JP2016042173A - レーザダイオード調芯組立装置及びレーザダイオード調芯組立方法 - Google Patents

レーザダイオード調芯組立装置及びレーザダイオード調芯組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを接合する前にレーザダイオード部品又は光ファイバ部品が不良品であるか否かを個別に判定することにより、レーザダイオードモジュールの不良品率を低減し、その結果として、レーザダイオードモジュールの製造コストを低減することが可能なレーザダイオード調芯組立装置及びレーザダイオード調芯組立方法を提供する。【解決手段】調芯後のレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを規定温度に加熱すると共に調芯後であって加熱前のレーザダイオード部品101から光ファイバ部品102を通じて出力されるレーザ光104の光強度と加熱後のレーザダイオード部品101から光ファイバ部品102を通じて出力されるレーザ光104の光強度との差が規定値以下であるときにレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを接合する。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを調芯すると共に接合してレーザダイオードモジュールを組み立てるレーザダイオード調芯組立装置及びレーザダイオード調芯組立方法に関する。
従来、レーザダイオード調芯組立工程では、レーザダイオード部品から光ファイバ部品を通じて出力されるレーザ光の光強度が最大となる位置でレーザダイオード部品と光ファイバ部品とを光結合させることにより、レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを調芯し、その上で、レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを接合することにより、レーザダイオードモジュールを組み立てている。
特許第4632739号公報 特開2003−121701号公報
しかしながら、レーザダイオード部品や光ファイバ部品は温度依存性を有していることから、レーザダイオードモジュールの駆動電流が一定であるとしても、レーザダイオード部品や光ファイバ部品の周囲温度の変化に伴いレーザダイオードモジュールの光出力特性が変化してしまう。
そして、レーザダイオード部品や光ファイバ部品の周囲温度の変化に伴うレーザダイオードモジュールの光出力特性の変化が規定値を超える場合、そのレーザダイオードモジュールは温度特性検査工程で不良品であると判定されることになる。
温度特性検査工程は、レーザダイオード調芯組立工程を経た後に実施される別工程であり、温度特性検査工程では、既にレーザダイオード部品と光ファイバ部品とが接合されてレーザダイオードモジュールとなっている。
そのため、仮にレーザダイオード部品と光ファイバ部品の何れか一つが正常品であるとしても、レーザダイオードモジュールという単位で不良品であると判定されることになる。
その結果、正常品であるレーザダイオード部品又は光ファイバ部品も全体として不良品として処理されてしまうことから、無駄な廃棄等が必要となり、レーザダイオードモジュールの製造コストが高くなっている。
そこで、本発明の目的は、レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを接合する前にレーザダイオード部品又は光ファイバ部品が不良品であるか否かを個別に判定することにより、レーザダイオードモジュールの不良品率を低減し、その結果として、レーザダイオードモジュールの製造コストを低減することが可能なレーザダイオード調芯組立装置及びレーザダイオード調芯組立方法を提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを調芯すると共に接合してレーザダイオードモジュールを組み立てるレーザダイオード調芯組立装置において、前記レーザダイオード部品から前記光ファイバ部品を通じて出力されるレーザ光の光強度が最大となる位置で前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを光結合させる調芯機構と、前記調芯機構による調芯後の前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを規定温度に加熱する加熱機構と、前記調芯機構による調芯後であって前記加熱機構による加熱前の前記レーザ光の光強度と前記加熱機構による加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値以下であるときに前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを接合する接合機構と、を備えているレーザダイオード調芯組立装置である。
前記調芯機構は、前記レーザダイオード部品を保持する第1のチャックと、前記光ファイバ部品を保持する第2のチャックと、前記レーザダイオード部品から前記光ファイバ部品を通じて出力されるレーザ光の光強度を検出する光強度検出器と、を有しており、前記第1のチャック及び/又は前記第2のチャックは、前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品を前記光ファイバ部品又は前記レーザダイオード部品に対して相対的に移動自在に保持すると良い。
前記加熱機構は、前記レーザダイオード部品を加熱する第1のヒータと、前記光ファイバ部品を加熱する第2のヒータと、前記レーザダイオード部品の温度を検出する第1の温度センサと、前記光ファイバ部品の温度を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサで検出された前記レーザダイオード部品の温度に基づいて前記第1のヒータの温度を規定温度に制御すると共に前記第2の温度センサで検出された前記光ファイバ部品の温度に基づいて前記第2のヒータの温度を規定温度に制御する温度コントローラと、を有しており、前記第1のヒータと前記第1の温度センサは、前記第1のチャックに設けられており、前記第2のヒータと前記第2の温度センサは、前記第2のチャックに設けられていると良い。
前記接合機構は、前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを接合する溶接機と、前記調芯機構による調芯後であって前記加熱機構による加熱前の前記レーザ光の光強度と前記加熱機構による加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値以下であるときに前記溶接機を駆動する駆動コントローラと、を有していると良い。
また、本発明は、レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを調芯すると共に接合してレーザダイオードモジュールを組み立てるレーザダイオード調芯組立方法において、前記レーザダイオード部品から前記光ファイバ部品を通じて出力されるレーザ光の光強度が最大となる位置で前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを光結合させる調芯工程と、前記調芯工程による調芯後の前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを規定温度に加熱すると共に前記調芯工程による調芯後であって加熱前の前記レーザ光の光強度と加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値以下であるときに前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを接合する組立工程と、を備えているレーザダイオード調芯組立方法である。
前記組立工程では、前記調芯工程による調芯後であって加熱前の前記レーザ光の光強度と加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値を超えるときに前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品を交換すると共に再び前記調芯工程を経た後に前記組立工程を実施して接合前に前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品が不良品であるか否かを個別に判定すると良い。
前記組立工程では、規定回数以上の交換が行われたときに交換されていない前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品を不良品であると判定すると良い。
本発明によれば、レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを接合する前にレーザダイオード部品又は光ファイバ部品が不良品であるか否かを個別に判定することにより、レーザダイオードモジュールの不良品率を低減し、その結果として、レーザダイオードモジュールの製造コストを低減することが可能なレーザダイオード調芯組立装置及びレーザダイオード調芯組立方法を提供することができる。
本発明に係るレーザダイオード調芯組立装置を示す側面図である。 図1のレーザダイオードモジュールを示す断面図である。 図1の第1のチャック又は第2のチャックを示す平面図である。 図1の第1のチャック又は第2のチャックを示す平面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
先ず、レーザダイオード調芯組立装置について説明する。
図1に示すように、本発明の好適な実施の形態に係るレーザダイオード調芯組立装置100は、レーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを調芯すると共に接合してレーザダイオードモジュール103を組み立てる装置である。
図2に示すように、レーザダイオード部品101は、駆動電流の印加に伴いレーザ光104を出射するレーザダイオード素子105と、レーザ光104を集光するレンズ106が支持されたレーザダイオードアダプタ107と、を有しており、予めレーザダイオード素子105とレンズ106とを調芯すると共にレーザダイオード素子105とレーザダイオードアダプタ107とを接合することで部品化されている。
光ファイバ部品102は、レーザ光104を透過させると共にそれ以外の波長の光108を反射させる波長フィルタ109が内蔵された光学ブロック110と、第1の光ファイバ111が収容された第1のフェルール112と、第1のフェルール112が収容されたスタブ113と、を有しており、予め波長フィルタ109と第1の光ファイバ111とを調芯すると共に光学ブロック110とスタブ113とを接合することで部品化されている。
また、光ファイバ部品102は、光強度検出器から延在する第2の光ファイバ114が収容された第2のフェルール115をスタブ113に収容することにより、第1のフェルール112と第2のフェルール115とが突合接合されて第1の光ファイバ111と第2の光ファイバ114とが自動調芯されるようになっている。
なお、レーザダイオードモジュール103は、その側面に取り付けられたフォトダイオード116を有しており、波長フィルタ109で反射された光108がフォトダイオード116で受光されるようになっている。
再び図1を参照し、レーザダイオード調芯組立装置100は、レーザダイオード部品101から光ファイバ部品102を通じて出力されるレーザ光104の光強度が最大となる位置でレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを光結合させる調芯機構と、調芯機構による調芯後のレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを規定温度に加熱する加熱機構と、調芯機構による調芯後であって加熱機構による加熱前のレーザ光104の光強度と加熱機構による加熱後のレーザ光104の光強度との差が規定値以下であるときにレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを接合する接合機構と、を備えている。
調芯機構は、レーザダイオード部品101を保持する第1のチャック117と、光ファイバ部品102を保持する第2のチャック118と、レーザダイオード部品101から光ファイバ部品102を通じて出力されるレーザ光104の光強度を検出する光強度検出器119と、を有している。
第1のチャック117及び/又は第2のチャック118は、レーザダイオード部品101又は光ファイバ部品102を光ファイバ部品102又はレーザダイオード部品101に対して相対的に移動自在(例えば、XY平面上で移動自在)に保持している。
これにより、レーザダイオード部品101又は光ファイバ部品102を光ファイバ部品102又はレーザダイオード部品101に対して相対的に移動させてレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを調芯することができるようになっている。
また、第1のチャック117と第2のチャック118は、図3に示すように、開閉自在となっており、レーザダイオード部品101又は光ファイバ部品102を挟持又は解放することができるようになっている。
加熱機構は、レーザダイオード部品101を加熱する第1のヒータ120と、光ファイバ部品を加熱する第2のヒータ121と、レーザダイオード部品101の温度を検出する第1の温度センサ122と、光ファイバ部品102の温度を検出する第2の温度センサ123と、第1の温度センサ122で検出されたレーザダイオード部品101の温度に基づいて第1のヒータ120の温度を規定温度に制御すると共に第2の温度センサ123で検出された光ファイバ部品102の温度に基づいて第2のヒータ121の温度を規定温度に制御する温度コントローラ124と、を有している。
第1のヒータ120と第1の温度センサ122は、第1のチャック117に設けられており、第2のヒータ121と第2の温度センサ123は、第2のチャック118に設けられていることから、第1のチャック117と第2のチャック118は、フィードバック制御の応答性を向上させるために、熱伝導性に優れた金属等で形成されていることが好ましい。
なお、第1の温度センサ122と第2の温度センサ123は、図3に示したように、第1のチャック117の支持面125又は第2のチャック118の支持面126に設けられていても良いが、図4に示すように、レーザダイオード部品101又は光ファイバ部品102に設けられていても良い。
接合機構は、レーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを接合する溶接機(例えば、レーザ溶接機)127と、調芯機構による調芯後であって加熱機構による加熱前のレーザ光104の光強度と加熱機構による加熱後のレーザ光104の光強度との差が規定値以下であるときに溶接機127を駆動する駆動コントローラ128と、を有している。
駆動コントローラ128は、光強度検出器119からレーザ光104の光強度に関する情報(光強度情報)を受信し、その光強度情報に基づいて溶接機127を駆動するか否かを判定している。
次に、レーザダイオード調芯組立方法について説明する。
ここでは、レーザダイオード調芯組立装置100を使用してレーザダイオード調芯組立工程を実施する例を説明する。
本発明の好適な実施の形態に係るレーザダイオード調芯組立方法は、レーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを調芯すると共に接合してレーザダイオードモジュールを組み立てる方法であり、レーザダイオード部品101から光ファイバ部品102を通じて出力されるレーザ光104の光強度が最大となる位置でレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを光結合させる調芯工程と、調芯工程による調芯後のレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを規定温度に加熱すると共に調芯工程による調芯後であって加熱前のレーザ光104の光強度と加熱後のレーザ光104の光強度との差が規定値以下であるときにレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを接合する組立工程と、を備えている。
調芯工程では、レーザダイオード素子105に駆動電流を印加しながら、レーザダイオード調芯組立装置100の調芯機構を使用して、第1のチャック117と第2のチャック118とによりレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを相対的に移動させると共に光強度検出器119によりレーザ光104の光強度を検出することにより、レーザ光104の光強度が最大となる位置を探索し、レーザ光104の光強度が最大となる位置でレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102との相対的な移動を停止させてレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを光結合させる。
なお、レーザダイオード素子105の駆動熱によりレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とが加熱されてレーザダイオードモジュールの光出力特性が変化する虞があるため、加熱のみならず冷却も行えるペルチェ素子からなる第1のヒータ120と第2のヒータ121とを採用すると共にレーザダイオード調芯組立装置100の加熱機構を冷却機構として使用して、レーザダイオード素子105の駆動熱を放熱し、レーザ光104の光強度が最大となる位置を探索する際にレーザダイオード部品101の温度と光ファイバ部品102の温度とを一定に維持することにより、レーザダイオード素子105の駆動熱による影響を排除するようにしても構わない。
組立工程では、調芯工程による調芯後のレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを規定温度に加熱すると共に調芯工程による調芯後であって加熱前のレーザ光104の光強度と加熱後のレーザ光104の光強度との差が規定値以下であるときにレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを接合する。
また、組立工程では、調芯工程による調芯後であって加熱前のレーザ光104の光強度と加熱後のレーザ光104の光強度との差が規定値を超えるときにレーザダイオード部品101又は光ファイバ部品102を交換すると共に再び調芯工程を経た後に組立工程を実施して接合前にレーザダイオード部品101又は光ファイバ部品102が不良品であるか否かを個別に判定する。
詳細には、予め調芯工程において光強度検出器119で調芯後のレーザ光104の光強度を記憶しておくか、又は改めて組立工程において光強度検出器119で調芯後のレーザ光104の光強度を検出すると共に記憶しておく。
しかる後、レーザダイオード調芯組立装置100の加熱機構を使用して、第1のヒータ120と第2のヒータ121とによりレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを加熱すると共に第1の温度センサ122と第2の温度センサ123とによりレーザダイオード部品101の温度と光ファイバ部品102の温度とを検出しながら、温度コントローラ124によりレーザダイオード部品101の温度と光ファイバ部品102の温度とに基づいて第1のヒータ120と第2のヒータ121とをフィードバック制御することにより、レーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを規定温度に維持する。
その上で、光強度検出器119によりレーザ光104の光強度を検出し、レーザダイオード調芯組立装置100の接合機構を使用して、駆動コントローラ128により加熱前後におけるレーザ光104の光強度の差を計算し、その差が規定値以下である場合、レーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とが正常品であると分かるため、そのまま、溶接機127によりレーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを接合してレーザダイオードモジュール103を組み立てる。
そして、加熱前後におけるレーザ光104の光強度の差が規定値を超える場合、レーザダイオード部品101と光ファイバ部品102の少なくとも一つが不良品であると分かるため、レーザダイオード部品101を交換すること無く光ファイバ部品102のみを交換し、再び調芯工程と組立工程とを実施し、加熱前後におけるレーザ光104の光強度の差が規定値以下である場合、交換されていないレーザダイオード部品101は正常品であると分かるし、加熱前後におけるレーザ光104の光強度の差が規定値を超える場合、交換されていないレーザダイオード部品101は不良品であると分かる。
なお、交換後の光ファイバ部品102も不良品である場合、再び調芯工程と組立工程とを実施しても、加熱前後におけるレーザ光104の光強度の差が規定値を超えることになり、必ずしも交換されていないレーザダイオード部品101が不良品であるとは限らないため、統計的な安全を期すために、組立工程では、規定回数以上の交換が行われたときに交換されていないレーザダイオード部品101を不良品であると判定すると良い。
ここでは、レーザダイオード部品101を交換すること無く光ファイバ部品102のみを交換するものとしたが、光ファイバ部品102を交換すること無くレーザダイオード部品101のみを交換するものとしても構わない。
これまで説明してきたように、本発明によれば、レーザダイオード部品101と光ファイバ部品102とを接合する前にレーザダイオード部品101又は光ファイバ部品102が不良品であるか否かを個別に判定することにより、レーザダイオードモジュール103の不良品率を低減し、その結果として、レーザダイオードモジュール103の製造コストを低減することが可能となる。
100 レーザダイオード調芯組立装置
101 レーザダイオード部品
102 光ファイバ部品
103 レーザダイオードモジュール
104 レーザ光
105 レーザダイオード素子
106 レンズ
107 レーザダイオードアダプタ
108 レーザ光以外の波長の光
109 波長フィルタ
110 光学ブロック
111 第1の光ファイバ
112 第1のフェルール
113 スタブ
114 第2の光ファイバ
115 第2のフェルール
116 フォトダイオード
117 第1のチャック
118 第2のチャック
119 光強度検出器
120 第1のヒータ
121 第2のヒータ
122 第1の温度センサ
123 第2の温度センサ
124 温度コントローラ
125 第1のチャックの支持面
126 第2のチャックの支持面
127 溶接機
128 駆動コントローラ

Claims (7)

  1. レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを調芯すると共に接合してレーザダイオードモジュールを組み立てるレーザダイオード調芯組立装置において、
    前記レーザダイオード部品から前記光ファイバ部品を通じて出力されるレーザ光の光強度が最大となる位置で前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを光結合させる調芯機構と、
    前記調芯機構による調芯後の前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを規定温度に加熱する加熱機構と、
    前記調芯機構による調芯後であって前記加熱機構による加熱前の前記レーザ光の光強度と前記加熱機構による加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値以下であるときに前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを接合する接合機構と、
    を備えていることを特徴とするレーザダイオード調芯組立装置。
  2. 前記調芯機構は、
    前記レーザダイオード部品を保持する第1のチャックと、
    前記光ファイバ部品を保持する第2のチャックと、
    前記レーザダイオード部品から前記光ファイバ部品を通じて出力されるレーザ光の光強度を検出する光強度検出器と、
    を有しており、
    前記第1のチャック及び/又は前記第2のチャックは、前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品を前記光ファイバ部品又は前記レーザダイオード部品に対して相対的に移動自在に保持する請求項1に記載のレーザダイオード調芯組立装置。
  3. 前記加熱機構は、
    前記レーザダイオード部品を加熱する第1のヒータと、
    前記光ファイバ部品を加熱する第2のヒータと、
    前記レーザダイオード部品の温度を検出する第1の温度センサと、
    前記光ファイバ部品の温度を検出する第2の温度センサと、
    前記第1の温度センサで検出された前記レーザダイオード部品の温度に基づいて前記第1のヒータの温度を規定温度に制御すると共に前記第2の温度センサで検出された前記光ファイバ部品の温度に基づいて前記第2のヒータの温度を規定温度に制御する温度コントローラと、
    を有しており、
    前記第1のヒータと前記第1の温度センサは、前記第1のチャックに設けられており、
    前記第2のヒータと前記第2の温度センサは、前記第2のチャックに設けられている請求項2に記載のレーザダイオード調芯組立装置。
  4. 前記接合機構は、
    前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを接合する溶接機と、
    前記調芯機構による調芯後であって前記加熱機構による加熱前の前記レーザ光の光強度と前記加熱機構による加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値以下であるときに前記溶接機を駆動する駆動コントローラと、
    を有している請求項1から3の何れか一項に記載のレーザダイオード調芯組立装置。
  5. レーザダイオード部品と光ファイバ部品とを調芯すると共に接合してレーザダイオードモジュールを組み立てるレーザダイオード調芯組立方法において、
    前記レーザダイオード部品から前記光ファイバ部品を通じて出力されるレーザ光の光強度が最大となる位置で前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを光結合させる調芯工程と、
    前記調芯工程による調芯後の前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを規定温度に加熱すると共に前記調芯工程による調芯後であって加熱前の前記レーザ光の光強度と加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値以下であるときに前記レーザダイオード部品と前記光ファイバ部品とを接合する組立工程と、
    を備えていることを特徴とするレーザダイオード調芯組立方法。
  6. 前記組立工程では、前記調芯工程による調芯後であって加熱前の前記レーザ光の光強度と加熱後の前記レーザ光の光強度との差が規定値を超えるときに前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品を交換すると共に再び前記調芯工程を経た後に前記組立工程を実施して接合前に前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品が不良品であるか否かを個別に判定する請求項5に記載のレーザダイオード調芯組立方法。
  7. 前記組立工程では、規定回数以上の交換が行われたときに交換されていない前記レーザダイオード部品又は前記光ファイバ部品を不良品であると判定する請求項6に記載のレーザダイオード調芯組立方法。
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JP2014166629A Pending JP2016042173A (ja) 2014-08-19 2014-08-19 レーザダイオード調芯組立装置及びレーザダイオード調芯組立方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109283639A (zh) * 2018-12-12 2019-01-29 成都光创联科技有限公司 一种多端口光电器件滤光片支架的装配方法

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