JP5041314B2 - 傾斜式荷受台 - Google Patents

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Description

本願発明は、トラックやトレーラ等の運送車両に設置される荷受台であって、板状の積荷を斜めにした状態で運搬することができる傾斜式荷受台に関する。
従来、道路交通法等により、積載物の重量、大きさ、積載の方法等が制限されている。そこで、大型鋼板等の幅広な板状積荷を運搬する際には、その積荷の幅を減じるために、積荷を斜めにして運搬するという方法がある。そして、その際に用いられるトレーラとして、板状の積荷を斜めにした状態で運搬することができる、図7に示す荷台を油圧式のシリンダで傾斜させるトレーラがある。(特許文献1)
このトレーラ1は、鋼板が積載される荷台を構成する傾斜可能な積載用フレーム2と、この積載用フレーム2をチルトヒンジ3を介して軸支しているシャシフレーム4とを有し、駆動手段である油圧式のチルトシリンダ5によって、積載用フレーム2を傾斜させ、ロックバー6によって、固定するものである。
特開2007−50830号公報
しかし、このトレーラ1は、チルトヒンジ3が積載用フレーム2の車幅方向左端部の近傍に配置されているため、積載用フレーム2を傾斜させる際に多大な力が必要であり、高価なチルトシリンダ3を使用せざるを得ず、コストが嵩むという問題があった。また、積載用フレーム2に剛性を必要とし、積載用フレーム2のコストも増大するという問題があった。
また、シャシフレーム4の下に、ロックバー6やチルトシリンダ3を設置するため、既存の車両を大幅に改造する必要があり、コストが掛かるという問題があった。
本発明はこのような従来の問題に鑑み、既存の車両に容易に設置することができ、低コストで製造できる傾斜式荷受台の提供を目的としてなされたものである。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特徴は、運送車両に設置される荷受台であって、板状積荷が積載される積載用フレームと、該積載用フレームを回動可能に支持する支持柱と、該支持柱を支持するベースフレームと、前記積載用フレームを回動させる駆動手段と、前記積載用フレームを水平状態と斜め状態で固定する固定手段とを有し、前記積載用フレームは、前記ベースフレームに立設された前記支持柱に、前記積載用フレームの前記車両幅方向略中央の重心近傍を通り前記車両前後方向に伸びる直線を回動軸として回動可能に、支持されている傾斜式荷受台において、前記積載用フレームの車両幅方向一方側には、前記固定手段として固定用アームが回動可能に垂下され、前記ベースフレームの前記車両幅方向一方側には、前記固定手段として支持固定用柱が立設され、前記支持固定用柱の上部には、前記積載用フレームを水平状態にした際に、前記積載用フレームの下面を当接させ該積載用フレームを支持する積載用フレーム当接部と、前記積載用フレームを前記固定用アーム側が上側となるように斜めに傾けた状態にした際に、前記固定用アームの先端側部分と連結固定される連結固定部とが備えられ、前記ベースフレームには、前記該支持固定用柱とは反対側に、前記積載用フレームを前記固定用アーム側が上側となるように斜めに傾けた状態にした際に、前記積載用フレームの前記固定用アーム側とは反対側の端部と連結固定される連結固定部が備えられていることにある。
また、請求項2に記載の発明の特徴は、前記請求項1に記載の発明に加え、前記駆動手段は、気体圧式のシリンダを使用するとともに、該気体圧式のシリンダの気体供給源として圧縮気体が封入されたボンベを使用していることにある。
本発明に係る傾斜式荷台は、請求項1に記載のように、運送車両に設置される荷受台であって、板状積荷が積載される積載用フレームと、積載用フレームを回動可能に支持する支持柱と、支持柱を支持するベースフレームと、積載用フレームを回動させる駆動手段と、積載用フレームを水平状態と斜め状態で固定する固定手段とを有し、積載用フレームは、ベースフレームに立設された支持柱に、積載用フレームの車両幅方向略中央の重心近傍を通り車両前後方向に伸びる直線を回動軸として回動可能に、支持されていることにより、積載用フレームを回動させる際にそれ程大きな力を必要とせず、駆動手段に比較的単純なものが使用できるので、低コストで製造できる。
また、積載用フレームの車両幅方向一方側には、固定手段として固定用アームが回動可能に垂下され、ベースフレームの車両幅方向一方側には、固定手段として支持固定用柱が立設され、支持固定用柱の上部には、積載用フレームを水平状態にした際に、積載用フレームの下面が当接され積載用フレームを支持する積載用フレーム当接部と、積載用フレームを固定用アーム側が上側となるように斜めに傾けた状態にした際に、固定用アームの先端側部分と連結固定される連結固定部と、が備えられていることにより、積載用フレームを好適に支持固定することができる。
さらに、ベースフレームには、固定手段として支持固定用柱とは反対側に、積載用フレームを固定用アーム側が上側となるように斜めに傾けた状態にした際に、積載用フレームの固定用アーム側とは反対側の端部と連結固定される連結固定部が備えられていることにより、積載用フレームの中央は、支持柱で支持され、両端が固定手段によって固定されることとなるので、より安定して固定される。
本発明は、請求項2に記載のように、駆動手段は、気体圧式のシリンダを使用するとともに、気体圧式のシリンダの気体供給源として圧縮気体が封入されたボンベを使用していることにより、低コストで製造できる。
次に本発明の実施の形態を図面に示した実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明における傾斜式荷受台11をトレーラAの荷台に設置した際の状態を示している。このように、本発明における傾斜式荷受台11は、トラックやトレーラ等の運送車両に設置し、板状積荷を運ぶために使用するものである。この傾斜式荷受台11は、板状積荷Bが積載される積載用フレーム12と、この積載用フレーム12を回動可能に支持する支持柱13,13と、この支持柱13,13を支持するベースフレーム14と、積載用フレーム12を回動させる駆動手段と、積載用フレーム12を水平状態と斜め状態で固定する固定手段とを有している。この傾斜式荷受台11は、図2に示すように、板状積荷Bを積んだ積載用フレーム12を斜めにした状態で、運ぶためのものである。
積載用フレーム12は、積載用フレーム12の車幅方向略中央の重心近傍を通り前後方向に伸びる直線を回動軸として回動可能に、即ち積載用フレーム12の左右方向において、略釣り合いの取れる部分を支点として回動可能に、支持柱13,13に支持されている。従って、積載用フレーム12を回動させる際に、それ程大きな力を必要としないようになっている。
積載用フレーム12は、図3に示すように、略格子状に形成され、その上面に、積荷である板状積荷Bが搭載されるようになっている。この積載用フレーム12は、車両幅方向に掛け渡されている幅方向角筒状部材15a,15a......と車両前後方向に掛け渡されている前後方向角筒状部材15b,15b......によって略格子状に形成されている。また、積載用フレーム12には、積載用フレーム12の車幅方向両端部から突出して、積載用フレーム12の幅を拡幅する伸縮腕が備えられている。
この伸縮腕は、積載用フレーム12の一方側、即ち積載用フレーム12を斜め状態とした際に、その積載用フレーム12の車幅方向端部の上向きとなる側(以下、傾斜上側と記す)の端部から突出する上側伸縮腕16a,16a......と、積載用フレーム12の他方側、即ち、積載用フレーム12を斜め状態とした際に、その積載用フレーム12の車幅方向端部の下向きとなる側(以下、傾斜下側と記す)の端部から突出する下側伸縮腕16b,16b......とがある。
これら両伸縮腕16a,16b......は、略角筒状に形成されており、積載用フレーム12の車両幅方向に伸びる幅方向角筒状部材15a,15a......の内部に収納され、スライドして積載用フレーム12の先端から突出するようになっている。
この上側及び下側伸縮腕16a,16b......には、上側及び下側伸縮腕16a,16b......の両側面を貫通するピン挿通孔17,17......が形成されている。そして、この上側及び下側伸縮腕16a,16b......が収納されている幅方向角筒状部材15a,15a......にも、その両側面を貫通するピン挿通孔18,18......がそれぞれ設けられており、このピン挿通孔18,18......と、上側及び下側伸縮腕16a,16b......のピン挿通孔17に固定用ピン19,19を挿通させて上側及び下側伸縮腕16a,16b......を固定するようになっている。また、ピン挿通孔17,17......は、上側及び下側伸縮腕16a,16b......の長さ方向に所定の間隔を開けて複数形成されており、その間隔分ごとに、上側及び下側伸縮腕16a,16b......を伸縮させることができるようになっている。
下側伸縮腕16b,16b......の突出側端部には、積荷係止部21,21......が備えられている。これは、積載用フレーム12を斜め状態にした際に、下側伸縮腕16b,16b......の先端から上向きに突出するように設けられており、図2に示すように、積載用フレーム12に板状積荷Bを積み、斜め状態とした際に、その板状積荷Bがこの積荷係止部21に係止されるようになっている。
積載用フレーム12には、積載用フレーム12が水平状態の際、又は斜め状態の際に、積載用フレーム12を固定する固定手段の1つとして固定用アーム22,22が設置されている。この固定用アーム22,22は、積載用フレーム12の傾斜上側端部から回動可能に垂下されており、その先端に固定用の連結部22aが備えられている。この連結部22aは、後述する支持固定用柱33に連結して固定するものである。この連結部は略半円形板状に形成され貫通孔22bを有している。そして、積載用フレーム12を斜め状態とした際には、図2に示すように、積載用フレーム12の固定用アーム22,22が設置されている側が水平状態の位置より上となるようになっている。
積載用フレーム12の傾斜下側端部には、積載用フレーム12を斜め状態とした際の固定手段として、ベースフレーム14と連結固定される積載用フレーム側固定部23,23が備えられている。当然、この積載用フレーム12の積載用フレーム側固定部23,23が備えられている傾斜下側端部は、積載用フレーム12を斜め状態とした際には、下向きに傾けられ、水平状態の位置より下側となる。積載用フレーム側固定部23,23は、積載用フレーム12の端部の下面に、下向きに複数突設されている。この積載用フレーム側固定部23,23は、先端が半円形状に形成された板状となっており、表裏を貫通する貫通孔23aを有している。
積載用フレーム12には、図4に示すように、支持柱13,13と回動可能に連結される部分である支持柱連結部24,24が備えられている。この支持柱連結部24,24は、積載用フレーム12の略中央(重心)を通る直線上に所定の間隔をもって設置されている。この支持柱連結部24,24は、図4に示すように、先端が半円形状に形成された板状部材を下向きに突出させて設置した形状に形成されている。また、この支持柱連結部24には、その表裏を貫通する貫通孔24aが形成されている。
積載用フレーム12は、支持柱13,13を支点として、車幅方向の釣り合いが概ね取れるように、支持柱13,13に回動可能に支持されている。この支持柱13,13は、ベースフレーム14に立設されている。
支持柱13,13の上部には、積載用フレーム12を回動可能に支持する回動支持部25が備えられている。また、支持柱13,13は、複数並べて備えられており、その支持柱13,13のそれぞれの回動支持部25,25を結ぶ直線が、積載用フレーム12の回動軸となるように設置されている。
この回動支持部25は、支持柱13,13の上部に半円形状をした2枚の板状材を互いに平行に突出させた形状に形成され、その間に、積載用フレーム12の板状をした支持柱連結部24が挿入されるようになっている。また、回動支持部25には、その2枚の板状材の表裏に貫通する貫通孔25a,25aが形成されている。そして、支軸26をこの貫通孔25a,25aと積載用フレーム12の支持柱連結部24に備えられた貫通孔24aに挿通させ、支軸26を回動中心として積載用フレーム12と支持柱13,13を回動可能に連結している。
このように形成されている支持柱13,13はベースフレーム14に支持されている。このベースフレーム14は、トラックやトレーラ等の床面等に設置され、基礎となる部分である。このベースフレーム14は、積載用フレーム12と同様に、幅方向角筒状部材31a,31a......と、前後方向角筒状部材31b,31b......によって略方形で略格子状に形成されており、その車幅方向略中央に支持柱13,13が設けられている。さらに、ベースフレーム14には、支持柱13,13を下から斜めに支持する角筒状に形成された支持補助材32,32が設置されている。
ベースフレーム14には、積載用フレーム12の固定手段の1つとして、支持固定用柱33,33が複数立設されている。この支持固定用柱33,33は、ベースフレーム14の端部であって、積載用フレーム12を斜め状態とした際に、積載用フレーム12が持ち上がる側、即ち傾斜上側に設けられている。そして、積載用フレーム12を水平状態とした際に、この支持固定用柱33,33に積載用フレーム12が当接され、固定される。
この支持固定用柱33,33には、積載用フレーム12を水平状態とした際に、その積載用フレーム12の下面が当接されて支持される積載用フレーム当接部34が備えられている。この積載用フレーム当接部34は、支持柱13,13の回動支持部25と略同高さに形成されている。
支持固定用柱33,33には、積載用フレーム12を水平状態とした際に、積載用フレーム12の固定用アーム22,22が連結固定される水平状態固定部36が設けられている。この水平状態固定部36は、支持固定用柱33,33の下方に設けられている。また、この水平状態固定部36は、支持固定用柱33,33から突設させた板状材からなっており、その表裏に貫通する貫通孔36aを有している。そして、積載用フレーム12を水平状態とした際に、水平状態固定部36の貫通孔36aと固定用アーム22,22の先端の貫通孔22bに連結ピン37を挿通させて固定するようになっている。
支持固定用柱33,33には、積載用フレーム12を斜め状態とした際に、積載用フレーム12に設けられた固定用アーム22,22が連結固定される連結固定部である斜め状態固定部35が備えられている。この斜め状態固定部35は、支持固定用柱33,33の上部に設けられ、積載用フレーム12が斜め状態の際に、積載用フレーム12の端部から垂下されている固定用アーム22,22の先端が連結固定されるものである。
この斜め状態固定部35は、支持柱13,13の回動支持部25と同様に半円形の頭部を持つ2枚の板状材を、互いに平行に支持固定用柱33,33の上部に突出させた形状となっており、その間に、固定用アーム22,22の先端の連結部22aが挿入されるようになっている。そして、2枚の板状材に形成された貫通孔35aと固定用アーム22,22の先端の連結部22aを貫通する貫通孔22bに連結ピン37を挿入して、連結固定するようになっている。また、本実施例においては、この斜め状態固定部35の上面が積載用フレーム当接部34となっている。
ベースフレーム14には、積載用フレーム12を斜め状態とした際に積載用フレーム12を固定する固定手段として、積載用フレーム12の傾斜下側端部と連結して固定される連結固定部であるベース側固定部38,38が備えられている。このベース側固定部38,38は、積載用フレーム12を斜め状態とした際に、積載用フレーム12が下がる側、即ち傾斜下側のベースフレーム14の端部に備えられ、積載用フレーム12の傾斜下側端部に備えられた積載用フレーム側固定部23,23と連結固定されるものである。このベース側固定部38,38は、半円形の頭部を備えた板状材を2枚、互いに対向させてベースフレーム14から上向きに突設させた形状に形成されている。そして、2枚の板状材の間に、積載用フレーム12の積載用フレーム側固定部23,23が挿入されるようになっている。
このベース側固定部38,38には、板状材の表裏を貫通する貫通孔38a,38aが形成されており、この貫通孔38a,38aと積載用フレーム側固定部23,23の貫通孔23aに連結用ピン39を挿通させ、積載用フレーム12とベースフレーム14を連結固定するようになっている。また、この連結用ピン39は、気体圧式のピン用シリンダ40によって貫通孔23a、38aに挿入されるようになっている。
このように、積載用フレーム12を斜め状態とした際には、積載用フレーム12は、固定用アーム22,22を介して支持固定用柱33,33に固定されるとともに、ベースフレーム14のベース側固定部38固定される。
ベースフレーム14には、積載用フレーム12を回動させ、水平状態と斜め状態にする駆動手段が設置されている。この駆動手段は、気体圧式のシリンダであるフレーム用シリンダ41,41......を備えている。そして、そのフレーム用シリンダ41,41......のシリンダ41a部分がベースフレーム14に回動可能に設置されており、ロッド41bの先端部分が積載用フレーム12に回動可能に連結されている。このシリンダ41a及びロッド41bは、それぞれ、積載用フレーム12の回転軸に平行な回転軸を中心として回動可能になっている。ロッド41bの先端部分は、積載用フレーム12の支持柱13,13との連結部である、支持柱連結部24,24よりも、固定用アーム22,22側に備えられたロッド連結部42,42に回動可能に連結されている。このフレーム用シリンダ41を伸縮させることによって、積載用フレーム12を回動させ、水平状態と斜め状態とに傾きを変化させるようになっている。
このフレーム用シリンダ41及びピン用シリンダ40は、気体供給源から気体が供給され、その気体の圧力で動作されるものである。その気体供給源としては、ガスボンベ43を使用している。また、ガスボンベ43に充填されている気体としては、窒素を使用している。このガスボンベ43は、ベースフレーム14上に設けられたガスボンベ設置部44に設置されている。このガスボンベ43と、ピン用シリンダ40及びフレーム用シリンダ41の間には、ピン操作用手動弁45と傾斜操作用手動弁46が備えられており、ピン用シリンダ40及びフレーム用シリンダ41は、これら手動弁をスイッチとして動作されるようになっている。これらピン操作用手動弁45と傾斜操作用手動弁46は、ベースフレーム14上に設置されている。また、ガスボンベ43の気体は、分配器47において分けられ、それぞれピン用シリンダ40及びフレーム用シリンダ41に供給されている。
図5は、トレーラAの荷台に、2つの傾斜式荷受台11,11を設置した場合を示している。この場合、片方の傾斜式荷受台11にのみガスボンベ43,43を設置し、両方の傾斜式荷受台11の気体供給源としている。この際、ガスボンベ43,43は2つ設置している。また、ピン操作用手動弁45と傾斜操作用手動弁46も片方の傾斜式荷受台11にのみ設置されている。
このようにトレーラAの荷台に2つの傾斜式荷受台11,11を設置した際には、図6に示すように、ガスボンベ43から気体を供給し、分配器47において、ピン用シリンダ40に供給される気体とフレーム用シリンダ41に供給される気体とに分けられるようになっている。そして、分配器47において分けられた気体は、それぞれピン操作用手動弁45と傾斜操作用手動弁46に送られ、そこからそれぞれ二股に分かれ、それぞれの傾斜式荷受台11,11のピン用シリンダ40の上端、下端及びフレーム用シリンダ41の上端、下端に送られるようになっている。また、フレーム用シリンダ41及びピン用シリンダ40は、シリンダの下側に気体を供給することにより、ピストンロッドを押し出す方向に動作させ、シリンダの上側に気体を供給することにより、ピストンロッドを引き入れ方向に動作させるようになっている。また、それぞれピン操作用手動弁45と傾斜操作用手動弁46によって、シリンダの上側のみ、もしくは下側のみに気体を供給するように切り替えている。
このように共通のガスボンベ43及び傾斜操作用手動弁46によって、両傾斜式荷受台11,11のフレーム用シリンダ41,41......を同時に動作させることにより、両傾斜式荷受台11,11の積載用フレーム12,12を同時に動かすことができるようになっている。また、同様に、ピン用シリンダ40,40......も1つのピン操作用手動弁45によって同時に動作されるようになっている。
本実施例においては、固定手段は、固定用アーム22、支持固定用柱33、積載用フレーム側固定部23、ベース側固定部38などから構成されている。
このように形成された傾斜式荷受台11は、トラックやトレーラ等の運送車両の主に荷台に相当する部分に設置して使用する。また、傾斜式荷受台11は一台で使用することもでき、複数台設置して使用することもできる。尚、複数台使用する際には、駆動手段を同期させ、積載用フレームが同時に傾斜するようにして使用する。
この傾斜式荷受台11は、レバーブロック、シャコマンなどで容易に、既存の車両の荷台等に固定できる。また、気体圧式のフレーム用シリンダは、1つの傾斜式荷受台につき、2〜3個設置するとよい。
尚、運送車両の傾斜式荷受台を設置する部分が、ベースフレームとして利用できる場合、運送車両のその部分をベースフレームとしてもよい。
本発明に係る傾斜式荷受台をトレーラの荷台に設置した状態を示す正面図である。 同上の傾斜式荷受台の積載用フレームを斜め状態とした際の正面図である。 同上の積載用フレームを示す平面図である。 同上の正面図である。 同上の傾斜式荷受台を2つトレーラの荷台に設置した状態を示す左側面図である。 同上の気体の流路を示す模式図である。 従来の傾斜式荷台有するトレーラを示す背面図である。
A トレーラ
B 板状積荷
1 トレーラ
2 積載用フレーム
3 チルトヒンジ
4 シャシフレーム
5 チルトシリンダ
6 ロックバー
11 傾斜式荷受台
12 積載用フレーム
13 支持柱
14 ベースフレーム
15a 幅方向角筒状部材
15b 前後方向角筒状部材
16a 上側伸縮腕
16b 下側伸縮腕
17 ピン挿通孔
18 ピン挿通孔
19 固定用ピン
21 積荷係止部
22 固定用アーム
22a 連結部
22b 貫通孔
23 積載用フレーム側固定部
23a 貫通孔
24 支持柱連結部
25 回動支持部
25a 貫通孔
26 支軸
31a 幅方向角筒状部材
31b 前後方向角筒状部材
32 支持補助材
33 支持固定用柱
34 積載用フレーム当接部
35 斜め状態固定部
35a 貫通孔
36 水平状態固定部
36a 貫通孔
37 連結ピン
38 ベース側固定部
38a 貫通孔
39 連結用ピン
40 ピン用シリンダ
41 フレーム用シリンダ
41a シリンダ
41b ロッド
42 ロッド連結部
43 ガスボンベ
44 ガスボンベ設置部
45 ピン操作用手動弁
46 傾斜操作用手動弁
47 分配器

Claims (2)

  1. 運送車両に設置される荷受台であって、
    板状積荷が積載される積載用フレームと、該積載用フレームを回動可能に支持する支持柱と、該支持柱を支持するベースフレームと、前記積載用フレームを回動させる駆動手段と、前記積載用フレームを水平状態と斜め状態で固定する固定手段とを有し、
    前記積載用フレームは、前記ベースフレームに立設された前記支持柱に、前記積載用フレームの前記車両幅方向略中央の重心近傍を通り前記車両前後方向に伸びる直線を回動軸として回動可能に、支持されている傾斜式荷受台において、
    前記積載用フレームの車両幅方向一方側には、前記固定手段として固定用アームが回動可能に垂下され、
    前記ベースフレームの前記車両幅方向一方側には、前記固定手段として支持固定用柱が立設され、
    前記支持固定用柱の上部には、前記積載用フレームを水平状態にした際に、前記積載用フレームの下面を当接させ該積載用フレームを支持する積載用フレーム当接部と、前記積載用フレームを前記固定用アーム側が上側となるように斜めに傾けた状態にした際に、前記固定用アームの先端側部分と連結固定される連結固定部とが備えられ、
    前記ベースフレームには、前記該支持固定用柱とは反対側に、前記積載用フレームを前記固定用アーム側が上側となるように斜めに傾けた状態にした際に、前記積載用フレームの前記固定用アーム側とは反対側の端部と連結固定される連結固定部が備えられていることを特徴としてなる傾斜式荷受台。
  2. 前記駆動手段は、気体圧式のシリンダを使用するとともに、該気体圧式のシリンダの気体供給源として圧縮気体が封入されたボンベを使用している請求項1に記載の傾斜式荷受台。
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