JP5042707B2 - シール構造、及び回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール構造及びそのシール構造を備えた回転電機に関するものである。
従来、回転電機等が備える略有底筒状のハウジングとしては、例えば、ハウジングの内部への他の部材の組み付けを容易とすべく、その底部に貫通孔が形成されたものがある。そして、回転電機の用途等によっては、前記貫通孔を最終的にシールしたものがある。このようなシール構造としては、例えば、スナップフィットによりハウジングに対してシールキャップを係止させ該シールキャップにて貫通孔を覆うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。又、他のシール構造としては、例えば、粘着材又は接着剤によりハウジングに対してプレートを粘着又は接着させ貫通孔を覆うようにしたものがある。
特開平6−178496号公報
しかしながら、上記したようにシールキャップにて貫通孔を覆うようにしたものでは、シールキャップを単にスナップフィットによりハウジングに対して係止させているだけであるため、特に各部材の寸法精度(寸法誤差)などが直接関係してしまい、シール性(液密性)が乏しかった。
又、上記したように粘着材を用いたものでは、粘着材の耐久性や粘着力が原因となり、特にその構造(モータ)の搭載場所の環境が厳しい(例えば高温で振動が発生し易い)と、プレートの剥離が懸念される。
又、上記したように接着剤等の少なくとも配置する段階で流動性を有するシール剤を用いたものでは、配置する(塗布する)際にシール剤が貫通孔からハウジングの内部に浸入し、ハウジングの内部で意図しない部材同士(例えばハウジングと軸受やワッシャ等)が接着されてしまう虞がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、意図しない部材同士の接着を回避しながら、厳しい環境でも高いシール性を確保することができるシール構造及び回転電機を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール構造であって、液密に前記貫通孔を覆うように前記ハウジングの外部に配置された閉塞部材と、少なくとも配置する段階で流動性を有し前記閉塞部材の少なくとも一部を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたシール剤と、前記貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて前記閉塞部材及び前記シール剤を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたカバー部材とを備え、前記カバー部材は、略有底筒状に形成され、その筒部における内周には内側に突出する周方向に複数の突出部が形成され、前記ハウジングには圧入面が形成され、前記カバー部材の前記筒部における内周には前記突出部と押圧接触するように前記ハウジングの前記圧入面が圧入され、前記閉塞部材の周囲外側において前記ハウジングの前記底部と該底部と対向する前記カバー部材の内側面とは離間して設けられ、前記突出部以外の周方向位置には、前記カバー部材の前記筒部の内側面と前記ハウジングの前記圧入面との間に、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分に繋がるとともに前記カバー部材の外側に繋がる通路が形成されており、前記シール剤は、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分において前記閉塞部材の外周部との間に隙間を有することなく配置されるとともに、該離間部分から前記通路を含む前記筒部の内側に渡って配置された。
請求項2に記載の発明では、略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール構造であって、液密に前記貫通孔を覆うように前記ハウジングの外部に配置された閉塞部材と、少なくとも配置する段階で流動性を有し前記閉塞部材の少なくとも一部を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたシール剤と、前記貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて前記閉塞部材及び前記シール剤を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたカバー部材とを備え、前記ハウジングには圧入面が形成されるとともに、前記圧入面には内側に凹む周方向に複数の凹部が形成され、前記カバー部材は略有底筒状に形成され、該カバー部材の筒部における内周には、前記凹部を除く前記圧入面が押圧接触するように前記ハウジングの前記圧入面が圧入され、前記閉塞部材の周囲外側において前記ハウジングの前記底部と該底部と対向する前記カバー部材の内側面とは離間して設けられ、前記凹部の周方向位置には、前記カバー部材の前記筒部の内側面と前記ハウジングの前記圧入面との間に、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分に繋がるとともに前記カバー部材の外側に繋がる通路が形成されており、前記シール剤は、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分において前記閉塞部材の外周部との間に隙間を有することなく配置されるとともに、該離間部分から前記通路を含む前記筒部の内側に渡って配置された。
請求項3に記載の発明では、略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール構造であって、液密に前記貫通孔を覆うように前記ハウジングの外部に配置された閉塞部材と、少なくとも配置する段階で流動性を有し前記閉塞部材の少なくとも一部を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたシール剤と、前記貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて前記閉塞部材及び前記シール剤を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたカバー部材とを備え、前記カバー部材は、略有底筒状に形成され、その筒部における内周には内側に突出する第1及び第2突出部が周方向に交互に且つ軸方向にずれた位置に形成され、前記ハウジングには圧入面が形成され、前記カバー部材の前記筒部における内周には前記第1及び第2突出部と押圧接触するように前記ハウジングの前記圧入面が圧入され、前記閉塞部材の周囲外側において前記ハウジングの前記底部と該底部と対向する前記カバー部材の内側面とは離間して設けられ、前記第1突出部と前記第2突出部の間の位置には、前記カバー部材の前記筒部の内側面と前記ハウジングの前記圧入面との間に、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分に繋がるとともに前記カバー部材の外側に繋がる通路が形成されており、前記シール剤は、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分において前記閉塞部材の外周部との間に隙間を有することなく配置されるとともに、該離間部分から前記通路を含む前記筒部の内側に渡って配置された。
請求項1〜3に記載の発明の構成によれば、閉塞部材が液密に貫通孔を覆うようにハウジングの外部に配置されるため、少なくとも配置する段階で流動性を有し閉塞部材の少なくとも一部を覆うようにハウジングの外部に配置されるシール剤が、ハウジングの内部に浸入してしまうことは防止される。よって、シール剤によるハウジングの内部での意図しない部材同士の接着を回避することができる。又、シール剤にて閉塞部材の少なくとも一部が覆われることと、貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて閉塞部材及びシール剤を覆うようにハウジングの外部にカバー部材が配置されることにより、厳しい環境でも高いシール性を確保することができる。更に、カバー部材は、貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて閉塞部材及びシール剤を覆うため、前記少なくとも一部にカバー部材の内外に連通する連通路が形成されることになる。よって、連通路から余分なシール剤や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
又、略有底筒状に形成されたカバー部材の内周にハウジングに形成された圧入面が圧入されるため、カバー部材とハウジングとが容易且つ強固に固定される
又、請求項1に記載の発明の構成によれば、カバー部材における内周には、内側に突出する周方向に複数の突出部が形成され、その突出部と押圧接触するようにハウジングの圧入面が圧入されるため、突出部以外の周方向位置にカバー部材の内外に連通する連通路が形成されることになる。よって、その連通路から余分なシール剤や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
又、請求項2に記載の発明の構成によれば、ハウジングにおける圧入面には、内側に凹む周方向に複数の凹部が形成され、その凹部を除く圧入面が押圧接触するようにカバー部材の内周に圧入されるため、凹部の周方向位置にカバー部材の内外に連通する連通路が形成されることになる。よって、その連通路から余分なシール剤や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
又、請求項3に記載の発明の構成によれば、カバー部材における内周には、内側に突出する第1及び第2突出部が周方向に交互に且つ軸方向にずれた位置に形成され、その第1及び第2突出部と押圧接触するようにハウジングの圧入面が圧入されるため、カバー部材の内外に連通する連通路が軸方向に直線状とならず迷路状に形成される。よって、シール剤の過剰な漏出を防止しながらも、連通路から余分なシール剤や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシール構造において、前記閉塞部材は、粘着剤により前記ハウジングに対して粘着される粘着部材である。
同構成によれば、閉塞部材は、粘着剤により前記ハウジングに対して粘着される粘着部材であるため、閉塞部材(粘着部材)を容易に配置することができるとともにシール剤を配置する際に閉塞部材(粘着部材)がずれてしまうことが防止され、シール剤がハウジングの内部に浸入してしまうことがより確実に防止される。
請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシール構造において、前記シール剤は、前記カバー部材の内側に隙間なく配置されるとともに、前記カバー部材の外側に一部が露出するように配置された。
同構成によれば、シール剤は、カバー部材の内側に隙間なく配置されるとともに、カバー部材の外側に一部が露出するように配置されるため、高いシール性を確保及び視認することができる。
請求項に記載の発明では、前記ハウジングは、その内側にロータが配置されるものである請求項1乃至のいずれか1項に記載のシール構造を備えた回転電機を要旨とする。
同構成によれば、回転電機において、請求項1乃至のいずれか1項に記載の発明の効果を得ることができる。
本発明によれば、意図しない部材同士の接着を回避しながら、厳しい環境でも高いシール性を確保することができるシール構造及び回転電機を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を図1〜図2に従って説明する。
図1に示すように、回転電機としてのブラシレスモータ1は、有底筒状のハウジングとしてのケース本体11と、ケース本体11の開口部を閉塞するエンドフレーム12と、ケース本体11の内周面に固定されたステータ13と、ステータ13に固定されたターミナルホルダ14と、ステータ13の内側に配置されたロータ15とを備えている。また、本実施の形態のブラシレスモータ1はレゾルバ16を備えている。
ケース本体11の底部には、略有底筒状の軸受保持部11aが形成されている。詳しくは、ケース本体11の底部中央には、径方向内側に向かうほどケース本体11の軸方向の内部側(図1中、上側)に向かう内側延設部11bが形成されている。又、内側延設部11bの内縁には、更に径方向内側に延びる円盤部11cが形成されている。そして、前記軸受保持部11aは、円盤部11cからケース本体11の軸方向の外部側(図1及び図2中、下側)に延びる略筒状の筒状部11dと、該筒状部11dの先端部(図1及び図2中、下端部)を略覆う形状の底部11eとを有する。又、ケース本体11における軸受保持部11aの底部11eの中央には、ケース本体11の内部への他の部材(ロータ15等)の組み付けを容易とすべく、貫通孔11fが形成されている。尚、本実施の形態の軸受保持部11aの底部11eは、ケース本体11における内側延設部11bより径方向外側の底部と面一となるように設定されている。
エンドフレーム12は、中央孔12aを有する略円盤形状に形成され、その外縁がケース本体11の開口部(図1中、上端部)にネジ止めされている。
ステータ13は、略円筒状をなし、ステータコア17及びコイル18を備えている。ステータコア17は、周方向に並設された複数のティース部17a(図1中、2つのみ図示)を備え、これらのティース部17aは、ステータコア17の外周側で連結されて一体的に構成されている。各ティース部17aには、インシュレータ19を介してコイル18が巻装されている。
ターミナルホルダ14は、絶縁樹脂にて略円筒状に形成され、ステータ13の軸方向一端面(図1中、上端面であって、エンドフレーム12側の端面)を覆うようにしてステータ13に対して固定されている。そして、ターミナルホルダ14には前記コイル18に電気的に接続される給電用ターミナルが設けられており、該給電用ターミナルは制御回路に電気的に接続される。
ロータ15は、回転軸21と、該回転軸21に固定(外嵌)されたロータヨーク22と、ロータヨーク22の外周に配置された永久磁石23と、ロータヨーク22及び永久磁石23を覆う非磁性体よりなるカバー24とから構成され、永久磁石23(カバー24)がステータコア17の内周面との間に一定の隙間を有して配置されている。
回転軸21は、その両端側が一対の軸受26,27にて回転可能に支持(軸支)されている。
詳しくは、一方(図1中、上方)の軸受26は、ボールベアリングであって、その外輪26aがエンドフレーム12の中央孔12aに内嵌されて固定され、その内輪26bに回転軸21の軸方向一方側(図1中、上方側)が内嵌されて固定されている。
又、他方(図1中、下方)の軸受27は、ボールベアリングであって、その外輪27aが軸受保持部11aの筒状部11dに挿入されて保持され、その内輪27bに回転軸21の軸方向他方側(図1中、下方側)が内嵌されて固定されている。尚、本実施の形態では、軸受27(外輪27a)を軸受保持部11aの筒状部11dに数十[μm]の径方向の隙間を有するように挿入(隙間嵌め)して保持させている。又、本実施の形態では、軸受保持部11aの底部11eと軸受27との間に、環状で軸方向に弾性を有するウェーブワッシャ28が介在されている。
又、レゾルバ16は、レゾルバ用ロータ31とレゾルバ用ステータ32とから構成されるものであって、ロータ15の回転位置を検出するためのものである。レゾルバ用ロータ31は、ロータ15の回転軸21に固定されている。そして、レゾルバ用ステータ32は、レゾルバ用ロータ31の外周側で該レゾルバ用ロータ31と対向するようにエンドフレーム12に固定されている。そして、前記制御回路は、レゾルバ16にて検出されたロータ15の回転位置に応じてステータ13に電源を供給することになる。そして、この電源の供給によってステータ13にて回転磁界が発生され、この回転磁界に応じてロータ15が回転駆動されることになる。
ここで、本実施の形態のケース本体11における前記貫通孔11fをシールするシール構造について詳述する。
本実施の形態のブラシレスモータ1は、図2に示すように、閉塞部材及び粘着部材としての粘着テープ41と、少なくとも配置する段階で流動性を有するシール剤としての接着剤42と、合成樹脂よりなるカバー部材43とを備える。
本実施の形態の粘着テープ41は、ビニールテープであって、円盤状に形成され、自身が備える粘着剤により液密に前記貫通孔11fを覆うようにケース本体11の外部、詳しくは底部11eにおける貫通孔11fの周囲に配置(粘着)されている。
接着剤42は、粘着テープ41の少なくとも一部を覆うようにケース本体11の外部、詳しくは底部11eにおける粘着テープ41の周囲と筒状部11dの外周とに渡って配置(塗布)されている。
カバー部材43は、貫通孔11fの周囲外側における少なくとも一部を除いて粘着テープ41及び接着剤42を覆うようにケース本体11の外部に配置されている。詳しくは、本実施の形態のカバー部材43は、略有底筒状に形成され、その筒部43aにおける内周にケース本体11の筒状部11dの外周面である圧入面11gが圧入されることによりケース本体11に対して固定されている。より詳しくは、カバー部材43の筒部43aにおける内周には、内側に突出する周方向に複数(本実施の形態では等角度間隔に3つ)の突出部43bが形成され、その突出部43bと押圧接触するように前記圧入面11gが圧入されている。尚、本実施の形態の突出部43bは、筒部43aから単に(同一の径方向厚さで)内側に張り出されたものであって、その先端は(押圧接触する箇所)は軸方向及び周方向に圧入面11gと面接触するように形成されている。そして、上記構成により、突出部43bが形成される位置以外の周方向位置にはカバー部材43の内外に連通する連通路44(覆わない部分)が形成されることになる。そして、カバー部材43の配設時、予め多めに塗布された接着剤42は、カバー部材43の内側に隙間なく配置されるとともに、その(余分な)一部が前記連通路44から溢れ出すことによって、カバー部材43の外部に(視認可能に)露出し筒状部11dの基端側外周や円盤部11cの外表面にも配置されている。
即ち、本実施の形態では、まず「閉塞部材配置工程」にて液密に貫通孔11fを覆うようにケース本体11の外部に粘着テープ41を配置する。次に「シール剤塗布工程」にて、接着剤42を、粘着テープ41の少なくとも一部を覆うようにケース本体11の外部に配置する。次に「カバー部材配置工程」にて貫通孔11fの周囲外側における少なくとも一部を除いて粘着テープ41及び接着剤42を覆うようにケース本体11の外部にカバー部材43を配置する。このようにしてブラシレスモータ1を製造している。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)粘着テープ41が液密に貫通孔11fを覆うようにケース本体11の外部に配置されるため、少なくとも配置する段階で流動性を有し粘着テープ41の少なくとも一部を覆うようにケース本体11の外部に配置される接着剤42が、ケース本体11の内部に浸入してしまうことは防止される。よって、接着剤42によるケース本体11の内部での意図しない部材同士(例えば、ケース本体11と軸受27等)の接着を回避することができる。又、接着剤42にて粘着テープ41の少なくとも一部が覆われることと、貫通孔11fの周囲外側における少なくとも一部を除いて粘着テープ41及び接着剤42を覆うようにケース本体11の外部にカバー部材43が配置されることにより、厳しい環境でも高いシール性を確保することができる。更に、本実施の形態では、貫通孔11fの周囲外側における一部にカバー部材43の内外に連通する連通路44が形成されることになる。詳しくは、本実施の形態ではカバー部材43の筒部43aにおける内周には、内側に突出する周方向に複数の突出部43bが形成され、その突出部43bと押圧接触するようにケース本体11の圧入面11gが圧入されるため、突出部43b以外の周方向位置にカバー部材43の内外に連通する連通路44が形成されることになる。よって、その連通路44から余分な接着剤42や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
(2)液密に貫通孔11fを覆う閉塞部材として粘着テープ41を用いたため、閉塞部材(粘着テープ41)を容易に配置することができるとともに接着剤42を配置する際に閉塞部材(粘着テープ41)がずれてしまうことが防止され、接着剤42がケース本体11の内部に浸入してしまうことがより確実に防止される。又、液密に貫通孔11fを覆う閉塞部材として粘着テープ41を用いたため、例えば、樹脂製のプレートに粘着剤が設けられたような粘着テープ41以外の他の粘着部材に比べても、簡単な構成で極容易に配置することができる。
(3)略有底筒状に形成されたカバー部材43の筒部43aにおける内周にケース本体11に形成された圧入面11gが圧入されるため、カバー部材43とケース本体11とが容易且つ強固に固定される。
(4)接着剤42は、カバー部材43の内側に隙間なく配置されるとともに、カバー部材43の外側に一部が露出するように配置されるため、高いシール性を確保及び視認することができる。
上記実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、カバー部材43の筒部43aにおける内周には、周方向に複数の突出部43bが形成され、その突出部43bとのみ押圧接触するように圧入面11gが圧入され、突出部43b以外の周方向位置にカバー部材43の内外に連通する連通路44が形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、図3に示すように変更してもよい。
即ち、図3に示すように、カバー部材43の筒部43aにおける内周には、内側に突出する第1及び第2突出部51,52が周方向に交互に且つ軸方向にずれた位置に形成され、その第1及び第2突出部51,52と押圧接触するように前記圧入面11gが圧入されたものとしてもよい。このようにすると、カバー部材43の内外に連通する連通路53が軸方向に直線状とならず迷路状(詳しくは、周方向にのみ繋がる通路54を有する形状)に形成される。よって、接着剤42(シール剤)の過剰な漏出を防止しながらも、連通路53から余分な接着剤42(シール剤)や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
又、この例の第1及び第2突出部51,52は、自身(カバー部材43)の厚みより大きく内側に突出するように屈曲形成されてなることから、筒部43aにおける軸方向の中間部分にもカバー部材43の外部に(周方向に)開放される連通路55が形成される。尚、この連通路55においても軸方向に直線状とならず迷路状であるため、接着剤42(シール剤)の過剰な漏出は防止される。又、勿論、この連通路55が形成されない構成、即ち第1及び第2突出部51,52が、自身(カバー部材43)の厚みより大きく内側に突出していない構成に変更してもよい。
又、例えば、図4に示すように変更してもよい。この例におけるカバー部材43の筒部43aは、径方向に凹凸を有さない略真円形状とされている。そして、前記圧入面11gには、径方向内側に凹む周方向に複数の凹部11hが形成され、その凹部11hを除く圧入面11gがカバー部材43の筒部43aにおける内周に圧入されている。このようにすると、凹部11hの周方向位置にカバー部材43の内外に連通する連通路61が形成されることになる。よって、その連通路61から余分な接着剤42や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
又、例えば、図5に示すように変更してもよい。この例におけるカバー部材71は、前記粘着テープ41より径の大きい円盤状に形成される円盤部71aと、円盤部71aの外縁から径方向外側に向かうほど軸方向(底部11e側)に延びる傾斜部71bと、傾斜部71bの先端から更に径方向外側に延びる外延部71cとを備える。又、カバー部材71には、外延部71cが底部11eに当接された状態で周方向の複数箇所で前記底部11eと離間するように形成された離間用凹部71dが形成されている。このようにしても、離間用凹部71dの周方向位置にカバー部材71の内外に連通する連通路72が形成されることになる。よって、その連通路72から余分な接着剤42や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。尚、この例では、カバー部材71が接着剤42による接着のみでケース本体11に固定されている。
・上記実施の形態では、閉塞部材として粘着テープ41を用いたが、液密に貫通孔11fを覆うようにケース本体11の外部に配置することができれば、他の閉塞部材に変更してもよい。尚、粘着剤を備えない閉塞部材とする場合、接着剤42がケース本体11の内部に浸入しないように他の方法や構造にて閉塞部材を保持させる必要がある。又、勿論、他の閉塞部材として粘着剤により粘着される他の粘着部材(例えば樹脂製のプレートに粘着剤が設けられたもの)に変更してもよい。
・上記実施の形態では、シール剤として接着剤42を用いたが、これに限定されず、少なくとも配置する段階で流動性を有する他のシール剤に変更してもよい。
・上記実施の形態では、カバー部材43は合成樹脂よりなるとしたが、これに限定されず、例えば金属材料等の他の材料よりなるものに変更してもよい。
・上記実施の形態では、接着剤42は、カバー部材43の外側に一部が(視認可能に)露出するように配置されるとしたが、これに限定されず、カバー部材43の内側のみに(視認不能に)配置してもよい。
・上記実施の形態では、接着剤42(シール剤)を塗布した後、カバー部材43を配置するとしたが、同様の構成となれば、この方法に限定されず、例えばカバー部材43を配置した(ケース本体11に組み付けた)後、接着剤42(シール剤)をカバー部材43の内側に充填して製造してもよい。
・上記実施の形態では、本発明をブラシレスモータ1に具体化したが、これに限定されず、ブラシ付き直流モータ等の他の回転電機に具体化してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)前記粘着部材は、粘着テープであることを特徴とする。同構成によれば、粘着部材は粘着テープであるため、簡単な構成で極容易に配置することができる。
(ロ)略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール方法であって、液密に前記貫通孔を覆うように前記ハウジングの外部に閉塞部材を配置する閉塞部材配置工程と、前記閉塞部材配置工程の後、少なくとも塗布する段階で流動性を有するシール剤を、前記閉塞部材の少なくとも一部を覆うように前記ハウジングの外部に配置するシール剤塗布工程と、前記シール剤塗布工程の後、前記貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて前記閉塞部材及び前記シール剤を覆うように前記ハウジングの外部にカバー部材を配置するカバー部材配置工程とを備えたことを特徴とするシール方法。
同方法によれば、まず閉塞部材が液密に貫通孔を覆うようにハウジングの外部に配置されるため、少なくとも塗布する段階で流動性を有し閉塞部材の少なくとも一部を覆うようにハウジングの外部に配置されるシール剤が、ハウジングの内部に浸入してしまうことは防止される。よって、シール剤によるハウジングの内部での意図しない部材同士の接着を回避することができる。又、シール剤にて閉塞部材の少なくとも一部が覆われることと、その後、貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて閉塞部材及びシール剤を覆うようにハウジングの外部にカバー部材が配置されることにより、厳しい環境でも高いシール性を確保することができる。更に、カバー部材は、貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて閉塞部材及びシール剤を覆うため、前記少なくとも一部にカバー部材の内外に連通する連通路が形成されることになる。よって、連通路から余分なシール剤や空気を抜くことができ、各部材を良好に配設することができる。
本実施の形態におけるブラシレスモータの断面図。 本実施の形態におけるブラシレスモータの一部拡大断面図。 別例におけるブラシレスモータの一部拡大断面図。 別例におけるブラシレスモータの一部拡大断面図。 別例におけるブラシレスモータの一部拡大断面図。
符号の説明
11…ケース本体(ハウジング)、11e…底部、11f…貫通孔、11g…圧入面、11h…凹部、15…ロータ、41…粘着テープ(閉塞部材及び粘着部材)、42…接着剤(シール剤)、43,71…カバー部材、43b…突出部、51…第1突出部、52…第2突出部。

Claims (6)

  1. 略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール構造であって、
    液密に前記貫通孔を覆うように前記ハウジングの外部に配置された閉塞部材と、
    少なくとも配置する段階で流動性を有し前記閉塞部材の少なくとも一部を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたシール剤と、
    前記貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて前記閉塞部材及び前記シール剤を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたカバー部材と
    を備え
    前記カバー部材は、略有底筒状に形成され、その筒部における内周には内側に突出する周方向に複数の突出部が形成され、前記ハウジングには圧入面が形成され、前記カバー部材の前記筒部における内周には前記突出部と押圧接触するように前記ハウジングの前記圧入面が圧入され、
    前記閉塞部材の周囲外側において前記ハウジングの前記底部と該底部と対向する前記カバー部材の内側面とは離間して設けられ、前記突出部以外の周方向位置には、前記カバー部材の前記筒部の内側面と前記ハウジングの前記圧入面との間に、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分に繋がるとともに前記カバー部材の外側に繋がる通路が形成されており、
    前記シール剤は、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分において前記閉塞部材の外周部との間に隙間を有することなく配置されるとともに、該離間部分から前記通路を含む前記筒部の内側に渡って配置されたことを特徴とするシール構造。
  2. 略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール構造であって、
    液密に前記貫通孔を覆うように前記ハウジングの外部に配置された閉塞部材と、
    少なくとも配置する段階で流動性を有し前記閉塞部材の少なくとも一部を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたシール剤と、
    前記貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて前記閉塞部材及び前記シール剤を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたカバー部材と
    を備え、
    前記ハウジングには圧入面が形成されるとともに、前記圧入面には内側に凹む周方向に複数の凹部が形成され、前記カバー部材は略有底筒状に形成され、該カバー部材の筒部における内周には、前記凹部を除く前記圧入面が押圧接触するように前記ハウジングの前記圧入面が圧入され
    前記閉塞部材の周囲外側において前記ハウジングの前記底部と該底部と対向する前記カバー部材の内側面とは離間して設けられ、前記凹部の周方向位置には、前記カバー部材の前記筒部の内側面と前記ハウジングの前記圧入面との間に、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分に繋がるとともに前記カバー部材の外側に繋がる通路が形成されており、
    前記シール剤は、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分において前記閉塞部材の外周部との間に隙間を有することなく配置されるとともに、該離間部分から前記通路を含む前記筒部の内側に渡って配置されたことを特徴とするシール構造。
  3. 略有底筒状のハウジングの底部に形成された貫通孔をシールするシール構造であって、
    液密に前記貫通孔を覆うように前記ハウジングの外部に配置された閉塞部材と、
    少なくとも配置する段階で流動性を有し前記閉塞部材の少なくとも一部を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたシール剤と、
    前記貫通孔の周囲外側における少なくとも一部を除いて前記閉塞部材及び前記シール剤を覆うように前記ハウジングの外部に配置されたカバー部材と
    を備え、
    前記カバー部材は、略有底筒状に形成され、その筒部における内周には内側に突出する第1及び第2突出部が周方向に交互に且つ軸方向にずれた位置に形成され、前記ハウジングには圧入面が形成され、前記カバー部材の前記筒部における内周には前記第1及び第2突出部と押圧接触するように前記ハウジングの前記圧入面が圧入され
    前記閉塞部材の周囲外側において前記ハウジングの前記底部と該底部と対向する前記カバー部材の内側面とは離間して設けられ、前記第1突出部と前記第2突出部の間の位置には、前記カバー部材の前記筒部の内側面と前記ハウジングの前記圧入面との間に、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分に繋がるとともに前記カバー部材の外側に繋がる通路が形成されており、
    前記シール剤は、前記ハウジングの前記底部と前記カバー部材の内側面との離間部分において前記閉塞部材の外周部との間に隙間を有することなく配置されるとともに、該離間部分から前記通路を含む前記筒部の内側に渡って配置されたことを特徴とするシール構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシール構造において、
    前記閉塞部材は、粘着剤により前記ハウジングに対して粘着される粘着部材であることを特徴とするシール構造。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のシール構造において、
    前記シール剤は、前記カバー部材の内側に隙間なく配置されるとともに、前記カバー部材の外側に一部が露出するように配置されたことを特徴とするシール構造。
  6. 前記ハウジングは、その内側にロータが配置されるものである請求項1乃至のいずれか1項に記載のシール構造を備えたことを特徴とする回転電機。
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