JP5054820B2 - フレキシブルインターコネクトを有する移動無線装置用アンテナアレイ - Google Patents

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Description

現代の無線ネットワークは、2.4ギガヘルツ(GHz)帯や5.8GHz帯のような周波数帯を用いて信号の送受信を行う。高帯域マルチメディアアプリケーションに対する社会の需要が増大しつつあり、この需要は、最終的には、一般に利用される周波数帯の空き帯域の量を超えると予想される。
これに伴い、60GHz帯の無線通信利用を可能にする装置および/または方法に価値が見出されるであろう。
添付の図面は、本明細書に組み込まれてその一部をなすものであり、後述の実施形態を図示し、その実施形態の記述とともに、本開示の原理を説明するものである。
一電子装置の構成要素を示すブロック図である。 フレキシブル基板にマウントされたアンテナアレイの一例を示す図である。 いくつかのフレキシブルインターコネクトによってチップと結合された複数のアンテナアレイの一例を示す図である。 一電子装置の断面図であって、アンテナアレイおよびフレキシブルインターコネクトの一構成例を示す図である。 積み重ねられた2つの装置を示す図である。 複数のアンテナアレイから選択する方法のフローチャートである。 一電子装置の断面図であって、アンテナアレイおよびフレキシブルインターコネクトの一構成例を示す図である。 2つのアンテナアレイを接続する単一のフレキシブルインターコネクトを示す図である。 一電子装置の断面図であって、アンテナアレイおよびフレキシブルインターコネクトの別の構成例を示す図である。 一電子装置の断面図であって、アンテナアレイおよびフレキシブルインターコネクトのさらに別の構成例を示す図である。 一電子装置の断面図であって、アンテナアレイ、無線周波数(RF)フロントエンド、およびフレキシブルインターコネクトの一構成例を示す図である。
図1は、電子装置100のいくつかの要素を示すブロック図であり、電子装置100は、具体的には、RF信号の送受信に適した電子装置である。装置100は、たとえば、コンピューティング装置(たとえば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはノートブックコンピュータ)、ハンドヘルドまたは無線移動装置(たとえば、携帯電話、スマートホン、コードレスホン、音楽プレーヤ、携帯情報端末、ゲーム機、またはカメラ)、周辺装置(たとえば、キーボード、マウス、ルータ)、または他の何らかのタイプの民生用電子装置(たとえば、セットトップボックス、デジタル多用途ディスクプレーヤ、デジタルビデオレコーダ)であってよい。一実施形態では、RF信号は、(たとえば、約57〜64GHzの)60GHz帯と呼ばれる周波数スペクトラムの中の信号を含む。
図1の例では、装置100は、フレキシブルインターコネクトまたはコネクタ103で無線機102に接続されたアンテナアレイ101を含んでいる。制御装置104(たとえば、中央処理装置またはマイクロプロセッサ)のような他の構成要素が、無線機102と結合されてよい。装置100は、どのようなタイプの装置か、ならびに、どのようなタイプの機能性を提供するかに応じて、図1に示されているか後述されている要素のほかに、他の要素を含んでよい。さらに、自明であるが、装置100は、複数のアンテナアレイを含んでよい。
一実施形態では、無線機102は、RFフロントエンドを含んでおり、RFフロントエンドは、アンテナアレイ101で受信したRF信号をベースバンド信号にダウンコンバートし、また、ベースバンド信号を、アンテナアレイ101から送信可能なRF信号にアップコンバートする。装置100は、複数のアンテナアレイを含んでいる場合には、複数のRFフロントエンドも含んでよい。その場合、各RFフロントエンドは、それぞれのアンテナアレイのそばに配置されて、たとえば、それぞれ個別のフレキシブルインターコネクト103、または他のRFフロントエンドと共用のフレキシブルインターコネクトで、無線機102に接続されることが可能である。
フレキシブルインターコネクト103は、コプレーナGSG(グラウンド−信号−グラウンド)(coplanar ground-signal-ground (GSG))インターコネクト(モノポールアンテナ用)またはコプレーナGSSG(グラウンド−信号−信号−グラウンド)(coplanar ground-signal-signal-ground (GSSG))インターコネクト(ダイポールアンテナ用)であってよい。代替として、フレキシブルインターコネクト103は、誘電体導波路、基板集積導波路、または基板集積スラブ導波路であってよい。一般に、フレキシブルインターコネクト103は、制御されたインピーダンス特性および低損失正接特性を有する。フレキシブルインターコネクト103は、ポリイミドテープで形成されてよい。フレキシブルインターコネクト103を用いると、アンテナアレイ101を、装置100内または装置100上の様々な有利な場所に配置することが可能である(たとえば、図4を参照)。
一般に、図1のアンテナアレイ101は、フェーズドアレイアンテナである。アンテナアレイ101は、モノポールアンテナのアレイ、またはダイポールアンテナのアレイ、あるいは両者の組み合わせであってよい。一実施形態では、アンテナアレイ101は、フレキシブルインターコネクト103と結合されたマイクロ波パッチアンテナとして実装される。別の実施形態では、アンテナアレイ101をフレキシブル基板にマウントし、そのフレキシブル基板を、フレキシブルインターコネクト103を介して無線機102と結合することが可能である。代替として、アンテナアレイがマウントされたフレキシブル基板は、それ自体が、そのフレキシブル基板を用いてアンテナアレイ101と無線機102とを接続できるような、十分な長さであってよい。
図2は、フレキシブル基板210(ポリアミドテープ基板など)にマウントされた、(アンテナ201として例示されている)アンテナのアレイ101の一例である。このように、アンテナアレイ101は、マウントされる面の形状に追従することが可能である。これにより、設計者は、アンテナアレイを収容するために装置のフォームファクタを変えることなく、アンテナアレイを配置する、装置上の場所に関して、より多くの選択肢を与えられる。ただし、アンテナアレイ101は、フレキシブル基板ではなく剛体の基板にマウントしてもよい。
図3に示す一実施形態では、複数のアンテナアレイ301、302、303、および304(301〜304)が、それぞれのフレキシブルインターコネクト311、312、313、および314(311〜314)によって、チップ(たとえば、無線機102またはRFフロントエンド)と結合されている。アンテナアレイ301〜304は、図1および2のアンテナアレイ101と類似している。4つのアンテナアレイおよびインターコネクトを記載しているが、別の数のアレイおよびインターコネクトを使用することも可能である。また、アンテナアレイの数とフレキシブルインターコネクトの数は、必ずしも同じではない(たとえば、図7Aを参照)。
引き続き図3を参照すると、無線機102は、プリント回路基板にマウントすることが可能であり(図4を参照)、一方、アンテナアレイ301〜304およびフレキシブルインターコネクト311〜314は、プリント回路基板から離れてマウントすることが可能である。より具体的には、アンテナアレイは、装置筐体の表面近くの、それ以外に用途がなさそうな空間を利用してマウントすることが可能であり、フレキシブルインターコネクトは、筐体の内面に沿って引き回すか、筐体の内側の空き空間を通るように引き回すことが可能である。これにより、プリント回路基板の接地面積が最小化され、無線装置のさらなる小型化が可能になる。
図4は、装置100の断面図であり、装置の筐体410の中にマウントされた第1のアンテナアレイ421および第2のアンテナアレイ422を示している。この例では2つのアンテナアレイについて述べているが、本明細書の他の実施例と同様に、別の数のアンテナアレイも利用可能である。
無線周波数妨害(RFI)を含む電磁妨害(EMI)を低減もしくは解消するために、筐体410を、RFIから遮蔽する材料(たとえば、導電材料)で作ることが可能である。代替として、筐体410を、RFI遮蔽材料(たとえば、導電性ペイント)を塗布した好適な材料(たとえば、ポリマー)で作ることが可能である。一実施形態では、筐体410は、表面上に、RFIに対して透過的な区域(たとえば、区域431および432)を含んでいる。透過区域431および432は、様々な方法で実装可能である。たとえば、透過区域431および432を、RFIから遮蔽しない材料で作り、筐体410のそれ以外の部分を、RFIから遮蔽する材料で作ることが可能である。あるいは、遮蔽されない区域431および432を、RFI遮蔽材料を塗布しない区域とし、筐体のそれ以外の部分にRFI遮蔽材料を塗布することも可能である。遮蔽されない区域431および432は、単純に、筐体410における開口部であってもよい。
図4の例では、第1のアンテナアレイ421は、アンテナアレイが筐体の当該部分とほぼ等角(conformal)関係を形成するように、第1の遮蔽されない区域431の近くに(たとえば、区域431と同一線上に隣接して)配置される。同様に、第2のアンテナアレイ422は、第2の遮蔽されない区域432の近くに(たとえば、区域432と同一線上に隣接して)配置される。アンテナアレイは、接着剤(たとえば、エポキシ)、機械的手段(たとえば、図8に示すようなクリップ)、または他の何らかの好適な手段で、所定の場所に保持することが可能である。前述のように、一実施形態では、アンテナアレイ421および422をフレキシブル基板にマウントすることが可能であり、この場合は、アンテナアレイを、いっそう完全に筐体410の形状に(具体的には、遮蔽されない区域431および432の形状に)追従するように作ることが可能である。図4の例では比較的平坦な表面を示しているが、筐体410の形状はそのようには限定されない。
図4の例では、プリント回路基板440のようなチップ基板に無線機102がマウントされている。第1のアンテナアレイ421は、第1のフレキシブルインターコネクト411によって無線機102に接続されており、第2のアンテナアレイ422は、第2のフレキシブルインターコネクト412によって無線機102に接続されている。すなわち、これらのアンテナアレイは、それぞれ個別のフレキシブルインターコネクトによって別々に無線機102に接続されている。フレキシブルインターコネクト411および412は、筐体410内で様々に引き回すことが可能である。たとえば、筐体410の内側表面に沿ってフレキシブルインターコネクト411および412を引き回して、筐体の内部空間を他の部品のために空けることが可能である。代替として、設計者が他の部品を筐体410内の都合のよい場所に配置して、それらの部品の周囲の空いた空間にフレキシブルインターコネクト411および412を引き回すことが可能である。フレキシブルインターコネクト411および412は、少なくともある程度までは、同じ引き回し経路を通ることが可能である。すなわち、フレキシブルインターコネクト411および412を互いに積み重ねる(互いに平行に引き回す)ことが可能である。いずれの場合でも、フレキシブルインターコネクト411および412は、筐体410または筐体410内の部品に固定することによって、所定の場所に保持して(たとえば、冷却空気流によって)動かないように(たとえば、ばたばたしないように)することが可能である。必要に応じてフレキシブルインターコネクトの所々に剛性材料を貼り付けて、剛性を高めることが可能である。これにより、必要に応じてインターコネクトを引き回せる柔軟性を犠牲にすることなく、装置製造時の取り扱いが容易になるであろう。
図8と併せて後述するように、アンテナアレイ421および422の裏にRFI遮蔽材料を取り付けることが可能である。また、アンテナアレイ421および422を筐体410にぴったりくっつけて、それらのエッジに沿ってRFI遮蔽の封止を施すことも可能である。このようにして、筐体410で実現されるRFI遮蔽の完全性を損なわずに、第1および第2のアレイ421および422が実装される。
さらに、アンテナアレイ421および422が、遮蔽されていない区域431および432の近くに位置するため、それぞれの同調範囲を広くすることが可能である。すなわち、アンテナアレイ421および422と区域431および432との間の距離が短いほど、同調範囲は広くなる。さらに、遮蔽されない区域の近くにアンテナアレイ421および422を配置することにより、送信信号の一部が筐体410に反射して装置100に戻る可能性、または受信信号の一部が装置100内に散乱する可能性が、ゼロにはならないとしても低減される。
図4の例では、第1および第2のアレイ421および422は、筐体410の表面上の異なる面内にある。図4の装置100の方向で言えば、第1のアレイ421は、筐体410の上面に位置し、第2のアレイ422は、上面に直交する面に位置する。別の配置も可能である。すなわち、筐体410の任意の面に対してアンテナアレイを配置することが可能である。また、いくつかのタイプの装置(たとえば、携帯電話)は、ヒンジなどで連結された2つの構成要素を含む。一般に、そのようなタイプの装置は、機械的に連結された2つの筐体からなる。そのような装置では、いずれかまたは両方の筐体にアンテナアレイを配置することが可能であり、一方の筐体にあるアンテナアレイを、本明細書に記載しているようなフレキシブルインターコネクトで、他方の筐体にあるRFフロントエンドまたは無線機に接続することが可能である(フレキシブルインターコネクトは、この2つの筐体のジョイントの中を通る)。
図5は、(断面図で示した)装置100の上に重ねた第2の装置500を示す。装置500が第1のアンテナアレイ421に対する障害物になっている場合でも、第2のアンテナアレイ422は、障害物がない状態で信号の送受信を行うことが可能である。
したがって、アンテナが異なる複数の面に配置されていれば、たとえば、ユーザが装置を部屋の中や棚の上に設置する際の制約がより少なくなる。このことは、特に、高い周波数帯(たとえば、60GHz帯)を用いる場合に重要となる可能性がある。高い周波数の信号は、低い周波数の信号より狭いビームで送信され、高い周波数帯に対応するビームは、低い周波数帯に対応するビームより指向性が強い。それゆえ、高い周波数帯を用いる場合は、送信装置および受信装置のアンテナのだいたいの方向を調整することがより重要である。それらの装置の少なくとも一方に複数のアンテナがあれば、それらのアンテナのだいたいの方向が合うように装置を配置することがより容易になる。さらに、フェーズドアレイアンテナ(たとえば、アンテナアレイ421および422)の指向性調節機能があれば、アンテナの適正な方向調整が容易になる。
別の装置以外の何らかによってアンテナアレイがブロックされる可能性がある。後で詳述するように、信号を送信または受信するために、1つのアンテナアレイを別のアンテナアレイと比較して選択することが可能である。したがって、万一、装置100の設置後に何らかの理由で1つのアンテナアレイに対して障害物が出現した場合は、(たとえば、その障害物が一時的に過ぎないとしても)障害物が出現したアンテナアレイの代わりに別のアンテナアレイを用いることが可能である。一般に、あるアンテナアレイの性能が何らかの障害物から悪影響を受けている場合には、信号の送信および/または受信を最も良好に行うことが可能なアンテナアレイを(手動または自動で)選択することが可能である(後述の図6の説明を参照されたい)。
図4を再度参照すると、アンテナアレイ421および422のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを用いて信号を送信することが可能であり、アンテナアレイ421および422のうちの1つまたは複数の任意の組み合わせを用いて信号を受信することが可能である(上述のように、装置ごとに3つ以上のアンテナアレイがあってよい)。1つのアンテナアレイで受信した信号が別のアンテナアレイで受信した信号より強い場合でも、アンテナアレイ421および422(図4)のうちの複数のアンテナアレイを用いて信号を受信することが有利である場合がある(信号強度は、信号対雑音比、信号電力レベル、パケット損失率、または他のよく知られたメトリックで測定可能である)。たとえば、信号の誤りを検出して訂正するためにデータ冗長性を頼りにする前方誤り訂正方式のようなアプリケーションでは、弱いほうの信号を用いて強いほうの信号を補足することが可能である。弱いほうの信号を強いほうの信号の補足に用いることは、あるビームにおいて欠落または破損した可能性のあるパケットを別のビームで正常に受信することが可能な点でも有用である場合がある。
逆に、アンテナアレイ421または422のうちの1つだけを用いて信号を送信することが有利な場合もある。たとえば、送信可能な信号エネルギー量が(たとえば、政府または業界の規準によって)限定されている場合があり、その場合には、そのエネルギーを、複数のアンテナアレイで送信される複数のビームに分散させるよりも、(1つのアンテナアレイからの)1つのビームで用いたほうがよい可能性がある。
一実施形態では、装置100は、信号の送信および/または信号の受信を行うために、自動的に、1つのアンテナアレイを別のアンテナアレイと比較して選択するインテリジェンス(たとえば、図1の制御装置104)を含んでいる。図6は、1つのアンテナアレイを別のアンテナアレイと比較して選択する方法の一実施形態のフローチャート600である。フローチャート600では特定のステップを開示しているが、これらのステップは例示である。すなわち、他の様々なステップ、あるいは、フローチャート600に列挙されたステップの変形形態も実行可能であり、フローチャート600のステップを、その順序とは異なる順序で実行することも可能である。以下、図6および図4の両方を参照して、フローチャート600を説明する。
ブロック610で、装置100が、第1のアンテナアレイ421を介して別の装置(第2の装置)から受信したRF信号に関連付けられた1つまたは複数のメトリックを収集および監視する。一般に、装置100は、信号強度に関して、着信信号の品質を監視することが可能である。たとえば、装置100は、着信信号の信号対雑音比(SNR)、パケットエラー損失率、および/または電力レベルを監視することが可能である。
ブロック620で、装置100はさらに、第2のアンテナアレイ422を介して別の装置(第2の装置)から受信したRF信号に関連付けられた1つまたは複数のメトリックを収集および監視する。3つ以上のアンテナアレイが設けられている場合、装置100はさらに、各アレイを介して受信したRF信号に関連付けられた1つまたは複数のメトリックを収集および監視することが可能である。
ブロック630で、各種アンテナアレイを介して受信した信号に関連付けられたメトリックを比較して、どのアンテナアレイが最も強い信号を受信しているかを識別する。
この比較結果に基づいて、信号の受信に関して頼りになるのは両方の(すべての)アンテナアレイか、単一のアンテナアレイか、その中間のいくつかのアンテナアレイか、の決定を下すことが可能である。一方においては、上述のように、アンテナアレイ間の相対性能のいかんにかかわらず、複数のアンテナアレイで信号の受信を続けることが有利である可能性がある。弱い信号であっても役立ちうるからである。他方においては、1つのアンテナアレイだけを頼りにするのが有利である可能性がある。すなわち、すべてのアンテナアレイでブロードキャスト信号の受信を続けていても、最強の信号セットだけを処理するのである。これは、たとえば、電力の節約、あるいは信号処理の簡略化のためである。
信号の送信に用いるアンテナアレイの数は、信号の受信に用いるアンテナアレイの数と異なってよい。上述のように、単一のアンテナアレイで信号を送信することが有利である場合もある。上述の各メトリックは、着信信号に基づいて収集されるが、それらのメトリックを用いて、信号の送信に用いるアンテナアレイを選択することが可能である。
メトリックの収集は定期的または連続的に行うことが可能なので、アンテナアレイ間の相対性能に変化があれば検出が可能である。一般に、アンテナ性能を監視するプロセスは動的であり、(送信および/または受信に関して)どのアンテナアレイを頼りにすべきかについての決定は、時間とともに変化する可能性がある。
図7Aは装置100の断面図であるが、この例では、第1および第2のアンテナアレイ421および422は、単一の共用フレキシブルインターコネクト711によって無線機102に接続されている(無線機102は、制御装置104とともにプリント回路基板440にマウントされている)。第1および第2のアンテナアレイ421および422は、フレキシブルインターコネクト711内で必ずしも同じ配線またはパターンを共用しているわけではなく、共用していない場合、それぞれのアンテナアレイのための配線は、単一のフレキシブルインターコネクトで引き回されている。図4の例のように、フレキシブルインターコネクト711を、筐体のエッジの周囲に引き回したり、装置100の内部空間を通して他の装置部品の周囲に引き回したりすることが可能である。
図7Bは、2つのアンテナアレイ421および422を接続している単一のフレキシブルインターコネクト711の一実施形態の上面図である。図7Bの例では、アンテナアレイ421を無線機102に接続するパターンが、アンテナアレイ422の下を通っている。
図8は、装置100の断面図であるが、この例では、第1および第2のアンテナアレイ421および422は、筐体410のへこみまたはくぼみとして形成された、外側に開いているレセプタクル805および806(など)にはめ込まれることによって、所定の場所に固定されている。この配置では、レセプタクル805および806は、アンテナアレイ421および422を構造的に支持するだけでなく、内部部品をRFIから遮蔽する。これらのアレイには、レセプタクル/アレイの上面が筐体の外部表面と面一になるように、プラスチックまたは別の好適な材料のコーティングまたはカバー(カバー815および816)を施すことが可能である。また、この配置では、アンテナアレイ421および422がRFI遮蔽材料によって筐体410の内部から隔てられており、RFI遮蔽の完全性を損なわないようにレセプタクル805および806の狭い開口部にフレキシブルインターコネクト411および412を通すことが可能である。
図9は、装置100の断面図であるが、この例では、フレキシブルインターコネクト411の一端がフレキシブルインターコネクト412に接続されていて、第2のアンテナアレイ421からの信号が、フレキシブルインターコネクト411と、フレキシブルインターコネクト412の少なくとも一部分との両方を通る。アンテナアレイ421および422は、(図7Aの例と同様に)同じ引き回し経路上にあるが、実質的には、アンテナアレイ422は、短い長さ910のフレキシブルインターコネクトでその引き回し経路と結合されている。同様の方法で、追加のアンテナアレイ(図示せず)を無線機102と結合することが可能である。すなわち、実質的には、各追加アンテナアレイは、先行のアンテナアレイのフレキシブルインターコネクトに接続されたフレキシブルインターコネクトによって結合される。図9に示したようにフレキシブルインターコネクトを用いると、設計時または製造時に役立ちうる動き自由度がアンテナアレイに追加される。
代替として、各アンテナアレイに枝分かれする単一のフレキシブルインターコネクトを用いて、様々なアンテナアレイを無線機102に接続することが可能である。別の実施形態では、無線機102の異なるピンと結合されている長さの異なる複数のフレキシブルインターコネクトを、それぞれが様々なポイントで複数のアンテナアレイのうちの1つに向かって枝分かれするまで、互いに積み重ねることが可能である。言い換えると、無線機102から延びている、長さの異なる複数のフレキシブルインターコネクトのそれぞれは、それらのうちの1つが最初のポイントでアンテナアレイに向かって枝分かれするまで互いに積み重なっており、続いて、それらのインターコネクトは、別の1つが次のポイントで枝分かれするまで積み重なっており、これが続いていく。
図10は、装置100の断面図であるが、この例では、第1および第2のアンテナアレイ421および422の近くにRFフロントエンド1005および1006がそれぞれ配置されている。フレキシブルインターコネクト411および412でRFフロントエンド1005および1006と無線機102とを接続し、これにコネクタを追加して、RFフロントエンド1005および1006とアンテナアレイ421および422とを接続することが可能である。代替として、RFフロントエンド1005および1006を、アンテナがマウントされている同じ基板にマウントすることが可能であり、あるいは、図10に示すように、RFフロントエンド1005および1006とアンテナアレイ421および422とを積み重ねた構成でパッケージングすることが可能である。そのような実施形態では、アンテナアレイを、シリコンのチップサイズパッケージ(CSP)として実装することが可能である。
図10の例では、RFフロントエンド1005および1006は、図4を参照して説明した方法で、フレキシブルインターコネクト411および412により、無線機102と接続されている。しかしながら、RFフロントエンド1005および1006と無線機102との接続は、他の方法(たとえば、図7Aおよび9を参照して説明した方法)でも可能である。
RFフロントエンド1005および1006をアンテナアレイ421および422の近くに配置することにより、受信時には、高い周波数(たとえば、60GHz)のRF信号が比較的短い距離を伝搬するだけで、RFフロントエンドによって低い周波数のベースバンド信号にダウンコンバートされ、送信時には、RF信号は、ベースバンド信号からアップコンバートされてから、やはり比較的短い距離を伝搬するだけでよい。したがって、高い周波数の雑音源になりうる経路が短くなる。
まとめると、本明細書に記載の各種実施形態によれば、消費者にとって好都合であり、フォームファクタの小さい装置にとっても好都合である方法で、高い周波数帯(たとえば、60GHz帯)を無線通信に用いることが可能である。たとえば、装置筐体の表面の近く(たとえば、表面上の一点、または表面上)にアンテナアレイを配置することが可能である。無線機から離れて(すなわち、プリント回路基板から離れて)アンテナアレイを配置することにより、アレイを小さくすることなく、基板上でアレイが占める面積を小さくすることが可能である。アンテナアレイを装置筐体の近く(たとえば、筐体上の一点、または筐体上)に配置することにより、アンテナの性能に影響を及ぼすことなく、RF遮蔽が維持され、実際、アンテナの同調範囲は広がる。アンテナアレイをフレキシブル基板にマウントすることにより、アンテナアレイを装置筐体の形状に追従させることが可能である。アンテナアレイが複数あることにより、消費者は、(たとえば、部屋の中や棚の上への)装置の設置のしかたを制限されない。さらに、どのアンテナアレイを使用するかを自動的に決定するインテリジェンスがあることにより、消費者は、どのアンテナアレイを選択するかで悩まなくてよい。
本明細書では、本特許請求対象の各種実施形態を、実装ごとに異なってよい様々な具体的詳細を参照して説明した。したがって、本特許請求対象(ならびに出願人が本特許請求対象として意図したもの)を唯一かつ排他的に示すものは、本出願より発行される、特定の形式の一連の請求項であり、後に補正があればそれも含めて、その形式でそれらの請求項が発行される。それゆえ、請求項に明示的に記載されていない制限、要素、特性、特徴、利点、または属性は、いかなる形でもそのような請求項の範囲を限定することはない。したがって、本明細書および図面は、限定的ではなく例示的であると考えなければならない。

Claims (19)

  1. 移動無線装置であって、
    成形形状を有する、前記移動無線装置の筐体と、
    第1のアンテナアレイと、
    前記筐体内に配置された無線機と、
    前記第1のアレイを前記無線機と結合する、第1のフレキシブルインターコネクトと、
    を備え、
    前記第1のアレイは、前記無線機から離れて、前記筐体の近くに配置され、
    前記第1のアレイは、前記第1のフレキシブルインターコネクトにマウントされ、前記筐体の表面上にある第1の区域と同一線上に隣接して配置され、前記第1の区域は、前記第1のアレイを無線周波数妨害(RFI)にさらしており、
    前記移動無線装置は、前記筐体の表面上にある第2の区域と同一線上に隣接して配置された、第2のアンテナアレイをさらに備え、前記第2のアレイは、第2のフレキシブルインターコネクトにマウントされ、前記第2の区域は、前記第2のアレイをRFIにさらしており、
    前記移動無線装置は、前記第2のアンテナアレイを前記集積回路と結合する、第2のフレキシブルインターコネクトをさらに備え、
    前記第2のアレイからの信号が、前記第2のフレキシブルインターコネクトと、前記第1のフレキシブルインターコネクトの少なくとも一部分との両方を通るように、前記第2のフレキシブルインターコネクトの一端が前記第1のフレキシブルインターコネクトと結合される、移動無線装置。
  2. 信号を送信するために、前記第1および第2のアレイのいずれか一方を選択するように動作可能な制御装置をさらに備える、請求項に記載の移動無線装置。
  3. 信号を受信するために、前記第1および第2のアレイのいずれか一方を選択するように動作可能な制御装置をさらに備える、請求項に記載の移動無線装置。
  4. 前記第1のフレキシブルインターコネクトの一部分が剛性支持物に貼り付けられる、請求項1に記載の移動無線装置。
  5. 前記第1のアレイは、RFI遮蔽を備えた締め付け要素によって所定の場所に保持される、請求項1に記載の移動無線装置。
  6. 前記無線機は、無線周波数(RF)集積回路を備える、請求項1に記載の移動無線装置。
  7. 前記第1のアンテナアレイは、前記筐体の前記成形形状と等角関係にある、請求項1に記載の移動無線装置。
  8. 前記筐体に、外側に開いているレセプタクルが形成され、前記アンテナは、前記レセプタクルにはめ込まれている、請求項1に記載の移動無線装置。
  9. 前記筐体は、前記第1のアレイをRFIにさらす区域を少なくとも除いて、RFI遮蔽材料を含む、請求項1に記載の移動無線装置。
  10. 移動無線装置であって、
    無線周波数妨害(RFI)遮蔽を備える、前記移動無線装置の筐体と、
    前記筐体の表面上にある第1の区域と同一線上に隣接して配置された、第1のアンテナアレイであって、前記第1の区域は前記第1のアンテナアレイをRFIにさらす、前記第1のアンテナアレイと、
    前記筐体の表面上にある第2の区域と同一線上に隣接して配置された、第2のアンテナアレイであって、前記第2の区域は前記第2のアンテナアレイをRFIにさらし、前記第1の区域および前記第2の区域は別々の面にある、前記第2のアンテナアレイと、
    前記第1のアレイを無線周波数(RF)フロントエンドと結合する、第1のフレキシブルインターコネクトと、
    前記第2のアンテナアレイを前記RFフロントエンドと結合する、第2のフレキシブルインターコネクトと
    を備え、
    前記第2のアレイからの信号が、前記第2のフレキシブルインターコネクトと、前記第1のフレキシブルインターコネクトの少なくとも一部分との両方を通るように、前記第2のフレキシブルインターコネクトの一端が前記第1のフレキシブルインターコネクトと結合される、移動無線装置。
  11. 前記第1のフレキシブルインターコネクトの一部分が剛性支持物に貼り付けられる、請求項10に記載の移動無線装置。
  12. 信号を送信および受信するために、前記第1および第2のアレイのいずれか一方を選択するように動作可能な制御装置をさらに備える、請求項10に記載の移動無線装置。
  13. 前記第1および第2のアレイは、RFI遮蔽を提供する、それぞれの締め付け要素によって所定の場所に保持される、請求項10に記載の移動無線装置。
  14. 複数のアンテナアレイと結合された無線周波数(RF)フロントエンドを備えた移動装置の制御方法であって、
    前記移動装置の表面上にある第1の区域と同一線上に隣接して配置された第1のアンテナアレイにより前記移動装置と第2の装置との間で伝達されるRF信号に関連付けられた第1のメトリックを監視するステップであって、前記第1の区域は、RF妨害(RFI)に対して遮蔽されていないステップと、
    前記移動装置の表面上にある第2の区域と同一線上に隣接して配置された第2のアンテナアレイにより前記移動装置と前記第2の装置との間で伝達されるRF信号に関連付けられた第2のメトリックを監視するステップであって、前記第2の区域は、RFIに対して遮蔽されていないステップと、
    前記第1および第2のメトリックを比較して、前記移動装置と前記第2の装置との間でその後のRF信号の伝達を行うためのアレイを、前記第1および第2のアレイから選択するステップと、
    を含み、
    前記第1のアレイは、第1のフレキシブルインターコネクトを介して前記RFフロントエンドと結合され、
    前記第2のアレイは、第2のフレキシブルインターコネクトを介して前記RFフロントエンドと結合され、
    前記第2のアレイからの信号が、前記第2のフレキシブルインターコネクトと、前記第1のフレキシブルインターコネクトの少なくとも一部分との両方を通るように、前記第2のフレキシブルインターコネクトの一端が前記第1のフレキシブルインターコネクトと結合される、方法。
  15. 前記第1のフレキシブルインターコネクトの一部分が剛性支持物に貼り付けられる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1および第2のアレイは、RFI遮蔽を提供する、それぞれの締め付け要素によって所定の場所に保持される、請求項14に記載の方法。
  17. 移動無線装置であって、
    前記移動無線装置の筐体と、
    前記筐体内に配置された無線機と、
    第1のアンテナアレイと、
    第2のアンテナアレイであって、前記第1のアンテナアレイおよび前記第2のアンテナアレイは、前記無線機から離れて、前記筐体内であって前記筐体の近くに配置される、前記第2のアンテナアレイと、
    前記第1のアレイを前記無線機と結合する、第1のフレキシブルインターコネクトと、
    前記第2のアレイを前記無線機と結合する、第2のフレキシブルインターコネクトと、
    を備え、
    前記第1のアレイは、前記第1のフレキシブルインターコネクトにマウントされ、前記筐体の表面上にある第1の区域と同一線上に隣接して配置され、前記第1の区域は、前記第1のアレイを無線周波数妨害(RFI)にさらしており、
    前記第2のアレイからの信号が、前記第2のフレキシブルインターコネクトと、前記第1のフレキシブルインターコネクトの少なくとも一部分との両方を通るように、前記第2のフレキシブルインターコネクトの一端が前記第1のフレキシブルインターコネクトと結合される、移動無線装置。
  18. 前記筐体は、第1の部分が第2の部分と機械的に結合されており、前記第1のアレイは前記第1の部分の中に配置されており、前記第2のアレイは前記第2の部分の中に配置される、請求項17に記載の移動無線装置。
  19. 携帯電話、スマートホン、コードレスホン、音楽プレーヤ、カメラ、携帯情報端末、およびゲーム機からなる群から選択される、請求項17に記載の移動無線装置。
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