JP5054217B2 - コンクリート・コンテナハウス - Google Patents
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Description
本発明では、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンクリート建築物の建築施工方法の改良と、施工期間の短縮、低コストまたは、リサイクルを行うものです。
本発明では、地面より高く造った基礎の高さを調節し、既存のコンテナを改良して、設置固定することで、既存のコンテナの高さに加え基礎の高さを含むコンテナハウスの屋根高を実現し、良質なコンテナハウスを構築するものです。
本発明では、既存のコンテナを複数個連結し、その連結した複数個の前記コンテナ又は、単一のコンテナを改良して、圧迫感のない広い室内空間を確保した良質なコンテナハウスを構築するものです。
また、引用文献4の図1、図2、段落(0007)には、コンクリート壁構築用のパネルに、防水処理を施した組立パネルが示されているが、上記記載の防水処理施工方法だと、引用文献1の第1図、第2図、第3図に図示されている鉄板2と、住宅ユニット1の平面とほぼ同一大きさの工場生産された床パネル(スラブ)4の接続部が防水施工を施されていない為、完全な防水処理を施したとは、言えないものである。又、引用文献4の図1、図2、段落(0007)に図示されているコンクリート壁構築用のパネルに、防水処理を施した組立パネルが示されているが、引用文献4の防水処理施工方法も引用文献1の防水処理施工方法と同じで、接続部に防水処理が施されていない為、完全な防水処理を施したとは、言えないものである。又、上記従来の防水処理施工方法だと施工に手間と時間または、コストも掛かり実施が難しいものです。
又、建築物に防水処理を行う場合、通常、建物の外側に防水処理を施すものである。その場合、直射日光、雨、風、外気の影響を受け防水材の劣化が早く何度も防水処理を施さないといけないものであった。
本発明では、建築物全体(既存の前記コンテナ)に通常よりも簡単に速く防水処理を施す施工方法を実施するものです。
又、一度の防水処理で半永久的に防水効果を得ることができます。
本発明では、既存のコンテナに通常よりも簡単に速く断熱材を収める施工方法を実施するものです。
本発明では、既存のコンテナを再利用することで、住宅ユニットの骨組みを造る施工の手間と時間を省くことができる。
又、本発明では、既存のコンテナにプレキャストコンクリート壁又は、外壁材を張って固定し、前記コンテナの屋根部にコンクリートを流し込んで一体化する良質のコンテナハウスを構築するものです。
又、前期コンテナ同士を一定の間隔を空けて配置、連結、固定することで、前記コンテナ同士が型枠の役割を担うので、前記コンテナ同士の間に型枠を造る必要がないことを特徴とする、その連結した前記コンテナ全体をコンクリートで被覆し一体化したコンテナハウスの施工方法を提案する(図2、図5、図6、図12、に図示)。
又、その連結した前記コンテナの上に2階、3階と複数階、同じ施工方法で、一定の間隔を空けて、並べて配置し、ブリッジを架け連結し、固定して、その連結し重ねた前記コンテナ同士の躯体を、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠の代わりに用いて、その前記コンテナ同士を連結し重ねた躯体にセパレートを直接取り付け、セパレートを取り付けたその前記コンテナ同士を連結し重ねた躯体の対面に型枠の外型枠を造り付け固定して、コンクリートを流し込んで、その前記コンテナ同士を連結し重ねた躯体全体を被覆し一体化したコンクリート構造体を形成したコンテナハウスの施工方法を提案する。
又、前期コンテナ同士を一定の間隔を空けて配置、連結、固定することで、前記コンテナ同士が型枠の役割を担うので、前記コンテナ同士の間に型枠を造る必要がなくその連結し重ねた前記コンテナ同士の躯体全体を複数階又は、複数個をまとめてH鋼(鋼材)も一緒に、コンクリートを流し込んで被覆し一体化したことを特徴とするコンテナハウスの施工方法を提案する(図16、図 17、符号17に図示)。
又、前記コンテナを横置きで使用する場合は、住宅、店舗、事務所、車庫、倉庫などとして使うと有効利用できる。
前記コンテナを縦置きで使用する場合は、住宅の吹き抜けや、住宅や集合住宅又は、ビルなどのエレベータ室などに使用すると有効利用ができる。
又、前記コンテナを傾斜地で斜めに置き使用する場合は、車庫や、物置などで使用することが有効である。
又、本発明では、ある一定の角度を持った斜めの基礎の上に頑強な既存のコンテナを配置し、固定して、コンクリートを流し込んで前記コンテナ全体を被覆するだけで、簡単に肩流れの良質な、コンクリートで被覆し一体化したコンテナハウスを提供できる。
又、本発明では、コンテナを簡単に移動できるので、高いところや、離れた場所にもクレーンなどを使い簡単に、コンクリートで被覆し一体化した良質な、コンテナハウスを、建築することが出来る。
又、本発明では、上記記載の前記コンテナの室内空間を広げたことで、幅広い用途と、要望に対応することができるコンクリートで被覆し一体化した良質な、コンテナハウスを提供できる。
又、本発明では、前記コンテナを防水処理加工してコンクリートを流し込み被覆したことで、地震や、コンクリートの劣化によるひび割れからの雨漏れを完全に防ぐことができる。
さらに、本発明では、その前記コンテナを防水材で覆って、その上からコンクリートを流し込み被覆したことで、コンクリート建築物の内側に防水加工を施したことになり、直射日光、雨、外気、などの影響を一切受けないので、一度の防水処理加工で、半永久的に雨漏れを防ぐことが出来る。
又、上記記載の従来の外壁と内壁の間に断熱材を収める建築施工方法だと、施工に手間と時間が掛かったが、本発明を実施すれば、前記コンテナの外壁に、断熱材を貼り付けコンクリートを、流し込み被覆するだけなので、簡単に断熱材を入れることが出来、建築施工期間の大幅な短縮が望める。
又、本発明では、前記コンテナを二重断熱にしたことで、通常より、大幅に節電効果が望める。
又、本発明では、前記コンテナの屋根部にコンクリートを流し込んで、一体化する時に、コンクリート建築物を造る型枠工法の型枠を造る必要がないので、建築施工期間の大幅な短縮とコストの削減が望める。
又、本発明では、前期コンテナ同士を一定の間隔を空けて配置、連結、固定することで、前記コンテナ同士が、コンクリート建築物を造る型枠工法の型枠の役割を担うので、前記コンテナ同士の間に型枠を造る必要がなく、建築施工期間の大幅な短縮とコストの削減が望める。
又、従来のコンクリート建築物を造る型枠工法だと、コンクリート建築物の1階部分を造り養生期間を置いて乾かしてから、2階、3階部分を造るという建築施工の工程を繰り返して、コンクリート建築物を造って行くので、建築施工に長い時間と、コストが掛かっていたが、本発明では、連結した前記コンテナ同士の躯体全体を、複数階又は、複数個をまとめて一緒に、コンクリートを流し込んで被覆し一体化することで、建築施工期間の大幅な短縮とコストの削減が望める。
又、その連結した前記コンテナの上に2階、3階と複数階、同じ建築施工方法で重ねて、一定の間隔を空けて、並べて配置し、ブリッジを架け連結し、固定して、その連結し重ねた前記コンテナの躯体に、コンクリートを流し込みその連結し重ねた前記コンテナ全体を、被覆し一体化した良質のコンテナハウスを提供できる。
又、前期コンテナ同士を一定の間隔を空けて配置、連結、固定することで、前記コンテナ同士が型枠の役割を担うので、前記コンテナ同士の間に型枠を造る必要がなく、その連結した前記コンテナ同士の躯体全体を複数階又は、複数個をまとめてH鋼(鋼材)も一緒に、コンクリートを流し込んで被覆し一体化したことで頑強なコンテナハウスの集合住宅や、ビルディングを提供できる。
又その上に、さらに前記コンテナを複数個重ねて、一定の間隔を空けて配置、連結、固定してから、その前記コンテナ同士を連結した躯体を、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠として用いて、その前記コンテナ同士を連結した躯体の対面に型枠の外型枠を造りつけ固定して、1階、2階、3階と、その連結した前記コンテナ同士の躯体全体を複数階又は、複数個をまとめて一緒に、コンクリートを流し込んで被覆し一体化したことを特徴とするコンクリート構造体を形成したコンテナハウスを提案する。
アンカーボルト・ナット、鉄筋又は、ワイヤーメッシュ、セパレートは、図面には、描いていません。
2 コンクリートの躯体
(2) コンクリートの躯体のスラブ
3 コンテナ
4 断熱材
5 天井
6 壁
7 床
8 柄
9 切断・穴あけ箇所
10 防水シート(防水材)
11 建具
12 ツーバイフォー
13 大引き
14 ネタ
15 ブリッジ
16 コンクリート建築物を造る型枠の外型枠
17 H鋼(鋼材)
Claims (18)
- 頑強な箱型のコンテナを横置きや、縦置き又は、斜めに配置し固定して、その前記コンテナを、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠の代わりに用いて、その前記コンテナに、セパレートを直接取り付け、セパレートを取り付けた前記コンテナの対面に、型枠の外型枠を造り付け固定して、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し全体を一体化したことを特徴とするコンクリート構造体を形成したコンテナハウスであって、前記コンテナを、複数個ならべて、一定の間隔を空けて配置、連結、固定して、連結した前記コンテナ同士の躯体の屋根上に鋼材を載せ、その連結した前記コンテナ同士の躯体の周りに鋼材を立て連結固定し補強をいれたその上に、前記コンテナを複数個重ねて、一定の間隔を空けて配置、連結、固定してから、その連結し重ねた前記コンテナ同士の躯体の屋根上にさらに鋼材を載せ、その連結し重ねた前記コンテナ同士の躯体の周りに鋼材を立て連結固定し補強を入れて、同じ施工方法で重ねていき、その前記コンテナ同士を連結し重ねた躯体を、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠として用いて、その前記コンテナ同士を連結し重ねた躯体の対面に型枠の外型枠を造りつけ固定して、1階、2階、3階と、その連結し重ねた前記コンテナ同士の躯体全体を複数階又は、複数個をまとめて鋼材も一緒に、コンクリートを流し込んで被覆し一体化したことを特徴とするコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 頑強な箱型のコンテナを横置きや、縦置き又は、斜めに配置し固定して、その前記コンテナを、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠の代わりに用いて、その前記コンテナに、セパレートを直接取り付け、セパレートを取り付けた前記コンテナの対面に、型枠の外型枠を造り付け固定して、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し全体を一体化したことを特徴とするコンクリート構造体を形成したコンテナハウスであって、前記コンテナの鋼製の壁や、鋼製の屋根を境に内側と外側に断熱材を貼り付けて、内側と外側を二重断熱にしたことを特徴とする、コンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナを、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠の代わりに用いて、その前記コンテナに、建具を取り付け用の穴あけ又は、切断をし、セパレートを直接取り付け、その前記コンテナの対面に、型枠の外型枠を造り付け固定して、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し一体化して、建具を取り付けたことを特徴とする請求項2に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 単一の前記コンテナ又は、複数の前記コンテナを、地面より高く造った水平な基礎又は、ある一定の角度を持った斜めな基礎の上に並べて配置し固定して、その前記コンテナの鋼製の床を切断することで、既存のコンテナの高さに加え基礎の高さを含む前記コンテナの屋根高または、天井高を確保して、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し一体化したことを、特徴とする請求項2または、請求項3に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 単一の前記コンテナ又は、複数の前記コンテナを、建築物、鋼材、支柱、耐震硬化ゴム、または、プレキャスト・コンクリート・ブロック基礎の上に並べて配置し又は、重ねて配置、連結、固定して、前記コンテナの鋼製の壁を切断又は、穴あけをして、その前記コンテナの室内空間を広げて、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し一体化したことを特徴とする請求項2ないし、請求項4のいずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナを、複数個ならべて、一定の間隔を空けて配置、連結、固定して、その上に、前記コンテナを複数個重ねて、一定の間隔を空けて配置、連結、固定してからさらに同じ施工方法で重ねて、その前記コンテナ同士を連結し重ねた躯体を、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠として用いて、その前記コンテナ同士を連結し重ねた躯体の対面に型枠の外型枠を造りつけ固定して、1階、2階、3階と、その連結し重ねた前記コンテナ同士の躯体を複数階又は、複数個をまとめて一緒に、コンクリートを流し込んで被覆し一体化したことを特徴とする請求項2ないし請求項5の、いずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナを、複数個一定の間隔を空け並べて配置し、前記コンテナと、前記コンテナの間にブリッジを架け連結、固定して、前記コンテナの室内空間を広く確保して、その連結した前記コンテナにコンクリートを流し込み被覆し一体化したことを特徴とする請求項2ないし、請求項6の、いずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- ブリッジを架け連結した前記コンテナの上に2階、3階と複数階、同じ建築施工方法で、前記コンテナを複数個一定の間隔を空け重ねて、並べ配置し、ブリッジを架け連結し、固定して、その連結し重ねた前記コンテナの躯体全体に、コンクリートを流し込み被覆し一体化したことを特徴とする請求項2ないし、請求項7の、いずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナの外側を、防水材で覆いその上からコンクリートを流し込むことで、コンクリート建築物の内側に防水加工を施したことを特徴とする請求項2ないし、請求項8のいずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナの壁に、プレキャストコンクリート壁又は、外壁材を、直接取り付け固定して、前記コンテナの屋根部にコンクリートを流し込んで、一体化したことを特徴とする請求項2ないし、請求項9の、いずれか1項に記載のプレキャストコンクリート壁の構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナを、コンクリート建築物を造る型枠の内型枠の代わりに用いて、その前記コンテナに、建具を取り付け用の穴あけ又は、切断をし、セパレートを直接取り付け、その前記コンテナの対面に、型枠の外型枠を造り付け固定して、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し一体化して、建具を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 単一の前記コンテナ又は、複数の前記コンテナを、地面より高く造った水平な基礎又は、ある一定の角度を持った斜めな基礎の上に並べて配置し固定して、その前記コンテナの鋼製の床を切断することで、既存のコンテナの高さに加え基礎の高さを含む前記コンテナの屋根高または、天井高を確保して、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し一体化したことを、特徴とする請求項1または、請求項11に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 単一の前記コンテナ又は、複数の前記コンテナを、建築物、鋼材、支柱、耐震硬化ゴム、または、プレキャスト・コンクリート・ブロック基礎の上に並べて配置し又は、重ねて配置、連結、固定して、前記コンテナの鋼製の壁を切断又は、穴あけをして、その前記コンテナの室内空間を広げて、コンクリートを流し込み前記コンテナを被覆し一体化したことを特徴とする請求項1または、請求項11または、請求項12のいずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 単一の前記コンテナ又は、複数の前記コンテナを並べて配置し、又は、重ねて配置、連結、固定して、前記コンテナの鋼製の床、鋼製の壁を切断又は、穴あけをして、その前記コンテナの室内空間を広げて、その前記コンテナに住宅設備または、その他設備を設置して、コンクリートを流し込み前記コンテナ全体を被覆し一体化したことを特徴とする請求項1または、請求項11ないし、請求項13のいずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナ外壁に、断熱材を貼り付けその上からコンクリートを流し込んで被覆し一体化したことを特徴とする、請求項1または、請求項11ないし、請求項14のいずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナの外側を、防水材で覆いその上からコンクリートを流し込むことで、コンクリート建築物の内側に防水加工を施したことを特徴とする請求項1または、請求項11ないし、請求項15のいずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナを、複数個一定の間隔を空け並べて配置し、前記コンテナと、前記コンテナの間にブリッジを架け連結、固定して、前記コンテナの室内空間を広く確保して、その連結した前記コンテナにコンクリートを流し込み被覆し一体化したことを特徴とする請求項1または、請求項11ないし、請求項16のいずれか1項に記載のコンクリート構造体を形成したコンテナハウス。
- 前記コンテナの壁に、プレキャストコンクリート壁又は、外壁材を、直接取り付け固定して、前記コンテナの屋根部にコンクリートを流し込んで、一体化したことを特徴とする請求項1または、請求項11ないし、請求項17のいずれか1項に記載のプレキャストコンクリート壁の構造体を形成したコンテナハウス。
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