JP5042056B2 - ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置及びハードディスクドライブ - Google Patents

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Description

本発明は、ハードディスクドライブに係り、特にディスクの回転が停止した時にアクチュエータをパーキング位置にロッキングさせて、外部衝撃によりアクチュエータが任意に回転することを防止するアクチュエータラッチ装置及びそれを備えたハードディスクドライブに関する。
コンピュータの情報保存装置のうち一つであるハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)は、磁気ヘッドを使用してディスクからデータを再生し、またはディスクにデータを記録する装置である。かかるHDDにおいて、前記磁気ヘッドは、回転するディスクの記録面から所定高さほど浮き上がった状態でアクチュエータにより所望の位置に移動しつつその機能を行う。
一方、HDDが作動しない時、すなわちディスクの回転が停止した時には、前記磁気ヘッドがディスクの記録面に衝突しないように、前記磁気ヘッドをディスクの記録面を外れた位置にパーキングさせる。かかる磁気ヘッドのパーキングシステムは、CSS(Contact Start Stop)方式とランプローディング方式とに大別される。CSS方式は、ディスクの内周側にデータが記録されないパーキングゾーンを設け、そのパーキングゾーンに前記磁気ヘッドを接触させてパーキングする方式である。そして、ランプローディング方式は、ディスクの外側にランプを設置し、そのランプ上に磁気ヘッドをパーキングさせる方式である。
しかし、上述したように磁気ヘッドがディスクのパーキングゾーンまたはランプにパーキングされた状態で、HDDに加えられる外部衝撃や振動によりアクチュエータが任意に回転して、前記磁気ヘッドがパーキングゾーンまたはランプを外れてディスクの記録面に移動しうる。かかる場合には、前記磁気ヘッドがディスクの記録面に接触して磁気ヘッドまたはディスクの記録面が損傷されうる。したがって、ディスクの回転が停止して磁気ヘッドがパーキングゾーンまたはランプにパーキングされた状態では、アクチュエータを任意に回転させないように一定な位置にロッキングさせる必要があり、このために、HDDには、多様な種類のアクチュエータラッチ装置が設けられる。
図1A、図1B及び図1Cには、従来のHDDのアクチュエータラッチ装置の一例として、シングルレバー型の慣性ラッチ装置が示されている。
まず、図1Aに示すように、HDDには、データの再生及び記録のための磁気ヘッドをディスク上の所望の位置に移動させるアクチュエータ10が設置される。前記アクチュエータ10は、ピボット中心11に回転自在に結合されたスイングアーム12と、スイングアーム12の一側端部に設置されて前記磁気ヘッドが搭載されたスライダー14をディスクの表面側に付勢されるように支持するサスペンション13と、を有する。
そして、前記HDDには、前記磁気ヘッドがランプ15にパーキングされた状態でアクチュエータ10をロッキングさせるための慣性ラッチ装置20が設けられている。前記慣性ラッチ装置20は、慣性により回動する一つのラッチレバー21と、前記ラッチレバーの先端部に設けられたラッチフック22と、前記アクチュエータ10のスイングアーム12に設けられたノッチ23と、スイングアーム12の時計回り方向の回転を制限するクラッシュストップ24と、ラッチレバー21の時計回り方向の回転を制限するラッチストップ25と、を備える。
上記従来の慣性ラッチ装置20を備えたHDDに時計回り方向の回転衝撃が加えられれば、図1Bに示したように、アクチュエータ10のスイングアーム12とラッチレバー21とは慣性により逆時計回り方向に回動し、これにより、ノッチ23がラッチフック22にかかることによってアクチュエータ10のスイングアーム12がそれ以上回動できなくなる。逆に、HDDに逆時計回り方向の回転衝撃が加えられれば、図1Cに示したように、アクチュエータ10のスイングアーム12とラッチレバー21とは慣性により時計回り方向に回動する。このとき、スイングアーム12は、初めには時計回り方向に回動していて、クラッシュストップ24に衝突してリバウンディングされつつ逆時計回り方向に回動し、前記ラッチレバー21は、ラッチストップ25に衝突してリバウンディングされつつ逆時計回り方向に回動する。これにより、ラッチフック22がノッチ23を干渉することによって、アクチュエータ10をロッキングさせる。
上述した従来のシングルレバー型の慣性ラッチ装置20は、HDDに時計回り方向の回転衝撃が加えられて、アクチュエータ10のスイングアーム12が逆時計回り方向に回動する時には、比較的正確に作動する。しかし、HDDに逆時計回り方向の回転衝撃が加えられる場合には、スイングアーム12とラッチレバー21とのリバウンディングタイミングが正確に一致しなければ、スイングアーム12に設けられたノッチ23がラッチフック22にかからずにアクチュエータ10がロッキングされない。
そして、上述したように時計回り方向の外部衝撃によりスイングアーム12が逆時計回り方向に1次回動するとき、かかる1次回動は、ノッチ23がラッチレバー21のラッチフック22にかかることによって制限される。しかし、スイングアーム12の逆時計回り方向への1次回動によりノッチ23とラッチフック22とが接触する時に外部衝撃により発生した衝撃量がそのまま相互に伝達され、かかる衝撃により互いに反発しつつ、スイングアーム12は時計回り方向に回動する。時計回り方向に回動するスイングアーム12は、クラッシュストップ24に衝突してリバウンディングされつつ、再び逆時計回り方向に2次回動する。
かかるスイングアーム12の逆時計回り方向への2次回動は、前記したようにタイミングの不一致によりラッチフック22で制限し難い。この場合、スイングアーム12が逆時計回り方向に回転し続けて、磁気ヘッドがランプ15を外れてディスクの記録面に移動し、これにより、磁気ヘッドがディスクの記録面に接触して磁気ヘッドまたはディスクの記録面が損傷されうる。このように、従来のシングルレバー型の慣性ラッチ装置20によっては、アクチュエータ10のロッキングに対する信頼性を確保し難いという問題点がある。
図2A、図2B及び図2Cには、前記した従来のシングルレバー型の慣性ラッチ装置の問題点を補完したデュアルレバー型の慣性ラッチ装置が示されている。
まず、図2Aに示すように、アクチュエータ30をロッキングさせるための慣性ラッチ装置40は、慣性により回動する二つのラッチレバー41,42と、第1ラッチレバー41に設けられたラッチピン43と、第2ラッチレバー42に設けられたラッチフック44と、前記アクチュエータ30のスイングアーム32に設けられたノッチ45と、スイングアーム32の時計回り方向の回転を制限するクラッシュストップ46と、を備えている。
前記デュアルレバー型の慣性ラッチ装置40を備えたHDDに時計回り方向の回転衝撃が加えられれば、図2Bに示したように、アクチュエータ30のスイングアーム32、第1及び第2ラッチレバー41,42は、慣性により逆時計回り方向に回動し、これにより、ノッチ45がラッチフック44にかかることによってアクチュエータ30のスイングアーム32がそれ以上回動できなくなる。逆に、HDDに逆時計回り方向の回転衝撃が加えられれば、図2Cに示したように、アクチュエータ30のスイングアーム32と第1ラッチレバー41とは、慣性により時計回り方向に回動する。このとき、スイングアーム32は、初めには時計回り方向に回動していて、クラッシュストップ46に衝突してリバウンディングされつつ逆時計回り方向に回動する。そして、前記第1ラッチレバー41が時計回り方向に回動しつつ、ラッチピン43が第2ラッチレバー42を干渉して逆時計回り方向に回動させる。これにより、第2ラッチレバー42のラッチフック44がノッチ45を干渉することによって、スイングアーム32の逆時計回り方向の回動を制限する。
特開2002−100140号公報
前記従来のデュアルレバー型の慣性ラッチ装置40は、HDDに加えられる時計回り方向及び逆時計回り方向の回転衝撃に対していずれも安定的に作動する。しかし、二つのラッチレバー41,42を必要とするので、構造が複雑であり、サイズが大きくて空間を多く占め、これにより、製造コストと組立時間が多く要求され、小型のモバイルディスクドライブに適用し難いという問題点がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、アクチュエータのロッキングに対する信頼性を向上することが可能な新規かつ改良されたハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置及びハードディスクドライブを提供する。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ベース部材に回転可能に設置されたアクチュエータの一側に形成されたスイングアームの一端部に形成されたノッチと、ベース部材に回動可能に設置されたラッチレバーとを備え、ラッチレバーは、衝撃により一方向に1次回動する前記スイングアームのノッチを干渉して、前記スイングアームの一方向への1次回動を阻止する少なくとも1つのメインフックと、ノッチと前記少なくとも1つのメインフックとの衝突によるリバウンディングにより一方向に2次回動する前記スイングアームのノッチを干渉して、前記スイングアームの一方向への2次回動を阻止するリバウンドフックとを有することを特徴とするハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置が提供される。
上記ノッチと前記リバウンドフックとの間隔は、前記ノッチと前記少なくとも1つのメインフックとの間隔より広くてもよい。また、上記リバウンドフックと前記スイングアームの回動中心との距離は、前記少なくとも1つのメインフックと前記スイングアームの回動中心との距離より短くてもよい。
上記スイングアームのノッチと前記リバウンドフックとが接触する地点をX地点とするとき、前記ノッチが前記少なくとも1つのメインフックに衝突した時点から、前記ラッチレバーのリバウンドフックが前記X地点に達するまでの時間が、前記スイングアームのノッチが前記X地点に達するまでの時間より短いか、または同じであってもよい。
上記ラッチレバーには、前記ベース部材の側壁に向かって突設されて、リバウンディングによる前記ラッチレバーの回動を制限するラッチバンパーが設けられてもよい。また、上記ラッチバンパーは、前記リバウンドフックが前記X地点に達するまでの時間を短縮させることができる。
上記少なくとも1つのメインフックは、前記ノッチからの間隔が異なる第1メインフックと第2メインフックとを備えてもよい。また、上記ノッチと前記第1メインフックとの間隔は、前記ノッチと前記第2メインフックとの間隔より狭くてもよい。
上記第2メインフックと前記スイングアームの回動中心との距離は、前記第1メインフックと前記スイングアームの回動中心との距離より短くてもよい。
上記ラッチレバーは、前記メインフックとリバウンドフックとの反対側に設けられた均衡錘をさらに備えてもよい。また、上記均衡錘には、前記スイングアームとの衝突による衝撃を緩和するための緩衝アームが設けられてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ベース部材と、ベース部材に装着されたスピンドルモータと、スピンドルモータに装着されて回転するディスクと、ベース部材に回転自在に設置されたスイングアームと、前記スイングアームにより支持される磁気ヘッドと、前記スイングアームを回転させるためのボイスコイルモータと、を有するアクチュエータと、上記のアクチュエータラッチ装置とを備えることを特徴とするハードディスクドライブが提供される。
本発明によれば、アクチュエータのロッキングに対する信頼性を向上することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係るHDDのアクチュエータラッチ装置の構成について説明する。
図3は、本実施形態によるアクチュエータラッチ装置が備えられたHDDの平面図であり、図4及び図5は、図3に示したアクチュエータラッチ装置を示す斜視図及び平面図である。
図3〜図5に示すように、HDD100は、スピンドルモータ112と、スピンドルモータ112に装着されて回転するディスク120と、データの記録及び再生のための磁気ヘッドをディスク120上の所定の位置に移動させるためのアクチュエータ130と、を備える。アクチュエータ130は、HDD100のベース部材110に設けられた回動中心131に回転自在に結合されたスイングアーム132と、スイングアーム132の先端部に設置されて磁気ヘッドが搭載されたスライダー134をディスク120の表面側に付勢されるように支持するサスペンション組立体133と、スイングアーム132を回転させるためのボイスコイルモータ(Voice Coil Motor:VCM)と、を備える。
VCMは、スイングアーム132の後端部に設けられたVCMコイル137と、VCMコイル137と対面するようにVCMコイル137の上部及び下部にそれぞれ配置されたマグネット138と、を備える。マグネット138は、ベース部材110に固設されたヨーク139に付着されて支持される。一方、マグネット138は、VCMコイル137の上部または下部にのみ配置されることもある。VCMは、サーボ制御システムにより制御され、VCMコイル137に入力される電流とマグネット138により形成された磁場との相互作用により、フレミングの左手法則による方向にスイングアーム132を回転させる。すなわち、HDD100の電源がオンになってディスク120が回転し始めれば、VCMは、スイングアーム132を逆時計回り方向に回転させて磁気ヘッドをディスク120の記録面上に移動させる。逆に、HDD100の電源がオフになってディスク120の回転が停止すれば、VCMは、スイングアーム132を時計回り方向に回転させて磁気ヘッドがディスク120を外れるようにする。
ディスク120の記録面を外れた磁気ヘッドは、ディスク120の外側に設けられたランプ140にパーキングされる。詳述すれば、ディスク120の回転が停止すれば、VCMによりスイングアーム132は時計回り方向に回転し、これにより、サスペンション組立体133に設けられたエンドタブ135がランプ140にパーキングされる。
HDD100には、アクチュエータラッチ装置が備えられる。アクチュエータラッチ装置は、ディスク120の回転が停止した時にアクチュエータ130に装着された磁気ヘッドがランプ140にパーキングされた状態を維持するようにアクチュエータ130をロッキングさせる役割を行う。すなわち、アクチュエータラッチ装置は、ディスク120の回転が停止した状態で外部衝撃や振動などによりアクチュエータ130が不要に回転して、磁気ヘッドがランプ140から外れてディスク120上に移動することを防止する。もし、ディスク120の回転が停止した状態で磁気ヘッドがディスク120上に移動すれば、ディスク120の表面に磁気ヘッドが直接接触してディスク120の表面または磁気ヘッドが損傷される危険性がある。
本実施形態によるアクチュエータラッチ装置は、スイングアーム132の後端部に形成されたノッチ152と、ベース部材110に回動可能に設置されたラッチレバー160と、を備える。スイングアーム132の後端部は、例えばプラスチック射出物で形成され、スイングアーム132の後端部に形成されるノッチ152も、プラスチック射出成形によりスイングアーム132の後端部から水平に突設される。
ラッチレバー160は、ベース部材110に装着される回動中心161と、一側部に設けられてアクチュエータ130のロッキング時にノッチ152を干渉するメインフック162a,162b及びリバウンドフック162cと、他側部に設けられた均衡錘164と、を備える。そして、ラッチレバー160は、ラッチバンパー163をさらに備える。ラッチレバー160には、HDD100に外部から時計回り方向または逆時計回り方向の回転衝撃が加えられる場合、逆時計回り方向または時計回り方向に回動しようとする慣性力が作用する。かかる慣性力により逆時計回り方向に回動するスイングアーム132のノッチ152がラッチレバー160のメインフック162a,162b及びリバウンドフック162cのうちいずれか一つにかかることによって、スイングアーム132の任意的な回動が阻止される。メインフック162a,162b、リバウンドフック162c及びラッチバンパー163については後述する。
スイングアーム132の時計回り方向の回動は、均衡錘164により制限される。具体的に、均衡錘164は、時計回り方向に回動するスイングアーム132の後端部側面と衝突することによって、スイングアーム132の時計回り方向の回動を阻止する。均衡錘164には、スイングアーム132との衝突による衝撃を緩和するための緩衝アーム171が設けられる。緩衝アーム171は、実質的にバネの役割を行うように弾性材料、例えばポリイミドのようなプラスチック材料からなる。
緩衝アーム171には、スイングアーム132の後端部側面に向かって突出した突起部172が形成される。突起部172は、緩衝アーム171とスイングアーム132との衝突時にそれらの間の接触面積を減らしてパーティクルの発生を低下させるためのものである。
ベース部材110には、均衡錘164をブロックしてラッチレバー160の逆時計回り方向の回動量を制限するストッパー111が形成されている。具体的に、ストッパー111は、逆時計回り方向に回動するラッチレバー160の均衡錘164と接触することによって、ラッチレバー160の逆時計回り方向の回動を制限する。
そして、均衡錘164には、緩衝ホール167が貫通形成される。緩衝ホール167は、均衡錘164とストッパー111との衝突による衝撃を吸収してラッチレバー160の損傷を防止し、衝突時のノイズを低減する。
スイングアーム132及びラッチレバー160には、それぞれ第1鉄心151と第2鉄心165とが備えられる。第1鉄心151は、スイングアーム132の後端部の一側エッジ部位に配置される。第1鉄心151は、マグネット138との間に磁力が作用するように磁性体、望ましくは、強磁性体である鋼材からなる。かかる第1鉄心151は、スイングアーム132に時計回り方向のトルクを印加する役割を行う。詳述すれば、磁性体からなる第1鉄心151には、マグネット138からの磁力が作用し、これにより、スイングアーム132には、上記磁力により時計回り方向に回転しようとするトルクが印加される。このようにスイングアーム132に印加される時計回り方向のトルクは、比較的弱い回転衝撃と振動とに対してアクチュエータ130をロッキングさせる役割を行う。
第2鉄心165は、ラッチレバー160の均衡錘164に配される。第2鉄心165も、マグネット138との間に磁力が作用するように磁性体、望ましくは、強磁性体である鋼材からなる。第2鉄心165は、ラッチレバー160に時計回り方向のトルクを印加する役割を行う。詳述すれば、第2鉄心165にもマグネット138からの磁力が作用し、これにより、ラッチレバー160には、上記磁力により時計回り方向に回転しようとするトルクが印加される。第1鉄心151のサイズを第2鉄心165より大きくすれば、スイングアーム132に作用するトルクの大きさがラッチレバー160に作用するトルクより大きくなることによって、アクチュエータ130のロッキング状態が安定に維持される。
ラッチレバー160には、ウエート169が設置される。ウエート169は、ラッチレバー160の均衡錘164に設置される。ウエート169のサイズを調節すれば、ラッチレバー160に印加される慣性力を適正に制御できる。
以下では、本実施形態の特徴部であるメインフック162a,162b、リバウンドフック162c及びラッチバンパー163についてさらに詳細に説明する。
図6A及び図6Bは、図5に表示されたC部位を拡大して示す詳細平面図である。
図6A及び図6Bに示すように、ラッチレバー160には、回転衝撃によるスイングアーム132の逆時計回り方向への1次回動を阻止するメインフック162a,162bと、リバウンディングによるスイングアーム132の逆時計回り方向への2次回動を阻止するリバウンドフック163cと、ラッチレバー160の時計回り方向の回動を制限するラッチバンパー163と、が形成される。メインフック162a,162b、リバウンドフック163cは、スイングアーム132のノッチ152と当接するようにスイングアーム132側に突出して形成される。
メインフック162a,162bは、回転衝撃によるスイングアーム132の逆時計回り方向への1次回動を阻止する役割を行うものであって、少なくとも第1メインフック162aを備え、望ましくは、第1メインフック162aと第2メインフック162bとを備える。第1メインフック162aは、アクチュエータ130から伝達される回転衝撃量を減らすように、スイングアーム132のノッチ152と十分に近い位置に形成される。これにより、スイングアーム132が逆時計回り方向へ回動したとき、ノッチ152の移動距離が短くなる。そして、第2メインフック162bは、第1メインフック162aに比べて、スイングアーム132が逆時計回り方向へ回動したとき、ノッチ152の移動距離が長くなるよう、ノッチ152からわずかに遠い位置に形成される。再び説明すれば、第1メインフック162aとノッチ152との第1間隔D1は、狭めに形成され、第2メインフック162bとノッチ152との第2間隔Dは、第1間隔D1より広く形成される。上述したノッチ152と第1メインフック162aとの第1間隔D1及びノッチ152と第2メインフック162bとの第2間隔Dは、アクチュエータ130に印加される回転衝撃量を考慮して適正に決定される。
上述したように、第1メインフック162aとノッチ152との第1間隔Dが適切に狭ければ、衝撃によりアクチュエータ130のスイングアーム132が回転するとき、第1メインフック162aとノッチ152との接触が短時間内に行われ、これにより、スイングアーム132のノッチ152を通じて伝達される回転衝撃量が減少する。これにより、外部衝撃によりスイングアーム132とラッチレバー160とが逆時計回り方向に回動することによって、ノッチ152と第1メインフック162aとが衝突するとき、スイングアーム132とラッチレバー160とのリバウンディングが最小化される。たとえスイングアーム132とラッチレバー160とが反発しつつ時計回り方向に回動しても、このときの回転エネルギーは、従来に比べて十分に低減している。したがって、時計回り方向に回動するスイングアーム132とラッチレバー160の緩衝アーム171とが衝突しても、リバウンディングによりスイングアーム132とラッチレバー160とが再び逆時計回り方向に2次回動する現象が最小化される。
そして、ノッチ152と第1フック162とのオーバーラップ幅Wは、従来の場合に比べて狭いことが望ましい。これは、図9を参照して後述するように、HDD100の正常作動のために、スイングアーム132を逆時計回り方向に回動させるとき、逆時計回り方向に回動するノッチ152が第1メインフック162aに干渉することを避けるためである。
一方、外部衝撃によりスイングアーム132が逆時計回り方向に回動するとき、色々な複合的な要因によりスイングアーム132のノッチ152が第1メインフック162aにかからずに第1メインフック162aを通過することもある。その場合、第2メインフック162bがノッチ152を干渉してスイングアーム132のそれ以上の回動を阻止する。このために、スイングアーム132のノッチ152とラッチレバー160の第2メインフック162bとの第2間隔Dは、第1間隔Dより広く決定される。したがって、スイングアーム132が回動し始めてそのノッチ152が第2メインフック162bに接触するまでの時間tが、ノッチ152が第1メインフック162aに接触するまでの時間tに比べて長くなる。そして、第2メインフック162bは、第1メインフック162aよりスイングアーム132の回動中心131に近く位置することが望ましい。再び説明すれば、アクチュエータ130がパーキングされた状態で、第2メインフック162bとスイングアーム132の回動中心131との距離が、第1メインフック162aとスイングアーム132の回動中心との距離より短い。このように、第2メインフック162bがスイングアーム132の回動中心131にさらに近く位置することによって、図6Aに示したように、スイングアーム132のノッチ152が第1メインフック162aにかからなくても、第2メインフック162bにはかかる。
しかし、HDD100に非常に大きい衝撃が加えられる場合には、スイングアーム132とラッチレバー160とのリバウンディングによりスイングアーム132が逆時計回り方向に2次回動しうる。その場合には、メインフック162a,162bのみでは、アクチュエータ130に対するロッキングが完全に保証されない。
リバウンドフック162cは、図8A〜図8Dに示すように、リバウンディングによるスイングアーム132の逆時計回り方向への2次回動を阻止する役割を行う。リバウンドフック162cは、スイングアーム132が逆時計回り方向へ回動したとき、ノッチ152の移動距離が長くなるよう、メインフック162a,162bに比べてスイングアーム132のノッチ152から更にわずかに遠い位置に形成される。望ましくは、リバウンドフック162cは、ラッチレバー160の先端部に形成される。再び説明すれば、リバウンドフック162cとノッチ152との第3間隔Dは、上述した第1間隔D及び第2間隔Dより十分に広く形成される。そして、リバウンドフック162cは、メインフック162a,162bよりスイングアーム132の回動中心131に近く位置する。再び説明すれば、アクチュエータ130がパーキングされた状態で、リバウンドフック162cとスイングアーム132の回動中心131との距離が、メインフック162a,162bとスイングアーム132の回動中心131との距離より短い。このように、リバウンドフック162cがスイングアーム132の回動中心131にさらに近く位置することによって、図6Bに示したように、メインフック162a,162bがスイングアーム132のノッチ152の移動経路を外れた場合にも、リバウンドフック162cは、ノッチ152の移動経路上に位置する。したがって、ノッチ152がメインフック162a,162bにかからなくても、リバウンドフック162cにはかかる。
リバウンドフック162cがリバウンディングによるスイングアーム132の逆時計回り方向への2次回動を効果的に阻止するためには、スイングアーム132のノッチ152とリバウンドフック162cとが接触する地点(X地点)にリバウンドフック162cがスイングアーム132のノッチ152より先に到着せねばならない。詳述すれば、逆時計回り方向に1次回動するスイングアーム132のノッチ152がラッチレバー160のメインフック162a,162bのうちいずれか一つに衝突すれば、スイングアーム132とラッチレバー160とはリバウンディングされてそれぞれ時計回り方向に回動する。時計回り方向に回動するスイングアーム132は、ラッチレバー160の緩衝アーム171に衝突して再び逆時計回り方向に2次回動し、時計回り方向に回動するラッチレバー160は、ベース部材110の側壁110aに衝突して逆時計回り方向に回動する。このように、スイングアーム132とラッチレバー160とがそれぞれ逆時計回り方向に回動するとき、スイングアーム132のノッチ152よりラッチレバー160のリバウンドフック162cがX地点に先に到着して始めて、ノッチ152がリバウンドフック162cにより干渉されることによって、スイングアーム132の逆時計回り方向への2次回動が阻止される。したがって、スイングアーム132のノッチ152がラッチレバー160のメインフック162a,162bのうちいずれか一つに衝突した時点から、ラッチレバー160のリバウンドフック162cがX地点に達するまでの時間をtとし、スイングアーム132のノッチ152がX地点に達するまでの時間をtとするとき、tはtより小さいか、または同じでなければならない。
ラッチバンパー163は、ラッチレバー160からベース部材110の側壁111aに向かって突設されて、ラッチレバー160の時計回り方向の回動をさらに小さく制限する役割を行う。かかるラッチバンパー163により、ラッチレバー160のリバウンドフック162cがX地点まで戻るのにかかる時間tが短縮し、これにより、上記条件、すなわちtは、tより小さいか、または同じでなければならないという条件をさらに容易に満足させる。
リバウンドフック162cとノッチ152との第3間隔Dも上記したtに影響を及ぼすので、第3間隔Dも上記した条件を満足するように適正に決定される。
以下では、上記した構成を有する本実施形態によるアクチュエータラッチ装置の動作を説明する。
図7は、図3に示したアクチュエータラッチ装置のメインフックによりアクチュエータがロッキングされる動作を説明するための図面である。
図7に示すように、HDD100の作動が停止してスライダー134に搭載された磁気ヘッドがランプ140(図3参照)にパーキングされる時には、VCMによりスイングアーム132がその回動中心131を中心に時計回り方向に回転する。このとき、スイングアーム132の後端部側面がラッチレバー160の緩衝アーム171に設けられた突起部172に接触し、ラッチレバー160は、時計回り方向に回転するスイングアーム132により押されてその回動中心161を中心に逆時計回り方向に回動する。ラッチレバー160の均衡錘164がストッパー111に接触すれば、ラッチレバー160の逆時計回り方向の回動は停止する。
磁気ヘッドがランプ140にパーキングされてスイングアーム132の時計回り方向の回転が止まれば、磁気ヘッドがディスク120側に移動しないようにアクチュエータ130がロッキングされる。磁気ヘッドのパーキング状態では、VCMによりスイングアーム132に加えられた回転駆動力が除去され、第1鉄心151とマグネット138とによりスイングアーム132に印加された時計回り方向のトルクにより、アクチュエータ130のロッキング状態が維持される。そして、前述したようにラッチレバー160に作用するトルクより大きいトルクがスイングアーム132に作用するので、アクチュエータ130のロッキング状態がさらに安定的に維持される。
一方、磁気ヘッドのパーキング状態で、第1鉄心151とマグネット138とによりスイングアーム132に印加されたトルクより大きい時計回り方向の回転衝撃がHDD100(図3参照)に加えられれば、スイングアーム132は、慣性により逆時計回り方向に回動し、これにより、スイングアーム132のノッチ152がラッチレバー160の第1メインフック162aまたは第2メインフック162bにかかることによって、スイングアーム132は、それ以上の逆時計回り方向の回動が阻止される。
逆に、HDD100に逆時計回り方向の回転衝撃が加えられれば、スイングアーム132及びラッチレバー160には、時計回り方向に回転しようとする慣性力が作用する。このとき、スイングアーム132の後端部側面とラッチレバー160の緩衝アーム171とが接触している状態であるので、スイングアーム132とラッチレバー160との時計回り方向の回動は起きず、ラッチレバー160の緩衝アーム171が回転衝撃力を多少吸収する。そして、スイングアーム132は反発して逆時計回り方向に回動するが、上述したようにスイングアーム132のノッチ152がラッチレバー160の第1メインフック162aまたは第2メインフック162bにかかることによって、スイングアーム132の逆時計回り方向の回動が阻止される。
図8A〜図8Dは、図3に示したアクチュエータラッチ装置のリバウンドフックによりアクチュエータがロッキングされる動作を説明するための図面である。
まず、図8Aに示すように、外部衝撃により逆時計回り方向に1次回動するスイングアーム132のノッチ152は、ラッチレバー160のメインフック162a,162bのうちいずれか一つに衝突する。このとき、上記衝撃が非常に大きい場合には、スイングアーム132とラッチレバー160とはリバウンディングされてそれぞれ時計回り方向に回動する。
図8Bに示したように、時計回り方向に回動するスイングアーム132は、ラッチレバー160の緩衝アーム171に衝突し、時計回り方向に回動するラッチレバー160のラッチバンパー163は、ベース部材110の側壁110aに衝突する。
上述したような衝突により、図8Cに示したように、スイングアーム132は、逆時計回り方向に2次回動し、ラッチレバー160も、逆時計回り方向に回動する。
このとき、図8Dに示したように、スイングアーム132のノッチ152よりラッチレバー160のリバウンドフック162cがX地点に先に到着するので、リバウンドフック162cがノッチ152を干渉してリバウンディングによるスイングアーム132の逆時計回り方向への2次回動を阻止できる。
図9は、図3に示したアクチュエータラッチ装置のロッキング解除動作を説明するための図面である。
図9に示すように、HDD100を正常作動させるために、スイングアーム132の後端部に設けられたVCMコイル137に電源を印加すれば、スイングアーム132は、第1鉄心151とマグネット138との磁力による時計回り方向のトルクに打ちつつ逆時計回り方向に回転する。これと共に、ラッチレバー160は、第2鉄心165とマグネット138とにより印加された時計回り方向のトルクにより時計回り方向に回動するので、逆時計回り方向に回転するスイングアーム132のノッチ152がラッチレバー160に設けられたメインフック162a,162bとリバウンドフック162cとに干渉しない。
本実施形態によるアクチュエータラッチ装置によれば、ラッチレバーに少なくとも一つのメインフックとリバウンドフックとが設けられることによって、アクチュエータのロッキングに対する信頼性が向上する。具体的に、少なくとも一つのメインフックは、スイングアームのノッチと十分に近い位置に形成されることによって、衝撃によりスイングアームが回転する時、さらに短時間内にノッチと接触して回転衝撃量を減少させる。そして、リバウンドフックは、強い衝撃によりリバウンディングされるスイングアームのノッチを正確に干渉するので、アクチュエータがロッキング解除されるという問題点を防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、HDD関連の技術分野に適用可能である。
従来のHDDのシングルレバー型の慣性ラッチ装置の構造及びその作動状態を示す平面図である。 従来のHDDのシングルレバー型の慣性ラッチ装置の構造及びその作動状態を示す平面図である。 従来のHDDのシングルレバー型の慣性ラッチ装置の構造及びその作動状態を示す平面図である。 従来のHDDのデュアルレバー型の慣性ラッチ装置の構造及びその作動状態を示す平面図である。 従来のHDDのデュアルレバー型の慣性ラッチ装置の構造及びその作動状態を示す平面図である。 従来のHDDのデュアルレバー型の慣性ラッチ装置の構造及びその作動状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るアクチュエータラッチ装置が備えられたHDDを示す平面図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置を示す斜視図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置を示す平面図である。 図5に表示されたC部位を拡大して示す詳細平面図である。 図5に表示されたC部位を拡大して示す詳細平面図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置のメインフックによりアクチュエータがロッキングされる動作を示す平面図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置のリバウンドフックによりアクチュエータがロッキングされる動作を示す平面図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置のリバウンドフックによりアクチュエータがロッキングされる動作を示す平面図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置のリバウンドフックによりアクチュエータがロッキングされる動作を示す平面図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置のリバウンドフックによりアクチュエータがロッキングされる動作を示す平面図である。 図3に示したアクチュエータラッチ装置のロッキング解除動作を示す平面図である。
符号の説明
100 HDD
110 ベース部材
111 ストッパー
112 スピンドルモータ
120 ディスク
130 アクチュエータ
131,161 回動中心
132 スイングアーム
133 サスペンション組立体
134 スライダー
135 エンドタブ
137 VCMコイル
138 マグネット
139 ヨーク
140 ランプ
151 第1鉄心
152 ノッチ
160 ラッチレバー
162a 第1メインフック
162b 第2メインフック
162c リバウンドフック
163 ラッチバンパー
164 均衡錘
165 第2鉄心
167 緩衝ホール
169 ウエート
171 緩衝アーム
172 突起部

Claims (10)

  1. ベース部材に回転可能に設置されたアクチュエータの一側に形成されたスイングアームの一端部に形成されたノッチと、
    前記ベース部材に回動可能に設置されたラッチレバーと、
    を備え、
    前記ラッチレバーは、
    衝撃により一方向に1次回動する前記スイングアームのノッチを干渉して、前記スイングアームの一方向への1次回動を阻止する少なくとも1つのメインフックと、
    前記ノッチと前記少なくとも1つのメインフックとの衝突によるリバウンディングにより一方向に2次回動する前記スイングアームのノッチを干渉して、前記スイングアームの一方向への2次回動を阻止するリバウンドフックと、
    を有し、
    パーキング時において、前記ノッチと前記リバウンドフックとの間隔は、前記ノッチと前記少なくとも1つのメインフックとの間隔より広く、
    前記少なくとも1つのメインフックは、前記ノッチからの間隔が異なる第1メインフックと第2メインフックとを備えることを特徴とする、ハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  2. 前記リバウンドフックと前記スイングアームの回動中心との距離は、前記少なくとも1つのメインフックと前記スイングアームの回動中心との距離より短いことを特徴とする、請求項1に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  3. 前記スイングアームのノッチと前記リバウンドフックとが接触する地点をX地点とするとき、前記ノッチが前記少なくとも1つのメインフックに衝突した時点から、前記ラッチレバーのリバウンドフックが前記X地点に達するまでの時間が、前記スイングアームのノッチが前記X地点に達するまでの時間より短いか、または同じであることを特徴とする、請求項1に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  4. 前記ラッチレバーには、前記ベース部材の側壁に向かって突設されて、リバウンディングによる前記ラッチレバーの回動を制限するラッチバンパーが設けられたことを特徴とする、請求項に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  5. 前記ラッチバンパーは、前記リバウンドフックが前記X地点に達するまでの時間を短縮させることを特徴とする、請求項に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  6. 前記ノッチと前記第1メインフックとの間隔は、前記ノッチと前記第2メインフックとの間隔より狭いことを特徴とする、請求項に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  7. 前記第2メインフックと前記スイングアームの回動中心との距離は、前記第1メインフックと前記スイングアームの回動中心との距離より短いことを特徴とする、請求項に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  8. 前記ラッチレバーは、前記メインフックとリバウンドフックとの反対側に設けられた均衡錘をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  9. 前記均衡錘には、前記スイングアームとの衝突による衝撃を緩和するための緩衝アームが設けられたことを特徴とする、請求項に記載のハードディスクドライブのアクチュエータラッチ装置。
  10. ベース部材と、
    前記ベース部材に装着されたスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータに装着されて回転するディスクと、
    前記ベース部材に回転自在に設置されたスイングアームと、前記スイングアームにより支持される磁気ヘッドと、前記スイングアームを回転させるためのボイスコイルモータと、を有するアクチュエータと、
    請求項1〜のうちいずれかに記載のアクチュエータラッチ装置と、
    を備え
    パーキング時において、前記ノッチと前記リバウンドフックとの間隔は、前記ノッチと前記少なくとも1つのメインフックとの間隔より広く、
    前記少なくとも1つのメインフックは、前記ノッチからの間隔が異なる第1メインフックと第2メインフックとを備えることを特徴とする、ハードディスクドライブ。

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