JP7283235B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信装置が実行する方法に関する。
外部装置と無線通信可能な無線通信装置が知られている。例えば特許文献1に、無線通信装置の一例としてデジタル一眼レフカメラが記載されている。
特許文献1に記載のデジタル一眼レフカメラは、金属製筐体を備えており、金属製筐体内に無線通信用のアンテナが設置されている。この金属製筐体には、アンテナの設置付近に開口が形成されている。この開口は、グリップラバーで覆われている。特許文献1では、アンテナの設置付近に開口を形成することによってアンテナの電波が金属製筐体の周囲(すなわち、デジタル一眼レフカメラの周囲)に放射されやすくなり、アンテナの電界強度が向上する。
特開2015-186056号公報
特許文献1に記載のデジタル一眼レフカメラでは、アンテナの電波は、アンテナの設置付近に形成された開口や金属製筐体の他の隙間(例えばマウント部の開口)からデジタル一眼レフカメラの周囲に直接放射され、また、金属製筐体に阻まれた電波であっても、回折によって金属製筐体の外側に回り込んだり金属製筐体内で反射されたりした後に、上記の開口や隙間からデジタル一眼レフカメラの周囲に放射される。
特許文献1に記載のデジタル一眼レフカメラでは、アンテナが金属製筐体内に設置されているものの、アンテナの電波は、上記の開口や隙間から直接又は回折後に若しくは反射後に金属製筐体の外側に放射されて、デジタル一眼レフカメラの全周囲に届く。しかし、デジタル一眼レフカメラの周囲の方向のうち、回折波が届き難い方向や、反射による損失後の電波しか届かない方向では、アンテナの電界強度が低くなってしまう。そのため、特許文献1に記載のデジタル一眼レフカメラでは、このような、アンテナの電界強度が低くなる方向に位置する外部装置と通信することが難しいという問題が生じる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アンテナの電界強度が低くなる方向を減らすのに好適な無線通信装置及び無線通信装置が実行する方法を提供することである。
本発明の一実施形態に係る無線通信装置は、外部装置と無線通信可能な装置であり、無線通信制御部を保持する筐体と、筐体内に設置され、無線通信制御部に接続された第1のアンテナであって、筐体による電波の減衰又は遮断により、無線通信装置周囲の一部の方向で電界強度が低くなっている第1のアンテナと、無線通信制御部に接続されており、第1のアンテナの電界強度が低くなっている強度低下方向において、第1のアンテナよりも高い電界強度を有する第2のアンテナとを備える。
本発明の一実施形態に係る無線通信装置が実行する方法は、外部装置と無線通信可能な無線通信装置であって、無線通信制御部を保持する筐体と、筐体内に設置され、無線通信制御部に接続された第1のアンテナとを備え、筐体による電波の減衰又は遮断により、無線通信装置周囲の一部の方向で第1のアンテナの電界強度が低くなっている、無線通信装置が実行する方法である。この方法を実行する無線通信装置は、無線通信制御部に接続されており、第1のアンテナの電界強度が低くなっている強度低下方向において、第1のアンテナよりも高い電界強度を有する第2のアンテナを備える。無線通信制御部は、第1のアンテナ及び第2のアンテナの両方を用いて外部装置と電波の送受信を行う。
本発明の一実施形態によれば、アンテナの電界強度が低くなる方向を減らすのに好適な無線通信装置及び無線通信装置が実行する方法が提供される。
本発明の一実施形態に係る撮影装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る撮影装置が備える2つのアンテナの水平方向の放射パターンを示す図である。 本発明の実施例1に係る撮影装置が備える無線通信モジュール及び2つのアンテナの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例2に係る撮影装置が備える無線通信モジュール及び2つのアンテナの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例3に係る撮影装置が備える無線通信モジュール及び2つのアンテナの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施例4に係る撮影装置が備える無線通信モジュール及び2つのアンテナの構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信装置について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、無線通信装置の一例として撮影装置を挙げて説明を行う。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮影装置1の斜視図である。撮影装置1は、デジタル一眼レフカメラである。なお、撮影装置1は、デジタル一眼レフカメラに限らず、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、プリンタ、ビデオカメラ、ノートPC、タブレット端末、PHS(Personal Handy phone System)、スマートフォン、フィーチャフォン、ゲーム機等の、無線通信機能を有する他の装置であってもよい。
図1に示されるように、撮影装置1は、筐体10を備える。本実施形態において、筐体10は、マグネシウム合金等の金属製筐体である。なお、筐体10は、樹脂製筐体に導電性塗料を塗布した筐体であってもよく、また、金属粉を含むメタリック塗料を塗布した筐体であってもよい。すなわち、本実施形態において、筐体10は、電波遮断性の高い構成となっている。
筐体10内には、撮影装置1が外部装置と無線通信するための、無線通信制御部の一例である無線通信モジュール20が保持されている。無線通信モジュール20は、FPC(Flexible Printed Circuits)やPCB(Printed Circuit Board)等の回路基板20Aに実装された無線通信IC(Integrated Circuit)20Bを有する。
無線通信モジュール20には、アンテナ22及び24が接続されている。アンテナ22及び24は、無指向性アンテナであり、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等のうち少なくとも1つの無線通信規格の電波の送受信を行うことができる。無線通信モジュール20とアンテナ22間及び無線通信モジュール20とアンテナ24間は、例えば、50Ωでインピーダンスコントロールされた同軸ケーブルで接続されている。
筐体10内には、樹脂製の保持部材32及び42が保持されている。筐体10内において、アンテナ22は保持部材32に取り付けられ、アンテナ24は保持部材34に取り付けられている。すなわち、アンテナ22及び24は筐体10内に設置されている。
アンテナ22及び24は、回路基板にプリントされたアンテナパターンである。なお、アンテナ22及び24は、回路基板に実装されたチップアンテナに置き換えてもよく、筐体10内に取り付けられた樹脂製部材にプリントされたアンテナパターンに置き換えてもよい。この樹脂製部材は、筐体10が樹脂成形品をベースとした構成である場合には筐体10そのものであってもよい。
無線通信モジュール20、アンテナ22及び24は、同じ回路基板に実装されてもよく、また、それぞれが別個の回路基板に実装されてもよい。無線通信モジュール20とアンテナ22及び24間は、同軸ケーブルに限らず、回路基板上の配線パターンで接続されてもよい。無線通信モジュール20と各アンテナ22、24間の各接続箇所は、半田付けやコネクタによって接続されてもよく、また、その他の公知の方法で接続されてもよい。
無線通信モジュール20とアンテナ22及び24間は、同軸ケーブル等の中継部材を介さず直接接続されてもよい。
筐体10には、突出部11が形成されている。突出部11には、開口12が形成されている。突出部11には、撮影装置1を使用者に把持させるためのゴム製のグリップ部材13が嵌め込まれて、接着等によって固定されている。このように、開口12は、グリップ部材13によって覆われており、外観上視認することができない。
アンテナ22は、開口12近傍に設置されており、グリップ部材13が取り外された状態では開口12から見える場所に位置する。
筐体10には、開口14が形成されている。筐体10は、開口14近傍に、USB(Universal Serial Bus)ポートや充電用ポート等の電子的な接続端子17を保持している。使用者は、例えば撮影装置1を他の装置とUSB接続する場合には、ゴム製のカバー部材15を開けてUSBケーブルをUSBポートに接続する。開口14は、必要時以外には基本的にはカバー部材15で覆われている。
アンテナ24は、開口14近傍に設置されており、カバー部材15が開けられた状態では開口14から見える場所に位置する。
撮影装置1において、アンテナ22及び24の電波は、開口12、14及び筐体10の他の隙間(例えばマウント部の開口16)から撮影装置1の周囲に直接放射され、また、筐体10に阻まれた電波であっても、回折によって筐体10の外側に回り込んだり筐体10内で反射されたりした後に、開口12、14、16等から撮影装置1の周囲に放射される。補足すると、開口12、14を通過した電波は、それぞれ、電波を通しやすいゴム製部材であるグリップ部材13、カバー部材15を介して撮影装置1の周囲に放射される。
撮影装置1では、アンテナ22の設置付近に開口12を形成することによってアンテナ22の電波が撮影装置1の周囲に放射されやすくなり、撮影装置1の周囲においてアンテナ22の電界強度が向上する。
図2は、アンテナ22及び24の水平方向の放射パターンを示す図である。図2中、破線がアンテナ22の放射パターンを示し、実線がアンテナ24の放射パターンを示す。
図2に示されるように、撮影装置1では、アンテナ22が電波遮断性の高い筐体10内に設置されているものの、アンテナ22の電波は、開口12、14、16等から直接又は回折後に若しくは反射後に筐体10の外側に放射されて、撮影装置1の全周囲に届く。しかし、撮影装置1の周囲の方向のうち、この回折波が届き難い方向や、反射による損失後の電波しか届かない方向では、アンテナ22の電界強度が低くなる。すなわち、アンテナ22は、筐体10による電波の減衰又は遮断により、撮影装置1周囲の一部の方向で電界強度が低くなっている。
図2の例では、撮影装置1は、アンテナ22単独では、その電界強度が低くなっている方向Rに位置する外部装置と通信することが難しい。なお、方向Rは、撮影装置1周囲の方向の中でアンテナ22の電界強度が最も低い強度低下方向を含む方向である。
本実施形態では、撮影装置1が方向Rにおいても外部装置と無線通信し難くなることのないように、アンテナ24が設置されている。具体的には、アンテナ24は、方向Rにおいて電界強度がアンテナ22よりも高くなるように、位置やスペック等を考慮して設置されている。
本実施形態では、上述したように、アンテナ24は、接続端子17を保護するゴム製のカバー部材15(及び開口14)近傍に設置されている。そのため、アンテナ24より放射された電波は、主に、開口14及びカバー部材15を通過して、方向Rを含む範囲に放射される。この結果、図2に示されるように、アンテナ24は、方向Rにおいてアンテナ22よりも高い電界強度を有している。
このように、アンテナ24は、撮影装置1の周囲の領域であって、アンテナ22の電界強度が低い領域を補間する(換言すると、この領域にアンテナ22よりも高い電界強度を有する)。本実施形態では、アンテナ22の電界強度が低い領域を補間するアンテナ24を設置することにより、無線通信モジュール20は、撮影装置1の全周囲において外部装置との無線通信を安定して行うことができる。
アンテナ24は、最低限、アンテナ22の電界強度が最も低い強度低下方向において電界強度がアンテナ22よりも高ければよい。そのため、アンテナ24は、アンテナ22よりもスペックの低いものであってもよい。また、アンテナ24は、無指向性アンテナでなく、この強度低下方向に高い指向性を持つアンテナであってもよい。
次に、本実施形態に係る撮影装置1(より正確には、無線通信モジュール20、アンテナ22及び24)の具体的実施例について説明する。
[実施例1]
図3は、本発明の実施例1に係る無線通信モジュール20、アンテナ22及び24の構成を模式的に示す図である。
無線通信IC20Bは、単一のアンテナ用端子を有する無線通信用チップである。無線通信IC20Bを実装する回路基板20Aには、このアンテナ用端子と接続された端子20Cが実装されている。アンテナ22は、端子20Cを介して無線通信IC20Bと接続されている。端子20Cは、回路基板20Aに形成された半田付け用ランドであってもよく、また、回路基板20Aに実装されたコネクタであってもよい。なお、本段落に記載の構成は、本実施例1及び以降の各実施例で共通である。
図3に示されるように、本実施例1に係るアンテナ24は、中継アンテナ24A及びアンテナ24Bを備える。中継アンテナ24Aは、アンテナ22と電波の送受信を行う。アンテナ24Bは、中継アンテナ24Aと接続されており、外部装置と電波の送受信を行う。
本実施例1では、アンテナ24Bは、開口14近傍に設置されている。これに対し、中継アンテナ24Aは、開口14近傍でなく、アンテナ22と電波の送受信を確実に行うことができる位置(例えばアンテナ22近傍)に設置されている。
中継アンテナ24A及びアンテナ24Bは、回路基板にプリントされたアンテナパターンである。なお、中継アンテナ24A及びアンテナ24Bは、回路基板に実装されたチップアンテナに置き換えてもよく、筐体10内に取り付けられた樹脂製部材にプリントされたアンテナパターンに置き換えてもよい。
中継アンテナ24A及びアンテナ24Bは、例えば同じ回路基板に実装されており、この回路基板上の配線パターンで接続されている。なお、中継アンテナ24A及びアンテナ24Bは、別個の回路基板に実装されてもよい。また、中継アンテナ24Aとアンテナ24B間は、回路基板上の配線パターンに限らず、同軸ケーブルで接続されてもよい。中継アンテナ24Aとアンテナ24B間の各接続箇所は、半田付けやコネクタによって接続されてもよく、また、その他の公知の方法で接続されてもよい。
アンテナ22は、無線通信モジュール20よりRF(Radio Frequency)信号が入力されると、このRF信号を電波に変換して放射する。中継アンテナ24Aは、アンテナ22より放射された電波をRF信号として受信してアンテナ24Bに伝送する。アンテナ24Bは、中継アンテナ24Aより伝送されたRF信号を電波に変換して放射する。このように、アンテナ24は、アンテナ22を介して無線通信モジュール20と接続されており、アンテナ22を介して受信したRF信号を電波に変換して放射する。
アンテナ22、アンテナ24Bのそれぞれが、無線通信モジュール20より入力されるRF信号を電波として放射することにより、撮影装置1が全周囲において外部装置との無線通信を安定して行うことができる。
[実施例2]
図4は、本発明の実施例2に係る無線通信モジュール20、アンテナ22及び24の構成を模式的に示す図である。図4に示されるように、本実施例2に係るアンテナ24は、中継アンテナ24Aとアンテナ24Bを備える。
なお、実施例2以降の各実施例において、既出の実施例と同一の又は同様の構成については、説明を簡略又は省略する。
本実施例2では、アンテナ22と中継アンテナ24Aは、重ねて設置され、容量結合する。これにより、アンテナ22及び中継アンテナ24Aの一方のアンテナが他方のアンテナと同期して共振し、アンテナ22と中継アンテナ24A間でRF信号が伝送可能となっている。そのため、本実施例2においても本実施例1と同様に、アンテナ22、アンテナ24Bのそれぞれが電波を放射することにより、撮影装置1が全周囲において外部装置との無線通信を安定して行うことができる。
[実施例3]
図5は、本発明の実施例3に係る無線通信モジュール20、アンテナ22及び24の構成を模式的に示す図である。図5に示されるように、本実施例3に係るアンテナ24は、アンテナ22に直接接続されている。
本実施例3において、アンテナ22及び24は、例えば同じ回路基板に実装されており、この回路基板上の配線パターンで接続されている。なお、アンテナ22及び24は、別個の回路基板に実装されてもよい。また、アンテナ22とアンテナ24とを接続する導電性部材は、回路基板上の配線パターンに限らず、同軸ケーブルであってもよい。アンテナ22とアンテナ24間の各接続箇所は、半田付けやコネクタによって接続されてもよく、また、その他の公知の方法で接続されてもよい。
本実施例3においても、アンテナ22、アンテナ24のそれぞれが電波を放射することにより、撮影装置1が全周囲において外部装置との無線通信を安定して行うことができる。
[実施例4]
図6は、本発明の実施例4に係る無線通信モジュール20、アンテナ22及び24の構成を模式的に示す図である。
図6の拡大図に示されるように、本実施例4に係る回路基板20Aには、端子20Dが実装されている。回路基板20Aには、無線通信IC20Bのアンテナ用端子を2つに分岐する、分岐部の一例であるパターン20Eが形成されており、分岐後のパターン20Eの一方が端子20Cに接続され、他方が端子20Dに接続されている。
本実施例4においても、アンテナ22、アンテナ24のそれぞれが電波を放射することにより、撮影装置1が全周囲において外部装置との無線通信を安定して行うことができる。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
上記の実施形態では、アンテナ22の電界強度が低い領域を補間するため、1本のアンテナ24を設置した構成を説明したが、複数本のアンテナ24を設置した構成も本発明の範疇である。複数本のアンテナ24は、アンテナ22の電界強度が低い1つの領域を補間するものであってもよく、また、それぞれが、アンテナ22の電界強度が低い別々の領域を補間するものであってもよい。
1 撮影装置
10 筐体
11 突出部
12、14、16 開口
13 グリップ部材
15 カバー部材
17 接続端子
20 無線通信モジュール
20A 回路基板
20B 無線通信IC
20C、20D 端子
20E パターン
22、24 アンテナ
32、34 保持部材

Claims (8)

  1. 外部装置と無線通信可能な無線通信装置において、
    無線通信制御部を保持する筐体と、
    前記筐体内に設置され、前記無線通信制御部に接続された第1のアンテナであって、前記筐体による電波の減衰又は遮断により、前記無線通信装置周囲の一部の方向で電界強度が低くなっている第1のアンテナと、
    前記無線通信制御部に接続されており、前記第1のアンテナの電界強度が低くなっている強度低下方向において、前記第1のアンテナよりも高い電界強度を有する第2のアンテナと、
    を備え
    前記第2のアンテナは、
    前記第1のアンテナと容量結合する中継アンテナと、
    前記中継アンテナと接続され、前記外部装置と電波の送受信を行うアンテナと、
    を備え、
    前記第1のアンテナを介して前記無線通信制御部に接続されている、
    無線通信装置。
  2. 前記強度低下方向は、
    前記無線通信装置周囲の方向の中で前記第1のアンテナの電界強度が最も低い方向である、
    請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記筐体は、
    金属製筐体である、
    請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記筐体は、
    前記筐体内に設置された前記第1のアンテナ近傍に第1の開口が形成され、
    前記第1の開口は、
    前記筐体よりも電波を通す部材によって覆われている、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1の開口を覆う部材は、
    前記無線通信装置を把持するためのグリップ部材である、
    請求項に記載の無線通信装置。
  6. 前記第2のアンテナは、
    前記筐体内に設置され、
    前記筐体は、
    前記筐体内に設置された前記第2のアンテナ近傍に第2の開口が形成され、
    前記第2の開口は、
    前記筐体よりも電波を通す部材によって覆われている、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の無線通信装置。
  7. 前記第2の開口を覆う部材は、
    前記筐体に保持された電気的な接続端子を保護するカバー部材である、
    請求項に記載の無線通信装置。
  8. 前記第2のアンテナは、
    回路基板にプリントされたアンテナパターン、回路基板に実装されたチップアンテナ、又は前記筐体内の樹脂製部材にプリントされたアンテナパターンである、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の無線通信装置。
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