JP5043918B2 - 光源の製造方法及び光源の製造装置 - Google Patents

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Description

この発明は、レーザーデバイス(半導体レーザー、及び/または、固体レーザー)と当該レーザーデバイスから出射されるレーザー光の波長を変換する波長変換素子とを接合し光源を製造する製造方法及び製造装置に関する。
レーザーデバイスから出射されたレーザー光を波長変換素子に入射させることにより、所望の波長のレーザー光を得ることができるが、これらの光学素子が適切な相対位置からからずれた状態で接合されると、光源としての効率が低下してしまう。そこで、2つの光学素子の位置を調整し、レーザーデバイスからの光が波長変換素子に集光するようにした上で2つの光学素子を接合するようにしている。
2つの光学素子の位置を調整する方法として、光学素子の外形やターゲットマークを基準に調整したり、部材の嵌め合いによりメカニカルに位置決めしたりするパッシブアライメントと、レーザーデバイスの出射光を波長変換素子に入射させ、波長変換素子を動作させた状態での出射レーザー光の出射光量をパワーメータ等で検出し、その光量が最大となるようにレーザーデバイスもしくは波長変換素子の位置を3次元方向に移動させて調整するアクティブアライメントといわれる方法がある。
これらの調整方法は、構成される光学素子の精度や光源として求められる光出力等の条件から、その状況に応じて適切な方法が選択される。アクティブアライメントの例としては、
1つの光学素子から他の光学素子に入射し、当該他の光学素子内を伝播して当該光学素子から出射される光の光量を検出し、当該光量が最大となるように2つの光学素子の光軸を調整するものがある(特許文献1、特許文献2参照)。
また、2つの光学素子を保持するステージの温度がずれていると、これらステージの膨張・収縮の変化量が異なり、それらが保持する光学素子が位置ずれした状態で接合されてしまうため、2つのステージを同じ温度に加熱した上で、2つの光学素子を接合するものがある(特許文献3)。
特開平1−180507号公報 特開2004−109256号公報 特開2004−294594号公報
しかし、特許文献1及び2のように光学素子の温度制御を行っていない場合や、特許文献3のように2つの光学素子を保持するステージの温度を同一に加熱している場合には、温度により特性が大きく変化する光学素子の位置を適切に調整することができないことから、高効率な光源を得ることがでないという問題があった。
そこで、本願発明は、温度により大きく特性が変化する光学素子であっても高効率な光源を製造することができる光源の製造方法、及び光源の製造装置を提供することを目的とする。
本願発明に係る光源の製造方法、及び光源の製造装置は、レーザーデバイスと波長変換素子の温度を、それぞれ前記レーザーデバイス及び前記波長変換素子から出射される光の出力が最大出力に対して所定割合以上になる温度に保持した上で、前記波長変換素子から出射した出力が所定値以上となるように保持し、かつ、接合部材を配置する前後で温度を
異ならせて前記レーザーデバイス及び前記波長変換素子を接合するようにしたものである。
本願発明によれば、レーザーデバイス及び波長変換素子を、出力が大きくなる温度に保持した状態で接合することができるので、高効率な光源を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る光源の製造装置を示す概略側面図である。 本発明の実施の形態1に係る光源の製造装置に保持されるレーザーデバイスと波長変換素子との位置関係を示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係る光源の製造装置における移動ステージの移動方向を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る光源の製造装置における移動ステージの軸構成を示す斜視図である。 本発明により製造される光源に用いられるレーザーデバイスの温度変化による出力の変化を示す図である。 本発明により製造される光源に用いられる波長変換素子の温度変化による出力の変化を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る光源の製造装置における調整工程と各工程における装置の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る調芯工程における事前処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る調芯工程においてY,Z,θx,及びθz方向の位置を調整する処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る調芯工程においてX,Y,及びθy方向の位置を調整する処理内容を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る光源の製造装置を示す概略側面図である。図1の光源の製造装置は、レーザーデバイスと第二高調波発生素子(波長変換素子)との光軸を調整して接合し光接続する。ここで、光接続とはレーザーデバイスから出射した光がロスなく第二高調波発生素子に入射される状態のことをいう。図1の光源の製造装置により製造された光源は、例えば投写型テレビの光源に用いられる。
図1において、光源の製造装置は、第二高調波発生素子(以下、SHG素子1)を保持する固定ステージ3と、レーザーデバイス2を保持する移動ステージ4と、温調機構13Aを制御して移動ステージ4の温度制御を行う温調制御機構5と、温調機構13Bを制御して固定ステージ3の温度制御を行う温調制御機構6と、SHG素子1から出射する光の光量を測定するパワーメータ7と、パワーメータ7からの信号に基づいて温調制御機構5、6と移動ステージ4の移動を制御する制御部8と、レーザーデバイス2の表面に接着剤を塗布するディスペンサ11と、レール14に沿って図1中左右方向に移動し、レーザーデバイス2の出射端面に対向する位置にSHG素子1の入射端面またはディスペンサ11が来るように移動する位置切替え機構12とを備えている。
第2の保持部としての固定ステージ3は、熱伝導率の高い金属材料、例えば銅またはアルミニウムで製作されており、SHG素子1をその側面側に把持または吸着することにより保持する。第1の保持部としての移動ステージ4は、所定位置に固定された固定ステージ3に対して移動可能に構成され、熱伝導率の高い金属材料、例えば銅またはアルミニウムで製作されており、その上面にレーザーデバイス2を把持または吸着することにより保持する。
温調制御機構5は、ペルチェ素子やカートリッジヒータからなる温調機構13Aを制御することにより、移動ステージ4の温度制御を行う。より具体的には、温調制御機構5は、温調機構13Aを介して移動ステージ4の温度を検出し、当該移動ステージ4の温度をフィードバック制御により所定温度に保持する。温調制御機構6は、ペルチェ素子やカートリッジヒータからなる温調機構13Bを制御することにより、固定ステージ3の温度制御を行う。より具体的には、温調制御機構6は、温調機構13Bを介して固定ステージ3の温度を検出し、当該固定ステージ3の温度をフィードバック制御により所定温度に保持する。SHG素子1とレーザーデバイス2は、温度の変化に伴い特性が変化し、これら光学素子から出射される光の波長、モード、強度分布等が変化する。そこで、温調制御機構5、6により制御される温調機構13A,13Bにより、固定ステージ3及び移動ステージ4はSHG素子1とレーザーデバイス2の特性が良好となる温度に調整されている。固定ステージ3とSHG素子1との温度と、移動ステージ4とレーザーデバイス2との温度とは実際には異なるが、実験及びシミュレーションにより予め温度差を求めておき、素子が所望の温度になるようにステージの温度を調整している。このように、温調制御機構5、6は、固定ステージ3及び移動ステージ4の温度を調整することにより、SHG素子1とレーザーデバイス2の温度を調整している。なお、温調制御機構5と温調機構13Aが第1の温度保持部を構成しており、温調制御機構6と温調機構13Bが第2の温度保持部を構成している。
光量検出部としてのパワーメータ7は、SHG素子1の出射端面の上方に配置されており、レーザーデバイス2から出射しSHG素子1の光導波路を通って前記出射端面から出射する光の光量を測定する。制御部8は、パワーメータ7からの光量情報が入力される光量処理部9と、光量処理部9から出力された光量に関する情報に基づいて、レーザーデバイス2を保持している移動ステージ4を固定ステージ3に対して相対移動させる位置制御部10とを有している。また、制御部8は、温調制御機構5、6を制御する。
ディスペンサ11は、レーザーデバイス2のSHG素子1が接合される部分に接合部材としての接着剤を適量塗布する。ディスペンサ11は、レーザーデバイス2とSHG素子1との間に当該レーザーデバイス2と当該SHG素子1とを接合するための接合部材を配置する配置部である。ディスペンサ11と固定ステージ3は共に位置切替え機構12に設置されている。位置切替え機構12は、レール14と係合しており、図1において左右方向に移動する。位置切替え機構12は、レーザーデバイス2とSHG素子1の位置決めを行う調整工程時にはレーザーデバイス2の上部に固定ステージ3が来るよう移動し、レーザーデバイス2とSHG素子1との接合部分に接着剤を適量塗布する接着工程時にはレーザーデバイス2上部にディスペンサ11が来るよう移動する。
図2は、レーザーデバイス2の上部に固定ステージ3が来るよう位置切替え機構12が移動した状態におけるレーザーデバイス2とSHG素子1との位置関係を示す概略図である。レーザーデバイス2は図示しない通電機構と接続されており、当該通電機構がレーザーデバイス2に通電することにより、当該レーザーデバイス2から波長がλであり光量がP1の光が出射する。なお、レーザーデバイス2は、励起光を出射するLDモジュール201、及び/または、LDモジュール201からの励起光を受け特定波長の基本波を発生させ、発生させた基本波を共振および増幅させ出射する固体レーザー202から構成される。レーザーデバイス2から出射した光は、SHG素子1に形成された光導波路1aに入射し、当該光導波路1a内部で共振・増幅されることで、入射光の1/2の波長を有する光量がP2の第二高調波となる。
例えば、本実施の形態に係る光源の製造装置で製造した光源を、投写型テレビ用の光源として用いる場合には、レーザーデバイス2から出射された光をSHG素子1に入射させ、入射光の1/2の波長を有する第二高調波を生成させることにより、高出力のグリーン光源及びブルー光源を得ることができる。本実施の形態では、レーザーデバイス2から出射された1064nmの波長の光からSHG素子1にて532nmの波長の光を生成することにより、グリーン光源を得る場合について説明する。
ディスペンサ11は、レーザーデバイス2のSHG素子1と対向する面に接着剤を塗布するが、接着剤が光に影響を与えないようにするために、当該面のうち光導波路1aの入射面に対向する部分には接着剤が塗布されないようにする。従って、レーザーデバイス2とSHG素子1とを接合すると、光導波路1aの入射面とレーザーデバイス2の出射端面は接着剤の厚み分だけの間隙を介して、互いに対向することになる。
図3Aは移動ステージ4の各移動方向を示す斜視図であり、図3Bは移動ステージ4の軸構成を示す斜視図である。図1と同一または対応する構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。図3Bにおいて移動ステージ4は、X軸ステージ21、Y軸ステージ22、θzステージ23、θyステージ24、θxステージ25、及びZ軸ステージ26から構成されている。移動ステージ4を構成する各ステージは、それぞれ図3Aに示す各移動方向(XYZ方向、θxθyθz方向)に対応している。例えば、X軸ステージ21の側面部に設けられたつまみを回転させると、X軸ステージ21は図3AのX方向に移動するので、それに合わせてレーザーデバイス2も図3AのX方向に移動する。θzステージ23を駆動すると、レーザーデバイス2は図3AのZ軸の周りに回転(すなわち、θz方向に回転する)する。このように、移動ステージ4は各移動方向(XYZ方向、θxθyθz方向)にレーザーデバイス2を移動させることができる。
図4は、レーザーデバイス2の温度変化による出力の変化を示す図である。図4において、横軸は出力が最大となる最適温度からのズレ量(℃)であり、縦軸は最適温度時の出力に対するレーザーデバイス2の出力比である。なお、ズレ量(℃)がゼロの時(最適温度時)の出力比は1となる。
例えば、LDモジュール201を含むレーザーデバイス2を投写型テレビ用の光源に適用する場合には高出力で発光させることになるので、LDモジュール201は自己発熱する。そのため、LDモジュール201の排熱を行わないと、LDモジュール201の素子温度が上昇し発光特性が変化する。例えば、素子温度が1℃変化するとレーザーデバイス2からSHG素子1に入射される光の出力は、図4に示すように温度が適温に調整された場合に比べて約3%低下する(5℃ずれると約10%低下する)。
このように、特性値が急峻に変化している温度で光軸調整した場合は光量測定器での測定値変動が大きくなることで光軸調整時間が長くなったり、低い光量位置で光軸調整してしまう可能性があるので、調整工程時には正確な調整を行なうためにレーザーデバイス2の温度が最適温度になるよう調節しておくことが望ましい。
図5は、SHG素子1の温度変化による出力の変化を示す図である。図5において、横軸は出力が最大となる最適温度からのズレ量(℃)であり、縦軸は最適温度時の出力に対するSHG素子1の出力比である。なお、ズレ量(℃)がゼロの時(最適温度時)の出力比は1となる。
例えば、SHG素子1の温度が2℃ずれるとレーザーデバイス2から入射された光の波長の1/2の波長を有する第二高調波の出力は約7%低下する(3℃ずれると約30%も低下する)。例えば、強度が2番目に高いピークのある位置の温度(ずれ量6.5℃)など、最適温度から大きくずれた温度で調整した場合には、所望の出力を得ることができず適正な調整位置で調整できない可能性があるため、SHG素子1の温度が最適温度になるよう調節しておくことが望ましい。
次に、動作について説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る調整工程と各工程における装置の状態を示す図である。図6において、調整工程は、(A)調芯工程1、(B)接着剤塗布工程、及び(C)調芯工程2を有している。
調芯工程1では、位置切替え機構12を、レーザーデバイス2の上部に固定ステージ3が来るよう移動させる。続いて、図3Bに示す移動ステージ4の各移動軸(XYZ方向、θxθyθz方向)を所定距離移動させ、光量が最大となるレーザーデバイス2とSHG素子1の相対位置を検出する。なお、調芯工程1では、接着剤が塗布される前であるので、レーザーデバイス2とSHG素子1との間は空気層であり、移動ステージ4の温度を1064nmの波長の光が一番出射される温度(T1)になるようにし、固定ステージ3の温度を一番効率よく入射光の1/2の波長を有する第二高調波を生成させる温度(T2)になるようにする。これにより、レーザーデバイス2とSHG素子1との間が空気層である場合の光量が最大となるレーザーデバイス2とSHG素子1の相対位置を検出することができる。ここで、T1は、レーザーデバイス2とSHG素子1との間が空気層である場合に、レーザーデバイス2が1064nmの波長の光を一番出射する温度になるよう実験及びシミュレーションにより予め求めた移動ステージ4の温度(第1の目標温度)である。また、T2は、レーザーデバイス2とSHG素子1との間が空気層である場合に、SHG素子1が一番効率よく入射光の1/2の波長を有する第二高調波を生成させる温度になるよう実験及びシミュレーションにより予め求めた固定ステージ3の温度(第2の目標温度)である。
調芯工程1にて光量が最大となるレーザーデバイス2とSHG素子1の相対位置が検出されると、次の接着剤塗布工程に移行する。接着剤塗布工程では、まず位置切替え機構12をレーザーデバイス2の上部にディスペンサ11が来るよう移動させる。位置切替え機構12が移動すると、ディスペンサ11を用いてレーザーデバイス2とSHG素子1の接合部分に接着剤を適量塗布する。
接着剤塗布後、調芯工程2に移行する。調芯工程2では、再度、位置切替え機構12を、レーザーデバイス2の上部に固定ステージ3が来るよう移動させる。そして接着剤塗布前に求めた光量が最大となる移動ステージ4と固定ステージ3の相対位置にまず、SHG素子1を移動させる。
調芯工程1では、レーザーデバイス2とSHG素子1間はすべて空気層であったのに対して、調芯工程2ではその一部が接着剤層となることから、接着剤を介してレーザーデバイス2とSHG素子1間で熱が移動し素子の温度が変化する。このように、レーザーデバイス2とSHG素子1の温度関係が調芯工程1とは異なっているため、レーザーデバイス2及びSHG素子1の温度を適切に制御しないと接着剤塗布前後で光量最大となる相対位置も変化することになる。実際に、接着剤塗布前後でステージの温度を一定、すなわち調芯工程2における各ステージの温度を調芯工程1と同一の温度にして調整を実施した場合、接着剤塗布後の光量は約10%程度低下することがわかっている。
そこで、調芯工程2における固定ステージ3、移動ステージ4の温度は、調芯工程1と
は異なった値に設定される。ここでは、移動ステージ4の温度を1064nmの波長の光が一番出射される温度(T3)になるよう温調機構5を用いて調整し、固定ステージ3の温度を一番効率よく入射光の1/2の波長を有する第二高調波を生成させる温度(T4)
になるように調整する。ここで、T3は、レーザーデバイス2とSHG素子1間の一部が接着剤層である場合に、レーザーデバイス2が1064nmの波長の光を一番出射する温度になるよう実験及びシミュレーションにより予め求めた移動ステージ4の温度(第の目標温度)である。また、T4は、レーザーデバイス2とSHG素子1間の一部が接着剤層である場合に、SHG素子1が一番効率よく入射光の1/2の波長を有する第二高調波
を生成させる温度になるよう実験及びシミュレーションにより予め求めた固定ステージ3の温度(第の目標温度)である。
固定ステージ3と移動ステージ4の温度を調整した後、塗布前に求めた光量が最大となる相対位置を中心に再度移動ステージをXYZ方向、θxθyθz方向の6方向について微小に移動させる。微小に移動させた結果、パワーメータ7の光量がある光量以上になったレーザーデバイス2とSHG素子1の相対位置を確認し、その位置でSHG素子1とレーザーデバイス2を接着固定する。レーザーデバイス2とSHG素子1の温度制御は、これら光学素子が接着固定されるまで行い、固定された後に、互いに固定されたレーザーデバイス2及びSHG素子1を固定ステージ3及び移動ステージ4から取り外す。なお、接着剤には塗布されてから約120秒程度で硬化が始まるものもあるので、そのような接着剤を用いた場合はその間に光学素子の調芯工程2の位置調整を行う必要がある。レーザーデバイス2への通電を2つの光学素子が接着固定するまで続けることにより、通電停止による温度変化の影響を排除することができる。
調芯工程1と調芯工程2を分割して実施するのは、接着剤の塗布前後で光学素子間の熱の移動量が変化しても、正確な光軸調整を行うためである。また、調芯工程1の後に接着剤塗布工程を行うことから、調芯工程1において出力が得られることが判明した上で接着剤を塗布することができ、一方が不良品である場合にもう一方の良品も使用できなくなるといった調整工程での不具合を解消することもできる。また、調芯工程1により大まかな位置を決めた後に接着剤塗布工程を行うことから、位置を調整する際に接着剤が導波路面へはみ出すといった不具合を解消することもできる。さらに、調芯工程2の光軸調整時間を調芯工程1の光軸調整時間よりも短縮できるため、調芯が長引くことによる接着剤の固着の問題も解消できる。
次に、調芯工程1(図6のA)についてさらに詳細に説明する。図7は調芯工程1の事前処理の内容を示すフローチャート、図8は調芯工程1においてY,Z,θx,及びθz方向の位置を調整する処理内容を示すフローチャート、図9は調芯工程1においてX,Y,及びθy方向の位置を調整する処理内容を示すフローチャートである。図7の「1」は図8の「1」と対応しており、図8の「2」は図9の「2」と対応している。すなわち、図7〜図9により一連のフローチャートが構成されている。
図7において、まず人手もしくは図示されていない搬送機構を用いてSHG素子1を固定ステージ3に、レーザーデバイス2を移動ステージ4に設置する(S1)。次に通電機構がレーザーデバイス2に通電する(S2)。温調機構5を用いて移動ステージ4の温度調節を開始する(S3)。温度調節は、レーザーデバイス2の温度が当該レーザーデバイス2から1064nmの波長の光が一番出射される温度(例えば40℃)になるようにする。移動ステージ4の温度調節はSHG素子1とレーザーデバイス2とが接着剤により固着するまで継続して行う。温調機構6を用いて固定ステージ3の温度調節を開始する(S4)。温度調節は、SHG素子1がレーザーデバイス2から一番効率よく1/2の波長を有する第二高調波を生成させる温度(例えば70℃)になるようにする。固定ステージ3の温度調節はSHG素子1とレーザーデバイス2とが接着剤により固着するまで継続して行う。レーザーデバイス2及びSHG素子1を適正温度に調節した状態で、SHG素子1から出射された第二高調波の光量のパワーメータ7による測定を開始する(S5)。パワーメータ7による測定は調芯工程が終了するまで継続して行う。
次に位置制御部10は、パワーメータ7からの光量情報に基づいて移動ステージ4を移動させる。この移動により、移動ステージ4に保持されたレーザーデバイス2をXYZ方向、θxθyθz方向の6軸について微小に移動させることができる。図8において、まず位置制御部10は、SHG素子1の光導波路1aにレーザーデバイス2から出射した光が十分入るようY方向、θz方向(光導波路の厚み方向)を調整する(S6)。Y方向、θz方向の調整は、移動ステージ4をY方向、θz方向に所定範囲移動させ、移動させた範囲内で最大となる位置に移動ステージ4が来るようにすることで行う。その結果、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)以上になった場合(S7のYes)、十分な光量が得られたとして調整を完了し(S21)、制御部8はレーザーデバイス2とSHG素子1の相対位置を記録する。パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)よりも小さい場合(S7のNo)、引き続きパワーメータ7で検出される光量が所定値(W2)以下であるかを判定し、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W2)以下であった場合には(S8のYes)、素子不良であるとして調整を終了する(S22)。なお、所定値(W1)は、SHG素子1から出射される光の光量が光源の設計から要求される光量以上になるように設定する。また、所定値(W2)は、最大光量に対して所定割合(例えば50%)とする。このときの割合は実験的に評価した結果に基づいて設定する。
パワーメータ7で検出される光量が所定値(W2)よりも大きい場合には(S8のNo)、SHG素子1の光導波路1a内部でより効率よく共振させるためにZ方向、θxを調整する(S9)。Z方向、θx方向の調整は、移動ステージ4をZ方向、θx方向に所定範囲移動させ、移動させた範囲内で最大となる位置に移動ステージ4が来るようにすることで行う。Z方向、θxを調整することによりY方向、θz方向の位置がずれる可能性があるため、Y方向、θz方向を再度調整する(S10)。ここで、Y方向、θz方向を再度調整するのは、Y方向、θz方向のずれが出力に与える影響が他の軸と比べて大きいためである。Y方向、θz方向を再度調整した結果、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)以上になった場合(S11のYes)、十分な光量が得られたとして調整を完了し(S21)、制御部8はレーザーデバイス2とSHG素子1の相対位置を記録する。パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)よりも小さい場合(S11のNo)、引き続きパワーメータ7で検出される光量が所定値(W2)以下であるかを判定し、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W2)以下であった場合には(S11のYes)、素子不良であるとして調整を終了する(S22)。
図9において、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W2)よりも大きい場合には(S11のNo)、X方向、θyを調整する(S13)。X方向、θy方向の調整は、移動ステージ4をX方向、θy方向に所定範囲移動させ、移動させた範囲内で最大となる位置に移動ステージ4が来るようにすることで行う。X方向、θyを調整することによりY方向、θz方向の位置がずれる可能性があるため、Y方向、θz方向を再度調整する(S14)。Y方向、θz方向を再度調整した結果、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)以上になった場合(S15のYes)、十分な光量が得られたとして調整を完了し(S21)、制御部8はレーザーデバイス2とSHG素子1の相対位置を記録する。パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)よりも小さい場合(S15のNo)、素子不良であるとして調整を終了する(S22)。
図7〜図9においては、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)以上になった場合(S7,S11,S15のYes)、十分な光量が得られたとして調整を完了(S21)することにより、例えばY方向とθzの調整で所定の光量が得られた場合には、その後のX、Z方向及びθx、θyの調整は実施しないようにしているが、これは調整作業の時間短縮のためのものであり、時間が許す状況であれば全ての軸に対してパワーメータ7の光量を見ながら調整を行い、最大になる相対位置を求めても良い。
また、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W2)以下であった場合には(S8,S12のYes)、素子不良であるとして調整を終了(S22)しており、パワーメータ7で検出される光量が所定値(W1)よりも小さい場合(S15のNo)、素子不良であるとして調整を終了している(S22)。このように、SHG素子1とレーザーデバイス2との間に接着剤を塗布する接着剤塗布工程(B)以前に、各移動軸(XYZ方向、θxθyθz方向)を調製しても光量がある値以上にならない場合には素子不良と判断することができる。光量がある値以上にならないレーザーデバイス2とSHG素子1については、それぞれ個々に出射する光の光量がある値以上になるか否か判定することで、いずれの光学素子が不良であるのかを判断することができる。SHG素子1が不良である場合はレーザーデバイス2を、レーザーデバイス2が不良である場合にはSHG素子1を調整工程に再投入することができる。これにより、光軸調整時もしくは調整後に一方の光学素子がNG(素子不良)と判明した場合に、OKであるもう一方の光学素子までNGになってしまうことがなく、高価なSHG素子1やレーザーデバイス2を無駄に捨てることが防げる。
また、調芯工程2(図6のC)については、固定ステージ3を移動ステージ4上方の所定の位置に移動させ、移動ステージ4の温度をT1からT3に変更し固定ステージ3の温度をT2からT4に変更する。そして各ステージの温度がT3及びT4に落ち着くまで待機した後に、図8及び図9に示すフローチャートと同様の調整を行うことにより、調芯を行う。
本実施の形態に係る光源の製造装置によれば、光軸調整する2つの光学素子を把持・固定するステージに個々に温度制御ができる温調機構をもつように構成されているので、SHG素子1やレーザーデバイス2のように波長変換効率等が温度に依存する光学素子でも、それぞれのSHG素子1の最適温度で光軸調整を実施することできるため、光軸調整する2つの光学素子が光軸調整時に必要な特性が出力されるよう、個々の光学素子を最適に温度調整して光軸調整(アクティブアライメント)し、高効率な光結合が得ることができる。
また、光学素子の接合時に光量が最大となるように調整したとしても、温度により大きく特性が変化する光学素子の場合、接合した時の温度と光源として使用される時の温度とが異なっていると、光学素子の位置を調整したにも関わらず効率の高い光源が得られないが、光源の一部として使用される時の光学素子の温度に保持した状態で素子を接合するようにすれば、効率の高い光源を得ることができる。このとき、光源の一部として使用される時のレーザーデバイス2の温度を当該レーザーデバイス2から1064nmの波長の光が一番出射される温度とし、光源の一部として使用される時のSHG素子1の温度を当該SHG素子1が一番効率よく1/2の波長を有する第二高調波を生成させる温度とすれば、最も効率の高い光源を得ることができる。
また、接着剤塗布前に光軸調整し、接着剤塗布後にその位置から光学素子の温度及び光軸位置を再度調整するので、接着剤の塗布前後で光学素子間における熱の移動量が変化しても、正確な光軸調整を行うことができる。また、最初から接着剤を塗布して光軸調整する場合、接着剤塗布前後による熱の移動量が変動することによる問題は解消できるが、接着剤の導波路面へのはみ出しや、光軸調整に時間がかかると接着剤が固着するといった不具合が発生する可能性がある。
また、投写型テレビ用光源のような高出力の光源にLDモジュール201を含むレーザーデバイスを調整する場合、その調整の際には、レーザーデバイスの排熱を行ない、その温度を所定値に保つことが重要である。これは、レーザーデバイスに通電して発光させると、LDモジュールが自己発熱するので、LDモジュールの排熱を行なわない場合には、LDモジュールの素子温度が上昇し、それにともなって発光特性が変化するためである。本実施の形態に係る光源の製造装置によれば、温調制御機構5により、冷却機能を有する温調機構13Aを制御しているので、LDモジュールの排熱を行い、正確な調整を行うことができる。
なお、移動ステージ4の温度を1064nmの波長の光が一番出射される温度になるようにし、固定ステージ3の温度を一番効率よく入射光の1/2の波長を有する第二高調波を生成させる温度になるようにしたが、最大出力に対する比が90%以上(望ましくは95%以上)になる温度であれば、効率の高い光源を得ることができる。
なお、上述では、移動ステージ4によりレーザーデバイス2を保持し、レーザーデバイス2をSHG素子1に対して相対的に移動させることで調整を行ったが、SHG素子1を移動可能な手段により保持しレーザーデバイス2に対して相対的に移動させることで調整を行ってもよい。また、いずれの光学素子も移動可能な手段に保持し、両方を移動させることで調整を行ってもよい。
なお、図1においては、レーザーデバイス2の上部にSHG素子1を配置したことから、SHG素子1の上部にパワーメータ7を設置して光量を計測するようにしたが、レーザーデバイス2の光軸が上向きではなく横向きでもよい。
なお、上述では、波長変換素子としてSHG素子1を用いたが、波長変換素子は第二高調波を発生させるものに限られず、3次や4次の高調波を発生させるものであってもよい。
なお、上述では、レーザーデバイス2の温度を例えば40℃とし、SHG素子1の温度を例えば70℃になるようにしたが、出力が最大となる温度は光学素子の性質により異なるので、素子の性質に応じて温度を設定すればよい。実際の素子ではもともと設計の段階で素子が何℃の時に最大出力が出るのかが判っているため、その温度付近を中心に温度と出力の関係を事前検証して実際に設定する温度を決めるようにすればよい。
1 SHG素子、1a 光導波路、2 レーザーデバイス、3 固定ステージ、4 移動ステージ、5 温調制御機構、6 温調制御機構、7 パワーメータ、8 制御部、9 光量処理部、10 位置制御部、11 ディスペンサ、12 位置切替え機構、13A,13B 温調機構、21 X軸ステージ、22 Y軸ステージ、23 θzステージ、24 θyステージ、25 θxステージ、26 Z軸ステージ

Claims (4)

  1. レーザーデバイスを保持する第1の保持部の温度を検出し、当該第1の保持部の温度を前記レーザーデバイスから出射される光の出力が最大出力に対して所定割合以上になるよう予め求めた目標温度に保持する第1の温度保持ステップと、
    前記レーザーデバイスから出射された光が入射し、入射した当該光の波長を変換して出射する波長変換素子を保持する第2の保持部の温度を検出し、当該第2の保持部の温度を前記波長変換素子から出射される光の出力が最大出力に対して所定割合以上になるよう予め求めた目標温度に保持する第2の温度保持ステップと、
    前記レーザーデバイスと前記波長変換素子との間に前記レーザーデバイスと前記波長変換素子とを接合するための接合部材を配置する配置ステップと、
    前記配置ステップにて前記レーザーデバイスと前記波長変換素子との間に前記接合部材が配置される前の、温度が保持された前記波長変換素子から出射された光の光量が前記所定値以上となる相対位置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにて検出した相対位置に基づいて、前記レーザーデバイスと前記波長変換素子と間に前記接合部材が配置された後の、前記波長変換素子が出射した光の光量が前記所定値以上となる相対位置に前記レーザーデバイスと前記波長変換素子とがくるように、前記レーザーデバイス及び/または前記波長変換素子を移動させる移動ステップと、
    前記接合部材により前記レーザーデバイスと前記波長変換素子とが接合されるまで、当前記レーザーデバイスと当該波長変換素子とを前記移動ステップで移動させた相対位置に保持する保持ステップと
    前記接合部材が配置された後に、前記第1の保持部の温度を検出し、当該第1の保持部の温度が前記レーザーデバイスから出射される光の出力が最大となる温度になるよう予め求めた目標温度になるよう前記第1の保持部を加熱及び/または冷却する第3の温度保持ステップと、
    前記接合部材が配置された後に、前記第2の保持部の温度を検出し、当該第2の保持部の温度が前記波長変換素子から出射される光の出力が最大となる温度になるよう予め求めた目標温度になるよう前記第2の保持部を加熱及び/または冷却する第4の温度保持ステップとを備え、
    前記第1及び第2の温度保持ステップにおける目標温度と前記第3及び第4の温度保持ステップにおける目標温度とをそれぞれ異なる値としたことを特徴とする光源の製造方法
  2. レーザーデバイスを保持する第1の保持部と、
    前記レーザーデバイスから出射された光が入射し、入射した当該光の波長を変換して出射する波長変換素子を保持する第2の保持部と、
    前記レーザーデバイスの温度を、当該レーザーデバイスから出射される光の出力が最大出力に対して所定割合以上になる温度に保持する第1の温度保持部と、
    前記波長変換素子の温度を、当該波長変換素子から出射される光の出力が最大出力に対して所定割合以上になる温度に保持する第2の温度保持部と、
    前記第2の温度保持部により温度が保持された前記波長変換素子が出射した光の光量を検出する光量検出部と、
    前記光量検出部にて検出された光量が所定値以上となるように、前記第1の保持部及び/または前記第2の保持部を移動させる位置制御部と、
    前記レーザーデバイスと前記波長変換素子との間に当該レーザーデバイスと当該波長変換素子とを接合するための接合部材を配置する配置部とを備え、
    前記位置制御部は、前記配置部により前記レーザーデバイスと前記波長変換素子との間に前記接合部材が配置される前後において、前記光量検出部にて検出された光量が所定値以上となる相対位置に、前記レーザーデバイスと前記波長変換素子とを移動させるとともに、前記第1及び第2の保持部は、前記接合部材により前記レーザーデバイスと前記波長変換素子とが接合されるまで当該レーザーデバイスと当該波長変換素子とを保持するようにしたことを特徴とする光源の製造装置。
  3. 前記レーザーデバイスを保持する温度は、当該レーザーデバイスが前記光源の一部として使用されるときの温度であり、
    前記波長変換素子を保持する温度は、当該波長変換素子が前記光源の一部として使用されるときの温度であること
    を特徴とする請求項に記載の光源の製造装置。
  4. 前記第1の温度保持部は、前記第1の保持部の温度を検出すると共に前記第1の保持部を加熱及び/または冷却する第1の温調部と、前記第1の保持部の温度が前記レーザーデバイスから出射される光の出力が最大となる温度になるよう予め求めた第1の目標温度になるよう前記第1の温調部を制御する第1の温調制御部とを有し、
    前記第2の温度保持部は、前記第2の保持部の温度を検出すると共に前記第2の保持部を加熱及び/または冷却する第2の温調部と、前記第2の保持部の温度が前記波長変換素子から出射される光の出力が最大となる温度になるよう予め求めた第2の目標温度になるよう前記第2の温調部を制御する第2の温調制御部とを有し、
    前記第1及び第2の目標温度は、前記レーザーデバイスと前記波長変換素子との間に前記接合部材が配置される前後で異なる値としたことを特徴とする請求項に記載の光源の製造装置。
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