JP5050586B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents
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Description
車輪を回転自在に保持するための車輪保持部材が上下方向軸線回りに揺動可能として車体に保持され、ハンドル操作によって該車輪保持部材が揺動されることによって車輪が転舵されるようにした車両用操舵装置において、
前記車輪保持部材に一体的に設けられ、該車輪保持部材の揺動に応じて上下方向軸線を中心に回動される回動部材と、
車体側部材に一体化され、前記回動部材の側面が当接されるガイド面を有するガイド部材と、
前記車輪保持部材が揺動されたときに、前記回動部材の側面が前記ガイド面に接触した状態を維持しつつ回動するように該回動部材の変位方向を規制する移動方向規制部と、
を備え、
前記ガイド面が、平面視において中立位置から前後方向に離れるにつれて車幅方向外方側に向かうように湾曲形成されて、車輪が中立位置にある状態から右または左に転舵されて前記回動部材が前記ガイド面に接触しつつ回動されるのに伴って、該回動部材が中立位置にある状態から車幅方向外方側に変位され、
前記ガイド面に一方側歯部が形成される一方、前記回動部材の側面に該一方側歯部に噛合される他方側歯部が形成されている、
ようにしてある。
また、前記ガイド面に一方側歯部が形成される一方、前記回動部材の側面に該一方側歯部に噛合される他方側歯部が形成されていることから、回動部材がガイド面に対して不用意にスリップしてしまう事態を防止して、転舵角度に応じた車輪の車幅方向外方側への変位量を常に所定の設定量として確保する上で好ましいものとなる。
前記ガイド面は車幅方向外方側に向けて開口されて、前記回動部材が車幅方向外方側から該ガイド面に当接されるように設定されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、車輪保持部材のうち余裕スペースの確保し易い車幅方向内方側にガイド部材を配設して、車輪保持部材付近のスペースを有効に利用する上で好ましいものとなる。すなわち、車輪保持部材の車幅方向外方側には、大型部材となる車輪は勿論のことブレーキ機構等が組付けられるのが一般的であるが、車輪保持部材の車幅方向内方側にはこのような大型部材が配設されることがなくて比較的設置スペースを確保し易い部分となる。また、車輪保持部材を、車幅方向外方側からガイド部材に対して組付られるので、組付性向上の上でも好ましいものとなる。以上に加えて、ガイド部材によって、車輪に作用する車幅方向内方側への外力を効果的に受け止める上で好ましいものとなる。
前記サスペンションアームが前記車体側部材とされて、該サスペンションアームに対して前記ガイド部材が一体化されている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、既存のサスペンションアームを有効に利用してガイド部材を組み込むことができる。
ガイド面21dを、実施形態とは逆に、車幅方向内方側に向けて凸となるように形成してもよく(ガイド部材21の車幅方向内方側面にガイド面21dを形成する)、この場合、ガイド面21dは回動部材としてのピニオン31の車幅方向外方側への変位を規制するので、移動規制部としてのガイド孔22,23は、ピニオン31を車幅方向内方側へ向けての変位を規制するものとして設定すればよい。ガイド孔22,23は、孔形式に限らず、例えば溝形式にしたり、凸条形式にすることもできる(ピニオン31側に、突部に摺動自在に係合される凹部が形成される)。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
1a:スピンドル
1b:ナックルアーム
3:サスペンションダンパ
10:ハブ
11:車輪
12:タイロッド
21:ガイド部材
21d:ガイド面
21e:一方側歯部
22:第1ガイド孔
23:第2ガイド孔
31:ピニオン(回動部材)
31a:他方側歯部
31b:軸部
31c:軸部
42:ホイールハウス
L:上下方向軸線
K:変位機構
α:中立位置
Claims (6)
- 車輪を回転自在に保持するための車輪保持部材が上下方向軸線回りに揺動可能として車体に保持され、ハンドル操作によって該車輪保持部材が揺動されることによって車輪が転舵されるようにした車両用操舵装置において、
前記車輪保持部材に一体的に設けられ、該車輪保持部材の揺動に応じて上下方向軸線を中心に回動される回動部材と、
車体側部材に一体化され、前記回動部材の側面が当接されるガイド面を有するガイド部材と、
前記車輪保持部材が揺動されたときに、前記回動部材の側面が前記ガイド面に接触した状態を維持しつつ回動するように該回動部材の変位方向を規制する移動方向規制部と、
を備え、
前記ガイド面が、平面視において中立位置から前後方向に離れるにつれて車幅方向外方側に向かうように湾曲形成されて、車輪が中立位置にある状態から右または左に転舵されて前記回動部材が前記ガイド面に接触しつつ回動されるのに伴って、該回動部材が中立位置にある状態から車幅方向外方側に変位され、
前記ガイド面に一方側歯部が形成される一方、前記回動部材の側面に該一方側歯部に噛合される他方側歯部が形成されている、
ことを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1において、
前記移動規制部が、前記ガイド部材に形成されている、ことを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記ガイド面が、平面視において非線形に形成されている、ことを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項3において、
前記ガイド面は、車幅方向内方側部分よりも車幅方向外方側部分の方が、曲率半径が小さくなるように形成されている、ことを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記車輪保持部材の車幅方向内方側に前記ガイド部材が配設され、
前記ガイド面は車幅方向外方側に向けて開口されて、前記回動部材が車幅方向外方側から該ガイド面に当接されるように設定されている、
ことを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記車輪保持部材が、サスペンションアームを介して車体に上下方向に揺動可能に連結され、
前記サスペンションアームが前記車体側部材とされて、該サスペンションアームに対して前記ガイド部材が一体化されている、
ことを特徴とする車両用操舵装置。
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JP2007063760A JP5050586B2 (ja) | 2007-03-13 | 2007-03-13 | 車両用操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007063760A JP5050586B2 (ja) | 2007-03-13 | 2007-03-13 | 車両用操舵装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008222057A JP2008222057A (ja) | 2008-09-25 |
JP5050586B2 true JP5050586B2 (ja) | 2012-10-17 |
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Family Applications (1)
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