JP5050613B2 - 設置作業支援プログラム、設置作業支援装置及び設置作業支援方法 - Google Patents

設置作業支援プログラム、設置作業支援装置及び設置作業支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、所定の場所に複数設置される設置端末の設置作業を支援する設置作業支援処理を実行させる設置作業支援プログラム、設置作業支援装置及び設置作業支援方法に関する。
近年、大規模なシステムを導入する各種企業等の施設においては、広い敷地内に大量のパーソナルコンピュータ等の端末を設置されるが、設置端末ごとに求められる機能は異なるので、端末の設置場所ごとに当該場所に適する各種アプリケーションがインストールされた端末が設置される。
ここで、かかる端末の設置作業としては、(1)アプリケーションのインストール作業、(2)端末の設置作業、(3)端末の通信設定作業、(4)アプリケーションの動作確認作業等があり、これらのうち(1)〜(3)までの作業は複数のCE(カスタマーエンジニア)に、また、(4)の作業は複数のSE(システムエンジニア)により手分けして行われている。
このような状況において効率よく作業を進めるための技術として、たとえば特許文献1では、各作業員に携帯端末を所持させ、次に作業をすべき場所の情報を携帯端末に通知する動態管理システムが提案されている。かかる動態管理システムを用いれば、1つの端末の作業が終了した際にその端末に1番近い場所の端末の作業を行うように移動指示を行うことができる。
特開2006−58925号公報
しかしながら、上記した従来技術(特許文献1)では、設置端末間の移動時間を削減しようとするものではあるものの、あくまで予め定められた設置場所にそこに設置されるべき端末が配設されていることを前提にしたものであるため、配設段階でシステム購入者の要望等により端末の設置場所が変更された場合には、CE及びSE等の作業員の動作確認作業(上記の例では(4)の作業)が著しく煩雑なものになってしまうという問題点があった。
すなわち、端末の設置場所が変更された場合には、本来であれば設置される予定でない場所に端末が設置されるので、SEはその端末にどのアプリケーションがインストールされているべきなのかを把握することはできない。このため、SEは当該端末がどの場所に設置されるはずであったかをCEに確認してからでないと動作確認を行うことができず、CE及びSEの両者にとって設置作業にかかる負担が増大してしまう。
このことから、新規端末の設置作業時に設置場所が変更された場合に、CE及びSE等の作業員の動作確認作業にかかる負担をいかにして軽減するかが極めて重要な課題となっている。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、新規端末の設置作業時に設置場所が変更された場合に、作業員の動作確認作業にかかる負担を軽減し、もって設置作業を効率よく行うことができる設置作業支援プログラム、設置作業支援装置及び設置作業支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る設置作業支援プログラムは、所定の場所に複数設置される設置端末の設置作業を支援する設置作業支援方法をコンピュータに実行させる設置作業支援プログラムであって、各設置端末に付設されたRFIDタグを用いて、前記設置端末の位置情報を検知する検知手順と、前記設置端末がドメイン参加した場合に、前記設置端末の位置情報を記憶する位置記憶部に、前記検知手順によって検知された設置端末の位置情報を登録する登録手順と、前記設置作業を行う作業者が所持する携帯端末もしくは前記設置端末から確認作業を実行した作業者を含む確認完了通知を受け付けた場合に、前記設置作業を行う作業者ごとに当該作業者の技能レベルを対応付けて記憶する技能レベル記憶部に記憶された技能レベルのうち当該確認完了通知で受け付けた作業者に対応付けられた技能レベルと、前記位置記憶部に記憶された各設置端末の位置情報とに基づいて、当該設置端末の次に作業を行うべき次作業端末を決定する次作業端末決定手順と、前記携帯端末もしくは前記設置端末から前記確認作業項目の表示要求を受け付けた場合には、前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業項目を対応付けて記憶する設置端末情報記憶部に記憶された確認作業項目のうち当該表示要求を受け付けた設置端末に対応付けられた確認作業項目を前記携帯端末もしくは前記設置端末に表示するように制御し、前記確認完了通知を受け付けた場合には、前記次作業端末決定手順により決定された次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御する表示制御手順と、をコンピュータに実行させる。
また、本発明に係る設置作業支援プログラムは、前記設置端末情報記憶部は、前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業に要する必要技能レベルを関連付けて記憶し、前記次作業端末決定手順は、前記技能レベル記憶部に前記作業者に対応付けて記憶された技能レベルが前記設置端末情報記憶部記憶された必要技能レベルを満たす設置端末を前記次作業端末として決定する。
また、本発明に係る設置作業支援装置は、所定の場所に複数設置される設置端末の設置作業を支援する設置作業支援装置であって、前記設置端末の位置情報を記憶する位置記憶部と、前記設置作業を行う作業者ごとに当該作業者の技能レベルを対応付けて記憶する技能レベル記憶部と、前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業項目を対応付けて記憶する設置端末情報記憶部と、各設置端末に付設されたRFIDタグを用いて、前記設置端末の位置情報を検知する検知部と、前記設置端末がドメイン参加した場合に、前記検知部によって検知された設置端末の位置情報を前記位置記憶部に登録する登録部と、前記設置作業を行う作業者が所持する携帯端末もしくは前記設置端末から確認作業を実行した作業者を含む確認完了通知を受け付けた場合に、前記技能レベル記憶部に記憶された技能レベルのうち当該確認完了通知で受け付けた作業者に対応付けられた技能レベルと、前記位置記憶部に記憶された各設置端末の位置情報とに基づいて、当該設置端末の次に作業を行うべき次作業端末を決定する次作業端末決定と、前記携帯端末もしくは前記設置端末から前記確認作業項目の表示要求を受け付けた場合には、前記設置端末情報記憶部に記憶された確認作業項目のうち当該表示要求を受け付けた設置端末に対応付けられた確認作業項目を前記携帯端末もしくは前記設置端末に表示するように制御し、前記確認完了通知を受け付けた場合には、前記次作業端末決定により決定された次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御する表示制御と、を備える。
また、本発明に係る設置作業支援方法は、コンピュータが、所定の場所に複数設置される設置端末の設置作業を支援する設置作業支援方法であって、前記コンピュータが、各設置端末に付設されたRFIDタグを用いて、前記設置端末の位置情報を検知する検知工程と、前記設置端末がドメイン参加した場合に、前記設置端末の位置情報を記憶する位置記憶部に、前記検知工程によって検知された設置端末の位置情報を登録する登録工程と、前記設置作業を行う作業者が所持する携帯端末もしくは前記設置端末から確認作業を実行した作業者を含む確認完了通知を受け付けた場合に、前記設置作業を行う作業者ごとに当該作業者の技能レベルを対応付けて記憶する技能レベル記憶部に記憶された技能レベルのうち当該確認完了通知で受け付けた作業者に対応付けられた技能レベルと、前記位置記憶部に記憶された各設置端末の位置情報とに基づいて、当該設置端末の次に作業を行うべき次作業端末を決定する次作業端末決定工程と、前記携帯端末もしくは前記設置端末から前記確認作業項目の表示要求を受け付けた場合には、前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業項目を対応付けて記憶する設置端末情報記憶部に記憶された確認作業項目のうち当該表示要求を受け付けた設置端末に対応付けられた確認作業項目を前記携帯端末もしくは前記設置端末に表示するように制御し、前記確認完了通知を受け付けた場合には、前記次作業端末決定工程により決定された次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御する表示制御工程と、を実行する。
本発明によれば、設置端末ごとに当該設置端末の確認作業項目を対応付けて所定の記憶部に保持するとともに、設置作業を行う作業者ごとに当該作業者の技能レベルを対応付けて所定の記憶部に保持し、作業者が所持する携帯端末もしくは設置端末から当該確認作業を実行した作業者を含む確認完了通知を受け付けた場合に、当該作業者に対応付けて保持した技能レベルに基づいて、当該設置端末の次に作業を行うべき次作業端末を決定し、携帯端末もしくは設置端末から確認作業項目の表示要求を受け付けた場合には、当該設置端末に対応付けて保持した確認作業項目を携帯端末もしくは設置端末に表示するように制御し、確認完了通知を受け付けた場合には、決定した次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御するように構成したので、新規端末の設置作業時に設置場所が変更された場合に作業者(CE及びSE)にかかる負担をなくすことができ、設置作業を効率よく行うことが可能になる。さらに、技能レベルが低い作業者が途中まで動作確認を行っておきながら完遂できない事態が生じることを防止することができ、他の作業者に引き継がせる手間をなくすとともに、適材適所となる設置端末に作業者を配置することが可能になる。
また、本発明によれば、設置端末ごとに当該設置端末の確認作業に要する必要技能レベルを関連付けて保持し、作業者に対応付けて保持しておいた技能レベルが必要技能レベルを満たす設置端末を次作業端末として決定するように構成したので、技能レベルが低い作業者が途中まで動作確認を行っておきながら完遂できない事態が生じることを確実に防止することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る設置作業支援装置(設置作業支援方法)の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る設置作業支援サーバを実施例1として説明した後に、本発明に含まれる他の実施例を実施例2として説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る設置作業支援システムの概要および特徴、この設置作業支援システムを構成する各装置の構成および処理の流れを順に説明する。
[概要および特徴(実施例1)]
まず最初に、図1を用いて、本実施例1に係る設置作業支援システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る設置作業支援システムのシステム構成を示すシステム構成図である。
同図に示すように、この設置作業支援システム1は、所定の敷地内に大量のパーソナルコンピュータ等の端末を配設する際に、設置場所ごとに当該場所に適する各種アプリケーションがインストールされた端末を設置する作業を支援する設置作業支援サーバ10を中心にしたシステムであり、設置端末管理クライアント20と、設置端末30と、RFID位置管理サーバ100とを有する。なお、本実施例1では、新規端末を導入する施設として、病院に各種の設置端末を配設する場合に行われる設置作業の支援を例示する。
これらのうち、設置端末管理クライアント20及びRFID位置管理サーバ100は、当初から設置作業支援サーバ10と相互に通信可能に構成されているが、設置端末30は、カスタマーエンジニア(以下、「CE」と言う)によりネットワーク設定が行われて始めて設置作業支援サーバ10との通信が可能となる。
設置端末管理クライアント20は、設置作業支援サーバ10に内在する各種データベースに必要な情報を登録する端末であり、具体的には、設置作業の支援を実現するために、後述する設置端末管理DB12、作業員DB13、作業員スキルDB14及びチェックリストDB15に各種情報を登録する。
設置端末30は、施設に設置されるパーソナルコンピュータ等の端末装置の総称である。この設置端末30には、設置されるセクションに適合したアプリケーションがCEによりインストールされている。なお、それぞれの設置端末30が有する性能は一律である必要はない。
また、この設置作業支援システム1内には、設置端末30が配設される位置情報を管理するRFID位置管理システム3が設けられており、図1に示すように、設置端末30の識別に用いるRFIDタグ150から無線通信を通じて設置端末30の識別情報(例えば、ホスト名)を取得する複数のアンテナ(リーダ)がRFID位置管理サーバ100と接続されている。
RFID位置管理サーバ100は、RFID位置DB110を用いて、設置端末30が配設された位置情報を管理するサーバ装置であり、具体的には、RFIDタグ150から無線通信を通じて設置端末30の識別情報を取得するとともに、RFIDタグ150と通信を行ったアンテナの位置及び受信強度からその設置端末30の位置を検知し、このようにして検知した位置をRFID位置DB110に登録又は更新する。なお、設置端末30にRFIDタグ150を付設する作業はCEにより行われるものとする。
ここで、本実施例1では、設置端末30ごとに当該設置端末30の確認作業項目を対応付けて保持しておき、設置端末30から確認作業項目の表示要求を受け付けた場合に、当該設置端末30に対応付けて保持した確認作業項目を設置端末30に表示するように制御する点にその特徴がある。
すなわち、この設置作業支援サーバ10では、システムエンジニア(以下、「SE」と言う)が設置端末30にインストールされたアプリケーションの動作確認を行う際に、当該設置端末30にてどのアプリケーションの動作確認を行うべきかをSEが作業を行っている設置端末30に表示させることで、新規端末の設置作業時における設置場所の変更の有無に関係なく、動作確認作業を行うことができるようにしている。
したがって、本実施例1では、新規端末の設置作業時に設置場所が変更された場合に作業員(CE及びSE)にかかる負担をなくすことができ、設置作業を効率よく行うことが可能になる。
また、本実施例1では、作業員ごとに当該作業員の技能レベルを対応付けて保持しておき、設置端末30から当該確認作業を実行した作業員を含む確認完了通知を受け付けた場合に、当該作業員に対応付けて保持した技能レベルに基づいて、当該設置端末30の次に作業を行うべき次作業端末を決定し、該決定した次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御する点にも付加的な特徴がある。
これを具体的に説明すると、各作業場所で行う確認作業がすべて同一であり、また作業員のスキルも同一であれば問題がないが、CE/SEによるインストール作業においては、設置端末30ごとに確認する内容が異なる上、作業員のスキルも様々であることから、上記した従来技術のように、1つの端末で確認作業が終了した際に単純にその端末に1番近い端末での作業に移行させたのでは、確認作業を効率的に行うことはできない。
そこで、本実施例1では、作業員が確実に動作確認を遂行することができる設置端末30だけを当該設置端末30の次に作業を行うべき次作業端末として設置端末30に表示させることができるようにしている。このため、スキルが低い作業員が途中まで動作確認を行っておきながら完遂できない事態が生じることを防止することができ、他の作業員に引き継がせる手間をなくすとともに、適材適所となる設置端末に作業員を配置することが可能になる。
[設置作業支援サーバの構成]
続いて、図2を用いて、本実施例1に係る設置作業支援システムを構成する各装置(RFID位置管理システム3を構成する各装置及び設置作業支援サーバ10)の構成を説明する。なお、ここでは、(1)RFID位置管理システムを構成する各装置の構成を簡単に説明した後に、(2)設置作業支援サーバ10の構成を重点的に説明することとする。
(1)RFID位置管理システムの構成
前述したように、本実施例1に係るRFID位置管理システムの構成を説明する。このRFID位置管理システム3は、設置端末30が配設される位置情報を管理するものであり、設置端末30に付設されるRFIDタグ150と、RFIDタグ150から無線通信を通じて設置端末30の識別情報(例えば、ホスト名)を取得するアンテナと、後述するRFID位置DB110を用いて、設置端末30が配設された位置情報を管理するRFID位置管理サーバ100とを有する。
このRFIDタグ150は、設置端末30の識別に用いるICタグであり、具体的には、アンテナより電波が供給されると、内蔵のアンテナコイルで自己給電することによりアンテナと無線通信を行って設置端末30の識別情報(例えば、設置端末30のホスト名及びIPアドレス)を送信する。
また、RFIDタグ150のメモリでは、設置端末30を一意に識別するための識別情報が内部のメモリに記憶されている。具体的には、図3に示すように、当該RFIDタグ150の識別子である「RFID−No.」ごとに、このRFIDタグ150が付設される設置端末30のホスト名及びIPアドレスを対応付けて記憶している。
RFID位置管理サーバ100は、RFID位置DB110を用いて、設置端末30が配設された位置情報を管理するサーバ装置であり、具体的には、RFIDタグ150から無線通信を通じて設置端末30の識別情報(ホスト名及びIPアドレス)を取得するとともに、RFIDタグ150と通信を行ったアンテナの位置及び受信強度からその設置端末30の位置を検知し、このようにして検知した位置をRFID位置DB110に登録又は更新する。
このRFID位置DB110は、設置端末30に付設したRFIDタグ150の位置情報を記憶(格納)するデータベースである。具体的には、図4に示すように、RFIDタグ150のRFIDの識別番号ごとに、所定の地点を原点とした時の当該RFIDタグ150の所在位置のX座標及びY座標を対応付けて記憶している。
(2)設置作業支援サーバの構成
次に、本実施例1に係る設置作業支援サーバの構成を説明する。図2は、実施例1に係る設置作業支援サーバの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この設置作業支援サーバ10は、他の装置との間で各種通信を制御するためのインタフェースである通信制御IF部11と、設置端末管理DB12と、作業員DB13と、作業員スキルDB14と、チェックリストDB15とを備える。
設置端末管理DB12は、施設に配設される設置端末30を管理するための各種情報を記憶(格納)するデータベースである。例えば、図5に示すように、当該端末の設置日、設置フラグ、ホスト名、IPアドレス、RFIDの識別番号、設置階、部屋(セクション)、位置(X座標)、位置(Y座標)、・・・、チェックリスト番号を記憶している。
作業員DB13は、確認作業に従事する作業員(SE)を記憶(格納)するデータベースである。例えば、図6に示すように、作業日ごとに当該作業日に動作確認作業を行う作業員の識別子(作業員ID)を対応付けて記憶している。なお、ここで、作業員IDに作業日を対応付けて記憶することとしたのは、確認作業が複数日に跨ることがあり、その場合には、作業日ごとに作業を行うメンバーが入れ替わる可能性があるからである。
作業員スキルDB14は、作業員(SE)の技能レベルを管理するためのデータベースである。例えば、図7に示すように、作業員IDごとに、確認作業項目を表す作業番号ごとの作業(遂行)可否を示す作業可能フラグを対応付けて記憶している。なお、この作業可能フラグは、当該フラグが「1」の時には作業員がその作業番号の確認作業項目を遂行可能である旨を表し、また、当該フラグが「0」の時には作業員がその作業番号の確認作業項目を遂行不能である旨を表す。
チェックリストDB15は、予め確認作業を行うべく規定されたチェックリストを記憶(格納)するデータベースである。例えば、図8に示すように、チェックリスト番号ごとに、確認対象となる設置端末30のホスト名、確認すべき確認作業項目を表す作業番号、確認日、確認時間及び作業員IDを対応付けて記憶している。なお、このチェックリスト番号「チェックリストNo.」は、同一の設置端末30で確認すべき確認作業項目には共通した番号が採番されている。
制御部16は、設置作業支援サーバ10を全体制御する制御部であり、登録処理部16aと、位置情報更新部16bと、チェックリスト表示制御部16cと、チェックリスト更新部16dと、次作業端末決定部16eとを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行し、登録処理部16a、位置情報更新部16b、チェックリスト表示制御部16c、チェックリスト更新部16d及び次作業端末決定部16eにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
登録処理部16aは、設置端末管理クライアント20から受け付けた各種情報を設置作業支援サーバ10が具備する各種データベースに登録する処理部である。詳細は図11を用いて後述するが、概要としては、設置端末管理クライアント20にて所定の登録アプリケーションが起動されると、この登録アプリケーションを通じて各種情報が設置作業支援サーバ10に通知されるので、設置端末管理DB12、作業員DB13、作業員スキルDB14及びチェックリストDB15に登録する。
位置情報更新部16bは、設置端末管理DB12に記憶された設置端末30の位置情報をRFID位置管理サーバ100から取得した設置端末30の位置情報に更新する処理部である。詳細は図12を用いて後述するが、概要としては、設置端末30群がLANやWAN等を構成するドメインに新規に参加した設置端末30から当該設置端末30のホスト名が通知されるので、このホスト名から得られたRFIDの識別番号を鍵にしてRFID位置管理サーバ100に問合せを行い、この問合せ応答として得られた当該設置端末30の位置情報(X座標及びY座標)を設置端末管理DB12に登録/更新する。
チェックリスト表示制御部16cは、設置端末30から確認作業項目の表示要求を受け付けた場合に、チェックリストDB15に当該設置端末30に対応付けて保持された確認作業項目を設置端末30に表示するように制御する処理部である。詳細は図13を用いて後述するが、概要としては、ドメインに参加した設置端末30にてチェックリスト表示アプリが起動されると、当該設置端末30からホスト名を含むチェックリストの表示要求が行われるので、チェックリストDB15の該当ホスト名のレコードに記憶される情報(例えば、チェックリスト番号、ホスト名、作業番号など)を読み出し、該読み出した情報をチェックリスト画面(図9参照)として設置端末30に表示させる。
このように、図9に示すチェックリスト画面を設置端末30に表示させることにより、当該設置端末30にてどのアプリケーションの動作確認を行うべきかを作業員(SE)に把握させることができるようにしている。
チェックリスト更新部16dは、チェックリストDB15に記憶される情報を更新する処理部である。詳細は図14を用いて後述するが、概要としては、設置端末30から確認完了通知を受け付けた場合に、この確認完了通知に含まれるホスト名及び確認済みの作業番号をもとに、チェックリストDB15の該当ホスト名のレコードに記憶される全ての作業番号の確認作業項目が確認されたかを照査し、SEにより全ての作業番号の確認作業項目が確認されていた場合には、チェックリストDB15の該当ホスト名のレコードの情報(図8の例で言えば、確認日、確認時間、確認者)を更新する。
次作業端末決定部16eは、設置端末30から確認完了通知を受け付けた場合に、作業員スキルDB14に当該作業員に対応付けて記憶された技能レベルに基づいて、当該設置端末30の次に作業を行うべき次作業端末を決定する処理部である。詳細は図15及び図16を用いて後述するが、概要としては、チェックリストDB15に記憶された同一チェックリスト番号の作業番号の中に1つも作業可能フラグ「0」がない設置端末30の中で、確認完了通知を受け付けた設置端末30との距離が最も近い設置端末30を設置端末管理DB12から抽出し、該抽出した設置端末30を次作業端末と決定して次作業端末画面(図10参照)を当該作業員が確認を行った設置端末30に表示させる。
図10に示す例では、作業員ID「wk003」がホスト名「M76−15k」の設置端末30の動作確認を終えた場合に表示される次作業端末の例を示している。この例では、確認作業を終えたホスト名「M76−15k」の設置端末30から1番近いのはホスト名「M76−16k」の設置端末30であるが、作業員ID「wk003」の技能レベルでは作業番号「sg003」の確認作業項目を遂行できない(図7及び図8参照)。このため、作業員ID「wk003」の技能レベルで遂行可能であり、かつその次に近いホスト名「M76−17k」の設置端末30を次作業端末として表示している。
このように、図10に示す次作業端末画面を設置端末30に表示させることにより、作業員(SE)が確実に動作確認を遂行することができ、かつ現作業端末から可及的に近い設置端末30を当該設置端末30の次に作業を行うべき次作業端末として提示することができ、適材適所となる設置端末30に作業員を配置するとともに、設置端末30間の移動時間を削減することが可能になる。
[処理の流れ]
次に、本実施例1に係る設置作業支援サーバ10の各種処理の手順を説明する。なお、ここでは、(1)登録処理、(2)位置情報更新処理、(3)チェックリスト表示処理、(4)チェックリスト更新処理、(5)次作業端末決定処理の順に説明する。
(1)登録処理
前述したように、ここでは、図11を用いて、本実施例1に係る登録処理を詳細に説明する。図11は、実施例1に係る登録処理の手順を示すフローチャートである。この「登録処理」は、端末展開作業の事前に、設置端末管理クライアント20にて所定の登録アプリケーションが起動され、この登録アプリケーションを通じて各種情報を受信した場合に開始される。
同図に示すように、設置作業支援サーバ10の登録処理部16aは、設置端末管理クライアント20から受信した設置予定の端末情報(例えば、設置日、ホスト名、IPアドレス、RFIDの識別番号、設置階、部屋、機種、MACアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ログオンユーザ、ドメイン及びチェックリスト番号など)を設置端末管理DB12に登録する(ステップS1101)。
続いて、登録処理部16aは、設置端末管理クライアント20から受信した作業員の技能レベルに関する情報(例えば、作業員IDごとに各作業番号の作業可能フラグが対応付けられた情報)を作業員スキルDB14に登録する(ステップS1102)。
その後、登録処理部16aは、設置端末管理クライアント20から受信した作業員のシフト情報(例えば、作業日ごとにその日に展開する作業員の作業員IDが対応付けられた情報)を作業員DB13に登録する(ステップS1103)。
最後に、登録処理部16aは、設置端末管理クライアント20から受信したチェックリストに関する情報(例えば、チェックリスト番号ごとに確認対象となる設置端末のホスト名及び確認作業項目を表す作業番号が対応付けられた情報)をチェックリストDB15に登録し(ステップS1104)、処理を終了する。
(2)位置情報更新処理
次に、図12を用いて、本実施例1に係る位置情報更新処理を詳細に説明する。図12は、実施例1に係る位置情報更新処理の手順を示すフローチャートである。この「位置情報更新処理」は、設置端末30群がLANやWAN等のネットワークを構成するドメインに新規な設置端末30が参加した場合に開始される。
同図に示すように、ドメインに参加した設置端末30からホスト名(A)を受信すると(ステップS1201)、位置情報更新部16bは、設置端末管理DB12から当該ホスト名(A)のRFIDの識別番号(B)を取得する(ステップS1202)。
そして、位置情報更新部16bは、このようにして得られたRFIDの識別番号(B)を鍵にしてRFID位置管理サーバ100に問合せを行って当該設置端末30の端末位置のX座標(D)及びY座標(E)を取得し(ステップS1203)、設置端末管理DB12の該当RFIDの識別番号(B=C)のレコードを端末位置のX座標(D)及びY座標(E)に更新し(ステップS1204)、処理を終了する。
このように、設置作業支援サーバ10と設置端末30との通信が確立された場合に当該設置端末30の位置情報を取得し、設置端末管理DB12に記憶される設置端末30の位置情報を取得した設置端末30の位置情報に更新することで、設置端末間の位置関係を俯瞰して管理することができ、作業員(SE)に次作業端末への移動指示を明確に行うことが可能になる。
(3)チェックリスト表示処理
次に、図13を用いて、本実施例1に係るチェックリスト表示処理を詳細に説明する。図13は、実施例1に係るチェックリスト表示処理の手順を示すフローチャートである。この「チェックリスト表示処理」は、ドメインに参加した設置端末30にてチェックリスト表示アプリが起動され、当該設置端末30からホスト名(A)を含むチェックリストの表示要求が行われた場合に開始される。
同図に示すように、チェックリスト表示制御部16cは、設置端末管理DB12の該当ホスト名(A)のレコードに記憶されるチェックリスト番号(F)を取得し(ステップS1301)、該取得したチェックリスト番号(F)を鍵にして、チェックリストDB15からチェックリスト番号(F)となるレコードを順次取得していく(ステップS1302)。
その後、チェックリスト表示制御部16cは、このようにして取得したレコードの情報のうち作業番号(G)を取得し(ステップS1303)、チェックリスト番号(F)となるレコードすべてから作業番号(G)を取得するまで(ステップS1304否定)、上記したステップS1302及びステップS1303の処理を繰り返し行い、チェックリスト番号(F)となるレコードすべてから作業番号(G)を取得すると(ステップS1304肯定)、該取得した作業番号(G)を表示要求元の設置端末30に送信してチェックリスト画面(図9参照)を表示させ(ステップS1305)、処理を終了する。
(4)チェックリスト更新処理
次に、図14を用いて、本実施例1に係るチェックリスト更新処理を詳細に説明する。図14は、実施例1に係るチェックリスト更新処理の手順を示すフローチャートである。この「チェックリスト更新処理」は、設置端末30から確認完了通知を受け付けた場合に開始される。
同図に示すように、チェックリスト更新部16dは、設置端末30から確認完了通知とともに、この確認完了通知に含まれるホスト名(H)、作業番号(I)ごとの確認フラグ(J)、確認日(K)、確認時間(L)及び確認者(M)を受信する(ステップS1401)。
続いて、チェックリスト更新部16dは、設置端末管理DB12の該当ホスト名(H)のレコードに記憶されるチェックリスト番号(N)を取得し(ステップS1402)、該取得したチェックリスト番号(N)を鍵にして、チェックリストDB15からチェックリスト番号(N)となるレコードを順次取得していく(ステップS1403)。
ここで、チェックリスト更新部16dは、チェックリストDB15の作業番号(I)に対応する確認完了通知の確認フラグ(J)が「1」であれば(ステップS1404肯定)、チェックリストDB15の該当作業番号(I)のレコードの確認日(K)、確認時間(L)及び確認者(M)を更新し(ステップS1405)、すべてのチェックリスト番号(N)となるレコードについて更新が終了するまで(ステップS1406否定)、上記したステップS1403〜ステップS1405までの処理を繰り返し行う。
その後、すべてのチェックリスト番号(N)となるレコードについて更新が終了すると(ステップS1406肯定)、チェックリスト更新部16dは、チェックリストDB15のチェックリスト番号(N)に該当する作業番号の確認フラグ(J)すべてが「1」である場合(ステップS1407肯定)には、後述する「次作業端末決定処理」に移行し、また、いずれか1つの確認フラグでも「0」が存在する場合(ステップS1407否定)には、そのまま処理を終了する。
(5)次作業端末決定処理
次に、図15及び図16を用いて、本実施例1に係る次作業端末決定処理を詳細に説明する。図15は、実施例1に係る次作業端末決定処理の手順を示すフローチャート(1)であり、図16は、実施例1に係る次作業端末決定処理の手順を示すフローチャート(2)である。なお、この「次作業端末決定処理」は、上記したチェックリスト更新処理において、チェックリストDB15のチェックリスト番号(N)に該当する作業番号の確認フラグ(J)すべてが「1」である場合(ステップS1407肯定)に開始される。
図15に示すように、次作業端末決定部16eは、設置端末管理DB12からホスト名(H)となるRFIDの識別番号(N)及び設置日(O)を取得し(ステップS1501)、設置端末管理DB12から設置日(O)となるレコードを順次検索していく(ステップS1502)。
ここで、設置日(0)となるレコードの設置フラグが「1」であり、かつ検索除外フラグが「0」である場合(ステップS1503肯定かつステップS1504否定)に、次作業端末決定部16eは、ホスト名(P)及びRFIDの識別番号(Q)を取得し(ステップS1505)、RFID位置管理サーバ100に問合せを行ってRFIDの識別暗号(R)=Nとなる端末位置のX座標(S)及びY座標(T)を取得し(ステップS1506)、Sの二乗とTの二乗の加算値の平方根を取ることにより両者のRFIDタグの距離を計算する(ステップS1507)。
このとき、次作業端末決定部16eは、このようにして計算した距離が今までに計算された最小距離よりも小さい場合(ステップS1508肯定)には、次作業端末決定部16eは、今回計算した距離を最小距離として保持するとともに(ステップS1509)、最小距離のホスト名(P)、端末位置のX座標(S)及びY座標(T)を保持する(ステップS1510)。
ここで、次作業端末決定部16eは、当該設置日(O)となるレコードすべてについて上記したステップS1502〜ステップS1510の処理を行ってから(ステップS1511肯定)、設置端末管理DB12からホスト名(P)となるチェックリスト番号(U)を取得し(ステップS1512)、チェックリストDB15からチェックリスト番号(U)となるレコードを順次取得していく(ステップS1513)。
続いて、次作業端末決定部16eは、このようにして取得したチェックリスト番号(U)となるレコードから作業番号(V)を取得し(ステップS1514)、作業員スキルDB14から作業員ID(M)となるレコードの作業番号を検索する(ステップS1515)。
このとき、作業番号(V)となる列の作業可能フラグが「1」であれば(ステップS1516肯定)、次作業端末決定部16eは、作業可能フラグ「1」を保持し(ステップS1517)、チェックリスト番号(U)となる全てのレコードを検索するまで(ステップS1518否定)、上記したステップS1513〜ステップS1518までの処理を繰り返し行ってから、最小距離のホスト名(P)、端末位置のX座標(S)及びY座標(T)を作業員ID(M)が作業を行っている設置端末30に送信して次作業端末画面(図10参照)を表示させ(ステップS1519)、処理を終了する。
一方、作業番号(V)となる列の作業可能フラグが「0」であれば(ステップS1516否定)、次作業端末決定部16eは、当該ホスト名(P)に検索除外フラグを立てた後に(ステップS1520)、上記したステップS1502〜ステップS1519までの処理を繰り返し行う。
上述してきたように、本実施例1では、設置端末30ごとに当該設置端末30の確認作業項目を対応付けて保持しておき、設置端末30から確認作業項目の表示要求を受け付けた場合に、当該設置端末30に対応付けて保持した確認作業項目を設置端末30に表示するように制御するように構成したので、新規端末の設置作業時に設置場所が変更された場合に作業員(CE及びSE)にかかる負担をなくすことができ、設置作業を効率よく行うことが可能である。
また、本実施例1では、作業員に対応付けて保持しておいた技能レベルが必要技能レベルを満たし、かつ確認完了通知を受け付けた設置端末30との距離が最も近い設置端末を次作業端末として決定するように構成したので、作業員(SE)が確実に動作確認を遂行することができ、かつ現作業端末から可及的に近い設置端末30を次作業端末として提示することができ、適材適所となる設置端末30に作業員を配置するとともに、設置端末30間の移動時間を削減することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)他の適用例
例えば、上記した実施例1では、図9に示したチェックリスト画面や図10に示した次作業端末画面を作業員が作業を行っている設置端末30に表示させる例を説明したが、作業者が所持する携帯端末(例えば、携帯電話機、PHSやPDAなど)にこれらの画面を表示するようにしてもかまわない。
また、上記した実施例1では、新規端末を導入する施設として病院に各種の設置端末を配設する場合に行われる設置作業の支援を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の施設に端末装置を配設する場合にも本発明を同様に適用することができる。
(2)プログラム
ところで、上記の実施例1では、設置作業支援サーバ10について説明したが、設置作業支援サーバ10が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する設置作業支援プログラムを得ることができる。そこで、ここでは、設置作業支援プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図17は、実施例2に係る設置作業支援プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ300は、RAM310と、CPU320と、HDD330と、無線LANインタフェース340と、入出力インタフェース350とを有する。
RAM310は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU320は、RAM310からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。HDD330は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、無線LANインタフェース340は、コンピュータ300を無線LAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースであり、入出力インタフェース350は、ディスプレイなどの入出力装置を接続するためのインタフェースである。
そして、このコンピュータ300において実行される設置作業支援プログラム311は、無線LANインタフェース340を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ300にインストールされる。そして、インストールされた設置作業支援プログラム311は、HDD330に記憶され、RAM310に読み出されてCPU320によって実行される。
以上のように、本発明に係る設置作業支援プログラム、設置作業支援装置及び設置作業支援方法は、新規端末の設置作業時に設置場所が変更された場合に、作業員の動作確認作業にかかる負担を軽減することができる設置作業支援プログラム、設置作業支援装置及び設置作業支援方法に適している。
実施例1に係る設置作業支援システムのシステム構成を示すシステム構成図である。 実施例1に係る設置作業支援サーバの構成を示す機能ブロック図である。 RFIDタグに記憶される情報の構成例を示す図である。 RFID位置情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 設置端末管理DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 作業員DBに記憶される情報の構成例を示す図である。 作業員スキルDBに記憶される情報の構成例を示す図である。 チェックリストDBに記憶される情報の構成例を示す図である。 チェックリストの画面表示の一例を示す図である。 次作業端末の画面表示の一例を示す図である。 実施例1に係る登録処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る位置情報更新処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1に係るチェックリスト表示処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1に係るチェックリスト更新処理の手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る次作業端末決定処理の手順を示すフローチャート(1)である。 実施例1に係る次作業端末決定処理の手順を示すフローチャート(2)である。 実施例2に係る設定作業支援プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 設置作業支援システム
3 RFID位置管理システム
10 設置作業支援サーバ
11 通信制御IF部
12 設置端末管理DB
13 作業員DB
14 作業員スキルDB
15 チェックリストDB
16 制御部
16a 登録処理部
16b 位置情報更新部
16c チェックリスト表示制御部
16d チェックリスト更新部
16e 次作業端末決定部
20 設置端末管理クライアント
30 設置端末
100 RFID位置管理サーバ
110 RFID位置DB
150 RFIDタグ

Claims (4)

  1. 所定の場所に複数設置される設置端末の設置作業を支援する設置作業支援方法をコンピュータに実行させる設置作業支援プログラムであって、
    各設置端末に付設されたRFIDタグを用いて、前記設置端末の位置情報を検知する検知手順と、
    前記設置端末がドメイン参加した場合に、前記設置端末の位置情報を記憶する位置記憶部に、前記検知手順によって検知された設置端末の位置情報を登録する登録手順と、
    前記設置作業を行う作業者が所持する携帯端末もしくは前記設置端末から確認作業を実行した作業者を含む確認完了通知を受け付けた場合に、前記設置作業を行う作業者ごとに当該作業者の技能レベルを対応付けて記憶する技能レベル記憶部に記憶された技能レベルのうち当該確認完了通知で受け付けた作業者に対応付けられた技能レベルと、前記位置記憶部に記憶された各設置端末の位置情報とに基づいて、当該設置端末の次に作業を行うべき次作業端末を決定する次作業端末決定手順と、
    前記携帯端末もしくは前記設置端末から前記確認作業項目の表示要求を受け付けた場合には、前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業項目を対応付けて記憶する設置端末情報記憶部に記憶された確認作業項目のうち当該表示要求を受け付けた設置端末に対応付けられた確認作業項目を前記携帯端末もしくは前記設置端末に表示するように制御し、前記確認完了通知を受け付けた場合には、前記次作業端末決定手順により決定された次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御する表示制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする設置作業支援プログラム。
  2. 前記設置端末情報記憶部は、前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業に要する必要技能レベルを関連付けて記憶し
    前記次作業端末決定手順は、前記技能レベル記憶部に前記作業者に対応付けて記憶された技能レベルが前記設置端末情報記憶部記憶された必要技能レベルを満たす設置端末を前記次作業端末として決定することを特徴とする請求項1に記載の設置作業支援プログラム。
  3. 所定の場所に複数設置される設置端末の設置作業を支援する設置作業支援装置であって、
    前記設置端末の位置情報を記憶する位置記憶部と、
    前記設置作業を行う作業者ごとに当該作業者の技能レベルを対応付けて記憶する技能レベル記憶部と、
    前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業項目を対応付けて記憶する設置端末情報記憶部と、
    各設置端末に付設されたRFIDタグを用いて、前記設置端末の位置情報を検知する検知部と、
    前記設置端末がドメイン参加した場合に、前記検知部によって検知された設置端末の位置情報を前記位置記憶部に登録する登録部と、
    前記設置作業を行う作業者が所持する携帯端末もしくは前記設置端末から確認作業を実行した作業者を含む確認完了通知を受け付けた場合に、前記技能レベル記憶部に記憶された技能レベルのうち当該確認完了通知で受け付けた作業者に対応付けられた技能レベルと、前記位置記憶部に記憶された各設置端末の位置情報とに基づいて、当該設置端末の次に作業を行うべき次作業端末を決定する次作業端末決定と、
    前記携帯端末もしくは前記設置端末から前記確認作業項目の表示要求を受け付けた場合には、前記設置端末情報記憶部に記憶された確認作業項目のうち当該表示要求を受け付けた設置端末に対応付けられた確認作業項目を前記携帯端末もしくは前記設置端末に表示するように制御し、前記確認完了通知を受け付けた場合には、前記次作業端末決定により決定された次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御する表示制御と、
    を備えたことを特徴とする設置作業支援装置。
  4. コンピュータが、所定の場所に複数設置される設置端末の設置作業を支援する設置作業支援方法であって、
    前記コンピュータが、
    各設置端末に付設されたRFIDタグを用いて、前記設置端末の位置情報を検知する検知工程と、
    前記設置端末がドメイン参加した場合に、前記設置端末の位置情報を記憶する位置記憶部に、前記検知工程によって検知された設置端末の位置情報を登録する登録工程と、
    前記設置作業を行う作業者が所持する携帯端末もしくは前記設置端末から確認作業を実行した作業者を含む確認完了通知を受け付けた場合に、前記設置作業を行う作業者ごとに当該作業者の技能レベルを対応付けて記憶する技能レベル記憶部に記憶された技能レベルのうち当該確認完了通知で受け付けた作業者に対応付けられた技能レベルと、前記位置記憶部に記憶された各設置端末の位置情報とに基づいて、当該設置端末の次に作業を行うべき次作業端末を決定する次作業端末決定工程と、
    前記携帯端末もしくは前記設置端末から前記確認作業項目の表示要求を受け付けた場合には、前記設置端末ごとに当該設置端末の確認作業項目を対応付けて記憶する設置端末情報記憶部に記憶された確認作業項目のうち当該表示要求を受け付けた設置端末に対応付けられた確認作業項目を前記携帯端末もしくは前記設置端末に表示するように制御し、前記確認完了通知を受け付けた場合には、前記次作業端末決定工程により決定された次作業端末の位置もしくはその端末を一意に識別可能な識別子を表示するように制御する表示制御工程と、
    を実行することを特徴とする設置作業支援方法。
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