JP5045703B2 - 移動式クレーン - Google Patents

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Description

本発明は、小型のクレーンに関するものである。
従来から、例えば、特許文献1に開示されるような小型のクレーンが知られている。図13は、特許文献1に係るクレーンの概略構成を示す側面図である。図14は、図13のクレーンの概略構成を示す平面図である。
図13及び図14を参照して、クレーン100は、下部走行体101と、下部走行体101上に旋回可能に搭載された上部旋回体102と、上部旋回体102に起伏可能に設けられたブーム103とを備えている。
上部旋回体102は、アッパーフレーム105と、このアッパーフレーム105上に立設された取付フレーム106とを備えている。
取付フレーム106は、図14に示すように、前後方向に長い左右一対の板材107、108を備え、これら板材107、108には、ブーム103の起伏中心となるブームフットピン109(図13参照)が設けられている。
前記上部旋回体102の前端下部には、フック115を昇降させるためのロープRを繰り出し、及び巻き取り可能なウィンチ110が設けられている。また、ウィンチ110の後ろで、かつ、ウィンチ110よりも上となる各板材107、108同士の間の位置には、ウィンチ110から繰り出されたロープRをブーム103の先端側に折り返すように保持するシーブ114が設けられている。
特開2006−96506号公報
特許文献1のクレーン100では、ウィンチ110とシーブ114との間で前下がりに配されたロープRの途中部と、アッパーフレーム105との間のスペースに機材(例えば、油圧機器:図示せず)が設けられるが、この機材にロープRが接触して当該機材を損傷するおそれがあった。
具体的に、ウィンチ110の駆動時においては、ウィンチ110とシーブ114との間のロープRの途中部が上下に揺れながら前後に移動するため、この上下動の範囲内に位置する機材にロープRが接触するおそれがある。
前記機材を保護するために、ロープRとその下の機材との間を遮るように、各板材107、108同士の間に跨る保護部材を設けることが考えられるが、各板材107、108同士の間を塞いでしまうと、その下の機材のメンテナンスが難しくなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ロープの下に配された機材のメンテナンス性を確保しながら、当該機材を保護することができる移動式クレーンを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、移動式クレーンであって、ベースフレームと、前記ベースフレームに立設され、前後方向に延びる左右一対の立設板と、前記両立設板同士の間に配置される基端部を有し、この基端部が前記両立設板に起伏可能に支持されたブームと、前記ベースフレームの前部に設けられ、前記ブームの先端に吊持されたフックを昇降させるためのロープを繰り出し及び巻き取り可能なウィンチと、前記ウィンチの後ろで、かつ、前記ウィンチよりも上となる両立設板同士の間の位置に設けられ、前記ウィンチとフックとの間のロープが掛けられるシーブと、前記ウィンチとシーブとの間に位置するロープの途中部と、ベースフレームとの間となる位置に設けられた機材と、前記両立設板に跨るように設けられ、前記機材と前記ロープの途中部とを遮ることにより前記機材を保護する保護部材とを備え、前記保護部材は、少なくとも左右2つの分割片に分割可能に構成されているとともに、前記各分割片ごとに前記両立設板から取り外し可能であることを特徴とする移動式クレーンを提供する。
本発明によれば、保護部材が両立設板に対して着脱可能に構成されているため、保護部材を両立設板に取り付けた状態で、ロープと機材とを遮ることにより当該機材を保護しながら、メンテナンス時には保護部材を取り外すことができる。
ここで、保護部材の上にはロープが配されているため、両立設板同士を跨ぐ大きさの保護部材を、ロープを取り外すことなくそのまま脱着することは困難であるが、本発明では、保護部材が少なくとも左右2つの分割片に分割可能に構成されているため、分割した各分割片をロープを避けるように移動させることにより、ロープを取り外さなくても保護部材を容易に取り外すことが可能となる。
したがって、本発明では、保護部材を両立設板に取り付けた状態においてはロープの途中部と機材とを遮ることによりロープとその下の機材との接触を有効に抑制することができる一方で、この保護部材を各分割片ごとに分割して取り外すことができるため、ロープを取り外すことなく各分割片をロープを避けるようにして容易に取り外すことができ、機材のメンテナンス性を確保することができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記保護部材は、上から見たときに前記ロープの途中部と略平行する分割線に沿って分割可能な2つの分割片を有することが好ましい。
この構成によれば、ロープと略平行する分割線に沿って保護部材を分割することができるので、ロープを避けるように分割片を移動させる際に、分割片の分割線側の縁部がロープに引っ掛かることを抑制することができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記シーブは、左右方向に移動可能なスライドシーブからなり、前記分割線と左右方向で反対側となる前記両分割片の縁部は、それぞれ上から見たときに前記ロープの途中部と略平行することが好ましい。
この構成によれば、スライドシーブを採用しているため、ウィンチに対するロープの左右方向の位置に応じてシーブを左右に移動させることが可能となり、フリートアングルを小さく維持することができる。
そして、この構成のようにスライドシーブを採用した場合、ウィンチとシーブとの間のロープの途中部は、前後方向に沿った姿勢のまま左右方向に平行移動することになるが、前記構成では、各分轄片の左右双方の縁部がロープと略平行に形成されているため、スライドシーブの位置に応じて、ロープを避ける方向をロープの右側又は左側から選択することができ、しかも何れの側からロープを避ける場合においても、ロープに対して各分轄片が引っ掛かるのを抑制することができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記立設板に対して前記保護部材を取り付けるためのボルトと、前記保護部材を挟んで前記機材と反対側の位置から前記ボルトを螺合可能な取付部とをさらに備え、前記取付部は、前記ボルトの頭との間で前記保護部材を保持するように構成されているとともに、前記ボルトの頭が前記ウィンチの駆動に伴うロープの移動範囲外に配置される位置に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、取付部を備えているので、保護部材の機材と反対側(外側)の位置でボルトを螺合し又は緩めることにより、両立設板に対して保護部材の着脱を行うことができる。さらに、前記構成では、保護部材を両立設板に取り付けた状態で、ボルトの頭がロープの移動範囲外に配置されるため、当該ボルトの頭とロープとの接触を抑制することにより当該ボルトの破損を防ぐことができる。したがって、前記構成によれば、保護部材の着脱を容易にするとともに、保護部材の取付状態の安定化を図ることができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記保護部材は、前記ロープに面するとともに当該ロープの途中部に沿って前下がりに配置されたロープ側面と、前記ロープ側面の一部が前記ロープから離れる側に窪んで形成された凹部とを有し、前記ボルトの少なくとも一部は、前記凹部の内側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ロープ側面よりもロープの途中部から離れた位置にボルトを配置することができるので、ロープの移動範囲から上下に外れた位置にボルトの頭を配置することができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記両立設板同士を連結する連結部材をさらに備え、前記保護部材は、前記凹部の底面を取り囲む側面のうち前側へ向く前側面を貫くとともに、前記ボルトを挿通可能な貫通孔を備え、前記取付部は、前記連結部材に設けられ、前記貫通孔に挿通されたボルトと螺合可能な雌ねじ部を備えていることが好ましい。
この構成によれば、保護部材の前側面に形成された貫通孔を介してボルトを螺合させることができるため、ボルトの取り外し作業を保護部材の前方から容易に行うことができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記雌ねじ部は、当該雌ねじ部に螺合されたボルトの頭が前記シーブの回転軸心から下ろした垂線よりも後ろとなる位置に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ボルトの頭とロープとの接触をより確実に抑制することができる。つまり、シーブとウィンチとの間で前下がりに配されたロープは、その弛みに応じて上下に揺れた場合であっても、シーブの回転軸心から下ろした垂線を超えた後ろの範囲にまで入り込む可能性は低いため、前記構成のように前記垂線よりも後ろにボルトの頭を配置することで、当該ボルトとロープとの接触を有効に抑制することができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記保護部材は、前記ロープに面するとともに当該ロープの途中部に沿って前下がりに配置されたロープ側面を有し、前記取付部は、前記ボルトの頭が前記ウィンチの駆動に伴うロープの移動範囲の左右方向の外側となる前記ロープ側面上に位置するように位置決めされていることが好ましい。
この構成によれば、保護部材を取り付けた状態において、ボルトの頭がロープの移動範囲から左右に外れて配置されているため、当該ロープとボルトとの接触を抑制することができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記機材の少なくとも一部が露出されるように、前記機材と前記ロープの途中部との間で前記両立設板に跨って固定された補強部材をさらに備え、前記保護部材は、前記補強部材から露出された前記機材と前記ロープの途中部とを遮るように前記補強部材上に配置され、前記保護部材は、前記ボルトが挿通可能となるように前記ロープ側面を貫くとともに、前記ボルトを挿通可能な挿通孔を有し、前記取付部は、前記補強部材に設けられ、前記挿通孔に挿通されたボルトと螺合可能な第二雌ねじ部を備えていることが好ましい。
この構成によれば、補強部材の上に保護部材を載せ、これら保護部材と補強部材とをボルトによって締結することにより、両立設板の間に保護部材を取り付けることができるため、両立設板の補強と、機材の保護との両立を図ることができる。
前記移動式クレーンにおいて、前記シーブは、左右方向に移動可能なスライドシーブからなり、前記挿通孔及び第二雌ねじ部は、前記スライドシーブの移動範囲から左右方向に外れて配置されていることが好ましい。
この構成によれば、スライドシーブを採用することによりフリートアングルを小さく維持しながら、ボルトの頭とロープとの接触を抑制することが可能となる。
本発明によれば、ロープの下に配された機材のメンテナンス性を確保しながら、当該機材を保護することができる。
本発明の実施形態に係る移動式クレーンの全体構成を示す斜視図である。 図1の移動式クレーンの一部を省略して示す左側面図である。 図1の移動式クレーンの上部旋回体のフレームを主に示す斜視図である。 図1に示す移動式クレーンの上部旋回体のフレームを主に示す平面図である。 図1の移動式クレーンにおける右側の立設板の一部を省略して示す斜視図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図6の一部を拡大して示す側面断面図である。 図5の保護部材を取り外した状態を示す斜視図である。 図5の保護部材を拡大して示す斜視図である。 図9の保護部材を分解して示す斜視図である。 図7のXI−XI線断面図である。 ボルト、ウィンチドラム、シーブ及び分割線の位置関係を示す平面図である。 特許文献1に係るクレーンの概略構成を示す側面図である。 図13のクレーンの概略構成を示す平面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る移動式クレーンの全体構成を示す斜視図である。図2は、図1の移動式クレーンの一部を省略して示す左側面図である。図3は、図1の移動式クレーンの上部旋回体のフレームを主に示す斜視図である。図4は、図1に示す移動式クレーンの上部旋回体のフレームを主に示す平面図である。
図1〜図4を参照して、移動式クレーン1は、一対のクローラ2aを有する下部走行体2と、下部走行体2上に設けられ、キャブ18を有する上部旋回体3と、上部旋回体3に起伏可能に軸支されたブーム4とを備えている。なお、キャブ18内の乗員から見た前後左右方向を用いて以下説明する。
ブーム4の基端部は、ブームフットピン5回りに回動可能な状態で上部旋回体3に支持されている。そして、ブーム4は、上部旋回体3との間に設けられた起伏シリンダ6の伸縮に応じて前後に起伏するようになっている。具体的に、ブーム4は、図1に示す前倒姿勢と、図2に示す起立姿勢との間で起伏可能とされている。また、ブーム4は、1段目ブーム7〜5段目ブーム11と、5段目ブーム11の先端から吊持されるフックFとを有する5段伸縮式のブームであり、図外の油圧シリンダの伸縮に応じて各ブーム7〜11が相対変位することにより、全体として伸縮するようになっている。
上部旋回体3は、下部走行体2上に旋回可能に取り付けられた旋回フレーム(ベースフレーム)12と、旋回フレーム12の左右方向の略中央位置に立設された左右一対の立設板(図3参照)14、15と、旋回フレーム12の前部に設けられたウィンチ16と、ウィンチ16からのロープRをブーム4のフックFに導くためのシーブ17と、左の立設板15の左側に立設されたキャブ18と、右の立設板14の右側に設けられた被覆部材19と、両立設板14、15に跨って固定されたシーブカバー(連結部材)20及び補強部材21(図6参照)と、上部旋回体3と下部走行体2との間の油圧配管を中継するためのスイベルジョイント(機材)22と、このスイベルジョイント22を保護するための保護部材23とを備えている。
立設板14、15は、それぞれ厚み方向を左右方向に沿わせた姿勢で前後方向に延びる板部材である。各立設板14、15の側面形状について説明すると、図2及び図3に示すように、旋回フレーム12との連結部分24が前後方向に長く、この連結部分24の前後方向の略中央位置から延出部25が上に延びており、この延出部25の上端から傾斜部26が上方斜め後ろに延びている。
図2に示すように、各傾斜部26の間には、左右方向に延びるブームフットピン5が設けられ、このブームフットピン5回りにブーム4が起伏可能に軸支されている。また、各延出部25の間には、左右方向に延びるシーブ軸27が設けられ、このシーブ軸27回りにシーブ17が回転可能に軸支されている。さらに、各延出部25の間には、前記シーブ軸27よりも前で、かつ、下となる位置に左右方向に延びる支軸28が設けられ、この支軸28回りに回動可能となるように、前記起伏シリンダ6の基端部が軸支されている。
そして、各立設板14、15の前端部は、他の部分に比べて背が低くなっており、これら各立設板14、15の前端部上にウィンチ16が支持されている。
ウィンチ16は、ブーム4のフックFを昇降するためのロープRを巻回するためのウィンチドラム29と、このウィンチドラム29の右端部に設けられ、当該ウィンチドラム29を左右方向の軸回りに回転駆動するためのウィンチモータ30とを備えている。詳しくは後述するが、ウィンチドラム29は、キャブ18との干渉を避けるために、ブーム4の左右方向の中央位置よりも右側にシフトして配置されている。
シーブ17は、前記ウィンチ16の後ろで、かつ、ウィンチ16よりも上に設けられている。シーブ17には、前記ウィンチドラム29から後ろ斜め上に導かれるロープRを方向転換してブーム4の先端側(フックF側)導くために、ウィンチドラム29とフックFとの間のロープRの途中部が掛けられている。また、シーブ17は、図11に示すように、両立設板14、15同士の間に設けられたシーブ軸27の軸線に沿った移動範囲E1内で左右に移動可能とされたスライドシーブからなる。
以下、前記両立設板14、15の間に設けられた構成について、図5から図11を参照して説明する。図5は、図1の移動式クレーンにおける右側の立設板14の一部を省略して示す斜視図である。図6は、図5のVI−VI線断面図である。図7は、図6の一部を拡大して示す側面断面図である。図8は、図5の保護部材を取り外した状態を示す斜視図である。図9は、図5の保護部材を拡大して示す斜視図である。図10は、図9の保護部材を分解して示す斜視図である。図11は、図7のXI−XI線断面図である。
まず、図5〜図8を参照して、シーブカバー20は、両立設板14、15の間に跨るように設けられ、シーブ17の外側面の一部を覆うようになっている。具体的に、シーブカバー20は、シーブ17の後ろ下の約1/4の円周に沿って湾曲したカバー本体20aと、カバー本体20aの下部が後方へ折り返されて形成された折り返し部20bとを一体に有する板部材からなる。カバー本体20aは、シーブ17の後ろ下の外側面を被覆する。折り返し部20bは、その後面に固定されたナットN(図7参照)と、このナットNの雌ねじ部と同心に折り返し部20bを貫通する貫通孔20cとを備えている。折り返し部20b及びナットNは、後述する保護部材23を両立設板14、15に取り付ける取付部の一部を構成する。
補強部材21は、ウィンチ16とシーブ17との間のロープRとスイベルジョイント22(図6参照)との間で両立設板14、15の間に跨るように設けられ、当該両立設板14、15の強度部材として機能する。具体的に、補強部材21は、旋回フレーム12の表面に略垂直な姿勢とされた直立部21aと、この直立部21aの上部が後方へ折り返されて後ろ上がりに傾斜する傾斜部21bとを一体に有する板部材からなる。傾斜部21bの傾斜角は、図6に示すように、ウィンチ16とシーブ17との間のロープRの傾斜角と略同一とされている。また、傾斜部21bは、その先端部が左右二股となるように形成された切欠部21cを有し、この切欠部21cを介してシーブ17の下に配置されたスイベルジョイント22の一部を前方へ露出させるようになっている。つまり、オペレータは、傾斜部21bの切欠部21cを通してスイベルジョイント22のメンテナンスを行うことができる。また、傾斜部21bには、表裏に貫通する雌ねじ部21dが形成され、この雌ねじ部21dが後述する保護部材23を両立設板14、15に取り付ける取付部の一部を構成する。
保護部材23は、ウィンチ16とシーブ17との間のロープRの途中部とスイベルジョイント22とを遮るように、両立設板14、15同士の間に設けられている。具体的に、保護部材23の左右幅寸法は、両立設板14、15同士の間の寸法よりも若干小さい寸法である。また、保護部材23の後端部は、前記シーブカバー20に取り付けられている一方、保護部材23の前端部は、前記補強部材21の傾斜部21b上に取り付けられている。その結果、保護部材23は、前記補強部材21の切欠部21cを上から覆い、ロープRとスイベルジョイント22とを遮っている。以下、保護部材23の具体的構成について説明する。
図9及び図10を参照して、保護部材23は、分割線H1に沿って分割可能な左右一対の分割片31、32を備えている。分轄線H1は、上から見たときにウィンチ16とシーブ17との間のロープRと略平行する向きに形成されている(図11参照)。
右側の分割片31は、右本体板33と、この右本体板33の後端部の右縁部に立設された右立設板34とを備えている。
右本体板33は、両立設板14、15に取り付けられた状態(図7参照)で、ウィンチ16とシーブ17との間のロープRに略平行して前下がりとなる傾斜部33aと、この傾斜部33aの後部でロープRから離れる側(後側)に折り返された第一折り部33bと、この第一折り部33bの後部で前記傾斜部33aと略平行する向きに折り返された第二折り部33cと、この第二折り部33cの後部でロープRに近づく側(前側)に略直角に折り返された第三折り部33dとを一体に有する板材である。この右本体板33の右側縁は、上から見たときにウィンチ16とシーブ17との間のロープRと略平行する向きに形成されている(図11参照)。
本実施形態では、傾斜部33aの前側面がロープ側面を構成し、第一〜第三折り部33b〜33dによりロープRから離れる側に窪む凹部D1が形成されている。そして、前記第三折り部33dには、右本体板33を厚み方向に貫く左右一対の貫通孔(図7参照)33eが形成され、これら貫通孔33eは、それぞれボルトB1、B2(図11参照)を挿通可能な大きさとされている。
右立設板34は、第二折り部33cよりも前から第三折り部33dまでの範囲に設けられ、ウィンチ16とシーブ17との間のロープRがこの右立設板34よりも右側へ移動するのを規制している。
左側の分割片32は、左本体板35と、この左本体板35の前端右縁部に設けられた押圧板36と、左本体板35の左縁部に立設された左立設板37とを備えている。
左本体板35は、両立設板14、15に取り付けられた状態(図7参照)で、ウィンチ16とシーブ17との間のロープRに略平行して前下がりとなる傾斜部35aと、この傾斜部35aの後部でロープRから離れる側(後側)に折り返された第一折り部35bと、この第一折り部35bの後部で前記傾斜部35aと略平行する向きに折り返された第二折り部35cと、この第二折り部35cの後部でロープRに近づく側(前側)に略垂直に折り返された第三折り部35dとを一体に有する板材である。この左本体板35の左側縁は、上から見たときにウィンチ16とシーブ17との間のロープRと略平行する向きに形成されている。
本実施形態では、傾斜部35aの前側面がロープ側面を構成し、第一〜第三折り部35b〜35dによりロープRから離れる側に窪む凹部D2が形成されている。これら傾斜部35a及び各折り部35b〜35dは、右本体板33に対応する形状とされているため、図9に示すように、右本体板33と左本体板35とを左右に並べると、傾斜部35a、35a同士、及び折り部33b〜33d、35b〜35d同士が互いに揃った形状となる。
そして、前記第三折り部35dには、左本体板35を厚み方向に貫く左右一対の貫通孔(図7参照)35eが形成され、これら貫通孔35eは、それぞれボルトB3、B4(図11参照)を挿通可能な大きさとされている。
さらに、左本体板35の前端左部は、前端に突出しており、この突出部には、ボルトB5を挿通可能な挿通孔35f(図7参照)が形成されている。この挿通孔35fに挿通したボルトB5は、前記補強部材21の雌ねじ部21dに対応する位置に設けられている。
押圧板36は、左本体板35の前端右縁部上に設けられ、当該右縁部から右側に突出している。この押圧板36は、前記ボルトB5によって左本体板35が補強部材21に取り付けられることに応じて、その下に配置された右本体板33を上から押え付ける役割を果たす。なお、この押圧板36の厚みは、ロープRと接触しないように各ボルトB1〜B5の頭の高さ寸法よりも小さくされている。
左立設板37は、傾斜部35aから第三折り部35dまでの範囲に設けられ、ウィンチ16とシーブ17との間のロープRがこの左立設板37よりも左側へ移動するのを規制している。
以下、図7、図11及び図12を参照して、前記各ボルトB1〜B5の頭の位置について説明する。
ボルトB1〜B4は、図7に示すように、各凹部D1、D2内に配置されていることにより、各傾斜部33a、35aに配置する場合よりもロープRから遠くに配置することができるため、ボルトB1〜B4の頭とロープRとの接触を抑制することができる。
また、ボルトB1〜B4は、凹部D1、D2の底面(第二折り部33c、35c)を取り囲む面のうちの前を向く第三折り部33d、35dの貫通孔33e、35eを通して螺合するようにしているため、保護部材23の前側からボルトB1〜B4の付け外しを容易に行うことができる。
さらに、ボルトB1〜B4は、シーブ軸27の軸心から下ろした垂線Gよりも後ろに配置されているため、ボルトB1〜B4の頭とロープRとの接触をより有効に抑制することができる。つまり、シーブ17とウィンチ16との間で前下がりに配されたロープRは、その弛みに応じて上下に揺れた場合であっても、前記垂線Gを超えた後ろの範囲にまで入り込む可能性は低いため、ボルトB1〜B4とロープRとの接触を有効に抑制することができる。
一方、図11及び図12に示すように、ボルトB5は、スライドシーブであるシーブ17の移動範囲E1から左側に外れた範囲に配置されている。したがって、シーブ17としてスライドシーブを採用することにより、フリートアングルを小さく維持しながら、シーブ17が左右に移動した場合であっても、ロープRとボルトB5との接触を抑制することができる。
ここで、シーブ17の移動範囲E1の左右方向の中央位置C3は、図12に示すように、ブーム4の左右方向の中央位置C2から右側に位置ずれしている。その理由は以下の通りである。
近年、揚程を大きくすること等を目的としてウィンチドラム29の大型化が望まれているが、本実施形態のようにキャブ18と左右に並んでウィンチドラム29を配置する場合、ウィンチドラム29をキャブ18から離れる側にシフトして配置せざるを得ない。そこで本実施形態のように、ウィンチドラム29の中央位置C1をブーム4の中央位置C2(両立設板14、15の間の中央位置)からキャブ18から離れる側(右側)にずらして配置することになるが、フリートアングルを維持するためには、このウィンチドラム29の位置に合わせてシーブ17の移動範囲もシフトする必要がある。したがって、本実施形態では、ウィンチドラム29の中央位置C1と一致するように、シーブ17の移動範囲の中央位置C3を右側にシフトさせている。
そして、保護部材23の分割線H1は、ブーム4の中央位置C2よりもシーブ17の移動範囲の中央位置C3に近接して配置されている。したがって、分割線H1がブーム4の中央位置C2に近接して配置されている場合と比較して、シーブ17の移動に応じて変化するロープRの左右位置と分割線H1の左右位置との位置ずれの最大値を小さくすることができる。したがって、保護部材23の取り外しが容易になる。
以下、保護部材23の取り外し作業について説明する。
図7、図11及び図12を参照して、まず、ボルトB3〜B5を取り外すことにより、分割線H1に沿って右側の分割片31から左側の分割片32を分割し、この分割片32をロープRを避けるようにして、両立設板14、15の間から取り外す。ここで、分轄片32の左右の側縁部は、ロープRと略平行する向きに形成されているので、シーブ17の位置応じて、ロープRを避ける方向をロープRの右側又は左側から選択することができ、しかも何れの側からロープRを避ける場合でもロープRに対して分轄片32が引っ掛かり難い。
次に、ボルトB1及びB2を取り外すことにより、残る分割片31をロープRを避けるようにして、両立設板14、15の間から取り出す。分轄片32と同様に、分轄片31の左右の側縁部は、ロープRと略平行する向きに形成されているので、シーブ17の位置に応じて、ロープRを避ける方向をロープRの右側又は左側から選択することができ、しかも何れの側からロープRを避ける場合でもロープRに対して分轄片31が引っ掛かり難い。
以上説明したように、前記実施形態によれば、保護部材23が両立設板14、15に対して着脱可能に構成されているため、保護部材23を両立設板14、15に取り付けた状態で、ロープRとスイベルジョイント22とを遮ることにより当該スイベルジョイント22を保護しながらメンテナンス時には保護部材23を取り外すことができる。
ここで、保護部材23の上には、ロープRが配されているため、両立設板14、15同士を跨ぐ大きさの保護部材23を、ロープRを取り外すことなくそのまま脱着することは困難であるが、前記実施形態のように保護部材23が2つの分轄片31、32に分轄可能に構成されているため、分轄した各分轄片31、32をロープRを避けるように移動させることにより、ロープを取り外さなくても保護部材を容易に取り外すことができる。
したがって、前記実施形態では、保護部材23を両立設板14、15に取り付けた状態においてはロープRの途中部とスイベルジョイント22とを遮ることによりロープRとその下のスイベルジョイント22との接触を有効に抑制することができる一方で、この保護部材23を各分割片31、32ごとに分轄して取り外すことができるため、ロープRを取り外すことなく各分轄片31、32をロープRを避けるようにして容易に取り外すことができ、スイベルジョイント22のメンテナンス性を確保することができる。
なお、本実施形態では、シーブカバー20及び補強部材21を介して両立設板14、15に対して保護部材23を取り付ける構成としているが、保護部材23を両立設板14、15に直接取り付ける構成とすることもできる。
B1〜B5 ボルト
D1、D2 凹部
F フック
H1 分割線
R ロープ
1 移動式クレーン
2 下部走行体
4 ブーム
12 旋回フレーム(ベースフレーム)
14、15 立設板
16 ウィンチ
17 シーブ
20 シーブカバー(連結部材)
21 補強部材
22 スイベルジョイント(機材)
23 保護部材
27 シーブ軸
31、32 分割片
33e、35e 貫通孔
35f 挿通孔

Claims (10)

  1. 移動式クレーンであって、
    ベースフレームと、
    前記ベースフレームに立設され、前後方向に延びる左右一対の立設板と、
    前記両立設板同士の間に配置される基端部を有し、この基端部が前記両立設板に起伏可能に支持されたブームと、
    前記ベースフレームの前部に設けられ、前記ブームの先端に吊持されたフックを昇降させるためのロープを繰り出し及び巻き取り可能なウィンチと、
    前記ウィンチの後ろで、かつ、前記ウィンチよりも上となる両立設板同士の間の位置に設けられ、前記ウィンチとフックとの間のロープが掛けられるシーブと、
    前記ウィンチとシーブとの間に位置するロープの途中部と、ベースフレームとの間となる位置に設けられた機材と、
    前記両立設板に跨るように設けられ、前記機材と前記ロープの途中部とを遮ることにより前記機材を保護する保護部材とを備え、
    前記保護部材は、少なくとも左右2つの分割片に分割可能に構成されているとともに、前記各分割片ごとに前記両立設板から取り外し可能であることを特徴とする移動式クレーン。
  2. 前記保護部材は、上から見たときに前記ロープの途中部と略平行する分割線に沿って分割可能な2つの分割片を有することを特徴とする請求項1に記載の移動式クレーン。
  3. 前記シーブは、左右方向に移動可能なスライドシーブからなり、
    前記分割線と左右方向で反対側となる前記両分割片の縁部は、それぞれ上から見たときに前記ロープの途中部と略平行することを特徴とする請求項2に記載の移動式クレーン。
  4. 前記立設板に対して前記保護部材を取り付けるためのボルトと、
    前記保護部材を挟んで前記機材と反対側の位置から前記ボルトを螺合可能な取付部とをさらに備え、
    前記取付部は、前記ボルトの頭との間で前記保護部材を保持するように構成されているとともに、前記ボルトの頭が前記ウィンチの駆動に伴うロープの移動範囲外に配置される位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の移動式クレーン。
  5. 前記保護部材は、前記ロープに面するとともに当該ロープの途中部に沿って前下がりに配置されたロープ側面と、前記ロープ側面の一部が前記ロープから離れる側に窪んで形成された凹部とを有し、
    前記ボルトの少なくとも一部は、前記凹部の内側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の移動式クレーン。
  6. 前記両立設板同士を連結する連結部材をさらに備え、
    前記保護部材は、前記凹部の底面を取り囲む側面のうち前側へ向く前側面を貫くとともに、前記ボルトを挿通可能な貫通孔を備え、
    前記取付部は、前記連結部材に設けられ、前記貫通孔に挿通されたボルトと螺合可能な雌ねじ部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の移動式クレーン。
  7. 前記雌ねじ部は、当該雌ねじ部に螺合されたボルトの頭が前記シーブの回転軸心から下ろした垂線よりも後ろとなる位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の移動式クレーン。
  8. 前記保護部材は、前記ロープに面するとともに当該ロープの途中部に沿って前下がりに配置されたロープ側面を有し、
    前記取付部は、前記ボルトの頭が前記ウィンチの駆動に伴うロープの移動範囲の左右方向の外側となる前記ロープ側面上に位置するように位置決めされていることを特徴とする請求項4〜7の何れか1項に記載の移動式クレーン。
  9. 前記機材の少なくとも一部が露出されるように、前記機材と前記ロープの途中部との間で前記両立設板に跨って固定された補強部材をさらに備え、
    前記保護部材は、前記補強部材から露出された前記機材と前記ロープの途中部とを遮るように前記補強部材上に配置され、
    前記保護部材は、前記ボルトが挿通可能となるように前記ロープ側面を貫くとともに、前記ボルトを挿通可能な挿通孔を有し、
    前記取付部は、前記補強部材に設けられ、前記挿通孔に挿通されたボルトと螺合可能な第二雌ねじ部を備えていることを特徴とする請求項8に記載の移動式クレーン。
  10. 前記シーブは、左右方向に移動可能なスライドシーブからなり、
    前記挿通孔及び第二雌ねじ部は、前記スライドシーブの移動範囲から左右方向に外れて配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の移動式クレーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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