JP5053815B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、吸収性物品に関する。
使い捨ておむつに用いられる表面シートとして、着用者の肌側に向けられる面に、特定の方向に連続して延びる凸部を形成したものが知られている。
例えば、特許文献1には、多数の山部と隣接する山部間に形成された谷部とを有するようにひだ状に成形された孔あきの疎水性表面シートと、この表面シートの谷部のみに接触するように、表面シートの下面に接合された親水性層とを備えている吸収体製品の表面被覆シートが記載されている。また、特許文献1には、その表面被覆シートによれば、着用者の皮膚に山部のみにおいて接触するのでドライで快適な感触を与えられ、また排出された液体が、谷部に集まり表面シートの開口を透過して谷部に接触している親水性層に移行するので、高度な吸収性を発揮する旨が記載されている。
特開2001−231815号公報
しかし、特許文献1の表面被覆シートは、山部が、一方向に連続して延びるように形成されているため、吸収性物品着用時の荷重により、山部に潰れや折れが生じ、部分的に液を保持してしまい、谷部に接触している親水性層への液の移行を妨げるなど、液の吸収効果が低下する問題がある。更に、山部の潰れや折れた部分の液残りにより、不快を感じさせる恐れもある。
また、山部が一方向に連続して延びているため、一度に多量の液が排出された場合などには、当該一方向に液が流れて漏れにつながる恐れもある。
従って、本発明の目的は、吸収性能に優れ、漏れ防止性能にも優れた吸収性物品を提供することにある。
本発明は、液透過性の表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収体を具備し、実質的に縦長に形成された吸収性物品において、前記表面シートは、吸収性物品の長手方向の中央部に位置する中央領域に、該長手方向に長い形状の凸部を多数有し、該中央領域の前後に位置する端部領域に、吸収性物品の幅方向に長い形状の凸部を多数有しており、前記中央領域及び前記端部領域それぞれの前記多数の凸部は、吸収性物品の長手方向及び幅方向に分散した状態に配置されている、吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品は、吸収性能に優れ、漏れ防止性能にも優れている。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態としての使い捨ておむつを一部破断して示す平面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。
第1実施形態のおむつ1は、図1及び図2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性ないし撥水性の裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に配された吸収体4を具備する。また、おむつ1は、長手方向に、腹側部A、背側部B及びこれらA,Bの間に位置する股下部Cを有している。腹側部Aは、おむつ着用時に着用者の腹側に位置する部位、背側部Bは、着用者の背側に位置する部位、股下部Cは、着用者の股下に位置する部位である。股下部Cは、おむつ1の長手方向中央部に位置している。
本実施形態のおむつ1は、股下部Cの両側縁が内向きの円弧状に湾曲しており、全体として長手方向中央部が内方に括れた砂時計状の形状を有している。また、表面シート2は、吸収体4よりも外形寸法の大きい略矩形状の平面視形状を有しており、裏面シート3の幅方向中央部に配されている。裏面シート3は、おむつの外形形状に一致する砂時計状の外形を有している。表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ吸収体4の長手方向両端縁部及び幅方向両側縁部から外方に延出しており、それらの延出部において直接的に又は他の部材を介在させて互いに接合されている。
おむつ1は、いわゆる展開型のおむつであり、背側部Bの左右両側縁部に一対のファスニングテープ5,5設けられ、腹側部Aの外表面(非肌当接面)に、該ファスニングテープ5,5を止着させるランディングテープ6が設けられている。
おむつ1の長手方向両側部それぞれには、弾性部材71を有する立体ギャザー形成用シート72が、表面シート2の両側部を覆うように配されており、これによって一対の立体ギャザー7,7が形成されている。立体ギャザー形成用シート72は、表面シート2に対して、表面シート2の両側縁部において接合されており、それによって、おむつ1の長手方向に延びる立体ギャザーの固定端73,73が形成されている。
また、おむつ1の長手方向両側部それぞれには、レッグギャザー形成用の複数本のレッグ弾性部材81が略直線状に配されており、おむつ1の背側部A及び腹側部Bにおけるウエスト部には、ウエストギャザー形成用の帯状のウエスト部弾性部材82が、ウエスト部の端縁に沿って配されている。
おむつ1における表面シート2は、図1及び図2に示すように、おむつ1の長手方向の中央部に位置する中央領域2cに、該長手方向に長い形状の凸部21を多数有しており、中央領域2cの前後に位置する端部領域2a,2bそれぞれに、おむつ1の幅方向に長い形状の凸部22を多数有している。
そして、中央領域2c及び2つの端部領域2a,2bの何れにおいても、多数の凸部21,22は、畝溝構造のように連続した凹凸形状ではなく、おむつ1の長手方向及び幅方向に分散した状態に配置されている。
本実施形態のおむつ1においては、中央領域2cは、股下部Cに配され、一方の端部領域2aは、腹側部Aに配され、他方の端部領域2bは背側部Bに配されている。
図3に示すように、中央領域2cには、複数の凸部21がおむつ1の長手方向(X方向)に直列してなる凸部列Rが、おむつ1の幅方向に複数列形成されている。図3には、凸部列Rが5本示されている。
中央領域2cの凸部21は、図4(a)に示すように、平面視形状が略長方形状であり、該長方形の長辺が、おむつ1の長手方向に沿って延び、短辺が、おむつ1の幅方向に沿って延びている。また、凸部21は内部が空洞である。
中央領域2cにおける凸部21は、尿や軟便の横モレを防止する観点から、次のような寸法比や配置等を有することが好ましい。
凸部21は、おむつ長手方向(X方向)の長さL1と、おむつ幅方向(Y方向)の長さL2の比(L1/L2)は、1.0〜5.0であることが好ましく、より好ましくは1.2〜3.0である。
おむつ長手方向(X方向)の凸部21のピッチP1と前記長さL1の比(P1/L1)は、1.0〜3.0であることが好ましく、より好ましくは1.0〜2.0である。
おむつ幅方向(Y方向)における凸部列RのピッチP2と前記長さL2の比(P2/L2)は、1.0〜5.0であることが好ましく、より好ましくは1.0〜3.0である。
個々の凸部列R内の凸部21の間隔L3は、0.0〜10.0mm、特に1.0〜5.0mmが好ましく、隣り合う凸部列R,R間の間隔L4は、1.0〜10.0mm、特に1.0〜5.0mmが好ましい。
中央領域の凸部については、吸収性物品の長手方向に延びる凸部列R中の凸部が、相隣接する凸部間に隙間がない状態(L3=0)で直列している場合も、それらの凸部は、吸収性物品の長手方向に分散した状態に配置されているとする。
他方、端部領域2a,2bそれぞれには、複数の凸部22がおむつ1の幅方向(Y方向)に直列してなる凸部列Rが、おむつ1の縦方向に複数列形成されている。
端部領域2a,2bそれぞれの凸部22は、図4(b)に示すように、平面視形状が略長方形状であり、該長方形の長辺が、おむつ1の幅方向(Y方向)に沿って延び、短辺が、おむつ1の長手方向(X方向)に沿って延びている。また、凸部22は内部が空洞である。本実施形態における凸部22は、向きが異なる以外は、図3に示す凸部21と同様の形態を有している。
端部領域2a,2bそれぞれにおける凸部22は、おむつ端部からの尿や軟便の漏れを防止するため、中央領域2cからの液流れを端部領域2a,2bの幅方向へ効率良く吸収させる観点から、次のような寸法比や配置等を有することが好ましい。
凸部22は、おむつ幅方向(Y方向)の長さL5と、おむつ長手方向(X方向)の長さL6の比(L5/L6)が、1.0〜5.0であることが好ましく、より好ましくは1.2〜3.0である。
おむつ幅方向(Y方向)の凸部22のピッチP3と前記長さL5の比(P3/L5)は、1.05〜3.0であることが好ましく、より好ましくは1.05〜2.0である。
おむつ長手方向(X方向)における凸部列RのピッチP4と前記長さL6の比(P4/L6)は、1.0〜5.0であることが好ましく、より好ましくは1.0〜3.0である。
個々の凸部列R内の凸部22の間隔L7は、0.5〜10.0mm、特に0.5〜5.0mmが好ましく、隣り合う凸部列R,R間の間隔L8は、0.5〜10.0mm、特に1.0〜5.0mmが好ましい。
第1実施形態のおむつ1における表面シート2は、図2に示すように、凸部21,22が形成された第1不織布23と、第1不織布23の凸部21,22以外の部分において第1不織布23と接合されている略平坦な第2不織布24とからなる。
第1及び第2不織布23,24としては、例えば、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品の表面シートの形成材料として公知の各種の不織布を特に制限なく用いることができる。例えば、カード法又はエアレイド法により得た繊維ウエブにエアースルー法で繊維同士の熱融着点を形成したエアースルー不織布、カード法により得た繊維ウエブにヒートロール法で繊維同士の熱融着点を形成したヒートロール不織布、ヒートエンボス不織布、スパンボンド不織布(S)、メルトブローン不織布(M)、スパンボンド−メルトブローン複合不織布(SM,SMS,SMMS等)、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布等の種々の不織布を用いることができる。
第1実施形態で用いた表面シート2は、例えば、第1不織布23を、周面に上記凸部21,22に対応する凸部を有する第1ロールと、該第1ロールの凸部に対応する位置に該凸部に対応する形状の凹部を有する第2ロールとの間に噛み込ませて、第1不織布23に多数の凸部21,22を形成した後、第2不織布24を合流し、両不織布23,24を、第1不織布23の凸部21,22以外の部分で接合することにより得られる。接合の方法は、接着剤を用いる方法、熱融着させる方法、及びそれらを併用する方法等がある。
第1実施形態のおむつ1によれば、上述した態様で、中央領域2cに、おむつ長手方向に長い形状の凸部21が形成されているため、中央領域2c上に供給された液は、おむつ幅方向よりもおむつ長手方向に拡散しやすい。それによって、おむつ1の長手方向に長い吸収体の広い範囲から吸収体に吸収され、吸収体の吸収容量を有効活用できる。一方、長手方向に流れた液は、その量が多く勢いが強い場合には、端部から漏れ出す恐れがあるが、端部領域2a,2bに、おむつ幅方向に長い形状の凸部22が形成されているため、それらが立体障壁として機能すると共に、おむつ幅方向に拡散させて勢いを緩和させるため、おむつの端部から液が漏れ出すことも防止できる。
また、中央領域2cの凸部21も端部領域2a,2bの凸部22も、おむつ1の長手方向及び幅方向の両方向に分散した状態に配置され、一方向に連続して延びていないため、装着時でも凸部の形状安定性がよく、排尿時の液の拡散性も良い。
おむつ1における各部の形成材料について説明すると、裏面シート3、吸収体4、立体ギャザー形成用シート72等としては、従来の使い捨ておむつにおいて、それぞれの材料として用いられている各種公知の材料等を、特に制限なく用いることができる。吸収体4としては、パルプ繊維等の繊維の集合体又はこれに吸水性ポリマーを保持させたものを、ティッシュペーパや透水性不織布等の被覆シートで包んだもの等を用いることができる。
次に、本発明の他の実施形態の使い捨ておむつについて説明する。
他の実施形態については、上述した第1実施形態の使い捨ておむつと異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点については、第1実施形態に関して上述した説明が適宜適用される。
第2実施形態の使い捨ておむつは、図5に示すように、腹側部A側の端部領域2a及び/又は背側部B側の端部領域2bの凸部22が、中央領域2cにおける凸部21よりも高密度に配置されている。
端部領域2a,2bに凸部22を密に配置することで、端部領域2a,2bによる液の堰き止め効果が向上する。堰き止め効果の向上の点から、中央領域2cより端部領域2a,2bの方が、各凸部列R内の凸部21,22の間隔L3,L7(図4参照)が狭いことが好ましい。間隔L7は、間隔L3の100〜200%、特に110〜150%であることがより好ましい。
この構成は、おむつの吸収体が端部部分で広くなっている砂時計形状である場合に、特に好ましく、排尿ポイントである中央部は吸収体幅が狭く吸収容量が低いため、排尿時の液を端部で堰き止めておむつ幅方向に拡散させることで、吸収体を有効利用することができる。
第3実施形態の使い捨ておむつは、図6に示すように、腹側部A側の端部領域2a及び/又は背側部B側の端部領域2bの凸部22が、中央領域2cにおける凸部21よりも広い間隔で配置されている。
端部領域2a,2bに広い間隔で凸部22を配置することで、端部領域2a,2bにおける液透過性を向上させることができ、排尿ポイントから流れてきた液を端部領域で確実に透過させて端部からのもれを防止する。 液透過性の向上の観点から、中央領域2cよりも端部領域2a,2bの方が、凸部列内の凸部の間隔L3,L7(図4参照)が広く、凸部列の間隔L4,L8も広いことが好ましい。凸部列の間隔L8は、間隔L4の100〜200%、特に110〜150%であることがより好ましい。
この構成は、おむつの吸収体が端部部分で広くなっている砂時計形状である場合に、特に好ましく、排尿ポイントである中央部は吸収体幅が狭く吸収容量が低いため、吸収容量が高く液透過性の良い端部部分で液流れによるもれを防止することができる。
第4実施形態の使い捨ておむつは、図7に示すように、腹側部A側の端部領域2a及び/又は背側部B側の端部領域2bの凸部22の高さH2が、中央領域2cにおける凸部21よりも高さH1よりも高くなっている。端部領域2a,2bの凸部22の高さH2が、中央領域2cの凸部21の高さH1より高くすることで、中央領域2cから前後に向かって流れる尿や軟便の流れを、より効果的に堰き止めることができる。
端部領域2a,2bにおける凸部22の高さH2(図7参照)は、0.5〜6.0mm、特に1.5〜4.0mmであることが好ましく、中央領域2cにおける凸部21の高さH1(図7参照)は、0.5〜4.0mm、特に1.0〜2.5mmであることが好ましい。高さH2と高さH1との差(H2−H1)は、0.5〜5.0mm、特に1.0〜3.0mmであることが好ましい。高さH2と高さH1との比(H2/H1)は、1.2〜6.0、特に1.5〜4.0であることが好ましい。
尚、第1実施形態のおむつ1は、腹側部A側の端部領域2a及び背側部B側の端部領域2bの凸部22の高さH2が中央領域2cにおける凸部21よりも高さH1と略同じである。
以上、本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
例えば、端部領域2a,2bと中央領域2cとで凸部21,22の大きさや形状を異ならせることもできる。また、一方向に長い形状の凸部のみを有するシートを裁断し、その一部を90度回転させた後に再接合して得たシートを本発明における表面シートとして用いることもできる。
また、第1実施形態のおむつ1においては、腹側部A及び背側部Bの両方の端部領域2a,2bに、おむつ幅方向に長い形状の凸部22が形成されているが、何れか一方の領域のみに、おむつ幅方向に長い形状の凸部22が形成されていても良い。
また、表面シートの凸部21,22は、平面視して略矩形状のものに代えて、楕円形状、長円状等の他の形状であっても良い。また、表面シートは、第1不織布23及び第2不織布24からなるものに代えて、立体賦形された第1不織布23のみからなるものや、不織布と開孔フィルムとからなるもの等であっても良い。
また、本発明の吸収性物品は、展開型の使い捨ておむつに代えて、パンツ型の使い捨ておむつであっても良く、更に生理用ナプキン、パンティライナー(下り物シート)、失禁パッド等であっても良い。。
上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
図1は、本発明の吸収性物品の一実施形態である使い捨ておむつを一部破断して示す平面図である。 図2は、図1のII−II線断面図である。 図3に示す使い捨ておむつの表面シートの中央領域の一部を拡大して示す拡大断面図である。 図4は、凸部の配置等の説明図であり、(a)は中央領域の凸部の説明図、(b)は端部領域の凸部の説明図である。 図5は、本発明の他の実施形態における表面シートの凸部の配置を示す説明図である。 図6は、本発明の更に他の実施形態における表面シートの凸部の配置を示す説明図である。 図7は、本発明の更に他の実施形態における表面シートを示す断面図(おむつ長手方向に沿う断面図)である。
符号の説明
1 使い捨ておむつ(吸収性物品)
2 表面シート
2a,2b 端部領域
22 凸部(端部領域の凸部)
2c 中央領域
21 凸部(中央領域の凸部)
23 第1不織布
24 第2不織布
3 裏面シート
4 吸収体
5 ファスニングテープ
6 ランディングテープ
A 背側部
B 腹側部
C 股下部
R 凸部列

Claims (2)

  1. 液透過性の表面シート、裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収体を具備し、実質的に縦長に形成された吸収性物品において、
    前記表面シートは、吸収性物品の長手方向の中央部に位置する中央領域に、該長手方向に長い形状の凸部を多数有し、該中央領域の前後に位置する端部領域に、吸収性物品の幅方向に長い形状の凸部を多数有しており、前記中央領域及び前記端部領域それぞれの前記多数の凸部は、吸収性物品の長手方向及び幅方向に分散した状態に配置されており、
    前記中央領域及び前記端部領域の前記凸部は、着用者の肌側に向かって突出する凸状に変形した第1不織布によって形成され、該第1不織布は、前記凸部以外の部分において、略平坦な第2不織布と接合されており、
    前記中央領域には、複数の凸部が吸収性物品の長手方向に直列してなる凸部列が、吸収性物品の幅方向に複数列形成されており、前記端部領域には、複数の凸部が吸収性物品の幅方向に直列してなる凸部列が、吸収性物品の長手方向に複数列形成されており、
    前記中央領域より前記端部領域の方が、前記凸部列内の凸部の間隔が狭い吸収性物品。
  2. 前記中央領域よりも前記端部領域の方が、前記凸部の高さが高い、請求項1記載の吸収性物品。
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