JP5042148B2 - 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムに関し、具体的には、連結納税の電子申告システムにおける税制改正情報を元にしたエラーチェック情報の生成処理、及び当該エラーチェック情報に基づいたエラーチェック処理の技術に関する。
連結納税業務における電子申告に際しては、子法人が入力したデータを親法人で収集し、所定の計算処理を実行した後、電子申告用データに変換し、国税庁の電子申告受付システムに提出することとなる。前記電子申告用データは各申告書の様式毎に構成されている。国税庁の電子申告受付システムでは、申告データ受付の際に、申告書毎にエラーチェックを実行する。エラーチェックした結果、申告データに問題がなければ、電子申告受付システムから利用者に宛てて受付完了のメッセージが送信され、電子申告が完了となる。
国税庁の電子申告受付システムにて実施されているエラーチェック処理の仕様は、公開仕様として提供されている。そのため、前記エラーチェックの仕様を実装することで、市販の財務・税務ソフトウェアにより電子申告を実行することが可能である。
電子申告処理に関する技術については、例えば、電子申告データの作成漏れを防止可能とするシステムとして、電子申告に係わる申告データの作成処理の前段において、各データファイルの作成状態を登録したメモリから、指定された納税者の各データファイルの作成状態を取得し、当該作成状態と対応するデータファイル名と共に表示することを特徴とする電子申告データ作成確認方法(特許文献1参照)などが開示されている。
特開2005−128742号公報
ところで、上述したエラーチェック処理の仕様を実装するためには、従来、前記エラーチェック処理の公開仕様を分析し、この仕様のうち不要な情報の選別や必要な箇所の参照をしたプログラム開発者が、所定のソフトウェアにチェック処理用の機能を個々に実装していた。
一方、上記エラーチェック処理の仕様は、申告データ受付時のチェック仕様として提供されているため、最終的に提出される申告書の単位で仕様が公開されている。そのため、前記仕様の内容についてそのまま実装を行うと、子法人からデータを回収して連結納税額の計算を実行し、電子申告データに変換するタイミングでのみ、エラーチェックを実行することになる。
従って、エラーチェック処理によりエラー発生が判明した場合は、子法人にデータ修正を指示し、再度、子法人からの申告用データ取得、これに基づく連結納税額の計算、電子申告データ変換、といった一連の処理を実行する必要があった。そのため、申告時にエラーが判明した場合に子法人への手戻り処理が多く発生していた。また、従来技術において、データファイルの作成漏れを防止する手法は示されていたが、エラーチェックデータの生成手法については提案されていなかった。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、連結納税業務の電子申告におけるエラーチェック情報を自動生成し、効率的なエラーチェック処理を実行する技術の提供を目的とする。
本発明の情報処理システムは、連結納税業務の電子申告におけるエラーチェック情報を自動生成し、効率的なエラーチェック処理を実行するための情報処理システムである。このため、前記情報処理システムは、連結納税の税制改正情報の公開仕様データを含む各種データを格納する記憶手段を備えている。この記憶手段はハードディスクドライブなどの適宜な不揮発性記憶装置で構成されていることを想定できる。
また、前記情報処理システムは、前記記憶手段に格納されている公開仕様データと、前記記憶手段にて予め保持している親法人と子法人のそれぞれの申告用データ入力時におけるエラーチェック項目(テーブルとして記憶手段に生成するものである。詳細は後述する)とを照合し、前記公開仕様データのうちエラーチェック項目に該当するデータ項目と当該データ項目について前記公開仕様データで定められているデータ属性規定(例:データ種が“文字列”であり、その文字数が“30文字以内”、など)とを特定する、項目特定手段を備える。
また、前記情報処理システムは、前記親法人と子法人のそれぞれについて特定したデータ項目とデータ属性規定の情報を、親法人用と子法人用のそれぞれについてのエラーチェック情報(テーブルとして記憶手段に生成するものである。詳細は後述する)として記憶手段に格納する、チェック情報格納手段を備える。
また、前記情報処理システムは、親法人用の入力端末で入力された申告用データと、前記記憶手段における親法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった親チェック済み申告用データを子法人用の入力端末に送信する、親側チェック手段を備える。前記エラーチェック処理は、例えば、親法人用の入力端末で入力された申告用データのうち、あるデータ項目Aの入力内容が“ABC税務署”であり、親法人のエラーチェック情報における該当データ項目のデータ属性規定が、“データ種は“文字列”、文字数は“5文字以内”であったとすれば、“ABC税務署”の文字数は“6文字”であり、前記データ項目Aについてエラー有り、と判定する。
また、前記情報処理システムは、子法人用の入力端末で前記親チェック済み申告用データ上に入力された申告用データと、前記記憶手段における子法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった子法人申告用データを前記子法人用の入力端末から取得する、子側チェック手段を備える。ここでのエラーチェック処理についても上記と同様の例を想定できる。
また、前記情報処理システムは、前記子法人用の入力端末から取得した子法人申告用データに基づいた連結納税額の計算を実行して電子申告データを作成し、この電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信する、申請処理手段を備える。ここでの連結納税額の計算、電子申告データの作成・送信の各処理については、例えば、従来から存在する電子申告用ソフトウェアに、前記子法人申告用データ(これには親法人側で入力された申告データも含まれている)に基づく処理指示を前記申請処理手段が実行することで行うとしてもよい。
なお、前記情報処理システムは、ネットワークで結ばれた国税庁の電子申告受付システムと通信手段で通信し、税制改正情報の公開仕様データを取得してこれを前記記憶手段に格納する、仕様取得手段を備えるとしてもよい。勿論、前記通信手段は前記ネットワークの通信プロトコルに沿ったデータ通信を実行する装置やアプリケーションプログラムである。
また、前記情報処理システムにおいて、前記申請処理手段が、前記記憶手段に格納されている公開仕様データと前記電子申告データとを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信するものであるとしてもよい。国税庁に対する実際の電子申告直前に、当該情報処理システム側での最終チェックとして行う処理である。
また、前記情報処理システムにおいて、前記申請処理手段が、前記エラーチェック処理を実行し、当該エラーチェック処理でエラー有りとなったデータ項目と、前記記憶手段のエラーチェック情報とを照合し、前記エラー有りのデータ項目を有しているエラーチェック情報を特定し、ここで特定されたエラーチェック情報に対応付けられた親法人または子法人の入力端末に、前記エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであるとしてもよい。国税庁に対する実際の電子申告直前での最終チェック結果を受けて行う、修正処理である。だが、親法人および子法人のそれぞれにおける申告用データの入力時にエラーチェック処理が実行されているため、ここで修正処理が生じる状況としては、例えば、ネットワーク障害やシステム故障等によるデータ破損など特異なケースが想定される程度である。
また、前記情報処理システムにおいて、前記親側チェック手段が、前記エラーチェック処理を実行して、エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を前記親法人用の入力端末に通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであるとしてもよい。またこの場合、前記子側チェック手段が、前記エラーチェック処理を実行し、エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を前記子法人用の入力端末に通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものとなる。
また、本発明の情報処理方法は、前記情報処理システムを構成するコンピュータが、連結納税の税制改正情報の公開仕様データを含む各種データを格納する記憶手段を備えて、前記記憶手段に格納されている公開仕様データと、前記記憶手段にて予め保持している親法人と子法人のそれぞれの申告用データ入力時におけるエラーチェック項目とを照合し、前記公開仕様データのうちエラーチェック項目に該当するデータ項目と当該データ項目について前記公開仕様データで定められているデータ属性規定とを特定する処理と、前記親法人と子法人のそれぞれについて特定したデータ項目とデータ属性規定の情報を、親法人用と子法人用のそれぞれについてのエラーチェック情報として記憶手段に格納する処理と、親法人用の入力端末で入力された申告用データと、前記記憶手段における親法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった親チェック済み申告用データを子法人用の入力端末に送信する処理と、子法人用の入力端末で前記親チェック済み申告用データ上に入力された申告用データと、前記記憶手段における子法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった子法人申告用データを前記子法人用の入力端末から取得する処理と、前記子法人用の入力端末から取得した子法人申告用データに基づいた連結納税額の計算を実行して電子申告データを作成し、この電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信する処理と、を実行することを特徴とする。後述するが、各処理を実行する主体は、単体のコンピュータである場合のみならず、例えば、前記親法人用や子法人用の各入力端末や、それら入力端末とネットワークで結ばれたサーバ装置が、上記処理のうち担当する処理をそれぞれ実行して互いに協働するといった例を想定できる。
また、本発明のプログラムは、連結納税の税制改正情報の公開仕様データを含む各種データを格納する記憶手段を備えたコンピュータ、つまり前記情報処理システムに、前記記憶手段に格納されている公開仕様データと、前記記憶手段にて予め保持している親法人と子法人のそれぞれの申告用データ入力時におけるエラーチェック項目とを照合し、前記公開仕様データのうちエラーチェック項目に該当するデータ項目と当該データ項目について前記公開仕様データで定められているデータ属性規定とを特定するステップと、前記親法人と子法人のそれぞれについて特定したデータ項目とデータ属性規定の情報を、親法人用と子法人用のそれぞれについてのエラーチェック情報として記憶手段に格納するステップと、親法人用の入力端末で入力された申告用データと、前記記憶手段における親法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった親チェック済み申告用データを子法人用の入力端末に送信するステップと、子法人用の入力端末で前記親チェック済み申告用データ上に入力された申告用データと、前記記憶手段における子法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった子法人申告用データを前記子法人用の入力端末から取得するステップと、前記子法人用の入力端末から取得した子法人申告用データに基づいた連結納税額の計算を実行して電子申告データを作成し、この電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信するステップと、を実行させることを特徴とする。このプログラムは、単体のコンピュータにインストールされて実行されるもののみならず、例えば、前記親法人用や子法人用の各入力端末や、それら入力端末とネットワークで結ばれたサーバ装置が、上記ステップのうち担当するステップをそれぞれ実行して互いに協働するといった例を想定できる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、連結納税業務の電子申告におけるエラーチェック情報を自動生成し、効率的なエラーチェック処理を実行する技術を提供できる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における情報処理システム100と電子申告受付システム1を含むネットワーク構成図である。本実施形態における情報処理システム100(以下、システム100)は、連結納税業務の電子申告におけるエラーチェック情報を自動生成し、効率的なエラーチェック処理を実行するコンピュータシステムである。
ここでは一例として、前記システム100が、親法人端末200、データサーバ兼アプリケーションサーバ300(以下サーバ300)、および子法人端末400から構成される状況を想定する。したがってこの場合、本願の請求項で示した各手段は、前記親法人端末200、サーバ300、および子法人端末400らでそれぞれ分担して保持しているものとする。勿論、こうした例だけでなく、単体のサーバ装置が前記各手段全てを備えている例を想定しても良い。
こうした前記システム100を構成する親法人端末200、サーバ300、子法人端末400のそれぞれは、本実施形態における情報処理方法を実行する機能を協働して実現すべく不揮発性メモリなどの記憶手段に格納されたプログラムを揮発性メモリ等に読み出し、演算装置たるCPUにより実行する。また、前記システム100を構成する親法人端末200、子法人端末400、およびサーバ300らは、コンピュータ装置が一般に備えている各種ボタン類、キーボードなどの入力インターフェイスや、LEDやディスプレイなどの出力インターフェイスを必要に応じて備え、さらに通信ネットワーク140を介した電子申告受付システム1や他装置らとの通信を担う通信手段などを有するとしてよい。
続いて、前記システム100を構成する各装置らが例えばプログラムに基づき構成・保持する手段につき説明を行う。図2は本実施形態の親法人端末200のハードウェア構成例を示す図である。なお、親法人端末200は、制御部(CPUなどの演算装置)20、前記制御部20が実行するプログラム210等を記憶する記憶部21(記憶手段)、申告データなどの入力を行う入力部22(入力インターフェイス)、情報を表示するための表示部23(出力インターフェイス)、および、通信ネットワーク140と接続して外部装置とデータ授受を行うネットワークインタフェース24(通信手段)からなる。なお、前記記憶部21は不揮発性記憶装置(ハードディスクドライブなど)と揮発性記憶装置(一般のメモリ)の両方を含むものとする(サーバ300や子法人端末400でも同じ)。
また、前記記憶部21は、連結納税の税制改正情報の公開仕様データを含む各種データを格納しており、ハードディスクドライブなどの適宜な不揮発性記憶装置で構成されている。前記公開仕様データは、前記親法人端末200ないし前記サーバ300が備える仕様取得手段225が、前記通信ネットワーク14で結ばれた国税庁の電子申告受付システム1とネットワークインターフェイス24ないし32(通信手段)で通信して取得してこれを前記記憶部21ないし31に格納するとしてもよい。
同様に、図3に示すように前記サーバ300は、制御部(CPUなどの演算装置)30、前記制御部30が実行するプログラム310、各種テーブル(チェック情報元データ管理テーブル331、チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332、チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333、マスタデータチェック情報管理テーブル334、個社入力データチェック情報管理テーブル335、帳票様式データチェック情報管理テーブル336、電子申告データ管理テーブル337)、チェック内容マスタ338を記憶する記憶部31と、通信ネットワーク140と接続して外部装置とデータ授受を行うネットワークインタフェース32からなる。
また同様に、前記子法人端末400は、制御部(CPUなどの演算装置)40、前記制御部40が実行するプログラム410を記憶する記憶部41、申告データなどの入力を行う入力部42、情報を表示するための表示部43、通信ネットワーク140と接続して外部装置とデータ授受を行うネットワークインタフェース44からなる。
次に、前記システム100を構成する装置らが備える機能部であり、例えば、プログラムにより実現される各手段について説明する。この時、前記システム100のうち、前記親法人端末200は、前記プログラム210が実現する機能ブロック(=手段)として、以下のものを備える。前記親法人端末200は、前記記憶部21に格納されている公開仕様データ(=税制改正情報ファイル230)について、前記サーバ300の記憶部31にて予め保持している親法人と子法人のそれぞれの申告用データ入力時におけるエラーチェック項目(テーブルとして記憶手段に生成するものであり、本実施形態ではチェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332、チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333などとしている)のデータを呼び出して照合し、前記公開仕様データのうちエラーチェック項目に該当するデータ項目と当該データ項目について前記公開仕様データで定められているデータ属性規定(例:データ種が“文字列”であり、その文字数が“30文字以内”、など)とを特定する、項目特定手段220を備える。
なお、前記チェック内容マスタ338は、図10(b)に示すように、前記公開仕様データ(=税制改正情報ファイル230)におけるデータ型をキーとして、このデータ型に応じたチェック処理名とそのチェック内容(規定の最大文字数や桁数など)を対応付けたレコードの集合体となっている。
また、前記親法人端末200は、前記親法人と子法人のそれぞれについて特定したデータ項目とデータ属性規定の情報を、親法人用と子法人用のそれぞれについてのエラーチェック情報(テーブルとして記憶手段に生成するものである。本実施形態では、マスタデータチェック情報管理テーブル334、個社入力データチェック管理情報テーブル335としている)として、サーバ300の記憶部31のデータベース330に格納する、チェック情報格納手段221を備える。
また、前記親法人端末200は、前記入力部22(=親法人用の入力端末)で入力された申告用データについて、前記サーバ300の記憶部31における親法人用のエラーチェック情報(=マスタデータチェック情報管理テーブル334)のデータを呼び出して照合し、エラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった親チェック済み申告用データ、つまり所定の仕様に沿って親法人側でエラー無く作成された子法人用の申告データ入力シートのデータを子法人端末400(=子法人用の入力端末)に送信する、親側チェック手段222を備える。
前記エラーチェック処理は、例えば、前記入力部22で入力された申告用データのうち、あるデータ項目Aの入力内容が“ABC税務署”であり、親法人のエラーチェック情報における該当データ項目のデータ属性規定が、“データ種は“文字列”、文字数は“5文字以内”であったとすれば、“ABC税務署”の文字数は“6文字”であり、前記データ項目Aについてエラー有り、と判定する。
また、前記親側チェック手段222が、前記入力部22で入力された申告用データについて、前記サーバ300の記憶部31における親法人用のエラーチェック情報(=マスタデータチェック情報管理テーブル334)のデータを呼び出して照合し、エラーチェック処理を実行して、エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を前記表示部23に出力して通知し、入力部22で修正入力の受け付けを経て、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであるとしてもよい。
一方、前記システム100のうち前記子法人端末400は、前記入力部42(=子法人用の入力端末)で前記親チェック済み申告用データ、つまりは子法人用の申告データ入力シート上に入力された申告用データと、前記記憶部41における子法人用のエラーチェック情報(=個社入力データチェック情報管理ファイル450)とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった子法人申告用データを親法人端末200に送信する、子側チェック手段423(個社入力データチェックプログラム)を備える。ここでのエラーチェック処理についても上記親法人端末200での処理と同様の例を想定できる。
また、前記子側チェック手段423が、前記エラーチェック処理を実行し、エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を表示部43に表示して通知し、前記入力部42での修正入力受け付けを経て、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するとしてもよい。
他方、前記親法人端末200は、前記子法人端末400から取得した子法人申告用データに基づいた連結納税額の計算実行を前記サーバ300に指示し、前記サーバ300から得た連結納税額を含む電子申告データを作成し、この電子申告データを、通信ネットワーク140で結ばれた電子申告受付システム1に送信する、申請処理手段224を備える。
ここでの連結納税額の計算、電子申告データの作成・送信の各処理については、例えば、従来から存在する電子申告用ソフトウェア(サーバ300が備えるもので連結税額計算プログラム320など)に、前記子法人申告用データ(これには親法人側で入力された申告データも含まれている)に基づく処理指示を前記申請処理手段224が実行することで行うとしてもよい。
なお、前記申請処理手段224が、前記記憶部21に格納されている公開仕様データ(=税制改正情報ファイル230)と前記電子申告データとを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった電子申告データを、通信ネットワーク140で結ばれた電子申告受付システム1に送信するものであるとしてもよい。国税庁に対する実際の電子申告直前に、当該情報処理システム側での最終チェックとして行う処理である。
また、前記申請処理手段224が、前記記憶部21に格納されている公開仕様データ(=税制改正情報ファイル230)と前記電子申告データとを照合してエラーチェック処理を実行し、当該エラーチェック処理でエラー有りとなったデータ項目について、前記サーバ300の記憶部31のエラーチェック情報(例えば、チェック情報元データ管理テーブル331)と照合し、前記エラー有りのデータ項目を有しているエラーチェック情報を特定し、ここで特定されたエラーチェック情報に対応付けられた親法人端末200または子法人端末400(例:チェック情報元データ管理テーブル331で“チェック区分”が“2の項目は子法人に対応、“1”の項目は親法人に対応)に、前記エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであるとしてもよい。
国税庁に対する実際の電子申告直前での最終チェック結果を受けて行う、修正処理である。だが、親法人および子法人のそれぞれにおける申告用データの入力時にエラーチェック処理が実行されているため、ここで修正処理が生じる状況としては、例えば、ネットワーク障害やシステム故障等によるデータ破損など特異なケースが想定される程度である。
なお、これまで示した前記システム100を構成する各装置らにおける各手段220〜225は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶手段に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、システム100を構成する各装置らのCPUがプログラム実行に合わせて記憶手段より該当プログラムをメモリに読み出して、これを実行することとなる。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態におけるシステム100が利用するテーブル類の構造について説明する。図5は本実施形態のチェック情報元データ管理テーブル331のデータ構造例を示す図である。チェック情報元データ管理テーブル331は、国税庁の電子申告受付システム1から取得した前記公開仕様データに基づいて前記システム100が必要な情報を付加して生成したテーブルであり、チェック情報の元データとなるものである。
このチェック情報元データ管理テーブル331は、多数ある申告書を一意に認識するための様式ID50、申告書中のデータ項目を一意に認識するための項目ID51、データ項目のデータ属性規定を示すデータ型52、データ型に桁数制限値のオプションがある場合に設定されるデータ型オプション53、そのデータ項目が任意か必須かを示す必須/任意54、申請書帳票内の行番号を示す帳票項番55、同じく帳票内の列番号を示す列番号56、マスタデータ(=親法人側での設定データ)としてチェックするか、入力データ(=子法人側での入力データ)としてチェックするかを識別するチェック区分57から構成されている。
前記必須/任意54のデータ欄には、必須である場合“1”、任意である場合“0”が設定される。また、チェック区分57のデータ欄には、マスタデータとしてチェックする項目である場合は“1”が、入力データとしてチェックする項目である場合は“2”が設定される。
図6は本実施形態の帳票イメージ例を示す図である。この帳票イメージ6は、図5のチェック情報元データ管理テーブル331における帳票ID50、項目ID51、帳票項番55、列項番56の各データ項目を配置して帳票としたイメージを示すものである。ここで、この帳票イメージ6における帳票ID60は図5における様式ID50と対応し、項目ID61は図5における項目ID51と対応し、帳票項番62は図5における帳票項番55と対応し、列番号63は図5における列番号56と対応する。国税庁の電子申告受付システム1から取得した公開仕様では列等の概念が設定されておらず、本発明の情報処理方法を実行するにあたり、各データ項目を一意に特定可能とすべく項目ID、帳票項番、列番号といったデータで各データ項目毎に設定している。この設定処理については後述する。
図7は本実施形態の、(a)チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332、(b)チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333、(c)マスタデータチェック情報管理テーブル334の各データ構造例を示す図である。
前記チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332は、前記公開仕様データおよび前記チェック情報元データ管理テーブル331に含まれるデータ項目(項目IDに対応)が、親法人側でのチェック項目であるか否かを判定するためのテーブルである。このチェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332は、多数ある申告書を一意に認識するための様式ID70、帳票内の行番号を示す帳票項番71、帳票内の列番号を示す列番号72、チェック対象データが格納されているテーブル名を示すテーブル名73、チェック対象データが格納されているテーブル名の項目名を示すテーブル項目名74の各データからなる。
前記チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333は、前記公開仕様データおよび前記チェック情報元データ管理テーブル331に含まれるデータ項目(項目IDに対応)が、子法人側でのチェック項目であるか否かを判定するためのテーブルである。
このチェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333は、多数ある申告書を一意に認識するための様式ID80、帳票内の行番号を示す帳票項番81、帳票内の列番号を示す列番号82、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラムのファイル名を示す入力ブック名83、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム322のシート名を示すシート名称84、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム322のシート内の行位置を識別するためのシート行番号85、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム322のシート内の列位置を識別するためのシート列番号86の各データからなる。
前記マスタデータチェック情報管理テーブル334は、上記チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332に基づいて前記チェック情報元データ管理テーブル331に含まれるデータ項目のうち親法人側でチェックすべきものを抽出してテーブル化したものである。このマスタデータチェック情報管理テーブル334は、項目を一意に認識するための項目ID90、チェック対象データが格納されているテーブル名を示すテーブル名91、チェック対象データが格納されているテーブル名の項目名を示すテーブル項目名92、項目のデータ属性規定を示すデータ型93、前記データ型に桁数制限値のオプションがある場合に設定されるデータ型オプション94、その項目が、任意か必須かを示す必須/任意95の各データからなる。
図8は本実施形態の、(a)個社入力データチェック情報管理テーブル、(b)帳票様式データチェック情報管理テーブルの各データ構造例を示す図である。前記個社入力データチェック情報管理テーブル335は、上記チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333に基づいて前記チェック情報元データ管理テーブル331に含まれるデータ項目のうち子法人側でチェックすべきものを抽出してテーブル化したものである。この個社入力データチェック情報管理テーブル335は、項目を一意に認識するための項目ID100、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム322のファイル名を示す入力ブック名101、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム322のシート名を示すシート名称102、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム322のシート内の行位置を識別するためのシート行番号103、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム322のシート内の列位置を識別するためのシート列番号104、項目のデータ属性規定を示すデータ型105、データ型に桁数制限値のオプションがある場合に設定されるデータ型オプション106、その項目が、任意か必須かを示す必須/任意107の各データからなる。
また、前記帳票様式データチェック情報管理テーブル336は、帳票様式チェックに使用するためのテーブルである。この帳票様式データチェック情報管理テーブル336は、多数ある申告書を一意に認識するための様式ID110、項目を一意に認識するための項目ID111、項目のデータ属性規定を示すデータ型112、データ型に桁数制限値のオプションがある場合に設定されるデータ型オプション113、その項目が、任意か必須かを示す必須/任意114の各データからなる。
図9は本実施形態の、(a)電子申告データ管理テーブル、(b)税制改正情報ファイルの各データ構造例を示す図である。前記電子申告データ管理テーブル337は、電子申告受付システム1に申告処理を行う際の申告内容データを格納したテーブルである。この電子申告データ管理テーブル337は、多数ある申告書を一意に認識するための様式ID120、データ項目を一意に認識するための項目ID121、項目IDに対応する値(申告数値など)を格納する値122の各データからなる。
前記税制改正情報ファイル230は、前記電子申告受付システム1からシステム100が取得した、申告データに関するチェック内容の公開仕様である。この税制改正情報ファイル230は、例えば、様式ID140、データ項目を一意に認識するための項目ID141、データ型142、必須/任意143、および帳票項番144の各データからなる。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態における情報処理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する情報処理方法に対応する各種動作は、前記システム100を構成する親法人端末200、サーバ300、子法人端末400らがそれぞれのメモリに読み出して実行するプログラムによって実現される。そしてこのプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図11は本実施形態の情報処理方法の処理手順例1を示すフローチャートである。ここでは、親法人端末200におけるエラーチェック情報の生成処理について概要を説明する。前記親法人端末200の各手段は、国税庁の電子申告受付システム1から提供される公開仕様の情報、つまり税制改正情報ファイル230を記憶部21から読込み、エラーチェック情報を自動生成する。ここでのフローとしては、(1)チェック情報元データ取込処理(ステップ1311)、(2)帳票様式データチェック情報生成処理(ステップ1312)、(3)チェック区分判定処理(ステップ1313)、(4)マスタデータチェック情報生成処理(ステップ1314)、(5)マスタデータチェック情報重複データ削除処理(ステップ1315)、(6)個社入力データチェック情報生成処理(ステップ1316)を実行するという6ステップが順次実行されるものとなる。以降の処理フロー例では上記各ステップ1311〜ステップ1316について詳述する。
−−−処理フロー例2−−−
続いて、前記チェック情報元データ取込処理(ステップ1311)について説明する。図12は本実施形態の情報処理方法の処理手順例2を示すフローチャートである。このチェック情報元データ取込処理(ステップ1311)では、国税庁の電子申告受付システム1から提供されている税制改正情報ファイル230をデータベースに取り込むことにより、処理の高速化、安定化を図る意図がある。この税制改正情報ファイル230は、前記親法人端末200の仕様取得手段225が、前記電子申告受付システム1とネットワークインターフェイス24を用いて通信して取得し、記憶部21に予め格納しておいたものとする。
そこでまず、前記親法人端末200の項目特定手段220は、メモリ等に設定した内部変数列番号に初期値0をセットし(ステップS1501)、前記税制改正情報ファイル230における次のレコードを読み込み(ステップS1502)、チェック情報元データ管理テーブル331の様式ID50、項目ID51、帳票項番52、必須/任意54に、税制改正情報ファイル230の様式ID140、項目ID141、必須/任意144、帳票項番145のデータを格納する(ステップS1503)。
また、前記親法人端末200の項目特定手段220は、前記税制改正情報ファイル230のデータ型142の文字列に、「丸かっこ」が含まれているか判定し(ステップS1504)、「丸かっこ」が含まれていない場合(ステップS1504:NO)、チェック情報元データ管理テーブル331のデータ型52に前記文字列を格納し(ステップS1505)、ステップS1509へ進む。
一方、前記ステップS1504で、税制改正情報ファイル230のデータ型142の文字列に「丸かっこ」が含まれている場合(ステップS1504:YES)、前記項目特定手段220は、「丸かっこ」以降の文字列をメモリに保存する(ステップS1506)。
また、前記項目特定手段220は、前記文字列のうち「丸かっこ」以降の文字列部分を切り捨てて、チェック情報元データ管理テーブル331のデータ型52に格納する(ステップS1507)。そして、「丸かっこ」:“(”と「丸かっこ」:“)”の間の数値をチェック情報元データ管理テーブル331のデータ型オプション53に格納する(ステップS1508)。例えば、データ項目についてのデータ属性規定として規定されていた文字数上限=丸かっこ内の数値、を前記データ型オプション53のデータ欄に設定するのである。
次に、前記項目特定手段220は、前記税制改正情報ファイル230の1つ前のレコードの様式ID140と、前記ステップS1502で読込んだレコードの様式ID140とが等しいか判定する(ステップS1509)。ここで両者のIDが等しくない場合(ステップS1509:NO)、前記項目特定手段220は、前記内部変数列番号に“0”をセットする(ステップS1510)。
一方、前記税制改正情報ファイル230の1つ前のレコードの様式ID140と前記ステップS1502で読込んだレコードの様式ID140とが等しい場合(ステップS1509:YES)、項目特定手段220は、前記税制改正情報ファイル230の1つ前のレコードの帳票項番144と、前記ステップS1502で読込んだレコードの帳票項番とが等しいか判定する(ステップS1511)。
両者の帳票項番が等しくない場合(ステップS1511:NO)、前記項目特定手段220は、処理をステップS1510へ進める。他方、両者の帳票項番が等しい場合(ステップS1511:YES)、前記項目特定手段220は、前記内部変数列番号に“1”を加算した数値をチェック情報元データ管理テーブル331の列番号53に格納する(ステップS1512)。つまり、こうした処理(ステップS1509〜S1512)を実行することで、税制改正情報ファイル230でのデータ項目間で重複したID設定を回避し、税制改正情報ファイル230では元々設定されていなかった列番号をシステム側で自動的に採番するのである。
次に、前記項目特定手段220は、前記税制改正情報ファイル230の次のレコードが存在するかチェックし(ステップS1513)、存在する場合(ステップS1513:YES)、前記ステップS1502に処理を戻す。他方、存在しない場合(ステップS1513:NO)、処理を終了する。こうしてチェック情報元データ管理テーブル331の一部が生成された。
−−−処理フロー例3−−−
次に、前記帳票様式データチェック情報生成処理(ステップ1312)について説明する。図13は本実施形態の情報処理方法の処理手順例3を示すフローチャートである。帳票様式データチェック情報生成処理(ステップ1312)は、帳票様式データのチェックに使用する情報をチェック情報元データ管理テーブル331より抜き出し、帳票様式データチェック情報テーブル336に格納する。こうした帳票様式データチェック情報テーブル336を予め生成しておくことで、チェックに必要な必要最低限のデータ項目を抜き出しておいて、処理時にアクセスするデータを絞り込むことによって、処理の高速化をはかることができる。
ここではまず、前記項目特定手段220が、前記チェック情報元データ管理テーブル331のレコードを読み込む(ステップS161)。続いて、帳票様式データチェック情報管理テーブル336に、チェック情報元データ管理テーブル331にて対応しているデータ、例えば、項目ID51、データ型52、データ型オプション53、必須/任意54の各データを格納する(ステップS162)。なお、前記帳票様式データチェック情報管理テーブル336の様式ID110、項目ID111、データ型112、データ型オプション113、必須/任意114は、それぞれチェック情報元データ管理テーブル331における項目ID51、データ型52、データ型オプション53、必須/任意54に対応する。
−−−処理フロー例4−−−
続いて、前記チェック区分判定処理(ステップ1313)について説明する。図14は本実施形態の情報処理方法の処理手順例4を示すフローチャートである。ここではまず、前記項目特定手段220が、前記サーバ300におけるチェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332の次のレコードの様式ID70、帳票項番71、列番号72を読込む(ステップS171)。
また、前記項目特定手段220は、前記サーバ300におけるチェック情報元データ管理テーブル331を検索し、チェック情報元データ管理テーブル331の様式ID50、帳票項番51、列番号52の組み合わせと、前記ステップS171で読込んだ様式ID70、帳票項番71、列番号72の組み合わせが同一のレコードが存在するか判定する(ステップS172)。
前記ステップS172で同一のレコードが存在すると判定した場合(ステップS172:YES)、前記項目特定手段220は、前記サーバ300のチェック情報元データ管理テーブル331のチェック区分57に“1”を設定する(ステップS173)。つまり、親法人側でのチェック項目であると設定するのである。他方、前記ステップS172で、組み合わせが同一のレコードが存在しないと判定した場合(ステップS172:NO)、ステップS174へ処理を進める。
次に、前記項目特定手段220は、前記チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332に次のレコードがあるか判定し(ステップS174)、存在する場合(ステップS174:YES)、ステップS171へ処理を戻す。他方、存在しない場合(ステップS174:NO)、処理をステップS175へ進める。
続いて前記項目特定手段220は、前記サーバ300のチェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333の次のレコードの様式ID80、帳票項番81、列番号82を読込む(ステップS175)。また、チェック情報元データ管理テーブル331を検索し、チェック情報元データ管理テーブル331の様式ID50、帳票項番51、列番号52の組み合わせと、ステップS175で読込んだ様式ID80、帳票項番81、列番号82の組み合わせが同一のレコードが存在するか判定する(ステップS176)。
ここで組合せが同一のレコードが存在すると判定した場合(ステップS176:YES)、前記項目特定手段220は、前記サーバ300のチェック情報元データ管理テーブル331におけるチェック区分57に“2”を設定する(ステップS177)。つまり、子法人側でのチェック項目であると設定するのである。一方、組み合わせが同一のレコードが存在しない場合(ステップS176:NO)、処理をステップS178へ進める。
次に、前記項目特定手段220は、前記サーバ300のチェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333に次のレコードが存在するか判定し(ステップS178)、存在する場合(ステップS178:YES)、ステップS175に処理を戻す。一方、存在しない場合(ステップS178:NO)、処理を終了する。
上記処理フローにより、チェック情報元データ管理テーブル331におけるチェック区分57のデータがセットされたことになる。
−−−処理フロー例5−−−
続いて、前記マスタデータチェック情報生成処理(ステップ1314)について説明する。この処理により、親法人端末200で入力される申告用データについてのエラーチェック情報=マスタデータチェック情報管理テーブル334が生成される。図15は本実施形態の情報処理方法の処理手順例5を示すフローチャートである。
ここでまず、前記親法人端末200の項目特定手段220は、前記サーバ300におけるチェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332の次のレコードを読込む(ステップS181)。そして、前記項目特定手段220は、前記サーバ300のチェック情報元データ管理テーブル331を検索し、チェック情報元データ管理テーブル331のチェック区分54が“1”で、なおかつ前記ステップS181で読込んだ様式ID70、帳票項番71、列番号72の組み合わせと様式ID50、帳票項番51、列番号52の組み合わせが同一のレコードが存在するか判定する(ステップS182)。
前記ステップS182の判定で、組合せが同一のレコードが存在しなかった場合(ステップS182:NO)、前記項目特定手段220はステップS184へ処理を進める。他方、組合せが同一のレコードが存在した場合(ステップS182:YES)、前記親法人端末200のチェック情報格納手段221は、一致したレコードの項目ID51、データ型52、データ型オプション53、必須/任意54の各データを取得し、前記サーバ300の前記マスタデータチェック情報管理テーブル334に格納する(ステップS183)。
また、前記チェック情報格納手段221は、前記ステップS181で読込んだチェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332のレコードにおける、テーブル名73、テーブル項目名74の各データを、前記サーバ300における前記マスタデータチェック情報管理テーブル334に格納する(ステップS184)。
続いて前記項目特定手段220は、前記チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332において次のレコードが存在するか判定し(ステップS185)、存在する場合(ステップS185:YES)、ステップS181へ戻って処理を繰り返す。一方、次のレコードが存在しない場合(ステップS185:NO)、処理を終了する。
−−−処理フロー例6−−−
続いて、マスタデータチェック情報重複データ削除処理(ステップ1315)について説明する。図16は本実施形態の情報処理方法の処理手順例6を示すフローチャートである。ここでまず前記チェック情報格納手段221は、前記サーバ300におけるマスタデータチェック情報管理テーブル334の次のレコードを読込む(ステップS191)。
続いて、前記チェック情報格納手段221は、前記サーバ300における前記マスタデータチェック情報管理テーブル334を検索し、前記ステップS191で読込んだレコードのテーブル名称91、項目名称92、データ型93、データ型オプション94の組み合わせが同一のレコードが存在するか判定する(ステップS192)。
そこで、同一のレコードが存在しない場合(ステップS192:NO)、前記チェック情報格納手段221は処理を終了する。一方、同一のレコードが存在する場合(ステップS192:YES)、前記チェック情報格納手段221は、重複レコードの先頭1行目をメモリに保存する(ステップS193)。
次に前記チェック情報格納手段221は、前記サーバ300における前記マスタデータチェック情報管理テーブル334から、テーブル名称91、項目名称92、データ型93、データ型オプション94の組み合わせが前記ステップS191で読み込んだレコードのものと同一のレコードを削除する(ステップS194)。また、前記サーバ300におけるチェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)332に次のレコードが存在するか判定し(ステップS195)、存在する場合(ステップS195:YES)、ステップS191へ戻り処理を繰り返す。一方、次のレコードが存在しない場合(ステップS195:NO)、前記チェック情報格納手段221は、前記ステップS193でメモリに保存していたレコードを、前記サーバ300におけるマスタデータチェック情報管理テーブル334に格納する(ステップS196)。
−−−処理フロー例7−−−
続いて、個社入力データチェック情報生成処理(ステップ1316)について説明する。この処理により、子法人端末400で入力される申告用データについてのエラーチェック情報=個社入力データチェック情報管理テーブル335が生成される。図17は本実施形態の情報処理方法の処理手順例7を示すフローチャートである。
ここでまず、前記項目特定手段220は、前記サーバ300におけるチェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333の次のレコードを読込む(ステップS201)。そして、前記サーバ300のチェック情報元データ管理テーブル331を検索し、チェック区分54が“2”で、なおかつ、前記ステップS201で読込んだレコードの様式ID80、帳票項番81、列番号82の組み合わせと様式ID50、帳票項番51、列番号52の組み合わせが同一のレコードが存在するか判定する(ステップS202)。
前記ステップS202の判定の結果、組合せが同一のレコードが存在しない場合(ステップS202:NO)、前記項目特定手段220は、ステップS205へ処理を進める。一方、組合せが同一のレコードが存在する場合(ステップS202:YES)、前記チェック情報格納手段221は、一致したチェック情報元データ管理テーブル331のレコードの項目ID51、データ型52、データ型オプション53、必須/任意54の各データを取得し、前記サーバ300の個社入力データチェック情報管理テーブル335に格納する(ステップS203)。
また、前記チェック情報格納手段221は、前記ステップS201で読込んだチェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333のレコードにおける、入力ブック名83、シート名称84、シート行番号85、シート列番号86の各データを、前記サーバ300の個社入力データチェック情報管理テーブル335に格納する(ステップS204)。
続いて前記項目特定手段220は、前記チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)333に次のレコードが存在するか判定し(ステップS205)、存在する場合(ステップS205:YES)、ステップS201へ戻り、処理を繰り返す。一方、次のレコードが存在しない場合(ステップS205:NO)、前記チェック情報格納手段221は、前記サーバ300の個社入力データチェック情報管理テーブル334の全レコードを読込み、個社入力データチェック情報管理ファイル450として子法人端末400に出力する(ステップS206)。
図10(a)は、個社入力データチェック情報管理ファイル450の構成を示す図である。個社入力データチェック情報管理ファイル450は、項目を一意に認識するための項目ID250、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム332のファイル名を示す入力ブック名251、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム332のシート名を示すシート名称252、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム332のシート内の行位置を識別するためのシート行番号253、チェック対象データが格納されている子法人用入力プログラム332のシート内の列位置を識別するためのシート列番号254、項目のデータ属性規定を示すデータ型255、データ型に桁数制限値のオプションがある場合に設定されるデータ型オプション256、その項目が任意か必須かを示す必須/任意257の各データから構成されている。
−−−処理フロー例8−−−
続いて、親法人端末200で入力される申告用データ=マスタデータのチェック処理について説明する。図18は本実施形態の情報処理方法の処理手順例8を示すフローチャートである。なお、チェック処理対象のマスタデータは、親法人端末200の入力部22で入力され、記憶部21に一旦格納されているものとする。
ここではまず、前記親法人端末200の親側チェック手段222は、前記サーバ300のマスタデータチェック情報管理テーブル334のレコードを読み込み(ステップS2201)、ここで読み込んだテーブル名称91、項目名称92の各データを元に、前記記憶部21においてマスタデータの検索を実行し、チェック対象となるマスタデータのレコードを特定し読み込む(ステップS2202)。
また前記親側チェック手段222は、前記ステップS2202で読み込んだレコードにおいて、必須/任意95の設定値が“1”であるか判定し(ステップS2203)、“1”でない場合(ステップS2203:NO)、ステップS2206へ処理を進める。
一方、必須/任意95の設定値が“1”である場合(ステップS2203:YES)、前記親側チェック手段222は、前記ステップS2202で読み込んだレコードが空白でないかどうかチェックする(ステップS2204)。ここで前記レコードが空白である場合(ステップS2204:エラー有り)、エラーログにログを出力(既にログが出力されている場合は追加)し(ステップS2205)、その後、ステップS2209へ進む。
一方、前記レコードが空白でない場合(ステップS2204:エラー無)、前記親側チェック手段222は、前記ステップS2202で読み込んだレコードのデータ型93、データ型オプション94に対応したエラーチェックプログラムを呼び出す(ステップS2206)。前記エラーチェックプログラムは、例えば、前記記憶部21において、前記データ型93、データ型オプション94に対応づけて予め格納されているものとする。チェック内容マスタ338(図10(b))の各レコードが、前記各エラーチェックプログラムの内容に対応すると考えればわかりやすい。前記エラーチェックプログラムは、例えば、データ項目のデータ型が“name”であり、データ型オプション(=データ属性規定)が、“30字以内”の条件に対応付けされたものであるならば、マスタデータにおける、データ型“name”のデータ項目の入力文字数が“30字”以内かどうか判定するプログラムとなる。
続いて、前記親側チェック手段222は、前記エラーチェックプログラムによるエラーチェックを実行して、エラーが発生したかどうか判定する(ステップS2207)。この判定で、エラーが発生しているとの判定結果になった場合(ステップS2207:エラー有り)、親側チェック手段222は、エラーログ(記憶部21に用意)にログ(該当データ項目とデータ属性規定の情報を含む)を出力(既にログが出力されている場合は追加)し(ステップS2205)、その後、ステップS2209へ処理を進める。他方、前記ステップS2207でエラーが発生していないとなった場合(ステップS2207:エラー無)、ステップS2209へ処理を進める。
次に前記親側チェック手段222は、前記サーバ300におけるマスタデータチェック情報管理テーブル334に次のレコードが存在するか判定し(ステップS2209)、存在する場合(ステップS2209:有)、S2201に戻り、処理を繰り返す。一方、存在しない場合(ステップS2209:無)、前記親側チェック手段222は、エラーが1件でも発生したか、例えば、前記エラーログを検索して判定し(S2211)、エラーが1件以上発生している場合(ステップS2209:1件以上)、エラーログの確認を促すメッセージを表示部23に出力し(ステップS2212)、処理を終了する。他方、エラーが0件である場合(ステップS2209:0件)、処理を終了する。
なお、前記親側チェック手段222は、前記ステップS2210を実行した後、エラーログを確認した親法人担当者からの該当データ項目に関する修正入力を入力部22で受け付けて、当該修正入力がなされたマスタデータについて、前記ステップS2207を再度実行するものとする。この流れを繰り返し行うことで、エラー無しとなったマスタデータ(=親チェック済み申告用データ)を親側チェック手段222は取得して、これを記憶部21に格納することができる。こうして記憶部21に格納された、エラー無しのマスタデータは、所定の仕様に沿った子法人用の申告データ入力シートのデータとなる。したがって、前記親側チェック手段222は、この申告用データ=申告データ入力シートのデータを子法人端末400に送信し、申告用データの入力と返信を求めることとなる。
−−−処理フロー例9−−−
続いて、親法人端末200で申告用データを子法人端末400から収集する際の処理概念について説明する。図19は本実施形態の情報処理方法の処理手順例9を示すフローチャートである。ここでの処理の流れは、(1)親法人端末200での前記申告データ入力シートの作成処理(ステップ2310)、(2)子法人端末400における前記申告データ入力シートのデータ取得(ステップ2311)、(3)子法人端末400での申告用データ入力(ステップ2312)、(4)子法人端末400での個社入力データチェック(ステップ2313)、(5)子法人端末400から親法人端末200への申告用データ送付(ステップ2314)、(6)親法人端末200での申告データ入力シートの取込処理(ステップ2315)、の6段階となる。
なお、前記シート作成処理(ステップ2310)は、前記処理フロー例8において説明した申告データ入力シートの作成処理を意味しており、作成された申告データ入力シートのデータを以後は子法人用入力プログラム322とする。子法人端末400では、前記データ取得(ステップ2311)の処理によって、親法人端末200から、この子法人用入力プログラム322を取得する。そしてデータ入力(ステップ2312)のステップにおいて、連結納税申告に必要な申告用データの入力を入力部42で受け付けて取得するのである。申告用データの入力を受け付けたならば、個社入力データチェック(ステップ2313)を実行する。次の処理フロー例にて、前記個社入力データチェック(ステップ2313)について説明することとする。
−−−処理フロー例10−−−
続いて、個社入力データチェック(ステップ2313)の処理について説明する。図 は本実施形態の情報処理方法の処理手順例10を示すフローチャートである。ここでまず、前記子法人端末400の子側チェック手段423(個社入力データチェックプログラム)は、個社入力データチェック情報管理ファイル450のレコードを記憶部41から読込む(ステップS2401)。また、ここで読み込んだレコードの入力ブック名251を参照し、この入力ブック名251に対応するブック(=子法人入力プログラム321)を、前記記憶部41から読み出してメモリ上で開く(ステップS2402)。勿論、前記記憶部41における子法人入力プログラム321(=申告データ入力シート)は、対応するブック名(例:表計算アプリケーション等でのブック名)が紐付いて格納されているものとする。
更に、前記子側チェック手段423は、前記レコードのシート名称252を参照し、前記メモリ上で開いたブックにおける該当シートをアクティブ(選択する)にする(ステップS2403)。また同様に、前記レコードのシート行番号253とシート列番号254を参照し、この行番号と列番号に対応するデータ項目のデータを、エラーチェック対象となるデータ項目のデータとして前記ブックにおける該当シートから読み込む(ステップS2404)。
次に、前記子側チェック手段423は、前記ステップS2401で読み込んだレコードにおける必須/任意257のデータが“1”と設定されているか判定する(ステップS2405)。この時、前記必須/任意257のデータが“1”でない場合(ステップS2405:NO)、ステップS2408へ処理を進める。一方、必須/任意257のデータが“1”である場合(ステップS2405:YES)、前記子側チェック手段423は、前記ステップS2404で読み込んだデータが空白でないかどうか判定する(ステップS2406)。
前記データが空白である場合(ステップS2406:エラー有)、前記子側チェック手段423は、エラーログ(記憶部41に用意)にログを出力(既にログが出力されている場合は追加)し(ステップS2407)、その後、ステップS2410へ進む。他方、前記データが空白でない場合(ステップS2406:エラー無)、前記ステップS2404で読み込んだデータのデータ型255、データ型オプション256に対応したエラーチェックプログラムを、上記処理フロー例8でのマスタデータチェックの際と同様に記憶部41から呼び出す(ステップS2408)。
次に前記子側チェック手段423は、前記エラーチェックプログラムによるエラーチェックを実行して、エラーが発生したかどうか判定し(ステップS2409)、エラーが発生していると判定した場合(ステップS2409:エラー有り)、エラーログにログ(データ項目やデータ属性規定など)を出力(既にログが出力されている場合は追加)し(ステップS2407)、その後、ステップS2410へ進む。一方、前記エラーチェックの結果、エラーが発生していないと判定した場合(ステップS2409:エラー無)、ステップS2410へ処理を進める。
続いて前記子側チェック手段423は、記憶部41における前記個社入力データチェック情報管理ファイル450に次のレコードが存在するか調べ(ステップS2410)、存在する場合(ステップS2410:有)、S2401に処理を戻し、処理を繰り返す。一方、次のレコードが存在しない場合(ステップS2410:無)、エラーが1件でも発生したか、例えば、前記記憶部41のエラーログを検索して判定する(S2411)。ここで、エラーが1件以上発生していると判定した場合(ステップS2411:1件以上)、前記子側チェック手段423は、前記エラーログの確認を促すメッセージを表示部43に出力し(ステップS2412)、処理を終了する。他方、エラーが0件である場合(ステップS2411:0件)、処理を終了する。
なお、前記子側チェック手段423は、前記ステップS24120を実行した後、エラーログを確認した子法人担当者からの該当データ項目に関する修正入力を入力部42で受け付けて、当該修正入力がなされた申告用データについて、前記ステップS2409を再度実行するものとする。この流れを繰り返し行うことで、エラー無しとなった申告用データ(=子法人側でチェック済み申告用データ)を子側チェック手段423は取得して、これを前記データ送付処理(ステップ2314)で親法人端末200に送信することとなる。
親法人端末200では、子法人端末400から受け取ったエラー無しの申告用データを前記シート取込処理(ステップ2315)で、サーバ300における電子申告データ管理テーブル337に取り込む。ここで取り込まれたデータを元に連結税額計算が実行される。
−−−処理フロー例11−−−
続いて、連結税額計算の流れの概要について説明する。図21は本実施形態の情報処理方法の処理手順例11を示すフローチャートである。ここに示す計算処理は、(1)計算処理実行指示(ステップ2610)、(2)連結税額計算処理(ステップ2611)の2段階からなる。(1)の計算処理実行指示は親法人端末200で実行され、(2)の連結税額計算処理は、サーバ300で実行される。前記親法人端末200の申請処理手段224は前記連結税額計算の実行指示をサーバ300に実行し、一方、当該親法人端末200から前記実行指示受け取ったサーバ300は、連結税額計算処理を実行し、その計算結果を連結納税情報として記憶部31のデータベース330における電子申告データ管理テーブル337に格納することとなる。この連結納税情報のデータを元に、電子申告データが作成される。
−−−処理フロー例12−−−
続いて、親法人端末200における、電子申告データの作成・送信処理の概要について説明する。図22は本実施形態の情報処理方法の処理手順例12を示すフローチャートである。ここでの処理の流れは、(1)電子申告データ作成処理(ステップ2710)、(2)帳票様式データチェック(ステップ2711)、(3)電子申告データ提出(ステップ2712)、(4)電子申告データチェック(ステップ2713)、(5)電子申告データ受付(ステップ2714)の5段階で実行される。(1)〜(3)の各ステップは親法人端末200で実行され、(4)〜(5)の各ステップは、電子申告受付システム1で実行される。
親法人端末200では、記憶部21に格納している所定の電子申告データ作成プログラムにより、前記電子申告データ作成処理(ステップ2710)を実行する。前記親法人端末200の申請処理手段224は、この電子申告データ作成処理(ステップ2710)により、前記連結納税額計算処理(ステップ2511)で計算された連結納税額のデータを実際の電子申告時用の仕様に沿ったデータ形式へ変換し、これについて前記帳票様式データチェック(ステップ2711)を実行する。
−−−処理フロー例13−−−
続いて、前記帳票様式データチェック2811の処理について説明する。図23は本実施形態の情報処理方法の処理手順例11を示すフローチャートである。ここではまず、前記親法人端末200の申請処理手段224は、前記サーバ300の電子申告データ管理テーブル337の次のレコードの様式ID120、項目ID121、値122を読込む(ステップS2801)。そして、ここで読み込んだレコードの様式ID120、項目ID121で、前記サーバ300の帳票様式チェック情報管理テーブル336を検索し、この検索で特定したレコードをメモリに読込む(ステップS2802)。
前記申請処理手段224は、前記ステップS2802で読込んだレコードの必須/任意114のデータが“1”であるか判定し(ステップS2803)、“1”でない場合(ステップS2803:YES)、ステップS2806へ処理を進める。一方、前記ステップS2803で“1”であると判定した場合(ステップS2803:NO)、前記申請処理手段224は、前記ステップS2801で読み込んだ値122が空白でないか判定する、(ステップS2804)。
前記ステップS2804で、前記値122が空白であると判定した場合(ステップS2804:エラー有)、前記申請処理手段224は、エラーログ(記憶部21に用意)にログを出力(既にログが出力されている場合は追加)し(ステップS2805)、その後、ステップS2808へ処理を進める。一方、前記値122が空白でないと判定した場合(S2804:エラー無)、前記申請処理手段224は、前記ステップS2802で読み込んだデータのデータ型112、データ型オプション113に対応したエラーチェックプログラムを呼び出す(ステップS2807)。このエラーチェック処理についても上記処理フロー例8のものと同様である。
前記申請処理手段224は、前記エラーチェックプログラムによるエラーチェックを実行し、エラーが発生したか判定し(ステップS2807)、エラーが発生していると判定した場合(ステップS2807:エラー有)、エラーログにログ(該当データ項目やデータ属性規定のデータ含む)を出力(既にログが出力されている場合は追加)し(ステップS2805)、その後、ステップS2808へ処理を進める。一方、エラーが発生していないと判定した場合(ステップS2807:エラー無)、ステップS2808へ処理を進める。
続いて前記申請処理手段224は、前記サーバ300における電子申告データ管理テーブル337に次のレコードが存在するか判定する(ステップS2808)。この判定で、次のレコードが存在すると判定した場合(ステップS2808:有)、ステップS2801に戻り、処理を繰り返す。一方、次のレコードが存在しないと判定した場合(S2808:無)、前記申請処理手段224は、エラーが1件でも発生したか前記エラーログを検索して調べ(S2809)、エラーが1件以上発生している場合(ステップS2809:1件以上)、エラーログの確認を促すメッセージを表示部23に出力し(ステップS2810)、処理を終了する。他方、エラーが0件である場合は(ステップS2809:0件)、前記申請処理手段224は処理を終了する。
なお、前記申請処理手段224は、前記電子申告データチェック(ステップ2712)にて、こうして前記ステップS2809まででエラーチェック済みの電子申告用データを、電子申告受付システム1に実際に提出する際の申告用シートの該当項目に設定して電子申告データを生成し、これを電子申告受付システム1に対して送信することとなる。
この時、電子申告受付システム1では、親法人端末200から送付されてきた前記電子申告データに対して、電子申告データチェック(ステップ2713)を実施し、エラーがなければ、電子申告データ受付(ステップ2714)の処理を実行する。本実施形態による情報処理方法を実行することにより、親法人端末200からエラーチェック済みの電子申告データを電子申告受付システム1に送付することができるため、電子申告受付システム1における前記電子申告データチェック(ステップ2713)の処理においては、エラーが発生することなく受付が可能となる。
なお、前記親法人端末200の申請処理手段224が、前記記憶部21に格納されている公開仕様データ(=税制改正情報ファイル230)と前記電子申告データとを照合して、電子申告受付システム1への提出直前にエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった電子申告データを電子申告受付システム1に送信するとしてもよい。国税庁に対する実際の電子申告直前に、当該情報処理システム側での最終チェックとして行う処理となる。
また、前記申請処理手段224が、前記記憶部21に格納されている公開仕様データ(=税制改正情報ファイル230)と前記電子申告データとを照合してエラーチェック処理を実行し、当該エラーチェック処理でエラー有りとなったデータ項目について、前記サーバ300の記憶部31のエラーチェック情報(例えば、チェック情報元データ管理テーブル331)と照合し、前記エラー有りのデータ項目を有しているエラーチェック情報を特定し、ここで特定されたエラーチェック情報に対応付けられた親法人端末200または子法人端末400(例:チェック情報元データ管理テーブル331で“チェック区分”が“2の項目は子法人に対応、“1”の項目は親法人に対応)に、前記エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであるとしてもよい。
以上、本実施形態によれば、連結納税業務の電子申告におけるエラーチェック情報を自動生成することができ、税制改正の都度、プログラムのバージョンアップをする必要もなくなる。そのため、税制改正等に振り回されることなく安定的な電子申告システムの運用が可能となる。また、電子申告データのエラーチェック処理を、親法人での処理時に加えて子法人での処理時にも行うことで、エラーチェック処理の分散化が図られる。そのため、国税庁への最終提出形態でのみエラーが判明し、その結果、子法人への申告用データの手戻りが頻発するといった事態を回避するすることができる。従って、子法人側において効率的なデータ入力処理が実現されると共に、親法人側においては予めエラーの無い申告用データの収集が可能になるという効果がある。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における情報処理システムと電子申告受付システムとを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の親法人端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態のデータサーバ兼アプリケーションサーバのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態の子法人端末のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態のチェック情報元データ管理テーブルのデータ構造例を示す図である。 本実施形態の帳票イメージ例を示す図である。 本実施形態の、(a)チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)、(b)チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)、(c)マスタデータチェック情報管理テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の、(a)個社入力データチェック情報管理テーブル、(b)帳票様式チェック情報管理テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の、(a)電子申告データ管理テーブル、(b)税制改正情報ファイルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の、(a)個社入力データチェック情報管理ファイル、(b)チェック内容マスタの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例1を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例2を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例3を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例4を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例5を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例6を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例7を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例8を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例9を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例10を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例11を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例12を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理方法の処理手順例13を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電子申告受付システム
100 情報処理システム
21、31、41 記憶部(記憶手段)
210、310、410 プログラム
20、30、40 制御部(CPU)
22、42 入力部(入力インターフェイス)
23、43 表示部(出力インターフェイス)
24、32、44 ネットワークインターフェイス(通信手段)
200 親法人端末
220 項目特定手段
221 チェック情報格納手段
222 親側チェック手段
224 申請処理手段
225 仕様取得手段
140 通信ネットワーク
230 改正情報ファイル
300 サーバ(データサーバ兼アプリケーションサーバ)
331 チェック情報元データ管理テーブル
332 チェック項目振り分けパラメータ(マスタ項目)
333 チェック項目振り分けパラメータ(入力項目)
334 マスタデータチェック情報管理テーブル
335 個社入力データチェック情報管理ファイル
336 帳票様式データチェック情報管理テーブル
337 電子申告データ管理テーブル
338 チェック内容マスタ
400 子法人端末
423 個社入力データチェックプログラム(子側チェック手段)
450 個社入力データチェック情報管理ファイル

Claims (7)

  1. 連結納税の税制改正情報の公開仕様データを含む各種データを格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されている公開仕様データと、前記記憶手段にて予め保持している親法人と子法人のそれぞれの申告用データ入力時におけるエラーチェック項目とを照合し、前記公開仕様データのうちエラーチェック項目に該当するデータ項目と当該データ項目について前記公開仕様データで定められているデータ属性規定とを特定する、項目特定手段と、
    前記親法人と子法人のそれぞれについて特定したデータ項目とデータ属性規定の情報を、親法人用と子法人用のそれぞれについてのエラーチェック情報として記憶手段に格納する、チェック情報格納手段と、
    親法人用の入力端末で入力された申告用データと、前記記憶手段における親法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった親チェック済み申告用データを子法人用の入力端末に送信する、親側チェック手段と、
    子法人用の入力端末で前記親チェック済み申告用データ上に入力された申告用データと、前記記憶手段における子法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった子法人申告用データを前記子法人用の入力端末から取得する、子側チェック手段と、
    前記子法人用の入力端末から取得した子法人申告用データに基づいた連結納税額の計算を実行して電子申告データを作成し、この電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信する、申請処理手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. ネットワーク上の電子申告受付システムと通信手段で通信し、税制改正情報の公開仕様データを取得してこれを前記記憶手段に格納する、仕様取得手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記申請処理手段が、前記記憶手段に格納されている公開仕様データと前記電子申告データとを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記申請処理手段が、前記エラーチェック処理を実行し、当該エラーチェック処理でエラー有りとなったデータ項目と、前記記憶手段のエラーチェック情報とを照合し、前記エラー有りのデータ項目を有しているエラーチェック情報を特定し、ここで特定されたエラーチェック情報に対応付けられた親法人または子法人の入力端末に、前記エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記親側チェック手段が、前記エラーチェック処理を実行して、エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を前記親法人用の入力端末に通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであり、
    前記子側チェック手段が、前記エラーチェック処理を実行し、エラー有りとなったデータ項目の情報を含む修正入力指示を前記子法人用の入力端末に通知し、エラー無しとなるまで前記エラーチェック処理と修正入力指示の通知を繰り返し実行するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. コンピュータが、
    連結納税の税制改正情報の公開仕様データを含む各種データを格納する記憶手段を備えて、
    前記記憶手段に格納されている公開仕様データと、前記記憶手段にて予め保持している親法人と子法人のそれぞれの申告用データ入力時におけるエラーチェック項目とを照合し、前記公開仕様データのうちエラーチェック項目に該当するデータ項目と当該データ項目について前記公開仕様データで定められているデータ属性規定とを特定する処理と、
    前記親法人と子法人のそれぞれについて特定したデータ項目とデータ属性規定の情報を、親法人用と子法人用のそれぞれについてのエラーチェック情報として記憶手段に格納する処理と、
    親法人用の入力端末で入力された申告用データと、前記記憶手段における親法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった親チェック済み申告用データを子法人用の入力端末に送信する処理と、
    子法人用の入力端末で前記親チェック済み申告用データ上に入力された申告用データと、前記記憶手段における子法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった子法人申告用データを前記子法人用の入力端末から取得する処理と、
    前記子法人用の入力端末から取得した子法人申告用データに基づいた連結納税額の計算を実行して電子申告データを作成し、この電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信する処理と、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
  7. 連結納税の税制改正情報の公開仕様データを含む各種データを格納する記憶手段を備えたコンピュータに、
    前記記憶手段に格納されている公開仕様データと、前記記憶手段にて予め保持している親法人と子法人のそれぞれの申告用データ入力時におけるエラーチェック項目とを照合し、前記公開仕様データのうちエラーチェック項目に該当するデータ項目と当該データ項目について前記公開仕様データで定められているデータ属性規定とを特定するステップと、
    前記親法人と子法人のそれぞれについて特定したデータ項目とデータ属性規定の情報を、親法人用と子法人用のそれぞれについてのエラーチェック情報として記憶手段に格納するステップと、
    親法人用の入力端末で入力された申告用データと、前記記憶手段における親法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった親チェック済み申告用データを子法人用の入力端末に送信するステップと、
    子法人用の入力端末で前記親チェック済み申告用データ上に入力された申告用データと、前記記憶手段における子法人用のエラーチェック情報とを照合してエラーチェック処理を実行し、エラー無しとなった子法人申告用データを前記子法人用の入力端末から取得するステップと、
    前記子法人用の入力端末から取得した子法人申告用データに基づいた連結納税額の計算を実行して電子申告データを作成し、この電子申告データを、ネットワークで結ばれた電子申告受付システムに送信するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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