JP5041865B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
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ここで、ネゴシエーション処理とは、ホスト機器が携帯電話に実装されたUSBドライバとの間で利用できる動作スピード(12Mbpsか480Mbps)等の仕様確認を行い、かつ、携帯電話に接続された外部メモリがマスストレージモードで動作することを認識する処理であり、USBドライバは、このネゴシエーション処理の完了を待ちマスストレージアプリに対してUSBネゴシエーション完了通知を発行する(ステップS712)。このことにより、ホスト機器と携帯電話との間でUSBプロトコルによるデータ転送が開始される。
このため、携帯電話がマスストレージモードで動作中は、例えば、図7にマスストレージモードの開始/終了シーケンスが示されるように、ユーザ操作により、一旦、電波OFFモードに設定され(ステップS705〜S707)、したがって、音声着信やメール受信等の無線通信はできない状態になる。これではせっかくの着信機会を逸することになり、ユーザは、USBケーブルを接続してマスストレージモードを選択する際に無線通信ができないことを意識する必要がある。このため、ユーザビリティが悪化する。
このため、携帯電話3は、通信部31と、操作部32と、音声処理部33と、スピーカ(SP)34と、マイクロフォン(MIC、以下マイクという)35と、表示部36と、記憶部37と、制御部38とにより構成される。
すなわち、音声処理部33は、MIC35から入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部38に出力する。
また、音声処理部33は、制御部38から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してSP34に出力する。
表示部36が、例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。
また、表示部36は、ここでは、制御部38による制御の下、音声着信が生じると、データ伝送処理の完了の可否を問う画面を表示する。
なお、記憶部37は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
制御部38は、記憶部37に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。すなわち、制御部38は、記憶部37に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
具体的には、制御部38は、USBインターフェース30を介してネゴシエーションが要求されると、当該ネゴシエーションを行うとともに通信部31を電波OFFモードに設定して使用不可状態に遷移させ、さらに所定時間経過すると電波OFFモードを解除して通信部31を使用可状態に切替えるとともに、通信部31が使用可状態のときは着信監視を行い、USBインターフェース30を介してデータ伝送に関する指示が入力されたとき、通信部31が使用不可状態ではデータ伝送処理を行い、通信部31が使用可状態ではデータ伝送を行わずUSBインターフェース30を介し、例えば、USBプロトコルにおけるNAK信号、NYET信号等の所定の信号を出力するように制御する。
図3〜図6のいずれも、ホスト機器(PC1)と、携帯電話3(USBドライバ(USBドライバ制御部381)と、MSAPL(マスストレージクラス制御部382))と、網側装置(メールサーバ)との間の動作の流れが示されている。
ここで、USBネゴシエーション処理とは、例えば、図7のシーケンス図に示されるように、PC1が携帯電話3の接続を検知し(例えば、USBケーブル2のD+ラインのプルアップ接続による)、PC1が携帯電話3に実装されたUSBドライバとの間で利用できる動作スピード(12Mbpsか480Mbps)の仕様確認を行い、かつ、携帯電話3に接続された外部メモリ(図2の記憶部37)がマスストレージモードで動作することを認識する処理である(ステップS301)。
これを受けたUSBドライバ制御部381は、主制御部380経由で記憶部37のデータ領域にその転送データを書き込み(ステップS308)、PC1にACKパケットを送信する(ステップS309)。
ACKパケットを受信したPC1は、OUTトークンと後続する転送データとを送信し(ステップS310、S311)、これをUSBインターフェース30経由で受信した携帯電話3の制御部38(USBドライバ制御部381)は、主制御部380経由で記憶部37のデータ領域に転送データを書き込み(ステップS312)、PC1にACKパケットを送信する(ステップS313)。
ここで、新着メール等が無いことが確認されると、マスストレージクラス制御部382は、主制御部380経由で通信処理部383に対し、通信部31を使用不可状態とする電波OFF設定処理を実行し(ステップS319)、主制御部380経由でUSBドライバ制御部381に対して電波OFF設定通知を発行する(ステップS326)。
これをUSBインターフェース30経由で受信した携帯電話3の制御部38(USBドライバ制御部381)は、主制御部380経由で記憶部37の記憶領域に転送データを書き込み、PC1にACKパケットを送信する。以上の動作は、データ転送要求に含まれる所定のデータ量だけ繰り返し実行される。
これを受けたUSBドライバ制御部381は、主制御部380経由で記憶部37のデータ領域から必要なデータを読み出し(ステップS408)、当該データをPC1に転送するステップS407)。転送データを受信したPC1は、USBドライバ制御部381に対してACKパケットを送信し(ステップS409)、更に、INトークンを送信することにより、続くデータを要求する(ステップS410)。ACKパケットおよびINトークンを受信した携帯電話(USBドライバ制御部381)は、記憶部37のデータ領域から必要データを読み出し(ステップS411)、PC1へのデータ転送を行う(ステップS412)。
以上の動作は、PC1から発行されるデータ転送要求に含まれる所定のデータ量だけ繰り返し実行される。
続いて、マスストレージクラス制御部382は、主制御部380経由で通信処理部383を起動し、通信処理部383は、不図示の網側装置(メールサーバ)に新着メールの問い合わせを行い(ステップS417)、結果を取得して主制御部380を介してマスストレージクラス制御部382に引き渡す(ステップS418)。
携帯電話3(USBドライバ制御部381)からデータを受信したPC1は、USBドライバ制御部381にACKパケットを送信し(ステップS428)、以降、PC1は、INトークンを送信することにより続くデータの読み出しを要求し、USBドライバ制御部381は、記憶部37のデータ領域から続くデータを読み出し、ここで読み出されたデータをPC1に転送する。
一方、PC1は、USBドライバ制御部381に対して次のデータ受信の準備ができたか否かを問い合わせるためにPINGパケットを送信する(ステップS526)。PINGパケットを受信したUSBドライバ制御部381は、未だデータ受信の準備が出来ていないため、NAKパケットを送信し(ステップS527)、マスストレージクラス制御部382の電波OFF設定処理実行による電波OFF設定通知が到来するまでPINGパケットの再送待機を行う(ステップS528、S529)。
以降、携帯電話3(USBドライバ制御部381)は、PC1からのOUTトークンおよび書き込みデータの受信を再開し(ステップS532、S533)、記憶部37のデータ領域に当該データを書き込み(ステップS534)、ACKパケットを送信する(ステップS535)。
図3、図4に示すシーケンス図では、電波OFF解除中にPC1からデータ転送要求があった場合にIN/OUTトークンに対してNAKパケットで応答することでPC1にデータ転送の失敗を通知し、電波OFF設定時のPC1からのデータ転送のリトライを待機し、図5に示すハイスピード転送の場合は、NAK応答の代わりにNYET応答によりPC1にデータ転送の失敗を通知し、電波OFF設定時のPC1からのデータ転送リトライを待機する構成としたものである。
USBデバイスである携帯電話3は、着信が無い場合に電波OFFモードに移行し、PC1からのデータ転送要求にACKで応答していた図3に示すデータ書き込み中の電波OFF解除シーケンスにしたがうものとするが、着信があった場合に、マスストレージモードを終了するか否かの表示を表示部36に表示し、ユーザの終了選択によりマスストレージモードを終了している点が異なる。以下にその詳細な説明を行う。
そして、マスストレージクラス制御部382は、ユーザが操作部32を操作することにより取得されるマスストレージモード終了選択要求により、USBドライバ制御部381に対してマスストレージモード終了通知を発行する(ステップS620)。
そして、USBケーブル2の再接続要求を受けたPC1は、マスストレージモードを終了するため、USBデバイスである携帯電話3(USBドライバ制御部381)との間でUSBケーブル2をモデムモードで接続するためのネゴシエーション処理を開始し(ステップS629)、モデムネゴシエーションを終了する(ステップS630)。
Claims (5)
- ホスト機器にインターフェースを介して接続される携帯端末装置であって、
ネットワークに無線接続する通信部、
各種データを記憶する記憶部、および、
前記通信部が使用可状態のときに前記通信部による着信の監視を行う着信監視処理と、前記インターフェースを介してネゴシエーションが要求されると、当該ネゴシエーションを行うとともに前記通信部を使用不可状態に遷移させる処理と、前記記憶部をアクセスして読み出しあるいは書き込むデータを前記インターフェースにより伝送するデータ伝送処理とを実行する制御部、を備え、
前記制御部は、
前記データ伝送処理中に所定時間経過すると、前記インターフェースを介して所定の信号を出力するデータ伝送を実行しつつ前記データの前記記憶部への読みだしと書き込みとを中止し、前記通信部を使用可状態に切替えるとともに前記着信監視処理を行い、当該着信監視処理が完了すると前記通信部を使用不可状態に遷移させ、前記データ伝送処理の続きを実行するように制御する
ことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記制御部は、
前記着信監視処理において、前記通信部により前記ネットワークを介して接続されるメールサーバと通信を行い、未受信メールの蓄積の有無を確認する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 表示部をさらに備え、
前記制御部は、
前記着信監視処理において音声着信が生じると、前記データ伝送処理の完了の可否を問う画面情報を生成して前記表示部に表示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記インターフェースはUSB通信に対応し、
前記制御部は、
前記所定の信号として、USBプロトコルにおけるNAK信号を出力する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。 - 前記インターフェースはUSB通信に対応し、
前記制御部は、
前記所定の信号として、USBプロトコルにおけるNYET信号を出力する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
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