JP5050372B2 - イオン交換樹脂装置 - Google Patents

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本発明は、イオン交換樹脂が容器内に充填されてなるイオン交換樹脂装置に関し、特にボンベ型の耐圧容器にイオン交換樹脂が充填されてなる、いわゆるカートリッジ式のイオン交換樹脂装置に関する。
従来、純水製造装置として、密閉可能な容器の内部にイオン交換樹脂を充填したイオン交換樹脂装置が知られている(例えば特許文献1)。図4は、従来例に係るイオン交換樹脂装置90の内部構造を示す一部断面模式図である。
イオン交換樹脂装置90は、耐圧性の容器10内部にイオン交換樹脂50が充填されて構成され、ヘッド部11を上にした状態で設置される。水道水等のイオンを含む被処理水は、ヘッド部11に形成された水入口12から容器10内に導入される。容器10内に導入された被処理水は、容器10内部を下向に移動する際に容器10内のイオン交換樹脂50と接触し、イオンが除去された脱イオン水が生成される。脱イオン水は、集水器30Bを介して集水管20内へ入り、水出口13から容器10外へ取り出される。
このようなイオン交換樹脂装置90は、「ボンベ型」とも称され、容器10ごと取り外して移動させることが容易であり、カートリッジ式イオン交換樹脂装置として普及している。容器10内部には、使用目的に応じてアニオン交換樹脂またはカチオン交換樹脂が単独または混合されて充填され、1または2以上のイオン交換樹脂装置90が直列または並列に接続されて使用される。
イオン交換樹脂のイオン交換能力は、一定量の被処理水を脱イオン処理することで失われ、イオン交換能力を失ったボンベ型のイオン交換樹脂装置90は容器10ごと交換される。使用済みのボンベ型のイオン交換樹脂装置90は、再生工場または現場の再生設備等に運ばれ、薬品を用いて再生される。
特公平3−64195号公報
本発明者らは、上記のボンベ型のイオン交換樹脂装置の容器内部での水の流れを調べたところ、容器の底面付近に水の流れが非常に遅い部分が存在することを発見した。このように水の流れが悪い部分(以下、「停滞部」)では、水が滞留するため、停滞部にあるイオン交換樹脂のイオン交換能力はほとんど利用されない。このような停滞部の存在は、容器あたりのイオン交換樹脂充填量に対する採水量(イオン交換樹脂装置の使用開始から、イオン交換能力低下による使用終了までの間に得られる脱イオン水量)を低下させる原因となる。
本発明は、上記課題を得て完成されたものであり、ボンベ型のイオン交換樹脂装置について、充填樹脂量あたりの採水量を増加させることを目的とする。本発明は特に、簡単な構造で、充填樹脂量あたりの採水量を増加させることを目的とする。
本発明は、イオン交換樹脂が充填される容器内部に、集水器の周囲を覆うカバーを設けることにより、容器底部での水の流れを変化させ、停滞部を解消させる。より具体的には、本発明は以下を提供する。
(1)開口が形成された開口端面および該開口端面に対向する底面を備えイオン交換樹脂が内部に充填される容器と、該容器内に設けられ該開口端面側から該底面側に延びる集水管と、該集水管の該底面側端縁に接続され、中央部が外側に突出し先端が円板状の底面側の端面を有する略円錐形の円錐部分及び複数の細隙が形成された略円筒形の円筒部分を有する集水器と、を含むイオン交換樹脂装置であって、一端面が開口した円筒形で、上から流れてきた水が前記集水器の側面から直接、前記集水器の内部に入ることを防止できるように、前記一端面が前記集水器の円筒部分と円錐部分との境界とほぼ同じ位置にくるように前記集水器を取り囲むように配置されたカバーをさらに含み、前記集水器の先端と前記容器の底面との距離は、1〜10mmであるイオン交換樹脂装置。
(2)前記集水器の前記円筒部分と前記カバーとの間の距離は10〜15mmである請求項(1)に記載のイオン交換樹脂装置。
(3)前記カバーの前記底面側端縁と前記容器の底面との距離は、25mm以下である(1)または(2)に記載のイオン交換樹脂装置。
本発明は、いわゆるボンベ型のイオン交換樹脂装置に適用される。容器には、一端面に開口が形成され、被処理水および脱イオン水が同じ側の端面から導入または取り出される。容器は、好ましくは細長い略円柱形で、開口端面を上側、底面を底として設置される。
本発明に係るイオン交換樹脂装置においては、集水器は開口端面側から底面近傍に延びる集水管の底面側端縁(先端)に接続され、容器底面近傍に存在する。集水器はイオン交換樹脂と水とを分離する細隙が形成された分離面を有する立体形状のものであればよい。
分離面には、イオン交換樹脂を透過させない程度の細かい隙間が形成されていればよく、例えば細隙として複数の細かいスリットが形成された面、網体で構成されたメッシュ状の面、および細孔を有する面等が挙げられる。分離面で囲まれた内部には、イオン交換樹脂と分離された脱イオン水が一時的に滞留する貯水部が形成され、貯水部に集水管の先端が接続されていればよい。
集水器は、底面に近づけて配置することが好ましく、具体的には底面に近い側の端部(先端)が底面から25mmまたはそれより底面に近い距離であることが好ましい。より具体的には、底面から集水器先端までの距離は1〜10mmであることが好ましい。
カバーは、上から流れてきた水が集水器の側面から直接、集水器内部に入ることを防止できるものであればよい。カバーは、集水器の側面をぐるりと取り囲む連続的な面を備えるものであれば形状は限定されない。カバーは、集水器の底面側端面を覆うことがないように集水器の底面側端面に対応する部分が開口していることが好ましい。
カバーの形状としては、例えば、複数の平板の側縁同士を接続して構成され水平断面が四角形、六角形、または八角形等の多角形をなす多角形の筒、水平断面が円形(楕円を含む)の円筒等が挙げられる。なお、「連続的な面」とは実質的に隙間がない面であることを意味するが、上から流れてきた水が集水器の側方から集水器に入ることを妨害する邪魔板として機能する範囲で、面の一部に切れ目や継ぎ目等の不連続な部分があってもよい。
集水器の側面とカバーとの間の距離は、5〜20mm程度、特に10〜15mm程度であることが好ましい。かかる距離であれば、集水器とカバーとの間、およびカバーと容器内壁の間で水を良好に流動させることができる。カバーは、集水器と同様に容器の底面に近い位置に配置することが好ましく、カバーの底面側の端縁と底面との間の距離は25mm以下、特に容器内のライニングを傷つけないようにすることも考慮すると1〜10mmであることが好ましい。
本発明によれば、集水器の周囲を取り囲むカバーを設けることで、容器の上方から流れてきた水がカバーを伝って容器の底面近傍に達することができる。このため、従来は容器の底部に形成されていた停滞部を解消し、容器内部に充填されたイオン交換樹脂を最大限、活用できる。このため、イオン交換樹脂装置のイオン交換能力を高め、充填樹脂量あたりの採水量を増やすことができ、イオン交換樹脂装置の寿命を長期化し、交換頻度を少なくできる。
以下、図面を参照して本発明について詳細に説明する。本明細書において、同一部材については同一符号を付し、説明を省略または簡略化する。
図1は、本発明の一実施形態に係るイオン交換樹脂装置1の内部構造を示す一部断面模式図である。図2は、イオン交換樹脂装置1内部の一部を拡大して示す模式図である。イオン交換樹脂装置1は、縦長のボンベ状容器10と、容器10の内部に配置され容器10内を縦断するように延びる集水管20と、集水管20の一方の端縁(先端)に接続された集水器30と、集水器30の側面を覆うように配置されたカバー40と、容器10内に充填されたイオン交換樹脂50と、を備える。
容器10の片側端面は開口し、開口を覆うヘッド部11が設けられている。ヘッド部11には、水入口12および水出口13が形成され、水出口13の内側に集水管20の他方の端縁が接続されている。イオン交換樹脂装置1は、ヘッド部11が設けられた端面(開口端面)を上側とし、開口端面と対向する側の端面を底面として設置される。
本実施形態の容器10は、開口端面から底面までの高さが約133cm、直径が325mm、容積93Lであるが、容器10の大きさはこれに限定されるものではない。容器10の材質は、金属溶出のおそれが少ないものが好ましいが、強度確保のためにステンレス合金等の金属溶出のおそれが比較的少ない金属製としてもよい。また、繊維強化プラスチック(FRP)等も好適に使用できる。
容器10内部には、イオン交換樹脂50が充填されてなるイオン交換樹脂層が形成されている。イオン交換樹脂50を再生すると、容器10内に充填されたイオン交換樹脂50の容積が変化するため、イオン交換樹脂層と開口との間に、空洞部16が設けられている。本実施形態では、イオン交換樹脂層の最上面と開口までの間の距離は30cm程度であり、この空洞部16に散水器15が配置されている。散水器15は、筒状のものとしているが、他に、容器10内部に面状に拡がる略円盤状の散水板等、任意のものを使用できる。
集水管20は、容器10の略中央を鉛直方向に延び、先端は底面近くに達する。集水器30は、この例では分離面として多数のスリット31が形成された側面を有する略円柱形であり、集水器30の底面側の端面(以下、「先端面」)は、中央部が外側に突出する略円錐形となっている。ただし、円錐の先端は尖らず平らで、具体的には直径約2cmの円板状としている。このようにすることにより、集水器30をイオン交換樹脂50が充填された容器10内に容易に入れることができ、かつ、集水器30を容器10に入れる際等に、集水器30先端で容器10内のライニングを傷つけるおそれを回避できる。
この実施態様では、集水器30の円筒形部分の長さは約8cm、円錐の高さは約1.5cm、直径は約6cmである。集水器30の内部には、集水管20が接続される貯水部が形成されており、スリット31を通過した水は貯水部を経由して、集水管20に入るように構成されている。
スリット31を有する側面(分離面)は、集水管20の延伸方向と略平行に拡がっている。この例では、スリット31は、幅約0.2mmで水平に延び、スリット同士の間隔はイオン交換樹脂50の再生時に再生薬品を同じ流量で出せるように1〜5mm程度、具体的には約3mm間隔としている。ただし、分離面に形成される細隙は、イオン交換樹脂を透過させないものであればこれに限られず、メッシュ、小孔等任意の形状であってよい。
集水器30は、先端部分が容器10の底面から25mm以内、具体的には約5mm離れた位置にある。集水器30の形状、および大きさはこれに限定されるものではなく、例えば、集水器30として、先端が略円錐形の本実施形態のものに代えて全体が円筒状のものを用いてもよい。また、円筒形以外の形、例えば16面体等の多面体等としてもよいが、容器10本体が本実施形態のように円筒形である場合は特に円筒形であることが好ましい。いずれの場合においても、集水器の先端面は、底面から25mm以内にあることが好ましい。
また、集水器30の数は1つに限定されるものではないが、本実施形態のような小型のイオン交換樹脂装置1では集水器30は一つで足りる。集水器を複数、設ける場合、カバーを複数設けて各々が各集水器を覆うようにしてもよく、全体を覆うカバーを一つ設けてもよい。
集水器30の先端面と反対側の端面(以下、「基端面」)は、取付板23と接している。取付板23は、集水器30の水平断面より20〜40mm程度大きい直径を有する略円盤状である。本実施形態では、取付板23の直径は約9cmであるが、これに限定されない。取付板23には略円筒形のカバー40が取り付けられており、取付板23の円形の周辺部からカバー40が容器10の底に向かって延びている。
カバー40は、容器10の底面に近い側の端縁(以下、「先端」)が集水器30の円筒部分と円錐部分との境界とほぼ同じ位置に来るように延びており、先端縁は底面から約15mm離れた位置にある。カバー40は、集水器30の円筒形部分の側面を取り囲んでおり、取付板23と接続された端縁(以下、「基端」)から先端までの長さは8cm程度である。カバー40の内壁から集水器30の側面までの直線距離は、本実施形態では約10mmであるが、これに限定されず、好ましくは5〜20mm程度とする。
本実施形態では、集水器30の先端面がカバー40で覆われることがないようにカバー40の端面は開口している。これにより、容器10の底に達した水はカバー40の開口部からカバー40の内側に入り込む。ただし、カバー40の形状はこれに限定されるものではなく、例えば、カバー40が集水器30の先端面の一部を覆うような面を有することは本発明の範囲から排除されない。
カバー40の材質は特に限定されないが、金属イオンが溶出するおそれの少ない材質、例えばポリプロピレンおよびポリエチレン等の合成樹脂を使用できる。容器10内部の他の構成部材、すなわち集水管20、集水器30、および取付板23も同様の素材で構成できる。
このようなイオン交換樹脂装置1には、図1に示すようにイオンを含む水道水等が被処理水として水入口12から容器10内へ導入される。水入口12から容器10内部に導入された被処理水は、散水器15により容器10の水平断面全体に拡がってイオン交換樹脂層に入り、イオン交換樹脂50の間を下向きに、つまり開口端面側から底面側へ移動する。このため、容器10の下部には、被処理水がイオン交換されて生成された脱イオン水が集まる。本実施形態の容器10は耐圧性であり、被処理水を加圧状態で導入することにより、脱イオン水を集水器30の内部へ圧力により流入させ、集水管20を介して水出口13から取り出す。
本発明に係るイオン交換樹脂装置1では、集水器30を取り囲むカバー40が邪魔板として機能し、上方から流れてきた水は、集水器30側方から直接、集水器30に入り込まず、カバー40を伝って底面に達する。図3は、本実施形態に係るイオン交換樹脂装置1の容器10内部での水の挙動を示す模式図であり、図5は、従来のイオン交換樹脂装置90の容器10内部での水の挙動を示す模式図である。
図5に示すように、従来のイオン交換樹脂装置90では、上方から流れてくる水は、略円筒形の集水器30Bの側面から直接、集水器30B内部に入る。このため、図において斜線で示した部分は、水の流れが少ない停滞部となり、この部分のイオン交換樹脂50が利用されない。
一方、本実施形態によれば、図3に示すように、集水器30がカバー40に取り囲まれているため、上方から流れる水はカバー40に沿って従来例より下方へ流れる。特に、本実施形態では、集水器30およびカバー40が従来例に比べて底面に近い位置に配置されていることから、水は底面にまで達する。カバー40と底面との間には15mm程度の隙間Sが開いており、底面に達した水はこの隙間Sからカバー40と集水器30との間に入り込む。カバー40と集水器30との間に入り込んだ水は、集水器30の内部へ流入し、集水管20内を上方、すなわち開口端面側に流れ、水出口13から容器10外へ取り出される。
このように、本発明によれば、集水器30を取り囲むカバーを設けるという、簡易な手段により、ボンベ型の容器10の底部における水の停滞を防止し、底部に充填されたイオン交換樹脂を最大限、利用できる。このため、本発明によれば充填樹脂量あたりの採水量を増やすことができる。
以下、実施例に基づき、本発明についてさらに詳細に説明する。
[実施例]
実施例として、図1に示した上記実施形態に係るイオン交換樹脂装置1を用いて通水試験を行なった。容器10には、イオン交換樹脂として、カチオン交換樹脂とアニオン交換樹脂とを容積比1:2の割合で混合して1.0mの高さまで充填した。被処理水として水道水(電気伝導率15mS/m)を通水し、集水管20を介して取り出される処理水(脱イオン水)の目標水質を電気伝導率0.1mS/mとし、処理水の水質が目標水質を維持できる時間を求めた。その結果、実施例では、通水時間が8時間を経過しても処理水水質の悪化は認められず、通水開始後10時間まで処理水水質は目標値を維持できた。
[比較例]
比較例として、図4に示した従来例に係るイオン交換樹脂装置90に、実施例と同じ種類の樹脂を同じ充填量で充填した。イオン交換樹脂装置90は、集水器30Bを取り囲むカバーがない点、および集水器30Bの先端が平らでなく尖っており、集水器30Bの先端から容器10底面までの距離が35mmである点で、実施例に用いたイオン交換樹脂装置1と異なる。その他の条件は実施例と同様にして通水試験を行なったところ、通水開始後8時間を経過する頃から処理水水質が悪化し、約9時間経過後で処理水の電気伝導率が0.1mS/mを超え、目標水質が維持できなくなった。
図6に実施例および比較例の処理水質の経時変化を示す。図6において、実施例の処理水質は実線で示し、比較例の処理水質は破線で示す。図6に図示されるように、本発明によれば処理水の目標水質を維持できる時間が約10%長くなることが示され、充填樹脂量あたりの採水量を10%程度多くできることが示された。
本発明は、純水製造装置に用いられるイオン交換樹脂装置に用いることができる。
本発明の一実施形態に係るイオン交換樹脂装置の模式図である。 図1のイオン交換樹脂装置の一部拡大図である。 前記実施形態に係るイオン交換樹脂装置における水の挙動を示す図である。 従来例に係るイオン交換樹脂装置の模式図である。 従来例に係るイオン交換樹脂装置における水の挙動を示す図である。 実施例および比較例の結果を示す図である。
符号の説明
1、90 イオン交換樹脂装置
10 容器
20 集水管
23 取付板
30 集水器
40 カバー
50 イオン交換樹脂

Claims (3)

  1. 開口が形成された開口端面および該開口端面に対向する底面を備えイオン交換樹脂が内部に充填される容器と、該容器内に設けられ該開口端面側から該底面側に延びる集水管と、該集水管の該底面側端縁に接続され、中央部が外側に突出し先端が円板状の底面側の端面を有する略円錐形の円錐部分及び複数の細隙が形成された略円筒形の円筒部分を有する集水器と、を含むイオン交換樹脂装置であって、
    一端面が開口した円筒形で、上から流れてきた水が前記集水器の側面から直接、前記集水器の内部に入ることを防止できるように、前記一端面が前記集水器の前記円筒部分と前記円錐部分との境界とほぼ同じ位置にくるように前記集水器を取り囲むように配置されたカバーをさらに含み、
    前記集水器の先端と前記容器の底面との距離は、1〜10mmであるイオン交換樹脂装置。
  2. 前記集水器の前記円筒部分と前記カバーとの間の距離は10〜15mmである請求項1に記載のイオン交換樹脂装置。
  3. 前記カバーの前記底面側端縁と前記容器の底面との距離は、25mm以下である請求項1または2に記載のイオン交換樹脂装置。
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