JP5046206B2 - 発光素子 - Google Patents

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本発明は、発光ダイオードを用いる発光素子に関する。
従来、窒化インジウムガリウム(InGaN)等の窒化ガリウム系化合物半導体を用いる青色発光ダイオードが知られている(例えば特許文献1参照)。
前記青色発光ダイオードは、例えば、サファイア基板上にAlNからなるバッファ層、n−GaNからなる第1のクラッド層、InGaNからなる発光層、p−GaNからなる第のクラッド層がこの順に積層された構成を備える。前記青色発光ダイオードによれば、高輝度の青色光を発することができ、各種半導体発光デバイスに用いることができる。
しかしながら、前記青色発光ダイオードは、前記窒化ガリウム系化合物のエピタキシャル単結晶成長に適した基板が存在せず、一般には前述のようにサファイアを基板に用いるために、高価にならざるを得ない。また、前記サファイアを基板に用いる青色発光ダイオードは、高出力時に発熱するという不都合もある。
また、従来、窒化アルミニウム(AlN)系化合物半導体を用いる紫外発光ダイオードが知られている(例えば特許文献2参照)。
前記紫外発光ダイオードは、例えば、半導体または絶縁体からなる基板上にアンドープAlN層、n−AlN層、p−AlN層がこの順に積層された構成を備える。前記紫外発光ダイオードによれば、AlNが直接遷移型のバンド構造であり、バンドギャップエネルギーが6.2eVであることにより、発光波長200nm付近で発光が可能であるとされている。
しかしながら、前記紫外発光ダイオードは、出力が低い上、発光効率も10−4lm/Wと低く、さらにAlN層、n−AlN層、p−AlN層が不均一であるために、発光スペクトルが場所によって異なるという不都合がある。
特開平10−84133号公報 特開2006−66556号公報
本発明は、かかる不都合を解消して、発光ダイオードを光源とし、該発光ダイオードの発光光より短波長の光を放射することができる発光素子を提供することを目的とする。
た、本発明の目的は、安価な青色発光素子を提供することにもある。
さらに、本発明の目的は、発光効率の高い紫外発光素子を提供することにもある。
かかる目的を達成するために、本発明の発光素子は、光源となる発光ダイオードの発光面を被覆する金属被覆層と、該金属被覆層に積層された蛍光体層とを備える発光素子において、該金属被覆層は、該発光ダイオードの発光光の透過を妨げる厚さを備えると共に、該発光ダイオードの発光光の波長より小さな直径を備え規則性を持って配列されてエバネッセント光を発生させ縦横斜めに伝播させる孔部を備え、該発光ダイオードの発光光により表面プラズモン光を発生し、該蛍光体層は、該金属被覆層表面に励起された該表面プラズモン光により多段階励起される希土類金属イオンを含む2光子蛍光体からなり、該表面プラズモン光により励起されて、多段階励起状態から基底状態に遷移する際に、該発光ダイオードの発光光より短波長の光線を放射することを特徴とする。
本発明の発光素子によれば、まず、前記発光ダイオードの発光光により、該金属被覆層表面に表面プラズモン光が励起される。前記表面プラズモン光は、金属表面において電界強度増大効果を備えているので、入射光である前記発光ダイオードの発光光より光強度が増大した形で存在する。
本発明において、前記金属被覆層は、前記発光ダイオードの発光光の波長より小さな直径を備え規則性を持って配列された孔部を備えており、該孔部にエバネッセント光が発生する。前記孔部に発生するエバネッセント光は、1つの孔部に発生したエバネッセント光が該孔部の配列の規則性に従って、縦横斜めに次々に隣接する孔部に伝播することによって強度が増大される。従って、前記金属被覆層によれば、強度が増大されたエバネッセント光により、該金属被覆層の表面に前記表面プラズモン光を容易に励起させることができる。
この結果、前記のように前記表面プラズモン光により強度が増大された前記発光ダイオードの発光光が前記蛍光体層に入射し、前記蛍光体を励起する。
本発明において、前記蛍光体層は、希土類金属のイオンを含む2光子蛍光体からなり、前記発光ダイオードの発光光は、前記表面プラズモン光により強度が増大されているので、該2光子蛍光体に含まれる該希土類金属のイオンを多段階励起させることができる。この結果、本発明の発光素子は、前記2光子蛍光体が励起状態から基底状態に遷移する際に、入射光である前記発光ダイオードの発光光より短波長の光を放出することができる。
一方、前記金属被覆層は、前記発光ダイオードの発光光の透過を妨げる厚さを備えている。従って、本発明の発光素子によれば、前記蛍光体により放出される光線に前記発光ダイオードの発光光が混入することを防止して、該発光ダイオードの発光光より短波長の光線のみを蛍光体層より放射することができる。
本発明の発光素子において、前記発光ダイオードが赤色発光ダイオードであるときには、前記2光子蛍光体層から青色乃至緑色の発光を得ることができる。また、本発明の発光素子において、前記発光ダイオードは青色発光ダイオードであるときには、前記2光子蛍光体層から紫外発光を得ることができる。
表面プラズモン光の励起方法として、プリズム表面に金属被覆層を形成する全反射減衰法が知られているが、この他に、グレーティング結合法、ナイフエッジ法等が存在する。ここでは、一番簡単に表面プラズモン光を励起可能な全反射減衰法を例にとって説明をおこなう。平行光束にしたLEDまたはLD光を、例えば頂角90°のプリズムに導く。このとき、光が略全反射する大きな角度(例えば45°)で光を反射させる。全反射している角度の中で、図6に示すように角度を挿引させると、光の反射が略0%まで落ち込む角度が存在し、この角度において金属被覆層表面に表面プラズモン光を励起することが可能となる。図6においては、44°の角度近傍に反射率が減衰する鋭いディップが存在し、この角度において、金属被覆層表面に表面プラズモン光が励起されたことを示している。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態の発光素子の第1の態様の参考例を示す説明的断面図であり、図2は表面プラズモン光による電界強度増大効果を示す図である。また、図3(a)は発光素子の例を示す説明的断面図であり、図3(b)は図3(a)のIII−III線断面図である。また、図4は本実施形態の発光素子の第2の態様の参考例を示す説明的断面図であり、図5(a)は発光素子の例を示す説明的断面図であり、図5(b)は図5(a)のV−V線断面図である。
まず、本実施形態の発光素子の第1の態様について説明する。
図1に示すように、発光素子1aは、赤色発光ダイオード2と、赤色発光ダイオード2の発光面の全面を被覆する金属被覆層3と、金属被覆層3の全面を被覆する2光子蛍光体層4とを備えている。
赤色発光ダイオード2としては、例えば、InGaAlP系化合物半導体を用いるものであって、それ自体公知の構成を備えるものを挙げることができる。
金属被覆層3としては、例えば、Au,Ag、Al、Cu、Pt、Pd等の金属からなるものを挙げることができる。金属被覆層3は、前記金属を赤色発光ダイオード2の表面に蒸着することにより形成することができる。金属被覆層3は、赤色発光ダイオード2の発光光を透過させない厚さを備えることが必要であり、10nm〜10μmの厚さに形成される。金属被覆層3の厚さが10nm未満では赤色発光ダイオード2の発光光が透過してしまう。また、金属被覆層3の厚さが10μmを超えると表面プラズモン光を励起することができない。
尚、金属被覆層3の形成に当たっては、赤色発光ダイオード2と金属被覆層3との密着性を高めるために、赤色発光ダイオード2の表面にCr等の金属を蒸着し、該金属層(図示せず)の上に金属被覆層3を形成するようにしてもよい。前記Cr等の金属層は、例えば1〜2nm程度の厚さに形成される。
2光子蛍光体層4としては、Eu、Sm、Tm等の希土類金属のイオンを含むガラスを挙げることができる。
発光素子1aによれば、赤色発光ダイオード2の発光光は全て金属被覆層3に入射するが、このとき一部の前記発光光は金属被覆層3により全反射される条件を備えている。全反射される光の中で、ある角度を有する光が共鳴的に吸収を起こし、表面プラズモン光が励起される。前記表面プラズモン光は、図2に示すように、電界強度増大効果を備えているので、入射光である赤色発光ダイオード2の発光光の強度を増大する。図2は、プリズムAに入射する発光ダイオードの発光光(波長632.8nm)の入射電界強度を1とすると、厚さ50nmのAg被覆層B表面ではおよそ20倍に電界強度が増大している様子を示している。
上記のように、前記表面プラズモン光によれば、金属表面での電界強度が20倍程度に増大される。入射光強度は電界強度の二乗となるので、入射光である赤色発光ダイオード2の発光光の強度は400倍程度に増大され、このように強度が増大された赤色発光ダイオード2の発光光が2光子蛍光体層4に入射する。
このとき、赤色発光ダイオード2の発光光は前記のように強度が400倍程度に増大されているので、2光子蛍光体4に含まれる希土類金属イオンを1.6×10倍効率良く(効率は強度の二乗に比例するため)、多段階励起することができ、該希土類金属イオンが励起状態から基底状態に遷移する際に、赤色発光ダイオード2の発光光である赤色光よりも短波長の青色乃至緑色の蛍光が放射される。一方、金属被覆層3は、赤色発光ダイオード2の発光光を透過させないので、発光素子1aからは、前記青色乃至緑色の蛍光のみが放射される。
前記蛍光の発光効率は、赤色発光ダイオード2本来の発光光により得られる蛍光に対して、10〜10倍であり、発光素子1aによれば、赤色発光ダイオード2を用いて効率よく青色乃至緑色の発光を得ることができる。
次に、図3(a)に示す発光素子1bは、赤色発光ダイオード2の発光面に金属被覆層3aを備えることを除いて、発光素子1aと全く同一の構成を備えている。
金属被覆層3aは、図3(b)にその断面を示すように、規則性を持って配列された孔部6を備えており、孔部6は赤色発光ダイオード2の発光光の波長より小さい直径を備えている。孔部6の直径は、赤色発光ダイオード2の発光光の波長を例えば600nmとすれば、例えば200〜300nmの範囲である。尚、孔部6の配列は規則性を備えるものであればよく、例えば、1μm間隔で格子状に配列される。
金属被覆層3aは、Au,Ag、Al、Cu、Pt、Pd等の金属を、赤色発光ダイオード2の表面に10nm〜10μmの厚さに蒸着することにより図1に示す金属被覆層3を形成した後、金属被覆層3にフォトリソ・エッチング等により孔部6を形成することにより得ることができる。
発光素子1bによれば、赤色発光ダイオード2の発光光は全て金属被覆層3aに入射するが、このとき一部の前記発光光は孔部6に入射する。孔部6の直径は、赤色発光ダイオード2の発光光の波長より小さいので、孔部6に入射した前記発光光は孔部6の外部に放射されることはなく、その一方でエバネッセント光を発生する。この現象は、微小開口によるエバネッセント光の発生として知られている。
また、孔部6の1つに発生したエバネッセント光は、図3(b)に矢示するように、孔部6の配列に従って縦横斜めに、次々に隣接する孔部6に伝播することによって互いに干渉し合い強度が増大される。この結果、前記強度が増大されたエバネッセント光により金属被覆層3aの表面に表面プラズモン光が容易に励起される。
この結果、発光素子1bでは、発光素子1aと同一の作用により前記青色乃至緑色の蛍光が放射される。
次に、本実施形態の発光素子の第2の態様について説明する。
図4に示すように、発光素子11aは、青色発光ダイオード12と、青色発光ダイオード12の発光面の全面を被覆する金属被覆層13と、金属被覆層13の全面を被覆する2光子蛍光体層14とを備えている。
青色発光ダイオード12としては、例えば、InGaN系化合物半導体を用いるものであって、それ自体公知の構成を備えるものを挙げることができる。
金属被覆層13としては、例えば、Au,Ag、Al、Cu、Pt、Pd等の金属からなるものを挙げることができる。金属被覆層13は、前記金属を青色発光ダイオード12の表面に蒸着することにより形成することができる。金属被覆層13は、青色発光ダイオード12の発光光を透過させない厚さを備えることが必要であり、10nm〜10μmの厚さに形成される。金属被覆層13の厚さが10nm未満では青色発光ダイオード12の発光光が透過してしまう。また、金属被覆層13の厚さが10μmを超えると表面プラズモン光を励起することができない。
尚、金属被覆層13の形成に当たっては、青色発光ダイオード12と金属被覆層13との密着性を高めるために、青色発光ダイオード12の表面にCr等の金属を蒸着し、該金属層(図示せず)の上に金属被覆層13を形成するようにしてもよい。前記Cr等の金属層は、例えば1〜2nm程度の厚さに形成される。
2光子蛍光体層14としては、Eu、Sm、Tm等の希土類金属のイオンを含むガラスを挙げることができる。
発光素子11aによれば、青色発光ダイオード12の発光光は全て金属被覆層3に入射するが、このとき一部の前記発光光は金属被覆層13により全反射される条件を備えている。全反射される光の中で、ある角度を有する光が共鳴的に吸収を起こし、表面プラズモン光が励起される。前記表面プラズモン光は、図2に示すように、電界強度増大効果を備えているので、入射光である青色発光ダイオード12の発光光の強度を増大する。
前記表面プラズモン光によれば、例えば、電界強度が20倍程度に増大される。入射光強度は電界強度の二乗となるので、入射光である青色発光ダイオード12の発光光の強度は400倍程度に増大され、このように強度が増大された青色発光ダイオード12の発光光が2光子蛍光体層14に入射する。
このとき、青色発光ダイオード12の発光光は前記のように強度が400倍程度に増大されているので、2光子蛍光体14に含まれる希土類金属イオンを1.6×10倍効率良く(効率は強度の二乗に比例するため)、多段階励起することができ、該希土類金属イオンが励起状態から基底状態に遷移する際に、青色発光ダイオード12の発光光である青色光よりも短波長の紫外の蛍光が放射される。一方、金属被覆層13は、青色発光ダイオード12の発光光を透過させないので、発光素子11aからは、前記紫外の蛍光のみが放射される。
前記蛍光の発光効率は、青色発光ダイオード12本来の発光光により得られる蛍光に対して、10〜10倍であり、発光素子11aによれば、青色発光ダイオード12を用いて効率よく紫外の発光を得ることができる。従って、発光素子11aは、UVランプ或いは水銀灯の代替となることが期待される。
次に、図(a)に示す発光素子11bは、青色発光ダイオード12の発光面に金属被覆層13aを備えることを除いて、発光素子11aと全く同一の構成を備えている。
金属被覆層13aは、図(b)にその断面を示すように、規則性を持って配列された孔部16を備えており、孔部16は青色発光ダイオード12の発光光の波長より小さい直径を備えている。孔部16の直径は、青色発光ダイオード12の発光光の波長を例えば400nmとすれば、例えば100〜200nmの範囲である。尚、孔部16の配列は規則性を備えるものであればよく、例えば、1μm間隔で格子状に配列される。
金属被覆層13aは、Au,Ag、Al、Cu、Pt、Pd等の金属を、青色発光ダイオード12の表面に10nm〜10μmの厚さに蒸着することにより図3に示す金属被覆層13を形成した後、金属被覆層13にフォトリソ・エッチング等により孔部16を形成することにより得ることができる。
発光素子11bによれば、青色発光ダイオード12の発光光は全て金属被覆層13aに入射するが、このとき一部の前記発光光は孔部16に入射する。孔部16の直径は、青色発光ダイオード12の発光光の波長より小さいので、孔部16に入射した前記発光光は孔部16の外部に放射されることはなく、その一方でエバネッセント光を発生する。この現象は、微小開口によるエバネッセント光の発生として知られている。
また、孔部16の1つに発生したエバネッセント光は、図(b)に矢示するように、孔部16の配列に従って縦横斜めに、次々に隣接する孔部16に伝播することによって互いに干渉し合い強度が増大される。この結果、前記強度が増大されたエバネッセント光により金属被覆層13aの表面に表面プラズモン光が容易に励起される。
この結果、発光素子11bでは、発光素子11aと同一の作用により前記紫外の蛍光が放射される。
本発明の発光素子の第1の態様の参考例を示す説明的断面図。 表面プラズモン光による電界強度増大効果を示す図。 (a)は発光素子の例を示す説明的断面図、(b)は(a)のIII−III線断面図。 本発明の発光素子の第2の態様の参考例を示す説明的断面図。 (a)は発光素子の例を示す説明的断面図、(b)は(a)のV−V線断面図。 全反射している光が金属被覆層表面に表面プラズモン光を励起する入射角を示す図。
符号の説明
1a,1b…発光素子、 2…赤色発光ダイオード、 3,3a…金属被覆層、 4…2光子蛍光体層、 6…孔部、 11a,11b…発光素子、 12…青色発光ダイオード、 13,13a…金属被覆層、 14…2光子蛍光体層、 16…孔部。

Claims (4)

  1. 光源となる発光ダイオードの発光面を被覆する金属被覆層と、該金属被覆層に積層された蛍光体層とを備える発光素子において、
    該金属被覆層は、該発光ダイオードの発光光の透過を妨げる厚さを備えると共に、該発光ダイオードの発光光の波長より小さな直径を備え規則性を持って配列されてエバネッセント光を発生させ縦横斜めに伝播させる孔部を備え、該発光ダイオードの発光光により表面プラズモン光を発生し、
    該蛍光体層は、該金属被覆層表面に励起された該表面プラズモン光により多段階励起される希土類金属イオンを含む2光子蛍光体からなり、該表面プラズモン光により励起されて、多段階励起状態から基底状態に遷移する際に、該発光ダイオードの発光光より短波長の光線を放射することを特徴とする発光素子。
  2. 前記金属被覆層は、10nm〜10μmの厚さを備える蒸着膜であることを特徴とする請求項1記載の発光素子。
  3. 前記発光ダイオードは赤色発光ダイオードであり、前記2光子蛍光体層は青色乃至緑色光を放射することを特徴とする請求項1または請求項2記載の発光素子。
  4. 前記発光ダイオードは青色発光ダイオードであり、前記2光子蛍光体層は紫外光を放射することを特徴とする請求項1または請求項2記載の発光素子。
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