JP5045801B2 - 焦点検出装置、撮影レンズユニット、撮像装置およびカメラシステム - Google Patents

焦点検出装置、撮影レンズユニット、撮像装置およびカメラシステム Download PDF

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Description

本発明は、撮影レンズの焦点検出装置、撮影レンズユニット、撮像装置およびカメラシステムに関する。
撮影レンズの光軸上に入射瞳の中心が位置し、撮像面における一対の瞳像の位相差(像ズレ)に基づいて焦点検出を行う焦点検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。その焦点検出装置においては、検出した像ズレ量からデフォーカス量を求めるため、一対の瞳像の重心間の距離(瞳重心距離)を算出する。
特開2007−121896号公報
特許文献1において、瞳重心距離は、幾何演算により正確に算出することができる。しかしながら、そのためには、一対の瞳像の光量分布を撮影レンズの射出瞳の範囲内の位置による重みづけ積分計算を実行する必要がある。その場合、焦点検出エリアや、撮影レンズの焦点距離・絞り値に応じて変化するたびに実行することとなるため、焦点検出に時間がかかり、さらなる高速性が望まれている。
(1)請求項1に記載の発明による焦点検出装置は、一対の受光素子アレイと、撮影光学系の透過光を瞳分割して得られる一対の焦点検出光束を一対の受光素子アレイに夫々導くレンズ系とを含み、一対の受光素子アレイの出力信号に基づき像ズレ量を検出する瞳分割型位相差方式の焦点検出手段と、撮影光学系において透過光を制限する複数の開口の大きさおよび位置に関する複数の開口データを取得する取得手段と、焦点検出手段のレンズ系と一対の受光素子アレイとにより決定される一対の測距瞳と撮影光学系の射出瞳との重なり部分である一対の重なり領域の重心間距離を、複数の開口データに基づいて算出する重心間距離算出手段と、一対の測距瞳のレンズ系からの測距瞳距離と、重心間距離算出手段により算出された重心間距離とに基づき、像ズレ量をデフォーカス量に変換する変換手段とを備え、重心間距離算出手段は、一対の重なり領域の各々の重心を通る直線と撮影光学系の射出瞳の外縁とが交わる2つの交点の位置を表す変数についての2次式に対して、取得手段により取得された複数の開口データと、受光素子アレイ上の焦点検出が行われる位置を表す位置データとにより求められる変数の変数値を代入することにより、重心間距離を算出することを特徴とする。
(2)請求項5に記載のカメラシステムは、焦点検出装置と、撮影光学系と記憶手段とを有する撮影レンズユニットとを備えるカメラシステムであって、焦点検出装置は、一対の受光素子アレイと、撮影光学系の透過光を瞳分割して得られる一対の焦点検出光束を一対の受光素子アレイに夫々導くレンズ系とを含み、一対の受光素子アレイの出力信号に基づき像ズレ量を検出する瞳分割型位相差方式の焦点検出手段と、撮影光学系において透過光を制限する複数の開口の大きさおよび位置に関する複数の開口データを取得する取得手段と、焦点検出手段のレンズ系と一対の受光素子アレイとにより決定される一対の測距瞳と撮影光学系の射出瞳との重なり部分である一対の重なり領域の重心間距離を、複数の開口データに基づいて算出する重心間距離算出手段と、一対の測距瞳のレンズ系からの測距瞳距離と、重心間距離算出手段により算出された重心間距離とに基づき、像ズレ量をデフォーカス量に変換する変換手段とを有し、重心間距離算出手段は、一対の重なり領域の各々の重心を通る直線と撮影光学系の射出瞳の外縁とが交わる2つの交点の位置を表す変数についての2次式に対して、取得手段により取得された複数の開口データと、受光素子アレイ上の焦点検出が行われる位置を表す位置データとにより求められる変数の変数値を代入することにより、重心間距離を算出し、2次式は変数と所定の定数とを含み、記憶手段は、複数の開口データと所定の定数とを記憶し、重心間距離算出手段は、重心間距離を算出する際に、記憶手段から複数の開口データと所定の定数とを読み出す、ことを特徴とする。
本発明によれば、焦点検出時間を短縮化することができる。
一実施の形態の撮像素子を搭載したレンズ交換式のデジタルスチルカメラの全体構成を示した断面図である。 マイクロレンズを用いた瞳分割型位相差検出方式による焦点検出光学系の構成を示す図である。 焦点検出に用いられる測距瞳分布を示す図である。 開口により制限された場合における測距瞳分布を示す図である。 焦点検出用光束が複数の開口によりケラレている様子を示す図である。 第1の実施の形態における焦点検出装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における焦点検出装置が有するニューラルネットワーク構成を示す構成図である。 第2の実施の形態における焦点検出装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。 変換係数Kのニューラルネット演算による算出処理の詳細を示すフローチャートである。 測距瞳分布の大きさと射出瞳の大きさとの関係を示す図である。 第3の実施の形態における焦点検出装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。 撮像素子上の画素配列の一部であって、焦点検出エリア近傍を示す正面図である。 各単色光を受光する各撮像画素の分光感度特性を示す図である。 第4の実施の形態における焦点検出装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。
−−−第1の実施の形態−−−
本発明の第1の実施の形態による焦点検出装置を説明する。図1は、一実施の形態の焦点検出装置を搭載したレンズ交換式のデジタルスチルカメラの全体構成を示した断面図である。図1において、デジタルスチルカメラ201は、カメラボディ203と交換レンズ202から構成され、マウント部204により結合される。交換レンズ202は被写体像を形成するためのレンズ209、フォーカシング用レンズ210および絞り211とフォーカシング用レンズ210の駆動制御および絞り211の駆動制御を行うレンズCPU206とからなる。
カメラボディ203は交換レンズ202の予定結像面に配置されている撮像素子212と、撮像素子212からの画像信号の読み出しおよびデジタルスチルカメラ全体の動作制御を行うボディCPU214と、ボディCPU214から画像信号の一部を受信して、交換レンズ202の焦点調節状態を検出する焦点検出部213と、液晶ビューファインダ(EVF:電気的ビューファインダ)の液晶表示素子216と、液晶表示素子216を観察するための接眼レンズ217と、ボディCPU214の制御にしたがって液晶ビューファインダの液晶表示素子216を駆動する液晶表示素子駆動回路215と、記憶装置219とを備えている。焦点検出部213とレンズCPU206はマウント部204に設けられた電気接点部218により各種情報(F値、変換係数を算出するために必要な開口データ、レンズ駆動のためのデフォーカス量等)を相互に伝達する。変換係数を算出するために必要な開口データには、例えば、特開平6−148515号公報に開示されるような、撮影光束を制限する複数の円形開口のデータ(円形開口の半径および予定結像面から円形開口までの距離)が含まれる。
撮像素子212には、複数の焦点検出位置に対応した複数の部分にマイクロレンズ方式の焦点検出用の受光素子アレイが組込まれている。交換レンズ202を通過して撮像素子212上に形成された被写体像は、撮像素子212上の撮像用の受光素子を含む撮像画素により撮像信号に光電変換され、その撮像信号を含む撮像素子212の出力はボディCPU214に送られ、マイクロレンズ方式の焦点検出用の受光素子アレイに含まれる焦点検出画素の出力は焦点検出部に送られる。焦点検出部213は、レンズCPU206と通信して、装着されているレンズの開口データを読み出し、この開口データと焦点検出部213が保持している測距瞳情報と複数の焦点検出位置の情報に基づき、複数の焦点検出位置ごとに変換係数と測距光量情報を算出する。レンズCPU206が送信する開口データは、記憶装置207に格納されている。
なお、レンズCPU206は開口データを、フォーカシング状態、ズーミング状態、絞り設定状態に応じて変更する。具体的には、レンズCPU206はレンズ209,210の位置と絞り211の絞り位置をモニターし、モニター情報に応じて開口データを演算したりあるいは予め用意されたルックアップテーブルからモニター情報に応じた開口データを選択する。焦点検出部213は、一対の瞳像の強度に対応した出力信号に基づいてデフォーカス量を算出する。なお、一対の瞳像の強度に対応した信号は、後述するマイクロレンズを用いた瞳分割型位相差検出方式による焦点検出光学系が出力するものである。
焦点検出部213は、測距光量情報に応じて焦点検出位置ごとに一対の像信号を補正した後、周知の焦点検出演算処理を施して焦点検出位置毎に一対の像の像ズレ量を算出する。次に、焦点検出位置ごとに算出された像ズレ量に焦点検出位置ごとに求められた変換係数を乗じ、各焦点検出位置でのデフォーカス量を算出する。焦点検出部213は、複数のデフォーカス量に基づき最終的なデフォーカス量を決定する。例えば、複数のデフォーカス量のうち最至近を示すデフォーカス量を最終的なデフォーカス量とする。あるいは、複数のデフォーカス量の平均値を最終的なデフォーカス量とする。焦点検出部213は、最終的なデフォーカス量に基づきレンズ駆動が必要だと判断した場合(非合焦と判断した場合)は、最終的なデフォーカス量をレンズCPUに送信する。レンズCPU206は受信したデフォーカス量に基づき、レンズ駆動量を算出し、該レンズ駆動量に基づきフォーカシングレンズ210を合焦点へと駆動する。ボディCPU214は撮像素子212からの出力信号に基づき表示用の画像信号を生成し、この画像信号を液晶表示素子駆動回路215を介して液晶表示素子216に表示させる。
図2は、マイクロレンズを用いた瞳分割型位相差検出方式による焦点検出光学系の構成を示す。射出瞳90は、交換レンズ202(図1参照)の予定結像面に配置されたマイクロレンズの前方、測距瞳距離Lの位置に設定されている。なお、測距瞳距離Lは、マイクロレンズの曲率、屈折率、マイクロレンズと光電変換部の間の距離などに応じて決まる。図2には、交換レンズ202の光軸91、マイクロレンズ50,60、焦点検出画素の一対の光電変換部(52,53)、(62,63)、焦点検出用光束一対の符号(72,73)、(82,83)が示されている。測距瞳92は、マイクロレンズ50、60により投影された光電変換部52、62の領域である。測距瞳93は、マイクロレンズ50、60により投影された光電変換部53、63の領域である。
図2では、光軸91上にある焦点検出画素(マイクロレンズ50と一対の光電変換部52、53からなる)と隣接する焦点検出画素(マイクロレンズ60と一対の光電変換部62、63からなる)を模式的に例示しているが、その他の焦点検出画素においても、一対の光電変換部はそれぞれ一対の測距瞳92、93から各マイクロレンズに到来する焦点検出用光束を受光する。すなわち、交換レンズ202の透過光を一対の測距瞳92、93が瞳分割することによって得られる一対の焦点検出用光束が、マイクロレンズ50によって一対の光電変換部52、53に導かれるとともに、マイクロレンズ60によって一対の光電変換部62、63にも導かれる。
焦点検出画素の配列方向は一対の測距瞳の並び方向と一致させる。マイクロレンズ50、60は撮影光学系(図1に示す交換レンズ202に相当)の予定結像面近傍に配置されており、その光軸91上に配置されたマイクロレンズ50によりその背後に配置された一対の光電変換部52、53の形状がマイクロレンズ50、60から測距瞳距離Lだけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は測距瞳92、93を形成する。
また、マイクロレンズ50に隣接して配置されたマイクロレンズ60によりその背後に配置された一対の光電変換部62、63の形状が測距瞳距離Lだけ離間した射出瞳90上に投影され、その投影形状は測距瞳92,93を形成する。すなわち、測距瞳距離Lにある射出瞳90上で各焦点検出画素の光電変換部の投影形状(測距瞳92,93)が一致するように、各画素のマイクロレンズと光電変換部の位置関係が決定されている。
光電変換部52は、測距瞳92を通過してマイクロレンズ50に向う焦点検出用光束72によってマイクロレンズ50上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部53は、測距瞳93を通過してマイクロレンズ50に向う焦点検出用光束73によってマイクロレンズ50上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。
また、光電変換部62は、測距瞳92を通過してマイクロレンズ60に向う焦点検出用光束82によってマイクロレンズ60上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。光電変換部63は、測距瞳93を通過してマイクロレンズ60に向う焦点検出光束83によってマイクロレンズ60上に形成される像の強度に対応した信号を出力する。
上記のような焦点検出画素を直線状に多数配置し、各画素の一対の光電変換部の出力を測距瞳92および測距瞳93に対応した出力グループにまとめることによって、測距瞳92と測距瞳93をそれぞれ通過する焦点検出用光束が焦点検出画素列上に形成する一対の像の強度分布に関する情報が得られる。この情報に対して後述する像ズレ検出演算処理(相関演算処理、位相差検出処理)を施すことにより、瞳分割型位相差検出方式で一対の像の像ズレ量が検出される。さらに、この像ズレ量に所定の変換処理を施すことによって、予定結像面(マイクロレンズアレイの位置)に対する現在の結像面(撮像画面上で定められる焦点検出位置における実際の結像面)の偏差(デフォーカス量)が算出される。
具体的には、光電変換部52、62に結像する像と、光電変換部53、63に結像する像との間の像ズレ量をsとし、一対の像の重心間の距離、すなわち瞳重心距離をgとすると、デフォーカス量defは式(1)のように表される。なお、変換係数KをK=L/gとして定義する。
測距瞳92、93における焦点検出光の分布(測距瞳分布)は、図3に示すように、マイクロレンズの収差と回折により光電変換部を投影した形状にボケが重畳した分布となる。測距瞳92において、最も内側のボケ921からボケ922を介し最も外側のボケ923に向かって、ボケが大きくなる。同様に、測距瞳93において、最も内側のボケ931からボケ932を介し最も外側のボケ933に向かって、ボケが大きくなる。なお、図示の便宜上、図3においては測距瞳92、93におけるボケを3段階で示したが、実際にはボケは連続的に変化する。
図3において、撮影光学系の射出瞳90は焦点検出用光束の一部を遮光している。実際に焦点検出に利用できる測距瞳分布は射出瞳90の内部領域であり、その内部領域の重心位置は実際に焦点検出に利用できる測距瞳分布の瞳重心G1、G2となる。すなわち、瞳重心G1は、測距瞳92と射出瞳90とが重なる重なり領域の重心であり、瞳重心G2は、測距瞳93と射出瞳90とが重なる重なり領域の重心である。瞳重心距離gは、瞳重心G1、G2の間の距離で表される。ここで、図3においては測距瞳92、93の並び方向をx軸方向とし、x軸上に位置する瞳重心G1、G2は測距瞳92,93のx軸方向の重心を示す。そのx軸の原点は入射瞳の瞳中心G0であるものとすると、瞳重心G1、G2の位置xG1、xG2は、式(2)で表される。式(2)において、Gは瞳重心G1、G2を、f(x,y)は測距瞳92、93における測距瞳分布を、Qは測距瞳92、93における測距瞳分布のうちの射出瞳90の内部領域を各々表す。
焦点検出エリアが光軸91上に位置する場合は図3に示されるように一対の像波形は対称性を有するが、焦点検出エリアが光軸91上に位置しない場合は、射出瞳位置が入射瞳位置と異なり、測距瞳分布を通過する光線が交換レンズ202(図1参照)の構成要素(絞り開口やレンズ開口など)によって制限されることとなる。図4は焦点検出エリアが光軸91からx軸方向に距離Xc、かつy軸方向に距離Ycだけ離間している場合を例示している。測距瞳92において、最も内側のボケ921からボケ922を介し最も外側のボケ923に向かって、ボケが大きくなる。同様に、測距瞳93において、最も内側のボケ931からボケ932を介し最も外側のボケ933に向かって、ボケが大きくなる。なお、図示の便宜上、図4においては測距瞳92,93におけるボケを3段階で示したが、実際にはボケは連続的に変化する。
実際には、上述したように、測距瞳分布を通過する光線が交換レンズ202の構成要素によって制限される。したがって、制限された一対の焦点検出用光束により形成される一対の像波形が、図4に示す前玉射出瞳31fpと後玉射出瞳31bpとの内部領域に限られ、アンバランスになる。つまり、一対の像波形が互いに横にずれるだけでなく、波形の振幅にズレが生じる。このようなアンバランスな像波形でも対応可能な像ズレ検出演算が必要である。後述するように、絞り射出瞳面において、焦点検出用光束は前玉射出瞳31fpおよび後玉射出瞳31bpにより一部が遮光される。
したがって、撮影光学系の射出瞳は図4に示すように左側が前玉射出瞳31fpにより規定され、右側が後玉射出瞳31bpにより規定された形状となる。上記形状の射出瞳を周辺射出瞳と呼ぶと、実際に焦点検出に利用できる測距瞳分布は周辺射出瞳の内部領域であり、その内部領域の重心位置は実際に焦点検出に利用できる測距瞳分布の瞳重心G1、G2となる。すなわち、瞳重心G1は、測距瞳92と前玉射出瞳31fpとが重なる重なり領域の重心であり、瞳重心G2は、測距瞳93と後玉射出瞳31bpとが重なる重なり領域の重心である。ここで、重心は測距瞳の並び方向(図ではx方向)の重心を示す。
図5は、焦点検出用光束96が複数の開口によりケラレている(口径蝕が生じている)様子を示す図である。図5において、位置P(2)は前玉射出瞳面31fの予定焦点面30からの距離で規定される位置座標を表し、開口径D(2)は前玉射出瞳面31fにおける前玉射出瞳31fpの直径を表している。位置P(3)は後玉射出瞳面31bの予定焦点面30からの距離で規定される位置座標を表し、開口径P(3)は後玉射出瞳面31bにおける後玉射出瞳31bpの直径を表している。defは予定焦点面30から結像面までの距離(デフォーカス量)である。また、位置P(1)は絞り射出瞳面31oの予定焦点面30からの距離で規定される位置座標を表し、開口径D(1)は絞り射出瞳面31oにおける絞り射出瞳31opの直径を表している。
図5において、絞りによる開口(絞り射出瞳)、レンズの前玉(絞りより前に位置するレンズのうち、その開口径が画面周辺への光束の制限に最も寄与するレンズ)による開口(前玉射出瞳)、および、レンズの後玉(絞りより後方に位置するレンズのうち、その開口径が画面周辺への光束の制限に最も寄与するレンズ)による開口(後玉射出瞳)が存在し、焦点検出位置に対応する一対の焦点検出用光束96の内の一方の焦点検出用光束M1はレンズの前玉により最もケラレ、もう一方の焦点検出用光束M2はレンズの後玉により最もケラレている状態を示している。
このような口径蝕に基づいて式(2)に示す演算を撮影のたびに行うことは、式(2)の演算が焦点検出エリアの変更や交換レンズ202の交換にも依存することを考慮すると、撮影のたびに一定程度の焦点検出時間を要することになる。そこで、本実施の形態では、式(3)に示す多項式により瞳重心距離gを求める。これによって、焦点検出時間が短縮され、さらなる高速化が可能となる。ただし、式(3)において、x、xは、各々、前玉射出瞳31fpの外周、後玉射出瞳31bpの外周とx軸との交点の位置を表し(図4参照)、入射瞳の瞳中心G0がx軸の原点であることから、x<0であり、x>0である。定数a、a、b、b、cは本実施の形態による焦点検出装置固有の定数であり、種々の交換レンズ202に対して種々の像高でデフォーカス値を予め実測しておくことで、最小二乗法等の統計的手法により決定することとする。決定された定数a、a、b、b、cは、カメラボディ203内の記憶装置219に格納される。なお、カメラボディ203に装着可能な全ての種類の交換レンズについて、定数a、a、b、b、cが記憶装置219内に格納されることとせずに、定数a、a、b、b、cは、各種類の交換レンズ202内の記憶装置207に格納されることとしても良い。
、xは記憶装置207に格納されている開口データに基づいて近似値を算出することができる。詳細を以下に説明する。記憶装置207に格納されている開口データが、図5で示される絞り射出瞳面31o、前玉射出瞳面31f、後玉射出瞳面31bにおける3つ(i=1,2,3)の円形開口の半径R(i)、および上述した位置P(i)であるとした場合、上述した射出瞳90の半径をRc(i)は、上述した測距瞳距離Lを用いて式(4)のように表される。
図4においては、焦点検出エリアが光軸91からx軸と平行な方向に距離Xc、かつy軸と平行な方向に距離Ycだけ離間した位置に焦点検出エリアが位置しているが、このような場合、予定結像面において焦点検出エリアの像高(ix,iy)であるとすると、上述した3つの円形開口に対する距離Xc(i)、Yc(i)は各々式(5)および式(6)のように求められる。
図4において、周辺射出瞳は、上述したように、右側が後玉射出瞳31bpにより規定された円弧であり、左側が前玉射出瞳31fpにより規定された円弧である。周辺射出瞳の外周とx軸との交点のうち大きい方をXp(i)、小さい方をXm(i)とすると、上述した3つの円形開口に対するXp(i)、Xm(i)は各々式(7)および式(8)のように求められる。
以上の演算に基づき、i=1,2,3に対して、x=min{Xp(i)}、x=max{Xm(i)}として各々求めることができる。このようにして求められる式(3)に基づいて一対の像の瞳重心距離gが算出され、式(1)に基づいてデフォーカス量defが算出される。
図6は、本実施の形態における焦点検出装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、焦点検出装置に含まれるボディCPU214で実行される。ボディCPU214は、ステップS610において、記憶装置207に格納されている開口データを取得する。ステップS620において、撮影レンズの射出光束包括線と焦点検出方向直線との交点x、xを上述した演算により算出する。ステップS630において、瞳重心距離gを式(3)に基づいて算出する。ステップS640において、瞳分割型位相差検出方式に基づく焦点検出処理により像ズレ量sを検出する。ステップS650において、式(1)に基づいてデフォーカス量defを算出する。ステップS660において、デフォーカス量defに基づいたレンズ駆動制御をレンズCPU206に指示する。以上をもって、本フローチャートに示す処理は終了する。
以上で説明した第1の実施の形態の焦点検出装置は、一対の光電変換部52および53と、隣接する光電変換部62および63とを含む焦点検出画素列と、交換レンズ202の透過光を瞳分割して得られる一対の焦点検出光束72および73ならびに一対の焦点検出光束82および83を焦点検出画素列に夫々導くマイクロレンズ50および60を含み、焦点検出画素列の出力信号に基づき像ズレ量を検出する瞳分割型位相差検出方式の焦点検出光学系を有する。ボディCPU214は、交換レンズ202において透過光を制限する3つの円形開口の半径および予定焦点面30から各円形開口までの距離に関する3つの開口データを取得するステップS610の処理と、焦点検出光学系のマイクロレンズ50および60と焦点検出画素列とにより決定される一対の測距瞳92および93と交換レンズ202の射出瞳90とが重なる一対の重なり領域の瞳重心G1およびG2間の瞳重心距離gを算出するステップS630の処理と、算出された瞳重心距離gに基づき、像ズレ量をデフォーカス量に変換するステップS650とを行う。こうしたことにより、演算量を低減し、焦点検出動作に要する処理時間を短縮化できるという作用効果がある。
−−−第2の実施の形態−−−
第1の実施の形態においては、瞳重心距離gを多項式(3)に基づく近似計算によって算出し、式(1)に基づいてデフォーカス量defを算出した。しかし、式(1)において、ニューラルネットワークを用いた近似計算によって変換係数Kを算出しても良い。ニューラルネット演算については、例えば、特開平6−214285号公報に開示されるニューラルネットワーク構成を用いることができる。以下、第2の実施の形態として説明する。
図7は、本実施の形態における焦点検出装置が有するニューラルネットワーク構成を示す構成図であり、変換係数Kを出力する。このニューラルネットワークは、9個の入力を受ける入力層と2層の中間層と補正値を出力する出力層とから構成されている。このニューラルネットワークは、記憶装置219に格納されている。
I[1]〜I[9]はニューラルネットワークの入力値であり、図5に示す3開口を形成する前玉射出瞳31fp、後玉射出瞳31bp、絞り射出瞳31opの位置P(1)、P(2)、P(3)、口径D(1)、D(2)、D(3)、焦点検出エリアの座標位置[x,y]と定数1を入力値としている。焦点検出エリアの座標位置[x,y]の値は、例えば−5≦x≦5、−3≦y≦3であるが、これに限定されるものではない。中間層1は入力値I[1]からI[9]を、中間層2は中間層1の出力を、各々予め学習等により最適化した結合の重みWnで加重加算した結果を、式(9)で表されるシグモイド関数f(t)で変換し、次のニューロン層への入力値としている。
すなわち、中間層1では、入力値I[n]に対して重みW1[n,1]、W1[n,2]、・・・、W1[n,9]を加重加算し、シグモイド関数f(t)で変換した値を出力層の入力値としている。また、中間層2では、中間層1の出力とI[9]に対して重みW2[1]、W2[2]、・・・、W2[11]を加重加算し、シグモイド関数f(t)で変換した値を出力層の入力値としている。
さらに、出力層では、中間層2の出力(−1から+1)を実際の補正値の範囲に直すため、中間層2の出力とI[9]に、W3[1]、W3[2]を加重加算した結果を、シグモイド関数f(t)を通さずに変換係数Kとしてそのまま出力している。このようにして変換係数K(=L/g)が得られ、式(1)に基づいてデフォーカス量defが算出される。
なお、このニューラルネット演算における結合の重みWは、公知の方法である誤差逆伝播アルゴリズム等の学習法を用いて、計算機等で予め最適化して、記憶装置219に格納されている。
図8は、本実施の形態における焦点検出装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、焦点検出装置に含まれるボディCPU214で実行される。ボディCPU214は、ステップS810において、記憶装置207に格納されている開口データを取得する。ステップS820において、図7に示されるニューラルネットワークの入力値I[1]〜I[9]を設定する。ステップS830において、変換係数Kをニューラルネット演算により算出する。ただし、上述したように、焦点検出エリアの座標位置を表すx,yのとりうる値の範囲は一例であり、これに限定されるものではない。ステップS840において、瞳分割型位相差検出方式に基づく焦点検出処理により像ズレ量sを検出する。ステップS850において、式(1)に基づいてデフォーカス量defを算出する。ステップS860において、デフォーカス量defに基づいたレンズ駆動制御をレンズCPU206に指示する。以上をもって、本フローチャートに示す処理は終了する。
図9は、図8のステップS830における変換係数Kのニューラルネット演算による算出処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS910において、入力値I[1]〜I[9]と、入力層および中間層1の結合の重みW1[n,1]〜W1[n,9]との積算結果を算出し、その算出結果を式(9)で表されるシグモイド関数f(t)を通して中間層1の出力N1[n]を算出する。
ステップS920においては、中間層1からの出力N1[1]〜N1[10]と、中間層1および中間層2の結合の重みW2[1]〜W1[10]との積算結果を算出し、その算出結果に重みW2[11]を加え、式(9)で表されるシグモイド関数f(t)を通して中間層2の出力N2を算出する。
ステップS930においては、中間層2からの出力N2と、中間層2および出力層の結合の重みW3[1]との積に重みW3[2]を加え、出力層の出力N3を算出する。出力N3を変換係数Kとして返し、本フローチャートに示す処理は終了する。
以上で説明した第2の実施の形態の焦点検出装置においては、ボディCPU214によって取得された3つの開口データと、焦点検出エリアの座標位置[x,y]とを入力値とするニューラルネットワークを記憶する記憶装置219が設けられている。
ボディCPU214は、瞳重心間距離gと、一対の測距瞳92および93のマイクロレンズ50および60からの測距瞳距離Lとの比の値に基づき、像ズレ量をデフォーカス量に変換するステップS850の処理を行う。こうすることにより、演算量を低減し、焦点検出動作に要する処理時間を短縮化できるという作用効果がある。
−−−第3の実施の形態−−−
第1の実施の形態においては、瞳重心距離gを多項式(3)に基づく近似計算によって算出し、式(1)に基づいてデフォーカス量defを算出した。しかし、後述する式(10)により変換係数Kを求めることとしても良い。以下、第3の実施の形態として説明する。
図4において、入射瞳の瞳中心G0がx軸の原点であることから、x<0であり、x>0である。2点xおよびxの間の距離dは、d=x−xで表され、L/dはいわば口径蝕を考慮した絞り値に相当する。定数aおよびbは本実施の形態による焦点検出装置固有の値であり、撮影光学系のF値に応じて定まる。撮影光学系のF値が小さいほど、すなわち撮影光学系の明るさが明るいほど、ピントずれが目立たないように変換係数Kを高精度に算出する必要がある。したがって、撮影光学系のF値に応じて、式(10)を用いる代わりに例えば式(11)〜(13)に示す定数a、a、b、bおよびbを用いた演算式を用いて変換係数Kを算出する。種々の交換レンズ202に対して種々の像高でデフォーカス値を予め実測しておくことで、定数a、a、b、bおよびbを最小二乗法等の統計的手法により決定することとする。決定された定数a、a、b、bおよびbは、定数FおよびFとともに記憶装置219に格納される。なお、カメラボディ203に装着可能な全ての種類の交換レンズについて、定数a、a、b、bおよびb、ならびに定数FおよびFが記憶装置219内に格納されることとせずに、定数a、a、b、bおよびb、ならびに定数FおよびFは、交換レンズ202内の記憶装置207に格納されることとしても良い。
変換係数Kは、撮影光学系のF値が定数Fよりも小さいときは式(11)を用いて、撮影光学系のF値が定数Fよりも大きく定数F以下であるときは式(12)を用いて、撮影光学系のF値が定数Fよりも大きいときは式(13)を用いて算出される。式(10)において、変換係数KはL/dに関わらず定数bと等しい。これは、図10(a)に示すように、測距瞳92、93全体が射出瞳90に含まれるためである。撮影光学系のF値が大きくなって、定数Fに等しくなるとき、図10(b)に示すように、測距瞳92、93全体が射出瞳90にちょうど含まれている。
さらに撮影光学系のF値が定数Fよりも大きくなると、上述したように実際に焦点検出に利用できる測距瞳分布は射出瞳90の内部領域であるから、変換係数Kは式(11)ではなく式(12)を用いて算出される。このとき、算出を簡略化するため、撮影光学系のF値が定数Fよりも小さい範囲であれば、変換係数Kは式(12)を用いて一定の値として算出される。そして例えば、撮影光学系のF値が定数Fに等しいとき、図10(c)に示すように、測距瞳92、93の双方の重心C1およびC2が射出瞳90の外周上に位置している。
さらに撮影光学系のF値が定数Fよりも大きくなると、変換係数Kは式(11)および(12)ではなく式(13)を用いて算出される。定数FおよびFの値は、図2に示した焦点検出光学系に応じて定まり、例えばマイクロレンズ50および60の口径、光軸91から光電変換部52、53、62および63の重心位置、ならびにマイクロレンズ50および60と光電変換部52、53、62との間の距離に基づいて決定される。
第1の実施の形態で説明したように、x、xは記憶装置207に格納されている開口データに基づいて近似値を算出することができる。式(4)〜(8)を用いた演算に基づき、i=1,2,3に対して、x=min{Xp(i)}、x=max{Xm(i)}として各々求めることができる。このようにして求められるxおよびxに基づき距離dが算出され、距離dに基づき式(10)を用いて変換係数Kが算出され、式(1)に基づいてデフォーカス量defが算出される。
図11は、本実施の形態における焦点検出装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、焦点検出装置に含まれるボディCPU214で実行される。ボディCPU214は、ステップS710において、レンズCPU206よりF値を取得するとともに、記憶装置207に格納されている開口データを取得する。ステップS720において、撮影レンズの射出光束包括線と焦点検出方向直線との交点x、xを上述した演算により算出し、それらの差を取ることで2点xおよびxの間の距離dを算出する。ステップS1130において、像ズレ量をデフォーカス量に変換するための変換係数Kを式(10)に基づいて算出する。具体的には、上述したように、F値に応じて式(11)〜(13)のいずれかを用いて算出する。ステップS1140において、瞳分割型位相差検出方式に基づく焦点検出処理により像ズレ量sを検出する。ステップS1150において、式(1)に基づいてデフォーカス量defを算出する。ステップS1160において、デフォーカス量defに基づいたレンズ駆動制御をレンズCPU206に指示する。以上をもって、本フローチャートに示す処理は終了する。
以上で説明した第3の実施の形態の焦点検出装置においては、ボディCPU214は、ステップS710で取得した3つの開口データに基づいて一対の重なり領域の瞳重心G1およびG2を通る直線と交換レンズ202の前玉射出瞳31fpおよび後玉射出瞳31bpの外周との交点xおよびxの間の距離dを算出するステップS1120の処理と、一対の測距瞳92および93のマイクロレンズ50および60からの測距瞳距離Lと瞳重心間距離gとの比の値とに基づき、像ズレ量をデフォーカス量に変換するステップS1150の処理とを行う。こうすることにより、演算量を低減し、焦点検出動作に要する処理時間を短縮化できるという作用効果がある。
−−−第4の実施の形態−−−
第3の実施の形態においては、変換係数Kを式(10)に基づく近似計算によって算出し、式(1)に基づいてデフォーカス量defを算出した。図12において、撮像素子212に配置された撮像画素810は、例えば赤(R)、緑(G)および青(B)のいずれかの色フィルタを有し、赤色フィルタRを有する赤撮像画素810Rと、緑色フィルタGを有する緑撮像画素810Gと、青色フィルタBを有する青撮像画素810Bとがベイヤ配列に従って配置される。図13に示すように、赤撮像画素810Rが受光する赤色光、緑撮像画素810Gが受光する緑色光および青撮像画素810Bが受光する青色光からなる3種類の単色光は波長帯域が相異なる。すなわち、赤撮像画素810Rと緑撮像画素810Gと青撮像画素810Bとはそれぞれ異なる分光感度特性を有する。図13に示すように、緑撮像画素810Gの分光感度のピーク値近傍に対応する波長帯域は、赤撮像画素810Rの分光感度のピーク値近傍に対応する波長帯域と青撮像画素810Bの分光感度のピーク値近傍に対応する波長帯域との間に挟まれた中央の波長帯域である。
また、赤色光と緑色光と青色光とは、それぞれの波長帯域が相異なる単色光であるため、回折特性も相異なる。図3に示した測距瞳分布は、被写体からの入射光に含まれる上述した3種類の単色光の混色比に応じて、上述した回折の影響で変化する。それら3種類の単色光のそれぞれに対応する測距瞳92および93におけるボケ921、922、923、931、932および933も、各色の単色光に応じて相異なる。したがって、波長の異なる各色の単色光に対応する瞳重心距離gも相異なることとなり、変換係数Kの値も互いに異なることとなる。すなわち、波長の異なる各色の単色光に対して式(10)が各々規定され、式(11)〜(13)も各色の単色光に対して規定されることとなる。
しかし、第4の実施の形態における撮像装置においては、式(10)すなわち式(11)〜(13)を、例えば緑色光に対応する変換係数Kの算出にのみ用いて、赤色光に対応する変換係数Kおよび青色光に対応する変換係数Kの算出には用いない。このとき、式(11)〜(13)における定数FおよびF、ならびに定数a、a、b、bおよびbは、緑色光についてのみ記憶装置219に格納しておけばよい。距離dは各色の単色光が混色された入射光に関して求められる。第4の実施の形態における撮像装置においては、各色の単色光が混色された入射光に対する変換係数Kを、例えば緑色光に対応する変換係数Kに基づき、緑色光、赤色光および青色光の混色比を考慮した後述する補正演算式(14)を用いて算出する。
図12において、各焦点検出画素1220は、一対の光電変換部1220Aおよび1220Bを有している。これらの焦点検出画素1220は、例えば、ベイヤ配列に従って配置された撮像画素1210のうちの緑撮像画素1210Gと青撮像画素1210Bとが配置された行のうちの一部に取って代わるように、一列に並んで配置されることにより、焦点検出エリアを形成している。この焦点検出エリアを含む近傍の領域1250の一例を、図12の破線で囲んだ領域で示す。領域1250に含まれる赤撮像画素1210Rの出力平均値Mと、領域1250に含まれる緑撮像画素1210Gの出力平均値Mと、領域1250に含まれる青撮像画素1210Bの出力平均値Mとに基づき、式(14)を用いて緑色光に対応する変換係数Kを補正することにより、各色の単色光が混色された入射光に対する変換係数Kは算出される。
特開2007−121896号公報によると、変換係数Kは撮影光学系のF値に応じて変化することから、変換係数K、KおよびKもまた各々撮影光学系のF値に応じて変化することとなる。したがって、式(14)において、補正係数α(F)は撮影光学系のF値の関数である。緑色光は図13に示すように青色光と赤色光との間に挟まれた中央の波長帯域を示す。すなわち、緑色光の波長帯域は、緑色光、青色光および赤色光の各単色光が均一に混色された白色入射光の波長分布の中央波長帯域に該当するため、波長帯域が緑色光を挟んで互いに反対側に該当する赤色光および青色光の各々に対応する出力平均値MおよびMのいずれもが緑色光に対応する出力平均値Mと等しくなり、すなわち変換係数Kは変換係数Kと等しい。これは白色入射光の場合、式(14)において、M≒M≒MゆえにK≒Kが導かれることと合致する。
赤色光を多く含む入射光は緑色光よりも回折角が大きく、測距瞳分布が大きくなる。したがって、その入射光における瞳重心距離gは大きくなるため、変換係数Kは変換係数Kよりも大きくなる。これは、入射光がほぼ赤色光のみを含む場合は、式(14)において、N≒M≒0ゆえにK≒K・{1+α(F)}となるから、K>Kが導かれることと合致する。青色光を多く含む入射光は緑色光よりも回折角が小さく、測距瞳分布が小さくなるため。したがって、その入射光における瞳重心距離gは小さくなるため、変換係数Kは変換係数Kよりも小さくなる。これは、入射光がほぼ青色光のみを含む場合は、式(14)において、M≒M≒0ゆえにK≒K・{1−α(F)}となるから、K<Kが導かれることと合致する。こうして、入射光の混色比を考慮した変換係数Kが得られる。
撮影光学系のF値が大きくなると、図10に示したように、射出瞳90の大きさが小さくなる。射出瞳90の大きさが小さくなると、図3に示したように、瞳重心間距離gが小さくなる。そこで、本実施の形態では、式(14)における補正係数α(F)を、式(15)を用いて求める。定数pおよびqは本実施の形態による焦点検出装置固有の値であり、種々の交換レンズ202に対して種々の像高でデフォーカス値を予め実測しておくことで、定数pおよびqを最小二乗法等の統計的手法により決定することとする。決定された定数pおよびqは、記憶装置219に格納される。
図14は、本実施の形態における撮像装置の焦点検出動作を示すフローチャートである。本フローチャートに示す処理は、焦点検出装置に含まれるボディCPU214で実行される。ボディCPU214は、ステップS1410において、第3の実施の形態の説明で示した式(10)を用いて変換係数Kを算出する。ステップS1420において、変換係数Kを、式(14)を用いて算出する。ステップS1430において、瞳分割型位相差検出方式に基づく焦点検出処理により像ズレ量sを検出する。ステップS1440において、式(1)に基づいてデフォーカス量defを算出する。ステップS1450において、デフォーカス量defに基づいたレンズ駆動制御をレンズCPU206に指示する。以上をもって、本フローチャートに示す処理は終了する。
以上で説明した第4の実施の形態の撮像装置は、第3の実施の形態の実施の形態の焦点検出装置と、赤色光の波長帯域と緑色光の波長帯域と青色光の波長帯域とに対応する3種類の分光感度特性を有し、交換レンズ202の透過光を受光して3種類の分光感度特性に応じた撮像信号を出力する複数の撮像画素810と、焦点検出エリアとを含む撮像素子212とを有する。ボディCPU214は、赤色光の波長帯域、緑色光の波長帯域、および青色光の波長帯域のうち、中央の波長帯域の緑色光に対応する変換係数Kを算出するステップS1310の処理と、撮像素子212上の焦点検出エリア近傍の領域1250における複数の撮像画素810の各々からの、3種類の分光感度特性の各々に対応した出力平均値M、MおよびMに基づき、変換係数Kを補正するステップS1320の処理とを行う。こうすることにより、演算量が低減され、焦点検出動作に要する処理時間を短縮化できるという作用効果がある。
第4の実施の形態においては、変換係数Kを式(15)を用いて求める際に、第3の実施の形態における式(10)を用いて求めた変換係数Kを用いることとした。しかし、例えば第1の実施の形態における緑色光に関する測距瞳距離Lと、式(3)を用いて求めた緑色光に関する瞳重心距離gとに基づいて得られる変換係数Kを用いることとしてもよい。あるいは第2の実施の形態におけるニューラルネットワーク構成を用いて、緑色光について求められる変換係数Kを用いることとしてもよい。
上述した第1〜第3の実施の形態の説明においては、マイクロレンズを用いた瞳分割型位相差検出方式による焦点検出光学系に本発明を適用した実施の形態を例示したが、再結像方式による瞳分割型位相差検出方式による焦点検出光学系に本発明を適用しても良い。
再結像型方式による瞳分割型位相差検出方式による焦点検出光学系においては、交換レンズの予定結像面近傍にコンデンサレンズが配置され、その背後にはイメージセンサが配置される。コンデンサレンズとイメージセンサとの間には、予定結像面近傍に結像された1次像をイメージセンサ上に再結像する一対の再結像レンズが配置され、その近傍には一対の絞り開口を有する絞りマスクが配置される。
イメージセンサは、複数の光電変換部が直線に沿って密に配置されたラインセンサである。それらの光電変換部の配置方向は、一対の測距瞳の分割方向(すなわち、絞り開口の並び方向)と一致する。このイメージセンサからは、イメージセンサ上に再結像された一対の像の強度分布に対応した情報が出力される。この情報に対して像ズレ検出演算処理(相関処理、位相差検出処理)を施すことによって、一対の像の像ズレ量が検出される。さらに、像ズレ量に所定の変換係数を乗ずることによって、予定結像面に対する現在の結像面の偏差(デフォーカス量)が算出される。
イメージセンサに配置された複数の光電変換部は、再結像レンズにより予定結像面上に投影される。デフォーカス量(像ズレ量)の検出精度は、像ズレ量の検出ピッチ(すなわち、予定結像面上に投影された複数の光電変換部の配列ピッチ)により決まる。
コンデンサレンズは、絞りマスクの絞り開口を、射出瞳上における一対の測距瞳として投影している。すなわち、イメージセンサ上に再結像される一対の像は、射出瞳上における一対の測距瞳を通過する焦点検出用光束によって形成される。
本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
30 予定焦点面、31fp 前玉射出瞳、31bp 後玉射出瞳、31op 絞り射出瞳、50 マイクロレンズ、60 マイクロレンズ、52 光電変換部、53 光電変換部、62 光電変換部、63 光電変換部、72 焦点検出用光束、73 焦点検出用光束、90 射出瞳、91 光軸、92 測距瞳、93 測距瞳、96 焦点検出用光束、201 デジタルスチルカメラ、202 交換レンズ、203 カメラボディ、204 マウント部、206 レンズCPU、207 記憶装置、209 レンズ、210 レンズ、211 絞り、212 撮像素子、213 焦点検出部、214 ボディCPU、215 液晶表示素子駆動回路、216 液晶表示素子、217 接眼レンズ、218 電気接点、219 記憶装置、921、922、923、931、932、933 ボケ、1210 撮像画素、1220 焦点検出画素、1250 焦点検出エリアを含む近傍の領域

Claims (6)

  1. 一対の受光素子アレイと、撮影光学系の透過光を瞳分割して得られる一対の焦点検出光束を前記一対の受光素子アレイに夫々導くレンズ系とを含み、前記一対の受光素子アレイの出力信号に基づき像ズレ量を検出する瞳分割型位相差方式の焦点検出手段と、
    前記撮影光学系において前記透過光を制限する複数の開口の大きさおよび位置に関する複数の開口データを取得する取得手段と、
    前記焦点検出手段の前記レンズ系と前記一対の受光素子アレイとにより決定される一対の測距瞳と前記撮影光学系の射出瞳との重なり部分である一対の重なり領域の重心間距離を、前記複数の開口データに基づいて算出する重心間距離算出手段と、
    前記一対の測距瞳の前記レンズ系からの測距瞳距離と、前記重心間距離算出手段により算出された前記重心間距離とに基づき、前記像ズレ量をデフォーカス量に変換する変換手段とを備え、
    前記重心間距離算出手段は、前記一対の重なり領域の各々の重心を通る直線と前記撮影光学系の射出瞳の外縁とが交わる2つの交点の位置を表す変数についての2次式に対して、前記取得手段により取得された前記複数の開口データと、前記受光素子アレイ上の前記焦点検出が行われる位置を表す位置データとにより求められる前記変数の変数値を代入することにより、前記重心間距離を算出することを特徴とする焦点検出装置。
  2. 請求項1に記載の焦点検出装置において、
    前記レンズ系は、前記一対の受光素子アレイを構成する複数の受光素子の各々に対応して設けられたマイクロレンズであることを特徴とする焦点検出装置。
  3. 請求項1に記載の焦点検出装置において、
    前記レンズ系は、一対の再結像レンズであり、
    前記一対の再結像レンズは、前記撮影光学系によって形成される光学像を前記一対の受光素子アレイの各々の近傍に再結像させることを特徴とする焦点検出装置。
  4. 請求項1または2に記載の焦点検出装置と、
    第1の波長帯域と第2の波長帯域と第3の波長帯域とに対応する3種類の分光感度特性を有し、前記透過光を受光して前記3種類の分光感度特性に応じた撮像信号を出力する複数の撮像用受光素子と、前記一対の受光素子アレイとを含む撮像素子と、
    前記撮像素子上の前記一対の受光素子アレイ近傍の近傍領域における前記複数の撮像用受光素子の各々からの、前記3種類の分光感度特性の各々に対応した出力平均値に基づき、前記関数値算出手段によって算出された前記関数値を補正する補正手段とを備え、
    前記関数値算出手段は、前記第1の波長帯域、前記第2の波長帯域および前記第3の波長帯域のうち、中央の波長帯域の光に対応する前記関数値を算出することを特徴とする撮像装置。
  5. 焦点検出装置と、
    撮影光学系と記憶手段とを有する撮影レンズユニットとを備えるカメラシステムであって、
    前記焦点検出装置は、
    一対の受光素子アレイと、前記撮影光学系の透過光を瞳分割して得られる一対の焦点検出光束を前記一対の受光素子アレイに夫々導くレンズ系とを含み、前記一対の受光素子アレイの出力信号に基づき像ズレ量を検出する瞳分割型位相差方式の焦点検出手段と、
    前記撮影光学系において前記透過光を制限する複数の開口の大きさおよび位置に関する複数の開口データを取得する取得手段と、
    前記焦点検出手段の前記レンズ系と前記一対の受光素子アレイとにより決定される一対の測距瞳と前記撮影光学系の射出瞳との重なり部分である一対の重なり領域の重心間距離を、前記複数の開口データに基づいて算出する重心間距離算出手段と、
    前記一対の測距瞳の前記レンズ系からの測距瞳距離と、前記重心間距離算出手段により算出された前記重心間距離とに基づき、前記像ズレ量をデフォーカス量に変換する変換手段とを有し、
    前記重心間距離算出手段は、前記一対の重なり領域の各々の重心を通る直線と前記撮影光学系の射出瞳の外縁とが交わる2つの交点の位置を表す変数についての2次式に対して、前記取得手段により取得された前記複数の開口データと、前記受光素子アレイ上の前記焦点検出が行われる位置を表す位置データとにより求められる前記変数の変数値を代入することにより、前記重心間距離を算出し、
    前記2次式は前記変数と所定の定数とを含み、
    前記記憶手段は、前記複数の開口データと前記所定の定数とを記憶し、
    前記重心間距離算出手段は、前記重心間距離を算出する際に、前記記憶手段から前記複数の開口データと前記所定の定数とを読み出す、
    ことを特徴とするカメラシステム。
  6. 請求項5に記載のカメラシステムに用いられる撮影レンズユニット。
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