密封流体加圧供給源から密封流体が加圧された状態で最初に密封流体供給孔に供給された時に、ピストンハウジングのピストン収容孔の内周面において2つの密封手段の間とピストンの外周面との間の隙間中の気体を外部に追い出すブリーザ孔と;
    を含んでいる作動流体駆動式ダイヤフラムポンプを備えていて、ブリーザ孔は上記隙間中の気体が密封流体加圧供給源からの加圧された状態の密封流体により上述した如く完全に追い出された後に密封され、
    前記作動流体駆動式ダイヤフラムポンプの前記密封流体加圧供給源が密封流体を貯蔵する密封流体貯蔵タンクと、前記密封流体貯蔵タンク中の密封流体に大気圧を負荷する大気連通孔を有している、ことを特徴とするインキ吐出印刷装置。

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