JP5040929B2 - 車載無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、路上機より無線送信される路上機送信データを受信する受信部と、路上機より送信される無線信号の送信周波数と干渉する周波数帯の無線信号を用いて無線データの送信を行う無線通信部と、を備えた車載無線装置に関するものである。
次世代高速無線通信技術として、WiMAX(登録商標)等の無線通信規格がある。現在、ノートパソコン、モバイル端末、カーナビゲーション装置等においては、このような無線通信規格に対応したものの開発が進められている。
このような無線通信規格に対応した通信部を備えた通信装置として、CDMA、WiMAX、WiFi(登録商標)などの各通信方式に対応した通信部を備えるとともに、基地局に関する情報を基地局データベースに登録しておき、基地局データベースを参照して通信可能な基地局を検知もしくは予測し、基地局の通信形態に基づき、通信接続するメリットがあるか否かによって接続可否を判断し、接続可と判断された基地局と通信するようにした移動体用通信装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−318354号公報
ところで、上記次世代高速無線通信技術の無線通信規格で使用される無線送信信号の周波数帯は2545〜2625MHzとなっているのに対し、ナビゲーション装置等に渋滞情報等を無線送信する電波ビーコン路上機で使用されている無線信号の周波数は2499.7MHzとなっており、互いの周波数が近いため、VICSデータを受信する受信機能と上記無線通信規格に対応した無線通信機能を備えた無線通信装置を構成しようとした場合、電波ビーコン路上機から無線送信される無線信号を受信する際に、電波の干渉によりVICSデータの受信性能が低下するといった懸念がある。なお、WiMAX規格に対応する無線通信機器では、無線送信信号の最大送信電力が200mW程度と大きいため、電波の干渉によりVICSデータの受信性能が低下することが確認されている。
そこで、上記特許文献1に記載された装置のように、複数の通信方式の中から通信接続が必要であると判断した通信方式に切り替えて通信を行うようにすれば、VICSデータの受信性能の低下を防止することが可能である。例えば、VICSデータの受信中、WiMAX規格に対応する無線データの送信を禁止して電波ビーコン路上機より送信されるVICSデータを受信すれば、VICSデータの受信性能の低下を防止することが可能である。
しかし、WiMAX規格では、無線データの送受信フレームにアップリンクとダウンリンクが割り当てられており、無線データの送信を禁止すると通信異常となり無線データの受信もできなくなるため、VICSデータ(路上機送信データ)の受信中にWiMAXに対応する無線データの送信だけでなく受信もできなくなってしまう。1つのVICSデータを受信するためには0.9秒程度の期間が必要となるため、例えば、1つのVICSデータの受信中にWiMAXに対応する無線データの送信を禁止する場合には0.9秒程度、2つのVICSデータの受信中にWiMAXに対応する無線データの送信を禁止する場合には1.8秒程度といったように、比較的長期間WiMAXに対応する無線データの送受信ができなくなる。例えば、WiMAXに対応する無線データを受信してストリーミングビデオを再生している場合、これだけの期間、無線データの受信が禁止されると、ストリーミングビデオの再生画像に乱れが生じ、ユーザにストレスを与えてしまうといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、無線データの送信による路上機送信データの受信性能の低下を防止し、かつ、路上機送信データの受信中であっても無線データの送信を可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、受信部により路上機送信データの受信が開始されたことを判定すると、受信部により受信される第1の路上機送信データに対して間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、無線データの送信強度を低下させて無線データの送信を行うように無線通信部に指示する第1の送信制御手段と、受信部により受信された第1の路上機送信データを記憶する第1の記憶手段と、第1の路上機送信データに続いて受信部により受信される第2の路上機送信データに対し、第1の路上機送信データで受信対象フレームとされなかったフレームを受信対象フレームとして間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、無線データの送信強度を低下させて無線データの送信を行うように無線通信部に指示する第2の送信制御手段と、受信部により受信された第2の路上機送信データを記憶する第2の記憶手段と、第1、第2の記憶手段に記憶された第1、第2の路上機送信データから路上機送信データを特定する路上機送信データ特定手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、受信部により路上機送信データの受信が開始されたことを判定すると、受信部により受信される第1の路上機送信データに対して間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、無線データの送信強度を低下させて無線データの送信を行うように無線通信部に指示し、第1の路上機送信データに続いて受信部により受信される第2の路上機送信データに対し、第1の路上機送信データで受信対象フレームとされなかったフレームを受信対象フレームとして間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、無線データの送信強度を低下させて無線データの送信を行うように無線通信部に指示し、第1、第2の記憶手段に記憶された第1、第2の路上機送信データから路上機送信データを特定するので、無線データの送信による路上機送信データの受信性能の低下を防止し、かつ、路上機送信データの受信中であっても無線データの送信を可能とすることができる。
また、請求項2に記載の発明のように、第1の送信制御手段は、受信部により受信される路上機送信データを連続する5フレーム毎のフレーム群に分割し、各フレーム群に対し、各フレーム群に対し、1番目のフレーム、3番目のフレーム、5番目のフレームを第1グループとし、2番目のフレーム、4番目のフレームを第2グループとして、第1、第2グループのいずれかのグループが受信対象フレームとなるように受信対象フレームのフレーム番号を特定し、第2の送信制御手段は、第1の送信制御手段により受信対象フレームとして特定されたグループと異なるグループが受信対象フレームとなるように受信対象フレームのフレーム番号を特定することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、無線通信部は、路上機送信データの各フレーム群の受信期間中に、18フレーム分の無線データを送信するようにし、第1、第2の送信制御手段は、第1グループを受信対象フレームとして特定した場合には、無線通信部に1番目のフレーム、3番目のフレーム、5番目のフレームにおいて4フレーム分の無線データを送信させ、2番目のフレーム、4番目のフレームにおいて3フレーム分の無線データを送信させ、第2グループを受信対象フレームとして特定した場合には、無線通信部に1番目のフレーム、3番目のフレーム、5番目のフレームにおいて3フレーム分の無線データを送信させ、2番目のフレーム、4番目のフレームにおいて4フレーム分の無線データを送信させることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、路上機送信データ特定手段は、第1、第2の記憶手段に記憶された第1、第2の路上機送信データから、第1の送信制御手段の指示により無線データの送信強度を低下させているタイミングで受信部により受信された路上機送信データと、第2の送信制御手段の指示により無線データの送信強度を低下させているタイミングで受信部により受信された路上機送信データとを抽出し、抽出した各路上機送信データにより互いを補完するように結合して路上機送信データを特定することができる。
なお、第1、第2の送信制御手段は、請求項5に記載の発明のように、無線データの送信を間欠的に停止させることにより、より確実に、無線データの送信による路上機送信データの受信性能の低下を防止することができる。
また、請求項6に記載の発明は、路上機は、電波ビーコン路上機であり、電波ビーコン路上機より無線送信される路上機送信データは、VICSデータであることを特徴としている。
このように、比較的狭い領域を受信エリアとする電波ビーコン路上機を路上機に適用することで、この電波ビーコン路上機の受信エリアを車両が通過する比較的短い期間にのみ、VICSデータの間欠受信が行われるようにすることが可能である。
また、請求項7に記載の発明は、電波ビーコン路上機より送信される無線信号の送信周波数は、2499.7MHzであり、無線通信部が送信する無線信号の周波数帯は、2545〜2625MHzであることを特徴としている。
本発明の一実施形態に係る車載無線装置の構成を示す図である。 VICSデータのフレーム構成について説明するための図である。 電波ビーコン路上機の受信エリアについて説明するための図である。 WiMAX規格の無線データのフレーム構成について説明するための図である。 制御部のフローチャートである。 第1のVICSデータの受信対象フレームとWiMAX無線データの関係を示すタイミングチャートである。 第2のVICSデータの受信対象フレームとWiMAX無線データの関係を示すタイミングチャートである。 第1、第2のVICSデータの各受信対象フレームの関係を示すタイミングチャートである。
本発明の一実施形態に係る車載無線装置の構成を図1に示す。本車載無線装置1は、電波ビーコン路上機30より無線送信されるVICSデータを受信するためのVICSデータ受信装置10と、WiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)規格に対応した無線信号の送受信を行う高速無線通信装置20を備えている。VICSデータ受信装置10および高速無線通信装置20は、ケーブルを介してナビゲーション装置40に接続されている。なお、ナビゲーション装置40には、車両内ネットワークを介して後部座席モニタ50等が接続されている。
VICSデータ受信装置10は、電波ビーコン路上機30より送信される無線信号を受信するためのVICS受信アンテナ11と、このVICS受信アンテナ11から入力される信号に対して増幅、復調等の処理を施してVICSデータを受信し、受信したVICSデータをナビゲーション装置40へ送出するVICSデータ受信部12を備えている。
また、VICSデータ受信部12は、受信したVICSデータを記憶するためのメモリ12aを有しており、受信した直近の2回分のVICSデータをメモリ12aに一時記憶させるようになっている。すなわち、VICSデータ受信部12は、VICSデータを受信すると、受信したVICSデータをメモリ12aに一時記憶させるとともに、このVICSデータに続いて次のVICSデータを受信すると、このVICSデータを先に受信したVICSデータとは別に記憶させ、更に、次のVICSデータを受信すると、先にメモリ12aに記憶させたVICSデータを消去し、この消去したVICSデータに代えて、新たに受信したVICSデータを記憶させるようになっている。
高速無線通信装置20は、WiMAX規格に対応した無線信号の送受信を行う送受信アンテナ21と、この送受信アンテナ21を介して入力された信号に増幅、復調等の処理を施して無線データを受信し、受信した無線データをナビゲーション装置40へ送出するとともに、送受信アンテナ21を介してナビゲーション装置40から入力される送信データを無線送信する高速無線通信部22と、制御部23を備えている。
制御部23は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って、高速無線通信装置20に対する各種制御を行う。
次に、電波ビーコン路上機30より送信される無線信号について説明する。電波ビーコン路上機30より送信される無線信号の周波数は、2499.7MHzとなっている。電波ビーコン路上機30より送信されるVICSデータは、128キロバイトのフレームに分割して送信される。なお、VICSデータを用いて提供される内容は、渋滞情報、リンク旅行時間、事象規制情報、サービスエリア・パーキングエリア情報などがある。
次に、図2を参照して、VICSデータのフレーム構成について説明する。図に示すように、VICSデータには、同期を確立するための同期信号、ヘッダ、データおよび誤り検出のためのCRC符号が含まれる。VICSデータは、50程度のフレームに分割して送信される。なお、VICSデータのデータ量は送信する情報量によって異なるため、このフレーム数は50フレーム以外の値となる場合もある。
VICSデータ受信部12は、VICSデータを受信すると、受信したVICSデータのフレームに含まれる同期信号からVICSデータの開始タイミングを特定するための情報を制御部23へ通知するようになっている。制御部23は、このVICSデータの開始タイミングを特定するための情報を用いて高速無線通信装置20による無線データの送信がVICSデータ受信部12により受信されるVICSデータと同期して行われるように、無線データの送信開始タイミングを決定し、この送信開始タイミングに従って無線データの送信を行うように高速無線通信装置20に指示するようになっている。
また、電波ビーコン路上機30より送信されるVICSデータは、一定期間毎(例えば、数分毎)に更新されるようになっており、新たなVICSデータに更新されるまで同じVICSデータが繰り返し送信される。
VICSデータのフレームの送信周期は、2ミリ秒(ms)のインターバルを含む18ミリ秒(ms)となっている、したがって、50フレームのVICSデータの送信が完了するためには、18×50=900ミリ秒=0.9秒かかることになる。
図3に示すように、電波ビーコン路上機30は、主に高速道路の路側等に設置される。また、図に示すように、電波ビーコン路上機30の受信エリアは、電波ビーコン路上機30の前後70メートル程度となっている。
例えば、時速100キロメートル(km)で走行する車両は、この70メートルの受信エリアを約2.5秒で通過することになる。したがって、車両は、電波ビーコン路上機30の受信エリア内で、2〜3程度のVICSデータを受信することが可能である。
次に、図4を参照して、WiMAX規格の無線データのフレーム構成について説明する。WiMAXの1フレームのフレーム長は、5ミリ秒(ms)となっており、その中に同期信号、ヘッダおよびデータから成るダウンリンク(DL)と、ヘッダおよびデータから成るアップリンク(UL)が割り当てられている。
電波ビーコン路上機30によるVICSデータの受信と、アップリンクによる無線データの送信が同時に行われると、電波干渉によりVICSデータの受信性能が低下する。
そこで、本実施形態に係る制御部23は、VICSデータ受信部12により受信される第1のVICSデータに対して特定の受信対象フレームの受信期間を含む一定期間、無線データの送信を間欠的に停止させ、その後、第1のVICSデータに続いて送信される第2のVICSデータに対して、第1のVICSデータの受信時に受信対象フレームとされなかったフレームを受信対象フレームとしてこの受信対象フレームの受信期間を含む一定期間、無線データの送信を間欠的に停止させ、VICSデータ受信部12によりメモリ12aに記憶された第1、第2のVICSデータから互いを補完するように結合してVICSデータを特定する処理を実施する。
次に、図5に従って、この処理について説明する。車両のイグニッションスイッチがオンすると、本車載無線装置1およびナビゲーション装置40は動作状態となる、そして、制御部23は、周期的に図5に示す処理を実施する。
まず、VICSデータの受信が開始されたか否かを判定する(S100)。本実施形態におけるVICSデータ受信部12は、電波ビーコン路上機30から送信されるVICSデータを受信すると、VICSデータを受信したことを示す情報を制御部23へ通知するようになっている。制御部23は、VICSデータを受信したことを示す情報が通知されたか否かに基づいてVICSデータの受信が開始されたか否かを判定する。
車両が電波ビーコン路上機30の受信エリア外に位置しており、VICSデータ受信部12からVICSデータを受信したことを示す情報が通知されていない場合、S100の判定はNOとなり、WiMAXの送受信を通常モードで実施するように高速無線通信部22に指示する(S102)。本実施形態における高速無線通信部22は、予め定められた送信強度で無線データの送信を行う通常モードと、無線データの送信を停止する送信停止モードとがある。ここでは、高速無線通信部22のモードを通常モードに設定するように指示する。これにより、高速無線通信部22は、通常モードで無線データの送受信を開始する。
そして、車両が電波ビーコン路上機30の受信エリア内に進入し、VICSデータ受信部12からVICSデータを受信したことを示す情報が通知されると、S100の判定はYESとなり、次に、1回目に受信するVICSデータ(第1のVICSデータに相当する)のフレーム番号を決定する(S104)。すなわち、1回目に受信するVICSデータに対して間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を決定する。
図6に、1回目に受信するVICSデータの第1〜第5フレームと高速無線通信部22によるWiMAX無線データの送受信タイミングを示すタイミングチャートを示す。なお、この図6および後述する図7では、図4に示したようなダウンリンクとアップリンク間のインターバルおよび各フレーム間のインターバルを省略して記してある。本実施形態では、第1のVICSデータの第1〜第5フレーム、第6〜第10フレーム、第11〜第15フレーム、・・の各フレーム群に対し、1番目のフレーム(図中ではNo.1と記す)、3番目のフレーム(No.3)、5番目のフレーム(No.5)を第1グループ、2番目のフレーム(図中ではNo.2と記す)および4番目のフレーム(No.4)を第2グループとして、第1グループが受信対象フレームとなるように受信対象フレームのフレーム番号を決定する。
なお、本実施形態において、VICSデータを第1〜第5フレーム、第6〜第10フレーム、第11〜第15フレーム、・・といったように連続する5フレーム毎のフレーム群に分割しているのは、この図6に示すようにVICSデータの5フレーム分の受信期間と無線データの18フレーム分の送信期間がそれぞれ90ミリ秒(ms)と等しく、各フレーム群に同期させるように無線データの送信を繰り返し行うことが可能となるためである。
次に、VICSデータ受信部12により受信されたフレームが受信対象フレームか否かを判定する(S106)。具体的には、VICSデータ受信部12により受信されたフレーム中に含まれるヘッダからフレーム番号を特定し、VICSデータ受信部12により受信されたフレームが受信対象フレームか否かを判定する。
ここで、VICSデータ受信部12により受信対象フレームである第1フレームが受信されると、S106の判定はYESとなり、WiMAX無線データの送信を停止させる(S108)。本実施形態では、受信対象フレームの受信タイミングと重なるように、4フレーム分のWiMAX無線データの送信を停止するように高速無線通信部22に指示する。すなわち、高速無線通信部22のモードを送信停止モードに設定するように指示する。
次に、受信中のフレームの受信が完了したか否かを判定する(S110)。本実施形態におけるVICSデータ受信部12は、各フレームの受信が完了すると、各フレームの受信が完了したことを示す情報を制御部23へ通知するようになっている。制御部23は、この情報が通知されたか否かに基づいて受信中のフレームの受信が完了したか否かを判定する。
受信中のフレームの受信が完了するまで、S110の判定はNOとなり、S108へ戻る。そして、受信中のフレームの受信が完了すると、S110の判定はYESとなり、次に、1回目のVICSデータ(第1のVICSデータ)の受信が完了したか否かを判定する(S112)。本実施形態におけるVICSデータ受信部12は、電波ビーコン路上機30から送信されるVICSデータの受信が完了すると、VICSデータの受信が完了したことを示す情報を制御部23へ通知するようになっている。制御部23は、この情報が通知されたか否かに基づいてVICSデータの受信が完了したか否かを判定する。
第1のVICSデータの受信が完了していない場合、S112の判定はNOとなり、S106へ戻る。
そして、次に、VICSデータ受信部12により受信対象フレームでない第2フレームが受信されると、S106の判定はNOとなり、WiMAXの送受信を通常モードで実施するように高速無線通信部22に指示する(S114)。本実施形態では、通常モードで3フレーム分のWiMAX無線データの送受信を実施するように高速無線通信部22に指示する。すなわち、高速無線通信部22のモードを通常モードに設定するように指示する。
また、VICSデータ受信部12により受信対象フレームである第3フレームが受信されると、S106の判定はYESとなり、4フレーム分のWiMAX無線データの送信を停止するように高速無線通信部22に指示する(S108)。
また、VICSデータ受信部12により受信対象フレームでない第4フレームが受信されると、S106の判定はNOとなり、通常モードで3フレーム分のWiMAX無線データの送受信を実施するように高速無線通信部22に指示する(S114)。
また、VICSデータ受信部12により受信対象フレームである第5フレームが受信されると、S106の判定はYESとなり、4フレーム分のWiMAX無線データの送信を停止するように高速無線通信部22に指示する(S108)。
このようにして、図6に示したように、VICSデータの第1、第3、第5フレームの受信中には、WiMAX無線データの送受信が停止され、VICSデータの第2、第4フレームの受信中には、WiMAX無線データの送受信が実施される。
なお、VICSデータの5フレームと、WiMAX無線データの18フレームは、それぞれ90ミリ秒(ms)となっており、第1のVICSデータの第6〜第10フレーム、第11〜第15フレーム、・・の各フレーム群に対しても、同様の処理が繰り返し実施される。
そして、第1のVICSデータの受信が完了すると、S112の判定はYESとなり、次に、第1のVICSデータに続いて電波ビーコン路上機30により受信されるVICSデータ(第2のVICSデータ)のフレーム番号を決定する(S116)。すなわち、第2のVICSデータで受信する受信対象フレームのフレーム番号を決定する。
図7に、第2のVICSデータの第1〜第5フレームとWiMAX無線データのタイミングチャートを示す。本実施形態では、第2のVICSデータの第1〜第5フレーム、第6〜第10フレーム、第11〜第15フレーム、・・の各フレーム群に対し、2番目のフレーム(図中ではNo.2と記す)および4番目のフレーム(No.4)により構成される第2グループが受信対象フレームとなるように受信対象フレームのフレーム番号を決定する。
次に、VICSデータ受信部12により受信されたフレームが受信対象フレームか否かを判定する(S118)。すなわち、VICSデータ受信部12により受信対象フレームのフレームが受信されたか否かを判定する。
ここで、VICSデータ受信部12により受信対象フレームでない第1フレームが受信されると、S106の判定はNOとなり、WiMAXの送受信を通常モードで実施するように高速無線通信部22に指示する(S126)。
次に、2回目のVICSデータ(第2のVICSデータ)の受信が完了したか否かを判定する(S124)。
第2のVICSデータの受信が完了するまで、S124の判定はNOとなり、S118へ戻る。
そして、次に、VICSデータ受信部12により受信対象フレームである第2フレームが受信されると、S118の判定はYESとなり、4フレーム分のWiMAX無線データの送信を停止するように高速無線通信部22に指示する(S120)。
また、VICSデータ受信部12により受信対象フレームでない第3フレームが受信されると、S118の判定はNOとなり、通常モードで3フレーム分のWiMAX無線データの送受信を実施するように高速無線通信部22に指示する(S126)。
また、VICSデータ受信部12により受信対象フレームである第4フレームが受信されると、S118の判定はYESとなり、4フレーム分のWiMAX無線データの送信を停止するように高速無線通信部22に指示する(S120)。
また、VICSデータ受信部12により受信対象フレームでない第5フレームが受信されると、S118の判定はNOとなり、通常モードで3フレーム分のWiMAX無線データの送受信を実施するように高速無線通信部22に指示する(S126)。
なお、VICSデータ受信部12により受信対象フレームである第6フレームが受信されると、S118の判定はNOとなり、4フレーム分のWiMAX無線データの送信を停止するように高速無線通信部22に指示する(S120)。
このようにして、図7に示したように、VICSデータの第2、第4、第6フレームの受信中には、WiMAX無線データの送受信が停止され、VICSデータの第1、第3、第5フレームの受信中には、WiMAX無線データの送受信が実施される。
図8に、第1のVICSデータと第2のVICSデータの各受信対象フレームのタイミングチャートを示す。なお、図中、実線で示されたフレームは受信対象フレームで、点線で示されたフレームは受信対象フレームでないフレームであることを示している。
図に示すように、第1のVICSデータに対して特定の受信対象フレーム(第1、第3、第5、第6、第8、第10、・・・)の受信タイミングと重なるように、無線データの送信を間欠的に停止させ、第1のVICSデータに続いて送信される第2のVICSデータに対して第1のVICSデータの受信時に受信対象フレームとされなかったフレーム(第2、第4、第6、第7、第9、第11、・・・)を受信対象フレームとしてこの受信対象フレームの受信タイミングと重なるように、無線データの送信を停止させるようになっている。
第1のVICSデータでは、第1〜第5フレーム、第6〜第10フレーム、第11〜第15フレーム、・・の各フレーム群に対し、1、3、5番目のフレーム(第1グループ)が受信対象フレームとなるように受信対象フレームのフレーム番号を決定したが、第2のVICSデータでは、1フレーム分シフトさせて、第2〜第6フレーム、第7〜第11フレーム、第12〜第16フレーム、・・の各フレーム群に対し、1、3、5番目のフレームが受信対象フレームとなるようにすることで、第1〜第5フレーム、第6〜第10フレーム、第11〜第15フレーム、・・の各フレーム群に対し、2、4番目のフレーム(第2のグループ)が受信対象フレームとなるようにしている。
そして、第2のVICSデータの受信が完了すると、S124の判定はYESとなり、次に、1回目、2回目の受信データを結合して電波ビーコン路上機30により送信されたVICSデータを特定する(S128)。本実施形態では、メモリ12aに記憶された第1、第2のVICSデータから、S108における指示によりWiMAX無線データの送信を停止させているタイミングでVICSデータ受信部12により受信されたVICSデータと、S120における指示によりWiMAX無線データの送信を停止させているタイミングでVICSデータ受信部12により受信されたVICSデータとを抽出し、抽出した各VICSデータにより互いを補完するように結合して電波ビーコン路上機30により送信されたVICSデータを特定する。なお、図8に示した第6フレームのように、第1、第2のVICSデータの両方で受信対象フレームとして決定されているフレームについては、第1、第2のVICSデータのいずれのデータを用いてもよい。
また、図6に示したように、第1〜第5フレームのフレーム群において、1、3、5番目のフレームを受信対象フレームとして、この受信対象フレームで無線データの送信を間欠的に停止させる場合、高速無線通信部22は、このフレーム群において送受信すべき18フレーム中の6フレームの送受信を行うことができる。また、第1〜第5フレームのフレーム群において、2、4番目のフレームを受信対象フレームとして、この受信対象フレームで無線データの送信を間欠的に停止させる場合、高速無線通信部22は、このフレーム群において送受信すべき18フレーム中の9フレームの送受信を行うことができる。
上記した構成によれば、VICSデータ受信部12によりVICSデータの受信が開始されたことを判定すると、VICSデータ受信部12により受信される第1のVICSデータに対して間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、無線データの送信を停止させて無線データの送信を行うように高速無線通信部22に指示し、第1のVICSデータに続いてVICSデータ受信部12により受信される第2のVICSデータに対し、第1のVICSデータで受信対象フレームとされなかったフレームを受信対象フレームとして間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、無線データの送信を停止させて無線データの送信を行うように高速無線通信部22に指示し、メモリ12aに記憶された第1、第2のVICSデータからVICSデータを特定するので、無線データの送信による路上機送信データの受信性能の低下を防止し、かつ、路上機送信データの受信中であっても無線データの送信を可能とすることができる。
また、比較的狭い領域を受信エリアとする電波ビーコン路上機30を路上機に適用することで、この電波ビーコン路上機30の受信エリアを車両が通過する比較的短い期間にのみ、VICSデータの間欠受信が行われるようにすることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、メモリ12aに記憶された第1、第2のVICSデータから、S108において無線データの送信を停止させているタイミングで受信部により受信されたVICSデータと、S120において無線データの送信を停止させているタイミングでVICSデータ受信部12により受信されたVICSデータとを抽出し、抽出した各VICSデータにより互いを補完するように結合してVICSデータを特定する構成を示したが、例えば、メモリ12aに記憶された第1のVICSデータのCRC符号から第1のVICSデータの各フレームに誤りがあるか否かを検出し、誤りが検出されない場合には、第1のVICSデータを電波ビーコン路上機30より送信されたVICSデータとして特定し、誤りが検出された場合には、第1のVICSデータの誤りが検出されたフレームを、メモリ12aに記憶された第2のVICSデータで補完するようにして、電波ビーコン路上機30より送信されたVICSデータとして特定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、間欠受信する受信対象フレームの受信期間を含む一定期間(無線データ4フレーム分)、無線データの送信を停止させる構成を示したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、間欠受信する受信対象フレームの受信タイミングと一致するように無線データの送信を停止させるなど、少なくとも間欠受信する受信対象フレームの受信タイミングと重なるように、無線データの送信を停止させるように構成すればよい。
また、上記実施形態では、S108、S120にて無線データの送信を停止させるようにしたが、必ずしも無線データの送信を停止させる必要はなく、無線データの送信強度を低下させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、VICSデータ受信部12によりVICSデータの受信が開始されたことを判定した後、間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を決定する構成を示したが、予め間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を決定してメモリに記憶させておき、VICSデータ受信部12によりVICSデータの受信が開始された場合、メモリに記憶させた情報を読み出して間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、無線通信部として、WiMAX規格に対応する高速無線通信部22を備えた構成を示したが、次世代PHS、地域WiMAX、LTE(Long Term Evolution)等、路上機より送信される無線信号の送信周波数と干渉する周波数帯の無線信号を用いて無線データの送信または送受信を行う各規格に対応する高速無線通信部を備えた構成としてもよい。なお、電波ビーコン路上機30を路上機とした場合、電波ビーコン路上機30より送信される無線信号の送信周波数は、2499.7MHzであり、高速無線通信部22で用いられる無線信号の送信周波数は、次世代高速無線通信技術の無線通信規格で規定されている2545〜2625MHzとすることができる。なお、路上機から送信される無線信号の送信周波数および高速無線通信部22で用いられる無線信号の送信周波数は、ここに示した電波ビーコン路上機30から送信される無線信号の送信周波数および高速無線通信部22で用いられる無線信号の送信周波数に限定されるものではない。
また、現在のWiMAX規格では、無線データの送受信フレームにアップリンクとダウンリンクが割り当てられており、アップリンクとダウンリンクを用いて相手側装置との通信を行うようになっているが、例えば、アップリンクとダウンリンクを用いる通常モードと、ダウンリンクのみを用いるダウンリンクモードを切り替えて相手側装置との通信ができるようなシステムを構成し、VICSデータ受信部12によりVICSデータの受信が開始されたことを判定した場合、ダウンリンクモードに切り替えるように相手側装置に指示し、ダウンリンクモードで相手側装置と通信し、VICSデータ受信部12によるVICSデータの受信が終了したことを判定した場合に、通常モードに切り替えるように相手側装置に指示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、VICSデータ受信部12よりVICSデータが受信されたか否かに基づいてVICSデータの受信が開始されたか否かを判定する構成を示したが、例えば、VICSデータ受信部12により電波ビーコン路上機30から送信される無線信号の受信強度が閾値以上になったか否かを判定するようにし、電波ビーコン路上機30から送信される無線信号の受信強度が閾値以上になったと判定され、かつ、VICSデータ受信部12よりVICSデータが受信された場合に、VICSデータの受信が開始されたか否かを判定するようにしてもよい。また、電波ビーコン路上機30の位置情報と自車の現在位置情報をナビゲーション装置40から取得し、自車が電波ビーコン路上機30の受信エリア内に進入したか否かに基づいてVICSデータの受信が開始されたか否かを判定するようにしてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、VICSデータ受信部12が受信部に相当し、高速無線通信部22が無線通信部に相当し、S104、S106、S108、S110、S112、S114が第1の送信制御手段に相当し、メモリ12aが第1、第2の記憶手段に相当し、S116、S118、S120、S122、S124、S126が第2の送信制御手段に相当し、S128が路上機送信データ特定手段に相当する。
1 車載無線装置
10 VICSデータ受信装置
11 VICS受信アンテナ
12 VICSデータ受信部
12a メモリ
20 高速無線通信装置
21 送受信アンテナ
22 高速無線通信部
23 制御部
30 電波ビーコン路上機
40 ナビゲーション装置
50 後部座席モニタ

Claims (7)

  1. 路上機より無線送信される路上機送信データを受信する受信部と、前記路上機より送信される無線信号の送信周波数と干渉する周波数帯の無線信号を用いて予め定められた送信強度で無線データの送信を行う無線通信部と、を備えた車載無線装置であって、
    前記路上機送信データは、複数のフレームに分割して送信されるようになっており、
    前記受信部により前記路上機送信データの受信が開始されたことを判定すると、前記受信部により受信される第1の路上機送信データに対して間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、前記無線データの送信強度を低下させて前記無線データの送信を行うように前記無線通信部に指示する第1の送信制御手段と、
    前記受信部により受信された前記第1の路上機送信データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の路上機送信データに続いて前記受信部により受信される第2の路上機送信データに対し、前記第1の路上機送信データで受信対象フレームとされなかったフレームを受信対象フレームとして間欠受信する受信対象フレームのフレーム番号を特定し、当該特定したフレーム番号の受信タイミングと重なるように、前記無線データの送信強度を低下させて前記無線データの送信を行うように前記無線通信部に指示する第2の送信制御手段と、
    前記受信部により受信された前記第2の路上機送信データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1、第2の記憶手段に記憶された前記第1、第2の路上機送信データから前記路上機送信データを特定する路上機送信データ特定手段と、を備えたことを特徴とする車載無線装置。
  2. 前記第1の送信制御手段は、前記受信部により受信される前記路上機送信データを連続する5フレーム毎のフレーム群に分割し、各フレーム群に対し、1番目のフレーム、3番目のフレーム、5番目のフレームを第1グループとし、2番目のフレーム、4番目のフレームを第2グループとして、前記第1、第2グループのいずれかのグループが前記受信対象フレームとなるように前記受信対象フレームのフレーム番号を特定し、
    前記第2の送信制御手段は、前記第1の送信制御手段により前記受信対象フレームとして特定されたグループと異なるグループが前記受信対象フレームとなるように前記受信対象フレームのフレーム番号を特定することを特徴とする請求項1に記載の車載無線装置。
  3. 前記無線通信部は、前記路上機送信データの前記各フレーム群の受信期間中に、18フレーム分の前記無線データを送信するようになっており、
    前記第1、第2の送信制御手段は、前記第1グループを受信対象フレームとして特定した場合には、前記無線通信部に前記1番目のフレーム、前記3番目のフレーム、前記5番目のフレームにおいて4フレーム分の前記無線データを送信させ、前記2番目のフレーム、前記4番目のフレームにおいて3フレーム分の前記無線データを送信させ、前記第2グループを受信対象フレームとして特定した場合には、前記無線通信部に前記1番目のフレーム、前記3番目のフレーム、前記5番目のフレームにおいて3フレーム分の前記無線データを送信させ、前記2番目のフレーム、前記4番目のフレームにおいて4フレーム分の前記無線データを送信させることを特徴とする請求項1または2に記載の車載無線装置。
  4. 前記路上機送信データ特定手段は、前記第1、第2の記憶手段に記憶された前記第1、第2の路上機送信データから、前記第1の送信制御手段の指示により前記無線データの送信強度を低下させているタイミングで前記受信部により受信された前記路上機送信データと、前記第2の送信制御手段の指示により前記無線データの送信強度を低下させているタイミングで前記受信部により受信された前記路上機送信データとを抽出し、抽出した各路上機送信データにより互いを補完するように結合して前記路上機送信データを特定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車載無線装置。
  5. 前記第1、第2の送信制御手段は、前記無線データの送信を間欠的に停止させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車載無線装置。
  6. 前記路上機は、電波ビーコン路上機であり、
    前記電波ビーコン路上機より無線送信される路上機送信データは、VICSデータであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車載無線装置。
  7. 前記電波ビーコン路上機より送信される無線信号の送信周波数は、2499.7MHzであり、
    前記無線通信部が送信する前記無線信号の周波数帯は、2545〜2625MHzであることを特徴とする請求項6に記載の車載無線装置。
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