JP5041112B2

JP5041112B2 - 健康増進シート

Info

Publication number: JP5041112B2
Application number: JP2001151718A
Authority: JP
Inventors: 貞弘大日向
Original assignee: 大日向直美
Priority date: 2001-04-11
Filing date: 2001-04-11
Publication date: 2012-10-03
Anticipated expiration: 2021-04-11
Also published as: JP2002307583A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血行促進と消臭の面から健康増進に寄与する健康増進シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から提供されている消臭シートは、消臭材を単に通気性のある収納袋に収納したまでのものであり、主として寝たきり老人などの要介護者の要望に対応して提供され、快適住空間の確保を主眼とするものであった。
しかし、寝たきり要介護者のみならず、自動車の車室などの狭い空間では、健康な者でも空気の汚れは気になるものであり、ましてや、長時間身体の自由が思うにまかせず、その姿勢が制約される者にとっては、空気の清浄のみならず、身体の疲労回復など健康増進を享受できるものが要望されるのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記実情に鑑みて、自動車の車室内のいやな臭いを消臭するとともに、ドライバーのストレスや疲労を緩和、解消できる健康増進シートを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第１発明の健康増進シートは、所要厚、所要平面積を有する消臭材を収納袋に収納して成る消臭シートにおいて、
消臭材に多数の小孔が貫通配列され、該小孔にマグネット盤体が嵌入され、該マグネット盤体を上下から挟んで前記消臭材の上下面に、それぞれ通気性の薄葉シートが貼着されて成る。
また、第２発明の健康増進シートは、第１発明の健康増進シートにおいて、
何れか一方の薄葉シートの上面に、トルマリン鉱石の粉末を基材に混入したトルマリンシートが接合されて成る。
また、第３発明の健康増進シートは、第１発明又は第２発明の健康増進シートにおいて、
収納袋が長手方向両端の何れか一方の短手方向に沿って開口され、袋全面に渡って小孔の通気孔が開口されて成る。
【０００５】
【発明の実施の形態】
マグネット盤体は、リング状のものから、上下面を球面とした縦断面楕円形状のものなど種々なる形状が選択され、また、消臭材の一面側に、トルマリンシートが配設されるとは、該一面側に直接トルマリンシートを接着するものから、該一面側に通気性の薄葉シートを貼着した上で、その上にトルマリンシートを接着するなどである。さらに、トルマリン鉱石の粉末を混入する基材とは、主として合成繊維などの不織布であり、その他の材質や織布なども対象となることは勿論である。なお、収納袋における開口とは、チャックや面状ファスナーで開閉自在に開口するものも含むのである。
【０００６】
【実施例】
本発明を実施例により具体的に説明すると、健康増進シートａは、図１に示すように、所要厚、所要平面積（幅３１５ｍｍ×長さ４００ｍｍ）を有する消臭材１を、収納袋２に密閉状に収納し、長手方向一端の短手縁に取付け用のゴムバンド３を取着するとともに、袋全面に渡って所要口形（円形や菱形など）の小孔の通気孔４が開口され、前記消臭材１には５列６段の多数の小孔５が貫通配列され、該小孔５には図２に示すように、リング状のマグネット盤体６が嵌入嵌着され、該マグネット盤体６を上下から挟んで前記消臭材１の上下面には、それぞれ通気性に富んだ薄葉シート７が貼着されて成る。
このようにして成る健康増進シートａは、自動車の座席（図外）の背もたれにゴムバンド３を介して取着されて使用され、車室内のいやな臭いを消臭材１で消臭し、マグネット盤体６の磁力で血行促進を図り、長時間に渡るドライブでのストレスや疲労を緩和、解消してくれるのである。
【０００７】
図３に示した健康増進シートｂは、所要厚、所要平面積（幅３１５ｍｍ×長さ４００ｍｍ）を有する消臭材１を、収納袋２に密閉状に収納し、長手方向一端の短手縁に取付け用のゴムバンド３を取着するとともに、袋全面に渡って所要口形（円形や菱形など）の小孔の通気孔４が開口され、前記消臭材１には５列６段の多数の小孔５が貫通配列され、該小孔５には図２に示すように、リング状のマグネット盤体６が嵌入嵌着され、該マグネット盤体６を上下から挟んで前記消臭材１の上下面には、それぞれ通気性に富んだ薄葉シート７が貼着され、該薄葉シート７の何れかの上面に、別個の通気性に富む薄葉シート７に包蔵され、基材としての合成繊維からなる不織布８にトルマリン鉱石の粉末を混入したトルマリンシート９が接合されて成る。
このようにして成る健康増進シートｂは、前記健康増進シートａと同様に、自動車の座席の背もたれにゴムバンド３を介して取着されて使用され、車室内のいやな臭いは消臭材１で消臭され、マグネット盤体６の磁力や、トルマリンシート９のトルマリン鉱石のマイナスイオン効果によって血行促進が図られ、長時間に渡るドライブでのストレスや疲労をより一層緩和、解消してくれるのである。
【０００８】
上記した健康増進シートａ及びｂは、使用中に吸着した悪臭成分を水に浸すことによって水中に放出できるものであるから、簡単に消臭力が再生されるのである。また、これらは車室内の使用に限らず、オフィスなどでのデスクワークに従事する者の座席に添設すれば、室内の消臭はもとより、ビジネスマンのストレスや疲労の緩和、解消にも役立つものであり、さらには、ペットなどのハウス内に敷かれて、その周辺に漂ういやな臭いを消臭し、併せてペット自体のストレスや疲労の緩和、解消にも転用できるものである。このほか、収納袋２の長手方向両端の何れか一方の短手縁に収納口（図外）が開口されたものでも提供される。
なお、消臭材１や収納袋２にポケット（図外）を添設し、該ポケットに前記トルマリンシート９やマグネット盤体６の配設シート（図外）を収納する、などは本発明から容易に想起できる事項である。
【０００９】
【発明の効果】
以上のように本発明の健康増進シートによれば、主として自動車の車室内の座席に添設されて、その室空間の消臭を達成し、併せてドライバーのストレスや疲労の緩和、解消を図り、ドライバーの健康増進に寄与するものである。
なお、本発明は自動車の車室内での使用のほか、オフィスやペットハウス内での使用に供され、前記した作用を発揮して生活環境を向上させる効果を呈するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わる健康増進シートａの一部を破断した斜視図。
【図２】健康増進シートａの消臭材１の要部拡大縦断面図。
【図３】本発明に係わる健康増進シートｂの一部を破断した斜視図。
【符号の説明】
１消臭材
２収納袋
３ゴムバンド
４通気孔
５小孔
６マグネット盤体
７薄葉シート
８不織布
９トルマリンシート
ａ及びｂ健康増進シート

Claims

所要幅、所要平面積を有する消臭材を収納袋に収納して成る消臭シートにおいて、
消臭材に多数の小孔が貫通配列され、該小孔にマグネット盤体が嵌入され、該マグネット盤体を上下から挟んで前記消臭材の上下面に、それぞれ通気性の薄葉シートが貼着されて成る健康増進シート。
請求項１記載の健康増進シートにおいて、何れか一方の薄葉シートの上面に、トルマリン鉱石の粉末を基材に混入したトルマリンシートが接合されて成る健康増進シート。
収納袋が長手方向両端の何れか一方の短手方向に沿って開口され、袋全面に渡って小孔の通気孔が開口されて成る請求項１又は２記載の健康増進シート。