JP5045632B2 - 通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム - Google Patents

通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5045632B2
JP5045632B2 JP2008253981A JP2008253981A JP5045632B2 JP 5045632 B2 JP5045632 B2 JP 5045632B2 JP 2008253981 A JP2008253981 A JP 2008253981A JP 2008253981 A JP2008253981 A JP 2008253981A JP 5045632 B2 JP5045632 B2 JP 5045632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
call
signal
communication control
instruction signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008253981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010087799A (ja
Inventor
幸貴 志垣
良信 下川
義幸 寿福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008253981A priority Critical patent/JP5045632B2/ja
Publication of JP2010087799A publication Critical patent/JP2010087799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5045632B2 publication Critical patent/JP5045632B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、移動端末の通信制御を行う通信制御装置に関し、特に使用禁止領域における移動端末の通信制御を行う通信制御装置等に関する。
携帯電話に代表される電波を発信する移動端末は、精密機器に影響を与え、誤作動等を引き起こすことが知られている。そのため、病院や飛行機等の多くの精密機械が設置されている箇所では使用が禁止されている。また、電車等の公共機関においても、ペースメーカー等を使用している乗客への影響を考慮して、携帯電話等の使用を自粛するよう各公共機関からの働きかけが見られる。さらに、電車やバス等の乗り物では、他の乗客の迷惑を考えずに大きな声で会話する携帯電話等の利用者が多い。
しかし、現在、携帯電話等の移動端末は、強制的に使用を規制する方法がなく、使用者のモラルに任せる状況であり、そのようなモラルを守らない人が多く見受けられる。
こうした問題の解決を図る技術として、禁止エリアへの入退場に応じて携帯端末に対して通信を完全に規制する技術や、表示盤や微弱電波を発する中継器を設け、当該中継器を介して通話を行う技術が開示されている(特許文献1ないし3を参照)。
特開2001−326977号公報 特開2007−124326号公報 特開2000−324539号公報
しかしながら、特許文献1に示す技術は、禁止エリアへの出入りによって携帯端末に対して通信の全てを制御するものであり、一切の着信を行うことができなくなるため、禁止エリア内にいる間は、緊急性を有するような呼び出しに対しても対応することができないという課題を有する。
特許文献2に示す技術は、転送されてきた着信が施設内にある表示盤で携帯端末使用者に通知され、携帯端末使用者は、その表示を発見し、その表示盤に近づいて会話を行うものであるため、携帯端末利用者は、呼び出しがあっている間に(呼び出しが切れる前に)表示盤にて自分に着信があることに気づき、なおかつ表示盤のボタン押下といったアクションを行う必要がある。しかし、これでは携帯端末使用者の状況によっては(例えば、検査中やトイレ等でその場にいない場合には)呼び出しに気が付かなかったり、受信できない場合が多いという課題を有する。また、近くにいたとしても、自分への呼び出しを表示盤で発見できなければならず、常に表示盤を監視しておかなければならないため、携帯端末利用者にとっては負担になってしまう。
特許文献3に示す技術は、中継器を設置し、中継器と端末間を微弱電波で着信可能にしたものである。しかし、複数の携帯端末を代行させるだけの特別な中継器が必要であり、基地局と通信するために必要な携帯端末の情報(個人情報等)を中継器に渡す必要があるため、セキュリティ上の危険性があるという課題を有する。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、移動端末の使用禁止領域において、当該移動端末の電波の送信を強制的に規制しつつ、緊急時の呼び出し等については確実に受信可能にする通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラムを提供することを目的とする。
(1.通信制御装置)
本願に開示する通信制御装置は、移動端末の使用禁止領域における通信制御を行う通信制御装置において、一の移動端末が移動体における前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信手段と、前記制御指示信号送信手段が送信した指示信号に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、任意の他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及び前記移動体の経路情報を含むエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、前記移動体の経路を担当する複数の基地局に送信する呼指示信号送信手段とを備え、当該呼指示信号送信手段が、複数のエリアに分割された前記移動体の移動経路上における基地局に対して、前記エリアごとに経時的に前記呼指示信号を送信するものである。
このように、本願に開示する通信制御装置においては、一の移動端末が使用禁止領域に進入した場合に、当該移動端末の信号送信機能を制限し、信号の送信が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、前記使用禁止領域に関する情報に基づいて前記移動端末に呼信号を発信するため、使用禁止領域内で移動端末が電波を発することができない場合であっても、確実に着信を確認することができ、緊急性を有するような呼び出しに対しても即座に対応することができるという効果を奏する。
また、中継器等のような特別な装置を用いることなく既存のインフラを利用して、必要最小限の機能を生かしつつ、使用禁止領域での移動端末の信号送信機能を確実に制限することができるため、容易で且つ効果的な通信制御を実現することができるという効果を奏する。
さらに、個人情報を他の装置に渡すような動作もないため、セキュリティの面でもリスクが少ないという効果を奏する。
なお、移動体の経路上の複数の基地局から呼信号を送信する際には、一斉に同時送信を行ってもよいし、若干のタイムラグによりリソースの使用の集中を避けて送信するようにしてもよい。
(2.移動端末の機能制限)
本願に開示する通信制御装置は、前記制限指示信号送信手段が送信する指示信号に、前記一の移動端末をマナーモードに設定するための信号、当該一の移動端末の電話機能を停止するための信号、及び当該一の移動端末の電源をオフにするための信号の少なくとも一の信号が含まれるものである。
なお、上記マナーモードの設定、電話機能の停止、電源オフの指示は、使用禁止領域に応じて設定される。
(4.推定された現在位置に基づく呼び出し)
本願に開示する通信制御装置は、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、当該一の移動端末の現在位置を、前記エリア情報に含まれる当該移動体の運行情報に基づいて推定する移動推定手段を備え、前記呼指示信号送信手段が、前記移動推定手段にて推定された当該一の移動端末の現在位置におけるエリアを担当する一、又は複数の基地局に対して、前記呼指示信号を送信するものである。
なお、呼信号の送信を行う際には、推定された移動端末の現在位置におけるエリアを担当する一の基地局から送信を行ってもよいし、推定された移動端末の現在位置におけるエリア、及びその周辺の複数のエリアを担当する基地局から同時、又は若干のタイムラグにより送信を行ってもよい。
これまで、本発明を装置として示したが、所謂当業者であれば明らかであるように本発明をシステム、方法、及び、プログラムとして捉えることもできる。これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
すなわち、本願に開示する通信制御装置の構成要素または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、回路、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも、他の態様として有効である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本発明は多くの異なる形態で実施可能である。従って、本実施形態の記載内容のみで本発明を解釈すべきではない。また、本実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
以下の実施の形態では、主にシステムについて説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明は装置、方法、及び、コンピュータを動作させるためのプログラムとしても実施できる。また、本発明はハードウェア、ソフトウェア、または、ハードウェア及びソフトウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置、または、磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る通信制御システムについて図1ないし図6を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る通信制御システムのシステム構成図、図2は、本実施形態に係る通信制御システムにおける簡易モジュールの機能ブロック図、図3は、本実施形態に係る通信制御システムを構成する通信制御装置の機能ブロック図、図4は、本実施形態に係る通信制御システムを構成する移動端末の機能ブロック図、図5は、本実施形態に係る通信制御システムの動作を示すシーケンス図、図6は、本実施形態に係る通信制御システムの動作の具体例を示す図である。
なお、本実施形態に係る通信制御システムの処理は、移動端末が固定施設内(例えば、医療施設等)の使用禁止領域に進入した場合の処理である。
(1.構成)
以下に、本実施形態に係る通信制御システムの構成について説明する。
(1−1 システム構成)
図1において、通信制御システム100は、通信制御装置110と基地局120(120A、120B、120C、・・・、120N)と移動端末130(130A、130B、・・・、130N)とを備える。
通信制御装置110(上位装置)は、主に、発信端末と着信端末の対応付けを行う。ここでは、基地局120Aを介して送信された、使用禁止領域150に進入した移動端末130Aの端末情報と当該使用禁止領域150に関するエリア情報とを受信し、それぞれの情報を対応付けて保持する。移動端末120Bから移動端末120Aに対して呼び出しがあった場合に、移動端末120Aが使用禁止領域内にいれば、当該使用禁止領域に対応する基地局120Aに呼び出し指示信号を送信する。
基地局120は、複数の移動端末130と上位装置(交換機や通信制御装置等)とを中継する装置である。基地局120は担当するエリアが決められており、例えば基地局120Aは、エリア121A内の移動端末と上位装置との中継を行う。移動端末130と基地局120とは無線接続され、上位装置と基地局とは有線接続されている。
移動端末130は、基地局120、及び上位装置を介して、他の移動端末120と通信を行う端末である。移動端末130は、上位装置に対して定期的に位置情報を送信しており、送信された位置情報に対応する基地局120を介して通信が行われる。
図1においては、エリア121A内に使用禁止領域150が含まれている。使用禁止領域150の出入り口付近には、当該エリアに関するエリア情報を含む禁止エリアコードを発信する簡易モジュール160が備えられており、例えば移動端末130Aが使用禁止領域150に進入すると、当該禁止エリアコードを受信し、基地局120Aを介して通信制御装置110に移動端末130Aの端末情報と使用禁止領域150のエリア情報とが送信される。
上位装置は、受信した端末情報とエリア情報とに基づいて、移動端末130Aの信号送信機能を停止するための停止信号を、基地局120Aを介して移動端末130Aに送信し、移動端末130Aの信号送信機能を停止する。
移動端末130Aの信号送信機能が停止されている場合に、他の移動端末130Bから着信があると、通信制御装置110は、基地局120Aを介して移動端末130Aに呼信号を送信し、移動端末130Aがその呼信号を受信する。このとき、移動端末130Aは、信号送信機能が停止しているが、信号受信機能は停止していないため、呼信号を受信することができる。また、通常は、呼信号の受信に対して応答信号を基地局120Aに対して送信するが、ここでは、信号送信機能が停止しているため、応答信号の送信は行わない。
(1−2 モジュール構成)
以下に、通信制御システムが有する簡易モジュール160、通信制御装置110、及び移動端末130のモジュール構成について説明する。
(1−2−1 簡易モジュールのモジュール構成)
図2において、簡易モジュール160は、信号送信部210とエリア情報220とを備える。信号送信部210は、エリア情報220に格納される情報を含む禁止エリアコードを送信する処理を行う。エリア情報220は、簡易モジュール160が備えられた使用禁止領域150に関する情報を格納するデータ部である。
簡易モジュール160は、各使用禁止領域150の出入り口付近に備えられ、エリア情報(エリアの種別、位置情報等)を禁止エリアコードとして、使用禁止領域150の出入り口付近のみ常時発信しており、使用禁止領域150に進入した移動端末130は、禁止エリアコードを受信し、端末情報と信号に含まれるエリア情報とを基地局120に送信する。
移動端末130は、使用禁止領域150を退出する際に、再度禁止エリアコードを受信することで、使用禁止領域150から退場したことを認識することができる。
(1−2−2 通信制御装置のモジュール構成)
図3において、通信制御装置110は、信号受信部310と信号解析部320と信号制御部330と送信信号生成部340と信号送信部350と端末情報360とエリア情報370とを備える。
信号受信部310は、基地局120からの信号、及び電話回線網を介した他の制御装置等からの信号を受信する処理を行う。
信号解析部320は、信号受信部310が受信した信号を解析し、信号制御部330に解析結果を送信する処理を行う。
信号制御部330は、信号解析部320が解析した結果に基づいて、端末情報、及びエリア情報等の格納、読み出し等を行うと共に、受信した信号に応答するための送信信号の生成指示を送信信号生成部340に送信する処理を行う。
送信信号生成部340は、信号制御部330からの生成指示に基づいて、送信信号を生成する処理を行う。送信信号には、例えば移動端末130の信号送信機能を停止するための停止指示信号や移動端末への呼び出しがあった場合の呼信号等が含まれる。
また、エリア情報を受信した場合には、当該エリア情報に基づいて、信号送信機能を停止するための停止指示信号の生成の他に、移動端末をマナーモードに設定するための信号、移動端末の電話機能を停止するための信号、及び移動端末の電源をオフにするための信号のいずれか一又は複数の信号を生成する。
信号送信部350は、送信信号生成部340が生成した送信信号を、対応する基地局120に送信する処理を行う。
端末情報360は、使用禁止領域150に進入している移動端末130から送信された端末情報を格納するデータ部である。
エリア情報370は、使用禁止領域150に関する情報を格納するデータ部である。端末情報360とエリア情報370は関連付けられて格納されており、現在どの移動端末130がどの使用禁止領域150に進入しているかがわかる構造となっている。
(1−2−3 移動端末のモジュール構成)
図4において、移動端末130は、端末信号受信部410と端末信号解析部420と端末信号制御部430と端末送信情報生成部440と端末信号送信部450と端末機能制御部460と呼通知部470と端末情報480とを備える。
端末信号受信部410は、基地局120からの信号を受信する処理を行う。
端末信号解析部420は、端末信号受信部410が受信した信号を解析し、端末信号制御部430に解析結果を送信する処理を行う。
信号制御部430は、信号解析部420が解析した結果に基づいて、端末情報480の読み出し、及び当該読み出した端末情報を送信するための送信信号の生成指示を端末送信信号生成部440に送信する処理を行う。また、基地局120から受信した信号に基づいて、端末機能制御部460に端末機能の制限を行うための指示信号を送信する。さらに、他端末からの着信があった場合に、呼通知部470に呼を通知する処理を行うための指示信号を送信する。
端末送信情報生成部440は、使用禁止領域に設置された簡易モジュールからの信号を受信した場合に、端末情報、及びエリア情報を基地局120に送信するための信号を生成する処理を行う。
なお、通常であれば、他端末から着信があった場合には、その応答信号を生成する処理を行うが、使用禁止領域内にいる間は、その応答処理を行わないため、応答信号を生成する処理は省略される。
端末信号送信部450は、端末送信情報生成部440が生成した送信情報を基地局120に対して送信する処理を行う。
端末機能制御部460は、上位装置から送信された指示信号に基づいて、移動端末の機能を制限する処理を行う。具体的には、移動端末の信号送信機能の停止、マナーモードの設定、電話機能の停止、電源オフ等の機能制限である。
呼通知部470は、他の移動端末から着信があった場合に、基地局120から送信される呼信号に基づいて、着信があった旨の通知を表示画面、及び/又は音等で行う。
端末情報480は、端末130に関する基本的な情報を格納するデータ部であり、少なくとも電話番号を格納している。
以上が、本実施形態に係る通信制御システムの構成についての説明である。
(2.動作)
以下に、本実施形態に係る通信制御システムの動作について説明する。図5、及び図6において、移動端末130Aが、使用禁止領域150(ここでは、病院等の固定施設とする)に進入すると、施設の出入り口に設置され、その周辺にしか届かない極小電力発信機である簡易モジュール160から禁止エリアコードが移動端末130Aに送信される。禁止エリアコードに含まれる情報には、例えば禁止エリア種別(1.移動施設、2.固定施設)、制限内容(1.マナーモード、2.電話禁止、3.送信電波停止、4.電源OFF)、及び状態(1.入場、2.退場)等の情報が含まれている。
なお、上記にも示したように、本実施形態においては、「1.固定施設」に入場した場合の処理の説明である。
移動端末130Aは、禁止エリアコードを受信すると(図6の(1))、入場したと判断される場合は、入場フラグを「1.入場」に設定し、退場したと判断される場合は、入場フラグを「2.退場」に設定する。入場の場合には、当該禁止エリアコードと端末情報(電話番号や位置情報等)を、基地局120を介して通信制御装置110に送信する(図6の(2))。
なお、入退場の判断は、現在の入場フラグの状態によって判断するようにしてもよい。例えば、現在の入場フラグが「1.入場」に設定されている場合に、禁止エリアコードを受信すると、退場である判断することができ、現在の入場フラグが「2.退場」に設定されている場合に、禁止エリアコードを受信すると、入場であると判断することができる。
また、簡易モジュール160が、使用禁止領域内全体に、一定間隔で禁止エリアコードを常時送信し、それを受信したタイミングで入場と判断し、受信している間は使用禁止領域内に滞在していると判断し、禁止エリアコードを受信しなくなったら退場と判断してもよい。
さらに、施設の出入り口の内側と外側で異なる2種類の禁止エリアコードを送信し、受信した禁止エリアコードの順番により入退場を判断してもよい。例えば、施設の内側に「1.入場」信号を送信し、施設の外側に「2.退場」信号を送信し、「2.退場」→「1.入場」の順番で禁止エリアコードを受信した場合は入場であると判断し、「1.入場」→「2.退場」の順番で禁止エリアコードを受信した場合は退場であると判断してもよい。
通信制御装置110は、受信した情報を確認し、禁止エリアコードと端末情報を記憶する。そして、コードの判定を行い、移動端末130Aを、信号送信機能が停止されている受信専用モードに登録し、信号送信機能の停止を指示する指示信号(受信専用モード移行指示信号)を生成して基地局120に送信する。基地局120は、指示信号に基づいて、移動端末130Aに停止信号を送信し、停止信号を受信した移動端末130Aは、信号送信機能を停止し、受信専用モードに移行する。移動端末130Aは、施設内にいる間は受信専用モードが維持される。また、併せてマナーモードの設定、電話禁止、電源OFF等の指示信号が送信されている場合には、その信号に基づいて、それぞれの利用態様モードに移行する。(図6の(3))
移動端末130Aの信号送信機能を停止するための指示信号を送信した通信制御装置110は、移動端末130Aへの報知エリア情報を登録する。報知エリア情報は、移動端末130Aが使用禁止領域に進入している間に、移動端末130Bから移動端末130Aに着信があった場合に、移動端末130Aに着信があった旨を報知するための情報である。すなわち、ここでは、移動端末130Aが進入した病院施設があるエリアの情報が報知エリアとして登録される(図6の(4))。
移動端末130Aが使用禁止領域に進入している間に、移動端末130Bから移動端末130Aに接続要求があると(図6の(5))、通信制御装置110は、発信先である移動端末130Aが受信専用モードとして登録されているかどうかを検索し、登録されていれば、移動端末130Bに対して、移動端末130Aが使用禁止エリアに進入中である旨のアナウンスを行い、呼び出しメッセージを使用するためのガイダンスを通知する(図6の(6))。呼び出しメッセージの使用とは、使用禁止領域150に進入している移動端末130Aに、呼び出し処理を行うことであり、呼び出し処理を行うための操作ガイダンスが通知される。例えば、「呼び出しを行う場合「1」を、呼び出しを行わない場合は「2」を押下してください。」といったガイダンスが通知される。
移動端末130Bから、呼び出しを行う旨の操作(例えば、「1」を押下)がなされると、通信制御装置110に呼び出し指示がなされ、登録されている報知エリアに呼び出しを指示する信号が送信される(図6の(7))。移動端末130Aは、呼び出し信号を、基地局120を介して受信し、表示画面、及び/又は音により移動端末130Bからの着信を通知する。
移動端末130Aの利用者は、通知された着信を見て使用禁止領域から退場する。その際に、再び施設の出入り口付近にしか届かない簡易モジュール160の禁止エリアコードを受信し、入場フラグの確認を行う。現在の入場フラグが、「1.入場」に設定されていることから、ここでは、使用禁止領域150から退場していると判断する。その判断を契機に、通信を行うためのMODEM部が再起動され、通信制御装置110に位置登録要求を行う(図6の(8))。
位置登録要求を受信した通信制御装置110は、移動端末130Aを確認し、受信専用モードを解除して、移動端末130Aの位置登録を行う。そして、移動端末130Aは、通常通り移動端末130Bの呼び出し処理(掛け直し)を行う。
以上が、本実施形態に係る通信制御システムの動作についての説明である。
このように、本実施形態に係る通信制御システムによれば、一の移動端末が使用禁止領域に進入した場合に、当該移動端末の信号送信機能を制限し、信号の送信が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、前記使用禁止領域に関する情報に基づいて前記移動端末に呼信号を発信するため、使用禁止領域内で移動端末が電波を発することができない場合であっても、確実に着信を確認することができ、緊急性を有するような呼び出しに対しても即座に対応することができる。
また、中継器等のような特別な装置を用いることなく既存のインフラを利用して、必要最小限の機能を生かしつつ、使用禁止領域での移動端末の信号送信機能を確実に制限することができるため、容易で且つ効果的な通信制御を実現することができる。
さらに、個人情報を他の装置に渡すような動作もないため、セキュリティの面でもリスクが少ない。
さらにまた、指示信号に、少なくとも、前記一の移動端末をマナーモードに設定するための信号、当該一の移動端末の電話機能を停止するための信号、及び当該一の移動端末の電源をオフにするための信号のいずれか一、又は複数の信号が含まれるため、使用禁止エリアにおける移動端末からの信号の送信を制限することができると共に、移動端末の使用態様についても制限することができるため、利用者のモラルに任せになっていた使用状況を改善して、確実にモラルが守られるように制御し、エリアごとに適切な使用態様で移動端末を使用することができる。
(本発明の第2の実施形態)
本実施形態に係る通信制御システムについて図7ないし図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る通信制御システムのシステム構成図、図8は、本実施形態に係る通信制御システムを構成する通信制御装置の機能ブロック図、図9は、本実施形態に係る通信制御システムの動作の具体例を示す第1の図、図10は、本実施形態に係る通信制御システムの動作の具体例を示す第2の図である。
なお、本実施形態に係る通信制御システムの処理は、移動端末が移動施設内(例えば、電車等)の使用禁止領域に進入した場合の処理である。
(1.構成)
以下に、本実施形態に係る通信制御システムの構成について説明する。
(1−1 システム構成)
図7において、通信制御システム100は、通信制御装置110と基地局120(120A、120B、120C、・・・、120N)と移動端末130(130A、130B、・・・、130N)とを備える。
図7において、通信制御システムを構成する構成要素は、上記第1の実施形態における通信制御装置の場合と同じである。本実施形態においては、使用禁止領域150が電車等の移動体であり、移動端末130Aの信号送信機能が停止されている状態で移動する点が異なる。つまり、移動端末130Aは信号送信機能が停止されているため、上位装置に対して位置登録を行うことができない。その状態で複数のエリアに跨って移動してしまうと、上位装置は移動端末130Aの位置を把握することができず、他の移動端末130Bからの呼信号を基地局120に対して指示することができなくなってしまう。
そこで、本実施形態においては、移動体の経路情報や運行情報を元に、呼信号の送信指示を行う。本実施形態に係る通信制御装置110は、発信端末と着信端末の対応付けを行う際に、移動端末130Aから送信されたエリア情報(移動体の情報)から、移動体の経路全体に係る基地局120に対して、呼信号の発信指示を行う。また、移動体の運行情報から、移動体の現在位置を推定し、推定された現在位置に係る一又は複数の基地局120に対して、呼信号の発信指示を行う。
(1−2 モジュール構成)
本実施形態に係る通信制御システムにおいて、簡易モジュール、及び移動端末のモジュール構成は、第1の実施形態と同じであるため説明は省略する。
図8において、通信制御装置110は、信号受信部310と信号解析部320と信号制御部335と送信信号生成部340と信号送信部350と端末情報360とエリア情報370と移動体情報810とを備える。
信号受信部310、信号解析部320、送信信号生成部340、信号送信部350、端末情報360、エリア情報370の機能は第1の実施形態と同じであるため説明は省略する。
信号制御部335は、第1の実施形態の場合と同様に、信号解析部320が解析した結果に基づいて、端末情報、及びエリア情報等の格納、読み出し等を行うと共に、受信した信号に応答するための送信信号の生成指示を送信信号生成部340に送信する処理を行い、さらに送信信号生成部340に生成指示を出す際に、移動体情報810を参照し、移動端末130が移動している経路情報、及び/又は運行情報に基づいて、一又は複数の基地局120に対して送信信号を送るための生成指示を出す。このとき、エリア情報には、侵入した使用禁止領域が移動施設であるという情報に加えて、施設種別(駅、空港、港、バス停等)や行先情報(行先、上り、下り、方面等)、出発時間等も格納される。
また、信号制御部335は、推定手段(図示しない)を有しており、一又は複数の基地局120に対して送信信号を送るための生成指示を出す場合に、移動体の現在位置を推定して、当該推定した位置を対象とする基地局に対して送信信号を送るための生成指示を出す。
なお、行先情報については、移動体や移動体に乗るための施設に備えられた行先表示盤との連携により、情報を取得するようにしてもよい。例えば、電車であれば、電車に備えられた行先表示盤や駅構内の乗り場ごとに設置された行先表示盤と連携させることで、行先情報を取得することができる。また、飛行機であれば、ゲート通過の際にゲート上に表示されている到着地の情報から行先情報を取得することができる。
移動体情報810は、移動体に関する情報が格納されており、例えば経路情報や運行情報が含まれる。つまり、施設種別、行先、出発時間をエリア情報から取得することができるため、これらの情報を元に移動体情報が参照され、移動体の現在位置を推定することができる。また、これらの情報から、移動経路の情報も容易に取得することもできる。取得した経路情報や運行情報に基づいて、信号制御部335が送信信号生成部340に送信信号の生成指示を出すことができる。
以上が、本実施形態に係る通信制御システムの構成についての説明である。
(2.動作)
以下に、本実施形態に係る通信制御システムの動作について説明する。本実施形態に係る通信制御システムの動作は、第1の実施形態に係る通信制御システムの動作(図5を参照)と基本的には同じである。第1の実施形態の場合と異なるのは、図5において、移動端末130Bからの呼び出し指示を通信制御装置110が受信した場合に、登録報知エリアに呼び出しメッセージを送信する処理である。
上述したように、本実施形態においては、使用禁止領域150が移動体であるため、移動端末130Aが使用禁止領域150に進入した場所から離れた場所に移動している可能性が非常に高い。しかも移動端末130Aは、その間信号送信機能が停止されているため、位置登録を行うことができない。そこで、移動端末130Aが移動していると思われる経路全体を担当する複数の基地局120に、呼び出しメッセージを一斉送信するための指示信号を送信するか、又は移動端末130Aの現在位置を担当する一又は複数の基地局120に、呼び出しメッセージを送信するための指示信号を送信する。そうすることで、移動端末130Aが呼び出しメッセージを確実に受信して着信を確認することができる。
(2−1 経路全体に一斉送信する場合の具体的な動作例)
図9において、A/Bの2つの路線乗り入れにおいて、該当する路線を担当する全ての基地局120に一斉呼び出し行う場合の動作例を示す。ここでは、A路線を移動する移動端末130Aに対し、厳密な時間経過を考慮せずに、対象となる路線全ての基地局120に対して一斉呼び出し指示を行うものである。また、ラウンドロビン等の制御を行うことにより、電波リソースの使用集中を避け、効率的な呼び出しを行う。
まず、移動端末130Aが駅の改札910等の出入り口を通過することで、改札910に設置された簡易モジュール160Aから、エリア種別、制限内容、状態等のエリア情報を取得する(図9(1))。その後、移動端末130Aが車両920に乗車すると、車両920に設置された簡易モジュール160Bから車両情報(1.路線情報(AorB)、2.行先情報、3.出発時間)等を取得する(図9(2))。
なお、行先情報については、上述したように行先表示盤と連携することで取得してもよい。
また、ここでは、エリア情報等を取得するために、改札の出入り口と車両の出入り口の2箇所に簡易モジュール160が設置されているとする。つまり改札の出入り口で施設に関する情報等を取得し、車両の出入り口で移動体に関する情報等を取得しているが、簡易モジュール160Bの設置場所は車両の出入り口のみでもよい。その場合は、車両の出入り口に設置された簡易モジュール160から、エリア情報、及び車両情報を取得する。
移動端末130Aが車両920に乗車したタイミングで、取得したエリア情報や車両情報等の禁止エリアコードが、基地局120Aを介して通信制御装置110に送信され、禁止エリアコードを受信した通信制御装置110は、コードの確認、及び判定を行い、移動端末130Aが受信専用モードである旨の登録を行う。登録後、通信制御装置110は、基地局120Aに対して、移動端末130Aの信号送信機能を停止させるための停止指示信号を送信し、停止信号を受信した移動端末130Aは、信号送信機能を停止して受信専用モードに移行する(図9(3))。
受信専用モードの移動端末130Aに、他の移動端末130Bからの着信を通信制御装置110が受信すると、通信制御装置110は、移動端末130Aが使用禁止領域150内にいることを発信側の移動端末130Bに通知するとともに、発信者に対して呼び出しを行うかどうかの確認を行うためのガイダンスを送信する。(図9(4))
また、同時に、通信制御装置110は、受信したエリア情報や車両情報に基づいて路線を特定し、この路線沿線の基地局120に対してラウンドロビン方式で一斉呼び出しを行う(図9(5)〜(10))。このとき、同時に路線上の全ての基地局120に対して呼び出しを行うのではなく、路線上の基地局のエリアをいくつかに分割し、経時的に呼び出しを行うことで電波リソースの使用集中を避ける。
受信専用モード中の移動端末130Aは、基地局120からの呼び出しを受信し、着信を確認することが可能となる。信号送信機能は停止されて状態であるため、発信者との通信は不可であるが、緊急連絡等の場合は、最寄の駅で下車して対応することが可能となる。
なお、図9において、基地局120と通信制御装置110の間で無線管理を行うための無線管理装置を、わかりやすくするために一部省略しているが、実際は全ての基地局120は無線管理装置を介して、通信制御装置110と通信を行う。
(2−2 移動端末の現在位置を推定して送信する場合の具体的な動作例)
図10において、A/Bの2つの路線乗り入れにおいて、現在位置を推定してエリアを選択しながら呼び出し行う場合の動作例を示す。ここでは、A路線を移動する移動端末130Aに対し、厳密な時間経過を考慮し、移動体である電車の現在位置から対象となる一又は複数の基地局120に対して呼び出し指示を行うものである。
移動端末130Aが改札を通過してから、受信専用モードに移行し、他の移動端末130Bからの着信を通信制御装置110が受信するまでの処理は、図9の場合と同じであるため、説明は省略する(図10(1)〜(4))。
発信者が呼び出しを行う旨の操作を行うと、通信制御装置110は、受信したエリア情報や車両情報、経過時間、及び移動体情報810に含まれるダイヤ情報から移動端末130の現在位置を推定する。推定した現在位置の情報から、対象となる基地局120に対して呼び出しメッセージの送信指示を送る。このとき、一の基地局120に対して送信指示を送ってもよいし、周辺の複数の基地局120に対して送信指示を送ってもよい(図10(5)、(6))。
なお、呼び出しにあたっては、一時的なリソースの使用集中を避け、効率的に移動端末130Aを呼び出すために、経過時間を元に推定されるエリアを区切り、エリアごとに順次呼び出しメッセージを送信するようにしてもよい。
受信専用モード中の移動端末130Aは、基地局120からの呼び出しを受信し、着信を確認することが可能となる。信号送信機能は停止されて状態であるため、発信者との通信は不可であるが、緊急連絡等の場合は、最寄の駅で下車して対応することが可能となる。
また、移動端末130の現在位置を推定する場合に、突発的な事故や災害によりダイヤが乱れている可能性があるため、事故・災害管理システムや交通機関のシステムとの連携を図ることで、ダイヤの乱れまで考慮した現在位置の推定を行うようにしてもよい。
さらに、上記各動作例において、乗り換えの場合には一旦駅のホームに出ることで信号送信機能の停止状態が解除され通信可能状態となり、再び異なる路線の電車に乗車することでその路線沿線に設置された基地局120から呼び出しを行うことができる。そのため、いかなる移動設備でどこまで行っても呼び出しを行うことが可能となる。
このように、本実施形態に係る通信制御システムによれば、使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、前記呼指示信号送信手段が、前記エリア情報に含まれる当該移動体の経路情報に基づいて、当該経路を担当する複数の基地局に対して前記呼指示信号を送信するため、例えば、電車や飛行機等の使用禁止領域において、移動端末が電波を発信することができず、上位装置(例えば、交換機、基地局、制御装置等)が移動端末の位置を特定することができない場合であっても、移動体の経路上の複数の基地局から呼信号を発信することで、確実に着信を確認することができる。
また、突発的な事故や災害等の発生により、移動体のダイヤが乱れた場合であっても、移動体の経路上の複数の基地局から呼信号が発信されることで、確実に着信を確認することができる。
さらに、使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、当該一の移動端末の現在位置を、前記エリア情報に含まれる当該移動体の運行情報に基づいて推定し、当該推定された現在位置におけるエリアを担当する一、又は複数の基地局に対して、前記呼発信指示信号を送信するため、例えば、電車や飛行機等の使用禁止領域において、移動端末が電波を発信することができず、移動端末の位置を特定することができない場合であっても、その電車や飛行機等の運行情報から移動端末の現在位置を推定することができ、最寄の基地局を介して呼信号を送信することで、確実に着信を確認することができると共に、移動端末の現在位置におけるエリアを担当する基地局に絞って呼信号の送信が行われるため、無駄な電波リソースの使用を避け、効率的な処理を行うことができる。
以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。
なお、上記各実施形態において、使用禁止領域のエリア情報を取得する際に簡易モジュールを設置することで取得できるようにしたが、簡易モジュールを設置せずに、例えばセルブロードキャスト方式等を用いて、移動端末が使用禁止領域に進入したことを検知し、予め登録されているセルの情報からエリア情報を取得できるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
前記各実施形態に関して次の付記を示す。
(付記1)移動端末の使用禁止領域における通信制御を行う通信制御装置において、一の移動端末が前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信手段と、前記制限指示信号送信手段が送信した指示信号に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、任意の他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、一又は複数の基地局に送信する呼指示信号送信手段とを備える通信制御装置。
(付記2)付記1に記載の通信制御装置において、前記制限指示信号送信手段が送信する指示信号に、前記一の移動端末をマナーモードに設定するための信号、当該一の移動端末の電話機能を停止するための信号、及び当該一の移動端末の電源をオフにするための信号の少なくとも一の信号が含まれる通信制御装置。
(付記3)付記1又は2に記載の通信制御装置において、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、前記呼指示信号送信手段が、前記エリア情報に含まれる当該移動体の経路情報に基づいて、当該経路を担当する複数の基地局に対して前記呼指示信号を送信する通信制御装置。
(付記4)付記1ないし3のいずれかに記載の通信制御装置において、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、当該一の移動端末の現在位置を、前記エリア情報に含まれる当該移動体の運行情報に基づいて推定する移動推定手段を備え、前記呼指示信号送信手段が、前記移動推定手段にて推定された当該一の移動端末の現在位置におけるエリアを担当する一、又は複数の基地局に対して、前記呼指示信号を送信する通信制御装置。
(付記5)付記1ないし4のいずれかに記載の通信制御装置と通信可能な移動端末において、前記使用禁止領域に進入した場合に、端末情報、及び当該使用禁止領域に備えられた簡易モジュールから受信した当該使用禁止領域に関するエリア情報を、基地局に対して送信する送信手段と、前記送信手段が送信した端末情報、及びエリア情報に基づいて送信された、信号送信機能を制限するための制限信号を基地局から受信する制限指示信号受信手段と、前記制限指示信号受信手段が受信した制限信号に基づいて、当該信号送信機能を制限する信号送信機能制限手段と、前記信号送信機能制限手段により、当該信号送信機能が制限されている場合に、任意の他の移動端末から着信があったときに、基地局からの呼信号を受信し、着信があった旨の通知を行う呼通知手段とを備え、前記呼通知手段が、当該信号送信機能が制限されている場合に、呼信号を受信したときは応答信号を返さない移動端末。
(付記6)付記5に記載の移動端末において、前記制限指示信号受信手段が受信する指示信号に、マナーモードに設定するための信号、電話機能を停止するための信号、及び電源をオフにするための信号の少なくとも一の信号が含まれており、前記信号送信機能制限手段が、当該受信した指示信号に応じて当該移動端末の機能を制限する移動端末。
(付記7)付記5又は6に記載の移動端末と、付記1ないし4のいずれかに記載の通信制御装置とを備える通信制御システムにおいて、一の移動端末が前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信手段と、前記制限指示信号送信手段が送信した指示信号に基づいて送信された制限信号を基地局から受信して、当該一の移動端末の信号送信機能を制限する信号送信機能制限手段と、前記信号送信機能制限手段により、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、一又は複数の基地局に対して送信する呼指示信号送信手段と、前記呼指示信号送信手段が送信した呼指示信号に基づいて送信された呼信号を基地局から受信し、着信があった旨の通知を行う呼通知手段とを備える通信制御システム。
(付記8)付記7に記載の通信制御システムにおいて、前記制限指示信号送信手段が送信する指示信号に、前記一の移動端末をマナーモードに設定するための信号、当該一の移動端末の電話機能を停止するための信号、及び当該一の移動端末の電源をオフにするための信号の少なくとも一の信号が含まれており、前記信号送信機能制限手段が、当該受信した指示信号に応じて当該一の移動端末の機能を制限する通信制御システム。
(付記9)付記7又は8に記載の通信制御システムにおいて、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、前記呼指示信号送信手段が、前記エリア情報に含まれる当該移動体の経路情報に基づいて、当該経路を担当する複数の基地局に対して前記呼指示信号を送信する通信制御システム。
(付記10)付記7ないし9のいずれかに記載の通信制御システムにおいて、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、当該一の移動端末の現在位置を、前記エリア情報に含まれる当該移動体の運行情報に基づいて推定する移動推定手段を備え、前記呼指示信号送信手段が、前記移動推定手段にて推定された当該一の移動端末の現在位置におけるエリアを担当する一、又は複数の基地局に対して、前記呼指示信号を送信する通信制御システム。
(付記11)移動端末の使用禁止領域における通信制御を行う通信制御方法において、一の移動端末が前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信ステップと、前記制限指示信号送信ステップで送信された指示信号に基づいて送信された制限信号を基地局から受信して、当該一の移動端末の信号送信機能を制限する信号送信機能制限ステップと、前記信号送信機能制限ステップにより、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、任意の他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、一又は複数の基地局に対して送信する呼指示信号送信ステップと、前記呼指示信号送信ステップで送信された呼指示信号に基づいて送信された呼信号を基地局から受信して、着信があった旨の通知を行う呼通知ステップとを含む通信制御方法。
(付記12)付記11に記載の通信制御方法において、前記制限指示信号送信ステップで送信される指示信号に、前記一の移動端末をマナーモードに設定するための信号、当該一の移動端末の電話機能を停止するための信号、及び当該一の移動端末の電源をオフにするための信号の少なくとも一の信号が含まれており、前記信号送信機能制限ステップで、当該受信した指示信号に応じて当該一の移動端末の機能が制限される通信制御方法。
(付記13)付記11又は12に記載の通信制御方法において、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、前記呼指示信号送信ステップで、前記エリア情報に含まれる当該移動体の経路情報に基づいて、当該経路を担当する複数の基地局に対して前記呼指示信号が送信される通信制御方法。
(付記14)付記11ないし13のいずれかに記載の通信制御方法において、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、当該一の移動端末の現在位置を、前記エリア情報に含まれる当該移動体の運行情報に基づいて推定する移動推定ステップを含み、前記呼指示信号送信ステップで、前記移動推定ステップにて推定された当該一の移動端末の現在位置におけるエリアを担当する一、又は複数の基地局に対して、前記呼指示信号が送信される通信制御方法。
(付記15)移動端末の使用禁止領域における通信制御を行うようにコンピュータを機能させる通信制御プログラムにおいて、一の移動端末が前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信手段、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信手段、前記制限指示信号送信手段が送信した指示信号に基づいて送信された制限信号を基地局から受信して、当該一の移動端末の信号送信機能を制限する信号送信機能制限手段、前記信号送信機能制限手段により、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、一又は複数の基地局に対して送信する呼指示信号送信手段、前記呼指示信号送信手段が送信した呼指示信号に基づいて送信された呼信号を基地局から受信し、着信があった旨の通知を行う呼通知手段としてコンピュータを機能させる通信制御プログラム。
(付記16)付記15に記載の通信制御プログラムにおいて、前記制限指示信号送信手段が送信する指示信号に、前記一の移動端末をマナーモードに設定するための信号、当該一の移動端末の電話機能を停止するための信号、及び当該一の移動端末の電源をオフにするための信号の少なくとも一の信号が含まれており、前記信号送信機能制限手段が、当該受信した指示信号に応じて当該一の移動端末の機能を制限する通信制御プログラム。
(付記17)付記15又は16に記載の通信制御プログラムにおいて、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、前記呼指示信号送信手段が、前記エリア情報に含まれる当該移動体の経路情報に基づいて、当該経路を担当する複数の基地局に対して前記呼指示信号を送信する通信制御プログラム。
(付記18)付記15ないし17のいずれかに記載の通信制御プログラムにおいて、前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、当該一の移動端末の現在位置を、前記エリア情報に含まれる当該移動体の運行情報に基づいて推定する移動推定手段を備え、前記呼指示信号送信手段が、前記移動推定手段にて推定された当該一の移動端末の現在位置におけるエリアを担当する一、又は複数の基地局に対して、前記呼指示信号を送信する通信制御プログラム。
第1の実施形態に係る通信制御システムのシステム構成図である。 第1の実施形態に係る通信制御システムにおける簡易モジュールの機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る通信制御システムを構成する通信制御装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る通信制御システムを構成する移動端末の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る通信制御システムの動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る通信制御システムの動作の具体例を示す図である。 第2の実施形態に係る通信制御システムのシステム構成図である。 第2の実施形態に係る通信制御システムを構成する通信制御装置の機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る通信制御システムの動作の具体例を示す第1の図である。 第2の実施形態に係る通信制御システムの動作の具体例を示す第2の図である。
符号の説明
100 通信制御システム
110 通信制御装置
120(A〜N) 基地局
121(A〜N) エリア
130(A〜N) 移動端末
150 使用禁止領域
160 簡易モジュール
210 信号送信部
220 エリア情報
310 信号受信部
320 信号解析部
330 信号制御部
340 送信信号生成部
350 信号送信部
360 端末情報
370 エリア情報
410 端末信号受信部
420 端末信号解析部
430 端末信号制御部
440 端末送信信号生成部
450 端末信号送信部
460 端末機能制御部
470 呼通知部
810 移動体情報

Claims (7)

  1. 移動端末の使用禁止領域における通信制御を行う通信制御装置において、
    一の移動端末が移動体における前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信手段と、
    前記制御指示信号送信手段が送信した指示信号に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、任意の他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及び前記移動体の経路情報を含むエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、前記移動体の経路を担当する複数の基地局に送信する呼指示信号送信手段とを備え
    当該呼指示信号送信手段が、複数のエリアに分割された前記移動体の移動経路上における基地局に対して、前記エリアごとに経時的に前記呼指示信号を送信する通信制御装置。
  2. 請求項1に記載の通信制御装置において、
    前記制限指示信号送信手段が送信する指示信号に、前記一の移動端末をマナーモードに設定するための信号、当該一の移動端末の電話機能を停止するための信号、及び当該一の移動端末の電源をオフにするための信号の少なくとも一の信号が含まれる通信制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の通信制御装置において、
    前記使用禁止領域が移動体における使用禁止領域であり、
    前記一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末からの着信があったときに、当該一の移動端末の現在位置を、前記エリア情報に含まれる当該移動体の運行情報に基づいて推定する移動推定手段を備え、
    前記呼指示信号送信手段が、前記移動推定手段にて推定された当該一の移動端末の現在位置におけるエリアを担当する基地局に対して、前記呼指示信号を送信する通信制御装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の通信制御装置と通信可能な移動端末において、
    前記移動体における使用禁止領域に進入した場合に、端末情報、及び当該使用禁止領域に備えられた簡易モジュールから受信した当該使用禁止領域に関するエリア情報を、基地局に対して送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信した端末情報、及びエリア情報に基づいて送信された、信号送信機能を制限するための制限信号を基地局から受信する制限指示信号受信手段と、
    前記制限指示信号受信手段が受信した制限信号に基づいて、当該信号送信機能を制限する信号送信機能制限手段と、
    前記信号送信機能制限手段により、当該信号送信機能が制限されている場合に、任意の他の移動端末から着信があったときに、基地局からの呼信号を受信し、着信があった旨の通知を行う呼通知手段とを備え、
    前記呼通知手段が、当該信号送信機能が制限されている場合に、呼信号を受信したときは応答信号を返さない移動端末
  5. 請求項4に記載の移動端末と、請求項1ないし3のいずれかに記載の通信制御装置とを備える通信制御システムにおいて、
    一の移動端末が移動体における前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信手段と、
    前記制限指示信号送信手段が送信した指示信号に基づいて送信された制限信号を基地局から受信して、当該一の移動端末の信号送信機能を制限する信号送信機能制限手段と、
    前記信号送信機能制限手段により、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及び前記移動体の経路情報を含むエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、前記移動体の経路を担当する複数の基地局に対して送信する呼指示信号送信手段と、
    前記呼指示信号送信手段が送信した呼指示信号に基づいて送信された呼信号を基地局から受信し、着信があった旨の通知を行う呼通知手段とを備え、
    前記呼指示信号送信手段が、複数のエリアに分割された前記移動体の移動経路上における基地局に対して、前記エリアごとに経時的に前記呼指示信号を送信する通信制御システム。
  6. 移動端末の使用禁止領域における通信制御を行う通信制御方法において、
    一の移動端末が移動体における前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信ステップと、
    前記制限指示信号送信ステップで送信された指示信号に基づいて送信された制限信号を基地局から受信して、当該一の移動端末の信号送信機能を制限する信号送信機能制限ステップと、
    前記信号送信機能制限ステップにより、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、任意の他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及び前記移動体の経路情報を含むエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、前記移動体の経路を担当する複数の基地局に対して送信する呼指示信号送信ステップと、
    前記呼指示信号送信ステップで送信された呼指示信号に基づいて送信された呼信号を基地局から受信し、着信があった旨の通知を行う呼通知ステップとを含み、
    前記呼指示信号送信ステップが、複数のエリアに分割された前記移動体の移動経路上における基地局に対して、前記エリアごとに経時的に前記呼指示信号を送信する通信制御方法
  7. 移動端末の使用禁止領域における通信制御を行うようにコンピュータを機能させる通信制御プログラムにおいて、
    一の移動端末が移動体における前記使用禁止領域に進入した場合に、当該一の移動端末に関する端末情報、及び当該使用禁止領域に関するエリア情報を受信する受信手段
    前記受信手段が受信した端末情報、及びエリア情報に基づいて、当該一の移動端末の信号送信機能を制限するための指示信号を、基地局に送信する制限指示信号送信手段
    前記制限指示信号送信手段が送信した指示信号に基づいて送信された制限信号を基地局から受信して、当該一の移動端末の信号送信機能を制限する信号送信機能制限手段
    前記信号送信機能制限手段により、当該一の移動端末の信号送信機能が制限されている場合に、他の移動端末から当該一の移動端末に着信があったときに、前記受信手段が受信した端末情報、及び前記移動体の経路情報を含むエリア情報に基づいて、前記一の移動端末に対して、呼信号の発信を指示するための呼指示信号を、前記移動体の経路を担当する複数の基地局に対して送信する呼指示信号送信手段
    前記呼指示信号送信手段が送信した呼指示信号に基づいて送信された呼信号を基地局から受信して、着信があった旨の通知を行う呼通知手段としてコンピュータを機能させ、
    前記呼指示信号送信手段が、複数のエリアに分割された前記移動体の移動経路上における基地局に対して、前記エリアごとに経時的に前記呼指示信号を送信する通信制御プログラム
JP2008253981A 2008-09-30 2008-09-30 通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム Expired - Fee Related JP5045632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008253981A JP5045632B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008253981A JP5045632B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010087799A JP2010087799A (ja) 2010-04-15
JP5045632B2 true JP5045632B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=42251313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008253981A Expired - Fee Related JP5045632B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5045632B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101685847B1 (ko) * 2015-10-05 2016-12-13 한국과학기술원 위치기반 가상 절제 공간을 활용한 그룹 사용자 스마트 기기 사용 중재 방법 및 시스템
JP7129743B1 (ja) 2021-07-01 2022-09-02 株式会社電通 店舗アプリケーション制御装置、店舗アプリケーション制御方法及び店舗アプリケーション制御プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001025059A (ja) * 1999-07-06 2001-01-26 Nec Commun Syst Ltd 移動端末の利用制限システム及びその利用制限方法
JP3964616B2 (ja) * 2000-11-10 2007-08-22 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 着信要求送信装置、着信要求の送信方法および移動通信網
JP4522093B2 (ja) * 2001-06-15 2010-08-11 富士通株式会社 移動無線通信システム及びその位置登録方法
JP2004023162A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信システムおよび位置登録方法および端末位置管理装置
JP2004129119A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Nec Corp 位置登録方式と位置登録方法
JP3970847B2 (ja) * 2004-01-06 2007-09-05 Necフィールディング株式会社 携帯電話使用制限方式および携帯電話使用制限方法
JP4365287B2 (ja) * 2004-08-30 2009-11-18 富士通株式会社 移動通信ネットワーク
JP4633544B2 (ja) * 2005-05-30 2011-02-16 シャープ株式会社 移動通信端末装置および情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010087799A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4376916B2 (ja) 移動機のハンドオーバの支援方法、無線ネットワーク制御装置、無線基地局、およびコンピュータプログラム
EP2891369B1 (en) Dynamically re-configured incident scene communication
WO2019176629A1 (ja) 自動運転支援システム、車両接続サーバ、管制サーバ、自動運転支援方法、サーバの制御方法、およびプログラム
CA2943206C (en) Method and system for transferring a call between devices of a single user
WO2014004302A1 (en) System and method for multi-tier automatic transit system updating
US8483746B2 (en) System, base station and method of controlling system
US10687257B2 (en) Systems and methods for optimizing handovers for better quality of service for users in a network of moving things
JP2009206858A (ja) 携帯端末装置および通信システム
CN105502112A (zh) 群组电梯的召唤方法及系统
JP5045632B2 (ja) 通信制御装置、移動端末、通信制御システム、通信制御方法、及び通信制御プログラム
EP3206420A1 (en) Addressing method and device
CN115022448B (zh) 地铁出行检测方法及电子设备
CN102616256A (zh) 基于公众gsm网络实现铁路专用无线调度的方法
KR20110021005A (ko) 하차지점 알림 서비스를 제공하는 방법, 서버, 단말기 및 시스템
TW202143760A (zh) 用於執行緊急求救之方法及行動通訊裝置
KR101738380B1 (ko) 열차의 운행 정보 제공 시스템 및 방법
JP5282521B2 (ja) 通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御プログラム
JP2013164772A (ja) バスロケーションシステム、中央装置およびバスロケーション通知プログラム
TWI781397B (zh) 具有自動換組功能之行動通訊裝置及其操作方法
TWI745952B (zh) 用於執行無線廣播之方法及行動通訊裝置
JP2007267258A (ja) 通信端末装置およびその制御方法
JP2013172361A (ja) 通信制限制御システム、携帯通信端末装置、通信制限制御方法および通信制限制御プログラム
JPH10322747A (ja) 移動通信システム
JP6978238B2 (ja) 基地局装置、通信システム、通信方法及びプログラム
JP4681430B2 (ja) 無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120702

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5045632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees