JP5045277B2 - 電子機器におけるキー構造及び電子機器 - Google Patents
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Description
各キーボタン103は、その周縁部に、非押下状態で、筐体110のキーボタン103の先端部を露出させるための開口部110aの縁部の裏面110bに、その上面が接触される鍔状に突起したフランジ部103aを有している。
シール部104cの突起部104p、104qは、それぞれ、筐体110の裏面、及び基板109に密着され、各キーボタン103と筐体110との間の隙間等からの水等の浸入を遮断する密閉性が確保されている。
また、非押下状態では、各キーボタン103のフランジ部103aの上面と、筐体110の開口部110aの縁部の裏面とは接触している。
ここで、各キーに対応するメタルドームの形状、寸法、及び操作に必要な荷重(変形に必要な押圧力)は、略同一である。
ここで、メタルドーム207,208の操作に必要な荷重は、テンキー群の各キーのメタルドームと略同一に設定されている。
こうして、メタルドーム207が、潰れるように変形して、すなわち、平坦化されて、スイッチがオン状態とされる。
なお、このほか、カーソルキーの上下左右の各サイドキー、ブラウザモード選択キーとメニューキーも、連結キーとされる。
例えば、メールキー201を操作するために、キーボタン203の上部を押下する場合には、図6(b)に示すように、キーボタン203を含めキーシート206も弾性変形してしまう。
このように、同一の操作部内のキーボタンでありながら、テンキー群のキーと、ソフトキー群のキーとで、操作感(クリック感)が異なってしまっていた。
そこで、大型のボタンに弾性材を当てて、押圧操作感を他の小さいボタンに合わせる技術(例えば、特許文献3等参照。)を適用することが考えられる。
例えば、上記従来技術は、操作感といっても、単に、押圧操作感を均一化するための技術であり、メタルドームの反発力によって、クリック感を得る場合には、適用できない。
したがって、連結キーが設けられた操作部において、連結キーと、これ以外の単一キー(非連結キー)とで、キーボタンで操作者の手指が受ける反発力が異なるため、操作感(クリック感)が不均一となってしまい、操作性が悪化する。
この例の電子機器としての携帯電話機は、図1に示すように、折畳可能な筐体を備えると共に、通話機能やデータ通信機能を有し、表示部が設けられた上部ユニットと、操作部1が設けられた下部ユニット2とが、折畳可能なようにヒンジ部3で相互に結合されて構成されている。
テンキー部6は、例えば、数字等を入力するためのテンキー8,9,…,18と、アスタリスクキー19と、シャープキー21と、音声通話を行うために用いる通話開始キー22と、操作を1つ前の状態へ戻すクリアキー23と、電源の入切りを行ったり各種操作を中止するために用いられる電源キー24とを有している。
例えば、テンキー部6のクリアキー23では、図2に示すように、キーシート33の所定の位置に形成されたキーボタン34と、キーボタン34の裏面側に設けられた押し子35によって押下され、メタルドームシート36の所定の位置に形成されたメタルドーム37とは、1対1に対応している。
上記必要な荷重は、例えば、高荷重メタルドームの材料のほか、共通とされるキーボタンの寸法及び形状、キーボタンを含むキーシートの材料や力学的特性、キーボタンの押圧位置、高荷重メタルドームの数や配置箇所、複数の高荷重メタルドームの位置関係等に基づいて、適正な値に設定される。
この例では、メタルドーム37では、略1.1[N]に設定されているのに対して、高荷重メタルドーム43,45では、略1.3[N]に設定されている。
携帯電話機において、例えば、メーラを起動させたい場合には、キーボタン41の上部を押下して、メールモード選択キー25をオンとする。
そして、押下部位の直下の押し子42が、対応する高荷重メタルドーム43の中央部を押下し、高荷重メタルドーム43は、潰れるように弾性的に変形する。
高荷重メタルドーム43は、潰れるように変形して、すなわち、平坦化されて、スイッチが例えばオン状態とされる。
操作者は、キーボタン41において押下力と逆向きの反発力を手指で受けることによって、クリック感が操作者の指先に与えられ、これによって、操作者は、操作が確実に行われたことを認識する。
また、メタルドーム自体の必要な荷重を調整することで、操作感を均一化しているので、例えば、弾性体等の部材を追加する必要がない。
例えば、上述した実施例では、ソフトキー部7のメールモード選択キー25と、入力モード切替えキー26等で、隣接するキー同士で縦長のキーボタンが共通とされる連結キーが用いられている操作部(入力装置)で、キーボタンと、押し子及びメタルドームとが1対1に対応している単一キー(非連結キー)からなるテンキー部6のキーに対して、キーボタンで受ける反発力が弱くなって、十分なクリック感が得られない不具合を解消する場合について述べたが、これに限らず、例えば、キーボタンを含むキーシートの材質が異なるキー同士や、単一キー同士でも、キーボタンの寸法や形状の差異によって、同一のメタルドームを用いては操作感が異なってしまうような場合にも適用できる。
例えば、高荷重メタルドーム43,45の必要な荷重を、メタルドーム37の略1.2倍に設定する場合について述べたが、これに限らず、略1.1〜略2.0倍の範囲内で調整しても良いし、この範囲を越えても良い。
また、メタルドームに対応する接点が配置される回路基板としては、FPC(Flexible Printed Circuit)等の可撓性印刷回路基板に限らず、剛性が比較的高い板状の回路基板を用いても良い。
2 下部ユニット(電子機器の一部)
6 テンキー部
7 ソフトキー部
8,9,…,18 テンキー
22 通話開始キー
23 クリアキー
24 電源キー
25 メールモード選択キー
26 入力モード切替えキー
27 決定キー
28 カーソルキー
29 ブラウザモード選択キー
31 メニューキー
33 キーシート
34 キーボタン(第2のキーボタン)
35,42,44 押し子(作動子)
36 メタルドームシート(ドームシート)
37 メタルドーム(ドーム状ばね、第2のドーム状ばね)
38 回路基板
41 キーボタン(第1のキーボタン)
43,45 高荷重メタルドーム(ドーム状ばね、第1のドーム状ばね)
46 キー構造(電子機器におけるキー構造)
Claims (5)
- 電子機器の入力装置を構成し、複数のキーボタンと、前記キーボタンの裏面側に設けられ、操作者が手指で前記キーボタンを押下すると、弾性変形して、オン/オフ操作を行うためのドーム状に突起した複数のドーム状ばねとが配置されているキー構造であって、
前記各ドーム状ばねは、前記操作者が対応する前記キーボタンを押下した際、当該キーボタンを介して、前記操作者の手指に及ぼす反発力が略同一となるように、必要な荷重が設定されているとともに、
前記複数のキーボタンは、複数の第1のドーム状ばねにまたがる共通のキーボタンであって、前記複数の第1のドーム状ばねを別々に弾性変形させるための第1のキーボタンと、単一の第2のドーム状ばねを弾性変形させるための第2のキーボタンとを含み、前記操作者の手指に及ぼす反発力が略同一となるように、前記第1のドーム状ばねの前記荷重が、前記第2のドーム状ばねの前記荷重よりも、高く設定されていることを特徴とする電子機器におけるキー構造。 - 複数の前記キーボタンと、前記キーボタンの裏面側にスイッチ作動用の作動子とが設けられたキーシートと、対応する前記作動子によって押圧されて弾性変形する前記ドーム状ばねが複数配置されているドームシートとが、前記ドーム状ばねによってオン/オフされる接点が形成された回路基板の上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器におけるキー構造。
- 前記第1のドーム状ばねの前記荷重は、前記第1のキーボタンの寸法形状、前記第1のキーボタンを含む前記キーシートの力学的特性、前記第1のキーボタンの押圧位置、前記第1のキーボタンに対応する前記第1のドーム状ばねの数、前記第1のドーム状ばねの配置箇所、又は複数の前記第1のドーム状ばねの位置関係に基づいて、設定されることを特徴とする請求項2記載の電子機器におけるキー構造。
- 前記第1のドーム状ばねの前記荷重は、前記第2のドーム状ばねの前記荷重に対して、1.1倍以上2.0倍以下の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の電子機器におけるキー構造。
- 複数のキーボタンと、前記キーボタンの裏面側に設けられ、操作者が手指で前記キーボタンを押下すると、弾性変形して、オン/オフ操作を行うためのドーム状に突起した複数のドーム状ばねとが配置されているキー構造を備えた電子機器であって、
前記各ドーム状ばねは、前記操作者が対応する前記キーボタンを押下した際、当該キーボタンを介して、前記操作者の手指に及ぼす反発力が略同一となるように、必要な荷重が設定されているとともに、
前記複数のキーボタンは、複数の第1のドーム状ばねにまたがる共通のキーボタンであって、前記複数の第1のドーム状ばねを別々に弾性変形させるための第1のキーボタンと、単一の第2のドーム状ばねを弾性変形させるための第2のキーボタンとを含み、前記操作者の手指に及ぼす反発力が略同一となるように、前記第1のドーム状ばねの前記荷重が、前記第2のドーム状ばねの前記荷重よりも、高く設定されていることを特徴とする電子機器。
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