JP5050760B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する記録装置に関する。
記録用紙等の記録媒体に画像を印刷するインクジェットプリンタとしては、記録媒体を搬送する無端の搬送ベルトが2つのローラに架け渡されており、ローラを介して搬送ベルトを回転させることによって搬送ベルト上に載置された記録媒体を搬送する搬送機構と、搬送機構が搬送した記録媒体にインク滴を吐出するインクジェットヘッドとを有するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2006−131353号公報(図1)
このようなインクジェットプリンタにおいては、インクジェットヘッドのインク滴の吐出周期と、搬送ベルトの駆動速度とを同期させることによって高品質な印刷が可能となる。このため、搬送ベルトの駆動に伴ってパルス信号を出力するエンコーダを設け、このエンコーダから出力されたパルス信号の周期に同期するようにインクヘットヘッドのインク吐出タイミングを制御することが行われている。このとき、さらに高品質な印刷を行うためには、搬送ベルトの駆動速度を安定させることが好ましい。そこで、エンコーダから出力されたパルス信号を用いて、搬送ベルトの駆動速度をフィードバック制御することが考えられる。しかしながら、搬送機構はローラや搬送ベルトなど指令に対する応答が遅い機械的な構造を有し、時定数の大きいフィードバック制御が求められる。一方、インクの吐出制御系は、パルス生成用電子回路のように応答が早い電気的な構成を有し、時定数の小さいフィードバック制御が可能である。このため、インクジェットヘッドの制御系と搬送機構の制御系とで出力特性が異なるエンコーダを使用することが好ましいが、インクジェットプリンタの構造が複雑になるとともにコストが高くなる。
これに対して、構造の簡略化と低コスト化という観点から、フィードバック制御系を共通化することが考えられる。例えば、制御系の特性を搬送機構に合わせると、吐出系の高速応答性を生かすことができない。時定数の長いフィードバック制御では、搬送機構に起こる瞬間的な搬送ムラ(ベルトのがたつき、搬送ローラの滑り、モータ回転軸のバックラッシュなど、及び、組み合わせによる瞬間的な速度変動)がフィードバックされ難い。吐出系は、この搬送ムラに対応しなくなるので、印刷ムラを生じることになる。一方、時定数の短いフィードバック制御では、搬送機構にとって安定なフィードバック制御ができる周波数帯域から外れる虞がある。そのため、制御系の発振現象による制御不能状態を招くことなる。
そこで、本発明は、低コスト化を図りつつ高品質な画像を記録することができる記録装置を提供することを目的とする。
本発明の記録装置は、搬送ローラを含む複数のローラ及び前記搬送ローラを回転させるための搬送モータを有しており、画像が記録される記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、前記搬送機構によって搬送された前記記録媒体に画像を記録する記録ヘッドと、前記搬送ローラの回転に伴って、前記回転に関連付けられたパルス信号を出力するエンコーダと、前記搬送モータ及び前記記録ヘッドを制御する制御装置とを備えている。そして、前記制御装置が、前記エンコーダから出力されたパルス信号が入力されるとともに、第1周波数以下のパルス信号を通過させる第1フィルタと、前記エンコーダから出力されたパルス信号が入力されるとともに、前記第1周波数より高い第2周波数以下のパルス信号を通過させる第2フィルタと、前記第1フィルタを通過したパルス信号に基づいて前記搬送モータの駆動を制御するモータ制御手段と、前記第2フィルタを通過したパルス信号に基づいて前記記録ヘッドのドット記録タイミングを制御するヘッド制御手段とを有している。
本発明によると、制御に関する応答性が低い搬送機構の制御系には低い遮断周波数(第1周波数)を有する第1フィルタが用いられ、搬送機構と比較して制御に関する応答性が高い記録ヘッドの制御系には高い遮断周波数(第2周波数)を有する第2フィルタが用いられるため、各制御系においてエンコーダからのパルス信号を最適な周波数特性でフィルタリングすることができる。このため、搬送モータのフィードバック制御により速度指令に対して追従性のよい安定した記録媒体の搬送を行うことができるとともに、記録ヘッドによる記録精度が向上する。これにより、記録媒体に高品質な画像を記録することができる。また、搬送モータの制御系と、記録ヘッドの制御系とで、エンコーダを共有することができるため、低コスト化を図ることができる。
本発明においては、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの少なくともいずれかが、入力されたパルス信号に係る周波数の移動平均を出力してもよい。これによると、最適な周波数特性を有するフィルタを容易に構成することができる。
また、本発明においては、前記ヘッド制御手段が、前記記録媒体に記録される画像における前記搬送方向に関する解像度でのドット間の距離を、前記第2フィルタを通過したパルス信号の1周期の間に前記記録用紙が搬送される距離で除した補正係数を算出する補正係数算出手段を有しており、前記第2フィルタを通過したパルス信号を、前記補正係数算出手段が算出した前記補正係数で補正したパルス信号によって、前記記録ヘッドのドット記録タイミングを決定することが好ましい。これによると、ドット記録タイミングの制御が容易になる。
さらに、本発明においては、前記第1周波数が、前記搬送機構の固有振動数より低いことがより好ましい。これによると、搬送機構の機械的な振動の影響が抑制されるため、搬送モータを効率よく制御することができる。本発明においては、前記エンコーダから出力されたパルス信号の周波数を、当該パルス信号のパルス間隔を基準クロックのクロック数で計測した結果から算出する周波数算出手段をさらに備えており、前記第1フィルタは、前記周波数算出手段に算出された複数の周波数に基づいて前記第1周波数以下のパルス信号を通過させてもよい。また、本発明においては、前記モータ制御手段はフィードバック制御を行い、前記ヘッド制御手段はフィードバック制御を行わなくてもよい。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態であるインクジェットプリンタの全体的な構成を示す概略側面図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ(記録装置)101は、4つのインクジェットヘッド(記録ヘッド)1を有するカラーインクジェットプリンタである。インクジェットプリンタ101は、インクジェットプリンタ101全体を制御する制御装置16を有している。また、このインクジェットプリンタ101には、図中左方に給紙部11が、図中右方に排紙部12がそれぞれ構成されている。
インクジェットプリンタ101の内部には、給紙部11から排紙部12に向かって用紙(記録媒体)Pが搬送される用紙搬送経路が形成されている。給紙部11は、用紙ストッカ11aと、ピックアップローラ11cとを有している。用紙ストッカ11aは、その内部に積層された多数の用紙Pを収容するものであり、上方開口部が図中右方(下流側)に向かって傾斜するように配置されている。用紙ストッカ11a内には、用紙ストッカ11aの底から上方開口部に向かって付勢された支持板11bが配置されており、この支持板11b上に多数の用紙Pが積層されている。ピックアップローラ11cは、図示しない載置モータに駆動されることによって、用紙ストッカ11a内に積層された用紙Pを上から一枚ずつピックアップすると共に、ピックアップした用紙Pを下流側に送り出すものである。ピックアップローラ11cによって用紙ストッカ11aから送り出された用紙Pは、搬送ベルト8の外周面8aに載置される。
用紙搬送経路の中間部には、搬送機構13が設けられている。この搬送機構13は、2つのベルトローラ6、7と、両ローラ6、7の間に架け渡されるように巻き回されたエンドレスの搬送ベルト8と、ベルトローラ(搬送ローラ)6を回転させる搬送モータ19と、搬送ベルト8によって囲まれた領域内に配置されたプラテン15とを含む。プラテン15は、インクジェットヘッド1と対向する位置において搬送ベルト8が下方に撓まないように搬送ベルト8を支持するものである。ベルトローラ7と対向する位置には、ニップローラ4が配置されている。ニップローラ4は、給紙部11のピックアップローラ11cによって用紙Pが搬送ベルト8の外周面8aに載置されたとき、この用紙Pを外周面8aに押さえ付けるものである。ニップローラ4の下流側であって、インクジェットヘッド1のすぐ上流側には、エンコーダ59が配置されている。エンコーダ59は、外周面8aの移動に伴って、言い換えれば、搬送モータ19によって駆動されるベルトローラ6の回転に伴ってパルス信号を出力するものであり、エンコーダ59の入力軸に取り付けられたローラの外周面と搬送ベルト8の外周面8aとが接するように固定されている。したがって、エンコーダ59から出力されるパルス信号の周期を解析することによって搬送ベルト8の駆動速度を検出することができる。搬送モータ19がベルトローラ6を回転させると搬送ベルト8が走行(回転)される。これにより、搬送ベルト8が、ニップローラ4によって外周面8aに押さえ付けられた用紙Pを粘着保持しつつ排紙部12に向けて搬送する。なお、搬送ベルト8の表面には、弱粘着性のシリコン樹脂層が形成されている。
搬送ベルト8のすぐ下流側には、剥離機構14が設けられている。剥離機構14は、搬送ベルト8の外周面8aに粘着されている用紙Pを外周面8aから剥離して、図中右方の排紙部12に向けて導くように構成されている。
4つのインクジェットヘッド1は、4色のインク(マゼンタ、イエロー、シアン、ブラック)に対応して、搬送方向に沿って4つ並べて設けられている。つまり、このインクジェットプリンタ101は、ライン式プリンタである。4つのインクジェットヘッド1は、その下端にヘッド本体2をそれぞれ有している。ヘッド本体2は、搬送方向に直交した方向に長尺な細長い直方体形状となっている。また、ヘッド本体2の底面が外周面8aに対向するインク吐出面2aとなっている。搬送ベルト8によって搬送される用紙Pが4つのヘッド本体2のすぐ下方側を順に通過する際に、この用紙Pの上面すなわち印刷面に向けてインク吐出面2aから各色のインク滴が吐出されることで、用紙Pの印刷面に所望のカラー画像を印刷できるようになっている。
次に、図2〜図5を参照しつつ、ヘッド本体2について説明する。図2は、ヘッド本体2の平面図である。図3は、図2の一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。なお、図3では説明の都合上、アクチュエータユニット21の下方にあって破線で描くべき圧力室110、アパーチャ112及びノズル108を実線で描いている。図4は、図3に示すIV−IV線に沿った部分断面図である。図5は、アクチュエータユニット21の部分断面図である。
ヘッド本体2は、インクを供給するリザーバユニット(不図示)やアクチュエータユニット21を駆動させる駆動信号を生成するドライバIC(不図示)が組み付けられることによって、インクジェットヘッド1を構成するものである。
図2に示すように、ヘッド本体2は、流路ユニット9、及び、流路ユニット9の上面9aに固定された4つのアクチュエータユニット21を含んでいる。図3に示すように、流路ユニット9は、圧力室110等を含むインク流路が内部に形成されている。アクチュエータユニット21は、各圧力室110に対応した複数のアクチュエータを含んでおり、駆動されることによって、圧力室110内のインクに選択的に吐出エネルギーを付与する機能を有する。
流路ユニット9は、直方体形状となっている。流路ユニット9の上面9aには、リザーバユニットのインク流出流路(不図示)に対応して、計10個のインク供給口105bが開口している。流路ユニット9の内部には、図2及び図3に示すように、インク供給口105bに連通するマニホールド流路105及びマニホールド流路105から分岐した副マニホールド流路105aが形成されている。流路ユニット9の下面には、多数のノズル108がマトリクス状に配置されたインク吐出面2aが形成されている。圧力室110も、流路ユニット9におけるアクチュエータユニット21の固定面において、ノズル108と同様マトリクス状に多数配列されている。
本実施形態では、等間隔に流路ユニット9の長手方向に並ぶ圧力室110の列が、短手方向に互いに平行に16列配列されている。各圧力室列に含まれる圧力室110の数は、後述のアクチュエータユニット21の外形形状(台形形状)に対応して、その長辺側から短辺側に向かって次第に少なくなるように配置されている。ノズル108も、これと同様の配置がされている。
流路ユニット9は、図4に示すように、上から順に、キャビティプレート122、ベースプレート123、アパーチャプレート124、サプライプレート125、マニホールドプレート126、127、128、カバープレート129、及び、ノズルプレート130、という9枚のステンレス鋼等の金属プレートから構成されている。これらプレート122〜130は、主走査方向に長尺な矩形状の平面を有する。
これらプレート122〜130を互いに位置合わせしつつ積層することによって、プレート122〜130に形成された貫通孔が連結され、流路ユニット9内に、マニホールド流路105から副マニホールド流路105a、そして副マニホールド流路105aの出口から圧力室110を経てノズル108に至る多数の個別インク流路132が形成される。
次に、流路ユニット9におけるインクの流れについて説明する。リザーバユニットからインク供給口105bを介して流路ユニット9内に供給されたインクは、マニホールド流路105から副マニホールド流路105aに分岐される。副マニホールド流路105a内のインクは、各個別インク流路132に流れ込み、絞りとして機能するアパーチャ112及び圧力室110を介してノズル108に至る。
アクチュエータユニット21について説明する。図2に示すように、アクチュエータユニット21は、それぞれ台形の平面形状を有している。また、図5に示すように、アクチュエータユニット21は、強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミックス材料からなる3枚の圧電シート(圧電層)141〜143から構成されている。最上層の圧電シート141上における圧力室110に対向する位置には、個別電極135が形成されている。個別電極135は、圧力室110に対向して配置された電極部と、圧力室110に対向する領域の外にまで引き出された延出部とを有し、この延出部上にランド136が形成されている。最上層の圧電シート141とその下側の圧電シート142との間にはシート全面に形成された共通電極134が介在している。
共通電極134はすべての圧力室110に対応する領域において等しくグランド電位が付与されている。一方、個別電極135は、図示しないドライバICと電気的に接続されており、このドライバICからの駆動信号が選択的に入力されるようになっている。つまり、アクチュエータユニット21において、個別電極135と圧力室110とで挟まれた部分が、個別のアクチュエータとして働き、圧力室110の数に対応した複数のアクチュエータが作り込まれている。
ここで、アクチュエータユニット21の駆動方法について述べる。圧電シート141はその厚み方向に分極されており、個別電極135に対応した部分が、圧電効果によって撓む活性部として働く。個別電極135を共通電極134と異なる電位にすると、この部分には分極方向に電界が印加される。活性部は、電界と分極の方向が同じとき、厚み方向に伸張し面方向に収縮する。なお、このときの変位量は、厚み方向より面方向の方が大きい。つまり、アクチュエータユニット21は、圧力室110から離れた上側1枚の圧電シート141を、活性部を含む層とし且つ圧力室110に近い下側2枚の圧電シート142、143を非活性層とした、いわゆるユニモルフタイプである。圧電シート141〜143は圧力室110を区画するキャビティプレート122の上面に固定されている。ここで、圧電シート141における電界印加部分とその下方の圧電シート142、143との間で平面方向への歪みに差が生じると、圧電シート141〜143全体が圧力室110の内側へ凸になるように変形(ユニモルフ変形)する。これにより、圧力室110内のインクに圧力(吐出エネルギー)が付与され、圧力室110内に圧力波が発生する。そして、発生した圧力波が圧力室110からノズル108まで伝播することによってノズル108からインク滴が吐出される。
なお、本実施形態においては、予め個別電極135に所定の電位を付与しておき、吐出要求があるごとに一旦個別電極135にグランド電位を付与し、その後所定のタイミングにて再び所定の電位を個別電極135に付与するような駆動信号をドライバICから出力させる。この場合、個別電極135がグランド電位になるタイミングで、圧力室110内のインクの圧力が降下して副マニホールド流路105aから個別インク流路132へとインクが吸い込まれる。その後、再び個別電極135を所定の電位にしたタイミングで、圧力室110内のインクの圧力が上昇し、ノズル108からインク滴が吐出される。つまり、個別電極135に矩形波のパルスを付与する。このパルス幅は、圧力室110内において圧力波が副マニホールド流路105aの出口からノズル108の先端まで伝播する時間長さであるAL(Acoustic Length)であり、圧力室110内のインクが負圧状態から正圧状態に反転するときに両者の圧力が合わさるため、強い圧力でインク滴をノズル108から吐出させることができる。
次に、制御装置16について図6を参照しつつ詳細に説明する。図6は、制御装置16の機能ブロック図である。なお、図6においては、4つのインクジェットヘッド1のうち1つのみを模式的に示している。図6に示すように、制御装置16は、印刷データ記憶部63と、ヘッド制御部64と、搬送モータ制御部68とを有している。搬送機構13のエンコーダ59から出力されたパルス信号が、ヘッド制御部64と、搬送モータ制御部68とにそれぞれ入力されている。印刷データ記憶部63は、図示しないホストコンピュータから転送された印刷データを記憶するものである。印刷データには、用紙Pに形成すべき画像に関する画像データが含まれる。
搬送モータ制御部68は、所定の速度パターン(加速パターン、定速パターン及び減速パターンを含む)で搬送ベルト8が走行されるように搬送モータ19を制御するものである。
図7を参照しつつ、搬送モータ制御部68の制御内容について説明する。図7は、搬送モータ制御部68の制御系を示すブロック線図である。なお、ブロック線図とは、当該制御系における信号の伝達状態を示したものであり、図7においては、周波数応答に関する信号の伝達状態が示されている。
この制御系は、図7に示すように、回転角速度指令ωrefと搬送機構13(搬送モータ19)の回転角速度ωestとを比較する構成を有し、回転角速度ωestは搬送モータ19の回転角速度ωの移動平均として推定されている。この比較・推定動作は、所定の周期毎に、つまり時間軸の上で離散的に行われる。制御系は、搬送モータ制御部68が、設定された回転角速度指令ωrefと推定された回転角速度ωestとの差分を求める。回転角速度ωestは、搬送モータ15に関する回転角速度(出力)ωから、エンコーダパルス周波数演算部76とLPF(Low Pass Filter:第1フィルタ)77によって推定される。さらに、制御系は、この差分をPID(比例積分微分)制御部71を通じて、搬送モータ19に出力するものである。
図7に示すように、搬送モータ制御部68においては、所定の速度パターンに応じて、各制御周期における搬送モータ19に関する回転速度指令を、回転角速度指令ωrefとして生成する。回転角速度指令ωrefは電圧信号である。PID制御部71においては、生成された回転角速度指令ωrefに、予め決定された位置ゲイン(Kp)、積分ゲイン(Ki/s)、微分ゲイン(s*Kd)の各ゲインの値をそれぞれ個別に乗じたものが足し合わされる。つまり、本制御系は、PID制御によるフィードバック制御を行うものである。なお、位置ゲインは、入力値(回転角速度指令ωref)と出力値(搬送モータ19の回転角速度ω)との偏差に比例して入力値を変化させる係数であり、積分ゲインは、入力値と出力値との偏差の積分に比例して入力値を変化させる係数であり、微分ゲインは、入力値と出力値との偏差の微分に比例して入力値を変化させる係数である。また、積分ゲイン及び微分ゲインにおける記号sは、ラプラス演算子である。
その後、搬送モータ制御部68から出力された電圧信号が、電圧電流変換部72によって電流信号に変換される。具体的には、電圧電流変換部72が、電圧信号に、搬送モータ制御部68を実現する電気回路におけるインピーダンスの逆数(1/(Ra+s*La)、但し、Ra:抵抗、La:インダクタンス)を乗じて電流信号に変換する。
電圧電流変換部72によって変換された電流信号は、トルク指令変換部73によって、トルク定数Ktが乗じられてトルク信号に変換される。搬送モータ19においては、機械系の振動(例えば、搬送ベルト8の振動)などで発生する外乱トルクが影響する。そのため、トルク指令変換部73によって変換されたトルク信号に外乱トルクに相当する信号が加算され、回転角速度変換部74に入力される。回転角速度変換部74からは、搬送モータ19に関する回転角速度ωが出力される。この出力は、エンコーダ59からの出力である。このとき、回転角速度ωは、トルク指令に、搬送モータ19のイナーシャの逆数(1/(J*s+D)、但し、J:イナーシャ、D:ダンパ)を乗じたものに相当する。
一方、搬送モータ19が回転すると逆起電圧が発生する。このため、逆起電圧算出部75が、回転角速度ωに搬送モータ19に係る逆起電圧定数Keを乗じて逆起電圧を算出し、PID制御部71が出力した電圧信号から逆起電圧を減ずる。
以上の搬送モータ制御部68の説明において、電圧電流変換部72、トルク指令変換部73、回転角速度変換部74および逆起電圧算出部75は、搬送モータ19およびエンコーダ59が構成している。さらに、この構成に外乱トルクを加えたものが、搬送ベルト8や搬送ローラ6などを加えた搬送機構13を代表している。つまり、搬送モータ制御部68は、PID制御部71、エンコーダパルス周波数算出部76およびLPF77から構成されている。
ここで、搬送モータ9の回転角速度ωは、エンコーダ59からのパルス信号として取得することになる。そして、エンコーダパルス周波数算出部76が、エンコーダ59からのパルス信号(図7においては、回転角速度ωに相当する)から、当該パルス信号の周波数fを算出する。具体的には、エンコーダパルス周波数算出部76は、エンコーダ59からのパルス信号のパルス間隔を基準クロックのクロック数で計測して周期Tを算出し、さらに算出した周期Tの逆数を周波数fとする。エンコーダパルス周波数算出部76が算出した周波数fは、入力された周波数fの移動平均を出力するデジタルフィルタであるLPF(Low Pass filter:第1フィルタ)77によってフィルタリングされる。
LPF77では、複数回分の周波数fが移動平均(後述)される。この平均処理(フィルタリング)によって、搬送モータ19の回転角速度が推定されるとともに、各回の周波数fに含まれるノイズ成分(高周波成分)が均される。これによって、ノイズ成分の出力値(推定された回転角速度ωest)に対する影響力が低くなる。つまり、高周波成分が実効的に除去される。
図8を参照しつつ、LPF77について説明する。図8は、LPF77の機能ブロック図である。図8に示すように、LPF77は、複数のバッファ77a〜77cと、除算器77dとを有している。なお、図8においては、LPF77が、3つのバッファ77a〜77cを有しており、除算器77dが4で除するものである場合を示している。また、現在の時間においてエンコーダパルス周波数算出部76が算出した周波数fを周波数f[n]とする。バッファ77aは、現在から1つ前の時間においてサンプリングされた周波数f[n−1]を記憶し、バッファ77bは、現在から2つ前の時間においてサンプリングされた周波数f[n−2]を記憶し、バッファ77cは、現在から3つ前の時間においてサンプリングされた周波数f[n−3]を記憶するように構成されている。そして、LPF77は、現在の時間の周波数f[n]と各バッファ77a〜77cに記憶されている周波数f[n−1]、周波数f[n−2]及び周波数f[n−3]、つまり、サンプリングした4つの周波数fを加算したものを、除算器77dが4で除算した結果を出力する。
このように、LPF77は、入力された周波数fの移動平均を出力するローパスフィルタとなっている。図8においては、サンプリングした4つの周波数fの移動平均を出力する構成を示しているが、LPF77に要求される周波数特性、すなわち、遮断周波数(第1周波数)f1(図10参照)に応じて、サンプリングする周波数fの数が決定される。サンプリングする周波数fの数が増加するに伴って、遮断周波数f1を低くすることができる。この遮断周波数f1は、搬送機構13の制御に関する応答性によって適切に選択されるものであり、搬送機構13の固有振動数以下となっている。これにより、搬送機構13の機械的な振動の影響を抑制することができる。なお、本実施形態では、周波数fのサンプリング数は150から200のいずれかとしている。
LPF77によってフィルタリングされた周波数fは、搬送ベルト8(ベルトローラ6)の回転速度、すなわち、搬送モータ19の回転角速度となっている。そして、回転角速度指令ωrefから周波数f(回転角速度の値)を減ずる。このように、搬送モータ制御部68は、エンコーダ59から入力されたパルス信号により、フィードバック制御を行っている。これにより、搬送モータ制御部68の速度指令に対する、搬送ベルト8の駆動速度の追従性が高くなり、用紙Pの搬送速度が安定する。
図6に戻って、ヘッド制御部64は、搬送モータ制御部68によって制御された回転速度で回転する搬送ベルト8に同期させて、搬送された用紙Pに対して印刷すべき画像が形成されるように、ヘッド本体2からのインク滴の吐出タイミング(ドット記録タイミング)を制御する。なお、本実施形態のヘッド制御部64は、後述のようにフィードバック制御は行っていないが、これに限られるものではない。
図9及び図10を参照しつつ、ヘッド制御部64の制御内容について説明する。図9は、ヘッド制御部64の機能ブロック図である。図10は、LPF77、81の周波数特性を示すグラフである。図9に示すように、ヘッド制御部64は、LPF(第2フィルタ)81と、周期補正係数算出部(周期補正係数算出手段)82と、吐出タイミング発生回路83と、吐出波形発生回路84とを有している。
LPF81は、エンコーダ59から出力されたパルス信号(エンコーダパルス)をフィルタリングするものであり、LPF77と同様に、入力されたパルス信号に係る周波数の移動平均を出力する構成となっている。また、LPF81は、遮断周波数(第2周波数)f2の周波数特性を有している。この遮断周波数f2は、ヘッド本体2(アクチュエータユニット21)の制御に関する応答性によって適切に選択されるものである。なお、ヘッド本体2は、搬送機構13よりも制御に関する応答性が高いため、図10に示すように、遮断周波数f2が遮断周波数f1より高くなっている。なお、本実施形態では、周波数fのサンプリング数は、LPF77に比べて約一桁少なく設定されており、15から20のいずれかとしている。
周期補正係数算出部82は、用紙Pに印刷される画像における用紙搬送方向に関するドット間の距離(用紙搬送方向に関する解像度に対応)を、LPF81を通過したパルス信号に関する1周期の間に用紙Pが搬送される距離で除した補正係数を算出するものである。そして、算出した補正係数を、LPF81を通過したパルス信号に乗ずることによって、パルス信号が補正される。これにより、補正されたパルス信号に関する1周期の間に用紙Pが搬送される距離と、用紙搬送方向に関するドット間の距離とが一致する。
吐出タイミング発生回路83は、補正されたパルス信号に同期するようにインク滴の吐出タイミングを決定するタイミングパルスを発生させる。このとき、上述したように、補正されたパルス信号に関する1周期の間に用紙Pが搬送される距離と、用紙搬送方向に関するドット間の距離とが一致しているため、吐出タイミング発生回路83の簡易な回路で構成することができる。
また、吐出波形発生回路84は、吐出タイミング発生回路83が発生させたタイミングパルスに同期して、ノズル108からインク滴が吐出されるように、アクチュエータユニット21を駆動する吐出波形を発生させる。吐出波形発生回路84が発生させた吐出波形は、インクジェットヘッド1のドライバICに出力される。ドライバICはこの吐出波形に従ってアクチュエータユニット21を駆動し、ノズル108からインク滴を吐出させる。これにより、搬送ベルト8の回転速度、すなわち、用紙Pの搬送速度とノズル108からのインク滴の吐出タイミングとを完全に一致させることができる。
以上、説明した本実施形態によると、制御に関する応答性が低い搬送機構13の制御系には低い遮断周波数f1を有するLPF77が用いられ、搬送機構13と比較して制御に関する応答性が高いインクジェットヘッド1の制御系には高い遮断周波数f2を有するLPF81が用いられるため、各制御系においてエンコーダ59からのパルス信号を最適な周波数特性でフィルタリングすることができる。このため、搬送モータ19のフィードバック制御により速度指令に対して追従性のよい安定した用紙Pの搬送を行うことができるとともに、用紙Pの搬送速度に同期した最適なインク滴の吐出タイミングでインクジェットヘッド1を制御することができる。これにより、用紙Pに高品質な画像を印刷することができる。また、搬送機構13の制御系と、インクジェットヘッド1の制御系とで、エンコーダ59を共有することができるため、低コスト化を図ることができる。
また、LPF77、81が、入力されたパルス信号に係る周波数fの移動平均を出力する構成となっているため、最適な周波数特性を有するフィルタを容易に構成することができる。
さらに、LPF81を通過したパルス信号が、周期補正係数算出部82が算出した補正係数で補正されることによって、補正されたパルス信号に関する1周期の間に用紙Pが搬送される距離と、用紙搬送方向に関するドット間の距離とが一致する。これにより、インク滴の吐出タイミングの制御が容易になる。
加えて、LPF77の遮断周波数f1が、搬送機構13の固有振動数以下となっているため、搬送機構13の機械的な振動の影響を抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述した実施形態においては、LPF77、81が、入力されたパルス信号に係る周波数fの移動平均を出力する構成となっているが、LPF77、81が、他の構成でローパスフィルタが形成されていてもよい。
また、上述した実施形態においては、LPF81を通過したパルス信号が、周期補正係数算出部82が算出した補正係数で補正されることによって、補正されたパルス信号に関する1周期の間に用紙Pが搬送される距離と、用紙搬送方向に関するドット間の距離とが一致する構成となっているが、このような補正を行わない構成であってもよい。
さらに、上述した実施形態においては、LPF77の遮断周波数f1が、搬送機構13の固有振動数以下となっているが、遮断周波数f1が、搬送機構13の固有振動数と一致していてもよいし、固有振動数以上であってもよい。
また、上述した実施形態においては、用紙Pにインク滴を吐出するインクジェットヘッド1を備えたインクジェットプリンタ101に本発明を適用した例について説明したが、用紙Pにインクを熱転写するサーマルヘッドを備えたプリンタなど、他の種類の記録装置に対しても本発明は適用可能である。
また、上述した実施形態においては、インクジェットプリンタ101は、フィードバック制御の対象として、ベルト搬送機構を有していたが、ベルトの代わりにローラの組み合わせで搬送するローラ搬送機構やフラットベッドのように移動する平板で搬送するプラテン搬送機構を有していてもよい。あるいは、インクジェットプリンタが、記録ヘッド自体を走査するキャリッジ駆動方式のプリンタであってもよい。
本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタの外観側面図である。 図2に示すヘッド本体の平面図である。 図2に示す一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。 図3に示すIV−IV線断面図である。 図2に示すアクチュエータユニットの断面図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 図6に示す搬送モータ制御部の制御系を示すブロック線図である。 図7に示すLPFの機能ブロック図である。 図6に示すヘッド制御部の機能ブロック図である。 図7及び図9に示す各LPFの周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
1 インクジェットヘッド(記録ヘッド)
6 ベルトローラ(搬送ローラ)
13 搬送機構
16 制御装置
19 搬送モータ
21 アクチュエータユニット
59 エンコーダ
63 印刷データ記憶部
64 ヘッド制御部(ヘッド制御手段)
68 搬送モータ制御部(搬送モータ制御手段)
71 PID制御部
72 電圧電流変換部
73 トルク指令変換部
74 回転角速度変換部
75 逆起電圧算出部
76 エンコーダパルス周波数算出部
77 LPF(第1フィルタ)
77a〜77c バッファ
77d 除算器
81 LPF(第2フィルタ)
82 周期補正係数算出部(周期補正係数算出手段)
83 吐出タイミング発生回路
84 吐出波形発生回路
101 インクジェットプリンタ(記録装置)

Claims (6)

  1. 搬送ローラを含む複数のローラ及び前記搬送ローラを回転させるための搬送モータを有しており、画像が記録される記録媒体を搬送方向に搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構によって搬送された前記記録媒体に画像を記録する記録ヘッドと、
    前記搬送ローラの回転に伴って、前記回転に関連付けられたパルス信号を出力するエンコーダと、
    前記搬送モータ及び前記記録ヘッドを制御する制御装置とを備えており、
    前記制御装置が、
    前記エンコーダから出力されたパルス信号が入力されるとともに、第1周波数以下のパルス信号を通過させる第1フィルタと、
    前記エンコーダから出力されたパルス信号が入力されるとともに、前記第1周波数より高い第2周波数以下のパルス信号を通過させる第2フィルタと、
    前記第1フィルタを通過したパルス信号に基づいて前記搬送モータの駆動を制御するモータ制御手段と、
    前記第2フィルタを通過したパルス信号に基づいて前記記録ヘッドのドット記録タイミングを制御するヘッド制御手段とを有していることを特徴とする記録装置。
  2. 前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの少なくともいずれかが、入力されたパルス信号に係る周波数の移動平均を出力することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ヘッド制御手段が、
    前記記録媒体に記録される画像における前記搬送方向に関する解像度でのドット間の距離を、前記第2フィルタを通過したパルス信号の1周期の間に前記記録用紙が搬送される距離で除した補正係数を算出する補正係数算出手段を有しており、
    前記第2フィルタを通過したパルス信号を、前記補正係数算出手段が算出した前記補正係数で補正したパルス信号によって、前記記録ヘッドのドット記録タイミングを決定していることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記第1周波数が、前記搬送機構の固有振動数より低いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 前記エンコーダから出力されたパルス信号の周波数を、当該パルス信号のパルス間隔を基準クロックのクロック数で計測した結果から算出する周波数算出手段をさらに備えており、
    前記第1フィルタは、前記周波数算出手段に算出された複数の周波数に基づいて前記第1周波数以下のパルス信号を通過させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記モータ制御手段はフィードバック制御を行い、前記ヘッド制御手段はフィードバック制御を行わないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記録装置。
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