JP5052232B2 - 防水パンへの壁パネルの立設構造 - Google Patents

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Description

本発明は、防水パンの外周に壁パネルを立設する立設構造に関するものである。
従来、防水パンの外周に一段低い落とし込み部が形成されて、この落とし込み部にスペーサーが載置され、スペーサー上に壁パネルが立設される構造が存在する。
特開2003−97068号公報
なお、従来では、壁パネルを載置するスペーサーと防水パン間から水が漏れるのを防ぐためにシリコンを塗布してシーリングを行うが、シリコンを塗布する隙間が少なく、そのためシリコンを塗布しにくく、水密性を確保することが難しいという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、良好にシリコンを塗布して水密性を確保することができ、また、壁パネルの載る壁パネル載置面の面積を広く確保することのできる防水パンへの壁パネルの立設構造を提供せんとするものであり、その請求項1は、防水パンの洗い場面外周に突条が立ち上げ形成され、該突条の外側に洗い場面よりも低い高さ位置まで一段下がった落とし込み部が防水パンの外周に沿って長く形成され、該落とし込み部に載置された長尺のスペーサー上に壁パネルが立設される構造において、
前記スペーサーの壁パネル載置面は前記突条よりも高い位置に設定され、該スペーサーと前記壁パネルと前記突条間にはシリコンが充填されることである。
また、請求項2は、前記スペーサーには、前記壁パネル載置面から垂下されて防水パンと接する垂片部が設けられているとともに、前記壁パネル載置面は該垂片部よりも防水パン側に突出されていることである。
本発明は、防水パンの洗い場面外周に突条が立ち上げ形成され、該突条の外側に洗い場面よりも低い高さ位置まで一段下がった落とし込み部が防水パンの外周に沿って長く形成され、該落とし込み部に載置された長尺のスペーサー上に壁パネルが立設される構造において、前記スペーサーの壁パネル載置面は前記突条よりも高い位置に設定され、該スペーサーと前記壁パネルと前記突条間にはシリコンが充填されることにより、スペーサーの壁パネル載置面は防水パン側で立ち上がる突条よりも高い位置にあるため、突条の上端と壁パネルと長尺のスペーサー間にシリコンを充填するための隙間ができ、この隙間内に良好にシリコンを充填して防水することができ、良好な水密性を確保できる構造となる。
また、前記スペーサーには、前記壁パネル載置面から垂下されて防水パンと接する垂片部が設けられているとともに、前記壁パネル載置面は該垂片部よりも防水パン側に突出されていることにより、スペーサーの垂下片部が防水パンに接するため、シリコンを充填した時にシリコンが下方へ流れ落ちることがなく、シリコンの量を適量とすることができ、シリコンの塗布作業が容易なものとなる。
また、壁パネルの載る面積が広く確保されるため、安定した壁パネルの立設状態が得られるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、防水パン1の平面概略構成図であり、防水パン1には、堤防部4で区切られて、洗い場面2と、浴槽を設置する浴槽設置面3が形成されており、洗い場面2の堤防部4側には、洗い場排水口2aが形成されている。
洗い場面2の外周には、一段低く落とし込み部6が形成されており、落とし込み部6の内側には、上方へ突出した突条5が形成されたものとなっている。
この落とし込み部6上には、スペーサーSが載せられ、スペーサーS上に壁パネル9が立設されるものであり、防水パンとスペーサーの分解斜視図は図2に示し、壁パネルの立設状態の縦断面図は図3に示す。
防水パン1の洗い場面2の外周側には、上方へ一体状に立ち上げて突条5が形成され、突条5から下方に垂下状に垂下片6aが一体形成され、垂下片6aの下端側で外側へ水平に延びて水平支持片6bが形成され、水平支持片6bの外端側で立ち上げて立上片6cが一体形成されており、この垂下片6aと水平支持片6bと立上片6cで落とし込み部6が形成されている。
この落とし込み部6上に載置されるスペーサーSは、鋼板部材7と樹脂部材8で構成されており、鋼板部材7と樹脂部材8は別体で形成されて二層状に組み合わせて使用されるものである。
鋼板部材7は0.8mm〜1.6mm程度の厚みを有する鋼板を曲げ加工して形成されたものであり、主として亜鉛メッキ鋼板または塗装鋼板が用いられている。
この鋼板部材7は、垂片7aの下端に、水平に折り曲げて下片7bが形成されており、この下片7bが図3に示すように防水パンの立上片6c上に載せられるものである。
また、垂片7aの上端には、下片7bと平行状に水平に延びる上片7cが一体形成され、上片7cの外端側で上方へ立ち上がる差込片7dが一体形成されている。
また、樹脂部材8は、略水平な壁載置片8aから垂下状に垂片部8bが一体形成され、壁載置片8aの外端側で上方へ立ち上げて立上片8cが一体形成され、立上片8cの上端で外側へ湾曲状に曲がる曲がり部8dが形成されて、曲がり部8dの外端で下方側へ垂下状に垂下片8eが一体形成されたものである。
なお、樹脂部材8の壁載置片8aの上面が、壁パネル9が立設される壁パネル載置面Pとなっており、この壁載置片8aの防水パン側は、垂片部8bよりも防水パン1側へ突出した突出部8fとなっており、この突出部8fの分だけ壁パネル載置面Pは従来よりも広い面積に設定されている。
この樹脂部材8の立上片8cと垂下片8e間の隙間内に、下方より鋼板部材7の差込片7dを差し込んで、鋼板部材7の上片7cを樹脂部材8の壁載置片8aの裏側に当接させ、鋼板部材7の垂片7aを樹脂部材8の垂片部8bの外側に当接させて、鋼板部材7と樹脂部材8を組み合わせて二層構造にして、図3のように、防水パンの落とし込み部6に載置することができる。
なお、図3のように、樹脂部材8に鋼板部材7を組み付けて防水パン1の落とし込み部6に載せ、鋼板部材7の垂片7aに形成した孔H内に外側よりビスBを挿入させ、ビスBを防水パン1の垂下片6aに締め付けてスペーサーSを固定した状態では、スペーサーSの樹脂部材8の垂片部8bが防水パンの垂下片6aの外側に当接状態となり、鋼板部材7の下片7bが防水パンの立上片6c上に載り、樹脂部材8の突出部8fが防水パンの突条5の上方に配置されるように構成されている。
従って、壁パネル載置面Pは防水パン側の突条5よりも高い位置となるように設定されており、この壁パネル載置面Pに壁パネル9の下端が当接されて壁パネル9が立設される。
壁パネル9は、その室内側の面9aが、防水パンの突条5の立ち上がり面5aの上端とほぼ同レベルとなるような位置に立設されるものであり、図3に示すように、壁パネル9の下端と突出部8fと突条5間にはシリコンCを充填できる適度な隙間が形成されるため、この隙間内にシリコンCを充填して、確実な防水性を確保することができるものとなる。さらに、突条5の立ち上がり面5aは角部がない緩やかな勾配であるため、角部にゴミが溜まることがなく、防水パンの端を清潔に保つことができるものとなる。
なお、垂片部8bが防水パンの垂下片6aに当接されているために、シリコンCは下方側へ流れ落ちることが少なく、シリコンCの量を適量にして無駄のないように充填することができるものである。
このように、シリコンCを隙間内に充填して確実な水密性が確保されるために、洗い場面2側からスペーサーS側に向かう水は確実に遮断されて、鋼板部材7側へ水が回り込むことはなく、そのため、鋼板部材7は錆びることがなく良好な強度が維持されるものとなる。
このように壁パネル9を防水パン1の洗い場面2の床部分に合わせて、突条5の立ち上がり面5aの上端とほぼ同レベルとなる内側へ立設させた場合でも、良好に突出部8f上に壁パネル9を載せることができ、壁パネル載置面Pが突出部8fの分だけ広くなっているため、壁パネル9を安定した状態で立設することができるものである。
次に、図4は変更例を示すものである。
図4では、スペーサーSを樹脂で一体形成した場合を示すものであり、樹脂で一体形成されたスペーサーSは、防水パン1の落とし込み部6内にその下端が嵌まり込むような形状に形成されており、落とし込み部6にスペーサーSを嵌め込んだ状態では、スペーサーSの背面8gが防水パンの立上片6cとほぼ面一状となるように設定されており、この状態では、スペーサーSの垂片部8bが防水パンの垂下片6aの外側に当接状態となり、スペーサーSの上面の壁パネル載置面Pから防水パン1側へ一体状に突出形成されている突出部8fが、防水パン1の突条5の上方に配置されるように構成されている。また、スペーサーSの壁パネル載置面Pの後部には、一体状に立上片8cが形成されている。
図4のように、壁パネル9をスペーサーSの突出部8f上に載せて、壁パネル9の室内側の面9aを防水パンの突条5の立ち上がり面5aの上端とほぼ同一レベルにして、壁パネル9を壁パネル載置面P上に立設させると、壁パネル9の下端とスペーサーの突出部8fと防水パンの突条5間に隙間が形成され、この隙間内にシリコンCを充填させることができ、水密性を確保することができるものとなる。
また、隙間内に充填されるシリコンCは、防水パンの垂下片6aとスペーサーSの垂片部8bが当接状態となっているため、下方へ垂れ落ちることがなく、シリコンを適量隙間に充填して確実にシールすることができるものとなる。
このようにして水密性を確保することができ、また、スペーサーに形成されている突出部8fの分だけ壁パネル載置面Pの面積が広く確保されているため、この上に壁パネル9を安定して設置することができるものとなる。
防水パンの平面概略構成図である。 防水パンとスペーサーの構成部材の分解斜視図である。 図2のスペーサーを防水パンの落とし込み部に設置し、その上に壁パネルを立設させた状態の縦断面構成図である。 樹脂で一体形成したスペーサーを落とし込み部に設置して、その上に壁パネルを立設させた場合の別例の縦断面構成図である。
1 防水パン
2 洗い場面
5 突条
5a 立ち上がり面
6 落とし込み部
6a 垂下片
6b 水平支持片
6c 立上片
7 鋼板部材
7a 垂片
7b 下片
7c 上片
7d 差込片
8 樹脂部材
8a 壁載置片
8b 垂片部
8c 立上片
8d 曲がり部
8e 垂下片
8f 突出部
9 壁パネル
9a 室内側の面
P 壁パネル載置面
B ビス

Claims (2)

  1. 防水パンの洗い場面外周に突条が立ち上げ形成され、該突条の外側に洗い場面よりも低い高さ位置まで一段下がった落とし込み部が防水パンの外周に沿って長く形成され、該落とし込み部に載置された長尺のスペーサー上に壁パネルが立設される構造において、
    前記スペーサーの壁パネル載置面は前記突条よりも高い位置に設定され、該スペーサーと前記壁パネルと前記突条間にはシリコンが充填されることを特徴とする防水パンへの壁パネルの立設構造。
  2. 前記スペーサーには、前記壁パネル載置面から垂下されて防水パンと接する垂片部が設けられているとともに、前記壁パネル載置面は該垂片部よりも防水パン側に突出されていることを特徴とする請求項1に記載の防水パンへの壁パネルの立設構造。
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