JP3116107U - 左右切替式レール積載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運搬車に積み込むレールが左右どちらの位置に有っても容易に積み込み可能で、且つ、取り卸し場所の方向が左右どちらにでも容易に切り替え出来る左右切替式レール積載装置を開発・提供する事にある。
【解決手段】 主に架台の左右両側面部に回動軸部を左右同軸にそれぞれ設けたレール運搬台車と、作動手段により、使用時は直立させ、収納時は回動軸部を中心にして、それぞれ独立して垂直状態から水平状態まで回動し、収納可能に設けた左右二本の支柱と、支柱の上端部にブーム保持部をそれぞれ設け、且つ、該ブームの両端部、及び、支柱上下ほぼ中程部に支持穴を設け、ターンバックル等の支持部材で支持し、支柱直立時にブームが支柱に対して直角に固着可能に設けたブームと、レール積載用左右移動式チェーンブロック等の搬送装置から成り、且つ、使用時の状況に応じて左右どちらからでもレール積み込み、及びレール取り卸し作業を可能にしたものである。
【選択図】 図3

Description

この考案は、レール交換作業に使用する左右切替式レール積載装置に関するものである。
従来、鉄道の保守作業でレール交換は最も重要であり、又、大変な労力を要する作業である為、レール運搬車が使用されていた。しかし、これまでのレール運搬車は、積み込んだ方向にしか取り卸し出来なかった為、左右のレールを一度に積み込む事が出来ないし、又、取り卸す事も出来ない為、非効率的で作業時間が掛かるのみならず、非衛生的で危険を伴う為、特に若者等は、こうした作業をする人が減少し、高齢化してきているというのが実態で、作業性・安全性・経済性面で問題があった。
そこで、参考の為、これまでに出願されているレール交換装置の特許文献を紹介する。(特許文献1〜3参照。)
特開平8−134811 特開平10−338902 特開2004−183386
そこで、上記課題を解決する為に、この考案は運搬車に積み込むレールが左右どちらの位置に有っても容易に積み込み可能で、且つ、取り卸し場所の方向が左右どちらにでも容易に切り替え出来る左右切替式レール積載装置を開発・提供する事にある。
この課題を解決する為の手段として、この装置は主に架台の左右両側面部に回動軸部を左右同軸にそれぞれ設けたレール運搬台車と、油圧シリンダー等の作動手段により、使用時は直立させ、収納時は回動軸部を中心にして、それぞれ独立して直立状態から水平状態まで回動し、収納可能に設けた左右二本の支柱と、支柱の上端部にブーム保持部をそれぞれ設け、且つ、該ブームの両端部、及び、支柱上下ほぼ中程部に支持穴を設け、ターンバックル等の支持部材で支持し、支柱直立時にブームが支柱に対して直角に固着可能に設けたブームと、レール積載用左右移動式チェーンブロック等の搬送装置から成り、且つ、使用時の状況に応じて左右どちらからでもレール積み込み、及び、レール取り卸し作業を可能にしたものである。
この考案の効果として、架台の左右両側面部に回動軸部を左右同軸にそれぞれ設けたレール運搬台車と、油圧シリンダー等の作動手段により、使用時は直立させ、収納時は回動軸部を中心にして、それぞれ独立して直立状態から水平状態まで回動し、収納可能に設けた左右二本の支柱と、支柱の上端部にブーム保持部をそれぞれ設け、且つ、該ブームの両端部、及び、支柱上下ほぼ中程部に支持穴を設け、ターンバックル等の支持部材で支持し、支柱直立時にブームが支柱に対して直角に固着可能に設けたブームと、レール積載用左右移動式チェーンブロック等の搬送装置から成り、且つ、使用時の状況に応じて左右どちらからでもレール積み込み、及び、レール取り卸し作業を可能にした事で、左右方向からの積み卸しが可能と成り、レール集積場や現場でのレール横移動の作業性が改善され、作業人員の削減、安全性の向上、作業時間の短縮等、極めて有益なる効果を奏するものである。
この考案の最良の形態として、積載するレールの重量(負荷荷重)に適合した搬送装置の選定と、全体の重量バランスや安全基準に適合した横転角度を設定し、安全で作業性の良い付加価値の高いものにする事が重要となる。
そこで、この考案の一実施例を図1〜図2に基づいて詳述すると、鉄道の保守作業の一環である、レール交換作業に使用するレール積載装置であって、該装置は主に架台(1b)の左右両側面部に回動軸部(1a)(1a’)を左右同軸にそれぞれ設けたレール運搬台車(1)と、油圧シリンダー等の作動手段(HCY)により、使用時は直立させ、収納時は回動軸部(1a)(1a’)を中心にして、それぞれ独立して直立状態から水平状態まで回動し、収納可能に設けた左右二本の支柱(2)(3)と、支柱(2)(3)の上端部にブーム保持部(2a)(3a)をそれぞれ設け、且つ、該ブームの両端部、及び、支柱上下ほぼ中程部に支持穴(5a)(5a’)、(2b)(3b)を設け、ターンバックル等の支持部材(4)で支持し、支柱直立時にブームが支柱に対して直角に固着可能に設けたブーム(5)と、レール積載用左右移動式チェーンブロック等の搬送装置(6)から成り、且つ、使用時の状況に応じて左右どちらからでもレール積み込み、及び、レール取り卸し作業を可能にした事を特徴とする左右切替式レール積載装置から構成される。
次に、この考案の構造の詳細について説明すると、図1・図2に示す様に、レールを運搬する為の、台車(1)の架台(1b)の左右両側面部に回動軸部(1a)(1a’)を、左右同軸にそれぞれ設け、且つ、該回動軸部を中心に左右独立して、それぞれ前後方向に直立状態から水平状態の90度程回動可能な支柱を設け、油圧シリンダー等の作動手段(HCY)により作動する仕組みに成っていて、支柱直立時は、支柱固定金具(11)で支柱(2)(3)を固定して万が一油圧シリンダーに支障が生じても倒れない様、二重の安全対策を施している。
そして、左右の支柱(2)(3)上端部には、ブーム(5)を支える保持部(2a)(3a)を設け、左右保持部の中心位置上部には、U字形状の切り欠き穴(2c)(3c)を設け、又、左右支柱の中心部に位置するブーム(5)の上部左右二箇所に、左右連結式固定切替レバー(7)(8)の回動軸部(5b)(5b’)をそれぞれ設け、且つ、左右を連結バー(9)で連結し、左右どちらからでも固定・開放切り替えできる様、左右連結式固定切替レバー(7)(8)を設けている。
又、ブーム積載時は左右何れかの支柱を前方方向に水平に倒して、一本の支柱で支える必要が有る為、直立した支柱側のブーム端部と支柱の一端を、ターンバックル等の支持部材(4)で支持し補強されている。又、このターンバックル等の支持部材(4)は、軸部が変芯していて、ワンタッチ式締め付けレバー(10)を持ち上げる事により、ワンタッチで簡単に張力を与えて、締め付け可能に成っている。又、支柱(2)(3)を収納する時は、ブーム支持穴(5a)(5a’)部のピンを抜いて、ターンバックルが邪魔に成らない様支柱の中側へ倒して収める。
次に、レール搬送装置(6)について説明すると、レールの積み込み、及び、取り卸し作業は、基本的には二台の積載装置を使用し、レールの重量が約1500kg(60kg/m×25m)の為、一台当りの負荷荷重は750kgであり、安全性を考慮した定格1000kgの電動式チェーンブロック(上下・横行1速形)を使用している。その為、電線接続ボックス(12)を左右の支柱の前面に設置し、使用状況に応じて電線の取り口を接続切り替え出来る様に成っている。
又、レール吊り上げ金具(13)も、作業性を考慮したワンタッチ着脱式のものを使用して、効率アップを図っている。
又、作動手段(HCY)である油圧シリンダーの伸縮作動は、ミニチュア電磁弁付き電動機直結型ギヤポンプを使用し、スィッチ操作で遠隔操作出来る様に成っている。
次に、レール積み込み、及び、取り卸し作業の手順を説明すると、まず、図3、又は、図4に示す様に、レール積み込み作業の場合、まず、レールを積み込む反対側の支柱を直立にし、左右連結式固定切替レバー(7)(8)とターンバックル(4)により固定し、レールを積み込む側の支柱(2)(3)を水平に倒した後、レール吊り上げ金具(13)でレール(R’)を掴み、搬送装置(チェーンブロック)(6)を搬送用レール側に移動し、チェーンブロック(6)のフックとレール吊り上げ金具(13)を接続し、吊り上げながら台車(1)に積み込む。又、図3は前方方向に向かって左側のレール積み込み・取り卸し時を示し、図2は前方方向に向かって右側のレール積み込み・取り卸し時を示したものである。
次に、レール取り卸し作業の場合、レールを取り卸す反対側の支柱とブームを固定し、レールを取り卸す側の支柱を水平に倒した後、レール吊り上げ金具でレールを掴み、搬送装置(チェーンブロック)(6)で吊り上げ、レール(R’)を台車から卸す。従って、レール積み込みと取り卸し方向が同一の場合は、支柱の切り替え操作は不要であるが、レール積み込みと取り卸し方向が異なる場合は、支柱の切り替え操作と電線の接続切り替え作業が必要と成る。尚、左右の切り替え作業の所要時間は、一人で5分以内に行う事が出来る。
この考案の左右切替式レール積載装置は、レール運搬台車に積み込むレールが左右どちらの位置に有っても容易に積み込み可能で、且つ、取り卸し場所の方向が左右どちらにでも容易に切り替え出来るようにする事で、作業性・安全性・経済性を良くし、鉄道関連市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
この考案の一実施例を示し、左右両側支柱を直立させた時の正面図である。 この考案の一実施例を示し、左右両側支柱を直立させた時の左側面図である。 この考案の使用例を示し、左側方向のレール積み込み、及び、取り卸し作業時の正面図である。 この考案の使用例を示し、右側方向のレール積み込み、及び、取り卸し作業時の正面図である。 この考案の使用例を示し、右側方向のレール積み込み、及び、取り卸し作業時の正面図である。 この考案の使用例を示し、右側方向のレール積み込み、及び、取り卸し作業時の左側面図である。
符号の説明
1 レール運搬台車
1a 回動軸部
1a’ 回動軸部
1b 架台
2 支柱(左側)
2a ブーム保持部(左側)
2b 支持穴
2c 切り欠き穴
3 支柱(右側)
3a ブーム保持部(右側)
3b 支持穴
3c 切り欠き穴
4 支持部材(ターンバックル)
5 ブーム
5a 支持穴
5a’ 支持穴
5b 回動軸部
5b’ 回動軸部
6 搬送装置
7 左右連結式固定切替レバー(左側用)
8 左右連結式固定切替レバー(右側用)
9 連結バー
10 ワンタッチ式締め付けレバー
11 支柱固定金具
12 電線接続ボックス
13 レール吊り上げ金具
HCY 作動手段(油圧シリンダー)
R レール(走行用)
R’ レール(搬送用)

Claims (1)

  1. 鉄道の保守作業の一環である、レール交換作業に使用するレール積載装置であって、該装置は主に架台(1b)の左右両側面部に回動軸部(1a)(1a’)を左右同軸にそれぞれ設けたレール運搬台車(1)と、油圧シリンダー等の作動手段(HCY)により、使用時は直立させ、収納時は回動軸部(1a)(1a’)を中心にして、それぞれ独立して直立状態から水平状態まで回動し、収納可能に設けた左右二本の支柱(2)(3)と、支柱(2)(3)の上端部にブーム保持部(2a)(3a)をそれぞれ設け、且つ、該ブームの両端部、及び、支柱上下ほぼ中程部に支持穴(5a)(5a’)、(2b)(3b)を設け、ターンバックル等の支持部材(4)で支持し、支柱直立時にブームが支柱に対して直角に固着可能に設けたブーム(5)と、レール積載用左右移動式チェーンブロック等の搬送装置(6)から成り、且つ、使用時の状況に応じて左右どちらからでもレール積み込み、及び、レール取り卸し作業を可能にした事を特徴とする左右切替式レール積載装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018100587A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 保線機器整備株式会社 レール運搬車
JP2019210780A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 東日本旅客鉄道株式会社 鉄道レールの積み卸し装置
JP2022054098A (ja) * 2020-09-25 2022-04-06 株式会社トキオ レールの搬送及び積み卸し装置
JP7416370B1 (ja) 2023-11-09 2024-01-17 昭栄工業株式会社 レール積み下ろし装置
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