JP5045411B2 - 転がり軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、転がり軸受、さらに詳しくは、潤滑油により潤滑される転がり軸受に関する。
従来、内輪と、外輪と、これらの間に配置された転動体としての玉と、この玉を保持する保持器とを有するアンギュラ玉軸受として、外輪内周の一方の肩部と保持器の外周との摺接により保持器の回転が案内される、いわゆる外輪案内タイプのものが提供されている(特許文献1参照)。
一方、必要に応じて必要量の潤滑油を供給するため、転がり軸受の内部に潤滑油を吐出するためのポンプと当該潤滑油を入れるタンクとを有する給油ユニットを備え、この給油ユニットから軸受内部に潤滑油を微量ずつ間欠的に供給する転がり軸受装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−347001号公報 特開2004−108388号公報
特許文献1に記載されたアンギュラ玉軸受では、予め塗布する潤滑油の量が少ないと、保持器の外周面やポケットに潤滑不良による焼付きが生じる一方で、潤滑油の量が過剰であると、余剰の潤滑油が軸受外部に流出することで潤滑油に無駄が生じる等の問題が生じていた。また、特許文献2に記載された転がり軸受装置において、その転がり軸受として外輪案内タイプのアンギュラ玉軸受を用いる場合にも、前記と同様な問題が生じるおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、潤滑油の量が少なくても、保持器に焼付きが発生するのを防止することができ、ひいては潤滑油の無駄が生じるのを防止することができる転がり軸受を提供することを目的としている。
本発明の転がり軸受は、外周に内輪軌道面を有する内輪と、内周に外輪軌道面を有し、この外輪軌道面の軸方向一方側又は両側の内周面が保持器用の案内面として構成された外輪と、前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間を転動する複数の転動体と、軸方向に対向する一対の円環部と、両円環部の間に軸方向に延びかつ周方向等間隔に配列されて当該両円環部を連結する複数の柱部と、隣接する柱部間に形成されて前記転動体を保持する複数のポケットとを有し、前記外輪の案内面に対向する円環部の外周面を含む外周面からなる被案内面が前記外輪の案内面に摺接することにより回転が案内される保持器と、を備え、潤滑油が前記保持器と前記内輪との間の径方向隙間に供給される転がり軸受において、前記保持器の被案内面を構成した円環部の内周面には、当該内周面に供給された潤滑油を、保持器の回転に伴う遠心力によって当該内周面の各ポケットの周方向中心に対応する部分に向かって流動させる断面山形の複数の傾斜面が、全周に亘って連続的に形成され、かつ隣り合う柱部のそれぞれの周方向中心線を基点として当該隣り合う柱部間のポケットの周方向中心に対応する部分に向かって径方向外方に傾斜していることを特徴としている。
この転がり軸受では、保持器の前記円環部の内周面に形成された断面山形の傾斜面により、当該円環部の内周面に供給された潤滑油を、保持器の回転に伴う遠心力によって当該内周面の各ポケットの周方向中心に対応する部分に向かって流動させることができ、この流動させた潤滑油をポケット内に導いて、外輪の案内面と保持器の被案内面との間に効果的に供給することができる。この結果、潤滑油の供給量が少なくても、保持器に焼付きが発生するのを防止することができる。
前記転がり軸受において、各柱部の内周面に、当該内周面に供給された潤滑油を保持器の回転に伴う遠心力によって各ポケットに向かって流動させる断面山形の傾斜面が形成されていることが好ましい。
この場合、柱部の内周面にも断面山形の傾斜面が形成されているので、当該柱部の内周面に供給された潤滑油を保持器の回転に伴う遠心力によって各ポケットに向かって流動させることができる。これにより、より多くの潤滑油をポケット内に導くことができるので、当該潤滑油を外輪の案内面と保持器の被案内面との間にさらに効果的に供給することができる。この結果、より少ない潤滑油で、保持器に焼付きが発生するのを防止することができる。
前記転がり軸受において、各傾斜面が、前記保持器の軸方向中心に向かってさらに傾斜していることが好ましい。この場合、潤滑油が保持器の軸方向中心に向かって流動するので、潤滑油をより効率的にポケット内に導くことができる。この結果、さらに少ない潤滑油で、保持器に焼付きが発生するのを防止することができる。
本発明の転がり軸受によれば、保持器の円環部の内周面に形成された断面山形の傾斜面によって、当該円環部の内周面に供給された潤滑油をポケット内に導いて、外輪の案内面と保持器の被案内面との間に効果的に供給することができるので、潤滑油の量が少なくても、保持器に焼付きが発生するのを防止することができ、ひいては潤滑油の無駄が生じるのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付した図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る転がり軸受の概略断面図である。図1における転がり軸受1は、内輪2と、外輪3と、これらの間に配置された転動体としての玉4と、この玉4を保持する保持器5とで構成されるアンギュラ玉軸受である。
内輪2は環状に形成されており、その外周に周方向全周に亘って形成された溝状の内輪軌道面2aを有している。
外輪3も環状に形成されており、その内周に周方向全周に亘って形成された溝状の外輪軌道面3aを有している。また、この外輪軌道面3aの軸方向一方側には、外輪軌道面3aの軸方向他方側より径方向内方に突出する肩部3bが形成されており、その内周面が後述する保持器5用の案内面3cとして構成されている。外輪3は、内輪2と同心に配置されている。
保持器5は、例えば、フェノール樹脂等の合成樹脂からなり、軸方向に対向する一対の円環部5aと、両円環部5aの間に軸方向に延びかつ周方向等間隔に配列されて当該両円環部5aを連結する複数の柱部5bと、隣接する柱部5b間に形成されて玉4を保持する複数のポケット5cとを有している。
この保持器5は、内輪2の外周面と外輪3の内周面との間に、内輪2及び外輪3と略同心に配置されており、外輪3の案内面3cに対向する円環部5aの外周面を含む保持器5の外周面で構成される被案内面5dが、外輪3の案内面3cに摺接することにより保持器5の回転が案内される。
そして、玉4は保持器5の各ポケット5cに収容されることにより周方向において所定間隔に保持されて、内輪軌道面2aと外輪軌道面3aとの間を転動する。
なお、前記一対の円環部5a及びポケット5cは、保持器5の軸方向中心線S1を挟んで線対称になるように設けられている。
図2は、前記保持器5の要部を示す側面図であり、図3は、保持器5の内周面5eを示す図2におけるZ矢視図である。また、図4(a)は図3におけるA−A断面図であり、図4(b)は同じくB−B断面図であり、図4(c)は同じくC−C断面図である。
図2及び図3に示すように、前記保持器5の一対の円環部5aのそれぞれの内周面には、断面山形の第一傾斜面5e1が形成されており、各柱部5bの内周面には、前記第一傾斜面5e1に連続させて断面山形の第二傾斜面5e2が形成されている。
前記第一傾斜面5e1及び第二傾斜面5e2は、図3に示すように、保持器5の軸方向中心線S1を挟んで線対称になるように形成されている。
図2及び図3を参照して、前記第一傾斜面5e1は、隣り合う柱部5bのそれぞれの周方向中心線S2の相互間に設けられており、当該二つの周方向中心線S2部分を基点として、ポケット5cの周方向中心に対応する部分に向かって、つまり、ポケット5cの周方向中心を通る軸方向線S3に向かって径方向外方に傾斜している。この断面山形の第一傾斜面5e1は、保持器5の円環部5aの周方向に沿って連続した状態で、複数個のポケット5c毎に設けられている。
また、前記第一傾斜面5e1は、円環部5aの外側面5a1側から軸方向中心線S1に向かって径方向外方へ傾斜している(図4(a)(b)参照)。従って、前記第一傾斜面5e1は、保持器5の円環部5aの内周面5eに供給された潤滑油を、前記保持器5の回転に伴う遠心力によって、保持器5の軸方向中心線S1側に移動させながら前記ポケット5cの周方向中心を通る軸方向線S3に向かって流動させることができる。このため、当該潤滑油をポケット5cに効率よく供給することができる。
前記第二傾斜面5e2は、各柱部5bのそれぞれの周方向中心線S2を稜線Rとして、隣接された二つのポケット5cのそれぞれに向かって径方向外方へ傾斜している(図4(c)参照)。この第二傾斜面5e2は、第一傾斜面5e1との境界部から保持器5の軸方向中心線S1に向かって径方向外方へさらに傾斜している(図4(a)(b)参照)。
従って、前記第二傾斜面5e2は、柱部5bの内周面に供給された潤滑油を、ポケット5cに流動させることができる。
また、前記第一傾斜面5e1と第二傾斜面5e2とは、保持器5の軸方向中心線S1を挟んだ両側部分において、一つの連続した傾斜面を形成している。
転がり軸受1は、給油ユニットKによって軸受内部に微量の潤滑油が供給されることにより潤滑される。ここで、「微量の」潤滑油とは、一度に供給される潤滑油の量が、ナノリットル(nL)オーダーであることを意味している。
図5は、図1における転がり軸受1の側面図であって、給油ユニットKを説明するためのものである。
給油ユニットKは、例えば、潤滑油を貯留するタンク6、このタンク6内の潤滑油を吸引して吐出するポンプ7、このポンプ7の吐出口に設けられて潤滑油を吐出する潤滑油吐出ノズル8、及びポンプ7を駆動する駆動部(図示せず)を備えている。
この実施形態では、図1及び図5に示すように、タンク6及びポンプ7が転がり軸受1に内蔵されている。
すなわち、内輪2及び外輪3には、玉4を保持するための部分に加えて、給油ユニット設置用延長部2b,3dが形成されており、ポンプ7は、外輪3の給油ユニット設置用延長部3dの内周面に着脱可能に取り付けられている。また、タンク6は、軸方向から見て円弧状とされて、ポンプ7と周方向に隣り合うように外輪3の給油ユニット設置用延長部3dの内周面に着脱可能に取り付けられており、導管9によってポンプ7と接続されている。
ポンプ7は、圧電素子によって被駆動部であるダイアフラムを往復させることにより、ポンプ7室内にタンク6内の潤滑油を吸引して潤滑油吐出ノズル8から吐出させるダイアフラムポンプとされている。
潤滑油吐出ノズル8は、保持器5の内周面5dと内輪2との間に配置され、保持器5と内輪2とが対向する軸方向範囲のいずれかの位置で開口しており、タンク6内の潤滑油を微量ずつ保持器5と内輪2との径方向間隔に供給する。潤滑油吐出ノズル8が前記の位置で開口していることにより、転がり軸受1の回転によって生じる風の流れ(エアカーテン)に起因して潤滑油の供給が阻害されるのを防ぎ、潤滑油の油滴を確実に保持器5、内輪2又は玉4のいずれかに付着させることができる。
駆動部には、電源電池(又は発電機)又は外部電源の変圧回路、ポンプ制御回路等が設けられており、この駆動部からの電圧信号によって、ポンプ7が駆動され、ポンプ7がタンク6から潤滑油を吸引することによって、潤滑油吐出ノズル8から、保持器5と内輪2との径方向間隔に潤滑油が吐出される。
これにより、玉4と内外輪軌道面2a,3aとが接触する転動部と、保持器5の被案内面5dと外輪3の案内面3cとが接触する案内部と、玉4とポケット5aとの間とが潤滑される。
潤滑油における基油の種類としては、エステル系、エーテル系、フッ素系、シリコーン系、合成炭化水素系のいずれを用いてもかまわない。潤滑油として、例えば、フッ化ポリマー油、フッ化ポリエーテル油、アルキルジフェニルエーテル油、ポリフェニルエーテル油、ポリオールエステル油、ポリアルファオレフィン油等が挙げられ、これらはそれぞれ単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
以上の構成の転がり軸受1によれば、潤滑油吐出ノズル8から保持器5の内周面5eに供給された潤滑油を、保持器5の内周面5eに形成された第一傾斜面5e1及び第二傾斜面5e2により、保持器5の回転に伴う遠心力によって、各ポケット5cに向かって流動させることができるので(図2の矢印X参照)、当該潤滑油を効率よくポケット5c内に導くことができ、この導いた潤滑油を、外輪3の案内面3cと保持器5の被案内面5dとの間に効果的に供給することができる。よって、潤滑油の量が少なくても、保持器5に焼付きが発生するのを防止することが可能になる。そして、供給される潤滑油の量が少ないことで、転がり軸受1のトルク変動が低減されるとともに、軸受外部への潤滑油漏れが防止できる。これらの結果、潤滑油が少なくても保持器5に焼付きが生じるのを防ぐことが可能になり、ひいては潤滑油の無駄が生じるのを防止することができる。
このように、転がり軸受1においては、潤滑油の量が少なくても、軸受内部の潤滑が可能であるので、給油ユニットKのタンク6へ潤滑油を供給するインターバルを長くすることができ、これにより転がり軸受1のメンテナンスの回数を少なくすることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限らず、本発明の範囲内で適宜変更が可能である。例えば、前記実施形態では、保持器5の内周面5eの軸方向中心線S1を挟んだ両側に第一傾斜面5e1及び第二傾斜面5e2を形成しているが、前記実施形態に係る転がり軸受1においては、保持器5が外輪3の一方の肩部3bでのみ案内されるので、第一傾斜面5e1及び第二傾斜面5e2は、当該案内側のみに形成してもよい。
また、前記実施形態では、第一傾斜面5e1が、円環部5aの外側面5a1側から軸方向中心線S1に向かって径方向外方へ傾斜しているが、この第一傾斜面5e1は、保持器5の周方向にのみ傾斜するものであってもよい。この場合には、保持器5の円環部5aの内周面5eに供給された潤滑油が、前記保持器5の回転に伴う遠心力によって、円環部5aの周方向に向かって、つまり前記ポケット5cの周方向中心を通る軸方向線S3に向かって流動し、この流動した潤滑油が、前記円環部5aの外側側面5a1とポケット5cの双方を伝って、外輪3の案内面3cと保持器5の被案内面5dとの間に効果的に供給されることになる。
また、保持器5の第二傾斜面5e2は必要に応じて構成されるものである。
さらに、給油ユニットKは、軸受内部に微量の潤滑油を供給するものであればよく、前記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、微量の潤滑油を供給可能であれば、オイルミスト潤滑装置やオイルエア潤滑装置、オイルジェット潤滑装置であってもよい。
なお、転がり軸受1は、給油ユニットKによって潤滑される場合に限られず、他の潤滑方式、例えばグリースにより潤滑することも可能である。
本発明の実施形態に係る転がり軸受を示す概略断面図である。 図1の転がり軸受の保持器の要部を示す側面図である。 保持器の内周面を示す図2におけるZ矢視図である。 (a)は図3のA−A断面図であり、(b)は同じくB−B断面図であり、(c)は同じくC−C断面図である。 図1の転がり軸受の側面図である。 給油ユニットの他の取り付け位置を示す概略断面図である。
符号の説明
1 転がり軸受
2 内輪
3 外輪
3c 案内面
4 転動体(玉)
5 保持器
5a 円環部
5b 柱部
5c ポケット
5d 被案内面
5e 内周面
5e1 第一傾斜面
5e2 第二傾斜面
6 タンク
7 ポンプ
8 潤滑油吐出ノズル
9 導管
S1 保持器の軸方向中心線
K 給油ユニット

Claims (3)

  1. 外周に内輪軌道面を有する内輪と、
    内周に外輪軌道面を有し、この外輪軌道面の軸方向一方側又は両側の内周面が保持器用の案内面として構成された外輪と、
    前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間を転動する複数の転動体と、
    軸方向に対向する一対の円環部と、両円環部の間に軸方向に延びかつ周方向等間隔に配列されて当該両円環部を連結する複数の柱部と、隣接する柱部間に形成されて前記転動体を保持する複数のポケットとを有し、前記外輪の案内面に対向する円環部の外周面を含む外周面からなる被案内面が前記外輪の案内面に摺接することにより回転が案内される保持器と、を備え、
    潤滑油が前記保持器と前記内輪との間の径方向隙間に供給される転がり軸受において、
    前記保持器の被案内面を構成した円環部の内周面には、当該内周面に供給された潤滑油を、保持器の回転に伴う遠心力によって当該内周面の各ポケットの周方向中心に対応する部分に向かって流動させる断面山形の複数の傾斜面が、全周に亘って連続的に形成され、かつ隣り合う柱部のそれぞれの周方向中心線を基点として当該隣り合う柱部間のポケットの周方向中心に対応する部分に向かって径方向外方に傾斜していることを特徴とする転がり軸受。
  2. 各柱部の内周面に、当該内周面に供給された潤滑油を保持器の回転に伴う遠心力によって各ポケットに向かって流動させる断面山形の傾斜面が形成されている請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 各傾斜面が、前記保持器の軸方向中心側に向かってさらに傾斜している請求項1又は2に記載の転がり軸受。
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